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目次
Prologue
来る 日 も 来る 日 も アンチ ばかり で 、
辛い と 言 っ たら 負け な 気 が して 。
だから 俺 は いつも 我慢 する 。
だ っ て 俺 は
___ 【 圧倒的No.1 】 だから 。
辛い
大丈夫
痛い
しんどい
助けて
もう無理
そろそろ 【 限界 】 という 感情 が 芽生えて きて
気づけば __ 、
???
さ よ な ら だ
【 限界 】 という 感情 が 芽生えて きた 俺 は ___
_____________________________
Twitter ・ あっと @ AMPTAK ☑ 10分前
今 まで ありがとう ござい ました 。
活動 やめます 。
今 まで ついてきてくれた お前ら にも
一緒に 頑張 っ てきた メンバ ー にも
本当 に 申し訳ない と 思 っ てる 。
ごめんな 。
______________________________
気づけば 、 こんな 文 を 投稿して しま っ て いた 。
それから 1時間 も 経たない うち に 、
色んな 人 達 から の リポスト の 通知 が 届く 。
なん の 予告 も せず に 急 に こんな こと を 言い始める ん だから 、
当たり前 の ことか 。
___ prrrrrrrr …
電話 まで くる のか 、 なんて 内心 笑 っ てしま っ た 。
とりあえず 電話 を かけてきた 相手 を 確認 する 。
「 ... ! 」
相手 は これまで の 活動人生 、 一番 お世話 に な っ た と 言 っ ても 過言 じゃない 、
___ nnmr さん だ っ た 。
( … 流石に出ないと まずいか 、 )
そう思 っ た 俺 は
と っ さ に スマホ を 手 に 取り 彼 から の 電話 に 出た 。
好 き な 声
__ 電話 に 出る と 、
スピ ー カ ー から 俺 の 大好き な 声 が 聞こえて きた 。
「 … もしもし 、 」
紫 『 もしもし atくん !? 』
「 はい 、 」
や っ ぱ 怒られる か 。
( っ はは 、 … 当たり前 だよな )
なん の 相談 も せず
急に { 活動辞める } なんて 言い出す ん だから 。
紫 『 X みたけど 大丈夫 !?
その 、 精神 とか 、 』
「 へ 、 ? 」
完全 に 怒られる と 思い 込んで いた おれは
つい 素 っ 頓狂 な 声 を あげて しまう 。
「 ぇと 、 すみません … 、 」
紫 『 いやいやいや ッ ! 謝 っ てほしいわけじゃないんだ ‼ 』
「 は 、 はぁ 、 」
じゃあ どうすれば よか っ た の だろう 。
紫 『 いきなり あんな ポスト するから 、
みんな も 心配 してるよ ~ ! 』
心配 、 ?
___ いや 、 ないだろ 。
俺 なんかに 。
価値 も 才能 も なに も なくて 、 役立たず で 。
そんな 俺 に 。
わざわざ 電話 まで してもら っ て 。
最後 の 最後 まで 迷惑 掛けて ば っ か だな 、 俺 。
なんて 自虐 する 。
紫 『 __ ん … あ __ く 、 at くん !! 』
「 ぇあ 、 すみません 、 少し ぼ ー っ と して しま っ て 、 」
いけない 、 紫さん の 言葉 を
解釈 する のに 必死 に な っ て しま っ て いた 。
紫 『 大丈夫 、 ? 』
「 大丈夫 です 。 」
紫 『 … そ っ か 、
なら 、 とりあえず 事務所 に 来て もらえる 、 ? 』
「 ? … 了解 です 」
なんでだ 、 ? と 若干 不審に 感じ ながら も
準備 を 済ませ タクシ ー に 乗り 、 ヒカリエ へと 向か っ た 。
お 話 会
「 え っ 、 と … 。
来ました 、 」
蒼 「 … !
あ っ ちゃん !! 」
at 「 こ 、 蒼 くん 、 ? 」
ヒカリエ に 到着 する と 、
蒼くん が 真 っ 先 に 俺 の 元 へと 向か っ て きた 。
蒼 「 ねぇ ッ 、 なんで急n(( 」
紫 「 はいはい っ
お話 は 中で 、 ね ? 」
蒼 「 すみません (( 」
~ 会議室 ~
紫 「 みんな ~ 、
atくん 来た よ ~ !! 」
kty 「 あ っ ちゃん !! 」
「 ぇと 、 なん の 用で … ? 」
ak 「 なんで 急 に あんな ポスト した のか 、
教えて ? 」
「 … 、 」
俺 は しばしの間 口 を 閉ざした 。
すると 、 隣 に 座 っ ていた pr が 入れ違い の ように 口 を 開く 。
pr 「 黙 っ と っ ても なんも わからんわ 。
はよ 教え ろよ 。 」
一気に 場 の 空気 が 重くな っ た 。
黙秘 なんて させないと 言わんばかりの圧で 。
しかも 、 今は 虹メンバー 、 苺さん 、 騎士 の 全員 の 視線 が
全部 俺 に 集中 している 。
そんな 状況 に 俺 は 困惑 を 隠せ なか っ た 。
パニ ッ ク 状態 に 陥って しま っ たのだ 。
… もちろん 、 pr が 怖か っ た から ではない 。
その場の " 圧 " が 俺 の 中 の 【 トラウマ 】 を 自然 に 蘇らせた の だ __ 。
ト ラ ウ マ
___ ただ その場 の 圧 が 幼い頃 の トラウマ を 自然 と 蘇らせて しま っ た 。
____________________________
at_母 《 あんたは 本当 に 役立たず ね !! 》
《 ひ ッ 、 ごめ ッ 、 なさ ッ … 》
at_母 《 あんた なんか 産む ん じゃなか っ た わ !! 》
《 ッ … 》
_____________________________
「 ぁ … 、 ごめ ッ 、 ごめ 、 な 、 さ ッッ … 」
___ ぽろ っ 、
これ は ただ の 質問 。
わか っ て いて も 勝手 に 涙 が 出て しまう 。
____________________________
at_母 《 こんなこと で 泣く ん じゃない わよ !!
み っ ともない でしょう !!? 》
《 ぁ … すみま゙ ぜ … ッ 》
at_母 《 我が家 の 恥さらし っ て ことを
もう 少し 自覚 して ちょうだい ッ !! 》
《 はい゙ ッ 、 》
____________________________
「 ~~ ッ !! 」
涙 が 堰 を 切 っ た ように あふれ 出てくる 。
すると 、 みんな は ぎょ っ と して 俺 の 方へ と 駆け 寄 っ てきた 。
pr 「 ぁ 、 泣かせ たくて 言 っ た わけ じゃない ん やで 、 ? 」
mz 「 う ~ ゎ 、
pr ちゃん が at の こと 泣かせた ~ ッ !! 」
pr 「 ぇ 、 あ … 、
ごめんて at ~ !! 」
大丈夫 、
そう 言 っ て あげたか っ た けど 、
涙 が 止まら なくて 、
言え なか っ た 。
赫 「 あ っ ちゃん !
俺ら 怒 っ てる ん じゃない よ ~ !! 」
蒼 「 いきなり あんな ポスト 見て 、
び っ くり しちゃ っ てさ 、? 」
黄 「 どうして 急に
" 活動辞める "
なんて 言い出した のか
____ 教えてくれませんか ? 」
有 難 迷 惑
____ なんで 急に " 活動辞める " なんて 言い出した のか 、 教えて もらえ ますか ?
「 ッ … 、 ぇ っ と … 、 」
俺 は また 言葉 に 詰まり 、 目 を 逸らす 。
しばし の 間 、 沈黙 の 時間 が 流れる 。
そんな 気まずい 雰囲気 を 壊した のは 、
vau 「 … at 、 こ っ ち 来い 」
__ それまで ず っ と 様子 を 眺めていた vau だ っ た 。
「 … え 、 ? 」
vau 「 いいから 」
vau に 手 を 引かれ 、
なすがまま に 会議室 の 外 へと 出ていく 。
vau 「 ほら 、 ここなら 俺等 しか いない し 、
言 っ てみ ? 」
「 ... ! 」
vau 「 あんな 大人数 の 前 で なんて 、
緊張 すん のも 当たり前 でしょ 。 」
こいつ 、 ほんと 察し が いいんだよな … 。
「 あり 、 がと 」
vau 「 あは 、 ( 笑
いえいえ ~ … それで ? 」
「 ぁ … 、 え っ 、 と だな … 」
( っ て 、 あぶね 、 )
話す ところ だ っ た 。
いくら 2人きり に な っ た とは いえ 、
vau に 言える こと なんて 何 一つ 無い のだ 。
「 … ごめん 、 」
vau 「 ぁ 、 おい っ 」
そう 気づいた 俺 は 、
その場 から 、 走 っ て 逃げ出して しま っ た 。
~ vau side ~
2人きり に なれば 話してくれる かも という 期待 を 胸に 、
at を 会議室 から 連れ出した わけ だが 、
____ どうやら 逆効果 だ っ た らしい 。
一瞬 、 口 を 開いた ものの 、
何か に 気づいた 様子 の 彼 は
すぐ に この場 から 逃げ出して しま っ た 。
突然 、 全力疾走 するもの だから 、
俺 は 彼 に 追いつけ なくて 、
あ っ という 間 に 姿 が 見え なくな っ て しまう 。
「 … 戦犯かも 、 」
完全 に やらかした 。
そんなことを 思い ながら 、
俺 は 重い足取り で 会議室 へと 戻 っ た 。
___ がちゃ
ドア を 開ける と 、
みんな が 驚いた 様子 で 俺 の 方 に バタバタ と 駆け寄 っ て くる 。
紫 「 vau くん … ? 」
桃 「 … おい 、 at は ? 」
状況 を 察して 、
でも それを 認めたくない のか 、
この世 の 終わり みたい な 表情 が 浮かんで いる 。
「 っ ごめん 、
桃ちゃん 、 みんな … 。 」
赫 「 もしかして 、
あ っ ちゃん 、 何処か に 行 っ ちゃ っ た の 、 ? 」
俺 が 頷く と 、
みんな の 顔 が さ ー っ と 青く な っ たような 気 が した 。
橙 「 ど 、 どうすんねん ? 」
橙くん が 困惑した よう に 言うと 、
騎士メンバー が
sum 「 そんなん 、 探すしかないだろ っ ? 」
mht 「 よ ~ し ッ !
探す ぞ ~ ぉ ッ !! 」
っ て いつも の ノリ で 口々 に 言い 始めた 。
俺 も そんな 感じ で 笑い あいたか っ た けど
今回 は 俺 が やらかした から そう は いかない 。
なんて 、 俺らしくないことを考えていると 、
trt 「 vauくん 、 気 に しすぎ だめだよ ? 」
「 … え 、 」
syn 「 大丈夫 、
ばぅちゃん の せい じゃね ー よ 」
「 っ 、 ! 」
__ ありがとう 、
その時 俺 は 、 ようやく いつも通り に 笑えた 気 が したんだ 。
甘 い 悪 夢 と 苦 い 現 実
syn 「 んん 、 とりま 探さなきゃ なんねぇ こと は わかるけど 、
どこから 探しゃ い ー んだ 、 ? 」
桃 「 なんか 、 at が 行きそう な 所 とか ね ー のか ? 」
橙 「 わからんなぁ … 」
紫 「 … とりあえず 、 手分け して 探そう か 」
mht 「 ですね ~ 、 」
~ at’s house ~
蒼 「 とりあえず 、 あ っ ちゃん の マンション に 来てみた は いいけど … 」
蒼 「 高級感 エグくない !? (( 」
紫 「 あはは っ !
まぁ at くん らしさ ある よね !! 」
橙 「 それなぁ ~ っ ? ( 笑 」
kty 「 そこ に いる ん でしょ 、 あ っ ちゃん 」
tg 「 んふ 、 俺等 は わか っ てる よぉ ~ っ ! 」
「 … なんで わか っ たの 」
kty 「 めんば ー ですし ?? 」
tg 「 tgat ですし ?? 」
kty 「 tgat は 関係 なくない ? ( 」
tg 「 あで 、 () 」
二人 の 会話 を 呆れ ながら 見つめる 。
結局 、
こいつら は なん の 用 で 此処 … 俺の家 に 来た の だろう 。
kty 「 なんの用 だよ っ て言いたそう な 顔 してる ネ ? 」
tg 「 あは っ 、 わか っ てる 癖に ( 笑 」
「 なにを 、 」
俺 が 問うと 、
2人 は さ っ き の 笑顔 が まるで 【 嘘 】 だ っ たか の ように 、
真顔 に な っ て 口 を 開き 、
kty&tg 「 迷惑 かけない でよ 」
そう 冷たく 言い 放 っ た 。
「 っ 、 」
tg 「 俺ら 忙しいの 。
わかるでしょ ? 」
kty 「 僕ら だけ なら まだしも 、
苺さん や 騎士 にまで 迷惑 かける なんて 、 」
tg 「 俺ら は 、
リスナー さん たち に 楽しい を 届け 続けなきゃ いけないの 」
kty 「 あ っ ちゃん に ば っ か
時間 割いて らんない ん だよね 」
tg 「 ねぇ 、 atくん 」
「 っ 、 ? 」
tg 「 __ atくん は 何 が したいの ? 」
kty 「 構えて もらえて うれしい ?
それとも 、 」
____ 【 病んでる 】 なんて 嘘 ?
「 ち 、 ちが っ 、 」
tg 「 atくん は さぁ ?
____ 、 」
「 … え 、? 」
「 っ はぁ っ 、 はぁ っ 」
どうやら 夢 だ っ た らしい 。
目 が 覚めると 、
汗 で 体 が ぐ っ しょり と 濡れて しま っ ていた 。
「 … ゆ 、 め ? 」
でも 、 おそらく これ は 夢 で あ っ て 夢 じゃない 。
彼奴等 の 行動 は 夢 。
想い は 現実 。
「 いなくな っ た方がいいかもな 、 」
思わず 呟く 。
__ そうじゃん 、
消えて しまえば いいんだ 。
なんで こんな 簡単 な こと 思い つかなか っ た ん だろう 。
俺さえ 消えれば みんな 幸せで 、
リスナ ー に 楽しい を 届け 続けられる 。
____ この瞬間 、 俺 の 思い は 決ま っ た 。
もちろん 、 【 死ぬ 】 一択 。
死ぬ 場所 は … 、
そうだな 。
や っ ぱ 思い出 の 詰ま っ て いる ヒカリエ に したい な 。
あそこ の 屋上 から 飛び降りよう 。
今日 は 天気 が 良くて 、 星 も 綺麗 に 見える ん だ 。
そして 俺は 、
ろくに 準備 も しないで 、
もう一度 ヒカリエ に 向か っ た 。
と め な い で
( そろそろ 飛び降り よう )
そんなこと を 考え ながら 、
脱いだ コ ー ト の 隣 に |遺言書《メッセージ》 を 静か に 置き 、
心 を 落ち着かせる 。
そして 、
俺 は 勢い よく 暗くて 冷たい 地面 へと ダイブ しよう とした 。
____ 突然 、 誰か に 強い力 で 腕 を 掴まれた の だ 。
vau 「 っ はぁ っ 、 はぁ っ 」
「 なん ッ で 、 」
vau 「 や っ 、 と 、 見つけた ッ … 」
… っ は ?
なんで 、 なんで 此処 に vau が …
( バレない よう に 気 を つけてた のに ッ 、 )
見られた 。
死のう と した ところ を 。
どうしよう 、 また 迷惑 を かけてしまう 。
嫌だ
触るな
やめて
これ 以上 俺 に 関わるな 。
困惑 した 頭 を 必死 に 動かし 、
どうにか 会話 を 続ける 。
「 っ 、 離せ 」
vau 「 嫌 だね 」
「 なんで 」
vau 「 離したく ない から ? 」
「 … っ 、 __マジ 、 意味 わかんない 、__ 」
俺 は vau に 聞こえない くらい の 小さな 声で 、
そう 呟く 。
案の定 、 vau に 俺 の 声 は 届か なか っ た ようで 、
vau 「 んぁ ?
何か 言 っ た ? 」
と この 雰囲気 に そぐわない 、
い っ そ 軽薄 な 声音 で 聞き返して きた 。
____ 俺 、 どうすればいいんだ 、 ?
何 を すれば 、
穏便 に 済ませる こと が できる ?
考えろ 。
俺 は また 必死 に 頭 を 回転 させた 。
そしたら 、
いくつか の 選択肢 が 思い 浮かんだ 。
1、腕 を 振り払う 。
2、vau に 自分 の 思い を 伝える 。
3、vau も 巻き込んで 一緒 に 飛び降りる 。
どれ が 正解 だ ?
できれば 3 は やりたくない な 、
てことで 、 3は なし 。
だけど 、
あと 2つ 、 どちら が だれ も 不幸 に しないで 済む 方法 なんだ ?
…… だれか 、 たすけて 、
end _1
➤ 1 腕を振り払う
____ 選択肢1 ガ 選択 サレ摩シタ 。
「 ~~ ッ !! 」
俺 は vau の 腕 を 振り払い 、
ひんやり した 冷たい アスファルト に 飛び込む 。
____ はず だ っ た 。
vau 「 っ 、 ギリギリ セ ー フ ッ 、 」
「 なん っ 、 で 、 」
しかし 、
俺 は もう少し で 飛び降りる という ところ で 、
vau に さ っ き より 強く 腕 を 掴まれて しま っ た 。
vau 「 んん 、 好きな子 には 生きて ほしい じゃん ? ( 笑 」
「 は 、 」
思考 が 、 停止 した 。
そんな 俺 を 気 にも 留めず 彼 は 勝手 に 話 を 進める 。
vau 「 俺 さ 、 at の こと 好き なんだよ な 、
恋愛的 に 。 」
「 何 … 言って 、 俺 なんか 、 好き に なる 要素 なんて 1つ も ッ 、 」
vau 「 そうか ?
す っ ごい 魅力的 な 人 だと 思 っ てる けど ? 」
「 … 、 」
vau 「 at こそ 、 俺 の こと なんか 嫌い なんだろう けど 、 」
「 ッ 、 」
___ ぎゅ ぅ ッ … 、
強く 、 抱き しめた 。
vau が 俺 の 腕 を 掴んだ 時 より 、 ず っ と 強い 力 で 。
vau 「 ぉわ っ !? 」
「 嫌い な わけ ない だろ ッ 、 」
vau 「 … !!
んは 、 」
____ ち ゅ っ
「 ん っ !? 」
vau 「 おかえり 、 at ! 」
「 !! 」
____ ただいま ッ 、
end 1
【 辛 さ と 優 し さ を ぎ ゅ っ と 抱 い て 】
end_2
➤ vau に 気持ちを 伝える 。
_______ 選択肢 2 ガ 選択 サレ摩シ汰 。
「 ……… よ 、 」
vau 「 あ ?
何か 言 っ た ? 」
「 もう 俺 に 関わる な よ ッッ !! 」
vau 「 … はぁ ? 」
違う 。
こんな こと を 言い たか っ た わけ じゃない 。
「 こんな トコ まで 追 っ かけて きて 、
正直 鬱陶しい ん だよ !!!! 」
やめろ 。
止ま っ て くれ 。
「 俺 の こと なんか ど ー でも 良い 癖 に ッ 、 」
これ 以上 、 口 を 動かす な 。
vau 「 っ はぁ 、
そ ー ですか 。 なら 、 もう 勝手 に すれば ? 」
「 ッ 、 」
ほら 、
や っ ぱり こうな っ た 。
______ たん っ
誰 も 味方 を してくれる 人 が いなくな っ た 俺 は 、
まるで 、
天使 が 羽 を 使 っ て 空 を 飛ぶ ように 、
まんまる の 月 に 照らされ ながら 自害 した 。
____ ごめんな 。
そう 言い残して 。
___ グ シ ャ ッ
vau 「 ... え 、 ?
あ ... と 、 ? … は ? 」
??????
end 2
【 天 使 の よ う に 飛 べ た ら な 】
end_last
ここは 、 ハ ッ ピ ー エンド の あと の 数年後 の 世界 。
STPR は 解散 。
しかし 、 まだ 関係 は 続いている よう で …… 。
~ at side ~
_____ あれから 何年か 経 っ た 俺 の 人生 。
今日 は 久しぶり に 【 元 】 STPR メンバ ー 達 と
飲み に 行く 日 。
俺 は 恋人 の vau と 一緒 に 店 に 向か っ て いた 。
vau 「 なぁ 、 1つ 聞いて も いい ?
あの時 、 何で 俺 の 言葉 で 自殺 やめて くれた の ? 」
唐突 に vau が 真剣 な 顔をして
そんな こと を 聞いてくる から
「 …… あ 〜 、 ( 笑 」
なんて 微妙 な 返答 を して しま っ た 。
ちょうどいい 言葉 を 見つける こと が できなくて 、
目 を 逸らし 、 苦笑 する 。
vau 「 … ま 、 今 は いいよ 。 」
「 え ? 」
vau 「 うまく 説明 できない ん だろ ? 」
「 ぅ゙ …… 、 」
大正解 ()
本当 に なんで こういう トコ だけ
察し が いいんだよ ... ((
vau 「 ッ はぁ 、 ( 笑 」
____ ち ゅ っ 、
やけ に 響く リ ッ プ 音 。
「 〜〜 ッ !? /// 」
急な事 に 驚き と 恥ずかしさ を 隠し きれなか っ た 俺 は 、
つい 声 に ならない 悲鳴 を あげて しまう 。
vau 「 今は 御前 が 俺 のこと 好き っ て 確認 できる だけ で いいから 。
いつか 、 言葉 が まとま っ て
ちゃんと 説明 できる よう に な っ たら 教えて ? 」
にんまり と 口角 を 上げた 彼 は 、
そんなふう に 優しい 言葉 を かけてくれる 。
そしたら 、
今 、
なんとなく 答え が 導き 出された ような 気 が した 。
き っ と 俺 は 、
( |幸せ《愛》 が 欲しか っ た ん だな 、 )
ぴたり と 足 を 止めて 、
喜び を 噛み しめている と
vau 「 あ っ ちゃ 〜 ん ? どした ?
置いてくぞ 〜 ? ( 笑 」
vau が 不思議 そう に 首 を 傾げた あと 、
意地悪 ぽく 笑 っ て 、
俺 に 手 を 差し伸べて くれた 。
もちろん 俺 は 、
「 …… 今 行く ! ( 笑 」
差し 伸べられた 手 を 取 っ て 、
微笑み を 浮かべた 。
この 幸せ を 逃さない よう に 、
愛 を 確かめる よう に 、
きつく 、
きつく 、
君 の 手 を 握り しめて ___ 。
--- ~ fin ~ ---
end 3 【 愛 さ れ た か っ た だ け な ん で す 。 】
だいぶ 雑 には なりました が 、 一応 これにて 完結 です !
ご愛読 ありがとう ございました !!
また 、