異世界転生しちゃったプロセカキャラ達の物語
ホラー・グロ・ネカティブあるかも…(基本ゆるゆるです)
オリキャラ有りですが、オリキャラが主人公ではありません。
キャラ崩壊もあります
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目次
プロセカRPG 0話
ワンダショ視点です
【フェニラン】
ーー
司「うむ、ここはもっと…」
寧々「…うん、そうだね。でもここはーー」
類「ーなるほど、確かにそうだね、少し改良してみるよ」
えむ「司くんたち何話してるの?」
司「ああ、えむか。ここのシーンの演出の話をしていてな」
えむ「うーん、バビュンッってしてキラビュビューンってしたらどうかな!」
寧々「確かに…それいいかも。類、どう?」
類「いいアイデアだね。じゃあえむくんのアイデアを採用しようかな」
司「よし、演出も決まったし、ショーの練習をするか!」
えむ「よ〜し!頑張るぞ〜っ、お?」
寧々「え、」
類「…地面に穴?」
司「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
えむ「何ここ…?キラキラしてる!」
寧々「もしかして、類の仕業?」
類「ううん、僕もこんな落とし穴は作っていない…」
司「というか、いつまで落ち続けるんだぁぁぁぁ!」
寧々「ねぇ、あれ、地面じゃない?」
えむ「ホントだ!」
類「…このままだと確実に終わるね」
司「どうするんだ!もうぶつかr」
ドコォォォンンッツツt
【〇〇のセカイ】
寧々「痛っ…」
えむ「あ、ごめん!寧々ちゃんの上に乗っかっちゃってた…」
寧々「それはいいんだけど…」
類「大丈夫かい…って、え?」
寧々「ここ…どこ?」
司「お前ら無事か!?…え?」
えむ「うーんよく分からないけどわんだほーいなセカイだね!」
類「城…?みたいなものもあるね。実に興味深い」
寧々「司のセカイでも無いみたいだし…」
司「これが…異世界転生か!?」
ちょっと文おかしくてすみません
プロセカRPG 2
全キャラご対面
【??のセカイ】
えむ「あ、あそこに果物がある〜!宝石みたい〜!!」
寧々「えむ、離れないで!危ないでしょ!」
司「異世界転生…つまり咲希や母さん父さんと二度と会えないってことか…?
嫌だ、どうすればいい、俺は…!どうすれば…!」
寧々「司、落ち着いて…」
類「ふむ、異世界だとすると、どうやってフェニランからここまで来たのか、
あの落とし穴はどうやって作ったのか、スマホがバグを起こしているから
時空も違うのか…それでもってーーーーーーー」
寧々「類…」
寧々(私しかまとも枠いないじゃん…どうしよう…)
テクテクテクッ
??「あれ、草薙さん…?」
寧々「その声は…!」
一歌「久しぶり、草薙さん」
寧々「星乃さん…!」
志歩「草薙さん達もここのセカイに…?」
寧々「あ、うん。練習中に急に…」
杏「私達も急にここのセカイに飛ばされちゃってさー」
彰人「しかもコイツも居るしよ…」
絵名「はぁ?こっちのセリフなんですけど?」
愛莉「ちょっと、二人とも喧嘩しない!」
咲希「お兄ちゃん〜!会いたかったよぉ〜」
司「俺もだっ…咲希ぃ〜!」
冬弥「良かったですね。司先輩」
寧々(知らない人もいるけど…他にも人がいて良かった…)
瑞希「司センパイ達と会えたのはいいけど…ここからどうする?」
一同「……」
司「…とりあえず、適当に歩いてみるか?」
遥「そうだね…」
ーー30分経過ーー
奏「はぁ…はぁ…もう限界…」
穂波「ちょっと…休憩しませんか?」
まふゆ「そうだね…みんな一回、休憩しない?」
一同「賛成…」
こはね「みのりちゃん、大丈夫?」
みのり「うん、でもちょっと疲れたなぁ…」
遥「これ、さっきから同じ道をループしてない?」
雫「そうかもしれないわね…」
愛莉「それだとしたら…どうすればいいのかしら」
咲希「あーあ。ゲームみたいに急に転送されればいいのになぁ…」
彰人「流石にそれはないだr」
ビュィンッ
プロセカRPG 3
オリキャラ出てきます。
奏「痛っ…」
私、宵崎奏はいつの間にか知らない場所へ飛ばされていた。
奏(えっと…ここは道?どこだろ)
さっきまでは皆と一緒にいたのだが、急に転送(?)されてしまったようだ…
私の今いる場所は…本当に何もなくただただ草と永遠に続いてそうな道があるだけだ
奏(誰もいないし…あ、スマホがある)
私の目の前には見たことがないスマホが置いてあった。
奏(落とし物かな…?)
私がスマホに触れた途端、スマホの電源がついた。
そこにはこんな文字が記されていた。
「宵崎奏さん」
「今から怪物を討伐してもらいます」
「ここに記された内容に従ってください」
奏(怪物…?…どういうこと…?)
??「こんにちは、宵崎奏さん」
奏「うわっ!」
どこからか人の声が聞こえたような気がした
奏(気のせいかな…)
??「聞こえていますか?」
またどこかから…いや、その声は紛れもなくスマホから発せられていた。
奏「…!本当にスマホが喋ってる…もしかしてミク…?」
ルル「いいえ、私の名はルルと申します」
その声はどこか冷たく、淡々とした声だった。
そして、どこか聞き馴染みのある声だった。
奏「えっと…ルルさん…?私はどうすればいいの…?」
ルル「ここで詳しく話すのも時間の無駄ですし、転送しますね」
奏「え、ちょっとm」
ビュインッ
奏「うっ…」
奏(また飛ばされた…?ここは…森?)
ルル「まず、このセカイについてから説明しますね」
…多分この人、相当せっかちなんだろうな
ルル「このセカイは「victoryのセカイ」です」
victory…?
奏「victory…って勝利って意味ですよね…?」
ルル「はい。まず、このセカイに貴方達を呼び出したのは私です」
奏「あ…そうなんですね…」
ルル「この件については申し訳ありませんでした、
私達も焦っていまして…」
そう言ったルルさんの声は少し震えていた。
奏「あ、私達を呼び出した理由って…?」
ルル「それは…私にも分かりません」
奏「えっと…つまりどうゆうことでしょうか…?」
ルル「私達のセカイでは|victory《勝利》を何よりも大切にするため、
金や土地を賭けた戦が絶えないのです。
そんな欲に塗れた人間たちに怒った神が大昔、
何千万人もの人を殺めた怪物を蘇らせてしまったのです。
私達は神に許しを願いましたが、拒絶されました…
でも、神は「怪物達を全て倒せたら許してやってもいい」と
仰ったのです。
そこで国中の勇者、騎士を集めて討伐に向かわせたのですが…
あまりにも怪物が手強く、SSランクどころかAランクの怪物で
さえも倒せないのです。
そこで、私達は、異世界の人を召喚することを決めました。
大昔も異世界から召喚した勇者様が魔物を討伐したのです
そこで呼び出されたのが貴方達。そういうわけです」
…私は理解が追いついていなかった。
奏「…つまり、怪物を倒せ…ってこと…??」
ルル「はい。拒否権はありますが…どうされますか?」
奏「拒否権…?」
ルル「ルールがあるんですよ。異世界から召喚した人は
現実世界にいつでも戻れるんです。
私達は無理やり戦わせることはできませんし」
拒否権…
奏(多分、ここで拒否するのが普通だと思う。
流石にリスクが大きすぎるし、死に至る可能性だってある)
奏(…私は運動も苦手だし、体力が全くない。
頭は悪くはないけどまふゆみたいにすごく良い訳じゃない…
それでも、この人達は私に助けを求めてくれている。
リスクは大きいけれど…
私は…救わなければ。より多くの人を
それが、私の役割だから)
ルル「…どうされますか?」
奏「私は…」
このセカイで戦います。
私はそう宣言した。
少し上擦った声になってしまい恥ずかしいが…
ルル「…ご協力感謝します。では、早速ご自身の身分証を確認してもらいます」
そう言ったルルさんの声はどこか安心しているようだった。
奏「身分証…?」
ルル「はい。職業・ステータスなどが書いてあるものです」
ルル「このスマホから確認することができるので、確認してみてください」
奏「あ、はい…」
奏(なんか…ゲームをやってるみたいだな…)
そう思いながら私はスマホを操作した。
ちなみにルルちゃん以外に声かけられたメンバーもいます。
そしてルルちゃんの正体もいつか明かされます。
次は設定です。
プロセカRPG 4
風邪なんで文章おかしいっす
[Leo/need]
「みんな、頑張ろう!」
星野一歌 職業:剣士 武器:剣(星剣)
レオニのギター・ボーカル担当。
一見クールに見えるが仲間思いの優しい性格。
ミク&焼きそばパンファン。
攻撃:80 防御:70 命中:90 回避:60 耐久:80 回復:70 運:60
「援護は任せて!」
天馬咲希 職業:弓使い(Archer) 武器:弓
レオニのキーボード担当。
いつも明るくて笑顔を絶やさないムードメーカー。
昔は病気だったが、今はほぼ完治している。
攻撃:50 防御:60 命中:90 回避:70 耐久:40 回復:30 運:80
「精霊さん達、よろしくお願いします!」
望月穂波 職業:精霊使い(shaman) 武器:精霊(ナイフ)
レオニのドラム担当。
文武両道の優等生で、包み込むような優しさを持つ。
アップルパイガチ勢。
攻撃:50 防御:100 命中:60 回避:40 耐久:50 回復:60 運:20
「さっさと消えてくんない?目障り」
日野森志歩 職業:女騎士 武器:剣
レオニのベース担当。
音楽にストイックでクールなベーシスト。
そんな性格とは裏腹に可愛いものが大好き。
攻撃:90 防御:70 命中:70 回避:70 耐久:80 回復:50 運:60
[MORE MORE JUMP!]
「遥ちゃんの為に、頑張るぞ!」
花里みのり 職業:女勇者 武器:聖剣
モアジャンでアイドルとして活動中。
純粋でひたむきな頑張り屋。
遥ちゃんガチ勢。メンタルお化け。
攻撃:60 防御:70 命中:60 回避:50 耐久:100 回復:90 運:10
「大丈夫、後は私がやる」
桐谷遥 職業:女騎士 武器:剣
モアジャンでアイドルとして活動中。
常に完璧を目指す。プロ意識が高く、ストイック。
ペンギン大好き。
攻撃:90 防御:90 命中:80 回避:90 耐久:60 回復:70 運:70
「もう、本当に何なのよ〜!?」
桃井愛莉 職業:魔法剣士 武器:魔剣
モアジャンでアイドルとして活動中。
面倒見がよく姉御肌な性格。
ラブリー!フェアリー!愛莉ー!
攻撃:70 防御:60 命中:70 回避:70 耐久:80 回復:80 運:60
「また道に迷ってしまったわ…」
日野森雫 職業:剣士 武器:剣
モアジャンでアイドルとして活動中。
美女で努力家だか天然。方向音痴。
シスコn((殴
攻撃:60 防御:80 命中:80 回避:40 耐久:50 回復:60 運:80
[Vivid BAD SQUAD]
「私、頑張るよ!」
小豆沢こはね 職業:獣使い
ビビバスのメンバー。 武器:ホイッスル(獣を呼ぶ)
引っ込み思案がちな女の子だが、歌の才能がある。
ハムスター。
攻撃:90 防御:70 命中:60 回避:60 耐久:90 回復:60 運:90
「こはねも頑張ってるし、私も頑張らないと!」
白石杏 職業:女戦士
ビビバスのメンバー。
サバサバとした勝気な性格。明るく裏表がない。
こはね推し。
攻撃:90 防御:50 命中:60 回避:50 耐久:60 回復:60 運:60
「あんまり舐めてると痛い目見るぞ」
東雲彰人 職業:格闘家 武器:ナックル
ビビバスのメンバー。
一見人当たりの良い青年だが、負けず嫌いで気が強い。
猫被りの犬苦手。
攻撃:90 防御:80 命中:70 回避:70 耐久:90 回復:40 運:50
「さすがです、司先輩!」
青柳冬弥 職業:龍使い 武器:龍
ビビバスのメンバー
クールだが、天然で純粋な青年。
司信者。
攻撃:70 防御:90 命中:90 回避:50 耐久:60 回復:50 運:70
[ワンダーランズ×ショウタイム]
「ハーハッハッハー!スターの登場だ!」
天馬司 職業:天馬騎士(ペガサスナイト) 武器:大剣
ワンダショの座長。スター。
目立ちたがりだが、努力家で妹想い。
まともに見えてまともじゃない。
攻撃:80 防御:80 命中:40 回避:60 耐久:100 回復:60 運:60
「キラキラ笑顔で頑張るよ〜⭐︎」
鳳えむ 職業:ハンマー使い 武器:ハンマー
ワンダショの団員。わんだほーい!
底抜けに明るく天真爛漫な性格。
人間辞めてる。
攻撃:100 防御:80 命中:90 回避:80 耐久:80 回復:70 運:70
「はぁ…疲れた…」
草薙寧々 職業:狙撃者(スナイパー) 武器:銃
ワンダショの団員。歌姫。
ツンデレで毒舌。人見知り。
ワンダショのまとも枠。
攻撃:60 防御:60 命中:100 回避:70 耐久:60 回復:60 運:70
「おやおや、これは実に興味深いねぇ…」
神代類 職業:召喚師 武器:魔導書
ワンダショの演出家兼団員。
マイペースな天才。ミステリアス。
変人。野菜嫌い。
攻撃:100 防御:80 命中:80 回避:70 耐久:60 回復:70 運:80
[25時、ナイトコードで]
「私が必ず、救ってみせる…!」
宵崎奏 職業:ヒーラー 武器:(ナイフ)
ニーゴの作曲担当。
冷静沈着だが、心優しい少女。
意外とメンタルが強い。
攻撃:60 防御:70 命中:60 回避:60 耐久:60 回復:100 運:60
「わからない…けど、私なりにやってみる」
朝日奈まふゆ 職業:騎士 武器:剣
ニーゴの作詞担当。
表面は誰からも頼られる優等生だが、本当は自分を失った操り人形。
人間辞めてる2。
攻撃:100 防御:100 命中:90 回避:90 耐久:80 回復:50 運:80
「このセカイの景色、スケッチしてみようかな…」
東雲絵名 職業:魔女(which) 武器:筆or杖
ニーゴのイラスト担当。
強気で負けず嫌いだが、面倒見のよい姉肌。
ツンデレ努力家。
攻撃:60 防御:60 命中:70 回避:70 耐久:100 回復:60 運:50
「ふふっ、このボク、暁山瑞希の登場だよ!」
暁山瑞希 職業:騎士 武器:剣
ニーゴのmv担当。
明るく自由奔放な気分屋。繊細な一面もある。
猫舌のムードメーカー。
攻撃:80 防御:80 命中:60 回避:90 耐久:60 回復:60 運:60
プロセカRPG5
イベントの順位全然上がらなすぎぃぃぃ!
仮天井してえななん迎えたけど…
KAITOが… ウワーン(ノ;ω;)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・ガッシャーン‼
奏「……」
私、宵崎奏は今、自分の身分証を確認している。
奏(…私はヒーラーなんだ。回復系なら使いやすそう…)
スキルの説明などを見終わった私はスマホに声を掛けた。
奏「ルルさん、確認したよ」
すると、ルルさんの声がした。
ルル「ルルで結構です」
奏「あ、じゃあルルで」
奏(それにしても…どこがで聞いたことある声なんだよな…)
そんなことを考えているとルルから声が掛った。
ルル「そうしたら、衣装に着替えましょう」
奏「衣装…?」
ルル「はい。その格好だと、動きづらいでしょう?」
奏「あ…」
確かに私の今の服装は動きやすいとは言えない服装だった。
ルル「そしたら着替えましょう」
奏「あ、でも…どこで着替えるんですか…?」
ルル「ここでですよ?」
…え?
奏「え、ひ、人が居ないにしても流石に道端では…」
ルル「じっとしていてくださいね」
奏「え、」
キラキラバビューン
奏「眩しっ…」
ルル「着替え終わりましたよ」
奏「…!本当だ…これが魔法ですか…?」
ルルの姿…いや、人の気配すら感じなかった
ルル「まぁそんなものと考えてください」
奏(通気性が良くて動きやすい…この服で作業したら捗りそう…)
奏「ありがとうございます…」
ルル「着替えも終わったことですし、パーティーの説明に入りましょうか」
奏「パーティー…?」
ルル「簡単に言えば共に戦う仲間のことです」
奏「仲間…それって自分達で決められるの…?」
ルル「申し訳ないですが、それは出来ません」
奏「え…なんでですか…?」
ルル「このセカイにも自分達で変えられない決まりが多数ありまして」
ルル「“パーティーを自分達で決めてはならない“という決まりもあるのです」
奏(私達のセカイで言う…法律みたいなものなのかな…)
ルル「本来ならば王族が決めるのですが、
許可が降りたので私達で決めさせてもらいました」
ルル「男女の比率までは配慮できませんでしたが、
どなたか一人は知り合いがいるようにしましたので」
奏(ニーゴの皆んなと一緒が良かったけど…
ルルもたくさん配慮してくれたんだろうし、ここで文句は言えないよね)
ルル「では、奏さんのパーティーのメンバーのところへ行きましょうか」
奏「あ、あの…パーティーのメンバーって…?」
ルル「…行ってからのお楽しみです」
奏「あ、はい…」
奏(ルルにも少しお茶目なところがあるんだな…)
少し親しみを覚えた私は、パーティーのメンバーが居るところへ歩き出した。
奏ちゃんのヒーラの服装は「アスフォデロース コスプレ」で
調べてもらって、画像は飛ばして上から2番目にあるやつです。
リンク貼れなかったんですみません…
プロセカRPG 6
パーティー一覧
[パーティー名:A]
星野一歌 望月穂波 桃井愛莉 小豆沢こはね
[パーティー名:true feelings]
天馬咲希 東雲彰人 宵崎奏 朝比奈まふゆ
[パーティー名:フェニー]
メンバー
日野森志歩 日野森雫 桐谷遥 鳳えむ
[パーティー名:Dream]
メンバー
青柳冬弥 天馬司 草薙寧々 東雲絵名
[パーティー名:Blue]
メンバー
花里みのり 白石杏 神代類 暁山瑞希
プロセカRPG7
一歌「えっと…貴方はミクなの…?」
ミミ「え、っとえ、私はミミです」
穂波「あ、そうなんですか…?」
私は…いや私と穂波はスマホから発せられる声に困惑していた。
明らかにミクの声だと思うのだが、「ミミ」という名前らしい。
挙動不審で怪しいが、ミクの声を使って話しているという可能性もあるので、
疑いすぎるのも辞めよう。
穂波「それで、本題なんですけど「怪物を倒して欲しい」とは
どういうことなのでしょうか…?」
一歌「あ、私も気になってたんです」
そう、私達は急に転送され、目の前にあったスマホに触れた途端
画面に「星乃一歌さん。今から怪物を倒してください」という意味不明な
文字が浮かび上がったのだ。
そして、ミミからの説明を受けたのだけども…
(回想)
ミミ「えっと…なんか神様が怒り、何だっけ…?あ、
怒りし神の怒りを収めるために、貴方達を異世界から召喚したのです」
穂波「えっと…??????」
説明がよく分からなかったのだ。
まあこのセカイに急に呼び出された理由は置いといて…
ミミ「神となんとか交渉をして、「怪物を全て倒せば許してやってもいい」
という許しを与えられたのです。
なので、国の片っ端から剣士・騎士を集め倒しに行ってもらったんだけど…
怪物が強すぎて倒せないんです。
だから貴方達に助けを求めたんです」
穂波「えっと…つまりミミ?さんは私達に怪物を助ける手助けをしてほしい。と
言うわけですか…?」
ミミ「そうそう!…じゃなくて、そうです。もちろん拒否権はありますが。
どうされますか?」
一歌「うーん…ちょっと相談してもいい?」
ミミ「あ、どうぞ」
私はスマホから少し離れて居る所で穂波と相談することにした。
一歌「うーん、どうしようか」
穂波「うん…急に怪物を倒してって言われても良く分からないよね…」
一歌「どうすればいいんだろう…」
私が悩んでいると穂波から声が掛かった。
穂波「…あの、一歌ちゃんは戦いたい?」
一歌「え、私?私は…
一歌(ここで戦っても役に立てる気がしないし…戦わないのが普通だとは思うけど…
でも…)
一歌「私を…私達を必要としてくれている人がいるなら…」
穂波「…!」
一歌「あ、ほ、穂波はどうしたいの?」
穂波「え、あ…私は人を助けたいよ…戦いたいけど…震えが止まらなくて…」
一歌「穂波…」
穂波「誰かを失ってしまいそうで…怖いの…」
一歌「大丈夫、穂波。私も同じ気持ちだよ。」
穂波「え…?」
一歌「私も誰一人失いたくないから…だから戦いたいの」
一歌「穂波に、誰一人失いたくない…って気持ちがあるなら…」
一緒に戦ってほしいな…
穂波「一歌ちゃん…」
一歌「一人だと心細いし…って、強制はしないよ!」
穂波「…私、やっぱり戦いたい。逃げるのはもう辞める」
一歌「穂波…ありがとう」
一歌「ミミさん」
ミミ「あ、はい。もう決められましたか…」
穂波「私達は…」
ミミ「っ…」
一歌「戦います」
ミミ「……!」
ミミ「やった!もうダメかと思ってたんだよ、私!もう嬉しい!」
穂波「あ…」
一歌「えっと…」
ミミ「あ…やべ…」
私達の間には沈黙が流れた…
プロセカRPG 1
【フェニラン】
司「類、ちょっといいか?」
類「どうしたんだい、司くん、寧々」
寧々「ここの演出をーーしたらいんじゃないかって司と話してたんだけど…」
類「あぁ、そこは僕も丁度考え直そうと思っていたところなんだ」
司「あ、爆発は無しだぞ!」
類「大丈夫、流石にそれはしないよ。僕はここをーーしようと思っていてねぇ」
寧々「それならーーの方が盛り上がる気がするけど…」
類「でもそうするとーーーになってしまわないかい?」
司「確かに…そうなることは避けたいな…」
えむ「わんだほーい!って、みんな何話してるの?」
寧々「あ、えむ。今、ここの演出をどうしようか話してたんだ」
えむ「うーん…そこならビュビュビュピカリンッ⭐︎ってするのはどうかな〜?」
司「その手があったのか!」
寧々「それだったら大幅な変更もしなくていいし…類、どう?」
類「…うん、いいアイデアだね!今回はえむ君のアイデアを参考にしようかな」
司「えむ、ありがとうな!」
えむ「どういたしましてっ⭐︎」
寧々「そうしたら、えむも来たしここの場面合わせない?」
寧々「この間の練習でもここでスピードダウンしちゃったし…」
司「うむ、そうだな!」
類「それぞれ調整する時間もあるだろうし、20分後に全体を一度通してみようか」
えむ「そうだね!よーし、今日も頑張るぞ〜!わんだほーい!」
寧々「よし、じゃあ司とえむが袖から出てくるところからやろうk」
バコンッ
一同「…!?」
類(地面に穴…!?)
司「誰だ!落とし穴を掘ったのは!」
寧々「絶対落とし穴じゃない!」
えむ「わ〜!キラキラしてるね〜!」
類「地面が全く見えない…異空間にでも閉じ込められたのか…?」
司「なんか、ずっと落ち続けてないか?」
えむ「あ、あれ地面じゃない?」
寧々「え…」
類「まずい、このままだと…!」
司「確実にぶつかる…!」
ズドーンッ
【??のセカイ】
寧々「痛っ…って…え?」
類「みんな大丈夫かい…え?」
えむ「みんな怪我してなi…え?」
司「お前ら無事か!…え?」
えむ「ここ…どこ?」
類「まさか…」
寧々「え、これって…」
司「これが…異世界転生か!?」