オリキャラたちを小説化しましたーー!!
1話から順に見てもらえるとわかりやすいと思います!
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目次
#1 ここは猫色街
※この小説はオリキャラの話です
ここは、個性豊かな猫たちと、人間が共存している、
**「|猫色街《ねこいろまち》」。**
これは、ここで暮らしている、ある猫たちの物語___。
#2 ゆら猫、誕生
___猫色街の大きな原っぱで、子猫が産まれた。
子猫が、小さく鳴いている。
その子猫たちの中には、1匹だけおかしな模様の子がいた。
「えぇっ!水色の子猫!?」
「不気味ねー」
みんなが怪しみながら通り過ぎてゆく。
それもそう。
ゆら猫という子猫は、身体が水色だったからだ。
頭と胸と背中にある、ミズクラゲのようなクローバー模様。
水色のハチワレ。
実はゆら猫は、ミズクラゲと猫のMIXだったのだ。
でも、みんなから怪しまれ続けても、母猫はゆら猫をしっかりお世話した。
ゆら猫の母猫であるゆい猫は、ゆら猫に似合う、月や星、雫のついた飾りを、ゆら猫の耳の横に浮遊させた。
さらに、お揃いの月飾りがついた、青い首輪をプレゼントした。
「ありがとう、お母さん!」
ゆら猫はとても喜んで、飛び跳ねまわった。
---
ゆら猫も、ついに自立した。
原っぱを散歩したり、商店街で人間たちにごはんをもらったりして過ごしていた。
そしてある日突然、ゆら猫には大切な友達ができて___。
#3 のの猫、誕生
--- **のの目線** ---
私は、|音歌《ねうた》のの。
歌うことが大好きで、歌に関する仕事をしてるんだ。
ある日私は、仕事が休みの日に、少し買い物に行こうと思って、近くのスーパーマーケットへ向かって歩いていた。
すると。
『ガサッ』
「ミャァ」
猫の声。
「!」
猫がいた。
私の足に体を擦り付けている。
「わ…」
___その途端。
「貴方が、音歌ののね。待っていたわよ」
えっ…
「…猫が…喋った!?」
思わず声が出た。
「しーっ。私の声は、貴方にしか聞こえないの。だから、他の人にはわからないわ。」
「…状況理解できないよぉ…」
「取り敢えず、聞いて。」
「…わかった」
「貴方、歌がとても上手くて___いや、歌うことが大好きで。…貴方は、猫になる運命よ。さぁ、あの子のところへ、行ってあげて…」
「へ…?」
すると。
『ぽわんっ』
「にゃっ…!?」
身体が、猫になっていた。
紫色のブチ模様。音符の模様に、紫の音符がついた首輪。耳元の、黒い音符の飾り。薄紫の肉球。
「ほら、あの子も、貴方を待っているのよ。」
「え…?」
___そこには、水色の猫がいた。
「え、えっと…あ、あなたは誰…?」
「私はゆら猫!ミズクラゲと猫のMIX!これからよろしくね!ほら、と・も・だ・ち!ともだちだよ!」
私は笑顔になっていた。
「___うん!ともだち、だね!」