ガラガラガラ… 蓮「みんな、おはよう。」 モブ「おはよ！蓮くん！」 モブ2「ちょっと？蓮くんは私の物！」　 蓮「は、はは…」 蓮は周りの女子からモテていた。 だが、蓮は恋愛に興味は無かった。 だから今は苦笑いして誤魔化している。 サッカーしてればキャーキャー言われるし、 ネットのアカウントを把握されてコメントの着信がうるさい。 正直言って、女子は苦手だ。 構ってくれなきゃ怒られるし、浮気は余裕で疑われるし。 そんな俺は、友達とサッカーをしながら考えた。 「恋愛って何の為にあるの？」 先輩「おい！試合始まるぞ！」 蓮「は、はい！」

サッカーの練習も終わり家に帰るとー 母「おかえり〜」 蓮「ただいまー」 手を洗い自分の部屋のドアを開ける。 蓮「はぁ…。」 蓮は苦しかった。 女子に何か言われるほどストレスも溜まる。　 そこで蓮は、こう思った。 「いっそのこと不登校になろう」 親はあっまあまで弟の不登校だって許してるし なら、俺もいいよな。 　 蓮「お母さん、明日休む。」 母「どうしたの？調子悪いの？」 蓮「いや…なんか学校が嫌で…」 母「はいはいそういう事ねお兄ちゃんなんだから我慢しなさい」

蓮「…は？」 母「あら？聞こえなかった？だから、お兄ちゃんだから…」 蓮「ふっざけんな！！」 蓮は、反抗期でもあったが、ここまで大声を出したことは無かった。 母「え…どうしたのっ！？」 母は勿論の事だが、驚いた。 いつもあんな冷静な蓮が、あんなに大声を出すなんて──。 蓮「いつになっても──。いつもっっ…！」 蓮「弟に構ってばっかなんだよ！」 母「……は？ま、まぁそれはお兄ちゃんなんだから仕方ないの！」 蓮「大体なぁ！！てめーら親は！弟が嫌がってるかも分かんないのか！」 母「──ッ！？　喜んでないのっ！？」 ？「その通りに決まってんだろ」 現れたのはー。