「お前と一緒なら、退屈はしなそうだけどな」
文化祭まで、あと15日。
ひょんなことからクラスの劇でダブル主演を務めることになった、まひととてると。
正反対な性格の二人が、慣れない台本に四苦八苦しながらも、放課後の誰もいない教室や、夜の公園で少しずつ「本当の絆」を紡いでいく物語。
喉のトラブル、ライバルへの焦り、そして初めての衝突……。
積み重なるアクシデントを乗り越えた先に待っていたのは、想像もしなかった眩しいスポットライトと、お互いへの特別な想いだった。
これは、一瞬で過ぎ去る秋の空の下、二人が「最高の相棒」になるまでの、15日間の全記録。
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目次
15日間のカーテンコール#1 運命のくじ引き
まひとくん→🌱
てるとくん→🚀
になります!
騒がしい放課後の教室
黒板には文化祭・出し物決定の文字が書かれている
出し物はクラスのくじ引きで演劇に決まる
配役決めて面倒な王子様の押し付け合いが始まる
クラスメイトが言った
生徒A てると、声可愛いし適任じゃね?
🚀 ええ〜!無理無理〜!
焦るてるとの姿見て隣の席のまひとが立ち上げる
🌱 てるとが嫌がってんだろ!なら王子は僕がやる
生徒B あっ!いいこと思いついた!今回の主演はまひととてるとっていうのはどうだ?
生徒C めっちゃいいじゃん!
生徒A じゃあ決まり!
結局僕たちは主演をやることになった
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放課後の廊下
まひととてるとが話す
🚀 さっきは助けてくれてありがと
🌱 別にいいよ!でも2人主演になっちゃったね…。まじか
2人が顔を見合わせる
🚀 はぁ
ため息をつく
🌱 でもてるととなら退屈はしないと思うけどな。逆に
ポジティブ発言をした方が安心するんじゃないかと思い、ポジティブ発言をした
🌱 2人なら出来るよ!頑張ろ?
🚀 うん!!
僕の発言で安心したのか、納得してくれた
これから、僕とてるととの縁起の練習が始まる
今回の小説、あえて短めにして見ました!
話によっては長くなるかもだけど!
おつくも〜!
15日間のカーテンコール #2ぎごちない台本読み
放課後の誰もいない教室。夕日が差し込んでいる
僕とてるとはクラスメイトから貰った台本を読む
🚀 …。『君のためなら、僕はどこまでも行ける!』ってこれ言うの!?恥ずかしすぎるんだけど!!
🌱 僕だって『お前のその瞳が、俺に勇気をくれるんだ』とか書いてあるぞ。誰だこの台本書いたやつ!
セリフはどれも熱いものばかり
🌱 これ練習の時も言えないんだけど!!
🚀 と、とりあえず練習しようよ!時間もあるんだから!
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🌱 お前のその瞳がッw待ってヤバい、これ言えないぞ
🚀 ww
🌱 ちょっ、てるちゃんもやってよ!
🚀 wぼ、ぼくはやんない、よ、?
🌱 おいw僕だけやらされててるちゃんだけやんないのずるい!
真面目に練習しようとするけど目が合うたびにどっちかが吹き出してしまい、練習が進まない
🚀 わかった!やるから!
🚀 君のためならッww
🌱 www
🚀 まじでこれ言えないね
🌱 だよね!やばいかも
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結局、まともな練習は進まず夕方になってしまった
🌱 明日こそ練習頑張ろうねw!
🚀 うんw!
でも、お互いの名前をセリフとして呼び合う感覚が、少しだけ特別に感じ始める。
おつくも〜