いらっしゃいませ( *´艸`)
このシリーズは、「僕のヒーローアカデミア」の方々をお借りして物語を
書かせていただくシリーズとなっております!
轟くんが照れてたり、轟くんが看病されてたり、轟くんが愛されてたり
ホークスさんが照れてたりホークスさんが看病されてたり
俺は天然イケメン最強ろきくんと速すぎるイケメン最強ホークスさんが
大好きなので高確率で二人メインです というか確実です
初心者なので生温かい目で見守っていただけると嬉しいです!!
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目次
ホークスさん、近いです…
夢主がホークスさんに看病されて惚気てる話。
かっこいいよね
続編予定
主「うわ……38.9…!?っげほっげほ…」
主「やばぁ…ひさしぶりやなぁ、こんなこーねつ…やべかつぜつが…」
主「こーいうときってなんか無性にさみしくなるよな」
主「だれかおらんかなぁ…けど今日平日やから轟くんたちはむりやし…」
主「あっ…そうだほーくすさん…」
主「けど、ほーくすさんが一番…いそがしいんじゃ…」
主「はっ…やばしんど…」
主「ほーくす、さ…」
ホ「呼んだぁ~?」
主「は!!!!???げほっ…!!」
ホ「もぉ~、そんな叫ぶからでしょ」
主「っいや!なんで!いるんですか!!!」
ホ「えぇ~…なんかはるかが呼んでる気がした」
主「なっ…んですかそれ…」
ホ「ほんとは、遊びにきた」
主「仕事は…」
ホ「緊急出動来たら行くつもりだった」
ホ「で、熱何度なの」
主「38.9です」
ホ「えぐ…だいじょーぶ?」
主「これみて大丈夫だとおもうんですか…?」
ホ「確かに。全然大丈夫じゃなさそうだわ」
主「そーですよ…」
ホ「ねね、俺も一緒に布団入っていい?」
主「は!?///なに変なこと言ってんですか!!!!!!」
ホ「えぇ~だめ?」
主「……まぁ、いーです、けど…風邪うつりますよ…?」
ホ「だーいじょうぶ。なんなら俺がもらってあげるよ じゃ入るね~」
主「ばっ…っ……(うわぁぁ…この人あったけぇ…)」
ホ「寂しかったよね…よしよーし…」
ホ「ははっ、ぎゅーする?なんか俺今日体温高いんだよね~」
主「え、それだいじょうぶなんですか…?風邪とか…」
ホ「ん~?だいじょぶっしょ…」
主「一応…ねつ、はかりますか、?」
ホ「いやぁ、大丈夫だってぇ~…」
ぴぴぴぴっ、ぴぴぴぴっ
主「何度ですか」
ホ「え~っと…39.3…?」
主「39!?」
ホ「え、そんなにあるの…?」
主「ほーくすさん…看病したいところでは、ありますけど…わたしも、しんどいので
……一緒に、寝ましょ、?」
ホ「…!うんっ…」
かわい
爆轟ー!!
ネタ思いつかねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
どうしようどうしようどうしよう
愛され?ってのをやってみようかなぁ
「とーどーろきっ!」
朝。自席に座っていた俺に、上鳴が声をかけてくる。
「…お、上鳴。おはよう」
「ははっ、今日もぽやぽやしてんねぇ~…」
…?
頭には「?」しか浮かんでいないが、まぁとりあえず「そうか、」と相槌を打った。
「轟ィ!!昨日のテレビ見たかァ!?」
「え、見てねぇ…」
上鳴に続き声をかけてきた切島に、申し訳ないがそう答える。
「そうかぁ…けど、昨日めちゃくちゃ面白かったんだよ!!!」
「そ、そうなのか…」
そもそも、俺はあまりテレビとか見ねぇから…
心の中でもう一度謝りながら、どんどん進んでいく会話に置いて行かれ始める。
どうしよ…全然聞いてなかった。
これ、俺に話振られたら終わりなんじゃ…
頼む、俺に振らないでくれ…心の中でそう祈っていると、後ろから女子たちの声。
「とどろきぃー!」
「ねね、愛してるゲーム!やろ!!」
芦戸の口からでた「愛してるゲーム」という言葉。…なんだそれ。
「なんだ、それ」
「えーっと、二人で見つめあいながら『愛してる』って言って、
先にニヤついたり笑ったり限界化したり(?)した方が負け!」
「じゃまずはー…上鳴と轟やってみよっか!!」
「えぇー、俺ぇ~?」
麗日の説明通りにやってみる。
「じゃ俺から…愛してる!」
「「「「おぉー…」」」」と、周りの感心?の声。
「次轟…」
「おう。…愛してる」
「ぐはっっっ」
言ってみると、目の前の上鳴が鼻血を出しながら倒れた。
あ…やってしまった。俺が「愛してる」って言うと死ぬんだ…
「あぁー!上鳴の負けぇー!!」
「さっすが轟くんやねぇ~…」
「えーっと次はぁ…じゃ麗日やってみよ!」
「えっ絶対無理絶対無理!!!」
さっきと同じようにやってみると、またもや麗日は倒れた。
あぁ…このままだと俺殺人犯になる…ほぼ敵(ヴィラン)…
「えーと、次……あっ、爆豪いるじゃーん!」
「あ″?」
そのまま芦戸は、爆豪に声をかける。
ごちゃごちゃ話している二人を眺めていると、ようやく爆豪が了承したのか
こちらに戻ってきた。
「じゃ、次は爆豪とね!轟」
「あぁ」
「まぁ多分轟くんなら爆豪くんもいちころよねぇ~」
「っち…こんな意味わかんねぇのやらせやがって…」
目の前には、爆豪のいつも通り険しい表情。
「俺、爆豪は殺したくない…」
「あ″ぁ!?てめぇふざけんな!!俺がてめぇごときにやられるわけねぇだろ!!!」
でも、この流れでいくと…爆豪も…
「まぁ始めよっか~」
「じゃあまず轟!」
「愛してる。」
おぉ~…とか、やっぱ格が違う…とか声が上がっている。
「じゃ次爆豪!この流れで行くと轟圧勝だぞ~?」
たしかに、今のところ誰の「愛してる」も効いていない気がする。
「はぁぁ……あいしてる。」
「っ…」
…と、思っていたのだが。
爆豪の「あいしてる」は、明らかに俺の心にぶっ刺さった。(恋愛的)
「えっ轟顔赤っ」
「えまじ?そんなことある?」
「爆豪すげぇ~…!」
「てめぇらの愛してるは気持ちがこもってねぇんだよ。俺が轟のこと
いっちゃん愛してる」
「~~っ……///」
さらに追い打ちを食らった俺。もうほんとに、倒れそう…
最初は意味が分からなかったゲームで、轟くんは恋心に気づきました。
かわいいです。
リク遅くなってごめんなさい…
思いつきとどろきくん
ネタ
タイピングゲームにて出てきた単語に従っちゃう天然炸裂のとどろきくん(?)
一応ポップタイピング元ネタです
芦戸)ねね轟、これやってみてよ
轟)ぽっぷ、たいぴんぐ…??
芦戸)そ!ポップコーン召喚して、何粒出せるかみたいな
まぁ要はタイピングゲームよ
轟)そうなのか…(なんでポップコーンを召喚するんだ…?)
芦戸)まぁあたしの最高記録12560粒だから!頑張ってね!
ばくごー!!轟がやるとこ見てあげてー!!
爆豪)あ″ぁ!?んでだよ!!!こちとらスコア伸ばすのに必死なんだわ!
↑ポップタイピングやってる
芦戸)そこをなんとかぁ~!
爆豪)っち…しゃーねーな
轟)爆豪、わりぃ…
爆豪)いいから黙ってやれやぁ!!!!!!
轟)わりぃ…
スタート
轟)……たたたたっっ
爆豪)はっや…
轟)……
問題
「クリックを連打」
轟)カチカチカチカチカチカチ
爆豪)…お前なにやってんだ
轟)くりっくをれんだ……ばくご、これ反応しねぇ…
爆豪)ブフォッッッwwwwww
轟)…????
爆豪)ひっ…wwwそ、それ…wクリックを連打するんじゃ…wwwねぇよ…ww
クリックを連打っていう単語を…打つんだよ…wwww
轟)あぇ、そーなのか…あ、時間制限終わってる
天然越してないか??
轟くんには苦しんでほしい。
轟)…ん、
轟)…?
轟)(なんか、…頭、いたい?)
轟)(まぁ…気のせいだろ)
轟)やべ…じかん、
轟)いかねぇと…
ふらっ
轟)っ…?
食堂にて
緑谷)あっ、轟くん!今日は遅かったね…!
轟)わり、寝坊して…
切島)あの轟でも寝坊することあんだな!!
轟)俺、飯取ってくる
緑谷)あっ、僕もー!
轟)(そば、そば…あった、)
轟)(…?今日、あんま食欲ねぇのかも…?)
轟)あの、そば…少なめで、
緑谷)!?(あの轟くんが…そば少なめ!!!???)
轟)ありがとうございます、(緑谷、どうしたんだ…?)
轟)ばくご、隣いいか
爆豪)はぁ″!?てめぇいっつもデクたちと食ってるだろうが!!!
轟)…しゅん、
爆豪)っ…(その顔やめろっっっ)と、とにかく、てめぇはあいつらと食え
轟)…わかった、
緑谷)あっ轟くん!どこ行ってたの?
轟)いや、なんでもねぇ
緑谷)…?そう?それならいいんだけど…
轟)あぁ、なんでもねぇから大丈夫だ
轟)いただきます
緑谷)いただきまーす!
轟)…(´~`)モグモグ
轟)(味しねぇ…)
轟)(けど、少なめにしてもらったし…なのに残すのはよくねぇよな…)
轟)(全部食うか、)
轟)(´~`)モグモグモグモグ
轟)っ、!?
轟)(んだ、っこれ…きもちわる、)
轟)(やべ、はくっ…せめて、といれ…っ、)
緑谷)と、轟くんっ!?どうし…
轟)ぅ″、…っえ″ぇ″っ…!
轟)っは、げほっ…ぅえ″、
轟)(ぁ、まにあわ、なかった…)
轟)(みんな、まだ、飯食ってんのに…)
轟)はっ…ごめ、なさ…すぐ、かたづけ…
爆豪)はぁ…ったく…
(お姫様抱っこ)
轟)へ、
轟)ばく、ご…?
爆豪)おい出久。片づけとけ
緑谷)うんっ、わかった…!轟くんは任せるねっ
爆豪)おい轟。まだ気分悪ぃか
轟)も、だいじょぶ…
爆豪)そうか、
爆豪)俺の部屋行くから
轟)ぇ、なんで
轟)りかばりー、がーるのとこで…
爆豪)無理
爆豪)てめぇが弱ってるときに、助けんのは俺だから
おはようございます。
もしもヒロアカの世界に俺がいたら。プロフィールを考えよう
名前:|千里《せんり》|遥翔《はると》
性別:男
個性:「千里眼」
|敵《ヴィラン》の足跡などはもちろん、人の心までも見える。
使いすぎると目が回る。
憧れのヒーロー:ホークスさん
「全然個性は合わないですけど、いつか一緒にお仕事して
みたいなぁ、とは思ってます」らしい。
かっこいいなぁ
ホークスさんが暗所恐怖症あーんど孤独恐怖症な話
閉所恐怖症、あんまり詳しく知らないんですけど
孤独恐怖症はおれなんでわかります
ちなファットはあの…痩せてる方(?)です
「はぁー、ほんと助かりましたよー!さっすがNo.1!」
「ったく、あれぐらい一人で処理しろ!」
俺は、エンデヴァーさんにそう声をかける。
一人の|敵《ヴィラン》にてこずっていた俺のもとに、エンデヴァーさんが駆け付け
見事に確保したのだ。
「…おいホークス、」
「はい~?なんですかー?」
「なんで着いてきてるんだ」
エンデヴァーさんの事務所についていく俺に、エンデヴァーさんはそう突っ込む。
「え~?べっつにいいじゃないですかぁ~!ほら!チームアップも
久しぶりですし~!」
俺はすかさずそう返した。
「自分の事務所に帰れ」
「えぇっ、エンデヴァーさんひどいですよぉ!俺にあえて嬉しくないんですかぁ?」
「全くな!」
そう返してきたエンデヴァーさんに、俺はまたもや「えぇーっ!!」と
声を上げる。
「…まぁ、着いてくるなら勝手にしろ」
「お!?珍しくエンデヴァーさんが素直だ…明日は大雨ですね…」
「はぁ!?なんだとっ…!?」
---
「はぁー…意外と遠いんですね…」
「お前の体力がないだけだ」
その言葉の通り、結構な距離を歩いたと言うのにエンデヴァーさんは息切れすら
していない。
俺はいつも翼を使って移動するからか、足の体力はあまりないらしい。
そんなところもさすがNo.1…というところか、と俺は思う。
「おいホークス、俺は下の奴らに書類を渡してから行く。お前は先に
上がってろ」
「あ、おっけーでーす!」
俺は元気よくそう答え、エレベーターへと乗り込んだ。
「ふー…今日の敵、意外と強かったよな…」
だの、
「焼き鳥食べたい…あとでエンデヴァーさん誘ってみよう」
だの呟きながら、最上階にあるエンデヴァーさんの事務所に向かう。
扉が開いて、入ったはいいものの…
「あれ、」
中には誰もいないようだ。
そういえば、先ほどエンデヴァーさんが「下の奴ら」…とか言ってたな。
じゃあ、人が帰ってくるまで中で待っておこう。
そう思った時だった。
ガシャン!!と大きな音が響き、体と羽がびくん、と反応する。
「うぇぇ…?びっくりした………ぇ、」
扉は自動ドアだったはず。なのに、近づいても開かない。
どうやら今の音は、鍵の閉まった音だったようだ。
幸い電気はついていて、あまり不安は感じない。
そうほっとしたのも束の間だった。
バチンッ、とまたもや音が響き、あたりが真っ暗になる。
「は………」
外はもうすっかり日が暮れて、空には点々と星が見えるほどだった。
つまり、ドアも開かないし何も見えない。
そんなこの状況は、俺にとっては最悪だった。
どこを見ても真っ暗で
どこを見ても誰もいなくて。
‶あの時‶の記憶がフラッシュバックして、息がしにくくなる。
「はっ、はー…っひゅ、だ、れか…」
ドアの隣にしゃがみ込む。
今の俺の頭の中にはスマホを使うなんて言う選択肢はなくて、
ただ暗い中一人で助けを求める。
「ひゅ、かひゅーっ…いき、できなっ………」
きっといつもの俺なら、飛ぶなり窓を割るなり電話をするなり、解決策は
山ほど思い付くと思う。
だが、どんどん鮮明になっていく記憶が、それを阻んでいるのだ。
「は、っは、ひゅ…げほ、」
ぶるぶると震える体と羽。
それを抑える余裕もなく、膝に顔を埋める。
忘れろ、忘れろ、はやく…
おれは速すぎる男だぞ、早くわすれろ…っ、
そう自分に言い聞かせるが、こういう時に限って頭の中から消すことができない。
なんなら、より鮮明になっていく記憶に嫌気がさした。
「はぁ、はぁ、っ…げほ、かひゅ…っ」
---
子供のころ。
虐待を受けていた俺は、ずっと|これ《今》に耐えていた。
殴られて、蹴られて、怒鳴られて…。そんなの当たり前だった。
ある日、親に連れられたのは真っ暗で何もない部屋。
「かーさん…とーさん…?」
困惑する俺を尻目に、二人は部屋を出ていく。
ガシャン!と閉まったドア。どれだけドアノブを捻っても、途中で止まるだけで
開かない。
「だ、れか…あけてっ、たすけてっ…」
か細い声でそう叫ぶ俺の声は、もちろん誰にも届かない。
そもそも、ここがどこなのかもわかっていないのだ。
どんな建物かも、ここの周りに人がいるのかも。
「はぁっ、は、ひゅ、」
いつの間にか喉からは変な呼吸音が聞こえていて、体はガタガタと震えていた。
もうほとんど言葉なんて吐けなくて、真っ暗な部屋には自分の呼吸音だけが
響いていた。
周りに人がいないのがこんなに怖いなんて、前の俺にはわからなかった。
あんなに大嫌いな親が今はこんなに恋しいなんて、前の俺には絶対にない感情
だった。
怖くて、怖くて、怖くて。
俺はそのまま、気絶するように眠った。
次の日、迎えに来た親に連れられるがまま家へと帰ったが、
やはり家が心地よいとは思えなかった。
でも、あの時の暗い部屋が、俺にとってはトラウマだった。
大人になってからそれをはっきり思い出して、やっと自分が
「暗所恐怖症」そして「孤独恐怖症」ということを自覚した。
ついでに狭いとこもダメだ。
できるだけ暗いところを避けて、人が多いところを通る。
俺は、こんな年になっても恐怖症とかいうものに苦しめられているのだ。
---
「はっ、はっ…っ、」
あの時の記憶、どころかすべてを再体験したような感覚に襲われる。
あぁ、なんであの部屋まで綺麗に思い出してしまったんだ。
「っ、…!?ぁえ‶、っ…」
記憶のせいなのか、はたまたこの状況の恐怖のせいなのか。
どちらかはわからないが、ホークスの口からは少量の液体が。
「はーっ、げほ…っは、ひゅーっ、かひゅ、」
やっぱり息できない…そう思ったホークスは、深呼吸をしようと
息を整える。
「ふー…っはー…っげほげほっっ…!」
だが、ゆっくり息をしようとしても、途中で咳に襲われてしまう。
むりだ、深呼吸も…
どうしよう、どうしよう…
頭の中がどんどんごちゃごちゃし始めて、また息ができなくなってきた時。
「ホークス!!」
「ホークスー!!」
部屋に誰かの声が響いたかと思えば、バチンッ!!と電気が付いた。
ぱっと振り向くと、ドアから入ってきたのはエンデヴァーさんと…
低脂肪スタイルのファットさん。
「はぁっ、はぁ、エンデヴァー、さ…?ふぁ、っと…さん…?」
「ホークス!!無事か!?」
「ホークス!大丈夫か、そんなはぁはぁしとっても逆に苦しいだけやで?
深呼吸し、しんこきゅう…あと吐いたん?拭くか」
ファットさんの声に合わせて息をする。
すると、幾分か気分がよくなった…気がした。
自分が吐いてしまったものまで拭いてもらって…
「悪かった、俺も一緒に行けば…」
そう謝ってくれるエンデヴァーさんと、めちゃくちゃ心配してくれるファットさん。
そんな人の優しさに久しぶりに触れた気がして、思わず涙が溢れてしまった。
「!?ほ、ホークス…??」
「ほ、ホークス…!?なんで泣いとん!?どっか痛い?」
「っふ…いや、だいじょうぶ…です、ありがとうございます、」
情けないとこ見せました、そう言いながらへらっと笑って見せる。
だが、二人にはそんな笑顔も心もとなかったようで、さっきより深刻そうな
表情になった。
「なぁ、ホークス。」
「はい…?」
「自分、暗所恐怖症とか?」
…まずい、情けないところ見せたにも関わらず、弱みを握られてしまった。
流石に声に出すのも恥ずかしくて、気づかれないくらいに小さく頷いた。
だけど二人にはちゃんと伝わったようで、ファットさんの大きな手が
俺の頭にぽん、と置かれる。
「…昔、親に閉じ込められたことがあって…」
「ぇ、無理に話さんでも…」
「むりしてないです、いやちょっと無理してるかもですけど…
それでこうなって、ついでに人いないのも狭いのもだめです」
まぁ、エンデヴァーさんの事務所はめちゃ広くて助かった。
狭かったらどうなっていたことか…
はは、と乾いた笑いを零す。
「そうなのか…気づいてやれず、すまなかった」
「えっ、!?いやいや、隠してましたし、気づきようないですよ…」
それなのに謝ってくるあたり、エンデヴァーさんらしい。
ファットさんは相変わらず俺の頭をなでている。
なんていい人たちに恵まれてるんだ、俺は…。
そう、改めて実感した。
「ほい、ホークス。立てるか?一緒に飯行くで!」
「あ、はい……ちょっと待ってください、」
よっ、と立ち上がったのだが、ずっと座っていたせいかバランスが取れない。
ふらついたところを、ファットさんが受け止めてくれた。
「っ、すいませ…」
「謝らんでええ!なぁにがすいませんやねん!!ぶっ倒れて謝るやつ
初めて見たで!?」
「はぁっ…や、謝る以外に、言うことなくないですか…」
すいませんよりも優先して言うことなんてあるのか。
助けてもらって、慰めてもらって、おまけにまた助けてもらって…
「はぁ…しゃーないな、ほいっ」
「…えっ」
言葉を探していると、いつの間にか俺はファットさんの腕の中。
今…俺はいわゆる、お姫様抱っこをされているのだ。
「えっ、ちょ、ファットさ…!?やめっ、おろしてくださいっ…」
必死に訴えるが、ファットさんは聞く耳をもたない。
「うぅ…ふぁっとさぁん…ほんとに、おろしてください…
はずかしいんですよ…」
「ふはっ、顔赤~!笑みんな、これ写真撮った方がええで~!」
「っまじでやめてくださいっっ」
そんな会話の後、ファットさんのおすすめの焼き鳥屋さんへ連れて行って
もらった。
「__もぐもぐ__そぉいえば、なんでファットさんこんなとこにいるんですか?」
「ん~?偶然ここらへんでチームアップ要請来たからなぁ!敵倒して
ちょーどいいわぁって」
なんでいるのかと思っていたが、そういうことなら理解できる。
「てゆーかホークス…」
「ぅん?なんですかぁ?__もぐもぐ__」
「めっちゃ食うな」
「え?そぉですか?__もぐもぐ__」
「あぁ。ホークスは鳥大好き野郎だからな」
「鶏肉おいしいですよねぇ(*´▽`*)」
今日は色々あったな…でも、やっぱりこの人たちが仲間でよかった。
俺は、この人たちのおかげで生きているといっても過言ではないのだ。
小さいときに勇気をくれたエンデヴァーさん。
優しく慰めてくれたファットさん。
「あの、エンデヴァーさん、ファットさん」
「んぉ?」
「なんだ」
「いつも…ありがとうございます」
感謝できてるかわからないけど、
でも、今言わないと、後悔すると思った。
驚いている様子の二人に、今度はちゃんと、笑って見せた。
---
pixivで見つけた方のやつがうますぎて俺下手やなあっつって泣ける
ま、まぁ3000文字行ったしいいよね!!
っておもってたけどもうすぐ4000行きそうだなって思ってる
4000いったわ
常闇くんになりたい。
ホークスさん、?
これは、俺が「小説カキコ」というサイトで活動していたときに投稿したものを
ちょっとアレンジしたものです。
今読み返したらこれの方がうまくて泣ける
アレンジ内容
「、、、」を「…」に変えた
一人称「僕」を変えた
その他もろもろ変えた
文とかはほぼ変えてないので 読んでみて今と一年前どっちが上手いか
教えてくだせぇ
「え、体調崩した?!」
いきなりかかってきたホークスさんからの電話で、私は思わず叫んだ。
『ぅ、声大きか…』
「あ、ごめんなさい…」
いつもより覇気のない声に、心配と不安が押し寄せる。
一人で部屋で倒れてたりしないだろうか…
「……私、行きましょうか?」
『ぇ、』
「ホークスさん、多分その様子だと動けませんよね、色々買って行きますよ」
『ぇ、でも、学校、とか…』
「学校は休みます。」
ていうか、行ったところでホークスさんが心配で授業なんか集中できない。
「とにかく、寝ててください。倒れられたら、困ります」
うん、ほんとに困る。
私が一番尊敬している人が、ぶっ倒れなんてしたら…うわぁぁぁぁぁぁっっ
『…わかった…ありがと、』
か細いが、そう言ってくれた。
「…ちょっと怖いんで、繋げたままでもいいですか?」
『…えぇ…?…ぅん…?』
ホークスさんにそう伝えて、私は急いで支度をして外に出た。
---
何だったら食べられるだろう
私は薬局に来て、いきなり壁にぶつかった。
ホークスさんの体調もあまりわからないし、どうしよう…
…はっ、そうか、聞けばいいんだ。
なんで気づかなかったんだろう、電話つないでいる意味ないじゃん。
「…ホークスさん?なんか食べれそうなものありますか?ゼリーとか…」
そこまで言って、気が付いた。
ホークスさんの呼吸が、さっきより荒くなっていることに。
ここからホークスside
最近、色々と仕事が山積みだった。
パトロールに事件事故の解決、ジーニストさんの仕事の手伝い、などなど…
そのせいか、今日は珍しく体調を崩してしまった。
いつもより少し高い体温と、うるさい鼓動、そして頭が割れそうなほどの頭痛。
だが、そんな俺の体調をもろともせず、携帯から軽快な音が鳴り響いた。
緊急の出動要請だ。
このまま無視して布団で丸まっていたいが、そんな我儘はもちろんこの世の中には
通用しないと思う。
おきなきゃ、
今危険にさらされている人の苦しみに比べたら、こんなの……。
動かなきゃいけないのに、体がいうことを聞かない。
しんどい、
もしかしたら、
そんな野望を胸に、俺はエンデヴァーさんに電話をかけた。
『なんだ、今忙しいんだ、お前も早く来い』
「あの、そのことなんですけど…」
俺は馬鹿正直に、今の状況を伝えた。
もう伝えた後だが、今更後悔をした。
こんなの、ただの甘え…だよな。
『…そうか。安静にしておけよ』
ピッ
「え、ちょ…」
状況があんま理解できとらん…
休んでいい、ってこと…?
やっとそう理解すると、「はぁっ……」と一気に体の力が抜けた。
エンデヴァーさん、あんなこと言うんだな…
今日は、エンデヴァーさんの珍しい一面が見れた。
そんなことを考えながら、重たい体を動かして、はるに電話をかけた。
----------------------------------------------------------------------------------
電話を繋げてくれているから、常にはるの声が聞こえる。
それだけで、なぜか安心できた。
しばらくすると、熱が上がっているのか…寒気が増した。
それからどんどん増してゆく体の怠さと寒気と、そして頭の痛み。
いたい、さむい、しんどい……はる、
『ホークスさん?なんか食べれそうなものありますか?ゼリーとか…』
ぁ、う、はるぅ~…
相当弱っているのか、生理的な涙があふれてくる。
『!?ホークスさんっ…!だいじょ、え…』
「っは、だいじょ、ぶ、げほ、っげほっげほ…」
『す、すぐ行くんで、待っててください…!』
待ってて、とは言ったが、はるは電話を繋いでいてくれるっぽい。
よかった、これで寂しくない…
って、なんでおれ、さみしいとかおもってんの…?
「はる、」
『、なんですかっ、、!?』
「あと、どんぐらいで、くる、?」
これはそろそろキャラ的にやばいかもしれん、が、本当に今は
何故かはるが異様に恋しかった。
『……あと、10秒』
「え、」
それははやくないか…?
と思いつつも、しれっと10秒数えている自分がいた。
5、6、7、8、9、
ガチャッ
「ぁ、はる、」
「っ、ホークス、さん…っ」
どたどたと入ってきたはるは、俺を見るなり泣きそうな顔をした。
「大丈夫、ですか、っ、」
きっと、俺があんな我儘言ったから、個性を使ったのだろう。
はるは息を切らしていた。
「…ごめん、なさい、おれが、わがままいった、せいで、」
「え、なにが、ですか……??」
「…ぇ、?」
おこって、ない、、?
「ふぅ……よし、ホークスさん、体調どんな感じですか?」
「ぁ、、えと、頭痛くて、寒い、です」
「う~ん……じゃあゼリーかなぁ…」
「……ふっ、」
両手にゼリーを持って睨めっこをしているはるが少し微笑ましくて、
笑ってしまった。
「ちょ、ちょっと、ホークスさんっ…なに笑ってるんですかっ…!」
「ご、ごめんって…なんか、かわいくて」
思ったことを正直に言うと、何故かはるは顔を赤くした。
「っ…それは、反則……」
「ぇ、?」
なんて…
「なっ、なんでもないです…!ほら!ゼリー!食べてください!!」
「わ、わかったわかった…」
お皿に乗せられたゼリーを見て、少し胸のあたりに違和感を感じた。
なんか、きもちわる…ぃ、?
「ホークスさん?食べないんですか、?」
「あぁ、ごめんごめん、食べる、」
なんて気持ちには気のせいだと蓋をして、ゼリーを口に入れた。
「っ……」
やっぱ、気のせいじゃなかった…?
さっきと同じような感覚が、胃に広がる。
どうしよ、言ったほうがいい…?
いや、だめ、
これ以上迷惑かけたらいけん…
嫌われたく、なか……
「……ホークスさん」
「っ、なに、」
「無理せんとってください。」
「え……?」
「なんか、しんどいんですよね?無理して食べなくてもいいんですよ」
「え、や、そんなこと…」
正直、否定はできない。
気分が悪い。胃、らへんが、
「そんなこと、ありますよね、」
「今だけじゃない、最近、無理してますよね、仕事とか、たくさん受けて、、
だから体調崩したんですよね…?」
「そんな、こと…」
『 頑張りすぎなんですよ、ホークスさんって。 』
「そんなこと、ない、」
頑張ってない、全然、
今日だって…
「今日だって、はるに迷惑かけて、おれ、がんばれてないよ、いっつも、
めいわくばっか、かけて、、、っ、ぅ、」
気が付けば、俺ははるの腕の中にいた。
「ホークスさん、」
「迷惑なんて思ってませんし、ホークスさんは頑張ってます 知ってますか?
泣いてるってことは、頑張った証拠なんですって、!」
「大丈夫ですよ、」
「うぁ、う…」
「泣きましょ?泣いていいんですよ、」
そのあと俺は、子供のように泣きじゃくった。
---
「落ち着きましたか?」
頭上から降ってくる、優しい声。
「ぅん、」と力ない声で返す。
先程よりも気分の悪さは増していて、頷くことですらしんどかった。
「はい、ゼリー…食べれそうですか」
と、控えめにお皿を差し出してくる。
「…たぶん、」
食べられる、とはもちろん言えなかった。
「ていうか、ホークスさん…また熱上がってるっぽいですね」
そういいながら、俺の額に手を当ててくる。
確かに、さっきよりも身体が熱を帯びているような気がする。
っ、さむ…
身体を震わせていると、はるが「ぇ、」と声を漏らした。
「寒い、ですか…?まだ熱上がるの…」
そうか、寒いということは熱が上がる前兆…
はるの言葉と寒気に震えながら、ゼリーを一口口に含む。
「…っ、」
やば、やっぱ無理かも、
「ぁ、もう食べれませんか、?お皿下げますね…っ」
どうしようかと、回らない頭で必死に考えていると、はるが俺の手にあったお皿を持って歩いて行った。
「っ、は、しんど…」
独りになった部屋で呟く。
寒いし、気持ち悪いし、頭痛いし…もうやだ…
吐いたらどうしよう、とか、また迷惑かけちゃったなぁとか
頭に浮かぶのは、どれもネガティブな言葉ばかり。
熱って人の心ですらも変えられるんだなぁ、こわぁ…
そんなことを考えながら、いつのまにか俺は眠っていた。
---
目が覚めると、辺りは真っ暗だった。
「ここ、どこ…」
一度飛んでみようかと思ったが、どうやらここでは個性は使えないらしい。
きょろきょろしていると、100M程先に人影が見えた。
「っ、はる…!ここどこかわかる…?」
いつものように、優しく返してくれると思った。
「うわ、ホークスじゃん。なんか用?…っはwもしかしてまだ仲間だと思ってる?
とりあえず言うけど、もう仲間じゃないよ。気安く話しかけんな?」
けど、耳に入った声は低く、いつもと明らかに違った。
俺の本能が、「こいつははるじゃない」と警告を鳴らしている。
「はる、」
「だーかーら、何回言わせるの?しゃべりかけんな。」
肩をどんっ、と押されたところで、目が覚めた。
---
「っは、はっ、」
「うぉっ、びっくりした、ホークスさ、」
「う″ぇ、っ、」
固く結んだつもりの指の隙間から、容赦なく吐瀉物が溢れる。
「げほっ、う″ぉぇっ…」
そんなに吐くものないだろ。
そう言いたいが、そんな余裕はもちろんない。
「っえ、ほーくすさん、!」
「お″ぇっ…!ごほっ、げほ、」
さっき思ったことはどうやらあっていたようで、30秒程で吐き気は治まった。
よかった、
そう思ったが、固くつむっていた目を開いて、そういえば俺、思いっきり
ベッドで吐いてたな、と申し訳なくなった。
前言撤回…全然ようなか…
「…はっ、ごめんなさ、ホークスさんっ、」
「…っ、?」
俺の目の前には、目に涙をためているはるが。
なんで謝られているのかも、なんで泣いているのかもわからなかった。
俺、なんかした…?
あ、その前に…
「ぁ、片付けするっ…」
その前に、この目の前の悲惨な状態をどうにかしなければ。
「っあ、いや、私がやります…っ、ホークスさんは休んでてください…っ」
「ぇ、でも…」
「い、いいからっ…」
と、無理やりベッドに押し戻される。
「じゃぁ、うがいしてくる…」
そう言って、立ち上がった時だった
「うぁっ、」
やべ、倒れる…
「うわっ…ホークスさんっ、大丈夫ですか、!」
熱のせいか受け身を取れる自信はなかった。だから痛みを覚悟していたのだが。
はるのおかげでぶっ倒れずに済んだ。
「だ、だいじょぶ…ありがと、はる、」
はるに礼を言って、今度こそちゃんと立つ。
顔を洗って、口をゆすいでから戻ると、さっきのなんて噓のように、綺麗に
片付いていた。
---
「あっ、ホークスさんっ、おかえりなさい!」
はるは、あんなに汚いものを片付けさせたのにも関わらず、笑顔で迎えてくれた。
「は、はる…ごめんね?あんな汚いの…」
「あぁっ、大丈夫ですよっ!ホークスさんに片付けさせるわけにもいきませんからね!」
優しすぎないか、この子は…
もしかしたら、俺よりもヒーローに向いているかもしれない。
そんなことを考えながら、促されるままに布団に潜った。
「…はる、今日さ、ほんとにごめんね?こんな時期だし、勉強とか追いつけないかも…」
「うっ…」
恐らく図星だろう。なんせ今は三学期。一番大事な時ではないか。
「…大丈夫です、」
「え、??」
いや、大丈夫ではないだろう…
「例えヒーローになれなかったとしても、私は後悔なんてしないと思います。
『私はホークスさんの役に立てた』…それでいいんです、私は…」
大好きな人の役に立てたなら、それでいいんです
一瞬、浮かれてしまった。
俺と、同じ意味なんじゃないかって。
わかってる、ヒーローが…ましてや子供だなんて。
けど、どうしようもなかった。
一度自覚したら、諦めるなんてできなかった。
でも…
きっと今のは、あくまで「ヒーローとして」ということだろう。
「お、俺も好きだよ?頼りになるし、強いし…」
「違います、そういう意味じゃないです」
え、じゃあどういう…
「ホークスさん、好きです。‶ヒーローと一般人の恋‶は、だめですか、?」
その時、俺は改めて実感した。
この子には、敵わない。
「ぇ、」
「…な、なーんてねっ!冗談…」
「はる」
ごめん、はる。
好きになって、ごめん
叶わない恋だから
ヒーローと子供。恋なんてできっこない。
できるはずない
でも。
「俺も、好き…」
風邪が治ったら、改めて伝えよう。
真っ赤になったはるを、羽とともに抱き締めた。
やっぱ国語力下がったー!!!!!ぴえんすぎる
No.2ヒーローは、今日も空を舞う
えーっと今回は謎に意味が分からない終わり方をしました。
なのでお名前を入れるところに
「ショートくん」「ツクヨミ」のどれかをいれてくださいお願いします
「っ、おらっ……!」
目の前で暴れる|敵《ヴィラン》、『|victory《ビクトリー》』に、俺は羽を突き刺す。
今は朝の7:38。通勤ラッシュで人も多い。
このままだと、下にいる人たちに危害が及んでしまう。
早くやらないと…っ、
ちなみに下には、チームアップで一緒に来たファットさんとエンデヴァーさん、
そしてショートくんとツクヨミがいる。
エンデヴァーさんが、「下にいる人たちを避難させたら俺も向かう」って
言ってたから、せめてそれまで耐えなきゃ…
そう内心では思っているんだが、思ったよりも手強くて自信がなくなってくる。
攻撃力はあまり高くないんだが、いちいち風で飛ばして来て面倒くさい。
しかもこいつ、意外と防御力が高くて羽がほとんど効かないのだ。
「っち、くそっ…!!」
「はぁぁっはっはぁ!!!やはり俺の前にはNo.2も無力!!!」
そう高々と叫んだかと思えば、さっきまでは見せなかった攻撃を打ってきた。
奴の手から、熱波が噴き出す。
「ぅあっつ…!!」
羽に火が付いたのが分かる。
頭に‶あの時‶の荼毘の表情が浮かびながら、もう一度羽を刺す。
刺さった手ごたえを感じた時だった。
|敵《ヴィラン》の背中から、こいつに似た小さな生き物が三匹。
っ、なんだこれっ…ハイエンドみたいな能力…っ、!
「はっはっはぁ、あるじさまの前にはおまえもムリョク」
一匹がそう話す。
まぁ、せいぜい分身だ。トゥワイスみたいならすぐ…
そう思った時。
victoryの後ろにいたやつが、俺めがけて何かを打った。
見るとそれは、小さな針のようなもの。
なんだ、このくらい避けれ…
……どうやら、俺は油断していたらしい。
次の瞬間には、目の前に無数の針。
よく見れば、小さな針の中に所々太めの針がある。
やば、さすがに避けれな…っ!
ぐさっ、と、体に痛みが走る。
すぐさま体に目をやると、ヒーロースーツには血が。
というか、羽にも刺さりまくっている。
まぁ当たり前に、俺は地面へと落ちていった。
あぁ、これ…終わったかも。
せっかく、エンデヴァーさんが任せてくれたのに…
「おぉ!?ホークス!?!?」
覚悟していた俺に降りかかるのは、とてつもない痛み…ではなく、
聞き馴染みのある声。
覚悟していた痛みは感じなくて恐る恐る目を開くと、目の前には
ファットさんが。
「ホークス!?え、なんでそない血まみれになっとんのや!!!」
「すいま、せ…敵の、こせいで…やられ、て」
辛うじて説明したのだが、説明できているのか…それすらもわからない。
とにかく、声を出すときも息をするときも体中が痛かった。
しかも今気づいたが、多分あの太い針には毒か何かが入っていたのだろう。
息がしにくい。
「なるほどな、…エンデヴァー!!上の奴頼んだわ!!俺はホークス
連れてく!!」
「!?お、おぉ、任せろ!!」
エンデヴァーさんのそんな焦った声が、意識の遠くで聞こえる。
「ちょ、ホークス…死ぬなよ!?」
「は、は…こんなん、で、しぬわけ……でも、すいませ…おれ、もう
むりそう…っす、」
暗くなっていく視界に、ファットさんの心配そうな表情が映っている。
__「ちょ、ホークス!ホークス!!!」__
そんな声を最後に、俺の意識は途切れた。
---
「……__ん、__…?」
目が覚めると、目の前には見慣れない天井。
消毒液っぽい匂いからして…びょー、いん…??
「……ここ、「ホークス!!!!」っお…!?」
次の瞬間、隣から声が。
右を見ると…そこにはショートくん、そしてツクヨミが。
左をみれば、エンデヴァーさんとファットさんが。
「え……えぇ、?」
いきなりヒーロー大集合で、理解が追い付かない。
そもそも、なんで病院…?
記憶を探るけど、それらしいものは見つからない。
「…ホークスは、敵によって大怪我を負った。その時に打たれた毒によって、
怪我をした時の記憶だけないらしい」
とツクヨミ、
「…あんま無茶したら、親父が…」
とショートくん、
「ホークス…何をやっているんだ」
とバチギレエンデヴァーさん。
「うわ……なんかごめんなさい…」
「全くだ。」
全然許してくれる気配がなくて、思わずもう一度謝る。
とにかく…俺がミスって、めちゃくちゃ迷惑と心配かけたことだけわかる。
この中で、一番俺のことを心配してくれてたのは。
「# #、ごめん…心配かけて」
生理男子ろきくんが見たい、とても
はい、夜中22:53にそんな衝動にかられたので書きます
あとなんか我友がせーりがどうとか助け求めてきたんで
慰めって感じで☆(まじでごめんなさい普通に心配してます)
区切り線で視点変わってます
「…、」
やっと着いた自室。
遠かった…別にいつもと変わらないはずなのに。
仕事の途中。いきなり襲った腹への痛みと頭痛、そして吐き気。
そんな数々の症状に耐えながら、仕事を終わらせて即座に帰宅…
したかったのだが。
途中でしゃがみこんだり、くらくらする頭に嫌気がさしたりで、予想以上に
時間がかかってしまった。
「……っ、ぃ゛、」
ずきずきと存在を主張する痛みに、本日何度目かわからないため息をつく。
とにかく、はやくといれに…
もう頭の中はそれしかなくて、体は勝手にトイレへ向かおうとしている。
そりゃ周期くらい把握しているからナプキンは大丈夫なんだが、
俺の場合一日目といっても経血の量が全然違うから、持って行っている
ナプキンじゃ足りないこともあった。
今日はまさしくその日で、もう今つけているものは限界を迎えそうだ。
爆豪は…まだ帰ってきていない。
ほっとしつつ、俺はトイレへ駆け込んだ。
「う゛~~っ、…__いたい…__」
一人なのをいいことに、リビングのソファでいつもは絶対に人前で出さない
声を漏らす。
薬も飲んだし、湯たんぽも使ってはいるんだが…毎回効いている様子が
全くない。
ほんとに、めんどくさい奴に生まれてしまった。
はぁ…とため息をついていると、玄関からガチャ、と音がする。
こちらへ向かってくる足音に、そういえば今日は洗濯と洗い物担当だっけ…
と今更思い出した。
「ぁ…ばくご、おかえり」
「たーいま。顔色悪ぃな。寝るか?」
爆豪はいっつも気を使って、「生理か?」っていう質問はしてこない。
そもそも、なぜか俺と同じくらい周期を把握しているのだ。少し怖い…。
「いや…まだ、洗濯も洗い物もできてねぇし…そもそも飯食ってねぇから、」
そう言いながら、洗濯を干しに行こうと方向を変える。
だが、今の俺は方向転換すらできないようで目の前が真っ暗に。
ふらついたところを、すんでのところで受け止めてもらった。
「っ…わり、ありがと…」
「相当弱ってんじゃねぇか。先飯作るから、てめぇは家事とか無視して
寝てろ」
優しい爆豪の眼差しに、思わず泣きそうになる。…そんなに弱っているのか。
でも、流石に全部の家事を一人でやってもらうわけにはいかない。
「い、や…せんたくくらい、できる…」
そう辛うじて呟いた。一つくらいならできるだろう。
「ばか、洗濯が一番やりにくいのわかってねぇのか。かがんで立ってっていう
動作が今のてめぇには一番キツイんだよ」
大丈夫だから、そう言って頭にぽん、と手が置かれる。
流石に、これ以上突っかかるのも…諦めて、俺は自分の部屋へ戻った。
---
仕事から帰ってきてから。
いつも通りご丁寧に出迎えてくれた轟の顔色が、いつもより少し悪いことに気づく。
「ぁ…ばくご、おかえり」
「たーいま。顔色悪ぃな。寝るか?」
いつもと同じ質問をしつつ、そういえばもう一か月か、と疲れた頭で思い出す。
ほんと、時間ってはぇーな…
そんな関係のないことを考えていると、不意に轟が口を開いた。
「いや…まだ、洗濯も洗い物もできてねぇし…そもそも飯食ってねぇから、」
…かと思えば、そんなとんでもないことをほざきだしたのだ。
はぁ?こいつはどこまでも頭が狂ってやがる。まずは自分の心配っていうことを
知らないのか。
ため息をつこうとしたとき、視界の端で轟がふらつく。
なんとか受け止めたが、心なしか先ほどより顔色が悪く見えた。
「っ…わり、ありがと…」
「相当弱ってんじゃねぇか。先飯作るから、てめぇは家事とか無視して
寝てろ」
そういうと、まだ納得しきれないのか轟が再び口を開いた。
「い、や…せんたくくらい、できる…」
…はぁ、やっぱりこいつ馬鹿だ。
あの上下運動みてぇなやつを一生続ける家事を、生理中のやつが
できるわけないだろ。
そもそも、今ずっと立っているこの状態もキツイはずなのに。
「ばか、洗濯が一番やりにくいのわかってねぇのか。かがんで立ってっていう
動作が今のてめぇには一番キツイんだよ。大丈夫だから」
そう言って、紅白のふわふわな髪に手を置く。
するとやっと諦めたのか、轟は重い足取りで自分の部屋へと戻っていった。
そんな暗い背中を見送りつつ、俺はキッチンへと向かう。
とりあえず湯たんぽ……ねぇ。
そういえば…とソファに目をやると、そこには俺の予想通り湯たんぽが
置いてあった。自分でやったんか…。
それを取って、再びキッチンへと戻る。
お湯を沸かしながら、いつものお粥を作ろうと冷蔵庫を開いた。
…やべぇ、卵…
卵がない。いや別に卵がなくたっておいしく作れるのだが、轟は
俺の作る卵粥が意外と気に入っているようで。
『ばくご…うめぇ、』
『おぉ、よかったな』
そう微笑む轟の|表情《かお》がどうしても忘れられなくて、初めて作った
時からずっとこれなのだ。
しゃーねぇ…買いに行くか、でも轟が…
そう轟の部屋に意識を向ける。
その時、かすかに轟の声が聞こえた。
「げほっ……ぇ゛、」
「!?とどろき…、!?」
---
きもちわるい。
布団に包まりながら、そんな一言がぐるぐると頭を駆け回る。
爆豪の優しい声を思い出しながら、なんとか唾を飲み込んだ。
さっきより痛みがましになったと思ったら、次はこれかよ…
「………っ、!?」
いきなりだった。
喉から不穏な音が聞こえて、慌てて飛び起きる。
頭がくらくらするけど、そんなのどうだっていい。はやく、ゴミ箱…っ
「っ、え゛ぇっ……!」
がさ、とゴミ箱にかけられた袋が揺れる。
「げほっ……ぇ゛、」
焼けるような喉に嫌気がさしたとき、遠くからどたどたと足音が聞こえた。
「っ、とどろき…っ、!」
「…っ、ばく、ご……?」
ぼやける視界に映るのは、クリーム色の髪と赤い瞳。
そんなに声でかかったか…?なんて思えば、暖かい手が背中に触れる。
「まだ出そうか」
「っ、ばくご……ごめ、」
「何がだ。さっきから思ってたがまずは自分の心配しろ」
言い方はいつも通りきつかったけど、その声色はやっぱり優しかった。
強めに背中を摩られたとき。
「っ…え゛ッ……!!」
ばしゃばしゃ、と袋がまた揺れる。
全部出し切れた気がして、少し顔を上げた。
「もぉ出ねぇか」
「けほ、……」
ん、と頷いたのを確認したのか、「ちょっと待ってろ、」と声が聞こえて
ゴミ箱を持っていかれた。
「……っ、」
やっと息がしやすくなったかと思えば、忘れたころにやってくる腹の痛み。
いたい、…いたいいたい…
ゆるゆると口を抑えて、もう一つの手でお腹を摩る。
はやく、ばくごー帰ってこないかなぁ…
さっきまでの暖かい手を思いだしながら、ずきずきと痛む腹に顔を顰める。
「っ、い゛っ………たぁ、」
歯を食いしばっていると、ガチャ、とまた扉が開いた。
「ぉ……大丈夫かよ、」
そんな声が耳に入ったかと思えば、爆豪の腕が俺の腕の間に入ってくる。
ぎゅ、と腹を押さえていた腕を恐る恐る抜くと、代わりにさっきまで思い浮かべて
いた暖かい手が、腹を摩ってくれた。
心なしかさっきよりも和らいだ気がして、ほっとしたのち眠気に襲われた。
「ば、くご…」
「ん、寝ていいぞ __俺は摩ってる。__」
「ん……あり、がとな」
「あ、あと俺後で…」
意識の奥で爆豪の声が聞こえた気がしたが、俺の体はもう完全に寝るモードに
なっているようで。
そんな爆豪の言葉を理解する前に、俺の意識はぷつりと途切れた。
---
「ふぅ…」
眠ってしまった轟の隣で、俺は小さくため息をつく。
さっきの卵の話はやはり轟の耳には入っていないようで、そりゃ当たり前に
返答は帰ってこなかった。
まぁ、書置きでもしていけば大丈夫だろう。
そもそも、こんなにぐっすり眠っているのだから起きるのかもわからない。
自分がそれまでに帰ってくればいいだけだ。
「…じゃあ、行ってくるな」
そう呟いて、轟の額に口づける。
俺は立ち上がって、ドアを開けた。
少しだけ熱かった唇の先に困惑を抱く。せーりに足して熱とか…
散々だな、卵のついでにまた色々買ってこねぇと。
メモ用紙を取り出して、『買い物行ってくる』と書いておく。
ついでにスポーツドリンクも取って、もう一度部屋へ戻って置いておいた。
やっぱり、すぅすぅと寝息を立てながら眠っている。
今のところ何もないようで安心だ。
まぁ、「今のところ」…だけどな。
あいつ、生理中だけはメンタルも情緒もおかしくなるのだ。
…やっぱり、すぐ行ってすぐ帰って来よう。
そう結論付けて、俺は足早にコンビニへと向かった。
---
「…んぅ、」
体感一時間。やっぱり腹の痛みで目が覚める。
これもいつも通りだ。
時計に目をやるけど、一時間なんて経ってるわけもない。
寝る前に見た時が、17:23。そして今はちょうど6時。
三十分程度しか経っていないのだ。
「はぁ…」
ゆっくり寝かせてもらうこともできないのか…こっちは生理と仕事で
疲れてるって言うのに。
とりあえず乾いた喉を潤すために、リビングへと向かう。
ばくごー………あれ、
リビングには、爆豪はいなかった。
トイレか、それとも自分の部屋か…
そう思って全部周ってみるが、やっぱり爆豪はいない。
なんなら腹の痛みが増した。逆効果じゃねぇか…
腹を摩りながらぼんやりと部屋へ戻ると、ランプの置いてある小さな台に
何か置いてある。
『買い物行ってくる』と書かれた小さな紙と、スポーツドリンク。
なんだ、買い物か…そういえば、さっき寝る瞬間に卵がどうとか言っていた…
気もする。
その二つを持って、もう一度リビングへ戻った。
ソファに座って、スポーツドリンクをちまちま飲む。
「っ、げほっげほっ…」
…なんだよ俺、弱ってるにも程がある。飲み物さえ飲めないのか。
むせていると、脳裏には爆豪の顔が浮かんでいた。
今爆豪がいたら…背中摩ってくれるんだろうな、
今日何度目かもわからないが、またあの暖かい手を思い出す。
さみしいな、
そんな結論が浮かんだ時。不意に視界が滲んだ。
「っ、ふ……っ、」
ぽろぽろと零れては、服の袖を濡らしていく。
なにを泣いているんだ…、情けねぇ、
まぁ、これくらいよくあることだ。毎月のことのはずなのに。
ほんと、何度も言うけど…毎月のことなのだ。
やっぱり慣れない。別に特に悲しいことなんてない…はず。
「ぁ、ぅ…__ぐす、__」
ヒーローがこんなので、本当にいいのか。
またそんな暗いことを考えてしまう。
は、はやく…ばくご、
相変わらずぐすぐすと泣きじゃくっていると、玄関から鍵の開く音がした。
おれは体調のことなんて忘れて、即座に玄関へ走った。
ドアが開いて、爆豪が焦ったように入ってくる。
俺はそんな爆豪に、抱き着いた。
---
ドアを開けた時。
目の前にいたのは、涙目の轟。
…というか、ほとんど表情なんて見えなかった。
だって…轟は、どさっ、と俺に抱き着いてきたのだから。
「っ、は…?とど、ろき…?」
「ばく、ご…」
さみしかった、俺の耳元で、轟がそう呟く。
「そ、そぉか…。とりあえずはなれろ…」
「やだ…」
頑なに離れようとしない轟に、内心喜びつつため息を吐いた。
「今から粥作んだよ。これじゃ作れねぇだろが」
「やだぁ…、」
…こいつ、さっきより体温上がってやがる。
自分でわかっているのかはわからないが、こりゃ相当熱がある。
「……わーったから、とりあえず離せ。大人しく手ぇ繋いでろ」
「ん……__わかった、__」
やっと諦めたのか、轟の胸だった目の前がクリアになる。
そのかわり、右手にするっと手が滑りこんできた。
「なぁ、ばくご…」
「ぁ?んだ」
「すきだ」
「は?わーってる…」
「すきだ、ばくごーが」
「ちょ、わーったって…は!?」
繋いだ手に、轟の小さな唇が触れる。
「っいきなり何やってんだぁ、!」
「…?すき、だから?」
「あーもう、その好き好きいいから!!!早く粥作るぞぉ!!!!」
熱くなってきた顔を冷ましながら、誤魔化すためにそう大声で言った。
---
三十分後ぉ
「ばくご……あったけぇ、」
「おーよかったな」
ずきずきと痛む腹に、お粥の暖かさが広がる。
口の中に広がる卵も、俺の大好きなばくごーの味だ。
「今日…ごめんな、なんかいろいろ」
「ぁ~?いつものことだろが、こんぐらいへーきだわ」
そう返してくるところも、やっぱり爆豪らしい。
「ん……ほんと、いつもごめ…っ、!」
「謝んのなし。 __ありがとうだろうが、__」
小さな声だったけど、ちゃんと俺の耳には届いた。
「あぁ……
ありがとな、ばくごう」
熱出しちゃった☆ごめんろきくん
ばくごー優しすぎる…(´;ω;`)
普通に彼氏になっt…あ。(おれ彼氏いるじゃん)
ごめんなさい。
せーりろきくん可愛すぎて、しぬぅ!!(しぬしぬ界隈)
もしかしたらたら続くかも
ちなみに全然せーりじゃないけど温泉で立ちくらみでぶっ倒れたことある
怖かった。陰キャのおれにとっては周りの人の視線が痛かった…(´;ω;`)
強い人には、強がってほしい。
はいどうも、今回もご指名いただいてないけど調子乗って挨拶考えました~俺です()
はい、今日駆られた衝動はこれです。
強い子には弱ってほしい。弱い子が強い子を|護《まも》ってほしい。
そんな衝動に駆られたのです。
今回の「強い子」とはばくごーくん、そして「弱い子」(弱くない)とはろきくん
としております。
かっちゃんには弱ってほしいんです。
そしてそんなばくごーくんを看病するろきくんがだいっすきなんですよ
最近はろきくんよわよわしょーせつに全てを賭けていたので
今回は逆にしてみようかなと思いましてね あ今回は生理男子じゃないです
まぁ今日も21:29にそんな衝動に駆られました、はい
とどばくー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!とどばくはいい!!!!とどばく最高!!!!!!
というか関係ないんですけど彼氏が殺害予告受けたんですよね~あはははははははははははははははははははははははははははははまじあのクソメガネぶっ殺す~あはは
「っ…てぇ゛…」
エレベーターの中で、小さくそう呟く。
もちろん、隣にいる奴らには聞こえないように。
「やっぱさぁ、今日も俺の部屋で見ようぜ!!」
「えぇ~その前に課題やろ~ぜ?俺一人じゃできないって~…」
「なな、轟も一緒に!な!?」
「んぉ…?あぁ…?」
っち…こういう時に限って声でけぇんだよ…
心なしか痛みが増した気がして、表情を取り繕うのに必死だった。
「あ、3階来た~!」
「じゃあ俺も上鳴の部屋まで行こ~!轟も!」
「あ、おう…爆豪、またな」
振り返ってふっと微笑む轟に、小さく手を振る。
ドアが閉まりきる前に、俺は安心したのかしゃがみ込んでしまった。
「はぁっ…い゛、」
いたい。別に冷えたとか食いすぎたとか、心当たりなんてない。
しかもなにより、解決策がないのだ。
だって下しているわけじゃない。だから、ただただ痛いだけ。
締め付けられるような痛みに、息がしにくくなる。
そんな腹の痛みに苦しんでいると、いつの間にかぽーん、と扉が開いた。
「はぁ………っ、」
まぁ月曜の朝までには完成するさきっとうん多分
うぉ。
はい、どうも。
テンション低めのしょうとです
最近生理男子ぱろにはまってるのはご存じですよね。
よく書いてますよね。
なので~そういえば、おれヒロアカの最推し様にやっていただいてなかったな
っておもって。
はい!!とゆーことでぇ!!!!!!!!!
ホークスさん!!!!!!!!!!!おなしゃぁぁぁす!!!!!!!!
ちなみに、こないだ投稿したろきくんせーりだんしぱろとのコラボ的な
やつです。
あ、この世界ではろきくんとかっちゃん付き合ってないです!!!!!
さすがにね?浮気になっちゃうからね?
俺は生理っていう単語が嫌いなので極力出しません
「はぁ゛…いってぇ…」
俺は一人、所長室で呟く。
朝からずきずきと痛む腹と、ガンガンする頭。
治まる気なんてないそいつらに、またため息が漏れる。
…大丈夫、いつものことだ。毎月のこと…うん、だいじょぶだいじょぶ…
そう自分に言い聞かせて、俺はまた目の前の書類に向き直った。
「っ…あぁぁ…」
だめだ。全然集中できない…
今日中に終わらせなきゃいけないのに…
なんだか気分も悪くなってきて、本気でしんどくなってくる。
くすり…あれ、くすり…持ってきてたっけ、
ぼんやりしてきた記憶を探りながら、カバンを取ろうと立ち上がる。
…だけど、ずっと座ってたんだし…立てるはずない。
くらっ、と目の前が真っ暗になって、転びそうになった。
「っ…__ぶね、__え、ほーくすさん…?」
あまり聞きなじみのない声が響く。
それに覚悟していた痛みもこなくて、この声の主に助けられたんだと遅れて
自覚した。
だれ…だ、
「ぇ……しょーと、くん…?」
「はい俺です、どうしたんですか。」
そう、見上げるとそこにはショートくんが。
なんでいるんだ…?あれ、?
「しょ、しょーとくん…なんでいんの、」
「え?なんか…常闇から、ホークスさんの事務所に忘れ物したから
取りに行ってほしいって言われて」
ショートくんの右手には、確かにこないだ常闇くんが持っていたペンが
あった。
と、とにかく…
「ちょ、離していいよ…自分であるけるから、」
「いや…あーわかりました、でも…大丈夫ですか、」
めちゃくちゃ心配してくれてるショートくんに申し訳なくなりながら、
自分で離れてカバンを取る。
「………え、それ…」
…まずい。
薬を見られた、多分
頭痛薬、痛み止め、その他もろもろいっぱい持ち歩いてるんだが、
多分全部見られた。
「っいやこれは~…ちょっと体調がー…」
「っ、もしかして、ほーくすさんって…俺と、おなじ、?」
予想外のそんな言葉に、俺は驚きが隠せなかった。
「…そーなんです、おれも…いわゆる、せーりだんし…で」
そういうショートくんの声は、なんだか少し震えている。
…わかる、怖いもんな。だって俺だって、怖いから言ってこなかった。
「そう、なんだ……__スーッッ…__じつは~…?おれも~…せーりだんし、
だったり…?」
初めてだ。これを、人に話したのは。
そのまま俺は、結構小さな声で今までのことを口走っていた。
多分聞こえてないし、きもいけど…なぜかショートくんは、…轟くんは、
静かに俺の話を聞いてくれた。
全部話し終わったとき。俺の呼吸は少し荒くなっていた。
「…っ、?」
「そう、ですよね、こわいですよね、おれも…誰にもいってないんです、」
こわくて、と小さな声で呟く轟くんに、きっと俺よりずっとしんどい思いを
してきたんだろうなと思った。
「ちなみに…今ってもしかして、」
気まずそうに聞いてくる轟くんに、はは、と苦笑いをこぼす。
「そぉだよ、おかげで全然仕事できなかったぁ、笑」
笑いながらそういったけど、轟くんには逆に心配させてしまったらしい。
「あ、あの…__サイドキックさんいるかな…__帰りましょ、?」
俺も行かせてください、と呟く轟くんに、困惑が隠せない。
だって、まだ仕事だって終わってないのに。帰るわけには…
「ちょ、とどろきくん…まだ、、」
「いっいや、だめですよっおれ、一回せーりの時に敵倒しに行って
ぶっ倒れたんで…!!」
そういって、轟くんはサイドキックのいる方に向かっていった。
あーどうしよう…轟くん、心配しすぎじゃ…?
でも、仕事を進めようにもこの座り込んでいる状態から立てる気がしない。
これは…むりだ、諦めよう。早く帰りたいことは事実だし。
「ほ、ほーくすさんっ、許可もらいましたっ帰りましょ」
俺の手を引いて立ち上がらせてくれる轟くん。
イケメンなのは知ってたけど…まさかここまでとは。
顔がイケメンな人は、性格もイケメンなんだなぁ…うん、
そう思いながら立ち上がる。まぁもちろんだが、どばっ、と嫌な感覚が広がる。
「っ…__ぅゎ、出…__」
「っあ、ごめんなさ…おんぶします、?」
こんなところまで謝ってくるのか…イケメンは。
すごいなぁイケメンって。(主:知ってますか?あなたが一番イケメンです)
「っ、いや…だいじょうぶ、こんなとこまで…てゆーか、学生におぶってもらう
方が恥ずかしいというか…」
「あっそうですよね…とりあえず、ほーくすさんの家どっちですか…?」
タクシーよぼっかな、なんて呟いている轟くんを見ながら、
ずきずきと痛む腹を摩る。
「った、たくしーよびますね…!そこのベンチ座っときますか、?」
「ぁ…ありがと、じゃあありがたく…?」
座ろうと思った時、そこには電話をしているおじさんが。
うわ…迷惑系だ、こーゆーひと苦手なんだよなぁ…
「ちょ、あなた…」
「と、とどろきくん…いいから、ね??」
「いや、でも…」
怒ろうとする轟くんをそう止める。
すると、電話が終わったのかおじさんがこっちを見た。
「あ?てめぇなんだっけ…ホークす?だっけぇ?お前座ろうとしてんの?
No.2なのに?お前席譲る側だろwwwwwwwwwww」
と笑い出すおじさんに、いらいらしてくる。
声でか…頭いたい。
もういいや、とベンチから離れようとすると、轟くんの方から音が。
ごぁぁぁぁぁぁっ、と轟音。
「えぇぇぇっちょ、とどろきくん!?」
「早く、席変われよ…」
「っあっつ!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
そう叫びながら、おじさんは逃げて行った。
どうぞ、☆と座らせようとしてくる轟くん。
「…あついな」
「え、ごめんなさい…炎のせいですよね、、ごめんなさい、」
しゅん、とした表情に変わった轟くんに申し訳なさが募る。
ごめんごめん、と呟き、おとなしく座っていることにした。
10分くらい座っていたか、タクシーが来たらしい。
「あ、ホークスさんっ!立てますか?」
「あぁうん…たてる…よ」
うわぁ貧血だ、くらっくらする…
まぁ流石に言わずに、轟くんに促されるままタクシーに乗った。
…やばい、よった、これは。
お腹がぐるぐるして、気分が悪い。
さすがに、タクシーで吐きたくは…ない。
仮にもなんばーつーだ。
そんな醜態は晒したくない。
「__とど…ろきくん、__」
「あぇ、?なんすか…?」
「__ちょっと、きもちわるぃ…かも、?__」
「え…っ、」
轟くんの表情が、一気に真っ青になる。
中途半端なとこで終わっちゃった、また完成させるよ
フォント可愛くしたから書くの楽しかった。
ろきくんせーりだんしぱろ、かっちゃんにまもっていただきたい
どうも!!!はやく言いたいんでいいますね!!!
今回!!ネタ不足なおれが思いつきましたネタを!!!
最近おれ水泳の授業見学してるんですけど、
ヒロアカの世界の女の子でもせーりは来ますよね?
ということで!ふつーにせーりで見学の女の子たちからろきくんを
まもっていただこうと思います!!!!!!
まぁほぼ意味わからんと思いますけどのんびり見てください
前のやつは成人済みろきごーでしたが今回はちょっと若返ってます
「__っはぁ、__」
今日は7/1。やっと本格的に夏が来たって感じだ。
今日から水泳の授業が始まったのだが、俺はもちろん見学。
だって、今日から運悪くせーりが始まったから。
俺もプール、入りたかったなぁ…
まだ授業は始まってないけど、みんなシャワーを浴びたり準備をしている。
そんなみんなを、ただ眺めてるだけとか…寂しすぎる。
ちなみに俺以外には、芦戸と麗日、そして八百万が見学組だ。
よりにもよって男子が一人もいない。寂し…
さっきから寂しい寂しい言っているが、俺は気を取り直して大好きな爆豪の
姿を探し始めた。
みんなが座っているところには…いない。
シャワーも誰もいないし、あれ…?
爆豪がいない。
どーゆーことだ…?ただただ着替えるのが遅いだけか、?
少し心配になってきた時。頭上から、聞きなれた声が響いた。
「おい、隣。空けろや」
「あ、ぇ…ばくご、?」
…まさか、爆豪も見学組とは…嬉しい。(爆豪はただただ轟が心配すぎて見学した)
少し左にずれると、爆豪が隣に座ってきた。
「…はら、いてぇんか」
「ぁ……まぁ、」
まぁっていうか、めちゃくちゃ痛いけど。
心配させないようにそう答えるけど、さすがの爆豪には全部お見通しらしい。
「まぁ、じゃねぇだろが。んなとこまでカッコつけんでいいんだわ」
しんどかったら寄りかかっとけ、と優しい声が耳に入る。
や、優しすぎねぇか…?俺はこんな人の彼氏でいいのだろうか。
(主:いえ、超お似合いです。てぇてぇッ)
お言葉に甘えて少し寄りかかっていると、芦戸の高い声が響く。
「ねーねー、轟とばくごーってなんで見学なのぉー?」
…一番聞かれたくない質問だ。
正直に答えるのは無理だし、かといって嘘つくのも…
俺が言いよどんでいると、麗日が「もしかしてサボり…?」と呟く。
いや、そんなんじゃ…
「うわ、ありえるー!!!!よくないよサボり!!今すぐにでも入ってこーいっ」
きっと芦戸はふざけて言っているんだろう。
でも、今の俺にはそんな小さな言葉が結構刺さった。
そうだよな、こんなのただのサボりだよな…やっぱ入んなきゃだめだよな、
ぐるぐる考えていると、突然隣にいた爆豪が立ち上がって言った。
「じゃあ、てめぇらも理由言えるんか」
「え~?もぉ爆豪変態ー!女子に見学の理由聞くとか終わってるー!」
「‶女子に‶…?じゃあ男子はいいんかよ。」
「えー?男子は大体サボりだからいいっしょ!」
「勝手に決め付けんなや。男子にも男子の事情ってもんがあんだよ。
しかもてめぇらよりもっと言いにくいやつがな。」
「ちょ、ばくご…おちつけって、」
思わず、そんな制止の声が漏れる。
俺のために怒ってくれているのはうれしいんだが、さすがに俺なんかのために
怒りすぎだ。
芦戸たちの言っていることは間違いないし…
「__お前は座ってろや__」
小さく聞こえた爆豪の声に、思わず元の場所に座り込んでしまう。
威圧感ってこわい…
「大体な…」
「おいそこ。見学はサボりじゃないんだぞ。ちゃんと学べ」
相澤先生が止めてくれて、なんとかこの場は静まった。
けど、またいつ始まるかわかんねぇ…その前に、
「ば、ばくご、あっちのベンチ行こ」
「ぁ?てめぇは大人しく座っとけって…引っ張んなよ、」
短かったしちゃんと言葉になってるんかわからん。