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目次
1-1 殺し屋とターゲットの出会い
私、萩原沙奈。殺し屋。そんな私にも相棒はいる。神崎恵那。恵那とは仲が良い。幼なじみ。実はふたりとも生まれつき殺し屋で、たまたま任務で一緒になってお互い正体がわかった。最近は単独行動が多くなった気がする。人手不足だからであろう。今回は久々の二人での任務。
??「さて、コードネームサファイアとコードネームダイヤ、二人で今回は任務をこなしてもらう。かなり大人数だからお前等に任す。お前等は幼なじみでありつつも相棒なんだろう?期待しているよ」
今喋っているのはリーダーのコードネーム、ラピス。そして名前は高橋真央。私のコードネームはサファイア。恵那がダイヤ。
沙奈「はい、只今行ってまいります。」
恵那「任務をきちんと遂行してきます。」
真央「期待しているよ。今回の資料は君達の部屋に置いている。」
沙奈「恵那、行こっか」
恵那「そうだね、」
二人は同じ部屋。だからもう毎日一緒。
沙奈「これが、、、、今回の資料か。かなりの大物組織だね。。。」
恵那「そうね、かなり悪徳企業。まぁ問題ないわ。沙奈がいれば私は無敵。」
ふぅ。。。任務完了。にしても敵の数半端なかった。。資料で見たときより多かったんだけど?
恵那「何か、、、資料で見たより人数倍じゃなかった?」
沙奈「うん、倍だったね。後で真央に怒らなくちゃなぁ。。。」
沙奈「あ!真央じゃん!」
真央「ん?あ、沙奈と恵那ね。久しぶり。こうやって会うのは久しぶりかな?」
恵那「いや、久しぶりも何も。。。学校で会うじゃん。。。」
真央「あれ?そーだっけ?組織の事考えちゃうからあんまり学校とかの記憶が飛ぶんだよねーw」
沙奈「それはそうと真央、あんたまた敵の人数間違ってたよ?まーた苦労したんだけど?」
真央「えー?ちなみに今回は何倍?」
恵那「反省しろよ。。。。」
沙奈「えっと確か2倍」
真央「マジかぁ~。。。それは謝るわ。。。あ、そうそう。沙奈、あんたに任務」
沙奈「ん?なになに?またぶっ続けての無理を押し付けてくるの?」
真央「これ、こいつが今回のターゲット。近藤雷夏。こいつを1年以内に殺す任務。」
沙奈「近藤雷夏?どっかで聞いたことある名前だね。。」
恵那「あぁ、こいつ知ってるよ?同じクラスじゃん!!」
真央「うん、親に虐待されてて死にたいんだってさ、その願いを1年以内に叶えてあげて」
沙奈「ラジャ〜〜〜」
私は心底めんどくさかった。ただめんどくさかった。
取り敢えず、関わるだけ関わってみるか。。。
沙奈「ねぇねぇ、雷夏君!どうしていつも本を読んでるの?」
雷夏「あぁ?何だったっけなぁ〜。。」
沙奈「てかさ!甘いもの好き?」
雷夏「甘い物。。。?好きだけど。。」
沙奈「じゃあちょっとついてきて!放課後、門前で集合してね!」
雷夏「ハァ?理由は?」
沙奈「良いから良いから!!!!」
〜放課後〜
雷夏『言われた通り、来てみたが、、、俺以外居ねぇじゃねぇか。。まぁ、帰れねぇだけマシか。。』
沙奈「おっまたっせ〜!ごめんね、いきなり急に呼び出しちゃって!でもどうしても行きたいところがあって、、!」
雷夏「一人で入るのが気まずいって事か」
沙奈「そうなの!恵那は今日習い事だし、真央も今日は出掛けるって言ってたから。。」
雷夏「ハァ‥行くぞ。そんでどこにあるわけ?」
沙奈「えーっと、、、駅前!!」
雷夏「そうか。じゃあすぐ着くな。でも一度家に帰っていいか?着替えたいし、、」
沙奈「ダメダメ!今日はこのまんま直行!」
雷夏『意外と沙奈ちゃんって強引…?』
1-2 殺し屋とターゲットが仲良くなる
1-1を見てない方は先にこちらを見て下さい
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
沙奈「よし!着いたぁ〜!」
雷夏「ってここ、最近出来たカフェじゃね?」
沙奈「うんそうだよ?今日は私についてきてくれたから奢り!たっくさん食べよ!」
雷夏『いや俺甘いもんは確かに好きだけど、あんまクワねぇんだけど、、、まぁいっか』
沙奈「ど・れ・に・し・よ・う・か・な〜〜♪」
雷夏「俺決まった」
沙奈「えっ雷夏君早っ?!」
雷夏「まぁ俺の食べたいものは大体決まってるし。。」
沙奈「えぇ〜?!ちょっと待ってね、急いで決める!!」
雷夏「そんなに急がなくても時間はあるだろ?」
沙奈「まぁそうだけど、、、」
雷夏「決まったら言って。俺が頼むから」
沙奈「ウ~ン。。。決めた!これにする!」
雷夏「すみません」
店員「はい!ご注文はお決まりになられましたか?」
雷夏「えっと、、このふわふわフルーツパンケーキを一つ、あとフループパフェのクリーム大盛りで」
店員「かしこまりました!ドリンクバーはあちらになりますのでご自由にお取り下さい」
沙奈「私取ってくる!雷夏君は何飲む?」
雷夏「『いつもなら水だが。。。』コーヒーで頼む」
沙奈「コーヒーね、了解!」
ん?ライン?え?!やっばぁ。。。今任務頼まれちゃった!!最悪、、、恵那に変わってもらうようラインしよ。。。
沙奈「雷夏君!ちょっと私トイレ行ってくるね!あ、これコーヒー!」
雷夏「ん、ありがとう。」
やばいやばいまじでやばい!恵那今日は暇だったよね?大丈夫だよね?!
沙奈「(ラインにて)恵那!今任務入っちゃったんだけど変われない?今ターゲットの相手してるの!」
恵那「(ラインにて)全然良いよ〜!でも条件があるなぁ。。。」
沙奈「(ラインにて)うぅ。。。。わかった!今度奢るからさぁ。。あの駅前に新しく出来た所で!」
恵那「(ラインにて)それならしょうがないなぁ!真央にも私から伝えとくよ!」
沙奈「(ラインにて)マジ助かる!ありがとう!」
沙奈「ごめんごめん!もう来た?」
雷夏「まだだけど、そろそろかな」
店員「お待たせいたしましたぁ!こちら、ふわふわフルーツパンケーキと、フルーツパフェクリーム大盛りになります!」
沙奈「うわぁ〜!近くで見ると迫力すごい!」
雷夏「何の迫力だよ」
沙奈「え?フルーツパフェだよ!私今までパフェだけは食べたことなくて!!速攻写真に残さなきゃ!」
雷夏「すごいな。。。」
沙奈「じゃあいっただきま~す!!」
雷夏「いただきます。」
沙奈「おいっしぃ〜〜〜!」
雷夏「あ、これうまい」
沙奈「来てよかったね、雷夏君!」
雷夏「まぁ、来てよかったかな。でも最初に要件言ってくれれば絶対行くって言ってたのに」
沙奈「アハハ、、、」
沙奈「ごちそうさまでした!」
雷夏「ごちそうさま。」
沙奈「さてと、会計会計!あ、雷夏君は外出てていいよ!」
雷夏「いや申し訳ないって、」
沙奈「大丈夫!私、クリーム大盛りにしたし!」
雷夏「、、わかった、今度ここで奢らせて」
沙奈「うん!楽しみにしてる!」
沙奈「ゲッやっばぁ、、、もう暗くなってきた。。。最悪、門限間に合うかな。。」
恵那「あ!沙奈!ギリギリじゃん!」
沙奈「ごめんごめん、また迷子になっちゃって。。。」
恵那「また迷子になったの?!」
沙奈「うん。。。アハハハw」
恵那「笑い事じゃない!今日任務代わりに行ってあげたのに、、、」
沙奈「ごめんごめん、、今度ちゃんと奢るからぁ。。」
恵那「そんで?ターゲットの情報は掴めたの?」
沙奈「あ、うん。かなり。虐待されてるって聞いてたけど、実際はされてなくて、ただ妹達だけ可愛がられてるって感じかな」
恵那「そっか。。。また真央は情報ミスったんだね?」
沙奈「あ、アハハハ。。。wそうなるね。。。」
恵那「ったく!今度ミスったら文句言ってやる!」
沙奈「もう既に言ってるんだって。。。」
恵那「あ!今日は星が綺麗!」
沙奈「ホントだ!」
私の見間違いなのかもしれない、けれど、今日の夜空は、いつもより輝いて見えた
1-3 殺し屋とターゲット、友達になる
1-1
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
1-2
https://tanpen.net/novel/7e224155-10ce-4bbf-8e10-b70495513e25/
最近、ターゲットである近藤雷夏と着々とだけど、仲良くなっている。恵那と居る時と同じで、安心感と楽しさがある。何でだろう。。。
雷夏「なぁ萩原、今日空いてる?」
沙奈「うん!!」
雷夏「またあの駅前のカフェに行かね?」
沙奈「うん!!行く!!」
真央「沙奈ちょっと。。。」
沙奈「あ、ちょっと待って!!」
雷夏「あぁ、待つ」
タタタタ
沙奈「何?今日は任務行かないよ?もう疲れてるし、、カフェ行くし」
真央「その事何だけど、、、、」
沙奈「ん?」
真央「あんた、ターゲットなのに何馴れ馴れしくしてんの?ターゲットってこと、忘れたの?」
沙奈「あぁ。。いや、実はさ。。。何か雷夏君と居ると、恵那と一緒で、安心感と楽しさを感じて、、つい」
真央「ハァ。。。まぁいいけど。。"殺し屋"って事、忘れないでね、ターゲットは近藤雷夏。あんたは殺し屋の萩原沙奈。その事を忘れないでね」
そう言うと真央は帰っていった。忠告なんだろう。。
沙奈「ボソッ昔っからの癖、治ってないよ、真央」
雷夏「あ、居た居た。早く行かねぇと、席取られんぞ、萩原」
沙奈「そうだね!!行こ行こ!!!」
スタスタスタ…
沙奈「着いた!」
雷夏「ん?あ‥」
沙奈「どうしたの?あ‥」
雷夏「すまん萩原…今日は定休日だった…」
沙奈「へー!今日って定休日なんだ!!!よし、これで一つ知れた!雷夏君、ありがとう!」
雷夏「『何で俺、感謝されてんだ。。?』別に、たまたま定休日だっただけだし…」
沙奈「さーて!じゃあ、どこ行く?」
雷夏「うーん。。。猫カフェ。。。とかどう?」
沙奈「良いじゃん!!行こ行こ!!!」
そういや、雷夏君って猫好きだったよね。。。
雷夏「この辺で一番近い猫カフェって?」
沙奈「あぁ…『あそこしかない…でも恵那としか行ったことない!終わった!』」
沙奈「一応知ってるけど…」
雷夏「どこ?」
沙奈「すぐそこ。」
雷夏「行くか」
沙奈「うん」
やっば、マジでキレられたら終わりじゃん!!気をつけなくちゃ!あ、事前にラインしとこ…
ポコッ
雷夏「もしかして、、ここ?」
沙奈「うん、真央の親が経営してる所」
来ちゃった…!
カランカラン
??「いらっしゃいませ~!ん?あ!沙奈ちゃんよねぇ?お久しぶり!」
沙奈「あ、アハハ、、お久しぶりです。。。」
??「任務は順ちょ..モゴッ」
雷夏「どうした萩原?」
沙奈「あ、なんでもない!!先に席取りしてて!トイレ借りてくる!(小声で)ちょっと来て、真央のお母さん!!」
タタタタ
真央の母「何よ」
沙奈「真央のお母さん!!いくら何でも、ターゲットの前で任務の事を口出さないでよ!真央に怒られちゃうじゃん!」
真央の母「あ‥.!ごめんねぇ、沙奈ちゃん」
真央「お母さん?何話してるの?…って、沙奈?」
沙奈「あーあ、最悪…」
真央「沙奈、ここに来たってことは…」
沙奈「そうだよ、ターゲットも一緒」
真央「と、その前に…」
真央の母「ギクッ」
真央「お母さん!!沙奈は、私が許可出してるの!!なのに、何ターゲットの前で任務の事、喋ってんの?!だから沙奈はこの店にあんまり来てないんだよ!恵那としか!」
真央の母「そ、そうね。。。ごめんなさい」
真央「ったく…てか沙奈、早く戻ってあげなきゃ、勘違いされるよ」
沙奈「マジじゃん!!じゃあね、真央!また夜!」
真央「夜って言っても、今日は私家に居るんだけど、、、まぁいっか」
雷夏『遅いな…』
沙奈「ごめんごめん!!混んでて遅くなっちゃった‥」
雷夏「いや、良いけど…もう頼んだよ?」
沙奈「え、私のも?!」
雷夏「うん、またフルーツパフェのクリーム大盛りだろ?」
沙奈「ウッ大正解…」
店員「お待たせ致しました!いちごパフェと、フルーツパフェのクリーム大盛りです!」
雷夏「ありがとうございます。ペコッ」
沙奈・雷夏「いただきまーす!」
沙奈「ん〜!やっぱりフルーツパフェ美味しいぃ〜〜!」
モグモグ
沙奈・雷夏「ごちそうさまでした!」
カランカラン
沙奈「美味しかったぁ!てか雷夏君がパンケーキ以外の物食べてたの、初めて見た!」
雷夏「俺もたまには別の食べるよ」
沙奈「てかさ‥」
雷夏「ん?何?」
沙奈「私達って、友達で良いんだよね!」
雷夏「フッあぁ、」
沙奈「いえーい!!!」
沙奈「あ、そうだ!ねぇ雷夏君の事、送っても良い?寄りたい所あるんだ!」
雷夏「いいよ」
私は"ある所"に向かった
沙奈「ここ!」
雷夏「…夕日?」
沙奈「そうだよ!!一緒にみたいな〜って思って!友だちになった記念に!」
雷夏「まぁ、たまにかいっか」
沙奈「でしょう?!」
昨日は星が綺麗だったが、今日は夕日がとても綺麗に見えた
2-1 学校にとある異変が
1-1
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
1-2
https://tanpen.net/novel/7e224155-10ce-4bbf-8e10-b70495513e25/
1-3
https://tanpen.net/novel/87eb8054-11fd-4fdd-a600-8d668f214168/
沙奈「ファァァ」
雷夏「大きなあくびだな」
沙奈「昨日マジで課題終わんなくてさ…あぁ、、眠…」
実を言うと、昨日課題が終わらなかったわけではない。実は無茶な任務をまた真央に押し付けられた。恵那と昨日二人で行ったか、恵那は体調を崩した。
沙奈「ん?教室が騒がしい…」
雷夏「そうだな、いつも以上にうるさいな。」
沙奈「は?」
そこには私の事について、黒板に書かれていた
沙奈「沙奈はぶりっ子、沙奈は誰でも付き合える、沙奈は男は誰でもいい、沙奈は本当は殺し屋…か」
雷夏「おい、誰だよこれ書いたの」
沙奈「あ、いいよ雷夏君!別に大したことじゃないし」
雷夏「でも、萩原‥!!」
沙奈「私のことは気にしないで!」
雷夏「いやいや!こんないじめのような事されといてそんな平気でいられんのか?!」
沙奈「大丈夫だよ!!慣れてるし!!!それに、雷夏君が庇ったら、雷夏くんまでイジメられるよ?」
雷夏「そんなのどーでも良いんだよ!!」
??「そうだよ雷夏君、沙奈ちゃんの言う通りだよ!」
声のする方を見ると、そこには真鍋佐苗がいた
佐苗「佐苗も言ってることだしぃ?関わらない方がいいんじゃなぁい?」
完全にぶりっ子。こいつが犯人じゃん…私がターゲットと仲良くしてるからターゲットが格好良く見えたって事?ばっかじゃないの…
雷夏「うるさい、お前には関係ねぇ」
佐苗「いやいや、沙奈が言ってるんだよぉ?なのに何でそれを信じないのぉ?まさか、実は沙奈、スパイとかの類って書かれてるけど、本当だったってことぉ?w」
やっば。。。バレる…
真央「いい加減にしな、佐苗!!」
佐苗「ハァ?何いってんのぉ?沙奈がぁ、雷夏君に関わらなくていいよって言ってるんでしょぉ?だったら私が関わってもいいよねぇ?ねぇ、雷夏君、いいよねぇ?いいんだよね?」
真央「佐苗、ちょっとこっち来て、それに、雷夏君の顔、見てみな?ちょーぜつ嫌そうな顔してるよ」
佐苗「そんな訳ないじゃない!!このクラスで一番の美少女のぉ、佐苗様がわざわざ言ってるんだよぉ?」
沙奈「真央、よろしく★」
真央「はいはい、ボソッめんどくせぇ。。よりによってこいつかよ。。。」
佐苗「聞こえてますけど?」
真央「あーはいはい、わざわざ聞こえるような声で言ったんです〜」
タタタタタタ
雷夏「何か、、、すまん」
沙奈「いいよ、もとはといえば佐苗が悪いし、『あとは真央に任せとけば、佐苗は大丈夫かな』」
雷夏「所で、、この噂、かなり広まってるけど」
沙奈「え?」
雷夏「SNSでも拡散されてるんだけど、、、」
沙奈「うっわ、マジかぁ、、、『本当に殺し屋だから、バレるとめんどいなぁ。。事情話して恵那とはちょっとの間、離れとかなきゃじゃん...あーあ、だからめんどいんだよなぁ、佐苗って』」
〜空き教室にて〜
真央「あのさぁ佐苗!!あんた何バラしてんの?!今度の今度こそ首にしていいわけ?!」
佐苗「わかった、わかったって!ごめんごめん!『まぁ、SNSであの情報、拡散してるし私の勝ちぃ!』」
真央「どーせあの黒板の文字、SNSで拡散してんでしょ?」
佐苗「ギクッそ、そんな訳無いじゃん!!何いってんの?組織の長がさぁ。」
真央「組織の長。だったら何?」
佐苗「気付かないの?組織って、組織の利益になるためなら、人を切り捨てるって!」
真央「ハァ。わかった。あんたが居なくなってほしいのは、沙奈」
佐苗『良し!これで邪魔者は消え去る!!』
真央「そして私達が最もいらないと思っているのは、あんたよ、真鍋佐苗」
佐苗「そうよね!!…え?わ、私?」
真央「えぇそうよ、さて、最後の任務」
佐苗「な、何?」
真央「組織の長である私を殺してみなさい」
2-2 真央と佐苗の対決、転校生?!
グロデスク表現ムチャあり
1-1
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
1-2
https://tanpen.net/novel/7e224155-10ce-4bbf-8e10-b70495513e25/
1-3
https://tanpen.net/novel/87eb8054-11fd-4fdd-a600-8d668f214168/
2-1
https://tanpen.net/novel/2c7cca14-bd41-4a67-9ce9-2d7c802f8ce3/
佐苗「は、、、ハァ?何いってんの?あんたを殺せた人間なんて、そんなの、何処にも、、、!!」
真央「だから殺してみせなさいって言ってるの。わかる?私を殺せたら、首を回避するわ。それに組織の長にしてあげる。」
佐苗「ふぅ~ん、じゃあ行くよ!!『勝てるかなんて、自信ないけど、でも!勝ったら組織の長になって、あいつを、、!!沙奈を追い出せる!そしてあいつは死ぬ!そして私は雷夏君と近づける!ラッキーの連続!!』
真央「やってみな、」
佐苗「おりゃぁぁ〜〜〜!!えっ?!ドクン、ドクン、バタッ」
真央「残念、貴方の負け」
佐苗「まだ、、、何もされてないのに….!」
真央「あんたは忘れたの?」
佐苗「ハッ…何を…?ハァ‥何を…ハァ‥忘れたって…ハァ‥言うの…!!!」
真央「私は暗殺と情報を手に入れるのが得意の、真央よ?そんなことも忘れていたなんて…チッ」
佐苗「あ…!」
真央「グイッ」
佐苗「キャアッッ!!!!い、痛い!」
真央「貴方、組織に入る時に教えたはずよね?仲間を裏切らない、私の情報は覚えておくって」
佐苗「あ…!」
真央「それを全部忘れるなんて…良いわ、解放してあげる」
佐苗「あッ!!ゲホッ、ゴホッゴホゴホッ」
真央「貴方に最後に教えてあげるわ、貴方の敗因を」
佐苗「何だ…って…言うん…だよ…!」
真央「実は貴方の足に、即効性の毒の針を刺したのよ、だから貴方は負けた」
佐苗「そんな‥.!投げる動作なんて、一度も…!!!」
真央「見えないように隠しながら投げたのよ」
佐苗「そ、、、んな……」
真央「さて、貴方の短い人生はここまで。お疲れ様。あ、約束を破ったものには、親類まで行き渡るわ。この意味が、わかるわよねぇ?」
佐苗「まさか.‥!」
真央「えぇそうよ、貴方の想像している通り、罰があるのよ、勿論、貴方のDNAが入っている人全員」
佐苗「そんな‥..!」
真央「さて、時間よ。無茶に飛びかかってこなければ、クビで済んだのに…じゃ、さようなら。ピュッ」
佐苗『注射器…?そんなの、避けるのくらい楽勝よ!って、、あれ?体が。。。動かない?!』
真央「残念、もう完全に毒が体にまわってるから、動けないわよ。」
佐苗「く。。そっ!!プスッ」
真央「さようなら」
佐苗「…痛く…ない?平気‥!」
真央「そう思うわよね、でも」
佐苗「ん‥?ギャ、ギャァァァァーーー!た、助けてーー!」
先生「何事だ?!あっ!!おい佐苗!大丈夫か?!真央!お前一体何をしたんだ!」
真央「別に?何もしてません。ただ、組織に不必要だと判断したまでです」
先生「そうか、真央。なら良い。校長には、私からお伝えしておく。」
真央「手間が省けて助かります、先生。」
〜教室〜
この学校は、真央の組織の息がかかってる。だから別に真央や殺し屋の私達が要らない仲間だと判断した場合、即座に殺しても良いということになっている
沙奈「あれ?私の情報、消されてる…?」
雷夏「おい、萩原…俺一応さ、誰がやったかわかんねぇから保存しといたんだけど…」
沙奈「え?無くなってる?!」
雷夏「あぁ。。おかしいな…あれ?萩原。俺、今何でスマホ開いてんだ?しかも保存したファイル」
沙奈「え?だってそれは…!」
〜回想〜
真央「最近、新しい子を組織に入れたわ。凄腕のハッカーで、しかも選んだ人の記憶を消せるみたいよ。今日から私達のクラスに配置されるわ。心配しないで、別に害を与えるような事はしないってきちんと言ってたわ。それに約束を破ればすぐ対応するわ」
〜教室〜
沙奈「まさか‥!」
先生「はいみんな席についてー!真央も席につけー!転校生を紹介するぞー!」
ガラガラピシャン
花梨「冴島花梨です。よろしくね!」
沙奈「これが.‥!凄腕のハッカー、冴島花梨.‥!」
先生「それじゃあ、花梨は真央の隣に」
花梨「はい」
スタスタスタ
花梨「よろしくね、真央ちゃん」
花梨という人は、薄く笑っていた
3-1 花梨vs真央と沙奈
長らく放置してましたすみません完結とりあえずさせたいので毎日一気に出していきます
1-1
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
1-2
https://tanpen.net/novel/7e224155-10ce-4bbf-8e10-b70495513e25/
1-3
https://tanpen.net/novel/87eb8054-11fd-4fdd-a600-8d668f214168/
2-1
https://tanpen.net/novel/2c7cca14-bd41-4a67-9ce9-2d7c802f8ce3/
2-2
https://tanpen.net/novel/8c9b15fa-de37-41b7-8f53-2e4b892ff865/
真央「…ねぇ花梨ちゃ」
花梨「真央ちゃん!教科書まだないから見せて!」
真央「…わかったわ」
真央が聞きたい事を、避けてる?!
沙奈「真央…ちょっと放課後…」
真央「…!わかったわ」
私達殺し屋がよく使う合図を出す
意味は…
---
沙奈「ねぇ真央、やっぱさ、花梨って子、呼ぶべきじゃなかったと思う」
真央「そうね…でもハッカーとしては優秀よね」
沙奈「今日の授業も、真央が聞きたかったこと、全部避けてた」
真央「避けるとしたら…敵な可能性は高いわね」
沙奈「あそこに入れてもいいと思うの。」
真央「あそこに?でも…良いわ。入れてみましょう」
---
花梨「離して!なんでこんな牢屋に入れられなきゃならないの?!」
真央「私の質問に全て本当の事を答えなさい」
花梨「なによ、組織の長が何を言っているの?」
真央「まず唐突だけど…あんたは敵でしょ?私達の」
花梨「敵も何も、一般人よ。その証拠に」
真央「じゃあなんで私の質問を授業中、避けたの?」
花梨「それはっ‥…」
真央「あんたは殺し屋なんかじゃない。スパイなんでしょ?潜入捜査官の」
花梨「残念ながら、それはないわw」
沙奈「じゃあ誰に合図送ってたの?」
花梨「私は何もしてないわよ?」
真央「‥そう。いつまでも意地はるのね。見張り。やっちゃって」
見張り「良いのですか?貴重ですよ?」
真央「‥いいの。素直に情報を吐かないのなら」
見張り「ハッ!」
---
見張り「お前が素直に吐くまでこれは続くからな!」
花梨「これってなによ!」
見張り「まずはこれだ!ボチッ」
花梨「ギャァァァ」
見張り「次は音楽!」
花梨「…音がでかい?う…あ゙…!!!!」
見張り「…可哀想だが、ここになっても情報を吐かないつもりか?」
花梨「ケホケホッあんたたちに‥!!!!教えてやるもんか…!!!!!!!!」
見張り「‥そうか。じゃあ開放しよう。ポチッ」
花梨「のかないけど?(槍が降ってくる)…ギャァァッ…ぐ…あ゙…アァ…」
---
沙奈「真央、ごめんもう一回だけいい?」
真央「何?沙奈」
沙奈「花梨がさ、合図出しててその後合図受けとったの‥雷夏君なんだよね」
真央「まさか‥!」
沙奈「うん、スパイだと思う」
真央「…どうする?ターゲットに教えて自害する?」
沙奈「‥その方が良いかもね」
だって、雷夏君なんだから
真央「‥これ、痛みを感じないナイフよ。今までありがとう。十分貢献してくれたわ」
沙奈「うん…真央、ありがとう。いつか生まれ変わって出会えると良いね」
恵那「沙奈っ!!!!!あんた自害するって…!?ふざけんじゃないわよ!」
沙奈「恵那…ごめん、もう決めたんだ。ありがとね、こんな私に付き合ってくれて‥じゃあ」
恵那「あ!ちょっと!沙奈!ガシッ何?!真央!」
真央「…これが沙奈の決めたこと。私達が口を出すことじゃない」
恵那「沙奈ぁっ!!!!!!」
ごめんね恵那。でもこれしかないの