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目次
1日目 揺らぐ楓の木
私は今日、卒業する。
もうこんな時期かと感じる。
もう三年経って、次は社会に出るんだ。
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私の名前は《屏風乃 優夢》。
千谷河原高等学校にいる地味に過ごしている、、、いや真面目な生徒だ。
周りからはギャル?と言われている。
なぜあんな眩しい陽キャのギャルという生物と呼ばれている理由がわからない。
心当たりがあるとするならば金髪に髪を染めてピアスを開けているくらいだ。
てな感じで私の受験・卒業シーズンが始まるのだ。
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今日は3学期の始業式。
先生「ということで受験まで40日、卒業まで53日です。皆さん気を引き締めて行きましょう」
あの人は《野倉 夭逝》といううちの担任。
流歌「よーせいせんせー!うちの学校の進学率高いのに推薦がないんですかー?」
あの子は私の親友、《炎夏衣 流歌》。
でも、確かにうちの学校は進学率が高いで有名だけど推薦制度は取り入れていない。
推薦制度はほとんどの学校が取り入れているのに。
しかもうちの進学率は89%。
野倉先生「進学率が高いのに推薦がない理由は、差別を生まないためであったり、みんなに同じだけの緊張感を与えるためという初代校長の意思です。」
うーん、うちの先生はやたらと「初代校長」をいうんだよねー。
まあいいや。
野倉先生「ではとりあえず久しぶりに会った人もいると思うから休み時間にします。」
休み時間になったから流歌と楓羽とでも話すか。
流歌「ゆーむー!会いたかったよおおお!」
流歌って陽キャ一軍とか言われてて近寄りがたいとか言われてるけど全然そんなの感じないんだよね。
優夢「自分も会いたかった!ん、てゆーか楓羽は?」
ここら辺にいないけど、、、何かあったのかな。
流歌「楓羽ならあっちで華那と話してるっぽい」
楓羽は友達が多いから人間関係が大変そう。
流歌「んーやっぱ楓羽呼んでくるよ!」
楓羽の名前は《爽帝 楓羽》。
友達と遊ぶことを何よりも優先する自由奔放な子。
流歌「ふーわこっちで一緒に話そー!」
流歌はコミュ力高すぎて困っちゃう時があるんだよね。
楓羽「えと‥こっちの華那と話してるからなあ‥。」
あの楓羽と一緒にいる子は《聖嘉比 華那》。
特定の人に対しての執着がすごい。
流歌「華那と話すよりこっちの方が楽しいよ?それに優夢も呼んでるし。」
こういう場面で流歌はズバッと言ってしまうタイプ。
だから喧嘩腰みたいに聞こえちゃって相手を怒らせちゃう。
華那「ねえ。今楓羽と二人で話してるから邪魔しないでくんない?そういう自分勝手なのやめた方がいいよ思うよ。」
流歌と華那はちょっと性格が似通ってるから通じ合うのは難しい。
流歌「そんなの知らない。私は今楓羽と話したいから。」
このまま流歌と華那が喧嘩しっぱなのかな‥。
とりあえず止めに行くか。
優夢「一回2人とも止まろう?みんなで話せばいいんじゃないかな。」
そもそも私が流歌に楓羽を呼んで来てって言ったんだし私がどうにかしないと。
華那「今2人で話してたの見えてなかった?4人で話すとか絶対無理だからね。」
うわあ。完全にキレちゃってる。
もう無理か‥。
そういえば楓羽はどう思ってるんだろう。
楓羽「ねえ。もう喧嘩やめなよ。私はこんなことして欲しくて友達が多いんじゃない。」
楓羽がどこかへ出て行った。
華那「あ、楓羽!もう、あんた達のせいで楓羽がでてっちゃったじゃないの!」
楓羽‥どうしたんだろう。
こんなことをするような性格じゃない。
いつもだったら喧嘩を止めるとか謝ったり解決策を出したりするのに。
何か楓羽の中で変化が‥?