逆ハーレムものです。
雪ちゃんという女の子が3人のイケメンに溺愛されるストーリーです。
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目次
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 1
地味女子の雪ちゃんに出会った男子が恋をし、(3人)溺愛するお話です。
「今日から、、、中学校‼‼」
私は佐野雪。
今日からここ「月夜中学校」に通う地味女子。
何を隠そう、私は地味女子で、しかもそれを好んでいる。
だから、新学期だろうが、入学式だろうが、できるだけ目立たないようにと決めていた。
〜教室〜
「ねぇねぇ、雪ちゃんっていうの?これからよろしくね!」
「うん、よろしくね。」
入学早々、私にはあかりちゃんという名の女の子と友だちになっていた。
すごく静かで可愛いので、憧れちゃう。
そして、あかりちゃんは優しいので、一緒にいてとても楽しい。
(こんな友達ができて、良かった)
しみじみと喜びを噛みしめる私に、悲劇が起こる。
それは、入学してから1ヵ月たったときのことだった。
転校生がやってきたのだ。
ガチャ
「みんな〜今日は転校生を紹介するぞ〜」
その転校生が入ってきた瞬間、クラスが一気にざわついた。
「夜川響です。よろしくおねがいします。」
そう。
その転校生が、ものすごい美形だったからだ。
「うわ〜、すっっっごいイケメンくんだね〜」
「そうかな?」
「雪ちゃんはクールだねぇ」
「私あんまりイケメンに興味ないから、、、ごめんね」
「全然いいよ〜私も実のところあんまり興味ないからさ。」
私達がそんな他愛ない話で盛り上がっているとき。
え?
何故かあのイケメンくん、、、そう、夜川くんか、ずっとこっち、、私の方を見ているのだ。
なんで、、、?
さてさて、いきなりトラブルに巻き込まれそうな雪ですが、どうなるんでしょうか、、?
続きもお楽しみに。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 2
前回の続きです。
なんでこっちを見てるの?
困る困るよ
私は地味女子でいたいのに、、、
気がついたら昼休みになっていた。
相変わらず夜川くんはモテていて、そして私の方を見ている。
なんでだろう。
すごく気になった私は、帰り際に夜川くんを呼び止めて、話すことにした。
「ねぇ、なんでずっとこっちを見ているの?」
「、、、したから」
「?」
「あなたに一目惚れしたからです!」
、、、、、、、えええええええぇぇぇ!?
いきなりの告白。
どうする雪!
次回もよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 3
さてさて、どうなることやら、、、
なんで、、、
「それ、本当なんですか⁉」
「俺は本気です。」
「返事はまた。」
「でも、どんな返事でもあなたのことを愛しますから、覚悟しといてください。」
「それと、明日からは、タメ口ですからね。」
「『俺』を思いっきり出します。」
「それでは。」
・・・・・・
はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?
絶叫オチが多くてすみません。
星屑です。
♬短くてごめん((殴
すみません。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 4
ここから本編始まります。
「おはよう」
「、、、おはよう」(不機嫌)
はぁ。
ほんとに何なんでしょうかこの人。
「不機嫌だな、、俺のこと嫌いになった?」
「当たり前でs」
夜川は私の手の甲にキスをしてきた。
「、、っ」
「なに、、するのよっ、、」
「え?だって昨日俺を出すって言っただろ?」
そういうことだったのか、、
照れるし、何より恥ずかしいし目立っている。
これからも毎朝これだと思うと、嫌になる。
どうすればこの人はやめてくれるんだろうか、、、
大大大ピーンチの雪です。
ハフハフしそうな内容、、、
作者は心臓持つんでしょうか。
(夜川は作者のタイプなので)
ともかく、よろしくおねがいします‼
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 5
ついについに、、、
「あかりーっ」
「どどどどどうしたの」
「いきなりで悪いんだけど、私夜川くんに好かれちゃったみたいで、どうすればいいかな、、?」
「いいじゃん、イケメンだし。」
「よくないよ、、、私目立つの苦手だし、、、」
「俺の話?」
「ひゃっ」
「きゃっ♡」
いきなり髪にキスしてきた。
恥ずかしすぎる、、、
穴があったら入りたいよぉ、、、、、
さらに、、
「なんで教えてくれないの?」
「教えてよ」
「教えてくれないなら、、、」
ドンッ
、、、、、、
頭が理解するまで数秒かかった。
私は今、人生で初めて壁ドンをされている。
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかった。
夜川くんはそのまま私に顔を近づけてきて、、、、、
唇が後少しで触れる。
どうしよう
鼻血でそう
恥ずかしいよ
皆が見てるっ
きゃああぁぁ
かっこいい
夜川くんがやばい
次回、新キャラ登場です!
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 6
きゅんきゅんしてね(*˘︶˘*).。.:*♡
後少しで唇が触れる。
その時だった。
「待て‼」
「俺の雪に手を出すな!」
誰かの声が聞こえた。
その声に驚いた夜川くんが顔を離す。
「おい」
今まで聞いたことのないような怖い声で夜川くんは言った。
「『俺の雪』ってなんだよ」
静かな怒気を含んだその声にも負けずに、その人は言った。
「そっちこそなんなんだよ、雪に壁ドンって。」
その問いには答えず、夜川くんが言った。
「お前は誰だ?」
「俺は朝日太陽。雪に一目惚れした中学1年生だ。」
その人、、、朝日くんは、私を抱き寄せて夜川くんから遠ざけた。
な、、、、、
なんでこんなに目立つことばっかりするのよーーーっ!
きゅん
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 7
きゅんきゅんしてね
今回もハラハラですよ!
私、今朝日くんに抱き寄せられている、、、、、、
朝の、ガヤガヤしている教室で‼
どきどき
心臓がなっている。
その時。
夜川くんが私を自分の方へと抱き寄せる。
「残念。雪は俺のものだからね。きみは手出しできないよ、、、」
私の首にキスをしながら夜川くんが言う。
「―――っ!」
「なっ、、、」
朝日くんがショックを受けたような顔でフリーズしている。
恥ずかしいよ
どうしよう、、、
その時。
また新たな人影が見えた。
ぎゃあああぁっ
かっこいいです
きゅんきゅんしましたか?
次回、新キャラ登場です!
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 8
新キャラ登場!
シュタッ
ふざけました。すみません。
その人影は、こういった。
「俺は草木日向。お二人と同じく、雪さんに一目惚れした男子です。」
・・・・・・これは、夢かな?
その人は、黒髪&黒目で静かな雰囲気の夜川くんや、茶髪&茶色い目の朝日くんと違って、金色の髪に緑色の目で、異国の王子様みたいだった。
その人は、ゆっくりと私と夜川くんに近づいてきて、、、、、、
いきなり私にキスをしてきた。
それも、舌を入れるキス。
私はそこで、思考が途切れた。
誰かが支えてくれたところまでは覚えているが、、、
気がつくとそこは保健室だった。
「よかった、目が冷めたか。」
「安心したぜ」
「危ないところでしたね」
・・・
3人のイケメンが、こっちを覗いてきていた。
そして、すごく顔が近い。
夜川くんが、私の顔を両手で挟み込んで、、、、、、
むふむふします。
リクエストなどあればどしどし送ってくださいね!
次回、波乱の予感、、、
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 9
今回、波乱&ラブです。
〜夜川side〜
雪が気絶し、保健室に運んだ後。
「ねぇ、ずっと気になっていたんだけど。」
日向が話しかけてきた。
「、、、なにが?」
「とぼけないでよ、雪ちゃんのことだよ。」
「雪は俺のものだ。お前になどわたす気はない。」
「それはどうかな、、、?」
そんな話をしているとき、雪が目覚めた。
丁度いい、あいつに見せてやろう。
俺は雪の顔を両手で挟み込んで、キスの体制に入った。
「なっ、、、」
驚いている。
あいつがやったディープキス、試してみよう。
俺は、雪にゆっくりと顔を近づけ、、、
〜夜川side終了〜
〜雪side〜
ちょちょちょ待って待って待って
なんか夜川くんがこっちに顔を近づけてくるんですけど⁉
そのまま二人の顔が重なって、、、夜川くんの舌が入ってきた。
〜雪side終了〜
はあぁぁっ
幸せな作者です。
言ってなかったんですが、これは完全に作者の欲望が詰まった作品です(笑)
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 10
もう10話ですね!
早いものです。
気がついたら私は3人、、、「夜川響」「草木日向」「朝日太陽」に囲まれ、しかも夜川くんに、、、、
お姫様抱っこされていた。
「ちょっと、おろしてよ!」
「お、気がついたか?」
・・・余裕の表情が悔しい。
じゃなくて!
「恥ずかしいからおろしてよ!」
「ふふ、可愛らしい姫ですね。」
キザなセリフを吐くのは草木くん。
おろしてくれない。
どうすればいいかな、、、、
はっ!
ちょっとこれはやりたくなかったけど、今なら誰もいないし、、、
そう。
色仕掛けしてみることにした。
だって、私のこと好きなら引っかかるよね。
「夜川くん、、、、」
「どうした?ってあああ」
夜川くんは真っ赤になって私をおろしてくれた。
上目遣いしながらは効くんだ。
とりあえず、良かった、、、、
雪が、ついに変な方向に入っているのでは?
と書きながら思った作者です。
皆さんどうぞよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 11
どきどきしますね。
雪ちゃん可愛いです。
恥ずかしかったぁ
私は制服のブラウスのボタンを止め直しながらそんなことを思う。
、、、気づかなかったけど、3人がずっとこっちを見ている。
気づいたときには、もう遅かった。
私は、今度草木くんにお姫様抱っこされていた。
「ちょっと、草木くんやm」
「草木ではなく、『日向』と呼んでください、姫」
「その姫ってやつやめて、、、っていうかおろして!」
「そうだよ、降ろせよ草木。」
夜川くんも加勢してくれた。
「また俺が抱くんだから。」
目的が違う。
またやるしかないかな、、、
でもこの人には効かない気がする、、、
そうだ!
私は思いっきり首を伸ばして、草木くんの首に腕を巻き付け、キスをした。
草木くんは、流石にびっくりしたようで、離してくれた。
っていうか今、かなり大胆なことしたんじゃないかな私。
〜草木side〜
い、、今、、、雪ちゃんにキスされた、、、、、
嬉しい‼
やばい
もう一回抱けば、やってくれるかな?
俺は、雪ちゃんに手を伸ばした。
〜草木side終了〜
草木大暴れ!な回でした。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 12
最近このシリーズばっかり書いていますので、他のシリーズおろそかになりますがお許しください。
〜草木side〜
もう一回、、、
手を伸ばした俺を嘲るように、他の手が雪を抱き上げた。
「なっ、、、、」
「ふっ 俺の勝ちだな。」
そう。
それは他でもない朝日だった。
〜草木side終了〜
〜雪side〜
ちょっとこれは
何が起きてるのー⁉
くそうもうネタがない、、、
おろしてくれないよっ!
朝日くんが話しかけてきた。
「雪ちゃんは本当に可愛いねぇ」
「俺のものにしちゃおうかな」
そのまま顔を近づけてきて、、、
もうその手には乗らないんだから!
こっちだって!
迫る朝日くんの口に人差し指を当てて、上目遣いしながら
「だめだよ…」
朝日くんはやめてくれた。
真っ赤な顔で、口を抑えていた。
「雪ちゃん、、、可愛いね」
夜川くんが言う。
「私は誰のものにもならないからね、、、」
ゆゆゆ雪ちゃん⁉
キャラ変したか?
これからもよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 13
キャラ変ありかも⁉
「私は誰のものにもならないからね」
「雪、、、ちゃん、、、?」
「え、、、?」
〜夜川side〜
今なんて?
は?
雪ちゃんキャラ変してないですか、、、?
まぁ、ちょっと悪な雪ちゃん、、、ありかも。
〜夜川side終了〜
〜雪side〜
これは意思表示だけど、今の所一番ドキドキするのは夜川くんかな。
まぁ、ふたりきりになったら言おうかな、、、
「ねぇ夜川くん。このあとふたりきりでいいかな、、、?」
〜雪side終了〜
雪、キャラ変(?)しました。
どうぞよろしくおねがいいたします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 14
どきどきしますよね、こういう小説、、、
私もやってもらいたいです。
「夜川くん、このあとふたりきりでいいかな、、?」
「―っいいよ」
「じゃあ、私の家に来てね、、、」
〜夜川side〜
俺は今、好きな人の家の前にいる。
はっきり言って、すごく嬉しい。
雪ちゃんが、『ふたりきり』を強調してくれたからだ。
何が起こるのか、楽しみだ。
〜夜川side終了〜
〜雪side〜
夜川くんが家に来た。
言ってなかったが私の家はそこそこでかいので、自分の部屋以外にも自分の地下室も持っている。
なのでそこに呼んだ。
「ねぇ夜川くん、私あなたのこと1番好きだよ――」
雪⁉
ってな感じの14でした。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 15
きゅんきゅんしてね(*˘︶˘*).。.:*♡
〜夜川side〜
『ねぇ夜川くん、私、あなたのこと1番好きだよ』
これは、夢か、、、?
俺の大好きな雪ちゃんが俺のことを好きだと言ってくれた。
だが。
その時だった。
「っぁぁぁぁぁぁぁあ」
突然雪ちゃんが苦しみだした。
「雪ちゃん‼‼‼」
その時だった。
「あーあ。薬の効果切れちゃったみたいだね。」
「っお前は草木‼雪ちゃんに何をした⁉」
「薬を盛ったんだよ。はじめに見た男のことを好きになる薬をね。」
「でもそれは僕じゃなかった。そう、きみだったんだよ。」
っていうことは、雪ちゃんの『好き』は本心じゃなくて、薬で言わせたってことか、、、⁉
「お前、最低だな。」
いつの間にか雪ちゃんは寝ている。
「最低で結構。俺は雪ちゃんに好かれさえすればそれでいいからね。」
「貴様ぁっ」
ハラハラします。
私これ仕上がるかな…
30話ぐらいいきそう
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 16
早16話、、、
応援よろしくおねがいします。
私は頭が痛くなって倒れて、、、、、、
その後の記憶がない。
「良かった、雪ちゃん起きたね。」
夜川くんだ。
なんだか彼の顔を見ると安心する。
私は静かに笑って、また寝始めた。
後から薬の効果を聞いた私はすごくびっくりした。
、、、ちょっとまって、私じゃあ無意識でも夜川くんに『好き』って、、、、、、
は、恥ずかしい。
っていうか、草木くんって何者なの、、、?
近づかないほうがいいかもしれない。
でも、やっぱり夜川くんはかっこいいな、、、
「え?(照)」
ちょっとまって、私まさか声に出して、、、、
「嬉しいよ、、、雪ちゃん」
顔がゆっくり近づいて、、、、
二人の影が重なった。
またまたびっくりな展開ですね。
これからもよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 17
どきどきする展開!
え?最近朝日が出てないって?
知りません。((殴
二人の影が重なった。
ちょっと私、、、
嬉しいな
夜川くんの顔がすっごく赤い。
「だめだよ、夜川くんなんかに尻尾振ったりしたら、、、」
「!?」
それは朝日くんだった。
「俺にもそれ、、、やってよ。」
だんだんと朝日くんが近づいてくる。
「おい」
夜川くん、、、
夜川くんは私を守るように立っていてくれた。
「あーあ、邪魔されちゃった。また今度ね、雪ちゃん。」
「なんなんだ、あいつ、、、」
「ありがとう―大好きよ、夜川くん―――」
夜川くんの顔が一気に朱に染まった。
あれ、、、、?
また
頭が
痛くなってっ
「っあぁぁぁぁぁあ」
「雪ちゃん‼」
あれ?薬は切れたんじゃ、、、?
草木も出てこないし、、、
どうなってるんでしょうか。
応援よろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 18
草木の正体が明らかに⁉
〜夜川side〜
「どういうことだ、草木。」
「どうもこうもないよ、薬は切れたんじゃなかった。それだけの話だ。」
「ふっ」
「まぁいい。明日から雪ちゃんに対して俺は本気を出す。」
「覚悟しとけよ。」
そういって俺はその場を立ち去った。(もちろん、雪ちゃんをお姫様抱っこしてだ)
残された草木はいった。
「じゃあ、俺も、、、」
〜夜川side終了〜
短くなってしまいすみません。
ここしか区切るところがなくて、、、(T_T)
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 19
ついに男子たちが本気に、、、
これは一体、どういうことかな、、、?
何故か家の前にいた夜川くんに、挨拶する間もなくお姫様抱っこ。
そしてそのまま学校に着いてしまった。
「おろしてよ、夜川くん、、、」
「嫌だ。今日は俺が独り占めだよ、、、」
首にキスしてきた。
「「「「「「「きゃああぁぁぁぁぁ」」」」」」」
クラス中が沸いた。
「そういうことだから、雪には手出ししないようにね――――」
休み時間になった。
私は夜川くんに連れ出された。
「なんで屋上なの?」
「独り占めできるからだよ」
「今日は絶対に離さないからね―――」
「っ――」
唇が重なり、舌が入ってくる。
私は目をつぶった。
自分でも、顔が真っ赤になっているのがわかった。
いいですねぇ~
これからもよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 20
今回は草木大暴れ!な回です。
もう20、、、
とろけそう。
あぁ、どんどん好きになってくよ―――
〜草木side〜
くそっ
夜川の奴に先を越された。
今日は俺が独り占めするって決めていたのに。
まぁいい
あれを使って――
短めです。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 21
草木が暴れますよ。
あれを使って―――
あぁぁ、幸せだったなぁ
ほわほわする帰り道。
私はいきなり後ろから抱きつかれるような体制で薬をかがされた。
「ここは、、、」
気がついたら知らない天井の、綺麗な部屋にいた。
「気がついた?」
「っ草木くん、、、」
「草木じゃなくて、日向って呼んでよ。」
「日向って呼ばないと、、、、、」
顔が近い近い近い!
「わかった――日向、くん」
「あぁ、最高にいいよ、雪ちゃん。これからもそれで、ね。」
「っていうか、ここはどこ?」
「ここ?僕の屋敷だよ。」
さらっとすごいことを言う。
「さぁ、夜川にばっかり尻尾振ってないで、僕の彼女になってよ―――」
迫ってくる。
そのまま私は横抱きにされた。
「ちょっと、やめt―」
「やーだ」
そのまま、ゆっくりと日向くんの顔が近づき―――
やだ。
私がキスしたいのは夜川くんだけなのに――
涙が出てきた。
なんで―――
唇が触れる。
バンッ
「待て‼‼‼」
「夜川くん――!」
あぁ
来てくれた―
嬉しい
でも、それに構わず日向くんは近づいてくる―!
急いだ夜川くんが、私と唇を無理やり重ねた。
あぁっ
嬉しい―――
草木、暴れましたね〜
次回もよろしくおねがいします。
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 22
きゅんきゅんしてね(*˘︶˘*).。.:*♡
「邪魔するな、夜川。」
草木くんはすごく怒っている。
「何を?」
「俺と雪の大切な時間のことだ。」
「後もう少しだったのに。」
「はじめに言ったよな、雪は俺のだって。だから、お前が入り込む隙はないんだ。」
嬉しすぎる。
『雪は俺の』って―――
「ちょっと待ったぁ!」
朝日くんだ。
「俺も雪と物語を作りたいんだ――」
いきなり朝日くんから抱き寄せられた。
「っちょっと――」
「残念、それじゃだめだよ―――」
夜川くんだ。
まただ。
今度は舌が入ってくるキス―――
「見せつけてもいいか?雪。」
「うん――もちろんよ」
「じゃあ、そういうことだから。」
そういった夜川くんは、私に目隠しを付け、柱に縛り付けた。
「大丈夫雪、嫌だと思うことはしないからね―――」
まずはディープキス。
その次は体の色んな所を舐められる。
あぁ幸せ。
あの夜川くんに、こんな事―――
そして最後は首にキスしてきた。
項がぞわりと粟立つ。
気持ちいい―――
「おい、やめろよ!俺がやる――」
日向くんだ。
私は目隠しをしたまま言う。
「ごめんね日向くん。私、こういうことは夜川くん――いや響くんとしかやりたくないんだ。」
「ということだ。残念だったな2人とも。」
「「くそっ」」
二人が出ていった後、夜川くんは私のスカートの中に手を入れて―――
そこにキスをしてくれた――――
あぁぁぁぁぁぁぁぁ幸せ
「幸せだね、雪。」
「うん。響―――」
これからはこの人とずっと一緒にいたい
それなら地味じゃなくても構わないよ―――
目隠しを取ってもらって、自分からキスをした―――
まだまだ続きますよ〜!
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 23
雪、変わっていきます。
自分からキスをした―――
響くんの顔は赤い。
幸せだ―――
翌日。
「おはよう、響くん。」
「ああ、おはよう。」
すっごく甘い声。
この声は私が独り占めしてるんだ――
あぁ幸せ。
「おはよう、雪ちゃん。」
日向くん。
「雪ちゃん―――好きです!」
「ごめんね、嬉しいけど私が好きなのは響くんだけだから。」
「っわかった。でも、これから覚悟しといてね。」
「人生初の告白、ありがとう。」
翌日。
「ちょっと日向くん、やめて―」
「絶対に、やめない。」
日向くんが、さっきからずっとディープキスをしようとしてくる。
「私は響くんとしかやりたくないのに―――」
いきなり抱かれた。
「そんなことわかってる。だから、僕の方に振り向かせるからね――」
舐められる。
首にキス――
項が別の意味で粟立つ。
「やめてっ―――」
気持ち悪い
助けて
嫌だ
響くん―――
「もう逃がさないからね――」
「雪ちゃん」
涙が溢れた。
日向が暴れますね〜
響〜まだ?
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 24
響目線でいきま〜す
よろしくね
〜響side〜
雪の悲鳴が聞こえた気がした。
「雪っ‼‼」
部屋に入った途端、俺は驚愕した。
草木と雪が、抱き合ってキス寸前の姿勢でいたからだ。
「草木貴様何している‼‼」
「あ〜ぁ夜川きちゃったかぁ」
「ふぐっっぁぁあ」
草木はいきなり雪にキスをした。
雪は必死に振りほどこうとしていたけど、男子には敵わない。
舌を入れているのが、ここからでも見えた。
「雪から離れろ‼‼」
「響くんっ――」
雪は泣きながら俺にしがみついてきた。
よほど怖かったのだろう。
「お前――許されると思うなよ。」
そう捨て台詞を吐いて俺と雪は立ち去った。
〜響side終了〜
〜翌日〜
私はまたも日向くんに薬をかがされた。
でも今度は眠くならない。
なんでだろう
すっっっごく日向くんが魅力的に見えてきたなぁ
「日向―――好きよ」
向こうで夜川くんが固まっているのが見えた―――
⁉
雪⁉
次回、波乱の予感、、、、
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 25
日向目線です。
また、雪ちゃんに薬をかがす事ができた。
今度の薬は、
『俺のことだけが好きになる薬』だ。
効果は三週間。
存分に味わおうと思う、、、
ほら、もう雪ちゃんが自分からキスをしてくれた。
あぁ、幸せ。
「日向、あなたのこと、世界で一番愛しているわ―――」
「夜川は?」
「もう、どうでも良くなってきちゃった。あなたがすごく魅力的よ。」
あぁぁぁぁ
夜川の絶望した顔がみたいなぁ
「雪――あれ、やらないか?」
「いいわよ――」
放課後。
雪は俺の家に来ていた。
あの時と同じように、目隠しをして、柱に縛り付けた。
「思う存分やってね、日向。」
「あぁ、もちろんだよ雪。」
まずは舐める。
その後はひたすらにキス。
雪が望むすべてをやった。
最後に。
雪の体の中に手を入れて、遊ぶように弄る―――
あぁ
最高だ
気持ちいい―――
「あぁっ最高よ日向。続けて――」
もうそろそろかな。
バンッ
予想通り。
夜川だ。
「貴様雪に何をしている‼」
「なぁ雪、早く逃げよう‼」
「いやよ」
「私は日向と一緒にいたいの―――」
「なっ⁉」
あぁ最高。
見せつけてあげなくちゃね。
再び体の中に手を入れ、色んな所を遊ぶように弄る。
「っ⁉」
「日向――愛してるわ」
夜川が絶望しきった表情で固まっているのがわかった。
完全な日向目線‼
楽しんでいただけましたか?
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 26
雪目線です。
日向が好きで好きでたまらない。
大好き―――
そして、好きになってから2週間と6日。
頭に血がのぼるぐらい好き。
あぁ日向
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
大好き
あなたは私だけのもの―――
「どうした?雪」
私は日向に思いっきり抱きついた。
そうしたら日向はお姫様抱っこしてくれた。
本当に王子様みたい―――
その時。
「雪っ‼‼」
夜川くんだ。
私はもうあんな人に興味ないのに
魅力的なのは日向だけ――
「行きましょう日向。」
「わかったよ姫。」
姫も悪くないわ――
翌日。
「日向!」
「おはよう姫。」
また今日も、私達はラブラブで登校する。
きっと、明日も―――
翌日。
私はもう、日向に興味がなくなっていた。
なぜだろう。
「ごめんね雪ちゃん。あんまり可愛いから、薬、かがせちゃった――」
「っ⁉」
「今度のはね、俺のことだけが好きになる薬なんだ。効果はどうだった――?」
私、私響になんてことを――‼‼
「響っ‼‼‼」
私は日向くんにかまっていられず、響を探しに向かった。
雪ちゃん目線、久しぶりかも?
よろしくね~
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 27 (完結)
雪目線。
「響‼‼」
どこなの?
!
「ちょうどよかった、朝日くん響を知らない?」
「知らないなぁ」
「そう、ありがとう。」
「逃がさないよ」
「⁉」
いきなりお姫様抱っこ―――
「響の居場所、教えてほしい?」
「うん!」
「じゃあ―――俺に好きって言って、キスして」
え、、、?
でも、響のためなら――
「朝日くん―――好きです。」
チュ
「これでいいよね?早く教えて――」
「ハハッお願いポーズ可愛いね」
「響ならそこの教室にいるけど――俺の彼女にならないと、君のことは離さないからね。」
「!?」
でも、やっぱり響のためならしょうがない――
「私――朝日くんの彼女に、なr」
「ちょっと待て」
あぁ
響くん―――
「あーあ。せっかく雪ちゃんを彼女にできるチャンスだったのに――」
「雪の彼氏は、この俺だ。他のやつに変わりができるはずがない。」
「まぁ、いいか。」
そういって朝日くんは立ち去った。
「なんで、なんであんな事言ったのに――」
「俺はどれだけ雪のことが好きだと思っているんだよ。」
「うわあぁぁぁん」
私は響にしがみついて泣き出してしまった。
よかった―――
第1部 完結
ついに完結です!
第2部も書くので、よろしくおねがいします!
地味女子の希望をあっけなく壊す男子たち 番外編
まずは、ファンレターくれた方、すっっっごく嬉しかったです‼‼
頑張って第2部書きます‼
今日は響くんとデート♡
楽しみだな〜
「ごめんね、遅くなっちゃって、、、」
「全然いいよ。こうやって雪の可愛い姿が見られたんだから――」
恥ずかしい。
行き先は水族館!
イルカショーを見たり、パフェを食べたりして楽しんだの。
クラゲの展示室で、、、
「あれ―?私迷子になっちゃた⁉」
どうしよう、、、
「雪!雪!どこだ⁉」
「ここだよ!」
「良かった、心配させるなよ、、、」
ちゃんと私のこと見つけてくれた――
中が深まったデートでした!
どうでしたか?
第2部の前に書いてみました!