恋愛に関するお話をまとめたシリーズです。
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目次
あいされたいな
これは、ある学生の話。今の時代にはよく聞く話かもしれない。気にも掛けない話かもしれない。けど、耳を傾けてほしい。
「はぁ、、、」ベットに倒れこむ。疲れた。けど、勉強しなきゃ。次こそは、お母さんに認めてもらわなきゃ。テストでいい点数を取って、褒めてもらわなきゃ。前は100点まであと4点だった。学校の人たちからはすごいって言われたけど、まだだ。まだ足りない。
ここ2年くらい、両親に「すごい」「よくやった」って言われてないな。小っちゃいときはよく褒められたな。
--- あの頃に、もどりたいな。楽しく話せた、あの頃に。 ---
そんなこと思っても意味ないのに。机に目線を向ける。このワークも、もう何周しただろう。もう答えもわかる。新しいワーク、買おうかな。そんなことを思いながら、答えを書き込んでいく。
それをずっと繰り返してたら、ふと思った。
あれ、、?何やってるんだろ、、、なんで、、、、
お母さんに認めてもらうため。でも、##は頑張ってる。こんなに頑張ってるのに届かない。どうして?お母さんは、##のことを見ているのか、、、
そんなことを考えていると、ワークに水滴が落ちた。
「あれ、、?##、泣いてる。」
--- ##は、、、なんで生きてるんだろ、、、なんのために、、、、、、、 ---
あいされたかったな。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。今回は、あいされたかった子のお話でした。今回は男女どちらとも取れるように一人称は皆様が入力できるようにしてあります。
このお話、母親しか名前が出てこないなと思いませんでしたか?ここまで読んでくださる方だけにお教えします。主人公の父親は2年前にほかの女と出て行ってしまったんです。この出来事が原因で母親は精神的に不安定になり、主人公に当たるようになった。 ということなのです。
もしよろしければファンレターやリクエストお願いいたします。
こわれちゃう
これはある恋する自分に自信のない乙女の物語
中学生になって1か月。着々とクラスになじみ始めたある日、##は気づいた。
--- ##、あの人のことが好きだ。 ---
窓際に座るあの人。友達と喋ってるあの人。手を挙げて発表しているあの人。全部好きだ。
あの人はずば抜けて格好いいというわけでもない。じゃあなんで、、、
これが一目ぼれというものなのか。##にはわからないけどきっとそうなのだろう。あの人とは、小学校が別だったこともあって、会話は少なかった。##は遠くから見ているだけなのに恋をしてしまった。
---
その日から、あの人から目が離せなくなった。無意識にあの人の後を追っていた。
--- あの人のことをもっと知りたい。 ---
それから数週間経ったある日、席替えのくじを引いた。緊張した。だってこのくじであの人と仲良くなれるか決まる気がしたから。
結果はあの人の右斜め2個後ろだった。近くもないような、遠くもないような。けど、この結果に後悔はしていない。だって、あの人との距離が縮まったから。あの人と、初めてちゃんと会話した。あの人の、目を見て。心臓の鼓動があの人に聞こえるんじゃないかと思うくらい大きく鳴る。顔が真っ赤にならないように必死に冷静を装った。いや、冷静を装えてたかはわからないけれど。
---
あの人を好きなのは明らかだったけど、もし、何かの間違いで付き合えたとしたら。もし、何かの拍子で嫌われたとしたら。どちらにしろ##が耐えられるか分からない。そう考えれば、今の関係性が一番いいのかもしれない。けど、あの人のことが好きだ。好きで好きでしょうがない。この気持ちは、どうすればいい?その日の夜は、寝るのが遅くなってしまった。けど、一晩中考えたこともあって、納得できる答えが見つかった。
--- あの人は、私の推しだ。 ---
あの人は高嶺の花。私は落ちこぼれ。
ステージ上できらきら輝くアイドル。ファンサをもらおうと必死なファン。
似ていると思った。きっとこれが答えなんだ。そう思おう。そう思わなくちゃ。
そうじゃないと、
私がこわれちゃう。
今回は恋愛もの(?)に挑戦してみました。初めてこの手の小説を書いたのでかなりぐちゃぐちゃだとは思いますが、、、
このお話は片思いで終わりましたがいつか両想いになるお話も書こうと思っていますが、まだ先になりそうです。特に書くことがなくなったのでこの辺で終わりにしておきます。
だいすきだよ
これは、愛がちょっとばかり重い女の子のお話
あの人が好き。好きすぎて辛い。あの人のことなら何でもわかる。あの人の好きなことも今どこにいるかもあの人がどんなことを思ってるかも。だけどあの人は私のことを見てくれない。かわいいあの子をずうっと見てる。なんで?あの人のことなら私何でもわかるのに。私だって頑張ってるのに。何回も思いを伝えてるのに。どうして…私だけを見てよ。こんなに好きなのに。好き。`好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き`
---
多分、私だってわかってる。でも認めたくない。もう諦めたほうがいいってこと。でも無理。もう引き返せない。こんなに好きになったなら、最後くらい報われなきゃおかしい。というかあの人が私をここまでおかしくさせたのが悪い。
--- そうだ。あの人が悪いんだ。 ---
私をこんなに苦しませた罪を償ってもらわなきゃ。
__でもどうやって?__
`……死んでもらおう。そうだ。私がこの手で殺してあげよう。`
そうすれば。私も、あの人も、
--- `報われる` ---
閲覧ありがとうございます。終わり方が不穏でしたね。さて、こちらの作品の続編なのですが、出そうか迷っているのです。どんな展開にするか。どんな結末にするのか。なかなか悩ましいのです。皆様から好評でしたら、まぁ出しましょうかね。