ここは、どこにでもあるような中学校、私立リーフ中学校。
しかし、実はこのリーフ中学校は、『特別な力を持つ子どもたち』が身を隠す場所でもあった。
自分の中にある特別な力に気づいている少女、**海東なぎさ**は小学校の時に悩んでいた人間関係が改善されるかも……と期待を胸に入学式に向かう。
しかし、なぎさを待っていたのは、お世辞でも『良い』とは言えない学校生活。
騙し合い、奪い合い、欺き合い……。
歪で、思わず自分の存在する意味すらを忘れてしまう中で、なぎさはあることを思いつく――。
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目次
【花が咲き誇るために】キャラクター説明
随時追加です〜
**|海東《かいとう》なぎさ**
中学一年生の女子。
元気で少し幼い。しかし、ふとした瞬間に見せるお姉さんっぽさにやられる男子続出。
『世界と世界を繋ぐ力』を持っている。
「〇〇なら行ける!」と根性論を言う事が多い。
友達と仲良くすることが好きだが、話の間で沈黙が生まれるとめちゃくちゃに気まずくて嫌い。
国語が得意で、英語が苦手。
「なんで私たちは日本に住んでいるのに海外の言葉なんて学ばなきゃいけないの?! I love Japanese!!!」
「え? 怖気づいてる? 大丈夫! 〇〇なら行けるよー!!」
「ねーぇー、平気そ? 私でよかったら保健室ついてくよ?」
**|椎名衣織《しいないおり》**
中学1年生の女子。なぎさの親友。
ミステリアスな部分が多いが、隠れた天然。
『物を自由自在に動かせる力』を持っている。
なぎさとは、小学校の頃にやっていたクラブで出会った。
あやとりが好きで、運動が嫌い。
動物を懐かせることが得意。人と話すことが苦手だが、なぎさとなぎさの友達とは話せる。
なぎさのことが大好き。顔には出てこないが、ちょっとしたスキンシップが多い。(なぎさは気にしていない)
「……別に、私はどっちでもいいかな。なぎさは?」
「え……? あれ(ゆぅり)って、なぎさのことが嫌いなんじゃないの?」
**|荒井《あらい》ゆぅり**
中学一年生の男子。なぎさの友達。
チャラくて女好き。
『人の感情を読む力』を持っている。
だが、その力を両親に気味悪がられ、虐待を受けていた。
家に居場所がなく、公園に一人でいた時になぎさと出会った。
弓道が好きで、勉強は嫌い。
料理が得意。しかし掃除は苦手。
なぎさのことは好きで、ついついからかってしまう。
「まぁ、俺クズだからさ。そーいうのわかんねーや」
「うわぁ、あそこの子、可愛くね? 声かけてみよっかな」
**|如月推《きさらぎすい》**
中学一年生の女子。
温厚で優しい。誰かに悪口を言われても気にしない。
自分より他人を優先してしまう癖がある。
『|反映《ミラー》』という、自分がされたことやしたこと、他人にされたことやしたことを指定した人物に反映できる能力を持っている。
なぎさとは小学二年生のころに旅行先で出会い、仲良くなった。
しかし、なぎさ自身は覚えていないため、他人のふりをしている。
周りのみんなのことが好きで、自分と争いが嫌い。
裁縫、料理、隠し事、勉強が得意。暴力と暴言、運動が苦手。
なぎさのことは優しくて良い子だと思っている。
「僕のことはいいから、先にそれ、やりなよ」
「え? 僕の悪口言ってた人がいたの? うーん、大丈夫。ありがとう」
【花が咲き誇るために】持っている力について
この世界には特別な力を持っている人が現れる。
その力に目覚める時期は、生まれた時か、小学生の頃なのか、はたまた大人になってからなのか、はっきりしていない。
もし、学生の頃に力が目覚めた子供は、リーフ中学校に入れられ、外からの身の安全を確保される。
ほとんどの子供は大人になるまでそこで過ごし、リーフ中で働くか、組織に入れられる。が、待遇はしっかりしている。
力はそれぞれで違い、普通は本人しか分からない。
力は奪うこともできるが、そのための方法は危険がともなうため、非公開とされている。
力については、まだ謎なことばかりである。
【花が咲き誇るために】1 海東なぎさ、入学します!
新シリーズです!
自主企画でキャラ募集してます!
ぜぇ〜っひ、ご参加ください!
https://tanpen.net/event/09c787ed-1f27-4d6b-bce1-b6f6c75c1162/
10/30までです!
――ガタン、ゴトン。ガタン、ゴトン。
電車の心地いい揺れに揺られ、早45分。
少し混んでいた車内も、今になったら空いている席がいくつもある。
その中で私――`|海東《かいとう》なぎさ`は通学カバンを手に、ゆったりと座っていた。
そして落ち着きなく、うずうずしている。
だってだって! 新学年だよ? 入学できるんだよ!?
……って、ごめん。話、飛びすぎたよね。
今日は4月3日。世の中みーんな、入学式シーズンだよねっ。
私は3月に小学校を卒業したばかりの、12歳なんだ。
つまり、今日から中学生! キャッホイ!
しかも私、公立とか私立とかじゃなくて、私立に行くんだ!
だから、同じ小学校の子はいないの。
それに少し、安心してるんだ。
実は、私が行く学校は『特別な力』を持っている子たちが通う学校なの。
私はその『力』を持っていて、小学校のころはそれが原因でクラスになじめなかったんだ。
でも、私と同じで『力』を持っている子しかいないんだよ?
ついにクラスになじめる! って、ワクワクしてるんだっ。
友達ができたら〜、休みの日にカラオケに行って〜、カフェに行って〜、長々とおしゃべりして〜。
想像しただけでワックワクだよ!!
私は嬉しさのあまり、ひざにのせているカバンをぎゅっと抱きしめた。
『次は〜、|華火《はなか》駅〜、|華火《はなか》駅〜。終点です』
「わっ、降りなきゃ」
私は慌てて立ち上がり、ドアの方に駆け寄った。
短いですけど……っ。まだキャラ集まりきってないんです!
だから、ほらhttps://tanpen.net/event/09c787ed-1f27-4d6b-bce1-b6f6c75c1162/❤️
やってねー?!
面白い!とか続き気になる!とか思ったらファンレターよろしくお願いしまーす!