被験体番号 A-003 と呼ばれる少女は改造人間。
人間と出会い、もとの心を取り戻すまでの物語。
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目次
1 改造人間
目を覚ますと、そこには白衣をまとった3人の男たちが私を囲んでいた。
「目を覚ましたか、A-003。」
白衣の中の1人がそう言った。
えーのぜろぜろさん…?
私のことかな…
「フェーズ|2《ツー》までは順調だ」
え、なに?
フェーズ|2《ツー》???
「フフフ…|被験体番号 A-003《これ》 が成功すれば、この世界は我々の手のなかだ」
この人たちは、何を言っているの…?
怖いよ…
「ハハハ!ワクワクするなァ…じゃ、早速…」
「「「|フェーズ3《最終段階》移行開始だ」」」
そして私は再び、深い眠りについた。
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少女が次に目を覚ました場所は、厳重な警備・監視が施された|檻《おり》の中だった。
少女の入っている檻以外に、何千個も檻が並べられている。
その檻の中には、少女と同じように拉致され、そのまま改造された生物が入れられていた。
彼らは、兵器なのだ。
悪の組織、ディグフビーによって研究・開発された**改造人間**なのだ。
そしてこの物語は、その中(改造人間)の一体である被験体番号 A-003、いわゆる「少女」のお話。
少女の未来は果たして、明るいものとなるのか、それとも…………
読んでくれてありがとうございますー!
この先の話はよく決めてないです笑
2 異能力
一話のファンレターありがとうございます!!!!!
楽しみにしてくださってる人がいると思うとやる気でます!
遅くなったけど、二話どうぞ!!
「被験体番号 A-003。お前の名は、スージー・ブレークだ。」
|改造人間《少女》は、そう名付けられた。
普通の人間だったときの名前とは全く別だ。
彼女はもとの名前も年齢も家族も友達も、全ての記憶が消去され、ただただ命令に従う兵器になってしまった。
ただ、改造人間は、自由とは引き換えに**異能力**を手にすることができる。
スージー・ブレークの場合、四つの異能力を身に付けさせられた。
四つというのは、どの改造人間よりも多い。
|組織《ディグフビー》が何度も試みたのだが今まで失敗作ばかりが出来上がってしまっていた。スージー・ブレークは初めての成功作なのだ。
「スージー・ブレーク。ついてこい」
「アイアイサー」
もう一度言う。スージーは逆らえない。
「お前には、早速だが戦争の最前線にでてもらう。いいか?」
「アイアイサー」
読んでくれてありがとうございますー!
みじけー400文字もいってない
名前生成器が便利すぎてえぐい