登場人物
美浦 みほ 、、、主人公 親がいない いじめらっれこ 色々できる
歩美 あゆみ 、、、いまの仲いい友達 瑠璃の友達でもある
花 はな 、、、美穂の仲良かった友達 転校した
瑠璃 るり 、、、いじめっ子 美穂と仲良くなりたいだけ
棚瀬 たなせ 、、、担任の先生 瑠璃みたいな女の子には弱い
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目次
1話 私は恵まれない。
私は、 不幸の子 だ、
親はいないし、
いじめられてるし、
担任は私の話聞かないし、
恵まれない。そういう月の元に生まれてきたのかもしれない。
この世界に、
私は生まれなかったほうが良かったのかな?
歩美も瑠璃の前だと助けてくれない,,,
私は、やっぱり,,,,,,
自殺しようかな
こう思っても誰も心配はしない。
私が誰にも言わないから。
心配してくれる親もいないから。
今日もやっぱり死ぬのを踏みとどまって寝てしまう。
そして明日の学校も気が乗らない。
2話 今日もまた、私は学校に行く
「ん、んぅ」
まだ寝たいという体を起こして私は起きた。
今日もまた学校、、
また瑠璃に私はいじめられてしまうんじゃないかという思いが一瞬よぎる
なぜ私がいじめられるのか、私が一番知りたい。
まず、いじめだと決めつけてしまった自分が情けない。
だけど、、、誰も教えてくれない
神様はなんで私を不幸の子にしたんだろう、
考えても考えても答えが出ない問いに終止符をうつ。
今日もまた責任感というやつで私は学校に向かった。
「行ってきます」
私は、誰もいない家につぶやいて、誰もいない家を出た。
まただ、今日も私の家の近くで瑠璃が喋っている。
私は気配をできるだけ消してその横を通ろうとした。
しかし、
「ねぇ美浦、むしは良くないよ〜」
「ね!瑠璃がかわいそ〜」
「・・・おはようございます。」
取り巻きたちは特に積極的に嫌味を言ってくる。
「せっかく待ってあげたんだから一緒に行こ〜」
「瑠璃ちゃんまじでやさし〜ほら早く!」
「大丈夫です1人でくので、」
「は?いつもいつもひどくない?うちら何回も誘ってるじゃん一回くらいは一緒に行ってくれない?ま、別に私は一緒に行かなくてもいいけど」
「それな〜」
「・・・」
私はどう返せばいいのかわからない。大人数の友達ができたことがないから、、、いや、自分の意見を無理に通したらもっとひどくなるんじゃないかと怯えているから。
「とりあえずついてきてくれる?」
「、、、」
あの人たちは無言を了解と勝手に受け取り、進み始めた。
「それでさ〜」
「それな!めっちゃ面白かったよな!」
「美浦は話に乗ってこないわけ?」
「私が知らないことだから、話に加わらないだけです。」
いや、ほんとは話したくないので話さないだけ。。。
「何?知らないアピ?テレビ見ないの?」
「はい、そうですけど?」
「はぁ〜」
ため息を吐かれ私はやっぱりひとりぼっちに、、、だってしょうがないじゃん。親もいないんだから、、、なぜ学校に私の分のお金が入っているか、水道費、電気代の請求が来ないのか、それすら私はわからない。
そんなこんな考えているうちに学校についた。やっと学校に、、、
3話 友達って、、、?
「美浦おはよ〜」
「おはよ歩美」
歩美はゆういつの今の友達。私の状況もわかってくれているはずなんだけど、何も行動してくれない。心配しかしてくれない。まぁそういうもんだよね。今やられてるのは、瑠璃たちだけだし、他の人たちは全く私に干渉して来ないし、
「朝大丈夫だった?めっちゃ人いたけど?」
「いや、無理矢理連行されるし、私の知らない話題ばっかだし、もう疲れたよ。」
「そっか〜どんまい!」
今日もそれだけ、
いつものことで慣れてしまったが、これがふつうなのか。。?
授業が始まった。授業中は平和だ。誰も話しかけないし、ただ黒板の文字を写しているだけで終わる。だかたまに思わぬハプニングやイライラする行為もある。
4話 何かがおかしい
次の日になった。私は今日も学校へいつも通り向かう。
「おはよ〜」
「、、、」
今まで私におはようと言ってくるのは瑠璃たちの集団。だけどそんな意地悪な声ではなかった。しかし私に挨拶してくれる人なんていない。試しに
「誰?」
私は下を向いたまま言った。
「え?私達友達でしょ?忘れちゃったの?」
私は、歩美以外友達はいないはず、、、思わず顔を上げた瞬間私は絶句した。
「っっっ⁉」
目の前に瑠璃が立っていたのだ、今まで何度も私をいじめてきた瑠璃が
立っていたのだ
私は何が起こっているのか瞬時に理解できなかった。しかし、
(きっと今日は狂っている。夢の中か何かだ。)
「ひゃっ」
びっくりしすぎた拍子に私は転んでしまった。
(ん?しっかり痛い。えっ?)
どうやらこれは現実らしい。そう思ったら一気に頭が痛くなってきた。
(っう頭が痛い)
「大丈夫?ねえどうかしたの?」
「んっなんともないよ。。。早く学校行ったら?」
瑠璃になんかこんなところ見られたくない
「全然大丈夫そうじゃないよ?歩美呼んでくるね」
「え?」
なぜ、瑠璃のくちから歩美の名前が出てきたのだろうか。
いつも私と、歩美が仲良くしているのを知っていたからだろうか。
考えれば考えるほど頭は痛くなるばかりであった。
瑠璃が帰ってきた。
「ッチ、瑠璃?私のこと知ってるでしょ?」
「ごっごめんこの期にい友達になれたらいいなあと」
(どう言うこと?私今歩美に拒絶された?歩美と瑠璃は仲良かったの?歩美は私のこと嫌いだったの?)
美穂は最高に頭が痛くなった。
「じゃあ私先に行ってるね」
「ええ〜歩美」
(歩美に見捨てられた。私は友達じゃなかった。今日はおかしい。何かが変。)
「ごめんってねえ大丈夫?」
瑠璃のこの言葉を最後に聞いて私の意識は薄れていった。
5話 私の過去
お母さんお父さんなんで助けてくらなかったの?
なんで私を捨てたの
辛いよ
ひどいよ
ねえ聞いてる?
『なんで捨てたの!』
「オマエハナニモワカッテイナイ」
「隣の子はもうあんなにできるなんて羨ましい」
「もっとちゃんとしなさい」
「まだできるでしょ」
「何しているの」
「なんでわからないの」
「ああやって言ったじゃない」
「なんかいめだとおもっている!」
『なんで私は1人なの?私のお母さんはどこなの?なんでみんな私のことそうやって言うの?他の子と比べないで?私は私なのに!』
ッバシ!
「ごめんね。。。美穂。。。」
叩かないで
誰か助けて‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
…うぶ?……だいじょうぶ?……
私を心配してくれる声、あなたは私を拒絶しない?
6話いつもと違う日
今日は散々だった。
朝は倒れ
いつも瑠璃を構う先生が瑠璃を叱り
いつも通り授業はサボるなと言ってくる。
このことで頭がいっぱいになったことで授業はろくに集中できず、
先生に叱られたら瑠璃が庇るし、
休み時間には瑠璃が毎回話しに来るし、
お昼も私のところに食べに来るし、
帰りは瑠璃がずっとついてくるし、
家まで来て帰って行ったけど、
でも、誰もそれに疑問を持たない。
とてもおかしい。何度も思ったけど、
この世界はおかしくなっている。
で、戻し方は今(おかしな世界)で仲良しな人が前の世界(おかしくない世界)で私のことをどう考えていたか考えること。らしい、、、、そんなの考えたくもない。
きっと、私のことを嘲笑って、軽蔑していただろうから。
だからやりたくない、そもそも戻し方を教えてくれた人が怪しかった急に家に来て…
7話 怪しい人
ピーンポーン
「はーい」
みほはいつも通り宅急便か水道代と電気代の請求などかと思って、玄関を開けた。
ガチャ
「っ誰ですか?」
そしたら目の前には黒い服で身を隠している背の高い怪しい人が立っていた。そして急に言った。
「この世界は今狂っている。」
「は?」
そんなの知ってるずっと前からおかしいかったから。
「今お前は前よりもずっといい思いをしているだろう。」
みほはとても怪しいと思った。それと、そんなことを言わないで欲しいと思った。
だが世界が狂っている。それには少し興味が、、、
だから話を聞くことにしたのだ。
「そうね。でもずっと仲良かった友達に裏切られた気がしてしょうがないわ」
「じゃあもどせ」
みほは正直なことを言った。そしたら会話を一瞬で返された。
(やり方なんて知らないもん)
「教えてやる。」
「は?今…」
「俺は魔術師だ。大体のことはできる。」
「じゃああなたがこの世界を戻せばいいじゃない」
みほはなるべくポーカーフェイスを崩さないように言った。
「今この世界はお前中心で回っている。」
「だから?」
「中心からじゃないと直せない。」
「あっそ。」
だったらなんだということのようにみほはいった。
「…」
パサっ
「あっちょっとまちな…」
手に何か変な感触があり確認すると紙を握っていた。
とゆうことがあった。
まだ未だに美穂はためらっていたのだ。
---
B「チッあいつ、元の世界の戻りたいって言ってたから戻り方教えてやったのに、なぜためさねぇんだ。」
A「そうね、でもあなたがこんなだから、世界に見捨てられたんじゃないの?」
B「クソが、そうかもな!でも今は一刻も争うんだぞ?ほらみろ、お前も俺ももう消えかけてるじゃねぇか!このままだとあと三日足らずで消えちまうぞ?」
A「そもそも私たちは、幽霊なんだからいいじゃない、成仏するだけよ。」
B「じょ、成仏ったって、記憶を、、記憶をなくしてもう一度地上に降り立つってことだぞ?お前はそれでもいいのかよ!!」
A「いやよ、それでも今の私たちにできることはもうやったの、私たちの出番は終わり、あなたはどんな状況でも、何年経っても変わらないのね?」
B「いや、、、だけど、、、」
A「まだ口答えするつもり?元々普通の人たちはみんな記憶を無くして地上に帰るのよ?」
B「そんなのわかってる。わかってるけど、最初の契約と違いじゃないか。。俺たちの締めを果たせねぇだろ!」
8話 一息の幸せ
やってしまった
そう
結局私は気になって世界を戻したのだ。
でも、そうだったのか、な?もしかしたら、それは感情の一部かもしれない。
私が考えたのは、初めは嫌悪とかだった、私のことをどう見てるのか、それを考えていた、親がいなくてかわいそう、そんなことを私に思っているのだとばかり思っていた。
だから、世界を元に戻すのに時間がかかった。
なんだかんだで、私はちゃんと瑠璃の気持ちを考えたことがなかったのかもしれない、いやなかった。私は今の私可哀想とか自分のことしか考えられていなかった。
ピロン
そんなことを美穂が思っていた時、スマホが鳴った。見てみると旧友である花からであった。
花:やっほー美穂元気?
美穂:もちろん元気元気!
花:ほんと?美穂はこういう時嘘つくからな。多分今びっくりしてるでしょ!
私がいなくても大丈夫そうかな?
花は何を言いたいんだろう。こっちに花のことを知っている人などいないから今の状況を花は知らないはずだし、、、普通に心配してるだけ、かな。
美穂:大丈夫にきまってるでしょ😄
そう、私は大丈夫、そうやって今日も自分に言い聞かせる。でも、なんで嘘ついたんだろ、また罪悪感が私の中に増えた。
花:そっかよかった今私色々大変でさ、美穂は大丈夫かな?って思ったけどよかった。またね
美穂:スタンプ
あぁ昔の方が良かったな。花と一緒に学校へ行っていたときはお父さんもお母さんもいたのに、、、
あれ、、、
9話 歩美と私
今日は少し気分が良かった
歩美「美穂おはよう!なんか久しぶりだね〜」
私もそんな気分だ。三連休なだけだったのに久しぶりと感じる。
歩美「美穂ちょっと今日休み時間いい?えっと体育館裏で」
どうしたんだろいきなり。展開が早い。今までこんなことあっただろうか?まさかまだ世界が狂ったままなのだろうか。
美穂「まぁいいよ」
それから授業が終わりあゆみとの約束の場へ
しかしそこには歩美と``が待っていた
私はまだ歩美と『もう一人』にばれていないと思いこっそり逃げた。
いや逃げようとした。
しかし、歩美の速さでは逃げられなかった
そこに取り残された『瑠璃』は戸惑っていた。
歩美「どうして逃げようとするの?私の友達の瑠璃を紹介しようと思っただけなのに」
困ったようなわざとらしい笑み。歩美にはいつも瑠璃たちにいじめられていることを話していたと思ったのだが。でも、瑠璃が私のことを、、、
美穂「じゃあなんで?こんなところに?」
瑠璃「私がここがいいって言ったからだよ?」
私は歩美に視線を向ける。知っていたよね?っていう意味を込めて。
歩美「もちろん知ってたわよ!だからこう瑠璃と友達になってちゃんと話してみたの」
それからこの休み時間は歩美の話を聞くだけで終わった。
その後の休み時間は気まずくて、ずっと一人で過ごした。
いつもなら歩美と一緒に話したり、移動教室に向かったりしていたが。
それから私は、家に帰って今日のことを振り返っていた。
今日の一件により、私は歩美を一気に信用できなくなってしまっていた。
友達を比べるなんてよくないが、花に比べて話もあまり聞かないし、
だが、瑠璃とはもう一度ちゃんと話してみるべきだと思った。
10話 永遠の友達へ
その後、私はこっそり瑠璃と二人きりで話した。話してみると意外と楽しかった。
瑠璃は今までずっと私と友達になりたかっただけだったのだ。
学校ではお姫様みたいな存在で、自分からはあまり人に話しかけず、本当は本を読みたくても、周りの話に相槌を打っているような人だった。
よく考えたら、私は瑠璃から直接悪口や嫌がらせをされたわけではなかった。
しかし、それでも友達のやっていることを止めなかったのはどうかと思う。
本当に私と友達になりたかったのなら止めて欲しかったな。。。
まぁ話してみてわかったが、瑠璃はとっても気が弱い。
歩美を信用できなくなったこともあって、私は瑠璃を許した。
これからは、本好きの仲間としてこれからの学校生活を楽しみたい。
それからというもの、瑠璃とは毎日のように連絡を取り合った。
瑠璃も学校で、堂々と一人で本を読むようになった。
まだ、周りにはうるさい人たちがいっぱい群がっているみたいなことを言っていたが、、、
たちまち、私と瑠璃はズッ友レベルの仲良しになった。
毎日のように、瑠璃も私も自分の好きな話を時間を忘れて話しあって、聞きあった。
少し経ったとき、瑠璃から歩美のことを聞いた。
歩美はどこでもいい顔をしていたようだ。
私の悪い噂が広がったのは、瑠璃の周りに群がる奴らに歩美が仲良くし始めた頃からだそうだ。
歩美も瑠璃につけ入ろうとしていたのだった。
それで、私は友達に売られていた。
悔しかったが、もう周りの奴らは気にしないことにした。
だって、私にはもう、|瑠璃《心からの親友》がいるから。
今日からは、二人で歩こう。
---
B:なぁ、、、良かったな。
A:そうね。さぁ早く準備をしましょう。
B:、、、もう少しくらい喜びを噛み締めさせろよ。
A:はいはい。私たちは大変そうなもう一人の娘を助けに行かないとでしょ?
B:っう、、
A:まさかだけど忘れてたとか、ないわよね??(圧)
B:そんなわけないだろうが!俺の娘を忘れるわけねぇだろっ!
A:じゃあ、早く転生の準備しなさい。あの子を引き取りに行かなくちゃ
B:な、なんかお前楽しそうだな?
A:さぁ、なんのことかしら
花 side
私、花は転校させられた。
私は急すぎて頭がついてこなかった。
突然父と母から引き離されて、親友の美穂にもちゃんと説明できないまま。
私を父と母から引き離した遠縁の親戚はすごく可愛がってくれた。
気持ち悪いほどに。
少しした頃に母と父は亡くなったと知らされた。原因も知らされないまま。
せめて、葬式にくらい行かせてと懇願したが、叶うことはなかった。
でも、母も父も顔をよく思い出せなかった。
学校には行っていなかった。
ずっと家でチヤホヤされたり、勉強したり、私が言えば家事や料理、手芸、ピアノ、娯楽などなんでもさせてくれた。
しかし、おばさんが買い物に行くと決まって、おじさんは私の体を舐めるように上から下へ後ろから前へ、ジロジロとみていた。
それが嫌で、一回おばさんに一緒に買い物に行くと言ったことがある。しかし、逃げられるのかと思ったのか、一回も家から出させてもらえなかった。
私の身の回りの生活用品も全てネットで私が選んだものか、おばさんとおじさんが買って来たものだ。
しばらくして、少し余裕ができてきたので美穂に連絡した。
少し、心が癒された。
しかし、それも束の間。
おじさんは私を監視するようになった。
そのまま、おじさんの行動はエスカレートしていった。
私は言われるがままだった。
そしてこの家に来て約一年になろうとしていた頃、
それは夜だった。
いつから空いていたのかはわからないが、私の部屋の窓から男女の二人組が入ってきた。
私は夢だと思い、手招きされる方へと進んで行った。
するといつの間にか前の家の前に来ていた。
私と父と母の居場所。
私は安心してそこで寝てしまっていた。
しかし、起きても前の家にいた。
そこで私は自分があの地獄から抜け出せたことを心から喜んだ。
でも、あの二人はなんだったのだろう?
そんなことより私はここで、自分の世界を変えていこうと思う。
また、新しい世界へ。
---
A:もっと早くに助けに行けなくてごめんね。
B:なぁ俺らはこれからどうするんだ?
美穂には完全に死ぬところを目撃されているし、
花も完全に自立する気満々だぜ?
A:だから何よ?これから私たちも新しい人生を始めればいいでしょ?
次はちゃんとやりたいことやってから死ぬわ
B:そうだった。お前はそういう奴だったわ。
じゃあ行くか。あの日の続きへ
これにて完結になります。
本当は後、一作だそうと思っているんですが、
それは多分 R18 になるんであんまり気にしないでください。
これで完全完璧終了なので!
短いけど!
ここまで読んでくれた肩ありがとうございます!
ではまた!
おつしば!