ある日、塾に向かうために歩いていた少女、玉音。
そしたらいきなり、通り魔に殺されてしまった!!
なぜか転生した彼女は、自分を殺した通り魔に復讐するため、大好きな兄たち(なおシスコンばかりのもようww)と一緒に世界一のスパイを目指す!!
紺野柚葵新シリーズ、『転生したらスパイ一家の末っ子でした』、連載開始!!
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目次
第一話 「転生少女は溺愛される」
玉音「兄さん!おはよう!」
こんにちは!私は歌花玉音。
元の名前を、水音くるみっていうんだ!
…あれ、私誰に自己紹介してるんだろ…。
涼斗「おーい玉音ぇ。今日の任務は…。」
玉音「ちょっと兄さん!朝っぱらから任務の話しないで?」
涼斗「ゑ。(ガチ目ショック)」
玉音「あっやっちったわめんどくs…んん゛っ!!」
この人…歌花涼斗は、私の兄さんの1人!
頼りなるし強いけど、言葉選びを間違えるとショックを受けて倒れる!__中身はただのシスコンだからね__
でも、私の兄さんはこいつ含めてあと3人いるんだ。
鬼歌「やぁやぁ我が妹よ!今日も可愛いn」
玉音「あっキモいよ兄さん。」
鬼歌「ぐはぁっ!!わ、我の玉音への愛が、キ、キモい…!?」
次男の鬼歌兄さん。
鬼歌なんて、女の人の名前とかにありそうな名前だなぁ。
ちょっと厨二病気質なとこあるかもしれないけど…。
後の2人は早朝任務だったから、もうすぐ帰ってくるかも。
__??「ただいまー。あー疲れた〜!」__
__??「玉音〜。どこー!癒させて〜!」__
あ、帰ってきた。
ってえ?あ、血まみれで帰ってくるスタイル…。
竜騎「玉音〜!たっだいま〜!」
幸多「あー!兄さんずるい!!玉音は俺のなんだ!!」
玉音「爆散しろ」
竜騎・幸多「なんでえええええ!!」
玉音「風呂入って血流してから来い。」
……はい。見てもらった通り、私は口が悪い。
でもしょうがないんだ!!兄たちの重度のシスコン攻撃を生き抜くためには必要な口調なんだよ…っ!!
涼斗「玉音…。今日のターゲットは、」
玉音「黙れ。」
鬼歌「玉音よ、だからだな、ターゲットは紅楼財閥の御曹s」
玉音「消えろ」
竜騎「玉音、だから紅楼財閥御曹司の紅楼亮…」
玉音「はいわかったわかったさっさと風呂入ってこい。」
幸多「お、俺たちはどこで玉音の教育間違えたの…?」
玉音「兄さんたちに教育される筋合いはない。」
幸多「心に刺さるぅ!!(泣)」
これが、私の毎朝の日常。
ね?普通の家庭と変わりないはず。……いや、重度のシスコン兄さんたちがいることだけは違いそう。
未玖「5人とも!朝ごはんできたよ!」
玉音「あっママ〜!(未玖母のもとへ高速直行)」
4人「なんでええええええ!!!」
私は、兄さんたちはウザいと思っているが母親はそこまでじゃない。
兄さんたちがまたもやショックを受けて震えているがこれは無視しよう。
未玖「玉音、お兄ちゃんたちから聞いてると思うけど、今日の任務は前にも話した特殊暗殺グループへの潜入・初日でのボス殺害ね。」
玉音「え?紅楼財閥御曹司の殺害じゃ…。」
未玖「何言ってるの?それはパパが担当する任務よ?」
玉音「兄さんたち???(圧)」
4人「すいませんでした玉音様あああああ!!(リアルスライディング土下座)」
はぁ…。だから兄さんたちは困る…。
それに比べてママは優秀だから助かるよね…。ってか、なんで優秀な両親から生まれた男たちが全員こうもアホなの?
玉音「あ、そろそろ学校だ!!任務は帰り道にやるわ!!行ってきます!!」
涼斗「ま、待て玉音…!俺たちが一緒に行くぞ?」
玉音「着いてくんなシスコン野郎どもが⭐️」
私はこのまま家を飛び出した。
ははっ、兄さんたちを振り切ることくらい私には朝飯前なのだ。
朝ごはん食べてないからほんとに朝飯前だけど。
でも、おかげで遅刻もしなさそうだし逆にラッキー?
さてさてそんな私がどうしてこんなことになっているのかは次の話で!