主人公は解離性同一性障害(DID)を持つ障害者でありつつも教師をやります。
『解離性同一性障害とは』
解離性障害の一つ。
一つの人物の中に複数人の人格(交代人格や副人格と言います。)がいて、それらの人格が交代で現れて、記憶や意識が遮断される精神疾患になります。
幼少期の深刻なトラウマ(心的外傷)から逃げるための防御反応として、無意識に形成されて人格が交代するたびに記憶喪失(健忘)が生じ、日常生活に支障をきたします。
"主人格とは"
主に出てくる人格のことを言います。
-基本人格とは-
生まれてきた時からいた人格。(本名の人格)
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目次
第一話 「過去 one」
主人公から見た数年前のこと。
主人公 朝比奈 宵(あさひな よい)。
弟 朝比奈 新(あさひな あらた) 二歳差。
ここは、朝比奈家の家だ。
頭がいいって言われてた。
でも、それは弟の新(あらた)の話だった。
「いつだろうか。俺が、新と比べられるようになったのは。」
小学校3年生の時の宵 「見て、お父さん、お母さん、テスト95点だったよ!」
お父さん 「よかったな。新は、100点だったらしいがなぁ…」
お母さん 「宵、ケアレスミスは凡ミスじゃないのよ、もう一回覚え直しなさい。」
宵の心の中 (まただ、俺は…もういらないのかな…。中学入試も受けろって言われてるし…もういやだな…塾、行きたくないな。)
お父さんは言った。 「もうお前なんていらねぇガキだ。殴ろうか?」
ボコッっと音が鳴った。
宵は避けた。
でも、お母さんが、殴ってくるなんて予想していなかったのだ。
それに当たる宵。
地域の人の前ではいい人のように振る舞う親。
しかし、これによって、健常者として扱われるような状態にならなかったのが大人になってからだった。