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目次
詩「届かない恋でも」
ネットで恋をしてしまった女の子のお話だよ
会いたいのに、それが叶わない。
こんな私の恋は、どうなってしまうんだろう。
周りはみんな、次々に素敵な恋をして。
それなのに、私だけこのままなの?
画面越しの笑顔に救われた夜。
でも、布団に入ると、不安が募る。
「画面越しでしか話せないなんて……」
こんなの、どうすればいいかわかんないよ。
甘いけれど、苦くもある。
この気持ちは、どうすればいいの?
いつまで、この恋は続くかな。
いつか、途切れそうで怖い。
これは、本当に恋なの?
そう疑ってしまうほどに、苦しい。
「いつまでも続いているはず」
そんな明るい考えは、すぐに消えた。
私の恋も、いつか儚く舞い散ってしまうのかな。
そしたら、私はどうなるのかな……。
果てしなく続く、恋の迷路。
会いたいよ。
会いたいよ。
あなたも、同じ気持ちなのかな?
苦しいよ。
切ないよ。
手の届く恋がしたいのにな。
好きなのに。
大好きなのに。
なんで、手を伸ばしても届かないの?
私の恋を、誰か見つけて。
でも、そんなこと叫べない。
だからせめて、あなたに届くように。
言葉を紡いで。
想いを奏でて。
この気持ちを、育てていくね。
私のYouTubeでも同じ詩を公開しています!
詩「夏の終わり」
秋の虫の声 奏でる音
空に広がる うろこ雲
もうすぐ秋が来る 夏の終わりの時期
そんな中 空を見上げ 耳を澄ませ
君と一緒に歩いた道 思い出として積もる
来年も 再来年も 君と一緒に
この思い出の道を 歩んでいきたいな
君と同じ方向へ向かい
君はいつもと同じ角を曲がり
道の向こうに消えてゆく後ろ姿
この時が一番寂しくて
この時が一番悲しくて
ふと「でも、また会えるから」と呟く
いつものことだ
夏の終わり 秋の始まり
その間に立つ僕たちは
夕日を見送り 朝日を眺めて
いつもの日々を過ごして生きる
今この瞬間 ここに立っていられること
それは僕たちが 「生きている」証
秋の虫の声 奏でる音
空に広がる うろこ雲
もうすぐ秋が来る 夏の終わりの時期
いつまでも未来に向かい
君と歩んでいくんだよ
生きている証を
胸にしまって
君と分け合って
いつまでも「一緒にいよう。」
夏の終わりと共に呟く…
私のYouTubeでも公開してます!!