不定期更新だ! 間違ってるとこあったら教えてください
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目次
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文章おかしいところあったら教えてください。
読みずらいですけどよろしくお願いします。
「聞いてないんだけど」
むすっとした顔で魄は言った
「別にいいじゃろ。今地獄をおさめてるこの閻魔の先生のところに行けるんじゃから。」
少し戸惑いながら魄の父親 閻魔大王が言った。
「歴代の閻魔の中でも大うつけと呼ばれている先生ねぇ」
「か…かわいい子には旅をさせろと言うではないか」
「そのかわいい子に相談もせずに旅に出すのか?」
「次の閻魔とし」
「兄さんが継ぐんじゃなかったっけ?」
「…」
閻魔は黙った
はい,論破 32259勝
「はぁ…まあいいや,行ってあげる。 下界だっけ,その先生がいるのは」
「そ…そうだ…これと行き方のメモ 持ってけ…」
まだ論破されたダメージが残っているのか声が震えている。32259回論破されてるんだから,いいかげん慣れてほしい。
「どこに降りる?…駅…下界の…」
論破されて語彙力もなくなっている。32259回論破されたんだからいい加減慣れてほしい
「じゃあ 蓬莱」
---
まず切符売り場で444円切符を買う。それから気味の悪い駅員に切符を切ってもらう。そのあと4号車に乗る。
メモに(汚い字で)書いてあったやることは全部やった。
電車の窓から見える琵琶湖が春の朝日に照らされて眩しい。まだ6時…電車に乗っている人は眠そうな顔をしている。
比叡山坂本を超えたところで違和感に気づいた,乗っている人がいない。あと琵琶湖が消えて森がある…
蓬莱…滋賀県にある駅
比叡山坂本…滋賀県にある駅
area player 2話
森,一面の森 もりもりの森
琵琶湖が消えた…
と思ったら伊佐貫というトンネルに入った。
暗いトンネルの中で何か動くものが見えた…
一瞬人影が見えたが気のせいだろう…気のせいだ…気のせいだ!!
気のせいと思っていたらトンネルからでた。
そこは森が桃色に染まっていた。
あたり一面のももの花。花の海の中に電車が走っている。
その花の海の中に古びた駅があった。
『きさらぎ駅』
あんまり書き慣れてないので短いです
area player 3話
ご乗車ありがとうございました
アナウンスと共に電車から降りた
誰もいねぇ…
騙されたのか?あのオヤジ?
あいつは詐欺によくあうからな。十分可能性はある。(この前,詐欺られて5000万請求されてたっけ)
「おい,そこのガキ」
声をかけられてはっとした。
そこにはジジイがベンチに座っていた
こいついつからベンチに座ってたんだ?
あと片足がない?いや…それ以上に気になるのはヒョウ柄Tシャツに,チャラいグラサン,金のネックレス,高そうな腕時計,金髪,破れたジーパン…
近代稀に見る絶滅危惧種のチャラいジジイだ…
「悪かったな,チャラくて」
こいつ心を読んでるのか?
まあ,狸とか狐とか猫とかいうケダモノは老いると妖怪になるっていうからな。こいつも心を読むようk…
そう思ってたらジジイの拳が鳩尾に飛んできて体が宙に浮く。
チッ…君のように勘のいいチャラいジジイは嫌いだよ
ジジイの鉄拳がまた飛んできた
「じじいじじいと思うな!!ちゃんと西園寺虎という名前がある!!」
「OK 寅さん」
虎の鉄拳がまた飛んでくる。
「寅じゃない虎だ!」
こいつ…寅と虎の微妙な発音の違いを聞き取っている…
でも寅って言われて少し嬉しそうだった。
また来年
area player 4話
「もういい!ついてこい!」
と言ってすっと立ち上がる。それから杖がないというのに歩き出した。でも俺はそれよりも服装が気になる。
「おい。」
「なんだ?」
「ガキ,さっきわしに何回殴られた?」
「え,3回だろ?」
「ブブー,4回じゃ」
「は?なんでだよ?」
ボケたな…
ゴスッ
「まあ,今のを含めば5回じゃ」
「なんで5回なんだ?」
「寅といった時に2回殴ったんじゃ
ただそれに気づかんとはやはり魍(もう)の子じゃ」
魍,親父の名前だ
「だが,5回殴られても平気とは…さすが皙(なつめ)の子だ…」
皙,母さんの名前だ
親父の評価、なんかひどくないか?
「さあ,ここからは1人で行け。あとガキ,名前は?」
「魄だ」
「魄,行ってこい。あと気をつけろ。」
「ありがとな,ジジイ」
と言って歩き出しジジイに背を向けた瞬間…
ゴスッ
去り際に後ろから,殴られた…
あけおめ 今年もよろしく
area player 5話
静かだ…
ジジイと別れてから静かなことに気づく。
『朝』7時か…
なんで親父は朝5時に話があるって呼び出したんだ?
あとこの街無人だし…変に曲がりくねっている道で迷いそうだ…
街の道がぐにゃぐにゃしていてもはや迷宮だ
「あれ…ここ通ったよな…」
迷った……
だめだ…そこらじゅうにある綺麗な桃の花を見てると脱力感が湧いてきて変な気分になってくる…
「鬼…魄様ですよね?」
はっ!
振り返るとそこには三等身の女の子が『浮いていた』…
今更だけど主人公の名前の呼び方 鬼 魄(きさらぎ はく)です
Area player 6話
いつの間に後ろにいたんだ…
「はい…そうですけど…」
「ついて来てください。あと,知らない人についていかないってママに言われたんかもしれないですけど,今はいいですからね。」
舐めてるな…
あっ…
俺はついていく,舐めてると思った時に殺気というか気配を『消した』からだ。
捕食者は獲物に見つからないように気配を消す。それと同じ感じだった,俺でも気づいたのはあえて気付きやすいようにしたんだろう。
やばいな…
そのまま無口で進んで行く。さらさらと水の音がする。近くに川が流れているな。
ももの花びらを踏んで進む。ほんとに会話が始まらない…
「じゃあ何か面白いこと言ってくださいよ。」
ほんとにここは心を読むやつが多い…
「つきましたよ。」
そこにはボロアパートがあった。幽霊が出そうなぐらいボロい…
ガチャンと戸が開く音がした。
「神さん,連れてきましたよ」
「おっ きたか」
とおかえりも無しに声が聞こえた
フッ
一瞬風の音が聞こえた…
「よっ」
初対面だというのに馴れ馴れしい声が聞こえた
「お前が魍となつめの子の魄か。」
いつの間に目の前に長くて白い髪の凄く小柄な女がいた。
ん? なに? 前話に出てきた筋骨の意味がわからない? 筋骨とは人の臓器のように曲がりくねった道のことらしいです そのままググるより地図検索した方がいいと思う
Area player 7話
「そうだけど…」
「そうか,じゃあ自己紹介でもするか」
このボロアパートまで案内してくれた方が,すみませんねぇ…みたいな目で見てくる。(細目だから分かりずらいが)
俺は用意されていた来客用の座椅子に座る。和室には似合わない大量の漫画,フィギュア,アニメグッズの山があり落ち着かない。
漫画の重みでいつかアパート潰れるぞ…これ…
案内してくれた娘も座椅子に座っている。
でもなぜか神さんと呼ばれた人だけゲーミングチェアに座っている。
「私の名前は……ない…」
「へ?」
なんだか間抜けな声が出てしまった
「私の前科でな。名前を捨てないといけなくなった。神様って呼んでくれ。」
「神さんって読んであげてください」
案内してくれた娘が口を挟んだ。
「じゃあ,神さんって呼びます」
神さんは一瞬何か言いたそうな顔をしたが何も言わなかった。
「こっちの3頭身の方は梅(めい)だ。ここのメイド長。」
「神さんの飼育係です。メイド長じゃないです。あと式神です。」
「メイド長だ。あと話は変わるが梅,この前買ったメイド服はいつ着てくれるんだい?せっかく買ったんだから着てくれよ。」
無茶な…
「着るわけないじゃないですか…コスプレ用だし…」
「まあいいや『今は』」
『今は』にものすごい執念を感じる…
「おい,魄」
「なんだ?」
「弾丸で東京行くぞ。」
「ここ滋賀だぞ…」
「つべこべ言わずついてこい。」
そういって神さんは首根っこを掴んで俺を引きずってった。
バトルものなのにバトルねーじゃん!
area player 8話
「東京って…ここ滋賀だぞ…」
狂ったな…
「知らんのか,きさらぎ駅はどこの駅からも行けて,どこの駅からも来れるんだぞ。西園寺さんに聞かなかったのか。」
「……」
「聞いてないな」
聞ける状態じゃなかった…
「まあ良いや」
良いのか?
そう言ってるうちに駅の改札に着いた。
「東京のどこに行くんだ?」
「秋葉原」
なぜかは知らないが嫌な予感がする…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わかってましたよ…
手には大量のアニメグッズ
神さんは何も持たずにスキップしている。
「俺を呼んだのは荷物運びのためか?」
「あぁ ここからがついで…じゃなくて本題だ。」
「本題ねぇ…」
「う…うん本題…」
動揺してるな…
「あれを狩ってもらおうと思ってな。」
急に真面目な口調になって斜め上を指刺した。
見た瞬間ビクッとした…
そこには,アキバの街に似合わない。不穏な気配を纏った『バケモノ』がいた…
作者 覚えられない area player スペル \(^o^)/ オワた
area player 9話
不気味だ…
「あいつなに?」
「霊食怪」
そっけなく神さんが答えた
「あれが本題?」
「そう」
「あれをどうしろと?」
「倒すの」
「三階建てのビルの屋上にいるんだけど」
「私がお前を投げるから 安心しろ」
「安心できない」
「まあまあ、そんなこと言わないで」
そう言って神さんは俺をヒョイと担ぐ
「ちょちょちょ、おろせおろせ!」
「ああ、あいつ殴る時は『ⅢⅢⅰ Ⅶⅳ ⅱ』って言ってね」
「なにそれ?!英数式呪文?!」
「御名答ぉ!」
「俺、冥炎召喚魔法しか使えない!」
神さんが一気に手に力を入れる
「結構いいの使えるやん ああ、そっかお前 鬼だからか。でも今回は魔能魔法ね」
と言って俺を投げた
ドンッ
物凄い轟音がして俺は吹っ飛んだ
「バカヤローーーー〜〜〜〜〜」
途中ドップラー効果で声が低くなる。
そして一瞬であいつとの差が30mから3mになる。その瞬間…
仮想領域結界 開門
騒がしい秋葉原の街並みが一瞬で廃墟に変わった…
俺「わぁ!予約投稿日機能っていいなぁ!小説書くの忘れても勝手に投稿してくれる〜 はっぴ〜 うれぴ〜」
2ヶ月後
俺「なんであの時かいておかなかったんだろ」
area player 10話
<神さんの講座>
はい 前回『仮想領域結界 開門』っていうワード気になりましたよね?ということで今回はこの仮想領域結界について説明していく
仮想領域結界っていうのは霊食怪や結界師(これらは後で説明)が使う結界 これがないと霊食怪や結界師は戦えない なぜならば仮想領域結界内に入らないと戦えない代わりに絶大な力を得るための制約があるから ちなみに仮想領域結界の姿はみんながイメージしてるようなドーム状に半透明のバリアが貼られている ではなく自分だけの別世界っていうのをイメージしてくれ 本編見れば大体わかるだろう なんとなくわかったか? それでは本編へ↓
廃墟になった…一瞬で…
でも,『バケモノ』との距離2m!
「『ⅢⅢⅰ Ⅶⅳ ⅱ』!」
<またまた神さんの講座>
今 魄の言った『ⅢⅢⅰ Ⅶⅳ ⅱ』は魔法を出すための呪文 しかしその実態は作者作の暗号であった 本編へ↓
足場が脆いことはお構いなしに踏み込む。
そして自分の能力を纏った一撃を叩き込む!
結果,『バケモノ』は回転して吹っ飛び足場が崩れる。
あっ…やべっ…
そう思った瞬間複雑に組み込まれた廃墟の世界が目に飛び込む。
なんだ?…天井や壁に廃墟が建ってる…
そう考えているうちに廃墟の世界が崩れた…まるでシャボン玉が割れるように…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気づいたらアキバの街に立っていた…何事もなかったように…
パチ パチ パチ
「初めてにしては よくできたんじゃないかな」
と神さんが手を叩きワクワクした顔でこちらを見ていた。
神さんの講座はちょくちょく出てきます
area player 11
「じゃ 行くか」
と神さんが言い、クルッと回れ右をして歩き出し、魄は
「え?今のスルー?!」
戸惑いながら言った。そんなことは気にせず、神さんはズカズカと古本屋へ向かった
「え…えぇ〜」
---
「重い」
俺は今、地球上にある海洋プラスチックをかき集めたような量の本やグッズを持っている。重い。さっき神さんに「落としたら殺すぞ♡」と言われたので精神的にも重い。俺は思った、「今、人類で一番軽トラが使いたいと思ってるやつは俺」だと。
と考えているうちに秋葉原駅の切符売り場に着いたみたいだ。そして神さんは俺の財布を抜き取って(おい)
444円切符(神さんはこの切符を「2月鉄道|444《スリーフォー》」って名付けてた)を2枚買って改札へ向かった。
--- 電車内 ---
「じゃあ乗ってる間に基礎的な魔力の使い方でも教えようかな」
しれっと神さんが言うと、魄は
「ん?基礎的なやつならわかるよ?」
と、口にした。すると神さんは
「ううん。お前は基礎は分かってるんだろうが、基礎ができていない。できると分かるは別物だ。授業の内容を頭に入れただけで、テストができないようなもんだ」
よくわからないことを言って、魄は
「なんでできてないってわかったんだ?」
「あいつを殴る時、アニメのエフェクトみたいに魔力がもれてたからだ。物に魔力を込めるってのは、スポンジに水を含ませるみたいなもんだからな。スポンジから水がもれてちゃいけないんだよ」
「ほほう」
「問題ッ!」
「いきなり問題出してきた!」
「攻撃する時には物に魔力を込めますが、魔力を保存するときはどこに保存するでしょうか?」
「えっと…空気中?」
「違います」
「答え言って」
「嫌です」
「な…なにぃ…」
「少しは自分で考えて♡」
「ググる」
「魔力の保存方法なんて調べても、出てこないと思うよ」
「やってみんと分からんではないか!」
「やってみろ!」
「ググるぜ!ポケットからスマホ出すぜ!電源入れるぜ!パスワード打ち込むぜ!パスワード打ち間違えたぜ!5分間待つぜ!待ったぜ!グーグル開くぜ!開いてたエロサイトがあってビビったぜ!削除!検索バーに『魔力の保存方法』って打ち込むぜ!変換間違って『馬力の保存蓬蓬』って打ち込んじまったぜ!修正するぜ!改めて調べるぜ!なんか『小説家になってみろ!』と『野菜の保存方法』が出たぜ!ウィキペディアで調べるぜ!記事がないぜ!ヤフーで調べるぜ!グーグルと同じだったぜ!」
「出てこないだろう!」
「認めない!」
「恥ずかしく思うことはない、間違いは誰にだってあるものだからだ。テストで5点笑顔満点だ。」
「3点だ」
「まあ、お前は0点だ」
「今の若い子はその歌詞知ってる人少ないよ!」
「有名な曲だから知ってる人いるんじゃないか?それに今の若い子には人生 宇宙 全ての答えがわかるものがポケットに入ってる!」
「その答えはどうせ43だよ!」
「残念!42でした!」
「1の差だろ!」
「1違うだけで世界が変えられないよ」
「野球、俺やってない!」
「巨人大鵬卵焼きだろ!」
「古いよ!」
「1960年だぞ!」
「60年前だよ!」
「私が10歳の時だ」
「見え見えの嘘!」
「いや、これは本当だ」
「と…と言うことは…神さんはロリババアだったのか!」
「誰がロリじゃ。身長低いだけだ」
これじゃあ神さんはロリババアが嫌いなように聞こえるが、それは大きな間違いで本当はすごく萌えて食べちゃいたいぐらいだと。
「ふおぉぉぉ!萌える!」
これじゃあ俺がロリコンのように思えるがそれは正しくはない。ただ俺が多趣味なだけだ。
「変態め」
こんな言葉で興奮しないわけではない。
「話を変えるが、お前ババアつったな」
神さんの口調が変わった。あえてナウシカ風に言うなら『大気が怒りに満ちている』だ(ナウシカ風ってなんか違和感ないな)
「ババアなど言っていない!ロリババアと言ったのだ!」
そう言うと…というかロリのリのRの発音のところで俺のこめかみに銃弾のようなものが当たり、俺の体は吹っ飛び電車の壁を突き破った。そして俺は車外に出て地面に着くまでの間、神さんが
「ババアと言った罰だ。この森の中に霊食怪がいる。そいつを狩ってこい、魄。」
と命令した。
---
しばらくの間俺は線路沿いの森を歩いた。1人でやれだと?霊食怪を初めて見て戦ってすぐ1人で?無茶言うんじゃねえ。
『おい人間。どうした?悶々と歩いて?』
と誰かが話しかけてきた。いや『誰』という表現は正しくない。だってそいつは2メートルぐらいの大きさのジンベイザメだったからだ。さらに驚くべきことにそのジンベイザメは木の中を泳いでいた、水が木と置き換わったような感じだ(木と木の間も問題なく泳いでいた。と言うか、魚が木を泳いでいる時点で問題だ)。そいつは木から少し顔を出し言った。
『人間…とは少し違うな…なんと言えばいいものか…人外というか…なんというか…人間の霊波長とは違う…あぁあぁ鬼だ鬼の霊波長だ…じゃあなんで俺たち霊食怪以外の冥界の産物がいるんだ?そこが疑問だ…ああ、あれなら説明がつく…50年ぐらいにここら辺に住み着いた物好きの自称神かぁ…あいつは化物みたいなのを集めている…あいつが教えるんならこいつも…今のうちに食うか…』
この魚、木の中を泳ぐ上に独り言もすごい。よくポクポク喋る木魚だな。
『おい鬼ィ、今からお前をど突き殺してお前の魂食う。「つきあってください」と言うやつだ』
「『つきあってくださいは」殺しあうことじゃないぞ」
『まあ、食事の前だ、細かいことは無し』
「ジンベイザメはうまいのか、検証していきます」
『レッドリストに入っているから、今ジンベイザメは食べられないぞ。』
「あッ!ここに合法的に食べられるジンベイザメがッ!」
『うるさい鬼だな!ど突き殺すだけじゃ気が済まん!この口で噛み砕いてやる!」
「ジンベイザメはプランクトンを食べるから歯がないんだぜ!」
『あッ!そうだったァ…自分のことを自分よりも相手の方が知っているってこう言うことかぁ…』
木魚がしゅんとしてポクポク言わなくなったので荒っぽいけど…とりあえず…
殴ることにした。殴ろうとした。神さんに言われたのもあったし。この行動に深い意味はない。しかし、その拳が木魚にとどくことはなかった。なぜなら当たる直前にさっきと同じように
開門
自分と木魚の環境が、線路沿いの森の景観が、花の景色が、青い大きな水槽の中に変わった。水槽と言っても中に水は入っていない、水揚げしたての魚のように新鮮な感じの水槽だった。その水槽の中に、さっきは2mぐらいだった木魚が異形と化して30mぐらいの大きさになって、俺の正面に浮いていた。見た目がジンベイザメ(の異形)だったので浮遊というよりかは遊泳だった。
『ここで誰かと戦うのは10年ぶりだなあ…それも10年前、最後に戦ったのと同じ種族とは…縁とは不思議なものよ』
「同じ種族?」
『おまえさんと同じ、鬼だよ。俺を再起不能になるまで追い込んだ。10年前は今より血の気が多く力もあったというのになぁ。まあ今は落ちぶれているが、結構強かったんだぜ、俺。』
でも、それを今思うと弱いものいじめの過信だったかもしれないなあ_と木魚。
『鬼、ギリギリまでやろうぜ。昔の過信が自信になるように。自信がつかないような弱いものいじめ状態になったら。』
--- もういじめじゃねえ。拷問だぞ。鬼ぃ。 ---
信じられないほどの遅筆!
リョナ好き「魄くんの拷問シーン。見たい!」
作者「見せません」
アンチ「おまえ3ヶ月ぐらい投稿してなかったけど、おせぇんだよ」
作者「実のところ1〜6部まで大体の構想終わってます」
アンチ「……はよかけ」