ななせんせーです。
はじめまして!
あるいはお久しぶりです!
七瀬。といいます。
今回はちゃんとした小説にしますね
《 みなとほしぞらゆうえん》湊星空遊園
主人公は初兎ちゃんで行こうかなと。
この作品は、
桃×青=星
朝起きたら二〇二五年だった件
と合わせて三作品目のものとなります。
この作品を作るにあたって
他の作品を疎かにすることはないです。
しかし、私情で、不定期投稿になるかなと。
こんなスケジュールで行きます。
更新は二二時〜〇時の間に行います。
月曜日→ないふ小説
火曜日→短編集
水曜日→休み
木曜日→星狩屋
金曜日→ないふ小説
土曜日→休み
日曜日→短編集・星狩屋
把握よろしくですっ!
短編集に関しては、更新は週一の予定です。
一つのネタにつき、一話完結制だからです!
これはアンケートで決めたものなので、
クレーム等は受け付けておりません…
星言葉等入れる作品となります
テーマはもう病み病み病みです
思いっきし病ませますのでっ!
では、描きはじめます~っ!
#ななせんせーの文学書
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
湊星空遊園 ⅰ
夜の街。
アンチコメ等出てきますが七瀬は微塵も思っておりません
↑テンプレ←
初兎Side
明るくて。
飲み込まれてしまいそうな
この、都会の夜に、
誰にも邪魔されないように、
死ぬには、
どうしたらいいんだろう。
いついつから、死にたい、
所謂、所謂、「自殺願望」を持つようになったのだろう。
多分、君たちに出会ってから。
おしゃれとポテトとひよこが大好きで、
歌がめっちゃうまくて
ガキっぽいけど大人っぽい、赤髪。
うるさくて、すぐ歌ってて、
時には助け合える
同い年の唯一無二の、相方のあほげ。
変態で、お寿司とメンバーが大好きな
頼れるリーダーで
いつも多忙でも絡んでくれる桃髪。
大人なのに、幼児退行しまくって、
でもお仕事頑張ってる
かっこよく助けてくれる青髪。
歌も料理もめっちゃうまくて
ポメラニアンが好きな可愛いとこもある
一生ついていきたくなる黒髪。
君たちに会ってから、
人生が変わった。
楽しい分の、代償は
僕が払うから。
だから、みんなは
何も心配しなくていいから。
______________________
そろそろ帰るか、…
暗い夜の街で、少し歩くのが好きだった。
うるさい街のあかりを他所に歩くのは心地が良かった
そう、思った時。
「ないちゃん配信してるってっ!!!」
「まじ⁉︎気づかなかった…見るわ!」
「さすがないふぁみの◯◯〜!」
「笶、忘れてた時点で駄目っしょ笶」
ない、ふぁみ…
聞き慣れたことばが
目の前にいる人の口から出る。
ないちゃんの、リスナーさん、か、
こんな形で見るのは初めてで、
少し驚く。
おたくの子って、こんな感じなんだ、…
「ライブの写真だ!」
「きゃ~!!イケメンっ!」
そんな反応をしてくれてるんだ、
少し嬉しい。
そう思った矢先、
こんな言葉が飛んできた。
「初兎以外は、みんなイケメンだよね笶」
「え、それな?初兎がいるから『全員イケメン』って言えないよね笶」
「歌も下手だし…なんか足引っ張ってるようにしか思えないよね…」
っ、…
わかってた。
みんなの足を引っ張ってるのは
いれいすの名を汚してしまっているのは
いれいすが大きな会場を埋められなかったのは
全部
全部
僕のせいだって。
そんなの気にしない、って。
思ってきたはずなのに。
ネットで書かれてるアンチには
慣れたはずなのに。
いれりすの子は、
みんながみんな、
初兎を認めてくれてるわけじゃないんだ。
それに気づけなかったのは僕だ。
それに応えられなかったのは僕だ。
じゃあ、もう
僕はいらないじゃん。
長さどうですか?
湊星空遊園 ⅱ
⚠︎主の経験に基づいた発作の表現あり⚠︎
____________
空白いらないっていうファンレターが来たので
さよなら同盟の方は無くした版もあります。
港星空遊園の方にも来たら無くした版も作ります。
あとでファンレター返信します
(名前付きで送ってくれた方には返信します!)
初兎Side
ふと、ポケットの中から固形物を取り出す。
それがパッと光る。
そして、夜の暗さに気づく。
「初兎」
Xの検索欄にその文字を刻む。
もう、何度も見た、何度もやった
この行動。
いつもは楽しく感じていたこの時間も、
何かが違った。
居心地が悪かった。
マイナスな言葉の方が目について
僕はいらないんだろうと
再確認。
それで、ちょっと一安心。
「初兎がいなければいれいす推してた。」
「初兎だけぶすかった笶」
「初兎本当に歌い手…?」
「うっざ…消えろよ、初兎、笶」
ほら、。
存在が否定される。
死んでも。誰も傷つかないのか…
尚更、居心地が悪くなる
生きてる心地がしなくなる。
目の前が暗くなる。
頭の空気が抜けたように
軽くなる。
指の先が震える。
立つのが辛くなる。
溟々《くらくら》してくる。
息がうまく吸えなくなる。
頭に酸素が回らなくなる。
歩くのはもう無理だ。
その場に著莪み込む。
街灯が滲む。
涙がたまる。
頭が痛くなる。
耳鳴りがする。
体が震える。
もう、駄目だ。
立つのも儘ならない足で、
必死になって歩いた。
メンバーとよくきた、公園に着いた。
人気が少なく、腰掛けるには丁度良い。
小さめのベンチに倒れかかって、
ふぅっとため息を吐く。
もう、何もかもどうでも良くなっちゃった。
今までかけてきた時間は、なんだったのだろう。
存在ごと、無かったことにしたいな。
「初兎ちゃん、…?」
聞き慣れた、優しい声が
僕の名前を響かせる。
◯◯…?
◯◯はタグ見て貰えばわかっちゃいます((
しょにだっ…
誕生日おめでとう。愛してるよ、心から。
今年は諸事情でお祝いできないけど来年からはもう最大限にお祝いするね。
「一生」は約束できないけど、
何十年未来だってそばにいることを誓います。
湊星空遊園 ⅲ
あ~あ、
僕って必要ないんだろうな。
ないこSide
「初兎、ちゃん…?」
仕事が終わって、
帰ってご飯にしようと思った。
でも、ふと、去年の今日。
近くの公園で、メンバーと
星を見て
「みんなを導く星になれますように」って、
願ったな。と、
思い出して。
公園に寄ってみた。
「湊星空公園」。
地域の子どもたちの、
要望から、名前が決まったらしい。
その公園は、人が少ない。
昼間でも、子供はいないし、
夜になっても人はいない。
治安が悪いこの町で
こうやって腰を下ろせる時間があるのは
恵まれたことだろう。
そう思いながら、重かった足を軽やかにして
公園に向かった、。
そこには、見慣れた、
白髪の男性が
ベンチに
座っていた。
「初兎ちゃん、…?」
そう、声をかけた。
_______________________________________
「ないちゃん…?」
がさがさで、裏返ってしまった声は
とても醜かった。
たしかに、今、
僕に声をかけてくれたのはないちゃんで、
答えたのは他でもない、僕だった。
こんな、夜中に、なんで、?
午前二時。
「夜中」っていうには
ぴったりで、
空に浮かんだ星は、禹《うざ》いぐらいに、眩しい。
桃)こんな時間に、何うしたの、?
白)ぁ、えっと、…
散歩、…?
急に聞かれて、
さっきのことを言いそうになった。
言ったら、厄介だし、と思って、曖昧な返事で済ませた。
桃)そっかぁ、笶
いいねっ、
白)ないちゃんって、…
この世に疲れたりしないの、?
自分の中で起きたことが、
良かったのか、悪かったのか。
自分にとって今の世界は、
今までより全然居心地の悪い世界で。
だから。これからどうなるかなんて、
誰もわからないけれど。
今はただ、生きるのを履帯《りたいあ》したかった。
自分とは違う。
そんなないちゃんに、
聞いてみようと思った。
聞いていいのかなんて
知る由は僕にはないけど。
桃)え、どしたの、急に、笶
…もちろん、昔も、今も、疲れてるよ、。
もう、死んじゃいたいなって、いっつも思ってる笶
予想外な言葉が返ってくる。
ないちゃんも、死にたいんだ、
消えちゃいたいんだ。
桃)でもね、。
これは初兎ちゃんが望んでる答えじゃないかもしれないけど。
俺は死にたい気持ちよりも
楽しい気持ちが勝っちゃうことが、多いの、笶
あ、。
やっぱりないちゃんは、
僕とは違う。
____________________________________________
タイトルは湊星空「遊園」なのに
本編は湊星空「公園」なの…?
と思ったあなた!!!
あとからちゃんとわかりますよ…ふふふふ!!!!!!
あと、この作品は確実に他メンバーも出てきます