ハリポタの、パンジー・パーキンソンを主人公とした戦後のお話。アストリアや、ドラコ、スコーピウスを中心としてます。
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目次
エディブルフラワー Prologue
パンジー・パーキンソンが語り手の、魔法界の話です。
※文の上手さは標準装備ではありません
敗者側から見た魔法界の景色をご覧あれ!
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戦争が、終わった
その時の光景を
私は
忘れることが
できない
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私は2階の一室で、日韓預言者新聞を眺めていた。
『新たな魔法大臣 ハーマイオニー・グレンジャー女史』
目立つように光らせられているゴシック体が目にちらつく。
「…もはや嫉妬も湧かねーわ」
口からつい、出てきた言葉はあまりにも惨めで。
自分に乾いた笑いを溢す。
ふと時計を見ると、もう時間だった。
「…開店、しますか」
私は新聞を放り、椅子から立ち上がった。
「いらっしゃいませ」
私は、この自分だけの城で笑みを浮かべて客を待つことはしない。呼び子もしない。
挨拶の時だけは口元に目を浮かべ、それ以外は何もしない。
聞かれたら答える。そんな接客にも、つく客はいるものだ。
この辛口で無愛想な接客が功を奏し、いつの間にか、ここ『pensée』はそれなりの売り上げを誇る仕立て屋となっていた。
仕立て屋といっても、仕立てだけをするわけではない。既製品からメイク、頼まれた時にはヘアアレンジまでレクチャーするのがこの店だ。
今店内にいるのは、ホグワーツの六年生ほどの女子たち。
楽しげに顔を見合わせながら商品を物色する彼女たちが、いつの間にか自分に重なった。
私たちには、あんなに明るい6年生はなかった。
闇の帝王が復活したという暗い雰囲気の中、あんなに笑い声を上げることなど叶わなかった。
7年生の時も、もちろん。
苦い記憶が蘇る。
そういえば、と私は思った。
(私がおしゃれに目覚めたのはいつからだったかしら)
物心ついた時には、美しいものが身の回りにあって。その頃からおしゃれは身近にあった。
でも、こんなふうに店を持つなんて、考えたことはなかった。
(そうだ、あの時)
もう忘れかけていた記憶を思い出した。
どーもどーも!眠り姫です!
ハリポタ好きな方あんまりいらっしゃらないイメージなので、読む人いなさそうだなー、そもそも需要あるかなぁーとか思っております。
あ、でもこれを読んでいらっしゃる方がいると言うことは、需要あるのか?
うーむ。
まあ私が投稿したいだけだから、良いか!
(五月蝿くてすみません)
では、此処まで読んでくれたあなたに、心からのありがとうを!