編集者:くるい
ゲーム『アルケミア・ストーリー』の2次創作です。ネタバレ注意!同時に、捏造設定注意!
好きかってに冒険してます。
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目次
プロローグ「逃旅」
お花畑から逃げて、逃げて、逃げまくって、
息が上がって、喉が締まって、苦しくて、痛くて、白い息に凍えそうで、まだいるよねって寝言みたいに呟いて、返事を夢うつつで聞いて、
走って走ってよろけて這いつくばって意識がとぎれとぎれ、ねぇ、って振り向いてしまって、目を見開いて、訳が分からなくて、
探して、
【……………………………ぇ、っ?】
気がついたら繋いでいた手の先がいなくなっていて、はっとして、でもぼうっともして、もう
全部なくなってた。
血飛沫の夢、温かな夢、君がいない夢、
寒くてたまらない夢、夢?わからない、わからないけど、どうか、どこにもいかないで。
第1話「こんな感じか?」
《 日替わりダンジョン:超級 にて》
主「う"あ"あぁああ"ダンジョンの
レベル設定ミスったぁああ""!!!」
ヨ「お、落ち着いて!逃走ボタンを押せば逃げられ「戦闘始めちゃったんだよぉおお""…‼︎‼︎」
…………ぅ、うそでしょ……」
【敵の 可愛いゲルミ族が 可愛い仕草で
えげつな〜い攻撃を放った!◀︎】
主「っで、っぁ"…〜〜〜〜〜っっっ"!、!、、‼︎‼︎‼︎!!!!」
ヨ「だ、大丈夫!?!?」
主「だっ…ぃじょぶ…っ!生きてる…っ、!」
【◯◯◯ のHPは 24/3042 になった!】
ヨ「…っ‼︎‼︎まずい、早くアルカナ(回復魔法)をしなぎゃ"".(((」
【敵の 可愛いゲルミ族が 可愛い仕草で
えげつな〜い攻撃を放った!◀︎】
【YOME は 倒れた!◀︎】
主「よ、YOMEぇえええ""‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
ダンジョンに悲鳴が響く。
主「あぁ"あ悲しんでいる場合じゃない‼︎、とにかく回復か反撃を
【敵の 可愛いゲルミ族が 可愛い仕草で
えげつな〜い攻撃を放った!◀︎】
【◯◯◯ は 倒れた!◀︎】
………ん"っ??ま、待ってくれまだ生きてる!!コマンド選んでる途中っ‼︎!!
第一まだゲルミさん攻撃してきてな"((」
突如、目の前の敵の可愛いゲルミ族が 可愛い仕草で えげつな〜い攻撃を放った。
「(ぁ"っ?)」
……そうだ。思い出した。
この世界では、たとえ生きていても。
コマンド選択の途中であっても。
死亡判定されたら終了だってことを。
:「ぎぁあ"ああ"ぁああ"っっ!!!!!」:
✏️続きます。読んでくれて感謝m(__)m
第2話「こんな感じだ…」
《アブル連邦 にて》
主「いやぁ〜、びっくりしたー」
ヨ「いや…びっくりしたー、じゃないよ…」
主「いやぁ、ごめんね?操作ミスしちゃった」
ヨ「操作ミスで何回死んだら気が済むの…?」
主「まぁいいじゃない?生き返れるしさぁ」
うははーと、ふにゃりとした笑みを浮かべる女冒険者。
名前は◯◯◯。
一応このお話の主人公。
ここは、ゲーム《アルケミア・ストーリー》の中の〈アブル連邦〉という国。
このゲームでは、プレイヤーは冒険者として、相棒の"YOME"と共に世界を自由に冒険することができる。
ヨ「生き返れても、死ぬのは嫌だよ…」
こちらのゲッッソリした顔で話してるのはわたしのYOMEの「●●●」。
●●●は♂なので、本当は''YOME"ではなく"DANNA"が正しい。しかし、ゲームシステム上、共に旅をするパートナーを"YOME"と呼ぶこと、また、からかうとめっちゃ面白く、なにより可愛いのでやっぱり"YOME"である。
ヨ「この前もさぁ…」
主「お前のねちっこいとこも愛してるよ」
ヨ「炎のダンジョンで、俺が止めたのにウシみたいな魔物に突進してってさぁ…」
主「あー、あれ?『サーロインにしてやる〜っ!』って言ったときのやつかな?」
ヨ「うん、で、こっちが逆にサーロインになったやつね」
主「………」
ヨ「あとさぁ…」
主「ヒュゥウ〜記憶力いい!愛してる!!」
ヨ「三国境間でトリの魔物に出くわして…」
主「あ〜、『カラアゲにするぜ、ヒャッハーッッ!!』のやつ??」
ヨ「で、俺たちがこんがり美味しくいただかれたやつ」
主「………あアあぃしてるぅううウ…」
ヨ「情緒大丈夫?」
ふぅ…と深い溜め息をついてYOMEが言う。
ヨ「…ねぇ、◯◯◯」
主「…ん?」
✏️続きます。読んでくれてありがとうございますm(__)m
第3話「こんな感情で」
●●●が真剣な目でわたしを見つめた。
一瞬だけ、ぞくっとした。
ヨ「◯◯◯」
主「大丈夫だよ」
ヨ「…軽率に、しなないでよ」
主「ごめん」
ヨ「ほんとにわかってる?」
主「ごめんってば」
この世界は、素敵だ。
しんでも、生き返れるから。
笑って、しんで、次にいけるから。
何も考えずに、しねるから。
ヨ「しんで大丈夫って、思うなよ。
俺は、
君がしぬのが怖くてたまらないよ」
それを聞いて、すこし、なぜか、泣きそうなのに
笑いたくなった。
主「………大丈夫だよ。わたしは
お前を残してはいけないからさ」
●●●は少し涙ぐんでいた。
大切なYOMEの頭を優しく、ぽんぽん、となでる。
主「…久しぶりにハウジング(家造り)でもしよっか。憧れのマイホーム、キラッキラにしようぜ」
ヨ「……ンタ…」
主「ん?なに?きこえん」
ヨ「……ジャック・オ・ランタンが浮かびすぎてて明らかにヤバい家とか……トラップ作りすぎて自分も出れない部屋とかは…もうやめてほしい……」
主「…ハウジングシヨッカ…」
ヨ「ねぇきいてる??」
鼻がまだぐすぐすいっている●●●を優しく先導…
ヨ「いやだぁ、離せっ…!行きたくない!!
俺はあの魔の家には一生行きたくないんだ!!嫌だぁ!!やめ、ぐ、ぁっ」
……は諸事情で難しいので激しく引っ張ってシュリンガー公国へ向かう。
連邦に出たところの牛車でドナドナすれば5秒とかからない。
そうやってわたしたちの冒険は続いている。
まだ、別れ別れになるには、早すぎる。
✏️まだ続きます。読んでくださりありがとうございます٩( ᐛ )وlets go toシュリンガー
第4話「わたしの女王」
やぁ、わたしは◯◯◯!寄り道が好きな冒険者!
まずは、前回
(詳しくは「わたしのアルケミア」シリーズの第3話「こんな感情で」)の内容ですが…
冒険のパートナーである"YOME"(●●●)を泣かせてしまったわたし。
そこで、少しでもヨメが笑顔になるように、
ハウジング(家造り)を提案。
しかし何故かヨメは激しく抵抗し、仕方がないので無理やり連行、間違えた、元気いっぱいに手をつないでGo!
そして現在……
主「♬マイホーム🏠つくろう❄️
(心の)ドアを開けて〜」
ヨ「頼むから何処か行ってくれ」
ヨメは氷の女王と化していた。
主「♪ありの〜ままの〜すがた見せるのよ〜」
ヨ「……」
主「♫♪♬ありのぉお〜ままのぉ「もうやめてくださいお願いします」」
YOMEがやっと、会話という心のキャッチボールをしてくれるようだ。うれしい。
主「じゃあ、ハウ「いやです」
……わかったよ…じゃあ…
炎のダンジョンに行きたいなぁ…」
YOMEを見つめる。おー、考えてる考えてる。
どっちが自分にとってマシか、トラブルが少なそうか考えてる。可愛い。好き。
ヨ「…………その二択しかないの?」
主「あとは…レベル上げに『枯れ果てし炭鉱←激ムズ)』かなぁ…」
ヨ「……ヒュッ(←息が途絶えかける音)
………ハウジング…が…イイナ……」
主「任せろ」
[数分後]
主「YOME、大変だ」
ヨ「こんどはなに…」
主「ハウジングにつかうブロックが足りない」
✏️まだ続きます。読んでくださりありがとうございますm(_ _)m