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目次
縫って、繕って。
淡く儚く、いとうつくしく。
光輝くその顔は、まるでポラリスの一等星。
でも、すぐに飽きてしまう時だってあるし、彼女を嫌ってしまう時も。
縫って、彩って、繕って、刺して、作り上げる。
顔に刃物のようにするどい針が刺さり、美しい顔ができる。
けれど、そんな顔は私は求めていない。
求めているのは____。
「あ、顔が…」
美しい彼女、そう、私の人形。
今、お茶をして、彼女の顔を見たの。
そしたら、とてもその顔が憎らしく見えてしまった。
だって、目が取れてしまったんだもの。
「うーん、戻そう!」
そうして、作業取り掛かった。
糸を結んで、開いて、避けて。
「わ…、戻せなくなっちゃった、」
紐の戻し方など分からなかった。
手が震えて、目は握り潰してしまった。
目だけでなく、中の綿が垂れてしまっている。
「どうしたらいいのかしら…」
そこで、美しい義眼を作ることにした。
片方の目が潰れてしまったのだから、もう片方の目も取り出した。
右目は人間らしく黒と茶色の混ざった色。
左目は人形らしく鮮やかな緑色と青色で。
いわゆるオッドアイ、だったかしら?
「うん、いい感じ。」
シリコンで固めて、色を着色したレジンを貼り付けて。
作り方はあってるのかわからないけど、自分の作り方で。
途中でレジンが外れてしまったけど、ボンドでくっつけて。
手が汚れてしまったり、レジンは手袋に張り付いていたり。
でも、私の人形さんがかわいければ何でもいいのだから。
`あぁ、とてもかわいらしい。`
**ガタンッ**
突然、物音がして、びっくりした。
「あ、ぁ…」
あぁ、なんだお客さんか、と思った。
それにしても、とてもかわいらしいお洋服を着ている人だった。
「あなた、何しに来たのかしら?」
「あ、いや、その、ぁ…」
酷く喋れない様子で、驚いた。
「だ、大丈夫かしら…(汗)」
「ひ、ひぃッ!近寄らないで!」
焦って、逃げようとしている。
「あ…痛ッ、」
人形さんの足に躓いた。
そしたら、足が取れてしまった。
「…、許さない。私の大切なお人形さんに…ッ!」
お人形さんを傷つけてはいけない。
お爺ちゃんに言われてきていた。
その子は一酸化炭素の部屋に閉じ込めておいた。
明日になって反省してるといいなぁ。
そして、先ほどの人形さんの所に行く。
たくさんの血塗れた人形さんのところへ。
地下室の一酸化炭素の部屋から、ドアを叩く音が聞こえなくなった。
「反省したのかな?」
`そうして、血で塗れた自分のワンピースの裾を持った。`
【明日のご飯はどうしよう。】
隕石が落ちてきたから。
アスファルトを焦がすのは
ギラギラ光る太陽の目
平和の毒に侵されてる
「あ''ー…今日も暑い…」
「テトさんが暑い程、私も暑いです。」
「ロボットも暑さってわかるんだな。」
誰もいない空の下
ロボット達は砂に浮かぶ
モヤモヤ・ぐちゃぐちゃ
COREが溶けちゃいそうだ
「テトさん、帰りませんか…ッ!」
「え?」
レイは、少し溶けていた。
淡々々と単純に
不安ばっかが街を支配
バカを見たろ
なんて残酷なんだろう
終末の塵と
コンニチワ ボクの惑星小世界
「ッ!レイ!!!」
「臨時ニュースです。今隕石が落ちているとの情報が…」
「嘘、だろ。」
隕石が落ちてきた
黙って見過ごすワケもいかないのに
誰もが知らんぷり
「わからないです。」
「あぁ!私だってワカンナイヨ!」
きみが泣いている
隕石が落ちてきた
解ってはいるけど止めれないんだ
気づかないままで
ピカピカ輝いてるのかな
「レイ、ごめん。」
ゴッ
「全部、貴方の所為だろう。」
でも、限界です。
「お母さん…その、」
「は?五月蝿い、お前と喋るだけで嫌なのに。」
「…ごめんなさい、ッ」
限界です 限界です
「ごめんなさい…」
「どうせ今言ったから謝っただけでしょ?」
そう言ってもどうにかなって
(合唱祭来なくていいのに…)
「…まぁ、頑張ったんじゃない?」
「…!」
本当に 本当に ダメなのはわたしだけ
いや、消したらくがきが いつか輝くなにかになれたかも
「テストで数学50点中8点!?お母さんもっといい点とれたよ!?」
(比べないでよ…出来ないのは…ッ)
あのときもっと、 ちゃんとまともなことが言えたなら
「お前だけ、卒業式の時泣かせる!だよw」
「う…言わないで、」
生活にゃ鰾膠もなく 考えてばっかいて
何も無いんだ 何も無いんだ 何も無いんだ わたしって
「間違った」その罰がさ 今もわたしを締め付ける
さかなになって くじらになって 月夜に浮かぶ星になって
夢を見るわたしを どうか許してほしいの
「許して…」
ずっと甘い 幽々幽々と
べつに悩んでるとかそういうわけじゃないよ
「あんたいい加減進路決めなよ、どうせ○○高校のこと一切調べてないでしょ?」
ただ、ただ漠然と なんていうか、
わたしってダメだなって ごめんね
吐きそうなくらい どんなにカスのような心持ちでいても
「 勝手に明日がくるのです 」
何も無いんだ 何も無いんだ 何も無いんだ 今更...
あなたにも そうあなたにも
ご迷惑をおかけしました
だからわたし だからわたし もう間違わないように
今までのこと
「全部 夢」ってことにしたんだ
「そう、お母さん。全部夢だった!」
...あー、目覚めたら 次は うまくできたらいいな
深く およぐ およぐ 今 溶けてゆくのでした!
…あぁ、次は、夢のままでもいいかな。
「速報です。現在溺れている中学1年の女子が亡くなったことが_」
「怖いねぇ…ね?」
「…うん。」
カーテンの裏側。
あれは、とある「季節」のお話。
四月と八月の混ざったような、春と夏の混ざったような。
眩しいほどの光と暖かな風、ジメジメした地面と、桜やたんぽぽの花。
今はもう変わってしまったこの地球。
もう四季なんて存在せず、ニ季の様なものだと専門家は話している。
こんなに季節がない、それでいて暑いし、涼しいが混ざり合っていて…
どうしてこんな世の中になってしまったのか。
一人一人の行動が、本当に地球温暖化などの影響なのだろうか。
「暑涼しい…」
そう思い、カーテンを開けた。
その瞬間、花は咲き乱れて、涼しさが体にまとわり、鼻にふんわりたくさんの香りがした。
目を開けると、美しく、儚く…そして、1人の少女が立っていた。
「来て…」
「う、うん…?」
「私ね、四季を取り戻したいの。」
「はい、」
「でもね、足りないの。」
「何が?」
「…血が」
その瞬間、私は咲き乱れた桜を踏み潰しながら、逃げた。
走って、走って、走って。息が辛いけど。
少女は追ってこなかった。
やっとで現実世界に戻ってきた。
あの少女は一体なんなのか。
血…が、足りないって言っていた。
「…」
何を思ったのか、カーテンをまた開けてみた。
「来てくれたんだ。」
「うん…」
「強制はしないつもりなんだ。いいの…?」
「うん。いいよ。四季、取り戻して。」
ふわっと、軽い目眩が起きて、それから貧血のせいかクラクラして。
これで、四季が戻って________
______________________________________________
「ッ!!!」
いつのまにか、寝ていた。
ハッキリとするまで少し時間はかかった。
汗がびっしょりシーツまで浸透していて、もがいた跡がよく見える。
さっきまでの浮遊感がすごく、とても苦しい。
「…あははッ!結局、四季なんてないじゃん!」
私は浮遊感を感じながら、最後に拝めたあの少女にお礼をしながら。
高層ビルの、私の部屋から飛び降りた。
カーテンの裏側は、相変わらず真っ暗だった。
月だけが知っている。
先輩→ふんわりと牛乳の匂いがする、優しいかはわからない、先輩。
後輩→名前がえま。柔らかいお花の香りがする。毒舌。
先輩目線でお送りいたします。
冬、冷たい床が憎らしくなる季節。
寝る準備を整えた所で、後輩のえまから電話がきた。
なんだか布団に入っているのに背筋が冷たい気がする。
「せんぱい…?せ、せんぱいですか、っ?」
「うん、どうしたのえま。」
「っ…警察に、言わないでください、せんぱい…」
「え、警察…?」
やはり嫌な予感は的中した。
「あの…せんぱい、っ…人、殺しちゃった…んです、」
…人を、殺していた。えまが。
「…落ち着いて、今何処?」
「!あ、えと…」
場所を教えてらい、バイクで走る。
冬の寒い中、ひんやりとした空気に圧倒される程、人通りはない。
場所は山。
引き攣った顔をしているえまを見つけた。
「…ごめ、なさ、い、たすけて…っ、あ、」
「大丈夫、えま。落ち着いて…深呼吸。」
「すーっ…、は、ーっ…」
「大丈夫。休んでて、埋めとくから。」
深く、深くに穴を掘り殺された遺体を埋めた。
ゴッ
鈍い音が頭の上で鳴った。
きーん、と耳鳴りのような高い音がなる。
「せんぱい、せんぱい、だいすきなんです。」
そう聞こえたけど、深く掘った穴に落ちて…
最後に聞こえた
「愛してます」
ぴったり500文字〜
あなたの涙に浸りたい。
つまらない日常、くだらない毎日。
一日を繰り返すだけで死を連呼する一週間。
重力にまるで逆らうかのように、あなたは息をしていた。
きっと今日も一日がんばったはず。
絶対絶対絶対がんばった。
余っていた食器を洗っていたはずなのに、いつの間にあなたの家の目の前に居た。
足が凍えるように寒く、悴んでいた手でチャイムを押してみた。
「あ、はーい!お待ちください、」
と、あなたの声が聞こえて落ち着いた。
でも、やはりポリリズムな思考が巡り巡っている。
あーあ。きっとあなたたちのせいで私は困っているというのに。
「どうしたの?春未知くん。」
カチカチと鳴らす頭のタイマーは親を困らせている。
うそだ。働いたり、就職活動したりしなきゃ。
寒い。寒い。手が|悴む《かじかむ》。
お母さん、寒い。
お父さん、寒い。
あーあ、どうしてなんだ。
記憶の回路は回っている。
俺だってこんな事したいわけじゃない。
家でゲームばっか。留年。
ニートで仕事もせず乙女ゲー。
久しぶりの外出かと思ったら、山に置いてかれるし。
寒い。
寒い。
寒いよ、お母さん。
体の軋んだ音がした。
僕の手はずっと悴んでた。
ひたすらに隠したもの一つ。
僕だってなりたくて「これ」になったわけじゃないんだ。
お天道様が導いてくださった道に沿っていたら堕ちてしまっただけなんだ。
「あーあ、しにて」
僕たちに襲いかかる困難は、もっとこう、初歩的な…
言葉にはできないけど、なんかそう言う感じだ。
生まれ持った知識も、どうしたってどうにもならないものだし。
そうして制服に身を着替えた。
「違う」
「違う」
「違う」
「青色」
「青色」
「青色」
どうしたって僕の自由だし。
親の涙が降り注いだとして、時間が解決してくれるし。
僕は自分の自由を手に入れるんだ!
そう、絶対、絶対、絶対!
考え終わり、僕はスカートに足を通した。
親は今日も失望していた。
300文字ぴったりエンドです。
(あとがき含めず)
すぐに指先から消える熱。
あれは、ある冬の日のこと。
私は彼に「クリスマスパーティーをする」と言われて、家に来いと言われた。
多少荒々しい言い方だったが、楽しみで仕方なくて気にしなかった。
冬用のモコモコな服をきて、防寒対策もかわいさも兼ね揃えたコーデを纏った。
「楽しみ」という感情以外を捨て去ったような雰囲気で浮かれていた。
チャイムの音が鳴り、ドタバタと足音がした。
わくわくしていた。
…その時までは。
____ぐさり、と胸元を抉り取られるようにアイスピックで刺された。
それは、知っているはずのない他人。
「え…っ?」
刺されたアイスピックは抜かれ、血がどばどばと溢れ出した。
生暖かい血の感触を手に感じて、扉の向こうを見ると彼がいた。
目を両方アイスピックで突き抜かれている。見るに耐えない顔で…
身体中のありとあらゆる血管が飛び出てきそうなくらいに、汗が噴き出て。
クリスマスにも関わらず…。
「っ!!」
起きた時には私は病院にいた。
人工呼吸器の慣れない感触で目を覚ました。
そうだ、彼は?
「あ。」
隣で目を覚ますことなく、眠っていた。
どうして先客がいたのかな。
「私だけのものだって。」
隠し持っていた糸切りバサミで、彼の心臓をひとつき。
顔の皮膚を見えなくなるまで刺して、刺して。
耳も引きちぎって。
全部をつぶして。
「愛していたのに。」
「クリスマスなのに。」
「幸せな日なのに。」
「どうして???」
あぁ、世界は残酷なんだなぁ。
そう思って、ハサミを自分へ向けておいた。
メリークリスマスです。
そうだ、彼は?で444文字…!!!
最後にぴったり666文字!
僕らは、色それぞれの…
煌く水面の上を 夢中で風切り翔る
翼をはためかせて あの街へ行こう
海を越えて
「僕はそう」
小さなツバメのように、弱々しい生き物だ。
辿り着いた街で触れたあの景色は酷く、素晴らしく…残酷?
楽しそうな人の声や、悲しみに暮れる仲間の声が聞こえた。
みんなそれぞれ違う暮らしの形
「お母さん!」
「ごめんなさいっ!!!」
「幸せだなぁ…」
「うるさいっ!」
守りたくて気付かないうちに
「大丈夫…?」
傷付け合ってしまうのはなぜ
「何もわかってないくせに!」
同じ空の下で
『幸せとは?』
僕らは色とりどりの命と
この場所で共に生きている
それぞれ人も草木も花も鳥も
肩寄せ合いながら
僕らは求めるものも
描いてる未来も違うけれど
手と手を取り合えたなら
きっと笑い合える日が来るから
僕にはいま何ができるかな
誰かが手に入れた豊かさの裏で
「美味しそうなお魚!!!」
帰る場所を奪われた仲間
「…今日も何もなかった。」
本当は彼も寄り添い合って
生きていたいだけなのに
悲しい気持ちに飲み込まれて
「…はあ、」
心が黒く染まりかけても
「お金…盗めば!」
許すことで認めることで
「かわいそう」
僕らは繋がり合える
僕らに今できること
それだけで全てが変わらなくたって
誰かの一日にほら
少しだけ鮮やかな彩りを
輝く宝石だとか
金箔ではないけれど
こんな風に世界中が
ささやかな愛で溢れたなら
何かがほら変わるはずさ
同じ空の下いつかきっと
「それが小さな僕の大きな夢」
参加!
名前=愛楽音
メンバーカラー=🖤
性別=男
自己PR=暗く沼底に沈む暗い話を書いてるので参加しました。
「かわいそうって阿保らしい」
幸せの砂糖菓子
幸せの砂糖菓子は美味しかった。
甘かった。
あはは、って笑い合って。
お蕎麦を食べて。
一緒に大晦日を過ごしたし。
…なんで、死んじゃったのかなぁ。
どうして?
何か悪いことしたかなぁ。
私、死んじゃった
天井徘徊中
自創作の死亡シーンまとめです。
【ヤン/死因 出血多量】
アタシ、見て欲しかった。
ただ、見て欲しかった。
誰でもいい。誰でもいい。
テレビでもいいからたくさんの人に見て欲しい。
「…見て欲しかっ_」
ヴィィィィィィン
後ろから、チェーンソーの音が聞こえる。
「あ」
首から下と、首から上が切り離された。
それはもう、ざっくりと。
「ヤン、残念だったね。見てもらえるよ、これで。」
「…と、ける…ッ」
見て欲しかったな。
「笑顔だね。くだんな。」
「うん。だれか、だれかに見て欲しかった。」
---
【8810/死因 不明。失踪と見られる模様。】
ただ、仲間が欲しかった。
病気なんてどうだっていい、軽蔑しないで。
そんな仲間がいた。
天井、自己、黒…ありがとう。
「…い…て」
「…?」
「行って!さっさと消えて!先に!」
「…!」
自己が頷くと共に天井と走り出した。
二人は最後の言葉も聞かずに。
「…まってる。」
---
【天井にせ(地下室)/死因 失踪とみられる。】
「あぁ、うるせぇ。」
「…て、んじょう…」
血まみれになった僕?俺?もうよくわかんないや。
「あーあ、やっぱ天井くん…いや、」
【地下室くん】
「うっせぇ!!!」
最後ぐらい、仲間として欲しかったな。
---
【黒/死因 病】
黒深く一色にて。深い海に沈むのです。
「黒…、なんで言ってくれなかったの?」
「…ごめんなさい、病で。」
「また病気とか呪いのせい!?いい加減にしてよ!」
あっそ。つまんな。
それだけ。
---
【自己/死因 頭部損傷】
〈じゃあ最後の問題!!!〉
明るい声が耳をつん裂く。
〈自己は、天井のことが〜?〉
「…は?」
「ごめん、天井…」
「え、どういうことで」
「私は天井のこと、嫌いだよ。」
天井、私上手にできた?
がしゃんっ
---
【とける/死因 不明。全体が溶け切っていた。】
「あはははははははは!!!」
「くっそ、!!」
「やっぱ僕が一番なんだよ!」
そう、嘘なんかついてない_____
「え」
随時更新。
ねこ様、神様、ぼろぼろ様。
一つ、ねこ様に逆らうべからず。
一つ、ねこ様に捧げ物を与えるが幸福。
一つ、ねこ様に機嫌を損なうようなことをさせない。
一つ、黒のものを探した者に褒美を授ける。
雪が積もり、2月らしい少し暖かい日で目が覚めた。
僕は学校にも行かないけど、よくわからないシンボルマークも雪を被っているくらいの時期だ。
「にゃ〜ん…」
この村は独特の文化を持っている。【ねこ様】という、大きな黒猫を崇め奉っている。
村のものから信仰されている神様のような存在だ。
いつからねこ様が居るのかも、親しまれて崇め奉られたのかも知らない。
一方そんなねこ様と反対に、僕は醜い醜い子供だった。
顔の半分に黒の液体がへばりつく、弱虫だから。
村人からは「黒の子」と蔑まれて、いじめられ…
まぁ、ねこ様に捧げ物を与えることがないのは嬉しかった。
ねこ様は僕からしたら巨大な生物…まるで、昔の恐竜のような。
ある日、風の噂で聞いた。
あのねこ様が、【神の子】を探していると。
神の子は、ねこ様の使い。昔二人で仲良くしていたねこ様と神の子は、決別してしまった。
ねこ様は怒り狂い神の子を殺してしまった…という話。
でもこの村に転生したと感じ取っていたらしい。
村の儀式、もちろん生贄みたいなものは、僕みたいな子供でも参加しないとダメらしい。
儀式は年に一回、2月22日。
「にゃ〜ん、にゃー!」
ねこ様の言葉はわからないが、パターンがあるので村の人はわかる。
「ねこ様が鳴かれた!お入りください!」
この村の感じとったものは、有名な教会の子供…それも未来を予言できる。
最も、僕には名前すらもわからないが。
「にゃー…?」
「ねこ様…私、私こそが神の子です!」
神の子が見つかったら金銀財宝、無病息災、最高の至福の村になるらしい。
村の人は息を飲み、静寂の時が刻一刻と流れている。
「…ヴヴヴ、シャーッ!!!」
ねこ様が怒り出した。どうやら違ったみたいで。
「…な、ぜ…ねこ様!」
「逃げろ!ねこ様が暴れ出すぞ!」
教会の子供は絶望の表情をだし、座り込む中、皆一斉に逃げ出した。
僕も逃げ出した。怖かった。
「チッ、お前は死んでも誰も悲しまねぇんだから、あっち行け!」
「え」
押し返され、体の軽い僕はねこ様の元へ吹っ飛んでいった。
「シャーッ……?」
「ね、こ様…」
「…にゃー、にゃー!!!」
まさかの最悪の事態だ。僕が神の子らしい。
「は、あの黒の子が…!?」
「やっちまった、殺されるぞ!」
村人の嘆き悲しむ、阿鼻叫喚の声が耳をつん裂くように流れ出す。
その間もねこ様はずっと僕に擦り寄っていた。
その後、僕の意識は消えていった。
夢を見たんだ。
ねこ様が怒り狂い、村を炎の海にして、ぼくを連れ去っていった。
ねこ様はぼくにどうして欲しいかわからない。
わからないんだ。
とにかくねこ様はぼくに擦り寄って、すり寄って、すりよって…
「この村のねこ様に擦り寄られた者は、実は催眠にかかってねこ様に従うようになってしまうのです!」
「えぇー、怖いぃ…」
「そうだよね、気をつけようね!」
「ねこ様の【黒の子】さん、ありがとね!」
「…うん、ぼくはもうそろそろ帰るから、ねこ様に」
【攫われないように気をつけてね。】
宝石の貴方を。 自主企画キャラ設定応募
よろしくお願いします!
【名前】マリア・ペリドット
【性別】男
【年齢】11歳
【誕生日】8月
【性格】何事にもめんどくさがり、興味がない。宝石回収者を嫌悪している。
【能力】「凛と花に咲く」
【説明】自分に歯向かったり傷をつけた対象を|標準《ロックオン》。
そして、|呪《まじな》いをかけて、耳や目などありとあらゆる場所に穴を開ける。
【種族】マモノ(その他にて説明)
【好きな〇〇】同じ加工者、ココア、ゆったりできる場所、
【嫌いな〇〇】宝石回収者、痛み、めんどくさいこと。
【喋り方】基本的誰にでもタメ口で、だるいを多用。
【見た目】ウルフカット、片方だけ長く伸びる横の毛、学ラン。全身黒。
【セリフ】
「あーダル、なんであのクソ宝石回収サービスになんかやるんだよ…」
「今日も一段と眠いんで、休んでいい?」
能力使用時のテンプレ↓
「…目にロックオン、開放。」
「凛と、ねぇ。アホらしい。さっさと死にな。」
マモノ使用時↓
「あぁもう!うるせぇこの腐れ(規制音)野郎が!」
「だったら黙ってくたばってろ阿保どもが!」
【呼び方】みんなこっちからも、あっちからも呼び捨て。(ペリドット呼び)
【一人称】俺
【二人称】君
【三人称】お前ら
【その他】マモノについて
マモノが中にいれ、それが取り憑くといつもの身体能力や体力が+50倍される。
体から自動で生成される銃を乱射する。その分めっちゃ暴言吐く(マモノに取り憑かれてるから。)
【希望】回収者への嫌悪感を増し増しにしてほしいです。(とくに禍乱)
【枠】宝石加工者
ニーアレプリカント/もし貴方にまた会えたなら。
貴方は初めて会った時からそうなんだ。
私に優しくしてくれた。
心が痛かった。
泣きたかった。
「この、この化け物!」
阿鼻叫喚の叫び、心の傷が切り開いて
頭に刺さったあの棘が永遠にとれない。
「こんなにも世界は綺麗なのに」
本当にどうしてかしら。
「…え」
あの時の青年、本、女戦士、兵器、双子のアンドロイド…そして、
配達員さん。
「…話してごらん。」
青年が囁く。
「は、いたついんさ、ん…、」
「ふん、マモノの手助けとはな」
「うるさいぞ、この油取り」
「か、カイネさん!」
「ポポル、」
「あぁ、おはよう。’’ルイーゼ,,」
「ルイーゼ、おはよう…ごめん。」
「配達員さん、ごめんなさい…ごめんなさい、!!!」
「こんなにも世界は綺麗」
人間兵器は息をする。
今日とてカイネさんもシロさんもニーアさんもいない毎日。
機械生命体も殲滅されて消えてしまいました。
9sさんも2bさんもa2さんもいない。
アンドロイドは論理ウイルスにかかって消滅してしまったからです。
僕だけが1000年、9000年、30000年…息をするだけで苦労する世の中です。
デボルさんもポポルさんもいない、人間がいないんです。
このまま100000000年以上の時を過ごしていくしかないのでしょうか。
…なら、僕が作ってしまえばいいんですよ。
アンドロイドや機械生命体が壊れたモーターやネジなんかいっぱい落ちていますしね。
僕だけの世界。僕だけの未来。
手始めにニーアさん、カイネさん。シロさんも置いておかないといけないですよね。
デボルさんとポポルさんも一緒に、たくさん作ってしまいましょう。
だって僕しかいないんですから。
僕しかいないんです。
…機械生命体が生きている世の中では商売が楽しかった。
アンドロイドも僕のものを買ってくれた。
どうして僕だけこんな世の中にいないといけないんですか。
ニーアさん、カイネさん、…
僕だけひとりぼっちは、悲しいです。
逃げ回ってくるくるり
逃げるな
言葉が詰まる
「あぁ、気持ち悪いんだ」
短い言葉に吐き気が催す
1から100まで数えても気が済まない
「あぁ」
背の影が伸びる
怖い
「あ」
ああ、あれは待っている。
せとせと
せとせと、せとせと
歩く音が聞こえる。
よくわからない足音に背筋が冷える。
誰かも知らない人に呼び止められている。
知らない名前で呼ばれている。
せとせと、せとせと
どんどん近づいてくる。
見つけた、と聞こえてゾッとする。
背筋はずっと凍っている。
呼ばないでくれ。
せとせとせと、せとせとせと
一つ増えた。
足が動かない。
怖い助けてお願いやめてやめて
ふわっ
せとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせとせと
せと
きゅってきゅって
ねぇ、いつになったら気づいてくれますか?
答えてもらってもいいですか?
心のメモリは埋まってない、最後の仕事がまだあるから。
…え
「あれ、--ちゃんじゃん、…」
「え」
自殺志願者を殺す仕事。
先輩、なんで貴方が?
「いやぁ、最後が--ちゃんだとか…気まずいなw」
「…はぁ、ッ、」
「…大丈夫?顔色悪いけど。」
「…うるっさい、」
「え?」
「うざいんだよ、このガキがぁ!!!!!!!」
ズバッと行かない。
人間の肌に突き刺さる刃は、トスっと入った。
ふわふわ。
「うるざい、ゔるざい!うるざぁあぁぁぁぁあい''!!!!!」
「んぐッ!?!?」
「うざい!うざぁ''い!!!黙れぇ''!!!!クソがあぁぁぁぁあぁぁ''!!!!!!」
「、えぇ、ッ、は、--ちゃ、ん」
「いつになっだら気づくんでずか!?!?」
「はぁ、ッ!やめで、!?」
「あぁああ''!!!」
滅多刺し、滅多刺し、めったざし。
「はぁ、ッ、ぁあ''…、ぜ、んばい''…」
「…」
先輩は、見るに耐えないゴミカスのようだった。
「…ぎゅって」
抱きしめてください。
好きでした。
「はぁ''ッ、づ、もゔ…ぅ…」
ずっと、夢に閉じこもってたいよね。
いろいろ自分用
にさんかまんがん
題名 炭酸が抜けるまで__Drowning in the Sea
世界線 2032年、世界にヒトがいなくなった頃。
あらすじ 世界中にヒトは居なくなった。「イルニア人」に占領された日本。
日本、アメリカ、ロシア、イギリスと色々な国で戦争を行わせては君の悪い微笑をする。
そんな世界で私「リデン」は、リーダーに「あれ」の教育を任される。
「あれ」を強くして、戦闘をさせましょう。
登場人物
『イルニア人』
3502年からやってきた、アンドロイド。
大きなうさぎの耳を生やして、特性を生かし空から「人形」を監視、指示をしている。
『私』
長いポニーテールを揺らし、正義に溺れる女戦士「リデン」。
「悪」としたイルニア人討伐を目標にしており、滅亡を図っている。
「あれ」、もしくはエリザを育成、正義にして守っている。
『あれ』
実験台08189号。7つの実験のやり方によって、性格や行動が変わる。
ほぼ全て従うが、過酷な訓練、恐怖などで裏切る場合も。
リデンには「エリザ」と呼ばれ、感情が複雑になっている。
細かな設定
エリザの育成の選択肢
訓練→強くなり、国のために戦う戦士にします。おもに筋トレ、休憩、ダッシュをします。
改造→人類兵器になるために、機械を体につけます。
恐怖→「あれ」に恐怖心をもたせ、私に逆らわないようにします。
愛情→めいいっぱい愛でて、抑制心を持たせます。
しつけ→殴ったりけったり、悪いことには罰を。
ログ→今の状態を記憶し、コピーします。「あれ」には負担がかかります。
学習→頭をよくし、勉強をさせます。
電撃→催眠をして、過去を忘れさせます。
おもにループ系の話。
「あれ」が死んでしまったり、殺されてしまったり、裏切られて絶望したところで
任されるところからリセット。
ここから逃げ出すことはできません。
参加なのぜぇ
題名 一人、嫌いだって倒す。
世界線 なんてことない日本
あらすじ
月は光のお届けもの。星はお菓子の非売品。
太陽は元気のお裾分け。雪は幸せの贈り物。
貴方はいつもそういって、元気を分けてくれた。
外に出れない貴方は絵を描いていた。
あぁ、その言葉には愛を。
私は貴方のために、戦いますよ。
登場人物
あの子 元気ではない。病気?
私 げんき。あの子は苦手かもしれない。でも戦う意志はある。
5ポイント 敵。倒すとあの子にあげる贈り物がでてくる。
100ポイント 幻。贈り物がいっぱい。
細かな設定
今連載しようか迷ってる。なのでしたらわかる。
おは雪乃
ひさびさー
さくさくくっきー『?』
名前 春風琴
枠 さくまきゅん🫶
性別 おにゃのこ
性格 さくまくん第一はーとはーと、女の子は普通に接するけど妄想癖すごーい
年齢 24
好き さくま、女の子、妄想
嫌い さくまに近づく野郎ども
得意 口説くこと
苦手 運動
一人称 わたし
二人称 あれ
三人称 あの野郎
過去
なしかな!!!
枠からの呼ばれ方 琴
枠の呼び方 さくまくん
メンバーの呼び方
ひかるくん
ふっかさん
あべちゃん
だてさん
しょぴくん
めぐろくん
むかいくん
らうくん
最終的にどうする
んーとさくまだけ助かって植物状態になりたい(シチュはなんでも)
希望
妄想と現実がいりまじっててほしい
サンプルボイス
「わたし、春風琴です!」
「ひーくん、チョコあげる」
「ふっかさんうざい」
「あざとい警察。あれ、あべちゃん?」
「…だてさん。いた?」
「ああああああ…しょぴ」
「めぐろくん、アホ」
「むかいくん?!やああああ!!」
「らうくんまで…はぁ」
「雪乃ちゃーん?めぐろくんが呼んでるよ」
「あかりちゃん!かわいいね!」
「ぷらいばしー…?なにそれ、ゆきねちゃん」
「足立ちゃんー!ねね、なんか面白いことない?」
「…さくまくん、なんで?」
「さく、まくん、が!死んじゃう!」
「…妄想?死にそうなのに?」
ゆり組の誕生日
r18ってかなまもの注意!
ま、そこまでじゃないけど。
どうも、渡辺翔太でth。
今日は幼馴染の涼太が誕生日なんですよね。
まぁ、僕は用意周到ですからプレゼントを…
用意してません。
何やってんだって感じですよね。
幼馴染ってか恋人の誕生日に何も準備できてないとか…
とりあえず阿部ちゃんのところにジャスティスって言わせて考えさせにいきまーす。
それではジャンプ!
「ね、阿部ちゃん」
「んー?何、しょった」
「涼太の誕生日プレゼント何にも考えてないから決めて」
「…今日って誕生日だよね。」
「うん」
「…何してんの?」
「いや、忘れてた。」
「…馬鹿じゃん…」
「でも考えようとしてるから!!!」
「そんなに必死なのって…ぐふ、ゆり組ジャスティス!」
「…はぁ、とにかく何か考えてください…」
「…プレゼントは俺))))」
「それは最悪の手段!」
「ゆり組ジャ)))))」
「とりあえず指輪でも買ってけば?」
「お、今金あるしいいか。」
「おー、いってら。」
「しょったー」
「なんですか化け物」
「ひどくない!?!?わら」
「うるさいな…買い物行くんで」
「あ、待って。マネに呼ばれてるから」
「え…今すぐ?」
「うん」
「おわった…」
「まぁがんば!わら」
結局打ち合わせのあと撮影だし…
帰りの時間でもう店空いてないし…
え、これプレゼントはシナモン僕ちゃんですってやるの?
無理無理無理…
でもそれしかないな…
とりあえずお菓子買ってこ。
「帰宅ー」
「おかえり、あ…」
「どした?」
「ごめんね、みんな…一旦待ってて」
「…やべ」
インライか…?
「しょーた」
「ごめんね」
「いいよー…これはノリだって言えばいいから。」
「おけ」
「みんなごめん、今のノリww」
「お菓子買ってきた渡辺翔太でーすw」
「ありがと」
阿部亮平→ジャスティス
佐久間大介→え、いいな〜…行っていいかなw
深澤辰哉→いいな〜わら
「めっちゃコメント加速するね」
「これからお菓子パーティーなので終わるね」
「じゃ」
「いや俺のセリフだから」
「ごめんってw」
「じゃ、おやすみ皆」
「ごめんりょーた…」
「大丈夫。俺が言ってなかったのも悪いし」
「悪くないし、」
「まぁいいや。」
「誕生日プレゼントは後でのお楽しみな」
「はいはい、じゃお菓子パーティーしよ。」
「でね、ふっかは100万でカップ買ってくれた」
「マジ?」
「佐久間はバスソルト。阿部は…いいや」
「?まぁいっか、ひかる、めめとこうじとらうは?」
「ひかるはプロテイン。めめはノート、こうじはカメラ、らうは靴」
「へー…てかこのグミうまっ!」
「どれ、一個」
「どうぞ国王」
「うま」
「でしょ」
「しょーたが作ったわけじゃないじゃんw」
「わら」
「それはふかざわ」
「あー楽しかった」
「じゃ、佐久間のバスソルトでも使って風呂行ってきますわ。」
「はーい」
いやいやいやかわいすぎる。
え?阿部何あげたの?
気になる気になる…
まぁ、どうしようか。
…思いついたー。
「風呂上がったよー」
「あい、行ってきまth」
風呂上がり、りょーたは必ずインターネットタイムでベットにあがる。
1時間くらい?
風呂は30分しかかからないから気づかれない。
「よし、終わり…って」
「…りょーた、おめでとう。」
「…何それ、」
「んふ、プレゼント。」
誕生プレゼントは俺。
「かわいすぎ、馬鹿。」
「うるせ、どーぞ。」
「しょーた」
「なに?」
ちゅっ
「ん、…っ」
「かわい、」
「かわいいかわいい言い過ぎだわ」
「事実」
「あ…っ、ん…」
「感じてんじゃん。」
「うっさ、…っ、//」
「お''っ…!?無理無理、なんで急にっ、//」
「あべちゃんから、もらったの。」
「っ、ご、ごむ…!?」
「うん」
「ばかやろっ…ん//」
「はーっ…つかれた」
「おやすみ」
「うん、おやすみ…」
「…ばか、しょーたかわいすぎ。」
ちゅっ
親が嫌い。
なんだよ。知ってるよ。
勉強も運動もできない。
部活の演劇だって上手くない。
やることもできない。
学校の課題だってできない。
片付けもできない。
約束も守れない。
何かしら人のせいにしかできない。
話す時に否定からしか入れない。
こういう時にそういう考えにしかなれない。
泣き虫で情緒不安定すぎる。
かなしい。
くやしい。
また殴られる。
でもめんどくさい。
何にもできない。
できないじゃない、やりたくない。
やろうともしない。
やり返そうともしない。
何もしたくない。
しにたい。
しぬ勇気もなにもない。
何もできない。
何もやろうとしない。
インターネットしかいじれない。
小説家になるために書く覚悟もない。
でも、推し活はしたい。
楽しいことはしたい。
皆と遊びたい。
暖かかったり冷たかったり叫びたい。
母や妹とはしゃぎたい。
でも親は嫌い。
過去のこといつまでもぐだぐだひきづって、嫌味を言うし。
テストの点でわざわざごちゃごちゃ言うし。
「貴方のため」言ったらキリがないけど、思ってないくせに。
どうせ自分が恥かかないためでしょ。
妹も嫌い。
わかってないとか、そんなことでケチつけて。
誰?いや、私のことだから。
恥ずかしい。何も喋らないでほしい。
でも好き。いないと生きていけない。
でも嫌い。
どうにかしたい。
でもめんどくさい。
どうにかして、この気持ちに区切りをつけられたら。
勉強を頑張って、親に認められたら。
運動とかで賞を取れたら。
何か役に立てたら。
涙が溢れるなぁ。
だから泣き虫なんだよ。
インターネットでしか引き篭もれない。
むり。
病みみたいになった。
でも実話なんだよなぁ…
貴方の嘘
どうも、5日遅れのエイプリルフールです。
投稿した気になってたら投稿されてませんでした。
かなしいね
貴方はすっと息をした。なんて嘘をつかれた。
ぽかぽかとした雰囲気ががらっと変わる、4月の夜。
少し肌寒い。
空を見上げると、星や月が咲いてるように見える。
月明かりがあたりを照らしてくれているから、街灯がなくても平気だ。
お揃いのパーカーは洗濯してるから、Tシャツだけで外に出てきた。
それにしても寒い。
…家に帰れない。いつまでもつかない。
ガラスのように手がひび割れている気がする。
ストーブの前に座りたい。
二酸化炭素が喉の奥に詰まっている気がする。
少し肌寒い。
醜い貴方は今も必死に頑張っていると思うから、頑張れる。
シロップがある意味役にたったかもしれなかったのに。
貴方は今も必死に踠いているのだから、何も言えない。
照る。体の奥が。
コンビニで息をする。
すーっと手を蜂蜜メロンティーに向けて、義務をこなす。
熟したメロンと蜂蜜は濃厚な味を作り出していく。
シロップをかけるとうまさは増えるが。
リハも終えられない頭じゃどうにもならない。
…頭がごちゃごちゃしてる。
ごっと音が鳴る。
ごろごろっとも鳴る。
悲鳴もなる。
なんなら自分の声も
その時、実は電話がかかってきていた。
「○○さんが息をしました!」
もう嘘はこりごり。
オリキャラまとめ
随時更新
〈karamiku World〉
・カラミク
元閻魔。現在は人を助けるために3.16年に出張して助けている。
無愛想でクールな印象だが、モノクロに対しては優しい。
優しさ故に束縛をしている一面もある。
ソウカラとは仲が悪い。
・モノクロ(友達案)
天使と悪魔のハーフ。元気な天使が普通だけど、悪いことをすると悪魔が出てくる。
無垢で天然なかわいらしい姿、暴言・暴力を行使する姿が見られる。
誰にでも優しく微笑み、悪人には黒く染まる…なんて。
皆すきなので特に嫌いな人はいないが、とにかく嫌な人は嫌い。
・メンカラ
悪魔の子。覚醒すると悪魔モードで魔法陣を無限に放てる。
ケイが好きすぎるあまりのメンヘラ。
どうやっても制御出来ないので放置している。
ケイが居ないと生きていけない。
・ケイ
メンバー内の唯一の男子。不幸体質な可哀想な子。
メンカラに振り回されるも、なんやかんや好き。
基本ツッコミ担当で、ほんとにかわいそう。
過去が見える能力を持っている。
・カラウツ
うつ病の優しい女の子。気が弱くて周りに流されやすい。
でもお嬢様でメイドを従えている人。お金持ち。
血過病気の銃使いで、案外強かったりする。
でも忘れ物が多くて泣き虫。
・サイカラ
殺人鬼のカラウツに従うメイド。
美味しくて安いサイゼリ○がお気に入り。
こんなんでも殺人病を患っている。
カラウツは絶対に殺さない。
・クロウツ
口が引き裂かれている女の子。
生天性口無病なので喋るために裂かれたけど、喋らない。
相棒のハムスターが好き。
怖そうに見えて乙女なギャップがある。
・(…????)
いつも1人でいる、カラミクにすごく突っかかってくる。
人ではない。
別名、1458-428番。
〈春夏秋冬〉
・春
夏の専属管理人。
夏を嫌っているのか好いているのかわからない。
片目には眩しい光が差しており、見えない。
名前の通りにお淑やかではない。
・夏
閻魔。
春に明確な殺意は抱いていないが、嫌っている。
普通には接する。けど嫌い。
名前の通りに元気ではない。
・秋
夏が好きな一般人。
天気と区別がつかないために、夏さんと呼んでいる。
好きなものは焼き鳥、つまみとおっさんっぽい。
名前の通りに美しくはない。
・冬
秋の家のアンドロイド。
アンドロイドのくせに人間っぽい動きをする。
インターネットに弱く、田舎に強い。防水機能付き。
名前の通りに綺麗ではない。
〈幸福異常論〉
・愛楽音
黒軍リーダー。天国に堕ちた時に親になった。
戦争の後から片目が焼けている。
内緒は嫌いだけどする。
お金が大好き。
・愛楽星
裏切り者
・愛楽夢
きらい
毒花はかくれんぼ。
雨が降り続く夜だった。
濡れたアスファルトは街灯の光を鈍く反射し、世界はモノクロームの絵画のように静まり返っている。
私は、人気のない公園の隅のベンチに一人座り、冷たい雨粒が頬を伝うのを感じていた。
彼のことを考えていた。
初めて彼と出会ったのは、こんな夜だった。
雨宿りに入った小さなカフェの隅で、彼は一人、物憂げな表情でコーヒーを飲んでいた。
その瞳の奥に宿る、深い悲しみのようなものに、私は抗いがたく惹きつけられたのだ。
私たちはすぐに言葉を交わすようになった。
彼は多くを語らなかったが、時折見せる憂いの表情や、ふとした瞬間にこぼれる寂しげな微笑みが、私の心を深く捉えた。
彼の過去には、癒えることのない傷跡があるのだと、私は直感的に理解した。
惹かれ合うのに時間はかからなかった。
私たちは互いの孤独を埋め合わせるように、話を交わした。
夜の闇の中で、彼の温もりだけが、私にとって唯一の光だった。
しかし、私たちの恋は、最初からどこか歪んでいたのかもしれない。
彼はいつも、私に全てを打ち明けてくれることはなかった。
時折、遠い目をして、まるで私ではない誰かを見ているようだった。
彼の心の中には、私が入ることのできない、暗く閉ざされた場所があるのだと感じていた。
それでも、私は彼を愛していた。
彼の抱える影ごと、その脆さも、全てを包み込んで愛したいと願った。
彼がいなければ、私の世界は再び、あの冷たい雨の夜のように…
孤独で灰色に染まってしまうと恐れていたからだ。
ある日、彼は突然、私の前から姿を消した。
何の言葉も残さずに。
まるで、夜の闇に溶け込むように、跡形もなく消えてしまったのだ。
電話も繋がらず、彼の住んでいたはずの場所には、誰もいなかった。
私は必死に彼を探した。
雨の中を彷徨い、彼の好きだった場所を巡り、何度も彼の名前を呼んだ。
しかし、私の声は虚しく夜の闇に吸い込まれていくばかりだった。
彼が消えてから、私の世界は再び、色を失った。
あの温もりは幻だったのかと疑うほど、彼の存在は遠い記憶になりつつあった。
しかし、時折、ふとした瞬間に、彼の面影が脳裏をよぎり、胸を締め付けるような痛みが蘇る。
あの夜、彼が私に残していったものは、深い傷跡と、決して癒えることのない喪失感だけだった。
まるで、夜の淵に咲いた、美しくも毒を持つ花のように、彼の愛は私を蝕んでいく。
今も私は、雨の降る夜になると、この公園のベンチに座っている。
彼が、いつかふらりと戻ってくるのではないかと、心のどこかで期待しているのかもしれない。
しかし、夜は深く、雨は容赦なく降り続く。
そして、私の心に咲いた毒の花は、静かに、しかし確実に、その根を深く張り巡らせているのだ。
彼のいない夜の中で、私はただ一人、その痛みに耐え続けている。
5月の青
今日のお題
・扇風機
・録音
・関西弁
から思いつきましたね。
「ねね、めめ!録音した音を扇風機に流すとどうなるかわかるか!?」
なんて、純粋な笑顔で呼んできたオレンジのメンバー。
特徴のある関西弁に合わせた声のトーンが艶やか。
「え…?そうだな…普通に流れるんじゃないの?」
「いや!それが面白いねん!」
と言いながら扇風機をこちらに持ってきて、動画を流す。
少し途切れながら扇風機の音にかき消されて、全く何も聞こえない。
「聞こえないよ?」
「あれ…?おかしいなぁ?」
音量を上げると段々聞こえてきた。
「んー…一気にあげるかぁ。」
なんて言いながら爆音で流す。
独特な声に扇風機の宇宙人効果が増え、不協和音になる。
「うっるさ!!!うるさいねん!」
「音量下げればいいでしょ?」
「あ、せやな。」
なんて言いながら音量を消す。
こんな日々がこれからも続いていく。