「神話は終わった。」そう語るには、この世界はまだ謎が多すぎた。
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目次
神、落ちる。
完結予定ありの長編。
一部AIのアイデアを借りてますが文章はもちろんすべて私が執筆してます。
壮大な話でだいぶ長くなりそうなのでゆっくり丁寧に書いていきます。
その日、この土地の文明はリセットされた。
隕石の落下。
にわかには信じがたいが、確かにこの星で最も栄えているとされた土地はもう更地となり、人っ子一人見当たらなかった。
隕石直撃から数日後、調査隊が隕石を調査するためにこの土地を訪れた。数日前まで沢山の人で溢れていた土地が、たった一つの隕石によって人がいた痕跡さえもまっさらにされてしまった。
人がいたはずなのに、血痕さえもない。
隕石は、今まで確認されてきた物の中でも小さい方だった。なのに、この威力。
だが、他と違う大きな特徴があった。
機械のようなものが埋め込まれている。
しかし、機械の類に詳しい者は、この都会だった場所にはもう存在しない。今頃砂に混ざって世界を旅していることだろう。
調査隊は機械など大したことではない、と調査を投げ出し、適当な報告書を作って後始末もせず去って行った。
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数千年後。
他の土地はもともと栄えておらず、資源なども栄えていた土地に頼っていた為、頼る場所がなくなって以降はどんどんと退化していった。
隕石の落下地点は「最も栄えていた土地」から「最も栄えていない土地」に変貌し、森に囲まれ、石器を使い、草の繊維から服を作り出すようになってしまった。隕石を中心に全方向森に囲まれた小さな集落のような土地の民は、他の土地の存在すら知らず、静かな暮らしを送っていた。
集落のど真ん中に鎮座した隕石、過去にこの土地を更地に変えた恐ろしい隕石を「神」と崇め讃えている事以外は平和な暮らしであった。
数千年のうちに隕石の話は少しずつ変化し、いつしか「神」と呼ばれるようになってしまったのだ。
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さらに数千年後。隕石落下からおよそ数千万年が経った。
未だにこの土地の文明は進化せず、隕石を「神」と崇め質素な生活を送るのみだった。
ある時、一人の少年がこう言った。
「隕石が昔より大きくなっている」
と。彼は、何かの奇跡で数十年ほど前に生きた者の記憶を持っていた。いや、人々が目を背け、軽蔑していただけでこのような人は時々生まれていた。
この少年は今まで嘘をついたことがないという評判があった上、「神」に関わることだったお陰で他の者達は彼の言葉に耳を傾けた。そして、長い年月をかけて「神」の大きさを調査した
結果、隕石は年々少しづつ巨大化していることが分かった。
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さらにまた数千年後。別の人間が隕石の側面に扉のような物を見つけた。石をぶつけ、ツタで引っ張り、ようやく固い扉を開けることに成功した。
中では、十代半ばぐらいに見える子供が眠っていた。