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目次
「かことわ」参加します!(イラスト追加!)
ヴァンパイア=吸血鬼
ここ重要!!
1/3
能力、サンプルボイス追加+種族説明と過去の修正などをしました。
1/6
イラスト完成しました!!
(下手絵です……)
https://firealpaca.com/get/fJxv7bCh
名前:ロイ・クライシス(Roy・Crisis)
種族:ヴァンパイア(吸血鬼)
種族の説明:
別名血吸い族、または吸血鬼。上級種族の一つ。
犬歯が発達していて、数本の角がある事が多い。羽もあるが、二枚揃っていないかぎり飛べない。能力がある場合、日中の場合は威力が半減する。自分以外の血液、特に人間の血液を摂取すると脚力、俊敏性が上がる。日中においても同様。十字架を見てもノーダメ。弱点は首。
ヴァンパイアは遺伝子が弱く、親双方がヴァンパイアではない限り、基本は純血の(つまりハーフ以外の)ヴァンパイアにはならない。しかし稀にそれ以外の条件下でもヴァンパイアが生まれることもあり、そのようなものを『忌み子』と呼び、迫害、冷遇、最悪の場合親と共に処罰される。
血液摂取の方法としては、相手の皮膚に傷をつけ出血させた後、小瓶とかに詰めて飲む。ストックもできる。
年齢:17(推定)
性別:男
性格:捻くれ者。少しツンデレ気質あり。
仲良いやつは仲良い。
容姿:
赤メッシュ入りのマッシュヘア。前髪はアシンメトリー。
角が一本ある。左羽は元々あったが、千切った。
正方形のピアスを常につけている。ペンダントも同様(ある人の形見)。
マントを羽織っている。伸ばすと手は隠れるが、大体腕まくり? をしている。
(詳細は『過去』のところで)
身長:167
好き:高カカオチョコレート
シオンの花
人間(特に記憶の片隅にいる《《あの人》》)
嫌い:ホワイトチョコレート
(渡されたら『チョコじゃねぇぇ!』と
発狂するとかしないとか)
太陽光(特に身体的な影響はない)
純血の吸血鬼(ハーフはOK)
癖:頬杖をつく
一人称:俺
三人称:あいつ、あいつら
他キャラの呼び方:基本的には名前呼び捨て
レイス→魔法使いさん
白皙霙→霙
鬼神七魅→七魅
シュヴェルト・ティーシュ→シュヴェルト
ミュルス・ファフニール→竜さん
アイビス・フレメリア→アイビス
澪→澪
カンウ・ウエルア→ウェル
サンプルボイス:
「いや、十字架意味ないから!」
「名前? ロイだけど」
「悩みなんて__いや、ないはず」
「《《あの人》》、元気かな......?」
「ホワイトチョコレートはチョコレートじゃない。カカオこそ正義」
「え、ペンダント? これ拾ったやつ。この中にシオンが入ってんの」
「ど......いや、ありがと」
【キャラクター別】(随時追加)
「魔法使いさん、お前は何物なんだ? 過去の鎖なんてそう簡単に解けないぜ」
「シュヴェルト、何やって__え? 日向ぼっこ? ちょ、何やってんの!? 誘わないで!」
「竜さん、えっとその__この白いやつ何なの? 米?」
「竜さんはカカオ何%のチョコが好きなの? 俺は72%」
「七魅って人間なの? すげぇ! 超能力者じゃん!」
「霙? みぞれ__あ、雪と雨の中間みたいなやつか」
「ほえー。アイビスが好きなのはハーデンベルギアか。なんか花言葉がシオンと似てた気がする」
「えー、マジ羨ましい。事情違うから分からんけどこっちは純血だから苦労した訳だから。まあ、俺は気にしないから」
「その心中俺も入れて! 俺可愛いでしょ!」
「《《楓さん》》、許してください」
「ああああああっ! うっぜええええええ!」
「ヴァンパイアなんて、俺を生み出した【悪の生み親】だ。上級貴族だかなんだか知らないが、最後のヴァンパイアは俺にするんだ」
能力:①「金属生成」②「神の杖」
能力の説明:
①血液に含まれる金属成分から金属製の物体(主に武器)などを作ることができる。また、別の血液を摂取すると強度が上がる。日中は強度が半減。
補足:生成できる金属は『金』『銀』『銅』『鉄』『ステンレス』『タングステン』の全六種。体の負担が小さい順に、
鉄<銅<ステンレス<金<銀<タングステン
となっている。タングステンは血液摂取から10分以内にしか生成できない。
②名前が超厨二。持ち武器の『めちゃくちゃ長いダーツの矢みたいなやつ(?)』をマッハ1からマッハ10くらいで飛ばすことができる。ソニックブームが起こり、当たった場合は木っ端微塵になる。が、ヴァンパイアの血液を摂取してから10分以内しかできない。某爆破事件(過去参照)の時に一回使ったことがあり、「これやばい」とずっと思っている。なおこの能力を使う条件は本人もあまり理解していない。めちゃくちゃ体力を使う。本人は耐性があるため無敵。
補足:そもそもヴァンパイア耐性が無いため、通常時は使わない。よほどショッキングなことが起きて暴走している時しか使わない。自分が憎しみまくっているやつにしか方向は向かないため、ソニックブームに巻き込まれない限りは安全。すなわちロイの後ろにいれば安全は保たれる。
普段は矢みたいなやつを投擲武器として普通に使っている。威力もなんの変哲もない。
どちらも通常時は敵が人間または別のヴァンパイアだった場合、生成することは出来ない。
(人間→傷つけたくない、
ヴァンパイア→恐怖心により生成できない)
過去:
ヴァンパイアと天使(ヴァンパイアじゃない方は、人間とヴァンパイア以外なら変えてもOKです)の間に生まれた『忌み子』。そのことにつき、特に親戚などのヴァンパイアから罵詈雑言を吐かれる事が多かった。ロイが七歳の時に処刑される__はずだったが、装置の仕組みが甘かったのかなぜか生き残り、逃走。スラム街に迷い込む(この時点で、彼は戸籍上『死亡』の扱いとなっている)。
そこでは上級種族であるくせに何故そこにいるか、などなどと責め立てられ、自分がヴァンパイアでいることが嫌になり片方の羽を切り落とす。さらに精神が崩壊し、度々傷害事件を起こす(12歳の時に起こした某爆破事件も含みます。そのときにかろうじて建物があったスラム街が木っ端微塵になったとか)。
推定15歳の時、偶然通りかかった人間に襲いかかるものの、その人間は攻撃をかわす上、カウンターを喰らわせる。だいたいの相手は反撃する前にノックアウトしてしまう為、その存在に少しだけ興味を持ったロイは、その人間に懐き始める。そのお陰で精神の崩壊は少しずつ治っていった。その時に人間種族を好きになり、それと同時にヴァンパイアに恐怖心を覚えるようになった。
その人間はロイが16歳の時に、ピアスとシオンの花を渡して去っていく。
その人間のことをロイは「あの人」と呼んでおり、もらったシオンの花の花弁はペンダントにしまってある。その人の名前は「楓」。
その他:お礼を言うときは、心を開く前後で変わる。前は「どうも」、後は「ありがとう」。
変わり目はサンプルボイスのやつです。
カンウ・ウエルアのことを慕っています。どうやら自分の理想像らしい。
希望:なし
つめつめしすぎました。
シオンの花言葉は「君を忘れない」らしいです。
神の杖の元ネタはアメリカ空軍が開発しているとうわさされている宇宙兵器です。「神の杖」でググると出てきます。怖いね。
別に暴走させなくてOKです。衝動的に作ったものなので。(むしろさせないで……。本人が可哀想)
宝石の貴方を。 参加!(イラスト追加〜)
https://firealpaca.com/get/r5olkRWH
↑イラスト(アナログ&白黒&下手)
憑依バージョンは作らない予定です。テストとかモチベの問題が解消したら話は別ですが......。
【名前】|日長 暁《ヒチョウ アキ》
【性別】男
【年齢】14歳
【誕生日】11月
【性格】
群れるのがあまり好きではない。基本一人で行動する。本当は仲良くしたいが群れないせい+口調がそっけないなどなどで話すきっかけがつかめない。
しかし根はすごく優しく聞き上手なため、よく相談されやすい。そして脳筋&戦闘狂。戦う時は興奮して不遜っぽくなる。猫にデレッデレ。
【能力】千里眼
【説明】一度に3人分ストーキング? ができる(位置の把握)。ただし、一度現物を見たものに限る。物に使用することも可能。目の負担がとてつもなく大きい。
【好きな〇〇】緑茶、黒猫
【嫌いな〇〇】炭酸飲料、コーヒー牛乳
【喋り方】そっけない感じ。
戦闘時は不遜&傲慢。
【見た目】
黒髪マッシュ+毛先が金髪。まぶた重め。黒のチョーカーにオーシャンブルーのブレザー(制服)。ズボンも制服のスラックス。【そのほかのきけん】を担いでいる。
【セリフ】
「アキ。日長暁」
「ん。了解です」
「猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可(以下略)」
「よし、とりま全員ぶっ潰すかー」
「あれーぇ? 本当に脳髄撃ち抜いたって思った? 思い上がりも良いところだね」
「戦おうじゃないか! もちろん駆け引き無しでなぁ!」
「5分以内に決着をつける。【憑依】__!」
【呼び方】呼び捨て
【あだ名】サン(Sun)
明智(←学校で呼ばれていた)
【一人称】俺
【二人称】あなた
【三人称】あいつ、あいつら
【その他】武器について
名前:そのほかのきけん
(誰も良い名前が思いつかなかった)
使い方:打撃系武器。
使い方は鉄パイプとかと同じ。
見た目:後日制作予定。標識の「その他の危険」と似たような感じ。危険の種類は「刺突注意」(「石とかが刺さりやすいよ!」みたいな感じ)。
能力(?):憑依
暁と融合的なことができる。憑依することで視力、俊敏性、体力が上がる。連続使用は最大5分。顔の部分が「そのほかのきけん」の標識部分になり、「!」の下の点が目になる。
【希望】戌亥さんと戦わせてほしいです......。
(しなくてもOKです)
【枠】偵察者
【宝石】サンストーン(日長石)
『屍は理想郷の夢を見る』参加!(仮完成)
バドエンものは大好きですね。 救いようもないやつとかは特に。随分と性格が歪んでるね俺って......。
6/21 サンプルボイス、性格未完成
7/2 性格、理想郷に行きたい理由、『理想郷について思っていること』追加
7/5 サンプルボイス仮完成(時間があったら絡みボイス追加予定)
名前:リコリス・ラドナー (Lycoris・Rudner)
性別:女
年齢:19
容姿:
【髪】
腰あたりまでの黒髪ロング。全体的に傷んでいる。サイド髪が鎖骨あたりまで伸びていて、真紅に染めている。飾りがない黒ゴムで無造作に髪を下で結っている。
【顔】
中性的かつ精悍な顔つき。
朱銅色の瞳を持つ。生命力が弱まると、反対に瞳の赤が鮮やかになる。色白。
右耳に黒色でチェーン付きのリング型イヤーカフ(リングは太く、ごついもの)をつけている。
【服】
上→グレーのトレーナーにウエストくらいの長さのマントみたいなやつを羽織っている。
トレーナーは袖が長すぎるのと、冷え性なせいで、戦闘時以外は袖を完全に伸ばしていて(だいたい手の位置より20cmくらい長い)、手が見えない(なお、彼女は手袋が苦手なため、手袋は何があろうとつけない)。
下→ホットパンツの上にとても薄い白のチュールスカート、グレーのタイツを着ている。スカートは丈が短い。靴は黒ローファー。
【全体的なこと】
贅肉という贅肉がついていない、引き締まった印象をうける。
長身だったらアスリートにも見えるが、身長144cmの超低身長である。
性格:飄々としている。よくも悪くもマイペースで、人の意見を尊重するなどなどの協調性?は持ち合わせているものの(流されることはない)、自分の睡眠欲は優先しがち。
ポーカーフェイスが得意。毒舌。
そして女の子に弱い(半生であまり女の子とつるんだことがないため。『推す』感覚に近い)。
好きな○○:フエラムネ、氷砂糖、猫、トランプのゲーム、天体観測、寝ること
嫌いな○○:不味い水、コーヒー、手袋、自分の低身長、サイコパスの男(DNA的に合わない。普段はそのことを隠して接しているが、荒ぶってしまうと罵倒してしまいがち)、『理想郷』(これまた普段は隠している)
一人称:俺(稀に『私』になる)
二人称:お前/お前ら(または名前orあだ名)
三人称:あいつ/あいつら
使用武器:
・剣
・スタンガン(護身用)
・アイスピック(頚動脈を裂く用)の三つ。
【剣】大剣。曲刀。切先は鋭くないタイプ。
重厚感ある黒色をしている(使われている素材は不明。もう既に枯れてしまった資源だと考えられる)。刃の部分に赤黒いライン(曲線)が入っているが、彼女が暇つぶしに屠った敵の血で描いたもの。深い意味はないらしい。
基本背中に背負っている。重いらしいが誰にも持たせたことがないため、真偽は不明。少なくとも、彼女は涼しげに持ち歩き、軽やかに振り回している。
どこからか投げられてきた物なので、前の持ち主等は不明。
ちなみに。彼女は知らないが、この武器は譲り受ける、または奪う等で持ち主が常に移ろっているらしい。使われている場所も常に変わっていくため、どこで出来たかは分かっていないが、少なくとも三百年ほど前の武器。
サンプルボイス:(最低5つ)*
「うぇ......。この水いつにも増して不味いっ」
「俺ー? リコリス。リコリス・ラドナー。あ、一応女ね。よろっ」
「うー、眠いから寝るわ。方針決まったら起こして。じゃおやすみ」
「『理想郷に行きたい理由』って? もはや本能的な域に達してるよね。俺らはただ光に群がるただの昆虫だよ、昆虫っ!」
【地雷うんぬん】
「あれぇ? 今ぁ『小さ』みたいなこと言ってたけどぉ、俺の聞き間違いだよねぇ。お前の冤罪を晴らす為にぃ、もう一回言ってくれねぇかなぁ?」
「俺はもう『リコリス』だ。その、くっそきったねえ名前で呼ぶな。さっさと失せろ。その|面《ツラ》、二度と見せんな」
死に様:酒の肴様にお任せいたします。
切符の入手方法:相棒の形見(後ほど説明)
なぜシャンディガフに来たのか:任務のため(後ほど説明)
理想郷に行きたい理由:復讐と生きるための暇つぶし
その他:
【過去について】
戦災孤児。親のことは自ら忘れた。元の名前は「エーフェル」(軍人からのあだ名)。
街に徘徊している軍人などから、そこらへんで拾った剣を駆使して食べ物を奪い、飢えを凌いだ(〜十歳)。負傷した軍人などから彼女の名前が広まる。
ある日、どこからともなく現れた男(後の相棒)をターゲットにし襲いかかる。が、返り討ちにあい、そのまま拠点へ連れていかれる。
奴__白髪に真紅の瞳を持ち、ゴツいイヤーカフを揺らしながら笑う男は『(人を狩る)狩人』で、エーフェルが住んでいる(?)国に別の任務があった様子。戦闘能力のせい(おかげ)でその任務に同行。目立ってはいけない仕事だったが、彼女が力加減を間違ったせいで派手に任務を遂行。ついでに『相棒』も有名になってしまい、『破壊者』『双璧』などのあだ名がついてしまった(以降、彼女も力加減を目立たない程度にしたせいか『もう二人とも亡くなってしまったのでは』と世間では思われている)。
その後、各地を巡っては任務をこなしていく(〜十八歳)。で、シャンディガフの任務へ突入。法が守られていないせいでターゲットも多いわ、すぐ逃げられるわで長期滞在。効率化のために、任務が始まってから三ヶ月目から、二人は別々に行動するようになる(フラグが立ったね)。
シャンディガフ任務四ヶ月目、とある噂がエーフェルの耳に入る。曰く『理想郷行きの切符を求めた人々が騒動を多数起こしている』とのこと。
今回の任務のターゲット(とある国の連続爆破テロリスト)も紛れているのではないかと思い、騒動に潜入し、鎮圧。ターゲットに情報を吐かせた後、喉笛を切り裂こうとアイスピックを構えたが。
唐突に銃声が響き、ターゲットから血飛沫が上がる。ターゲットは一瞬でグロテスクな見た目になってしまった。さらにその前には黒のパーカーを羽織り、二丁の自動式拳銃を構える男の姿。
彼女は『このままじゃ分が悪い』と即座に判断、逃走体制に入る。
が、彼女の持ち武器は小刀のみ(先の騒動を鎮圧する際にほとんどの武器は使ってしまった)、スタンガンなどの護衛用武器もない。しばらくは小刀で銃弾を弾き、または死体を盾にして逃げていく。そして、当たり前だがやがて疲労が溜まってしまう。
そして、それを狙うように相手の銃弾が、右肩を掠めて、左腕の表面を抉るように当たった。
その衝撃で小刀も折れてしまい、もう攻撃をすることができない、というかそもそも逃げきれないと諦めかけていた時。
汚水と安っぽい甘さの臭いを切る音。
ずさっ、と音を立てて目の前に現れたのは__刃が微かに曲がった大剣。
きっと誰かが投げたものなのだろう。それをなんとなく見ていると、何故か気力が湧いた。呼吸を整え、おもむろに立つ。
もう、何十キロも走る体力もない。走り出したらきっと、あいつに気づかれる。そこまで辿り着けば、やることは単純明快だった。
狙いは言わずとも、黒フード。先程の剣を手に持ち、俊足の足捌きで敵との距離を一気に詰める。
相手は油断していたみたいで、彼女が後ろに回り込んだ数瞬後に気づくが、時すでに遅し。
黒フードの奴の背中に、大剣が刺さる。
消化器官をやられたのか、吐血し始めた男は『理想郷......』とぼやく。倒れた拍子にフードが脱げ、見えたのは。
《《白髪と琥珀色の瞳》》。
「は__?」
いや、人違いだ。きっと似ているだけの奴。そもそもあいつなら絶対に私のことなんか襲わない。というか、手負の人間ひとりにこんな攻撃をくらうなんてありえない。違う違う違う違う違う違う____。
でも、現実は残酷なもので。
男の耳には、相棒お気に入りのゴツいイヤーカフがついていた。
「__っ」
泣かないのは慣れている。嗚咽を必死に堪えながら脈をとる。やはり事切れていた。
そのままイヤーカフをとり、ほかにも何か手がかりになるものを探していく。
彼の手には理想郷行きの切符が掴まれていた。
そして意識が不意に冷め、強引に切符を取る。
「理想郷......私の__俺の相棒を壊した奴め......!」
その日から彼女は、ゴツいイヤーカフをつけ、自分のことを『俺』と呼び、名を『エーフェル』から『リコリス』に__もういない相棒の名前を引き継いだ。
これは、誰も救われない、誰も報われない、誰も幸せにならない復讐、あるいは醜い責任転嫁の完成形__あるかも分からない理想郷を壊すという、彼女の新たな生きがいが生まれた日のお話(十九歳の誕生日)。
※そしてシャンディガフをしばらくうろついた果てにキャラクター達と出会う感じですか......。
【名前について】
『エーフェル』:旧彼女の名前。由来はヘブライ語で『灰』という意味。身なりが汚いからそう呼ばれたと考えられる。相棒に連れて行かれたときに『ひでぇ名前』という言葉とともに名前の由来を教えてもらった以降、嫌悪感を抱いている。ちなみに、相棒には『エル』と呼んでもらっていたため、それについては問題ない。
『リコリス』:相棒の名前改め、現在の彼女の名前。由来は彼岸花の学名。元々の名前が気に入っていなかったから、事件以降改名した。彼岸花の花言葉は『独立』『情熱』そして『悲しき思い出』。
【一人称について(補足)】
シャンディガフ任務での事件から一人称を『私』から『俺』にしたが、理由は主に『引き継いだ相棒の名前に『私』という一人称は似合わない』と本人が思ったから。
また、精神が著しく崩れた時は『私』になることが多い。
【地雷】
主に二つ。
①身長についていじられること
普通に低身長がコンプレックスなので、『身長低いなー』とか『小さくて可愛い』とか言われると(たとえ褒められていたとしても)キレる。
無言で言った奴の首筋につくかつかないかくらいの距離でスタンガンを『バチッ』ってする。そしてやけに間延びした声で惚けてくる(サンプルボイスにあります)。脅しの側面が強い。
②『エーフェル』呼ばわりされること
前述した通りこの名前が嫌いなので、『エーフェル』呼びした奴には、たとえ他の人と戦闘中であろうと、戦闘相手をそっちのけにして「神速の足捌き×地面が割れる踏み込み」で近づき、大剣で切り掛かる。そして冷めた声で言葉を吐き捨てる(サンプルボイスにあります)。殺すつもりで襲う、そして相手と乱闘に発展する。
【理想郷についてどう思ってるのっつう話】
上に書いた通り理想郷のことは敵視してます。しかし、理想郷のことを本気で信じている訳ではないです。復讐だけではなく『生きるための暇つぶし』というところも大きいかな。
要望:登場キャラクターのうち誰かとめっちゃ親密になってほしいです......!
真面目な話「この設定アリなのか?」と思いながら書きました。「理想郷に行って幸せになりたい訳ではない系願望」って珍しいというか見たことないからね......。
とゆーことで上の「都合悪いなぁ」って設定は都合がよくなるまでいじっても構いません。「相棒」の存在とか大まかな過去とかが消え去っていなければ大丈夫です。
あと定期連載できる人とか、頻度高い人普通に尊敬です......! だってこっちは『モチベがない! 書き出しがうまくいかないウワァァァ』ってなって気づいたら二ヶ月よ。ほんとすごいですよ......!