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目次
日替わりお題 (1) 弟子
お題【弟子】
ファンタジーもの?かな
日替わりお題シリーズ、何度か作ったけど
毎日投稿したことがないので、今度こそ!!
私は|夢宮《ゆめみや》|愛莉《あいり》。
賢者の《《弟子》》だ。
まだひよっこだけど、師匠の|凛々奈《りりな》様みたいになれるよう
精一杯修行中なんだ。
今日も私は、修行にはげむ。
「誰かをロープで縛り付ける呪文は『ロープマジカル』だ。 きっと、役に立つぞ。」
「はいっ!さっそく縛りつけてもいいですか?」
「ああ、いいぞ。」
私は、杖を師匠に向けた。
**「ロープマジカル」**
「うわああああああっ!!何するのだ…お前は私の《《弟子》》だろう?!」
「ねえ、師匠。師匠は、本当は賢者じゃないんでしょう?」
私は知っている。
師匠が、実は悪の魔法使いだということを─────
「なんで知っている…?今までの言動から、私が悪の魔法使いだとわかるものはないはずっ…!」
「ふふ、気づいちゃったんだよね。師匠、今まで 誰かをこらしめる魔法しか教えていなかったでしょう?」
「そうだな。それがどうしたんだ?」
「賢者は、困っている人を助ける魔法も必要じゃないかな?こらしめる魔法だけじゃいけないと思うの。」
悪の魔法使いは、人をこらしめる魔法しか教わっていない。
だから師匠は、いや…凛々奈さんは、こらしめる魔法しか教えられないというわけだ。
「ッ…。ごめん、今まで愛莉をだましていた。悪の魔法使いは、見習いを卒業したら 5年以内に弟子をつくらなくちゃいけないんだ。でも、私はどうしても弟子ができなかった。」
私が見習いの魔法使いとして、まちをうろうろ歩いていたとき
優しそうな女性───凛々奈さんが、声をかけてきた。
それが、弟子になるきっかけだった。
「そしたら、見習いの魔法使いの愛莉がいた。賢者のふりをして、愛莉を弟子にしたんだ。」
「…凛々奈さん。よく話してくれたね。悪の魔法使いは、そんな素直な心は持っていないと思うわ。だから、賢者として 誰かの弟子になってもいいんじゃない?」
---
そうして凛々奈さんは、有名な賢者の弟子になった。
私は本当の賢者の弟子になり、1年で弟子を卒業した。
愛莉、勘が良すぎじゃ…((
日替わりお題 (2) 食事
日替わりお題っていいよね
今日は、親友の|結花《ゆいか》と 私・|心結《みゆ》で レストランに来ている。
食事をするためだ。
結花はハンバーグ、私はスパゲッティを頼んだ。
二人で「おいしいね!」と楽しみながら食べていると、隣の席から怒鳴り声が聞こえた。
「ねえ、なんでぶどうパフェじゃなくてブルーベリーパフェなの?!」
「あ、えっと…お客様は、ブルーベリーパフェを頼まれたのではないでしょうか?」
「いいえ、私はぶどうパフェを頼みました。」
ぶどうパフェ?そんなのメニューにあったっけ…
メニューを確認してみたが、ぶどうパフェなんてものはない。
似てるものなら、ブルーベリーパフェしかない。
うーん。それなら、お客さんがメニューを見間違えたのかな?
「お客様、メニューをもう一度ご確認ください。ぶどうパフェは当店にございません。」
「はぁ?あるじゃない!!なに言ってるのよ、このバカウェイトレス!!」
女性はそう言って、スプーンをウェイトレスに思いっきり投げつけた。
**「「えっ?!」」**
まわりは「何が起こってるんだ?!」「やば…」という声であふれている。
…そういえば、メニュー表になんか怪しいものがあったな。
デザートの欄に、白いテープで隠されているデザートがあった気がする…
私はもう一度メニューを確認し、テープをはがした。
そして、隣の席のメニュー表をこっそり見た。
「やっぱり…」
「どういうこと?」
どうやら、ぶどうパフェは 前まであり、
ある理由でぶどうパフェがなくなって、隣の席の女性は
このレストランのぶどうパフェが好きだったらしい。
ぶどうパフェはなくなってしまったので、メニュー表には
白いテープをはったようだ。
しかし、隣の席のメニュー表だけ貼ることを忘れていて、
まだぶどうパフェがあると勘違いした女性が、ぶどうパフェを頼み、
ウェイトレスがぶどうパフェの代わりに、
ブルーベリーパフェを運んだ、というわけらしい。
「…そういうことね。すごいよ心結。」
警察が来たので、女性は逮捕された。
その日から、レストランは メニュー表を新しくしたみたいだ。
明日もお楽しみに!
日替わりお題 (3) 一般人
一般人…
どうやって書くんだ…
私は、どこにでもいる「一般人」だ。
特に誇れることもない、目立たない人。
日常がつまらない。そう思っていた私は、あることから人生が変わった。
ちょっとおしゃれして、ショッピングモールへ向かっていたとき。
「あなた、素敵な方ですね。ユニット芸能事務所に入りませんか?」
ユニット芸能事務所────
有名な美男美女が この芸能事務所にたくさん入っている。
そんな所に、一般人の私が…?
でも、こんなチャンスは二度とないはず。
「…はい!」
私はユニット芸能事務所に入った。
ユニット芸能事務所は、いじめがひどかった。
普段はニコニコな芸能人も、裏ではたくさんの苦労があるのか。と思った。
私はいじめられないよう、身だしなみや言葉遣いに気を付けていた。
しかし、芸能事務所に入って1年になった頃。
ついに私にも、いじめというひどいものに合った。
耐えきれなかった私は、1年で芸能事務所から退所した。
それはまたたくまにニュースになり、取材の申し込みがたくさん来た。
私は信頼を寄せていた青空テレビにだけ、取材に応じた。
他のテレビからクレームが来たが、私は言い返さなかった。
---
事務所を退所したとともに、芸能活動もやめ
私は一般人に戻った。
今は たまに「芸能活動をされていた |佐藤葵依《さとうあおい》さんですか?」と
聞かれる程度だ。
芸能活動も楽しかったけど、一般人の生活が一番楽しいような気がした。
なんとか書けた…
日替わりお題 (4) 支配
今日も難しいお題を出してきますね…
簡単なやつをお願いしまs((
私はハーブスという国の王妃。
小さいが戦争はめったにない、平和な国────のはずだった。
隣の巨大な国・ユーベアが ハーブスを支配してきたのだ。
ハーブスの国王は、仲良しの国であるホルスという国に助けを求めた。
ハーブスに住む人たちは、いったんホルスに移り住むことになった。
ホルス国はユーベアと争い、ホルスが勝った。
ユーベアは食料不足などの危機に襲われたが、1年で回復した。
また支配される危険があるのでは、と考えたホルスの国王は
ハーブスの国王に「ずっと住んではどうだ?」と言った。
しかし、私はこう言った。
「私は、ハーブスに帰ります。」
王妃と50人ほどの国民は、ハーブスに帰った。
---
ハーブスの国王は、支配の危険を感じている。
その予感の通り、ハーブスはまた支配された。
王妃と国民はホルスに行き、それをいいことに
ユーベアはハーブスの宮殿に侵入し、大金を盗んだ。
その事を知ったハーブスの国王は、あることを思い付いた。
2年後、ホルスとハーブスは新しい国・ホルブスになった。
ホルブスはユーベアを支配するようになった。
ユーベアに支配された仕返しだ。
ユーベアは消滅し、ホルブスは永久に栄えた。
日替わりお題さん、難しいお題を出さないで…
日替わりお題 (5) 魔物使い
一瞬、魔物使いを魔法使いと読んだ
私は魔物使いだ。
よく魔法使いと勘違いされるが、私の仕事は「魔物を生み出し、あやつること」。
今日も私は、町に魔物を出し、人々を怖がらせる。
いくら戦っても勝てない魔法をかけているから、戦えるわけはない。
だから、有名な戦士や魔法使いが、疲れ果てて負けるのなんて
当たり前だ。
そんなとき、弱そうな魔法使いがやってきた。
「こんな小娘になら勝てるだろう。ちょっと手加減してやろうか」
いざ戦ってみると、小娘は見た目のわりに体力がものすごい。
「ハッ!まさか…!」
この小娘…体力が無限にあると有名な、マリじゃないか!
くそ、手加減して損したよ…
しかもマリは、魔法も強い。
すぐに魔物を 魔法の縄で縛り付けた。
「はぁ?!どんな魔法使いだよ…こうなったら!!」
私は強力バリアを張った。
これなら倒されずにすむ。
マリもバリアを張った。
防御力は低そうな見た目だな。
これなら攻撃してもすぐ壊れるだろうと思い、
魔物をマリのバリアの近くに突撃させた。
ビリビリビリ!
「グギャアアアアア!!!」
なんとマリのバリアには、強力ビリビリ機能がついていたのだ!
「うわあ、体力もすごいうえ、防御力も魔法も強く、さらには賢い…」
魔物は弱り、すぐにパタンと倒れてしまった。
「完敗だ…私も反省したよ。なんで魔物使いになったんだろうか」
私は心を透明にして、魔法使いへと職業を変更した。
その後マリは、最強の魔法使いになったという。
日替わりお題はいいテーマになっていいよね(?)
日替わりお題 (6) 物作り
今日も難しいお題を出してくるねぇ、、、
私の娘・|芽衣《めい》は、物を作ることが大好きな子だ。
ハンドメイドも工作も、そして絵も、作りが細かくて驚く。
そんな芽衣の図工の成績は、毎年◎。
きっと将来、イラストレーターやハンドメイド作家になるのかなぁ、
と思っていた。
---
「ねえねー、まだ?」
「もうちょっと待ってー」
芽衣は、妹の|結衣《ゆい》にブレスレットを作ってあげていた。
結衣は想像力がとても豊かで、物語を作ったり絵を描くことが好きだ。
「はい、できた」
「わあ、かわいい!ありがと」
芽衣も結衣も、《《物作り》》の道に進むだろう。
---
20年後。
芽衣はハンドメイド作家に、結衣は小説家になった。
親の私は、芽衣のハンドメイド作品は必ず買い、
結衣の書いた小説は必ず読むなど、親バカが発動している。
あるとき、ニュースを見ていると、
「今日の特集は、ハンドメイド!ハンドメイド作家の|原本《はらもと》芽衣さんにインタビューしました~」
「…えっ、芽衣?!」
そして次の日。
「今日の特集は、小説!小説家の原本結衣さんにインタビューしました!結衣さんはなんと、昨日の特集に出た原本芽衣さんの妹です!」
「えええっ、結衣?!」
なんと、私の娘たちがテレビに出ている!
私はこれを自慢にした。
テレビに出て、ある才能に優れていて─────
芽衣の結衣の親で、本当によかったなと思った。
難しすぎんか
日替わりお題 (7) 評価
1週間続いてる…スゴイ((
「|乙葉《おとは》。成績表、見せなさい」
私は、悪い成績だったから見せないわけじゃない。
プレッシャーをかけられたくないからだ。
心の中で(はぁ…)と思いながら、成績表を出す。
「全部◎。当たり前よね。こんなのが取れない子もいるなんてw」
出た。他の子をバカにする攻撃。
こんな親がいるから、私は友達がいない。
私は叔母さんの家に住むことにした。
「この家には二度と来ません」という紙を残して────
---
「叔母さん!あの…」
私は事情を話した。
「まあ!それなら住んでもいいわ。姉さんにはガツンと言ってやるわね」
叔母さんは優しくて、お母さんとは大違いだった。
「姉さん。乙葉ちゃんに何をしたか、話してもらおうか…」
「えっ、|菜穂《なほ》…わ、私はなにもしてない!!」
「なんで…私は、親子共にいい《《評価》》が欲しかったただけなのに…」
お母さんは、その後どうなったか分からない。
まあバチが当たったから、しょうがないよね。
私は友達もでき、前とは違う学校生活を送っていた。
成績表はいつも◎なのは変わらない。
ため息は消えたが、誰かへの《《`憎しみ`》》は消えなかった。
---
10年後。
私は、私を産んだ人のもとに来た。
「もう収入源なんかないね。まあバチが当たったんだろうけど」
**「…乙葉!!お金!!!お金をよこしなさい!!!」**
「あら、そんなことしなくてもいいじゃない。あなたにピッタリのお相手がいるわよ。」
私はお母さんと似ている人を連れてきた。
「こんな人とは付き合えないわよ!」
`「ふふ。なら、頑張って働いたら?いい**《《評価》》**が欲しいんでしょ?」`
日替わりお題 (8) 月の光
今回は比較的…簡単…かな…?
僕は絶賛片思い中。
わざわざ片思いの相手に「今日、僕の家に泊まらない?」と誘った。
それには理由がある。
「今日は泊まれるんだよね?」
「そ、そうだよ」
泊まったら進展あるかなあ、くらいの軽い気持ちだ。
あとで《《あの言葉》》を言わないとね。
「あ、あの…|優梨《ゆり》ちゃん、ちょっと夜空見ない?」
「いいよ~」
優梨ちゃんは本が好きで、優しい子だ。
きっと彼女なら、意味がわかるだろう。
「星ってさ…何億個、何兆個もあるのに、私たちの目だと見えないものもあるよね」
「う、うん。きっと、恥ずかしがりやなんだろうね。」
なんとなく、優梨ちゃんの気持ちが分かってきた。
何か、僕に思ってることがある気がする。
窓から月の光がさしこむ。
ちょうど満月で、優梨ちゃんは「満月だ!でも、ちょっとすれば新月かぁ…」
と言った。
今が言うチャンスかもしれない。
僕はゆっくりと口を開いた。
「…あの、月が綺麗ですね」
単純に「月が綺麗だね」という意味でもあるけど
僕が言ったのは告白での意味だ。
「これからもずっと、一緒に見てくれますか」
えっと確か…OKの意味?
「ありがとう」
そう返すと、優梨ちゃんは花が咲くように、ふわっと笑った。
---
「なぁ、|湊斗《みなと》。なんで、優梨ちゃんと付き合えたんだ?」
優梨ちゃんは可愛くて人気の子だ。
狙ってる男子はひとりやふたりじゃないだろう。
「はは。それは秘密だよ」
「え~教えろよー!」
その日の夜、僕は眠れなくて窓を見た。
あの日と同じように、月の光がさしこんでいる。
あの日、満月でよかったな。
僕はそう思って、眠りについた。
ちょっと意味深ですね。
解説をちょいと。
満月の日は、相手の気持ちが見えやすいと言われています。
なので湊斗は、優梨ちゃんの気持ちが見える気がしました。
それが分かったので、湊斗は告白したんです。
…自分でも分からない。
日替わりお題 (9) オオカミ
赤ずきんの二次創作?です
むかーしむかし、あるところに「赤ずきん」と呼ばれる女の子がいました。
赤ずきんは病気のおばあちゃんのお見舞いにいくため、
おばあちゃんの家へ向かっていました。
「おばあちゃん!」
「赤ずきんや…オオカミを見なかったかい?」
「いいえ、見てないわ。」
「そうかい…最近、オオカミが暴れてるんだよ」
それを聞いた赤ずきんは、どこかからピコピコハンマーを持ってきました。
「これで、オオカミをぺちゃんこにしてやるわ!」
---
その頃、オオカミはおばあちゃんの家へ来ていました。
「お?ここは、人間のうまいにおいがするぞ。入るか」
「!やってきたわね、オオカミ!ぺちゃんこにしてやるわよ!」
赤ずきんは、オオカミの頭をピコピコハンマーで叩きました。
「ぐはぁぁ!!!しかし…オレは、まだまだ負けないぞ!」
赤ずきんはバスケットボールを持ってきて、オオカミに投げつけました。
「ぎゃあああ!!なんて威力だ!!…が、まだまだだ!」
さらに赤ずきんはボウリングの玉を持ってきて、オオカミへ向かって転がしました。
**「だずげでーーーー!!!!!!」**
オオカミは倒れてしまいました。
赤ずきんはオオカミを抱き上げ、家へ持って帰りました。
それを見た猟師が、「なんて力がある子だ…」とつぶやきました。
「ママ!オオカミ捕まえてきたよ!」
「あら!今日は、オオカミの肉を食べましょう!」
そしてオオカミは、赤ずきんとその母に、こっぱみじんにされて
食べられましたとさ。
オオカミかわいそうだね。
日替わりお題 (10) 義母
祝・10個目の小説!
お題むずい!
私は結婚し、|陽太《ようた》さんの家に住むことになった。
とても素敵な家だったけど、問題がひとつ。
「義母がとんでもない人」だということだ。
食器を平気で割ったり、気に入らないことがあるとすぐ怒る。
義母の夫をナイフで刺そうとして、警察が来たこともあるらしい。
できるだけ関わりをなくしたいので、離れて暮らしたかった。
しかしワガママだと思い、我慢することにした。
嫁の私が来てから、義母は落ち着いたらしく
ホッとしたが、私が買い物などに行くと大惨事。
陽太さんの悪口を言ったり、義父を殴ったり。
こんなことを防ぐため、できるだけ買い物は短く済ませたり
ネット通販で買い物をするなど、工夫して過ごしていた。
8月のある日、事件は起こった。
私が風邪をひいて寝込み、部屋から出ないことをいいことに
義母が暴れだしたのだ。
陽太さんはすぐさま警察を呼んだ。
「警察です。何が起こっていますか。」
陽太さんは状況を説明した。
「ふむふむ…逮捕しないといけないですね。」
「…そうですよね。」
義母は逮捕され、家には義父、私、陽太さんだけ。
でも義父も義母と似ていたので、身の危険を感じた私は
離婚の手を選んだ。
---
私は会社員に戻り、バリバリ仕事をしている。
あの日離婚をしてよかったのかは分からない。
けど、選択がもし失敗していたって、
自分がよかったと思うことができればいいんだと思う。
日替わりお題 (11) 黒猫
黒猫って幸運とか魔除けの象徴らしいですね
ということで、今日はそれに関するお話です
最近、『不幸になる魔法』というものが流行っている。
不幸になる魔法というのは、嫌いな人にかけるとその人が不幸になる魔法のこと。
魔法をかけられたくない人々は、黒猫をおともにしている。
黒猫は魔除けの象徴だからだ。
私はもともと黒猫をおともにしていて、変な魔法をかけられそうなときは
黒猫のおかげで自分を守ることができた。
「ねえ、ハルカ。不幸になる魔法なんて、誰がひろめたの?」
「さぁ。どうせ心が汚い人がひろめたんじゃないの?」
「…そ、そうだね」
不幸になる魔法をひろめたのは…私だ。
嫌いな人がいて、その人が消えないかなと思って『不幸になる魔法』を
作り、ひろめたのだ。
「どうかお許しください、神様…」
『許そう。しかし、その代わりに試練を与える。』
私は笑顔を心がけなさい、という試練を与えられた。
「エミリ!遊ぼ~」
「いいよ!」
ニコニコしていると、自分がやった いけない行いを
忘れることができ、自分の心も穏やかになった。
不幸になる魔法の流行りも終わり、黒猫ミーナも
パワーがみなぎっている感じがする。
…そういえば、黒猫の意味について調べたことがある。
「幸運」「魔除け」…だったっけ。
「ミーナが守ってくれたのかな…」
「にゃぁにゃ!」
私はミーナに感謝した。
なんか意味わからん
日替わりお題 (12) 隠れ家
もうちょいで2週間、?
はや
死とかの言葉出てくるので観覧注意
私は隠れ家を作った。
誰かに狙われないためだ。
私の隠れ家は、森の中にある。
森の奥まで進むと見えてくる。
奥まで進む人はいないから、狙われる心配もなし。
友達を呼ぶこともあるけど、みんな決まって「ここ大丈夫?」と言う。
大丈夫だよ、と返すのが定番。
私が誰に狙われてるのかって?
それは…そのうち分かるよ。
---
いつものように 森の奥を進み、隠れ家へやってきた。
「はぁ~疲れた、早くお風呂入ろっと」
「気持ちいい~、疲れた日のお風呂って最高!」
そして私は眠りにつこうとした─────
そのとき。
**バンッ!!**
私は倒れた。
あぁ、狙われてたんだ…やっぱ無理か。
目の前にいたのは、黒い服を着た男。
私をストーカーしていた奴だ。
「許さ…ない…か…__ら__」
「はは、死んだな。」
単純な奴だな、
私は倒れて死んだふりをしただけだ。
私は起き上がり、男をこらしめた。
「ぐ…あがぁぁっ!」
男は逃げ帰り、私は隠れ家で幸せに暮らした。
日替わりお題 (13) 卒業
卒業なんて季節外れだけどね、今は夏だよ
あえて選ぶのが莉南です((
あー、小学校もとうとう卒業かぁ。
友達と離ればなれになることはないけど、なんだか寂しい。
そんな私を慰めるように、桜が風で舞う。
「|晴音《はるね》~」
この声は…親友の|彩夏《あやか》だ。
「彩夏、とうとう卒業しちゃったよ。寂しくないの?」
「そりゃ寂しいけど、中学の生活も楽しみじゃん!」
中学は…部活に勉強に友情に…
彩夏の言うとおり、中学の生活も楽しみだ。
「そうだね。─────ばいばい、|緑ヶ丘《みどりがおか》小学校」
私はそう言って、小学校を去った。
---
ついに卒業してしまった。
もうランドセルを背負うこともないのか…
やっぱりなんとなく寂しい。
「はぁ。中学は楽しみだけど、不安もある…」
気づいたら私はスマホを取り、ラインを開いていた。
『中学、不安なことばっかり…どうしよう』
『晴音は心配性だなぁ。中学は楽しいよ。』
10歳離れた姉・|空音《そらね》は、いつも私の味方。
優しくて明るい、自慢の姉だ。
『まぁ、行ってみたら楽しいよ!がんばれ😆』
その言葉を頭に入れ、私は中学へ進学した。
---
卒業したのはもちろん寂しいけど、中学は楽しい。
過去のことを引きずらないで、未来を楽しみにすることも大事だなと思った。
日替わりお題 (14) コミュニティ
どうしたんだ日替わりお題
「ここが、新しく住む町かぁ…」
緑いっぱいの、空気がおいしい町。
スーパーも近くにあるし、住みやすそうだな。
引っ越しの荷物を整理したいところだが、
町の探検が先だ。
「ん?」
私は新しそうな図書館の前で立ち止まった。
キラキラ輝いて見える。
明日寄ってみよう、と思って 探検を続けた。
---
次の日。
昨日みた図書館に入った。
きれいに掃除されていて、静かな場所だった。
ちょっとだけ本を借りてみようと思い、
好きなシリーズの本を1冊だけ借りていった。
「あ、初めて利用される方でしょうか?」
「は、はい。最近引っ越してきて」
「なら、このチケットをご利用ください。」
図書館のスタッフさんは、ベージュ色のチケットを差し出した。
『初めて利用される方限定!本の貸し出し5冊増加』
とかいてある。
「これは、初めて利用される方にお渡ししています。通常13冊借りれるんですが、このチケットを持っている方なら、1ヶ月間だけ18冊借りられます。」
「次借りるときは、このチケットを出せばいいんでしょうか?」
「14冊以上借りるときに出せばいいですよ。」
「ありがとうございます!」
帰ろうとしたとき、あるポスターが目に入った。
「町の祭りを一緒に盛り上げましょう!」
私は面白そうだと思い、参加を決めた。
---
祭りの準備は大変だったが、町の人々と協力しているうちに
次第に仲間意識が芽生え、みんなの知恵とアイデアで町が一つになっていった。
私にとって、このコミュニティはただの場所ではなく、心が落ち着く場所となった。
祭り当日、町は笑顔であふれていた。
その時、私は気づいた。
コミュニティは、人と人が繋がることで、さらに輝きを強くしていく、ということを。
日替わりお題 (15) バナナ
🍌
「ただいまー」
学校から帰ってきた。
机に目をやると、バナナジュースがおいてあった。
私はかばんをソファに投げると、バナナジュースを手に取った。
甘くておいしい。
すぐにバナナジュースを飲み干し、宿題をやりはじめた。
---
「つかれたぁ~」
バナナジュース飲みたい…と思いながら帰ってきたが
バナナジュースはなかった。
「そうだよね…もうないよね」
私はバナナジュースを自分で作った。
「なんか違う…おいしいけど、なにか足りない…。」
そう言ったとき、涙がぽろりと机に落ちた。
「もう一回、あの日のバナナジュースが飲みたいよ…」
だけど、叶うはずはない。
だって作ってくれた人は、もう空にいるんだから─────
私はその日から、毎日バナナジュースを作りはじめた。
あの日飲んだバナナジュースを作り出すために。
---
10年後。
私はバナナジュースを売っている。
「|華《はな》さんのバナナジュースは、とてもおいしいですね。なんでバナナジュースを売ろうと思ったんですか?」
私はお客さんにそう聞かれて、一瞬とまどった。
「それはね────」
🍌
日替わりお題 (16) クラスメイト
「あの…私、嫌いなクラスメイトがいるんだ」
私はグループのみんなに、そう打ち明けた。
「えっ?!誰?」
と、真っ先にそう聞いたのは、リーダーの|茉莉《まり》。
クラスの中でもしっかり者の子だ。
「|唯奈《ゆいな》にも、嫌いな子っているのか…」
そう言ったのは、優しくて穏やかな|琴音《ことね》。
一緒にいると落ち着く。
「まぁ、誰にでも嫌いな子はいるよね」
元気いっぱいの|瑠花《るか》がそう言った。
私が嫌いなクラスメイトっていうのは、|七海《ななみ》。
クラスの中でも結構嫌われている…と思う。
---
七海が休んだ日、クラス会議が行われた。
先生も出張でいない。
「七海に仕返ししたいよね!?」
『はい!』
私たちは、七海を仕返しする計画を立てた。
みんなに七海がやった悪事を言ってもらい、
特にひどいものを2つ選び、それを七海にやる。
…という計画だ。
クラスメイトとして、みんな気合いが入っている。
明日が楽しみだなぁ…
---
次の日。
1時間目はプール。
私が間違えて七海をプールに落とす…という作戦。
「あっ、ごめん!」
バシャーン!!
「何やってくれるのよ!!」
「ごめんって~!」
私は精一杯謝った。
…本気じゃないけどw
---
昼休み。
バスケをやることになった。
茉莉が間違えて七海にボールを当てちゃう…という作戦だ。
「あっ、当たっちゃう」
「いたぁっ!!今日は不幸なことばっかり…イラつく!」
もうそろそろネタバラしした方がいいかな。
「実は、七海に仕返ししてたんだよね」
「自分がどれだけ悪事を働いたか、これで分かったでしょ?」
---
七海はおとなしくなり、クラスに平和が戻った。
「よかった♪」
日替わりお題 (17) 接戦
毎日投稿が続くとはね
「腕相撲対決、よーいスタート!」
私は相手の手を思いっきり握った。
相手の腕をぐいっと横にやる。
しかし、相手も負けていない。
相手も私の腕を横にやる。
「これは接戦です!どっちが勝つのでしょうか!」
腕が震えている。
「がんばれ!」
その声が耳に入ったとき、
なぜか力がたっぷり入ってきた。
「|凛《りん》の勝ち!」
歓声が上がった。
「嬉しい…ありがとう!」
そして私は、景品のお菓子をもらった。
---
「腕相撲対決、めっちゃ接戦だったよね」
「だよね!凛ちゃんかっこよかった♪」
私は少しの間だけ、腕相撲対決に勝った人として
有名人になった。
日替わりお題 (18) 楽しそう
楽し"そう"…??
友達と仲良く遊んでる姿。
「楽しそうだな…」
彼氏とイチャイチャしている姿。
「楽しそう…」
きょうだいと一緒に遊んでる姿。
「楽しそうだなぁ」
親と一緒に出かけてる姿。
「楽しそうだなぁ…」
私は全ての人が、楽しそうに見える。
何事も楽しいのが一番だと思う。
私は楽しそうな人を、羨ましく思う。
`「楽しそうなんて、滅びればいいのに」`
「あ、|友美《ともみ》ちゃん。やっほー」
この子は|花《はな》ちゃん。
|楽《らく》しそうな人だし、|楽《たの》しそうな人だ。
「|楽《らく》しそうな人でいいね。さらに|楽《たの》しそうな人だし。」
**「そんな人なんか、私にはいらない!」**
私は花ちゃんを刺した。
「みんな…楽しそうだし、|楽《らく》しそうな人…。羨ましいよ」
だって私は─────
虐待を受けているから。普通の家庭じゃないから。
日替わりお題 (19) 無限
もうちょいで20じゃん
はや
このシリーズはいつまで続くかわからない
才能がない、何をやっても失敗ばかり
こういうことへ悩んでいる君へ。
みんなはまだダイヤモンドの原石。
努力すれば、きっといつか輝ける日が来る。
失敗ばかりでも、その経験が役に立つ日は必ず来る。
その失敗も、いつか人に笑って話せる日が来る。
可能性は無限だからこそ、
たくさんの道がある。
無限の道に迷って、悩むこともあるかもしれない。
でも、それを乗り越えれば、きっといい未来が待っている。
世界中のみんな、無限の可能性を持っている。
**さあ、無限の可能性へ走ろう!**
日替わりお題 (20) 秘密
秘密だよ🤫
「ねえ、|亜梨沙《ありさ》ちゃん。好きな子っているの?」
「秘密!」
「ねえ、亜梨沙ちゃん。好きな食べ物ってなに?」
「秘密~」
この通り、亜梨沙ちゃんは秘密が大好きな女の子。
私が知っているのは、誕生日と名前くらい。
亜梨沙ちゃんは秘密が多すぎて謎だ。
苦手と思っている子もいるみたい。
亜梨沙ちゃんの家に行ってみたいと思って、
「遊びに行っていい?」と聞いてみたが「ダメ」と言われた。
好きな食べ物すら教えてくれない。
友達なんだから、もうちょっと教えてもいいのに。
---
私は亜梨沙。
前の学校でいじめられていたので、|岡野《おかの》小学校に転校してきたの。
最近、|乃愛《のあ》ちゃんと友達になった。
でも、私は事情でいろいろなことを秘密にしなくちゃいけない。
なんでかって?
私の家はお金持ちで、それが理由でいじめられていた。
だから、お金持ちってことを明かしたら
またいじめられそうって思った。
乃愛ちゃんや他の子には申し訳ないけど、
私はずっと、たくさんのことを『秘密』にしていく。
日替わりお題 (21) 恋愛相談
日替わりお題いつまで続くかな
100までいきたいんだけど…
まあ詳細は日記で話します
「|華恋《かれん》ちゃん。恋愛のことで相談があるんだけど…」
ふふ、今日も恋に悩む子が来た。
私は恋愛相談室をやっている。
「|悠翔《はると》くんが好きなんだけど、その子は付き合ってる子がいるみたいで…」
「そっか。なら、告白すればいいじゃない?」
「…うん。ありがとう」
そして私は、悠翔くんのもとへ向かった。
「悠翔くん、あのね…付き合ってる子がいるのは分かってるけど、君のことが好きな子がいるの」
「…えっ?」
「|結衣奈《ゆいな》ちゃんだよ」
私は 相談した相手の好きな子に話しかけて 君に好きな人がいるんだよ、と情報提供をする。
そして、相手の本心を聞く。
「あの子…地味で目立たないから、気になってはない…」
「ええ、そうなの?結衣奈ちゃん、裏でたくさん努力してるんだよ。しかも、優しいし。」
「確かにあいつ、優しいな…しぐさも可愛いし」
「でしょ?結衣奈ちゃんと付き合ってもいいと思うなー」
こうすれば、付き合うことに成功する。
「よし、僕 結衣奈ちゃんと付き合うよ」
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そして結衣奈ちゃんと悠翔くんは付き合うことになった。
恋愛相談室は行列ができている。
1日ひとりまでの制限をつけているので、予約の行列だ。
私の恋愛相談室は「相談したら必ず成功する」
と評判になった。
日替わりお題 (22) 子ども
こども
私は公園でのんびりしていた。
ベンチに座って、遊び回る子どもを見ながら。
私には子どもがいない…というか、いなくなってしまった。
病気を持ってうまれ、3歳で天国へ旅立った。
子どもを産むのにも、育てるのにも、たくさんの苦労がある。
でも親は、遊び回る子どもを見るだけで幸せだろうな。
子どもを亡くした私から見ると、とても幸せそうに見える。
日が暮れてきたので、私はベンチから立ち上がり 家へ帰った。
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「次のニュースです。近年、子どもの産まれる数が減ってきています────」
少子高齢化…か。
出産に不安がある人や、結婚しない人が増えているからかも。
確かに独身の方が楽かもしれないなぁ…
子どもがいる幸せもあるけど、独身の幸せもある。
どっちも幸せだけど、どちらが幸せかと思うのは人によって違う。
子どもが減るとデメリットが増えてくるけど、
私が人のことを決めてはならないし、みんなの意識次第かな…?
私は答えがわからず、考え込んだまま眠りについた。
日替わりお題 (23) 正義
最近は日替わりお題さんも機嫌がいいのでしょうか
私は正義を大切にしている戦士。
意地悪をしている者はこの世から取り除く。
この世にウソや犯罪があってはいけない。
「正しい」こそ正義だ。
「ルーン!人々を病気にさせている龍がいるって!」
「なに?!それは取り除かないといけない」
私は龍が住む町に向かった。
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私は病気にさせている龍をすぐに倒した。
人々に悪さをする者は倒さないと。
`それこそ《《正義の戦士》》なんだから────`
「ねえ知ってる?病気にさせている龍、実は幸運をもたらしている龍だったみたいよ」
「そうなの?!正義の戦士が倒したって聞いたけど…」
「それじゃあ、不運が増えちゃう!正義の戦士ならそれくらい見抜けたはずなのに」
えっ…?
じゃあ、間違った情報を流したのは誰?
そいつを倒さないと…
「あのねぇルーン。すぐに何でも信じちゃダメだよ。疑いの心っていうのはないのか?」
「そんなの、正義の戦士にはいらない!!」
正義の戦士には、疑いの心なんて不要。
私の役目は、「正義を守ること」なんだから。
私は友人の言葉を無視して、間違った情報を流した人を倒した。
日替わりお題 (24) レシピ
なんのレシピかな
私は本屋に行って、レシピ本を買った。
この本を買うとき、店員さんの顔が青ざめてたけど、なんでだろ?
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さっそく私は、レシピを試してみることにした。
まずは…『人間を用意する』
誰にしようかな~
|優愛《ゆあ》ちゃんにしよう!
私ね…優愛ちゃん、嫌いなの。
「優愛ちゃん、《《大切な》》用事あるから 家に来てもらっていい?」
「いいよぉ~」
優愛ちゃんに家に来てもらった。
次は…『包丁を用意する』
キッチンから包丁を持ってきた。
「それ…包丁だよね?何するのぉ?」
「なんだろね~」
私は優愛ちゃんの視界を見えなくするため、タオルを巻いた。
「ほんとになにする…の… ッ」
私は優愛ちゃんを屋根裏部屋まで運んだ。
そして服を脱がせ、目隠しを外し、黒いバラをまわりに置いた。
最後におまじないをかけ、
タオルを上にかぶせ、そしてドアを閉めて 鍵をかけた。
そう────
私の買ったレシピ本は、『人を呪うレシピ本』。
黒いバラの花言葉「あなたを呪う」「永遠の死」