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目次
第一話 四陰荘~入居者募集中~
ここは、「四陰荘」。
四階建ての小さなアパートだ。
家賃は無料。
ただし、入居条件がある。
それは、
四階には近づかないこと。
何かあれば管理人に言うこと。
そう。
いわゆる、「曰く付き物件」だ。
俺は四陰荘管理人、八代 夜瑠。
皆様の入居をお待ちしております。
はい!参加型やってみたかったんで、やりました!
主人公
名前 八代 夜瑠
名前のふりがな やしろ よる
年齢 16
性別 男
見た目 藍色の髪 緑の目 くせっ毛 年がら年中パーカー着てる
性格 優しい…けど?
過去 ネタバレになるんで
怪異に関わった何か ネタバレになるんで
特殊能力的な何か ネタバレになるんで
怪異は見える? 見える
なぜ入居しようと思ったか 代々管理人が仕事
その他 特になし
入居者テンプ
名前
名前のふりがな
年齢
性別
見た目
性格
過去
怪異に関わった何か
特殊能力的な何か(なくてもいい)
怪異は見える?
なぜ入居しようと思ったか
その他
サンプルボイス
「」
「」
「」
皆様の入居を心よりお待ちしております!
注意:設定は作者が勝手にいじくり回すかもです。ご了承ください。
第二話
すみません!
自分が年齢などを書き忘れていたため、最初に参加してくれた人のキャラを使えませんでした!
誠に申し訳ございませんっ!
もしこれを見て下さっているのならば、お手数ですが、再度送ってくれませんか?
すごい素敵なキャラだったので……。
朝、夜瑠が四陰荘を出ると、一人の少女が立っていた。
茶髪で、髪を一つ結びにしており、黄色い綺麗な目だ。
ヘッドフォンを首にかけており、リュックサックを背負っている。
服装はワイシャツに、グレーのスカート。
夜瑠「どうしたんですか?」
夜瑠が優しく訪ねると、少女は想像以上に驚いた。
少女「うわぁっ!?」
夜瑠「もしかして……四陰荘へ入居希望ですか?」
少女「は、はい……。私、実 見宇って言います……。十二歳です……。」
夜瑠「見宇さんですね。どうぞ中へ。お話しをお伺いします。」
そう言って夜瑠は見宇を四陰荘の中へ招き入れた。
見宇「……わ、私、よ、よく勘違いされやすいんです……。それで、故郷に居づらくなって、家出してきちゃって……。その時に、ここの噂を聞いて……。あ、あの!ここに住んでも良いですか……?」
見宇は夜瑠の顔色をうかがいながら話す。
夜瑠「問題ないですよ。四階には近づかないこと。何かあれば俺に言うことを守っていただければ。」
見宇「あ…ありがとう……ございます……。」
契約書
名前
年齢
見えちゃいますか?
サイン
見宇「あ、あの、これって……?」
夜瑠「文字通りの意味ですよ。」
見宇「は、はい……。」
契約書
名前 実 見宇
年齢 十二歳
見えちゃいますか? 普段は見えない 見る気があれば見える
サイン
見宇「わ、私の故郷では指紋だったんですけど……。」
夜瑠「血をだしたら寄ってきちゃいますから。」
見宇「そ、そうですね……。」
夜瑠「見える人の血なんてなおのことね。」
こうして、見宇は四陰荘の住人となった。
---
夜瑠「最近、寝れない?」
見宇「はい……。夜中、ずっとノックされる音が聞こえて……。」
夜瑠「あぁ~。新居さんですしね。四階の住人も気になってるんじゃないですかね?」
見宇「どうすれば良いですか……?」
夜瑠「夜、何号室の住人ですか?って聞いてみてください。後は俺が対応しますから。」
見宇「はい……。」
見宇は少し青白い顔でコクリと頷いた。
---
夜瑠「う~ん……。」
困った。
見宇さんは確かに「243号室」って言った。
よりにもよって、243号室とは……。
夜瑠「じいちゃんがいればな……。」
夜瑠の寂しそうな呟きは、夜の闇に消えていった。
夜瑠は深呼吸すると、扉をノックした。
四陰荘、入居者募集中!
入居者テンプ
名前
名前のふりがな
年齢
性別
見た目
性格
過去
怪異に関わった何か
特殊能力的な何か(なくてもいい)
怪異は見える?
なぜ入居しようと思ったか
その他
サンプルボイス
「」
「」
「」
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四階の方(怪異)
人間時代の名前
人間時代の名前のふりがな
人間時代の性格
人間時代の見た目
今の見た目
何系怪異?(未練型 恨み型 呪い型)
なぜ怪異に?
いつからいる?
何歳の時に怪異になった?
怪異としての力
成仏される?
死んでいい?
その他
サンプルボイス
「」
「」
「」
皆様の入居を心よりお待ちしております!
注意:設定は作者が勝手にいじくり回すかもです。ご了承ください。
第三話
夜瑠「すみません!管理人です。」
夜瑠が声をかけると、扉がひとりでに開いた。
中は真っ暗で、部屋の中からねちょねちょした声が聞こえてきた。
怪異「ヨルか。」
夜瑠「管理人です。」
怪異に名前をひけらかすものではない。
名前だけで、契約までいってしまうかもだからだ。
夜瑠「新しい入居者にちょっかいをかけるのはやめてください。」
怪異「おまえさぁ~。もうちょっと俺らとなじめないの?」
夜瑠「無理です。」
怪異「テツジができてたんだからおまえもできるだろ?あっ。ヨルとテツジの力は真逆だから無理かー。ま、じゃあな。」
243号室の扉がひとりでに閉まる。
怪異の中でも243号室の住人は特殊だ。
馴れ馴れしく、人の怒りを誘うような挑発ばかりしてくる。
243号室の住人が嫌いな理由は他にもある。
あいつのせいで、死んだんだ。
---
見宇「あ、あの、管理人さん……?お、お客さんみたい……ですよ……?」
夜瑠「えっ……?」
見ると、四陰荘の前に確かに人がいる。
前髪を三つ編みにしていて、季節外れ(今は春)のセーターを着ている。
呑気にあくびをしているその少女に夜瑠は声をかける。
夜瑠「どうされました?」
少女は答えない。
すごくぼーっとしている。
そして、すぐにハッとなった。
少女「あ!こんにちは~。えぇっと、テツジさん……だっけな?がこのあたりに住んでませんかぁ?」
夜瑠「……お伝えしますが、その方はもう他界してます。」
少女「えっ?いつですか!?」
夜瑠「一ヶ月ほど前ですね。」
少女「マジかー!テツジさん頼りだったのにー!あっ!私、舞波浪 砂露って言います!」
夜瑠「砂露さんですか。と、言いますと、あの有名な?」
砂露「あっ!はい。まぁ、一様……。」
最近は見かけてないが……。
---
砂露「えぇっと、私、空気ってものが見えるんですけど……。見えると全部、最適に対応しようと思うんです。でも、中々それができなくて、鬱状態になっちゃってね。で、家出してきちゃって……昔自殺を止めてくれたテツジさんって人に泊めてもらおうかなって考えたらまさか、死んでたなんて。」
夜瑠「はぁ。つまり、絶賛家出中と。」
砂露「はい!あっ、ここアパートですよね?」
夜瑠「はい。」
砂露「家賃って何円くらい……ですかね……?」
夜瑠「無料ですね。」
砂露「マジで!?じゃあ、ここ住んでも良いですか!」
夜瑠「どうぞ。」
夜瑠が契約書を出そうとしたその時。
ドオン!!
地面が大きく揺れた。
いや、違う。
上下が反転したな。
これは……予想外だ……。
自分だけなら、あれをやってもいいけど、他の人の前だと巻き込みかねない。
どちらにしろあれは最終手段だ。
でも、力を使わずにできるかな……?
まぁ、やるしかないんだけどね……。
しゃあない。
手を借りよう。
夜瑠「金原さん。」
怪異好き……。
誰か参加して……。