ずっと憧れてたアイドル。夢への第一歩、踏み出します!!!
初シリーズなので変なところがありかもしれません💦 そう言う場合は、ファンレターで教えていただけたら嬉しいです。
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目次
アイドルを目指す女の子の話 #1
初めまして、離愛(りう)です。
小説は趣味で書いていたので、おかしなところがあるかも知れませんが、よろしくお願いします。
あたし、中倉 瑠流(なかくら るる)。
アイドルを目指してる普通の小学6年生!アイドルを目指してると言っても、顔も運動神経も成績も、平々凡々…なんだけど。
まあ、みんなからは、結構「可愛い」って言われる(なんか自慢っぽくなってるなぁ…)。
そんなあたしの趣味は、ネットサーフィン。
今日も学校から帰ったらすぐ、あたしの部屋でパソコンを見ていたんだけど…。
ひとつ、気になる文が目に入った。
『小中学生アイドル募集!!』
どうやら、9月にオーディションがあるらしい。
小学生高学年から中学3年生までがオーディションを受ける資格がある。
と言っても、すぐにオーディションを受けるわけではない。
まずは顔写真付きの書類を送って(第一審査)、
それに通ったら面接(第二審査)、
そして、残った数人が、審査員の前で歌って踊る(第三審査)…。
第三審査も受かって、やっとアイドルとしてデビューできると言う。
「受けたい……!!」
あたしはその広告を見て、すぐに強くそう思った。
ママに相談してみよう。今は仕事に行ってるから、帰ってきたら、すぐ!
綺麗に完結するかわかりませんが見守っていただけたら嬉しいです。
第二話もよろしくお願いします。
アイドルを目指す女の子の話 #2
第二話を見ていただきありがとうございます。
第一話を読んでいない方はぜひ読んでみてください。
↓第一話URL↓
https://tanpen.net/novel/d5d50a4b-ac6e-45d4-aa5c-b0cc753e86a4/
「ねっママ!これ!受けたい!」
「ん?るる、なあに?…何これ、アイドルオーディション……?」
あたしは日頃から、みんなに「アイドル目指してる」って言っていた。
だから突然オーディションを受けたいと言っても、ママは対して驚いていないみたい。
でも、だからと言って賛成しているかと言えば、違うようだ。
顔を曇らせて渋い顔。
「良いでしょ?」
あたしは上目遣いでママを見た。
アイドルを目指しているくらいには顔がいいので(いいはずなので)、この攻撃は多分効く。
「…まずはパパに相談しなきゃね?」
ママはあたしを諭すように優しい口調で言った。
「…はぁーい。」
本当は今すぐ承諾をもらいたかったけど、一家の大黒柱であるパパに相談しないとダメみたい。
まあ、仕方ないよね。すぐ却下されるよりマシだよ。
と言うことで、あたしはおとなしく部屋に戻り、パパが帰ってくるのを待つことにした。
---
やっとパパが帰ってきた!
ガチャッとドアが開く音が聞こえ、あたしは広告が表示されているパソコンを手にリビングに駆けた。
「パパっ!これ受けたーい!」
階段をドドドッと勢いよく降りる。
パパはあたしの勢いに驚きながら、「どれだ?」とパソコンをのぞいた。
「アイドルオーディション?ああ、アイドルになりたいって言ってたやつか。ママはどう言ってるんだ?」
もう、パパとママ、お互いがお互いに決定権を預けてるよ。
あたしははやる気持ちを抑えようともしないで、早口で言った。
「ママはパパに相談しなきゃだって!ねえいいでしょ〜?」
「まあ、何事も挑戦だからな。いいんじゃないか?」
パパは思いの外あっさりとそう頷く。
「やったぁ!ママ聞いた!?良いって!パパありがとー!!」
パソコンを抱え、きゃっきゃと喜びながら、あたしは自分の部屋に戻った。
今回は第一話より長かったですが(なんと約2倍!)、ここまで読んでいただきありがとうございます。
3話目もすぐに公開されると思うので、楽しみにしていてください。
アイドルを目指す女の子の話 3話
お久しぶりです、離愛です。
投稿できずすみません!
「まずは顔写真だよね!ママー写真撮ってー!!」
ママの写真を何枚か撮ってもらう。顔写真と言ったけれど、全身の写真も必要みたいだ。
「可愛く撮れたわよ」
「ほんと!?見せて見せてっ」
一番可愛き写ってる写真を選ばなくちゃ!と気合い十分なあたしを見て、ママは苦笑いを浮かべる。
「はいはい、どれがいいかしら?」
撮ってもらった写真を見比べて、うーんと唸る。
どれも可愛すぎて選べない…!…と言うのは冗談にして。
わからない時は、人に聞くに限る。
「パパ、どれが1番可愛いと思う?」
お酒を飲みながらテレビを見ているパパに聞いた。
パパはほんのり赤い顔をして写真を見る。やがて、1枚の写真を指差した。
「これだな!」
「だよね、あたしもそう思ってた!」
---
翌日、あたしは印刷した顔写真を履歴書に貼り付け(ママがやってくれた)、それを入れた封筒片手に郵便局に向かった。
ポストの前で「合格しますように…!」と祈りながら、それを入れる。
何度も振り返りながらあたしは家に帰った。
結果が返ってくるのは1ヶ月後。不安と期待で胸が高鳴っていた__。
主人公の一人称忘れました…。