世界終了異変に出てくる主人公、「えむ」が幻想郷に行くまでのお話。
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目次
無色の未来 #1
私の代理、「えむ」が主人公です!(シリーズ化してる世界終了異変と同一人物だよ)
シリーズ化しちまった…(まぁ4話くらいで完結だと思う)
本編
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「私、えむちゃんが好きだよ!」
「あ、私も星ちゃんのこと、好きだよ、!」
___そんなこと言ってたなぁ。小学生の時だっけか。
「私、*%・ちゃんのこと好き!!」
「私も〜星ちゃんのこと好き!一生の親友だよっ♪」
「てかさ、えむちゃんのことって、どう思う?」
「え、うーん、ちょっと変わってる人だとは思ってる笑 私は苦手〜」
「そ、そうだよね」
「星は?星はどう思うの?」
「え、私、?私は…………………」
「……星?」
「あ、ごめん!w 私も苦手かな〜」
「あ、やっぱり星もかw なんか嫌いっていうか〜」
「ね、〜笑 …あ、もう学校行こう!」
「そだね!」
……私は裏切られたの、?
いや、こんなことで泣いてたら、ダメだよ。将来、困っちゃうよ、。
ダメ、ダメ。私は将来ちゃんとした人になるって…お母さんと約束したじゃん、!
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「私ね、ママのためにお医者さんになるの!」
「あら、なんていい子!天国にいるお父さんもきっと喜ぶわ。」
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えむ「…………っは!!」
……私、気づいたら寝てた?
えむ「疲れてんのかな、?」
お母さん「えむ〜?入るわよー!」
えむ「あ、うん!」
ガチャ。
お母さん「えむ、勉強は捗ってる?」
えむ「うん!もちろんだよ。」
お母さん「よかったわ。最近元気ないから心配してたのよ!」
えむ「し、心配してたの…?」
お母さん「もちろんよ!でも勉強は捗ってるのね。よかったわぁ。お医者さんになるまでの道のりも近いわね。」
えむ「うん、応援ありがとう。絶対なるからね!」
お母さん「あらぁ。ほんとにいい子ね!頑張ってね、これからも!」
えむ「うん。ありがとう!」
お母さん「じゃあ私は今から仕事に行ってくるわね。今日は夜勤なのよ」
えむ「あぁ、大変だね…頑張ってね!」
お母さん「ありがとう、行ってくるわね!」
えむ「うん、じゃあね。」
バタン。
えむ(お母さんも大変だな、、まぁうちはお父さんいないしお母さんだけが働いてるもんね…)
今日も無理してないかなぁ…いつも死んだ目で帰ってくるからなー。
えむ「…だから私が勉強をたくさんして医者になってたくさん稼ぐんだ…、!」
…でも、友達にも裏切られて、最近は元気もないや。
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「最近元気ないから心配してたのよ!」
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お母さん、心配してくれてたな。
えむ「…なんか疲れたな、」
気分が乗れば次回も書きます
無色の未来 #2
世界終了異変に出てくる主人公、「えむ」が幻想郷に行くまでのお話。
(えむちゃんは私の代理です)
本編
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えむ「よしっと……今日はこのくらいで勉強終わろ」
はぁ…気づいたらもう0時か。
えむ「お母さんが帰ってくるのは…確か4時だよね、ならご飯作ってあげようかな」
そうして私はキッチンに向かった。
えむ「…よし、卵割って……」
今日は卵焼きを作る。昔よくお母さんが作ってくれてたなぁ。
確かしょっぱい卵焼きだったんだよね。
えむ「フライパン、フライパン……あ、これか」
お母さんのように完璧には作れないけど、最近はよく料理をする。お母さんも笑顔になってほしいしね!
静かな夜、部屋に響く卵を焼く音。
えむ(……なんか、、私………)
…はぁ、何考えてるんだろ、ネガティブになりすぎたかな。
でも、どこかに穴が空いたような。心のどこかに。
だから、何かが足りない?いや、私って、一体何のために“ここ”にいるの?
って、考えるようになっちゃった。
……と、そうこうしてるうちに卵焼きが完成した。
えむ(余ったやつは私も今食べよ。お腹すいたし)
えむ「…いただきます。」
…はぁ、おいしい。私なりには結構うまくいったかな?
……でも何か足りない。……塩入れたっけ?
えむ「…あ、だし入れるの忘れてた…しまった!」
、、まぁいっか。お母さんも結構ミスしてたし
えむ(…私も今何かが足りてない、気がするから、、この卵焼きと一緒かなぁ?)
でも心の穴を埋めるためには何が必要?何で埋める?
えむ「うっ!頭が……痛い……」
……はぁ。もう考えんのやめよ。
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翌日。
ジリリリリリと、目覚まし時計がなった。
えむ「…ん、、もう朝?」
はぁ、今日も学校かー。
中学生になってから友達に裏切られたりした。ほんと散々な目にあったけど、私はそれを乗り越えたんだから、、大丈夫。大丈夫だよ。
そうして、私はリビングに行った。
えむ(……あれ、お母さん…お父さんの仏壇の前で喋ってる、、)
お母さん「……お父さん、おはよう。…最近は、天国で元気にしてるかしら?」
お母さん「……私は最近は元気じゃないの。仕事も残業だらけでえむにも構ってあげられてないし。」
お母さん「……あとえむも最近は元気じゃないみたい。友達関係とかで何かあったのかしらね?それとも、何か………?」
お母さん「…もしかして、私の教育が悪いのかしら?……だって、なんか、こう…」
お母さん「私がやってきたことは間違いだったのかしらね?でも、今のままだとお金も足りないし、お医者さんになってもらはないと!……だから頑張って勉強、勉強、勉強………、勉強しない子は嫌い!!私達のために…お父さんのために働きなさい!!!!」
そうして、お母さんは涙声でほぼ掠れた声で言った。
お母さん「……………………この教育は、……間違い、なのかしら…?」
その瞬間、私は体の中鐘が鳴るような音が響いた。
私、私は………お母さんも追い詰めてた?
私は……一体何を…________?
無色の未来 #3 完結
世界終了異変に出てくる主人公、「えむ」が幻想郷に行くまでのお話。
本編
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お母さん「……あら、えむ?」
えむ「あ、お母さん………」
お母さん(もしかして、今の話、えむも聞いていた、?)
お母さん「えむ、えむ…………う〝ぅ…ぁぁぁ!」
えむ「お母さん、?泣かないで……、!」
お母さん「ぁぁっぁぁ!!私はぁ、私は!!子供に何もしていない!毒親!!こんなの毒親よ!!」
えむ「お母さん………っっそんなこと、ない!!私は別に傷ついてない!」
えむ「…だって別にお母さんとお父さんが幸せなら私だって幸せだもん!いいよ、それで!いいんだよ……うぅ、あぁぁぁぁ!」
お母さん「うぅ、うぅ…ぁあぁぁぁっっぁぁ!」
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それからお母さんとは口を聞かなくなった。
えむ(……なんでこんなことに…。)
私が、悪かったの?あの時、もっといい発言をできていたら?
こんな時に友達がいたら、相談できてたかもなのに?
………私の味方は家族だけだったのに、?
もう、何もかも投げ出したかった。
現実から逃げたかった。
辛かった。
えむ「私って………一体……何のために生きてるの、?」
そうして私はつぶやいた、「死にたい」と。
えむ「……でもやっぱり好きなんだよ、お母さんのこと。好きなんだよ……っ!」
忘れられないんだよ!だってあなたしか味方がいなかった、!
………もういいや、全部、やり直せたら………
そうして、私は明日学校の屋上に行くことを決めた。
もう、終わらせよう。
完結
はい、えむちゃんの過去はこんな感じでした、こっから世界終了異変に続くって感じですので、ぜひそっちの話も見てくれると嬉しいです!