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目次
有り難う。
新作です … , !!
前までの作品は消しました , (((
暗く月明かりが眩しい夜に , ガラスの破片や弾が切れている銃が散乱している 古いビルに
ある男たちの影が6つ 。
彼らの眼光は鋭く , 人間 ? いや , これは悪魔と言うべきだろう 。
そんな" 悪魔 " に 拘束されている男が一人 。
鋭い瞳に貫かれ , 震えながら 涙を浮かべることしかできていない 。
拘束されている彼の横には 息をしていない冷たい死体が何人も転がっている 。
こんなに動揺しているということはもう死体となっている彼らは 仲間 ということが分かる 。
冷たく , 鉄と血の匂いが鼻をつく 空気の中 , 彼の眉間に銃口を当てたのは 目が
紅く , 金色の髪の毛がきらびやかに 光っている 悪魔だった 。
通常時に見たら誰もが振り返るほどの美しさだった 。
だが , 状況は顔には血がついていて 眉間に銃口を当てているし , 仲間を殺した
人間だ 。そんなふざけたことを思うことなんてできる状況ではない 。
銃口を当てている悪魔は , 拘束されている男の怯えきった顔を視界に捉え , 口を
開けた 。
赫「 … , お前 。俺等の 情報を売った人間を 知っているか ?? 」
男は目を少し丸くした後 , 拳に力を入れて 汗をにじませた 。
この質問に 「 yes 」と答えても 「 no 」と 答えても 最終的には眉間に当てられ
ている銃のトリガー は 躊躇い一つなく引かれることは 確定しているからだ 。
じゃあもう諦めるしかないんだ 。 震えた口を開けて , こう発した 。
男「 ッ , ははッ , 知ってるさ 。 … 俺が , その張本人 だ , 笑 」
紅い瞳の悪魔を睨んだ 。 そうするとトリガーを握る手に力が加わった 。
赫「 … , 一番嬉しかった返事を有り難う 。 」
〃「 じゃ ~ な 。 」
トリガーを引いた瞬間 バン !! という 銃声と共に , 短い悲鳴が聞こえた後に
男は 死体 と化した 。
舐めてんなや
死体と化した人間を月光に輝らされた悪魔が冷たく残酷な瞳で見つめる 。
死体の目は焦点が合っていない 。
そんな死体を見ては苛ついた様子で死体を蹴飛ばす 。
赫「 弱え癖に情報を売るとか … , 笑 舐めてんなや ” , 」
途中の笑みは乾いていて , 本当に笑っているわけでは当然無く , 怒りから来た
笑みだろう 。 静寂に包まれるビル 。
紫「 … , 今日の仕事は終了 。だよな ? 」
静寂を破ったのは 黄色い瞳がギラギラと光って , 今にも食われてしまいそうなほどの
瞳を持つ男だった 。その瞳を向けた先には ,
首だけの死体の髪の毛を持っている男が立っていた 。
百「 … , 今日は終了 。ほら帰るよ 」
生首を持っているのに何も感じていないように淡々と告げた後 ,
生首をボトッと落とす 。そんな様子を見ても誰も何も言わない 。
全員共犯だからだ 。
百 は全員いることを目線で確認した後 , 帰路へと足を運ぶ 。
屍を踏んだりもするが , なにも気にしていないような様子で踏んでいく 。
瑞「 あ ~ぁ , つまんないの 」
そう小声で言うのは女のような顔をした男 。
そういった瞬間 小さな物音がする 。
ガラスの破片が割れた音だ 。誰かがいる 。
ガチャ , 音がまた鳴ったと思ったら翠の後ろから男がナイフで斬りかかろうとしていた 。
黄「 そういうのは音を立てずにやるんよ , 」
何も動揺の様子は見せず , 銃のトリガーを引く 。
鉄砲から発射された鉛玉が肥えた男の眉間に吸一寸の狂いもなく吸い込まれていく 。
そうしてまた一つ屍が増えた 。
翠「 馬鹿なのかな , あのまんま逃げてれば良いところを … , 」
顔についた血を拭いながら呆れた様子で言う 。
赫「 馬鹿だから俺等を裏切ったんだろ , 笑 」
紫「 それはそう , 」
共感の言葉を言いながら床に転がっているまだピクピクと痙攣して生きている
人間を撃って殺す 。
百「 俺らにしては生きてるやつ多ない ?? 」
黄「 ぅ俺ら三徹やで… , ???? そりゃあそうなるやろ 」
よくよく見てみると全員目の下には隈がある 。
紫「 このクソ前髪のせいでな ” … , 」
そう愚痴を垂れ流しながらビルを出る6人だった 。
終わり方謎