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目次
vol.1
新シリーズです!!!
飽き性な堕天使はすぐ新シリーズ作っちゃいます
桜が満開に咲き、少し温かく、気温が適しているこの季節。
ここは、今の日本より少し時代が経った都市、|廻羅市《かいらし》。
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《4/15》
私は、中学一年生の花宮英愛。
趣味は寝ること。明確には自分の趣味とかわかんない。
だけどもう1学期が始まって、中学生になって、宿題の量がすごくて困る。
しかも、なんか勉強もめんどい。
はぁしかもクラスメイトは元々同じクラスだった子もいるけど、知らないことか気が合わない子ばっか。
もういや。「うわっ!」
「大丈夫?英愛ちゃん!」「あ、宇里さんありがとう。やばい階段で後ろからズッコケるとこだった。」
「あれま、あ、英愛ちゃん!頭いい?」「いや、頭いいわけじゃないけど、生物は得意科目!」「お、そんじゃさ、数学っていける?」「うーん得意ってほどじゃないけどできると思う。」
「んじゃさ!勉強、あたしに教えてくれる?」「!?以外!何で私に!?」「いや、だってさ元々同じクラスなの、英愛ちゃんと坂倉しかいないじゃん!」「坂倉くんはダメだねー」
「え!?でもフレンドリーなんだもん宇里さん。」「いや、初対面にそんなこと恥ずかしくて言えないわ♡」
いい子。だって普通、こう言う時ってさ写させてだから。
なんか気が合うかもしれない。
「ねぇ、絢葉ちゃんって呼んでいい?」「いいに決まってんじゃん!あたし英愛ちゃんのこと呼び捨てしていい?」「いいよ!!!!んでさ、あのアニメ見てる?」「あ!知ってる知ってる!ヒロインが恋する乙女を1年間演じないと殺されるってやつ!」「それ!」
てなわけで、絢葉ちゃんとアニメとかファッションとかの話題で盛り上がり、明日の午後勉強開始よってことになった。絢葉ちゃん、バスケ部だから休日じゃないと無理なんだって。
真面目だねえ。そういう特技があるのっていいなー。
私の特技なんか秒で寝ることしかないよ。
「げっ!一限目数学じゃん!」「うわ、数学だぁ。私はできるかも!」
「横からすんなり自慢すな!」「あはは〜。んげっ!二限目は国語!?」
「なんだよーそっちだって苦手な科目あんじゃん」「理数系には文化系と体育は理解できない」
「文化系は関係するが、体育は関係ない。」「突っ込むな!」
それはそうと、絢葉ちゃんとは席がとおい。隣の席は|泡海《あわみ》さんっていう
髪の長くてスタイルがいい女の子。可愛いけどおとなしいから少し話しかけにくいな。
可愛いから別にいいんだけど。
ん!?ユルいかわいい。泡海さんの筆箱ゆるキャラのわんこがいる。
可愛いなー。見かけと同じ可愛さ。
じー。
「うぁっぁのぉ、何か、、?」「何も〜、ごめん。泡海さん。筆箱可愛いなーって」
「ありがとう、ございます。水筒、もこれです」「えっ可愛い〜!!!そのブランド高くて買えないんだよねー。羨ましい!」「あ、このブランドならいっぱい持ってます!!」
「えーすごぉー!」「花宮さん!泡海さん!授業に集中して!ってことでここの問題は泡海さん行ってみよう。」「え!!うぇぇぇっとぉ、、、、3.9で、正の数です。」
「泡海さん!素晴らしい!」
うわ、褒められてるいいなー。あっあれ?もう授業終わりかー。早い。
新鮮なものは時間が早く感じるのかな。それとも私が楽しいとか!?
うえ、、っうぁぁぁ!!!「体育!?あ、そうだ!だから体操着で来たんだ」
「よっしゃ!いっちゃん得意よぉ!」「うぇぇ、絢葉ちゃん、っペア組もう!」
「いいぜ!教えてやろう。絢葉様と呼べばいい!」「そんな契約交わしてないよもぉ!」
「__ふふっ__」「あ、泡海さん見てたのー?」「いえいえ、、聞いてたら面白いなーって」
「あれっこの1時間に友達作ってるねー英愛!すっげぇ。」「あ、泡海鈴花です。よろしく」
「あ、可愛いなーこれ!」「え、ありがとうございます!」「敬語外していいよ。同級生だもん。ね?絢葉ちゃん!!!」「そうだぜ、あたしら同い年!名前で呼んでよ!」
「え、、いいよ、、?な、名前で呼んで欲しい!!!」「よろしくなっ鈴花」「鈴花ちゃん!呼び捨て、、、しちゃいけないでしょ」「いいよ。呼び捨てしてくれても」
鈴花ちゃんか。素敵なお友達ができたな。ふふっ。
おっ体育遅れる〜!ん?待てよ、、、今日はペアでっ、、、50メートル走のタイムをはかるの?
うぇええええええ!!!!
「鈴花ちゃん誰と組んだの?」「いなくて、、その、英愛ちゃん、、?のところでいいかな」
「いいぜー!ってかうちのクラス奇数だし」
「**今日は50メートル走のタイムを測ります。平均を超えられるように頑張りましょう**」
うぇっ。平均って確か、、、8.9ぅ終わった。
「あ、私名簿最初じゃないからアッタイマー!」「あった!2人のタイムはかって!だって名簿の最初に2人いるからね。」「よし行くぞ!鈴花!応援してて!」
すごいなー。よういどん!の合図で走っていく2人。うわ、絢葉ちゃん、、、!?
「速っ!!!」
鈴花ちゃんも、平均超えてるし、、、。うえ。。やばい。
「何秒!?」「何秒だった、英愛ちゃん。」「エー鈴花チャンが、8.1秒で、絢葉ちゃんが6.7!?、、、。」
「すごい!速いね。絢葉ちゃん。」「鈴花もいいね!速い!!」
うわぁ。あはははははは。
そんな絶望なこと考えてたら、私の番だ。私、運動無理ィィィィ!!!
「位置について。よぅい!ドン!!!」
いひゃああ!よしこのまま加速して加速して加速しまくってうおおおりぃやあああ!!!
「はぁはぁはぁ。どう?」「すげぇ!平均ピッタリじゃん!」「すごい!」「あれ!?成功だー!」
そういう流れで、2時間目は終わったのであった。
あ、今日委員会だ。
行ってこようっと。私は保健委員会。
まあトイレットペーパーを変えたり、石鹸の補充をしたりする委員会。
小学校にもこういう委員会あったな。
。.ꕤ…………………………………………………………………………..ꕤ.。
!?アレは!っ。あっあの人!
そうだ!2年生の文武両道、眉目秀麗、しかも音楽センスもあり何もかも完璧で有名な風見雫先輩!
あんなところで、泣いている。どうしたんだろう。
「っ…。うぅっ、、、。っ……?」
雫先輩は私に気づいて、涙を拭った。これってもしかして秘密を守れば敵な感じになるやつ!?
「雫先輩!大丈夫ですか?何かありましたか?雫先輩!!!」「雫…。ごめんなさい、情けないところを見せてしまって。先輩、なのに。」「っ雫先輩!?目!!!」
なんと、雫先輩は、右目に包帯を巻いていた。そして、普段なら、三つ編みツインテールみたいな髪型が三つ編みおさげになってる。
「何があって!?こんなことに!大丈夫ですか!?」「心配、してくれてありがとう。けれど、私は、雫じゃない。朝陽だよ。雫の双子の妹、なの。だから雫ではない」
「あ、朝陽先輩か、、、!?っでも!だとしても、目、どうしたんですか?」
「気にかけてくれてありがとう。私は、去年、熱病にかかって右目を失明してしまって、。一応形は整っているんだけど。わるいお話ししちゃってごめんなさい。」
「いえいえ。それは大変でしたね。目の方は痛むのですか?」「いいえ。特に何も、ただね、目は色とかが変わってしまってね。包帯、してないと、笑われそうで、、、。」
こんな事情が、、、。この先輩、優しいし可愛いし、ほっとけないや!
「私でいいのなら何でも言ってください!力になります!」
「そんな悪いことできないわ。あなた、まだ一年生だし。お名前は?」
「えっと、花宮英愛です!」「素敵ね。よろしくね。わからないことがあったら何でも聞いて。これでも一応先輩なのだから。」
「それじゃ立場が逆です!」「ならもう敬語外していいんじゃない?英愛ちゃん。」
素敵なお友達ができちゃったな。力になれたのも嬉しいし!
「では、私は帰るから、、、、」「**朝陽!ぐずぐず泣いてないでとっとと、いなかった分の勉強をして!そうでないと、ダメでしょう?**」「雫先輩?」「あっ、あなたは、、誰でしょう?」
「花宮英愛です。よろしくお願いします。雫先輩!」
「よろしく。朝陽?早く戻って!迷惑かけてごめんなさい。英愛さん。朝陽には構わなくていいから。では」
あっ。行っちゃった。姉妹ってきついね。私は、一人っ子だから何もわかんないけど。
雫先輩のいつもの態度は外面なのかな。でも、ほっとけない。
「あのっ!」「何?英愛さん」「雫先輩、キツくしすぎでは?」
「別に。これが普通だから。英愛さんも、委員会続けてね。朝陽、謝って。時間を無駄にさせてしまったから」「ご、ごめんね。」「2年生よ!先輩というプライドをもう少し持って!あなたは先輩」
「何故、キツく当たるのですか?」「キツく、、、。鋭いのね、、、。もういいわ。ごめんなさい」
そう言って、雫先輩たちは帰ってしまった。
**キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン**
やばい!授業始まるぅ!!!
「遅かったね。何かしてた?」「ううん。別に。少し。」「少し休んだほうがいい?」「大丈夫」
その日、1日そういうことを考えていた。それは、少し辛い。
《続く》
やばい1話がとんでもない文字数に!?
vol.2
実はここから本当のストーリーが始まる。結構自信作だなあ〜。
大丈夫!恋の旅路よりかはマシ!あのストーリー怖いからぁwww
「おはよっ!遅いぞ、英愛ぁ!!」「おはよう。何かあった?」
「いや何もないよ〜!!!」「んじゃいいけど!んでさ〜。数学最近めんどくない?」
「あ、分かるよ!」「理数系はめんどいとすら感じないのでは?」「あ、英愛ぁー!!!私を置いていかないでぇ!!」
そんなふうにいつも通り話していたら、あっちの方に風見姉妹が見えた。
何かやってる。ケンカ、、、、?
「あなた、そのままでは**旅人**を務められないわ!」「旅人私はやるよ!キツくても!」「無理よ!あなたは、片方目が見えないのよ!だから別の人を集めるからあなたは何もしなくていい!」
これまた厄介な喧嘩をしてるな。だけど、昨日より会話の文がマシだ。
旅人って何だ?
「っ!あなたたち!何を聞いて、、、。」「おい、雫先輩!旅人ってなんだ?」「だから!それを!」
「英愛ちゃんたち、このことは、、、。なかったことにしてくれる?」「そんなの気になるに決まっている!」「っ。でもダメなの!!!!」
妙に真剣な様子でいる2人をしばらくじっと見つめてみた。
何?旅人?何のこと?昨日もそのことで、、?
違うよね、、、。昨日は勉強とか言ってるし。
「雫先輩!旅人って何ですか?何故そんな真剣なんですか?どうしてですか?何故、朝陽先輩に、そんなキツく当たるんですか?正直に答えてください。」
「そんなの無理よ。ごめんなさい言えないわ。あなたたち、まだ生きたいでしょう?」
「何か、叶えたいこととかないの?それがないなら関係ないよ。」
旅人、、、、、、。**あれ**のことだ。
「叶えたい、、、。あるよ。一つ。何のことですか?旅人って」
「絢葉さんには関係ないわ。あなた、その願いは命と引き換え」
「偽りのアニメみたいなこと言いますね?本当ですか?」
「アニメと一緒にしないで!あなたには何も見えない!部外者よ!」
「あの!雫先輩!旅人ってこの街の都市伝説を、中学生の少女が集めるアレですか?」
「「!?何でわかるの!?」」「うちの、伝統らしいです。そちらの家で集めるんですよね?」
「っ!関係ないわ!後何故、休日なのに、、、。」
「今日から、絢葉ちゃんの家で、勉強会するんです。よかったら着てください。というかならずきてください!」
私は、パッと言ってみた。2人は黙ったままだった。
鈴花ちゃんは、黙ってた。
絢葉ちゃんは何かを訴えるような顔をしていた。
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「んで、旅人ってなんですか?」
「っ。言えないの!無理よ。」「ここまで来て、言わないわけには、、、。」
「別に言ってもいいけど。あなたたち、何故そこまでして、、、。」
「あるんです。なので。」「2人が、すれ違ってほしくない。ただそれだけです。」
「うぁ、、…」
雫先輩は何か、真剣な表情で、言い始めた。旅人のことを。
旅人とは、この街の平和を、守る、役目がある。
何から守るかというと、この街に古くから存在する都市伝説。
それを、前の旅人が回収しても、数十年後には復活してしまう。
都市伝説を回収し、それを幸福に変えて、その街の都市伝説を回収し終わって、生きていたら、一つだけ、願い事が叶えられる。
が、死んだら終わり。
それと、戦いに手柄を立てると、強くなれる。
「私の言いたいことは、それだけ。これを知ってしまった以上、あなたたちはこの役割を果たさないといけない。もし、外にバラしてしまったら、あなたの命はもう終わり。」
願い、事、、?私は平和に過ごす普通の中1だよ?
そんなもの、ある、、、かも、しれない。
ある。いいや、私には願い事がある。命よりも大切な、願い事が。
「っ。私は、いいです。何か、違うものに、っ!」
鈴花ちゃんには、そう言ったものがないようだ。
「私は、帰ります。このことを言わなければ、よろしいのですよね?」
「そうだよ。秘密にして、絶対。面白がったりしないで。」
鈴花ちゃん、、、。でも、私には願い事がある。だから、この役割を果たしたい。
「雫先輩、朝陽先輩、私、それをやりたいです。やらなきゃいけないんです。」
「英愛ちゃん?真剣な瞳をしている、認めるよ。私。」「そうね。」
「**それは、どんな願い事も叶えられるんですか?**」「そうよ。どんなことでもね。」
「なら、あたしは、やるしかない。やらないわけがない。あたしがやらないと、絶対にダメな問題なんだ。」
真剣に、そんな、顔を見つめて、雫先輩は言った。
「いいわ。認める。これを、これを持って。そしたらこれを持って。これで、いつ都市伝説が出てくるか、分かる。そのうち出てくる。最近、復活したばっかりらしいから。」
雫先輩から渡されたのは、万年筆だった。
都市伝説が現れると、万年筆が赤く光るらしい。
都市伝説を集めて、いっぱいになると、万年筆は使えるようになるらしい。
そして、普通の紙に、インクが入ったこの万年筆を使えば、願いが叶うらしい。
`そして、私たちは、赤く光った万年筆がさす方向へ飲まれていくのだった。`
やばい、へたくそが書く小説になった。