東方の二次創作の小説です。キャラクターがヤンデレになって登場します。
ヤンデレとなると目線に困るので、結局夢小説に行きつきました。
本当は夢小説は望ましくないのですが仕方ないです。
たまにネタ枠です。
著しくキャラ崩壊していますが、それでもよければどうぞ。
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目次
【東方ヤンデレ#1】フランドール編
「あなたの名前」は下の名前だけ入力してください。
・著しいキャラ崩壊(フランドール)
・時々ネタ枠
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
ヤンデレをどう表現するか悩んだ結果、結局夢小説にしました。
ぜひぜひ自分目線で楽しんでください。
時々ネタ枠ですが、メインはヤンデレなので、
文章力 Full Power Mode!! です。
前振り長いですが気長に見てください。ちゃんとヤンデレあるので!!!
#あなたの一人称#が幻想入りしたのは、博麗大結界がとても薄まっていた時。
そろそろ修復時だろうと河童たちが思っていた時に#あなたの一人称#は幻想入りした。
#あなたの一人称#が初めて来たのは、霧の湖のすぐ近く。
1番最初に会ったのは、偶然その辺りを歩いていたフランドール。
フランドール「…?人間?」
#あなたの名前#「……。」
#あなたの名前#「さっきまで、散歩をしていたはず…なのに?」
フランドール(これが幻想入りってやつなのかな…?最近結界が薄いって聞いてるし)
#あなたの名前#「あの…あなたは?」
フランドール「私はフランドール。すぐにお姉様を呼んでくるから、待ってて!」
#あなたの名前#「ありがとうございます…。」
それからというもの、#あなたの一人称#は紅魔館に住まわせてもらっている。
すっかり紅魔館の一員となり、時々メイドの手伝いもしている。
だが、フランドールの様子がおかしい。
---
フランドール「#あなたの名前#!!おはよう、お人形さんごっこしましょう?」
#あなたの名前#「そ、え、ちょっ…起きたばっかりなんだけど」
フランドール「そんなの関係ないでしょう#あなたの名前#?私、ずっと暇してるの。」
#あなたの名前#「……でも」
誰かがドアを開け放った。
レミリア「そこまでにしなさい、フラン。あなた、最近やりすぎよ?」
フランドール「お、お姉様!!」
レミリアさんだ。
フランドールは驚いたのか、びっくりした表情をした。
レミリア「#あなたの名前#は、起きたばっかりなの。そう突然起きれるわけないでしょう?」
フランドール「お姉様は、何もわかってないんだもん!!私、ずっとやることもないし、
それに、初めて幻想郷で#あなたの名前#と会ったのは、私でしょう!?」
起きたばかりだと言うのに、姉妹での喧嘩が始まってしまった。
レミリア「…何もわかっていないのは、あなたのほうよ。
#あなたの名前#は昨日からたくさん疲れているから、休ませてあげなさい」
#あなたの名前#「レミリアさん…」
フランドール「なんでよ!!疲れているのも、どうせお姉様のせいでしょう!?」
レミリア「自覚がない、わがままな子ね!!あなたがそこらじゅう連れ回してるから
でしょう!?#あなたの名前#の目元を見てみなさい、
夜通しあなたが#あなたの名前#と遊んだこともあったわよね、
そのせいでほら、疲れた目をしてる…。
気づけないなら、もうフランは私の妹じゃないわよ!!」
フランドール「そんな…っ!!お姉様、酷いっ!!」
#あなたの名前#「う…#あなたの一人称#のせいで…」
レミリアさんはこちらに駆け寄ってきた。
レミリア「違う、#あなたの名前#は何も悪くないわ。とりあえず、今日は
ゆっくり休んでちょうだい。」
#あなたの名前#「ありがとうございます…」
レミリア「フラン。あなたはしばらく、また地下室で休んでいてちょうだい。
これ以上、#あなたの名前#に迷惑をかけるわけにはいかないわ」
フランドール「嫌だ、いやだ!!私…もっと#あなたの名前#と遊びたい!!」
レミリア「…」
レミリアさんは、さっきとは違う、静かな口ぶりで話していた。
だいぶ本気で怒っているように見えた。
フランドールは泣きながらレミリアに手を引かれていた。
咲夜「#あなたの名前#さん。お身体のご様子は大丈夫ですか?」
#あなたの名前#「ええ…だいぶ、よくなってきました。」
咲夜「にしても、疲れているように見えますわ。弾幕ごっこに付き合わされることも
あったようで。」
#あなたの名前#「あの時は大変でしたよ…。なんとかかすり傷ですみましたが、
運がとても良かったのでしょうね。弾幕ごっこは
博麗の巫女とだけにしてほしいです」
咲夜「そうですね…。」
咲夜さんはいつでも優しい。なんでこんなに優しいのだろう。
気を遣ってくれるし、たくさん守ってくれる。
フランドール「#あなたの名前#ーっ!!!」
地下の方向から、微かに声が聞こえた。
多分フランドールの声だ。申し訳ない気持ちが加速した。
咲夜「ぁ……妹様の声でしょうか。」
#あなたの名前#「何か、申し訳ない気持ちになりますね…」
咲夜「そうそう、しばらく紅魔館にいるのは危険ですわ。それに、お身体のご様子も
心配ですから、永遠亭に行くのもいいかと」
#あなたの名前#「そうですね…やはり今日中には行きたいところです。
永遠亭まで、だいぶ遠いですけど」
咲夜「それなら大丈夫ですわ。私が時間を止めますから。」
#あなたの名前#「頼りになる能力ですねー…」
咲夜「妹様が地下室から出ないように、私どもも全力で止めますから、
安心してください。」
#あなたの名前#「ありがとうございます…。」
少し悩ましい表情をしたレミリアさんが、廊下を歩いて行った。
咲夜「お嬢様。#あなたの名前#さんはこれから永遠亭に向かいます。
私が時間を止めて送りにゆきますわ」
レミリア「ええ、ありがとう。…フランドールは、どうしておかしくなって
しまったのかしら」
咲夜「……自らの理性さえも、破壊してしまったのでしょうか。」
レミリア「そう考えるのが自然かしら。」
だめだ、会話に追いつけない…。
自分の理性とかも破壊できるんだ。「ありとあらゆるもの」って、汎用性がある。
---
咲夜「ここが永遠亭よ…あ、物騒な声が聞こえるけど、気にしてはいけないわ。」
#あなたの名前#「あ…はい。」
妹紅「輝夜!!今日は100回くらいまとめてぶっ殺す!!!」
輝夜「ふふふ、やれるものならやってみなさい?妹紅!!」
#あなたの名前#「………」
咲夜「……………」
妹紅「“パゼストバイフェニックス”!!」
#あなたの名前#「…………………」
咲夜「…………………………」
---
鈴仙「あら、#あなたの名前#さん。咲夜さんから話は聞いていますよ!
大丈夫…でしたか?」
#あなたの名前#「おっと…話が早いですね。もちろん大丈夫ではありますが…」
咲夜「私は仕事があるからこの辺で。それでは、しばらくお元気で。
鈴仙、あとは任せたわ。」
鈴仙「ええ、任せてください。」
#あなたの名前#「ありがとうございました!」
---
夜になった。空を見ると、なんだかフランドールを思いだす。
#あなたの名前#「いま、フランドール、どうしてるかな…。
#あなたの一人称#のせいなのかもしれない……」
コンコン
ノックが聞こえた。永遠亭のお客さんかな?
なんにせよ、#あなたの一人称#が出るところじゃないよね。
と、もう一度窓の方に目をやると、変な声が聞こえた。
「“クランベリートラップ”!!」
#あなたの名前#「えっ…!?」
---
声の主は、フランドールだった。
フランドール「なぁんて、私が簡単に地下室から出られることを忘れたの?」
掠れたような声で、フランドールが話しかけてきた。
先程の「クランベリートラップ」で、#あなたの一人称#は永遠亭の外に連れられていた。
#あなたの名前#「え、う、うそ…っ!!」
フランドール「嘘じゃないよ。本当だよ?私、#あなたの名前#に嘘はつかないから。」
#あなたの名前#「そ……っ」
フランドール「さあ、これから」
フランドール「ずぅーっと」
フランドール「ずっと」
フランドール「一緒だよ」
フランドールは4人に分身して、1人ずつ#あなたの一人称#に話しかけた。
#あなたの名前#「いっ、嫌だよ!いつまでも、遊べるわけじゃないんだよ!」
フランドール「そんなの嘘だ!#あなたの名前#、本当は人間じゃないでしょう!?」
4人のフランドールが同時に叫んだ。
#あなたの名前#「#あなたの一人称#は、ちゃんと人間だよ!
人間には、限界があっ…」
フランドールは、#あなたの一人称#にぎゅっと抱きついた。
突然のことだったので、目を見開いたままになってしまった。
フランドールは知らないうちに1人になっていた。
フランドール「嫌だ、いやだよ。#あなたの名前#がいなかったら、
私はいる意味がないから。」
フランドール「私、#あなたの名前#のためにいるの。」
#あなたの名前#「……」
正直怖くて、言葉が出なかった。
フランドールのひんやりとした手が、#あなたの一人称#の頬に触れた。冷たい。
フランドールは詰め寄ってきた。#あなたの一人称#は小さく後ずさりをした。
フランドール「ねっ?」
#あなたの名前#「……」
フランドールは#あなたの一人称#にキスをした。口を塞がれて、少し苦しい。
それと同時に強くハグをして、完全に#あなたの一人称#はフランドールのものに
なった気分になってしまった。
---
気がつくと、#あなたの一人称#は地下室にいた。
ほんの少しだけ見せてもらったことのある、見覚えのある地下室だ。
記憶が色褪せたのか、なんだかいつもより地下室が暗く見えた。
それはまるで、フランドールの苦しみや心の内を表しているかのように。
#あなたの名前#「…」
フランドール「#あなたの名前#は、私の最高のお人形さんだよ。」
フランドールは4人に分身して同時にしゃべった。
「いつまでもいっしょだよ」
#あなたの一人称#の背中には、とても大きく黒いような、
輝かしい白のような羽が生えていた。
#あなたの一人称#は流石に焦った。
#あなたの名前#「えっ、えっ、どういうこと」
フランドール「#あなたの名前#は私のお姉様なんだよ。ねっ、お姉様?」
#あなたの名前#「……」
どうやら#あなたの一人称#は吸血鬼になってしまった。
本当なら絶望するところなんだろうが、なぜだろう。
なぜか嬉しさと楽しみがたくさん込み上げた。
#あなたの名前#「そうだね。ずっと一緒だよ、フランドール。」
なんかヤンデレかというとビミョいですがどうでしょうか。
レミリアさんと咲夜さんがイケメンすぎますねぇ。
次回は妹紅編です。お楽しみに!
永遠亭のみんなはどうして「クランベリートラップ」に気づかなかったのでしょうかね。
鈍いんですね。
それかフランドールの能力によるものかも。
【東方ヤンデレ#2】妹紅編
「あなたの名前」は下の名前だけ入力してください。
・著しいキャラ崩壊(妹紅)
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
男まさりってなんだっけ。
ヤンデレ技術はわたくし、まだまだなんですよねえ。
迷いの竹林の誇張表現がひどいです。お許しください。
同じ人が書いている上に省エネのためこのシリーズは同じような
構成続きになります…。
妹紅さんは、#あなたの一人称#が初めて幻想入りした時、初めて会った人だ。
幻想入りしたときはまず#あなたの一人称#は迷いの竹林のどこかしらに仰向けでいた。
とりあえず竹林から出るために歩いたものの、どうしてだろう。
いつまでも同じところを回っているような感覚に襲われた。
そんなところを妹紅さんは手を引いて、外まで案内してくれた。
幻想入りという概念、そういうものをたくさん教えてもらった。
不老不死というのが存在するのは、少し驚いたけれど…。
それから妹紅さんがしばらく泊めてくれた。
本当に優しいと思っていた。
にしても、最近妹紅さんの様子がおかしい。
---
妹紅「#あなたの名前#!ああ、やっと起きてくれたのか…」
#あなたの名前#「あっ…おはようございます…。」
妹紅「#あなたの名前#…?どうして、そう元気がなさそうなんだ?」
#あなたの名前#「そ、そうかな…?」
#あなたの名前#「ああ、でも少し疲れてるかも…なんて」
妹紅「そうか…どうして疲れてるんだ?まさか」
妹紅「他の奴に連れ回されたり……?」
#あなたの名前#「そ、そんなことはされてないです!#あなたの一人称#、大丈夫ですから」
妹紅「本当か?最近、よく紫と会ってるじゃないか…。」
#あなたの名前#「それは…紫さんはこの前会って、一緒にいて楽しかったから
最近話しているだけで…!!」
妹紅「本当か?いや、嘘だな。そんな都合のいいことはないはずだから…な?」
#あなたの名前#「本当なんですよ…!」
妹紅「……嘘だ、嘘だ…私は、#あなたの名前#には、私以外に関わってほしくないんだ!」
#あなたの名前#「べっ…別にいいじゃないですか!好きな人と関わったって…
幻想郷には楽しい人がたくさんいるから…!!」
妹紅「えっ…?《《好きな人》》…だって?」
#あなたの名前#「そういう意味じゃなくて…とにかく、ここ数日外に出てないんですが…」
妹紅「当たり前じゃないか、だって#あなたの名前#を逃したくないから、さ」
ふわふわと眠気が#あなたの一人称#を襲う。
どうしてだろうか、#あなたの一人称#は眠っていたようだ。
---
#あなたの名前#「…?」
目が覚めると#あなたの一人称#は、別にどこか特別な場所にいたわけではない。
場所は変わらず、妹紅さんの家だった。
だが、違和感を感じる。
起きあがろうとしたら、手が締め付けられるような感覚があった。
それに脚も固定されているようだ。
少しでも動こうとすると、カラカラと金属音が聞こえる。
妹紅「あ、#あなたの名前#!起きたのか。」
#あなたの名前#「あの…これ」
妹紅さんに気づかれた。視界に入っていないだけで、かなり近くにいたようだ。
#あなたの名前#「…その、なんか縛られ…」
妹紅「…へへ、気づいたか?」
どうやら、妹紅さんの手首と#あなたの一人称#の手首が繋がれているようだ。
どうりで動けないはずで、妹紅さんが動こうとすると、自分の腕も少し動く。
妹紅「今にも#あなたの名前#が逃げそうだったから、縛っておいたんだ。
……さあ、これから、ずっと一緒だからな。」
#あなたの名前#「そ…んな」
ベットに完全に縛られ、動けない。その状況に嫌気がさす。
どうしても出られない。紫さんに会いに行きたいというのに。
#あなたの一人称#はどうにか、この縛られている状況から脱出する方法を考えた。
だが、全く思いつかない。
そこら辺に強い人でも来てくれたらなあとか、無謀なことしか考えられなかった。
妹紅「どうして私の顔を見てくれないんだ?」
#あなたの名前#「…だって、う…」
あまり言葉が出ない。本当は面と向かって話したいのに、まともに顔すら見れない。
妹紅「大丈夫だよ、何かあったら、私が守ってあげるから。」
#あなたの名前#「………」
優しげな喋り方で、妹紅さんはそう話した。
だが、至って普通には見えなかった。
妹紅さんは自分の顔を見て欲しいのだろう。でもそんなの無理…。
---
目を閉じて、半分眠っていた。
目がぱっちりと覚めたときには、妹紅さんが#あなたの一人称#に馬乗りになっていた。
妹紅「はぁ〜っ。#あなたの名前#がやっと私を見てくれた。嬉しいな」
#あなたの名前#「び、びっくりした…それより、どうして」
妹紅「#あなたの名前#が、私のことを見てくれないのが悪いんだよ
ほら、こうしたら見るしかないでしょう?」
#あなたの名前#「…」
嫌でも妹紅さんの顔が目に入ってくる。正直怖い以外の感情がない。
目を閉じれば、焼き尽くされる気がした。
偶然窓が開いていたので、外を覗いてみた。
すると、紫さんの姿が目に入った。
紫さんは藍さんと一緒に散歩をしていたようだったが、
立ち止まってこちらを見て、かなり驚いている様子だった。
手足を固定されている姿を見れば当然のことだろうか。
妹紅「ほら、ぎゅー、だよ」
#あなたの名前#「…っ!!!」
少し息苦しくて、足を軽くバタバタさせて抵抗した。
だが妹紅さんには全く伝わっていないようで、無意識に脚に力が入った。
気がつくと妹紅さんにキスをされていた。
どういうことだろうか、全く気づくことができなかった。鈍っているのだろう。
#あなたの名前#「〜っ!!!……ぅ…ぁ」
妹紅「っはぁ、っへへへ。今、幸せだよ。」
#あなたの名前#「…やめてくださいよっ」
妹紅さんは《《こんなこと》》でしか幸せを感じられなくなってしまったのだろうか。
前までの妹紅さんは、純粋で、笑顔が素敵な、かっこいい女性だったのに。
#あなたの名前#「はあ、はあ…っ」
息をするにも必死で、妹紅さんの普通ではない笑顔が垣間見える。
妹紅「…」
もう窓の向こうに紫さんはいなかった。助けの求めようはない。
もしかしたらこれから、妹紅さんの力でどうこうされるとか、
今はそういうことしか考えられない。
---
喉が渇いてしまったので、すぐ横にあったコップに手を伸ばした。
相変わらず妹紅さんは#あなたの一人称#の上にいる。
喉に水が染み込む感覚を感じた。
それと同時に、頭がみなぎった。どういうことだろうか。
妹紅「…やった。引っかかった」
変な言葉が聞こえた。
#あなたの名前#「…え?」
妹紅はおもむろに鏡を取り出し、#あなたの一人称#に向けた。
---
そこに映ったのは、髪が真っ白けになった#あなたの一人称#の姿だった。
妹紅「これで、永遠に一緒だから。何かあったらリザレクションしてあげようとか
思ったけれど、もうそれも必要ないかもね。大好きだからな、#あなたの名前#!」
この一言で察した。#あなたの一人称#は妹紅と同じ、蓬莱人になったということを。
その事実に、なぜか安堵感を覚える。
妹紅「大好きだからな…。」
そう言い、妹紅さんは再び#あなたの一人称#にキスをした。
それがとても嬉しかった。どうしてか、さっきの緊張感が嘘のように。
#あなたの名前#「#あなたの一人称#も妹紅さんのこと、大好きだよ」
ヤンデレ…ビミョい。
結局紫さんはなんのためにいたんだって話ですが、
妹紅さんに嫉妬される役としてすこーしだけ登場しましたね。
監禁系ヤンデレになりました。妹紅さんは監禁系だなって思ったんでね。
フランドールは監禁ではないけどとにかく引き留める系統。
妹紅さんは思いっきり物理で引き留める感じかなーと。
次回はこいし編です。お楽しみに!
こいしちゃんは何系統だろうか…?
【東方ヤンデレ#3】こいし編
「あなたの名前」は下の名前だけ入力してください。
・著しいキャラ崩壊(こいし)
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
どのキャラがどれ系統のヤンデレかはど偏見で決めています。
フランドールちゃんは物理で監禁しないけどとにかく2人でいたいから引き留める感じか?
妹紅さんは物理で監禁したりする感じだなぁと。
こいしちゃんはどういう系統になるのでしょうか?
#あなたの一人称#は、最近地霊殿の主、さとりさんに出会った。
人里のそのへんを歩いていたら、特徴的な見た目の少女がいたので声をかけてみた。
すると、地底に館があるということを教えてくれた。
その館までの道のりは少し過酷だけど、道がわかれば割とすぐに辿り着ける場所。
だから#あなたの一人称#は今日、地霊殿に向かっている。
初めて地霊殿に来た時は、少しばかりびっくりした。
なぜなら、こいしという少女が、信じられないほど#あなたの一人称#に興味を持ったから。
---
さとりさんに聞いたことによると、どうしてか最近はこいしの様子がおかしいらしい。
夜に突然起きたと思えば、暗闇の中館をうろついて、
「#あなたの名前#…#あなたの名前#…」と呟いたりもしたらしい。
紅魔館に突撃して、大魔法図書館の中を走り回り、
「#あなたの名前#に好きになってもらう方法が書かれた本が欲しいの!!」と
パチュリーさんに叫んだこともあったらしい。
さとりさんはそれから、初めて会った時よりも気が弱くなってしまった。
喋り方も掠れたような喋り方に変わってしまった。
さとりさんと話したいので、今は地霊殿に向かっている。
洞窟を歩く。かすかな足音でもコンコンと響く。
今日は洞窟にいつもいたはずの妖怪がとても少ない。
少なくなったというより、もしかしたら「寄り付かなくなった」かもしれないけれど。
---
歩き続けると地霊殿が見えてきた。
なぜか前よりもどんよりとした雰囲気になっていた。
どうしてか、カンカンと甲高く軽々しい、走っているような足音が聞こえた。
でも、どこからも人の姿は見えない。
「#あなたの名前#ーっ!!」
声が聞こえる。間違いなくこいしの声だった。
正直恐怖が勝ってしまい、洞窟の方に咄嗟に体を引き返して洞窟から逃げようとした。
すると、さっきまでの足音が突然止んだ。
こいし「そっ…か。#あなたの名前#は、私のこと、大嫌いなんだよね。」
あたりまえ…だよね。私は、嫌われ者だから」
何かとてつもなく申し訳ない気持ちが込み上げてきた。
背後からこいしの声が聞こえるのに、振り返ってもこいしの姿はない。
#あなたの名前#「う…ごめんなさい」
思わず謝ってしまった。
そして少し下の方に目をやり、目線を元に戻すと、なんと目の前にこいしが居た。
#あなたの名前#「………こいし?」
こいし「そうだよ。どうして毎日、地霊殿に来てくれないの?」
#あなたの名前#「…だって、ご、ごめん、そんな余裕もないから」
こいし「余裕がなくても来てよ…私、毎日寂しいの。お姉様に叱られたりもしたの」
#あなたの名前#「でもそれは…、こいしが変なことしちゃうから」
こいし「え?」
---
こいし「私は何も悪いことも、変なこともしてないのに…?」
こいしはかなり悲しげな表情をした後、すぐに下を向いた。
#あなたの名前#「…ごめんっ」
申し訳なくなってしまった。
だけど、こいしは明らかに《《おかしい》》。初めて会った時は割と純粋だったのに、
たくさん会いに行くたびに、徐々に狂っていった。
それも、#あなたの一人称#のせいなのかもしれない。
#あなたの名前#「その、こいしは、何も悪いことなんてしてないから」
こいし「本当?」
うるっとした目を見せながらこいしはこちらを見上げた。
その顔は充血していたがとても可愛らしかった。
#あなたの名前#「うん、本当だよ。だけど、さとりさんを困らせることはしないでね」
こいし「……わかった」
そう言い残して、#あなたの一人称#は今度こそ洞窟の方に向かい、帰ろうとした。
その瞬間、腕に冷たい手に触れられた感覚が走る。
こいし「待って。行っちゃうの?」
#あなたの名前#「……」
#あなたの一人称#は、地霊殿に入ると《《何か》》があると確信して、
今日地霊殿に入るのは危険だと思ったので、引き返そうとしたのだ。
だけど、こいしに引き留められてしまった。
#あなたの名前#「ごめんね、#あなたの一人称#、やることがあるから」
こいし「いやだ、嫌だ!!行か、行かないでーっ、#あなたの名前#!!!」
こいしは#あなたの一人称#の背中に抱きついて泣きじゃくった。
こいし「やだよぉっやだよぉ!!行っちゃいやーっ!!」
抱きついていたため、その声は少しくもっていた。
さらに背中に抱きつく、こいしの手の力が強まる。流石に少し苦しくなった。
#あなたの名前#「……地霊殿に入ったら、許して、くれる?」
こいし「ぅ…うんっ」
こいしはにっこりと微笑んだ。その笑顔はとても可愛らしかった。
---
地霊殿に入ると、中は少し暗かった。
奥の方にはひとつ、火が灯っていて、なかなか雰囲気があった。
火の灯りが見えなくなったと思ったら、火の前にさとりさんが立っていた。
さとりさんはこちらを見て、急に走ってきた。
#あなたの名前#「!?」
こいし「お姉様…!?」
さとりさんは息を切らしながら、こいしの肩に手を置いた。
さとり「こいし、あなた、#あなたの名前#さんに何もしてないわよね!?」
こいし「何もしてないよ…?お姉様、疑いすぎだよ、やっぱり酷いね?」
さとり「……これ以上#あなたの名前#さんに迷惑をかけてはいけないわ!!
もちろん、#あなたの名前#さん以外にもよ!」
さとりさんから、聞いたこともないような力強い声が出てきた。
諭すような声だった。
こいし「分かってる。でも、これが普通でしょう」
こいしは笑ったような声色で、静かにそう言った。
さとり「………」
さとり「とにかく、迷惑だけは絶対にかけちゃだめよ」
こいし「だから、分かってるよ。ね?」
さとり「分かったなら、いいわ…。」
さとりさんは自室に戻った。
相当こいしが狂ったことを実感していたのだろうか。
さとりさんは、こいしを最悪な奴だと思っているような感じだった。
#あなたの一人称#はこいしに同情した。
#あなたの名前#「ねえ、やっぱり#あなたの一人称#…帰った方がいいかも」
こいし「!!」
こいしはまた驚いた表情をした。
#あなたの名前#「ぁ…やっぱり、何でもない」
こいし「…だよね。じゃあ、一緒に遊びましょう?」
#あなたの名前#「いいよ。どんな遊びする?」
こいし「お人形さん!!」
#あなたの名前#「じゃあ、あっち行こうか」
こいしは少し健気に戻ったように見えた。
---
遊んだ。遊び疲れた。
喉を乾かしながら、おままごとや人形遊び、読み聞かせなどをした。
こいし「今日は楽しかったよ!それじゃあ、またね」
#あなたの名前#「ありがとう。またね」
重々しい扉を閉めて、#あなたの一人称#は洞窟の方に向かった。
---
こいし「うふふ…。あれから、お姉さまもずいぶん安心したようだったけど
無意識のことを忘れたのかしら?」
こいし「今もこうして、#あなたの名前#のことが見えてる。
どうして、気づけないのかしらね。」
こいし「さあ、これからも、ずぅーっ……と、見ていてあげるわ、#あなたの名前#!!」
こいしちゃんは監視系でしたね。相変わらずビミョいです。
実は主人公がこいしに同情したところから「無意識に」こいしに心を奪われていましたね。
無意識強すぎ。
次回は霊夢編です。お楽しみに!
【東方ヤンデレ#4】霊夢編
「あなたの名前」は下の名前だけ入力してください。
・著しいキャラ崩壊(霊夢)
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
霊夢がヤンデレになることって意外に少ないのでやや苦戦しました。
でも割と需要ありますよね。
魔理沙は決めゼリフを言う時しか「〜だぜ」口調にはならないので、
口調はそのへん、原作リスペクトにしました。
#あなたの一人称#が幻想入りした時、1番最初に行き着いたのは博麗神社だった。
博麗の巫女を名乗る人が、幻想郷について、幻想入りについて、
たくさんのことを教えてくれた。
それに対してありがたいと思っていることは、決して嘘偽りではない。
最近はもう人間の里に家を持ち、普通に暮らしている。
しばらくは博麗の巫女には会っていない。
せめてものお礼を言いたい。だから今は、博麗神社に向かっている。
---
だけど、#あなたの一人称#はまだ博麗の巫女の名前も知らない。
名前も知らないけどお礼は言いたいのだ。
道中に、少し暗い森があった。ここが、博麗の巫女の言っていた「魔法の森」?
博麗神社まで距離があるので、少しそこで休むことにした。
「霧雨魔法店」と書かれた店が目に入る。確か魔理沙という人が
経営してるんだっけ。博麗の巫女に教えてもらった。
ずっとその店を見つめていると、中からいかにも魔法使いらしい見た目の
女性が出てきた。
多分あれが魔理沙さんだろうか。
その女性はこちらに走ってきた。突然だったので流石に少し驚いた。
博麗の巫女には魔理沙さんという存在を教えてもらっている。
その魔理沙さんの教えてもらっている容姿とあの女性は似ている。
絶対に魔理沙さんだ。
魔理沙「おい、あんた!」
#あなたの名前#「!?」
魔理沙「あんた、まさか博麗神社に行こうとしてるのか!?」
#あなたの名前#「ええ、そうですけど…どうして分かったんですか?」
魔理沙「あそこには、今は近づかない方がいいぞ!」
#あなたの名前#「えっ、えっ、なんで」
魔理沙さんは慌ただしい様子で#あなたの一人称#に話した。
#あなたの名前#「私はただ、お礼を伝えようと……」
魔理沙「そういう問題じゃない!とにかく、生きたいならあっちには行くな!」
#あなたの名前#「生きたい!?…って、あそこには妖怪が寄り付くからですか?」
魔理沙「…それもそうだが、大抵の妖怪はあそこに行かない。まず寄り付けない。
それより今気をつけたほうがいい理由は、霊夢にあるんだ!」
#あなたの名前#「…霊夢?それ、博麗の巫女の名前ですか!?」
魔理沙「ああ、そうだが…名前も知らんのか」
どうやら博麗の巫女の名前は霊夢というらしい。博麗 霊夢だろうか?
魔理沙「#あなたの名前#!紫から話は聞いてる、あんたが1番あそこに行っちゃ
いけないんだぞ!」
#あなたの名前#「…えっ、ど、どうしてですか!?」
---
魔理沙さんに話してもらった内容は、かなり意外な内容だった。
どうやら霊夢という名の博麗の巫女は、#あなたの一人称#に飢えているらしい。
初めて会った時、それから会いたくて会いたくて仕方なかったという。
だから、もしかしたら今霊夢に会えば、監禁されてしまうかもしれない。
いや、監禁されても無理はないと、魔理沙さんは言っていた。
魔理沙「…分かっただろ?とりあえず今日は、霊夢の近くに行くなよ」
#あなたの名前#「で…も、お礼は伝えたくて」
魔理沙「へえ……あんたも、物好きな奴なんだな。じゃあ、ついていってやるよ。
あんたの安全のためにもな」
#あなたの名前#「ありがとうございます!」
というわけで、魔理沙さん付き添いで、霊夢さんのところに行けることになった。
---
#あなたの名前#「ここが博麗神社…前よりも少し暗いですね」
魔理沙「ああ…しばらく私も、霊夢と会ってない。というか、
霊夢が外に出てないんだ。この前小さな異変があった時も、
霊夢は外に出なかったんだぞ?おかげで私と紅魔館の連中で
異変解決することになったんだ。いい迷惑だろ?」
#あなたの名前#「そ、そんなこと言っちゃあ、霊夢さんが……」
霊夢さんがひどい言われようで、ほんの少しだけ、魔理沙さんに嫌気がさす。
魔理沙「おいおい、まさか霊夢が可哀想とでも言うのか?」
#あなたの名前#「………私、中に入るので」
魔理沙「…ああ、気をつけろよ。いや、私もまだ少し付き添うよ」
どうやら中まで付き添ってくるらしい。どれだけ心配なんだろうか。
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賽銭を入れて、扉を開けようとした。
扉を開ける前に、扉が開いた。霊夢さんだろうか?
霊夢「#あなたの名前#!?#あなたの名前#なの!?」
#あなたの名前#「……そう、です。今日は、お礼を伝えに来たんです」
そう言うと、霊夢さんは咄嗟に抱きついてきた。強く抱きしめられ、少し苦しい。
霊夢「ああ、#あなたの名前#!!ずっと待っていたわ!!」
魔理沙「げっ…!!」
魔理沙さんは少し後ずさりをした。
霊夢さんは魔理沙さんの方を、ギョロッとした目で睨んだ。
霊夢「魔理沙…。どうしてここにいるの?ここは、2人だけの場所よ
退散しなさい」
魔理沙「ああ…霊夢、お前も随分、《《変わった》》んだな。」
そう言い残し、なかば呆れながら魔理沙さんは帰っていった。
霊夢「#あなたの名前#〜、まだ私の名前も知らないんでしょう?」
#あなたの名前#「いや、魔理沙さんから聞きました。霊夢さんですよね?」
霊夢「大正解よ!でも、魔理沙のことなんて忘れて欲しいわ。
今は2人だけになりたいの」
#あなたの名前#「いいですよ、2人になりましょう」
扉をスッと閉めて、温かみのある部屋の中に入る。
霊夢さんはこちらに寄ってきた。隣に座って、距離を詰められる。
霊夢「#あなたの名前#…?愛おしいわね。大好きだわよ」
#あなたの名前#「ありがとうございます。あったかいですね」
外には雪が降っていた。魔理沙さんはこの寒い中、魔法の森をさまよって
いるのかな。何だか想像するだけで痛快だった。
#あなたの名前#「今日、本当は、お礼を伝えにきたんですよ…?」
霊夢「お礼なんていらないわ。ここにいてくれるだけで、幸せだもの」
#あなたの名前#「…ふふ。ずっとここにいましょう」
霊夢「いいわね。もう外には出ちゃいけないわよ」
#あなたの名前#「そうですね。#あなたの一人称#、霊夢さんのものです」
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その夜は2人とも抱きつきながら眠りについた。
霊夢はとても幸せそうな表情だったが、幻想郷のどの霊夢の知人も、
それを祝福しなかった。
なんか本当にビミョいですね。
ただ魔理沙がかっこいいのに可哀想。
次回は魔理沙編です。お楽しみに!当の魔理沙がヤンデレになります。
霊夢は監禁系だったのだろうか…?妹紅さんほどではないけど。
妹紅さんは監禁が凄すぎて、もう比較対象。