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目次
#開幕
さて今日も集まった|参加者《ゲーマー》
今宵も|生と死の遊戯《デスゲーム》
を始めよう
楽しもう…。死への楽しみ
血飛沫、
今回は何組殺させるでしょう
殺鬼には頑張ってもらいましょうね
---
**すぐに終わらすわけには行かない**
**`あの方のためにも`**
`あの人のためにも`
**貴方には死んでもらう**
**ここに `開幕`を宣言す**
**`開幕`**
#参加者達
参加者さん達~!聞こえますかぁ?
聞こえてるようですね★安心です。
さて、皆さんは殺人椅子取りゲームをダウンロードした方々ですよね?
ま。ゲームのなかに入れたと考えた方が良いでしょうね。
役職は 人狼役の”殺人鬼”
市民役の”普通人”
占い師の|星屑《ホシクズ》
霊媒師の|霊扱い《ゴースト使い》
--- ゲーム内ではね ---
ここでは
人狼役の”マーダラー”
市民役の”市民”
裏切り者の”てるてる”
占い師の”星屑”
霊媒師の”ゴースト使い”
くらいですねっ!
みなさんは二人一組になって頂きました!
(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!!
この|死と生のゲーム《デスゲーム》
のるーるは簡単!
①殺鬼を探す
②処刑する
③殺されないようにする
④自分の正体をばれないようにする
くらいですねっ!
**`まっ……。頑張りな……。`**
出られる道はあるからさ
怖がんないでよぉ!ここで死ぬか、なんとか出るか…。
どっちか選びな!
じゃ!
---
そういうと放送は切れた。声からみて、二人組。そして参加させられた私ら
しかも、彼氏の夢都もいるようだ
夢都「なんだろ……。二人一組みたいだね、布冥。」
たしかに他の人もカップルみたいだ
それか振り分けか
探らないと……。
??「とりあえず、あれなんで自己紹介しましょ!」
??「そうですね!」
ちょっと不安が和らいだが、同時に|死への道《バットエンド》と |生への道《ハッピーエンド》が見えた気がする
#自己の個
「僕はAlice!」「僕は……。」
??「とりあえず自己紹介しませんか?」
??「そうだな!」
??「僕は不思有栖!Arisuって呼んで!」
有栖と名乗った彼はそう言った。
「よろしくね!」
次に有栖の横の男性が言った
「僕···は、楽園の癒雨ヘヴンズレイニー···っていいます···。なんでかは分からないけど···"雨駆ける兎"って二つ名···?で呼ばれてるんだ···。よろしく···。」
「あは、こんにちは〜。んー、名乗る名前ないや。…幽でいっか。よろしく〜」
幽と名乗ったあの人はなにか不気味なオーラをまとっていた。
「私はここねこっ!よろしくね!」
「こんにちは!幻亡霊です」
「やっほー!あたし瑠奈って言うんだ!りんごあめって呼んで!」
「ジブン、ふゅーちゃー。」
「私は教授。なぜここにいるのだろうか」
教授と名乗った彼が言い終わったとたんにあいつが放送をかけた。
「やっほ~!こんにちは!主催者だよ★
実はほんとはこのゲーム話し合いという会議をするんだけどこれはVIPようなので!個人同士で話してね~!投票だけあるから!さぁ部屋へもどれっ!」
「忘れてた~!僕は虚無!じゃあ、殺鬼は今夜一人殺してね!」
そう告げ、放送は切れ、気づいたら部屋にいた。といってもジブンの家の部屋ではない。不安な夜を過ごすことになった。
第一ノ投票ヲハジメマス。各自部屋ノスマートフォンヲオツカイクダサイ。
とりあえず私はあの人に入れた。
#処刑人
虚無「あれっ……。票が足りねぇ……。ごめん!少しマッテネ!再投票になるからスマホから投票ヨロシクね!」
アウル「すみません!処刑人アウルと申します!今から再投票にさせた2人の情報を送りますね~!」
ピコッン
「2人の情報を送る
一人目 |柊 寝耶《ヒイラギ ネカ》
性別 女
犯罪歴 なし
二人目|崩 羽血《くず はち》
性別 男
犯罪歴 殺人 」
それを見て私は投票した。あの人に会ったことのないひとに
『は~い!虚無だよぉ~!再投票ありがとね…!んで再投票した結果、 崩羽血さん!当選!ロビーまでお越しくださいね!』
---
---
---
羽血は言った
「オレは殺人を犯しただけで処刑されるぬっ……。可笑しいだろ………………。偏見で決められる。なぁ。処刑人サマよぉ………………。」
「僕が決めるとこじゃない。上が決めるんだ。少なくともVIPは喜んでいる。人の醜さを知れるからなぁ。」
「アレンサマァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!なんでオレを見捨てたのォォォォォォォォォ!?!?」
「とっとと出やがれ。この容疑者が……。」
「いった……。まちやがれっ……!おいきいてんのか!」
バタン
__『なんでや……!なんで……!』__
「ふぅ……。処刑人も大変だなぁ……。VIPだったあの頃は楽しいかったな。アレン様に貸し出されてるだけだけどねぇ」
まさかの新キャラをデジャブさせてしまった(笑)
お借りしたキャラをすぐに殺すわけには行かないっ!
#行き着く先
??「まだかねぇ……。羽血とやらは」
霧がかった森の中。一人、羽血という青年がふらふらと歩いていた。
「ちっ……。どこまでまっすぐ行けばいいんだ!」
どこまでもどこまでもありそうな霧の森。
とても不気味。
「いつ、幽霊が出ても可笑しくねぇな」
「呼んだぅ?」
「ひっ……。なんだ……?」
「も~!ビックリせんといてや!フゥは|霧の森《此処》の|案内人《支配人》!
フゥラン・マーダー!だよっ。」
フゥラン・マーダーと名乗った彼はなにか得たいの知れない獣のようなオーラを放っている
「てか、オレ、ここから出たいんだけどなんか知ってる?」
「うん!フゥはね!ここの支配人だからねっ、だいたい 分かるしっ!」
「そうなのか!じゃあ出るのを手伝ってくれ!」
「それは無理なの……。だってねっ……。」
「は?」
--- 「此処は霧の森ではあるけど人処鬼が住んでるし、羽血はここで死んでねっ!て、アウルにいわれてるからっ!」 ---
「えっ……。は?」
「にいちゃーーーん!|HELP!YOU!THE!DES!《タスケテ!》!」
「ひっ……。」
グウォォォォォォ
『不要ナ|人間《受刑者》ハ処ス!』
「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァ…………。」
羽血はこの時何を思ったのだろうか。
---
---
「にぃちゃんスゴーイ!」
『ウェアル・マーダーの名に懸けてナ!』
そこに赤色の髪をポニーテールで結った青年が来た。
「も~。勝手に“悲恋資料館“に運んでこないでよ~!」
「い~じゃないですかぁ……。」
『境界の狭間にあるから外に運ぶにはそこしかないんですヨ~!』
「だからってさぁ……。」
「マァマァ。館長~!いいじゃないかぁ!文句なら運営に言ってよね~」
「アウルと虚無め……。あとで訴える……。」
『ナァ…。アール様。なんであんなとこに悲恋資料館建てたの?しかも“恐の館“ができる前に。』
「んなのあとでな」
そう言ってアールと言われた青年とウェアル、フゥランは霧の森に消えていった。
用語出さなきゃな………。
用語集
殺人椅子取りゲーム…最近流行っているゲームアプリ。投票や話し合いで人狼と言われている殺人鬼を処刑する。
VIP…????
マーダーランド…恐の館や霧の森、悲恋資料館がある場所を指す。此処では法が適用されず、しかも魔法のようなことが行われている。ファンタジーのような世界。境界があるが、所在地が不明なため一生出られない世界とも言われている。
恐の館…主人公やなかまたちが監禁されている館。マーダーランドの中心にある。
悲恋資料館…外の世界とマーダーランドを繋ぐ役割を持つ。また、普通に資料館の役割もあり、悲恋を中心に扱う。マーダーランド東側のエリアにある。
人処鬼…処刑された受刑者を処す役割を担う。また、気に入った受刑者は外の世界に出してやることもあるらしい
霧の森…マーダーランド入り口にある森。霧がかっていて、幽霊が出そうな雰囲気。また、赤色の髪を結った青年が出入りしている。
追記することがあるので確認よろしくおねがいします
#王女の未来
二日目の朝がきた―
脱落者
一名―崩 羽血
side 布冥
それは二日目の朝の朝礼のことだ。
夢都が言った。
「何方か、人狼らしき行動をとった方を、お見かけありませんか?」
すると、Alice.さんが言う。
「は~い!僕は幻亡霊さんが外に出ているのを発見した!」
|楽園の癒雨《ヘヴズレイニー》さん(レイさん)も言う
「僕もね幻亡霊さんが外で誰かを押し倒しているのを見たよ」
「ということは幻亡霊さんが人狼でありまして?」
先生が言う。
「違うっ!私ではないっ!でも君たちは生きなければならない!」
幻亡霊さんの叫びがロビーに広がる。その時
「でも、私は誰か倒れていた人を助けていたのを見たよ?」
私が言う。
「それはこうだよ!君たちは生きないといけない」
『投票の時間だよ~!』
昼の投票が始まる
私は投票をしなかった。非投票は良いからだ。十分な証拠もないからね。
でも、駄目だった。
『えーとね、一番票が多かった、 幻亡霊さんが処刑で~す!異議なしだよね!』
私と彼氏の夢都、幻亡霊さん以外は頷いた。
「「っ……!」」
「……。しょうがないよね……………。疑われることしたんだし、。でも最後にみんなに言うね。」
--- 「私は、`死んでたんだ、心が`」 ---
「それだけよ」
心寧さんと仲が良かった彼女。たぶん彼女に向けて言ったのだろう。秘密の約束とかあったのだろうね。
そして、投票がおわり、皆がロビーから去る。もちろん心寧さんも
彼女の見送りもせずに
「心寧!行かな、私は…ここでいいんだ。」
苦しそうだ
「あら?まだ残っていたの?ホラ、帰りなさい。私は大丈夫だから。無実だから」
ギィ。
そう言うと彼女は霧の中に消えてしまった
そして、二日目も終わる。
---
side クレアン
---
私はアール様に名をもらったあと、早速仕事に取りかかった。
「こんにちは。誰かいらっしゃいますか?」
確か、この人はゲームの参加者だ。
そして、アール様が言う。
「いらっしゃい。 外の世界に出たいかい?」
「はい……!私は王家の娘ゆえ、ここで死ぬわけにはいきませぬ。」
「宜しい。クレアン、ドアを開けろ」
「はい……!?!?|この門《現実への門》は天使の羽でしか開けられぬゆえ、私じゃ開けられません!」
「クレアンは堕天使だろうが!堕天使の羽でも開くぞ!」
バサァッ♪
私の漆黒の羽を出す
「も…。フルスイングでやるので午後の仕事免除ですからね!」
「あぁ。いいぞ」
ギギィ
|通用扉《現実への門》が開く
そこへ幻亡霊さんが飛び込む
「またのご来店お待ちしてます」
パタン
「限界っ……。」
「お疲れ様。クレアン。休んでて」
「はいっ……。」
そこで私は疲れて寝てしまった。
---
「さて、ここには堕天使もいるもんだね」
|私《ワタクシ》アールは呟く。
ここは架空の世界、。現実にとってはね。
でも本当は実在するんだ。
--- |危界《キカイ》 ---
と呼ばれる世界だ。|並行世界《パラレルワールド》みたいな感じの。
ここで証明されるのは、
《《ここは》》|遊戯《ゲーム》の世界ではなく、現実なのだと。ま、異世界転移だよね。
だから、死んだらここに運ばれるのは、死体を元の世界へ戻すためなのさ。
まだ、彼女たちは知らないけれどね
三日目開始
脱落者
行方不明… 崩 羽血(市民)
現実戻り…浜名 幻子(霊媒師)
最初の脱落者ですね。霧雨フラン様のキャラです。ありがとうございました!