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目次
落ちる
私は、ろくぼくを登っていた。
手を滑らして落ちた。
ゆっくり落ちていく、
なぜか誰かに包まれている感じ
落ちた背中から、
痛くなかった地面に吸い込まれたように
柔らかかった。
私は学校の屋上にいた。
走ってて落ちた。
ゆっくり落ちていく、
でもまた平気だった。
暗くなった。
私はブランコにいた。
いっぱいこいだ
楽しかった
ジャンプをしてしまった。
また、落ちた。
ゆっくりと
海に沈むように、
また暗くなった。
私は雲の上くらいの高さにいた。
楽しくなったジャンプした。
やっぱり足を外して
落ちた。
ゆっくり
次は、ベットに飛び乗るように
落ちた。
私は、起きるまで何回も
何パターンも
『落ちた』
そして起きた。
あの満月は君のよう
えっと恥ずかしいです。読まれるの
ねぇひろ私は、貴方の理想の人のようになれただろうか?
まるで何もかけてない貴方の隣にいられただろうか?
私は幸せだった。でもひろは、幸せじゃなかったのかな?
ねぇ最後にその答えが聞きたいな。
そしてごめんね私があんなこと言わなければよかったのに。
---
---
夏の夜のある日だった。
俺は、海に来ていた。
泳ごうとは思わないけど、釣りをするにはいいと思ったからだ。
意外とお金はかかった。なのに他の客と急遽乗ることになった。
別に釣りが楽しめればそんなことどうでもよかった。
そのはずだった。
---
学校で、何一つ書けない理想の彼を見た。
いつも笑顔で誰にも優しくて、勉強も運動も普通並にできた男の人を見た。
どうしても話してみたかった。だから今日急遽、彼の乗る船を見つけて乗せてもらうことにした。
彼に会うために今日は少しだけ多めにお金を使う決心をしてまで、
本当に、本当に、楽しかった。
---
---
「ごめんよ望月くん急遽どうしても乗せてくれって言って聞かない奴がいてなぁ〜」
そう船長が言って来たが魚が釣れればいいと伝えた。
「それでその人なんだが…」
何か船長は躊躇っているようだ
「女の人で釣り用具ひとつも持っていないんだ。」
っ⁈
なんだって女?てっきり俺は男かと思っていたが、、、そうかでも釣り用具一つも持っていなくて乗ってくる必要はあるのか?なんのために乗ってきたんだ?
「ごめんな凄くせがまれて仕方なく…」
しょうがないこの船長はとても人が良く最初は俺に船を無料で貸そうとして仕事仲間に止められていたから。
それにしてもなんでこんな夜遅くに?
予約くらい簡単だったはずだ。
もっと安い船だっていっぱいあった。
「じゃあそろそろ出発するけど、その女性がまだ来ないんだよな〜」
流石にこんな夜に来ないだろう。やっぱり…
「ごめんなさ〜い えっと何持って行けばいけないのかわからなくて、、、!」
なぜか俺をみて言葉を止めた。
「えっと|望月寛人《もちづきひろと》さん?」
なんで俺の名前を知っている?船長に目配せしてみたが船長も教えてなさそうだ。
「なんで俺の名前を知っているんですか?」
彼女は一瞬不思議そうに驚いた後教えてくれた
「同じ大学ですよね?」
そうか…男仲間としか話したことないからわからなかっただけか。
多分学部も違うだろうし…
と考えているときに
「そろそろ出発しないと遅れるぞ」
と船長がいった。
「は〜い」
もう釣りどころではなさそうだ。
それよりも意外にも整った顔。
意外と美容にこだわっていそうな人だ。
「それよりも私、船に乗るの初めてだな〜望月くんは釣りが好きなの?」
いきなり君付けですかちょっと恥ずかしいんですけど
「あっはい」
「そんな畏まらなくていいよ同いどしだし。」
同い年だったんだ。
「ちょっと揺れるよ〜」
船長はさぞかしこの空間居心地悪いだろうな。
「星が綺麗ですね。」
今度は俺から話してみた。
「望月さんは、今日の満月みたいですね。」
ん?今なんて言った。
すると彼女が少し顔を赤らめた。
「すっすみませんさっきのは聞いてないことにしてください!」
?俺は少し首を傾げたが、こんなふうに言われたら断れない。
しょうがないのでまだ進んでいるが釣りを始めた。
彼女は物珍しそうにみてくる。
視線が痛い。
……
船が止まった。
「えっと私は何すればいいですか?」
やることも決まってなかったんだ…
「少しやってみますか?」
俺なりの優しさで話しかけてみた。
「っ!いいんですか?」
そんな詰め寄らないで欲しいです。
でもまぁ別にそんなに数は変わらないだろうし、
「あっありがとう!」
---
私は今望月くんが握った釣竿で望月くんに教えてもらいながら、釣りをやっていた。
船長が居心地悪そうだが、それは無視しようか
「望月くん、私の携帯で写真撮ってくれない?」
ちょっと自分でも初めての魚釣りだったので、写真を撮りたいと思ったが、
この状態(魚を持った)のままじゃ撮れない…ということで、彼に撮ってもらおうと思ったのだ。
別に、彼の手に、少し触れたいとか変なことは考えてはないからな!
「別にいいよ。(^^)」
キャー望月くんが笑った!私今倒れそうなくらい嬉しい!
『カシャ』
「できれば3枚くらい撮ってくれる?」
もうちょっとこの時間を伸ばしたい…
「OK」
『カシャ カシャ』
「これでどう?」
私はスマホを受け取って確認した。
⁉︎
望月くんは写真を撮るのが凄くうまかった。
私の背後の月と星まで綺麗に写って、いつもの私の笑顔が5倍くらい綺麗だった。
それで私は思わず、
「望月くん、写真上手い…ポロ」
「そう?ありがとう(^-^)」
あっ言ってよかった。
男の子に褒めるの初めてかも…
---
そろそろ釣りも終盤だ。しかしこの時間、星が綺麗で、いつもついつい釣りをほったらかしてしまう。
でも今日は彼女と星がすごく綺麗で、それどころではなくなった。
えっと、せっかくだから彼女の名前を知りたいなぁ。
「どうしたの?」
彼女が空気が読めたようだ。すごいここは彼女に甘えて、失礼にならないかな?
「えっと、…名前教えてくれないかな?」
「そんなこと?いいよ!」
いや男性はすっごく名前聞くの勇気いるんだよ。
「|白雪海星《しらゆきひとで》」
しらゆき ひとで
ちょっと変わった名前だな、
「ごめん変だよね?変わった名前だよねぇ」
彼女、海星が悲しそうに笑った。
「全然!凄く可愛いと思うよ!特に海星って僕の好きな星っていう感じが入ってるんだよね?」
「うん!白雪姫の白雪に海の星でに海星。」
よかったそれよりも、確かに海と星空の背景に彼女を撮ったら綺麗だろうなぁ。
「何考えてたの?」
「えっ!ん〜秘密」
びっくりした。思わず秘密と言ってしまったけど、今彼女は髪をしばっているけど、
髪を下ろして、白いワンピースを着ていたら、思わず撮ってしまっただろうな。
さっきの、写真の時、綺麗すぎて頼まれていたの忘れそうになったし、
「そっか|……《 ふっふ》」
…
---
それから私たちは2年間付き合うことになった。
お互いの名前もひろ、ひとでなどと呼ぶようまでになった。
だけどある日
「あのね、ひろ」
「どうした?」
「別れない?」
「ッどうして?」
やっぱりでもこうなることはわかっていた。
「あのね、ひろは私にはもったいないような気がしたの。それに」
「それに?」
「私はあとでまといになるかもしれない。」
彼は少し考えた後言った。
「なるかもしれないってどうして?俺は、俺の方がひとでに迷惑させちゃってると思うけど。」
そうなんだ。彼はいつも優しくて誰にも親切で、笑顔
そして彼の知らないとこで私は結構羨ましがられている。
「私このことを親に知られて、実家に帰らなくちゃいけないの。」
「そんくらいだったら俺はついていくよ?」
でも
「でもうちに来たら傷つくこといっぱい言われると思うんだ。」
それでも彼は
「君がいれば大丈夫さ。」
と言ってくれた。
---
彼女に別れないと言われた時はびびった。自分は何がいけなかったのだろうかと
ちょっとプチパニックになっていた。
で今日はひとでの実家に行くことになった。そしてひとでの親は一人ぶんのお金を送ってきた。
きっとひとで一人で帰ってこいという意思表示。
彼女はすまなさそうにしていたがさほど気にしてはいなかった。
今日やることはひとでと付き合うできれば婚約(結婚)をすることを認めてもらうこと。
---
結局失敗した。
だから私はそのまま家を出てった。彼は一礼してうちを出たけど、すぐ追いかけてきた。
「ごめん」
謝った私のせいでこうなったから。
「いやこっちの方こそごめん」
なんで彼が謝るのだろうか。
「ひとで、これからどうするの」
いきなり彼が全然関係ないことを話し出した。
でも私は答えた。
「ひろと別れる。」
いってしまたった。私は最低な女だ。そう思って走った。
「っ⁉︎」
いつの間にか迷子になっていた。
ひろもいない。あぁやってしまった。スマホしかない。
5、6時間私は彷徨い続けた。
そしたら
LINEに『充電はまだある?今どこ?』
とひろからきた。
『まだあるけどどこかわからない。でもマップが開けないし。大きな木が近くにあって川と線路がある』
『自殺しないでね。』
そんな、しないよ。
あぁ雨が降りそう。お腹すいた。喉も乾いた。ひろに会いたい。
ごめんなさいを直接言いたい。さっきの言葉を消したい。やり直したい。
そんな時子供が、川で遊んでいた。まぁそれくらいだった。そのままだったらいいのだ。
でも雨が降ってきたそこからみんな想像できるだろう。
川の水が増え子供が踏ん張れなくなり流れる。いつの間にか
私は走っていた。早く
「助けてぇ」
「怖いよぉ」
「ぐすん」
このたった3人の子供を私は救えるだろうか?
「ほら早くこっちに!」
「でも今動いたら僕たち流されちゃうよ。うっぅ」
私は水の中にゆっくり足を踏み入れる。
「私の手を掴んだら足を離して!」
「うっうん」
一人、二人慎重に、三
「きゃぁ!」
「ごめん!もう少しだからね!」
もう私の胸まできている。子供にとっては最高に怖いだろう。
「ありがとうお姉ちゃん」
「いいから早くいきな!」
さて私はどうやって出ようか。
まぁ出れても帰るところがないんだけどね。
このまま死んじゃおうかな…
バシャ
なんの音だろう。
もう周りも見えないや。
『自殺しないでね。』
ごめんひろ約束破るよ。
さようなら。
ごめん
---
---
ごめん
ひとで助けられなくて。
探せなくてあの後諦めて、俺が引き留めてなければこうならなかっただろうに、
本当にすまん。そして今までありがとう。
またどこかで会える日があったら。
その時はまた君の笑顔を見せてね。
追記
望月さんへ
今これを読んでいるということは、私は死んだ。多分自殺または、他殺だよね。
でも私は、ずっと見てるから、満月の夜に、何もかけたることもない望月のような君を、
満月の夜に見ているから、またね。
満月の日に毎日私を思ってくれるといいなぁ。
あっでもちょっと恥ずかしいかも。
さようなら。
さようなら。海星
今日は満月だ。
とても満月の日が尊い。
むずい
恋愛系やっぱむずい。
君に会いたい?
単純に怖いかもしれない話を私からひとつ。
させていただきます。
本当にあったことか、私が作ったお話なのか、判断は皆様にお任せいたします。
夜のことです。鏡をみてから私は眠ります。
自己中心的な母方のお祖母ちゃんが私にトマトの料理を振る舞ってくれました。
『とっても美味しいんだよ』といいながら、、不思議にあまり味を感じません。
強いて言うなら鼻血が出たときの味がしました。でも鼻血は出ていません。
そこでおかしいと思い、全速力でお祖母ちゃんから逃げます。
二階に上がります。
鏡をみます。私と別に知らない人が二人映っています。
鬼化したお祖母ちゃんが後ろから、しばざくら、なんで逃げたの。
私は逃げます。
自分のへやトイレ弟のへや寝室どの部屋への扉も知らない場所へ繋がっています。
急いで階段を降ります。
すると、お母さんの実家につきます。
お祖母ちゃんが追いかけてきて、叫びます。
家族が全員鬼化して襲ってきます。
私は外に逃げます。
白い光に包まれてから走り出します。
誰も来ていないことを確認して休憩します。
私は寝ていて自宅のソファで目を覚まします。
隣には家族がいます。
安心してトイレにいきます。
鏡をみます。
後ろには一人だけ安心してもう一度寝ます。
私はおきます。
なにもない白いところで、私ともう一人だけ。
ここは鏡の中。
寝る前に鏡をみた人だけが入れる場所。
今日もこれた。
貴方と一緒に。
今日も怖かったんだ。
なんでいつも色々な怖い目に遭わないと貴方に会えないのだろう。
そんな気持ちを心の中で思いながら。
私は貴方と話してから寝ます。
貴方とは誰なんだろう?
後日
私はベッドでねていました。
普段通りに過ごします。
夕方になり、家に帰ってきて二階に上がります。
肩がどっしりと重くなります。
それを堪能してから一階に戻りいつも通り過ごします。
鏡をみてから私は眠ります。
この話しは夢と現実が混ざっております。
くべつがつきずらいのは、この日本当にくべつがつかなかったからでこざいます。
読んでいただき誠に有難うございます。