私、｜城願寺菜々《じょうがんじなな》。 ミステリー大好きなただの小学生！ ふわりや怜と学園の七不思議をあばいていきたいの！ 最初は、浜富学園の「は」から始まる七不思議。 ってなにそれー！！小説で聞いたことないよ～！ とりあえず調査だ！ 菜々　　「みんな！「は」について調べるよ！」 ふわり　「は～い。」 ｜榊葉ふわり《さかきばふわり》 おっとりマイペースで耳がとてもいい。 調査役！ 怜　　　「了解！調べるね。」 ｜鴫野怜《しぎのれい》 きっちりテキパキ動く 調べ役！ 菜々　　「よろしく～」 怜　　　「ねえねえ、「は」って八時じゃない？」 二人　　「あっ、確かに！」 う～ん．．． 部屋が静かになった。 菜々　　「理科室の人体模型とか！？」 ふわり　「八時の理科室人体模型？」 怜　　　「そうかも、明日行こっか！」 そして八時の理科室．．． 私たちは理科室に行った。 す、すると．．． 二人　　「きゃ～～～～～！！」 ふわり　「ど、どしたの？」 菜々　　「じ、人体模型が．．．」 そう、人体模型が消えていたのだ。 ほ、ほんとだったんだ。 すると、なんだか寒気がした。 後ろを振り向くと．．． ？　　　「こ、こんばんは。」 菜々　　「え？．．．」 そう、人体模型ではなかった。 何かのおばけらしかった。 ？　　　「こんばんは、夜のダンス大会にようこそ。」 ．．．ん？ 訳が分からず点々としていた。 ダンス？おばけ？ 「は～～～～～～～～～～？」 わけわかめなんですけど！！ あれ？怜がいない．．．って ダンスしてるし！しかも人体模型と！？ 菜々　　「あ、あなたたちは何者で？」 ？　　　「私は、１（ワン）だよ。」 １　　　「私は、セブンゴーストの一人！」 セブンゴースト？なにそれ？ すると、他のセブンゴーストたちに聞いてみなよ。 と言われた。

菜々　　「あ、ありがとうございました。」 ふわり　「ありがとまりりん！」 ２　　　「いつでも来てね！ふわりん」 またなんかあだ名ついてるし．．． 「と」って聞いたからトイレに行ったら．．． 何もなかった、はずれ？ 怜　　　「はずれか、違うとこ探そ！」 そう怜が言ったとき後ろからトン、トン、トン、と音がした。 後ろを振り向くと声がした。 ？　　　「き、君たち僕を探しに来たの？」 菜々　　「そうだと思います。セブンゴーストですか？」 怜　　　「なんだ、いるのかよ。出てきな！」 ？　　　「ぼ、僕は．．．」 ふわり　「僕は？」 なんだろう、「僕」は人見知りなのかな？ トイレが静まり返った。 ？　　　「人体模型の｜体《たい》くんで～す！」 は～～～～～～～～～～？ なにそれ！って人体模型がなんでいるの！？ 怜　　　「よし、次行こ」 体　　　「ちょっと待ってよ！セブンゴーストについて教えてあげるから！！」 菜々　　「ホント？教えて」 やっとセブンゴーストについて分かるよ。 あ、なんか話そうとしている。 体　　　「セブンゴーストについて教えるね。」 まず、セブンゴーストは何なのか。その正体は、浜富学園が好きな元生徒なんだ。 その生徒たちは学園の呪いにかかってしまった。その呪いとは、 ず～っと学園から離れられない＆ゴーストになる呪い。 そしてそのゴーストたちにはある主人がいる、その人が呪いの正体。 体　　　「なんだよ！」 怜　　　「その呪いはなんなの？」 体　　　「それが分からないんだ。ゴーストにしかその声は聞こえないんだ。」 菜々　　「体くんはセブンゴーストなの？」 すると、人体模型（体）の姿が消えた。 何か隠してる？なわけないか。 ？　　　「花子さん、花子さぁん、遊～び～ましょう！」 ふわり　「なになに？」 ？　　　「ん？お客様かな～？」 菜々　　「だ、だれ？」 後ろから美人な女の子が来た。 あれは、１のＢの子かな？ なんであの子がここに？ ？　　　「こんにちは、私の家にようこそ！」 もしかしてセブンゴースト？そんなわけないよね．．． あんたもセブンゴースト？って何聞いてんのよ怜‼ ？　　　「そうだよ！よくきずいたね！」 は～～～～～～～～～～？わけわかめ！ も、なにがなんだか分からん！！ どうなる？後編に続く！

菜々、落下地点．．． 菜々　　　　「ここどこなの？ねえ、みんない．．る．．？」 あ、あれ、さっきまでいたのに。それに！ここは、どこなのよ～～～～～！（怒） うぅ。しっかりものの怜がいたら。笑かしてくれるふわりがいたら。 いじめっこ　（菜々、また泣いてるの？馬鹿みたい。コソコソ） 幼い二人　　（また菜々の悪口言われてる、元気出してもらお！コソコソ） 幼い怜　　　（ふわり、菜々、あそこに何かありそうだよ。） 幼いふわり　（わぁ～！あそこに行こうよ！いいにおいがするよ！） 幼い二人　　（菜々、一緒に行こ！） 幼い菜々　　（う、うん。行こっか。） あ～昔を思い出すな。弱虫だった私と仲良くしてくれた、唯一の友達。 喧嘩したときも助けてくれた．．． あれ、私泣いてる？なんでだろ、泣いてたらまたみんなに心配かけちゃう。 泣いちゃダメだよ、私！だめだ、涙が止まらない．．． ！みんなに．．．会いたい！ そう思ったとき、何かが見えた。 あれ、なんだろう。光ってる！真っ暗だったのに！？ 私は、導かれる用に進んでいった．．． ふわり、落下地点．．． ふわり　　　「痛った～（怒）みんな、大丈夫！？あ．．．れ．．．？」 ん？ちょっと待て、整理しよ。はぁ～～ふぅ～～（深呼吸） ん、よし！まっ待て、整理ができない！ いや、菜々と怜のことだ。近くで迷ってるはず！ でも私を置いてったりしないよね。みんなは．．． 幼いふわり　（はぁ、また友達に仲間外れにされた。なんで．．．） ？？？　　　（ふわりちゃん！何してるの？あそぼーよー！） 幼いふわり　（え？だれ？どうして私の名．．．を．．．） 　　　　　　（あ、泣き虫な城願寺　菜々ちゃん） 幼い菜々　　（泣き虫じゃないもん！それより遊ぼ～！） 幼いふわり　（え？う、うん（私と遊んでいいの？）） 菜々が私に友達を作ってくれた．．． その後は怜も仲良くなって楽しい幼稚園生活だった。 はぁ、みんなに、会いたいなぁ～。 そう思ったとき、真っ白な世界に黒い光が見えた。 そこに吸い込まれていくというか、誘導されている．．． 怜、落下地点．．． 怜　　　　　「わぁ！ここ楽しそう、探検だぁ！行くよ、みんな！」 ．．．あれれ？みんなもう行っちゃった？？ え？でもそんなはずは．．． 菜々やふわりはおいて行ったりしない．．． 怜　　　　　「あ、そっか、かくれんぼか！どこだぁ～？」 はぁ、何回も探してるのにいない。もう、おいてったの？ひどいよ．．． やっぱり私は．．． いじめっこ　（怜ちゃんとは遊んだらだめだよ、危ないから．．．コソコソ） 幼い怜　　　（わ、私何かした？なんでみんな遊んでくれないの．．．） ？？？　　　（えぇ～～～～～ん💦） あれ？誰か泣いてる？．．．　行ってみよう。 ？？？　　　（ちょっと！泣き止んでよ、もォ～（怒）） 幼い怜　　　（ど、どしたの？） ？？？　　　（あっ！怜ちゃん、菜々がまた泣いちゃって．．．） 幼い怜　　　（ふわりんちゃんだ。また泣いてるの？泣き虫菜々ｗ） 幼いふわり　（笑ったらだめだよ、菜々ちゃんをいじめるやつが悪いの！） 幼い怜　　　（そ、そうだよねぇ。（私、またやっちゃった。）） 幼いふわり　（ううん、分かればいいんだよ、それより、菜々を止めなきゃ！） 幼い怜　　　（ななちゃん！一緒におやつ食べよ！） 幼い二人　　（あ、泣き止んだ。） 幼いふわり　（怜ちゃんナイスぅ！やっぱ賢いね！） え？そんなこと言われたの初めて、この子達となら．．．