グランドフェス&newカラストンビ部隊をまとめました!
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目次
グランドフェス&newカラストンビ部隊
スプラの小説
テンションがおかしい時にかいたから文がおかしいかも。
よろしくヾ(๑╹◡╹)ノ"
人物自己紹介
ラン newカラストンビ部隊に所属する隊員
三つ編みのゲソが特徴的。なぜかヒーロー武器
が全く使えないイカ。ラクト450が唯一
使える武器だそうだ。
他は原作どおりのはず。司令はそこそこ喋らせます。口調おかしかったらごめんね。
---
「ひゃっほー!ここが会場かぁ」
ここはグランドフェスの会場。
「気をつけないとまた転ぶぞ」
はしゃぐランを注意する司令。なぜこの2人がここにいるかというと……
---
シュタッ。地上に繋がるマンホールからランがかっこよく着地した。ランの背中にくっついていたコジャケがいそいそとアオリとホタルオホン、1号と2号そして司令の元へ駆け寄っていった。
「コジャケ、待って〜!!」
ランがコジャケに追いつこうと走って……まさかの滑ってこけた。
「イッタァァァァ!」
「ナニしてるんだ……」
司令はあきれた目で見ながらランの手をとり助け起こした。
「はぁ〜ここは気をつけないとね」
「なんもないけどね」
さらっとホタルがツッコミを入れる。なんてことはない、いつもの日常。
ブブブブブブブブ!
突然シオカラキャンプに置いてある通信機が鳴った。なんだろとアオリが通信機を取る。
「はいはーい!こちらnewカラストンビ部隊1号です!応答されたしーっ!」
「こちらアタリメー!アタリメー!緊急じゃ!司令に変わるべし!」
ありゃ、おじいちゃんからだよとアオリが通信機を渡した。
しばらく司令はアタリメと話した後
「了解した。すぐ向かう」
と言って通信を切った。
「司令なぁに?おじいちゃんがぎっくり腰になった?」
縁起が悪いことを言うなとホタルがアオリをたしなめながら
「グランドフェスが明日だが準備の手足りない。手伝って欲しいとのことだ。手伝いに行くぞと司令は言っとるよ」
「えっ!グランドフェス手伝えるの!?!?」
ランは大はしゃぎ。やる気満々だ。
アオリ「それじゃあレッツゴー!」
---
と、いう訳だ。シオカラーズの2人は他のアイドルも呼んでくると先にどこかへ行った。
「マジでスプラ1.2.3のアイドルが見れるとか神すぎ!」
「……良かったな」
喜ぶランを尻目に司令は胸騒ぎがしていた。
(こんなに上手くいくはずがない。きっと何かが起こる…)
---
司令の気持ちとは反対に準備は驚くほど順調に進んでいった。
しかし裏である事件が起きていた。
いつまで書いても終わりそうにないのであとで
続きも投稿します
リクエスト箱も作っているのでよければ見ていってね
グランドフェス&newカラストンビ部隊 2
前回の続き
前回のはこちらから→ https://tanpen.net/novel/44c20f74-c97c-4920-b4f5-13a917e8becf/
それではどうぞ!
あらすじ
アタリメたちにグランドフェスの前日準備を頼まれたカラストンビ部隊(ランや司令)準備は順調に進んでいくが裏では事件が起きていて!?
---
クラゲたち「大体の準備は終わりました!ご協力ありがとうございます!」
ラン「いえいえフェス楽しみにしてます」
司令「……また何かあったら言ってください」
仕事が一区切りついた所でようやく司令は気づいた。
司令「ラン、1号と2号の帰りが遅くないか?」
ラン「あれっ?ホントだ…ちょっと見にいってみようか」
司令(まさか…)
---
ランたちが楽屋に着くとそこには誰も居なかった。
ラン「アオリちゃんー?ホタルちゃんー?テンタクルズのみんなにすりみ連合のみんなー?」
司令(どういうことだ?誰も居ないとは)
するとそこに監督をしていたクラゲが飛び込んで来た。
ラン「!?監督のクラゲさん??」
監督クラゲ「実は楽屋にこんな手紙がありまして……」
司令「これって……」
ラン「っっ!」
ここに書かれていた文は、こんなものだった。
アイドルたちは貰ったぞ。返してほしければ100億ゲソをグランドフェスが始まるまでに持って来い。さもなくば分かっているな?
警察に連絡した所で無駄だ。入り口にはセンサーをつけている。すぐに分かるぞ。必ず誰か1人で金を持って来い。場所は○○▽□ー○△だ。
アイドルの命はお前達にかかっている。
sharkより
ざっとこんな感じだった。
ラン「そんな……sharkって確か最近ニュースを騒がせてある集団…」
すると普段めったに表情を変えない司令が泣きそうな顔で言った。
「オレの責任だ…ちゃんと司令として見ていなければいけなかったのに、その結果がこうだ」
「そんなことありませんっ!!」
ランの大きな声が司令の声を遮った。
ラン「今回起こった事が司令の責任だなんて、そんなことあるわけないじゃないですか!それに、司令の責任ならカラストンビ部隊の私の責任でもありますっ」
司令「!!」
ラン「司令、私は今から白黒つけてきます。sharkのアジトに乗り込んでみんなを取り返します!」
司令「やめろ、ラン。無茶だ」
ラン「その間に司令は警察を呼んでアジトを取り囲むように指示してください」
司令「失敗したらどうするんだ!」
司令が声を荒らげた。
司令(もう、オレはオマエの笑顔を失いたくない。大切なモノをこれ以上オレから奪い取らせたくない……)
ランは一瞬ビクッとしたが、すぐにこう返した。
ラン「だって、私が失敗しても司令が来てくれるって信じてますから。だから」
私に、任せてくれますか?
司令「分かった…行ってこい」
ランはニコッとしてヒーロースーツに一瞬で着替えて手をかざした。その手にはラクト450が握られていた。そしてランは風のように軽やかに走り去っていった。
はい、ということでグランドフェス&カラストンビ部隊2いかがでしたでしょうか!
次回はいよいよランがsharkのアジトに乗り込みます。
司令の過去を匂わせるセリフも入れました。近いうちに過去編とか出すかもです。
ちなみにsharkは英語でサメという意味です🦈
なぜこんな名前をつけたのかはまた話しますね。
それでは3でお会いしましょう!さよなら〜
グランドフェス&newカラストンビ部隊3
前回の話はこちら!
https://tanpen.net/novel/a389462b-6666-43dc-b463-22d0ff6bad8d/
投稿まで遅れてごめんなさい🙏🙇
あらすじ
謎の組織sharkからの手紙。その内容はなんと、アイドルたちが誘拐されてしまった!?大切な仲間たちを取り戻すためにランはsharkのアジトに向かう。アイドルたち、ランの運命はイカに……?
---
タッタッタッタッタ…
静かな道を駆けていくイカがいた。ランだ。
ブブブブブブ
胸につけた無線端末が音を立てた。
司令「こちら司令だ。聞こえるか?」
ランは見知った声を聞いてほっとした。ランでもやっぱり静かでちょっと不気味な道を通るのは心細い。
ラン「はい。司令聞こえますよ」
司令「良かった。急で悪いが今からドローンを飛ばす。そのドローンが掴んでいるモノを受け取ってくれ」
すぐにランのもとにブキチドローンが着いた。
届いたモノを見てランは首をかしげた。
ラン「司令、これって何に使うんですか?」
司令「作戦を考えた。聞いてくれ」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
ランはニヤッと笑った。
ラン「分かりました。任せてください」
司令「あぁ、頼んだぞ」
プツッ
無線を切ってランは沈みかけている太陽に向かって駆けていった。
---
20分後……
ラン「ここがsharkのアジト…」
ランの目の前にはザ・組織のアジトって感じの倉庫のような建物が建っていた。
ラン「倉庫なら木箱とかバルーンが置いてあるかも…戦闘には持って来いね」
周りを歩き回るとすぐに入り口とおぼしきものが見つかった。
ラン「これね」
律儀にもインターホンがついていたので鳴らしてみる。誰も出ない。仕方ない、名乗り出よう
ラン「私はnewカラストンビ部隊のランよ!さぁ、アイドルたち…私の仲間を返して!」
すぐに返事は返ってきた。
?「金は持ってきたか?1人だろうな?」
ラン「ええ、1人で持ってきたわよ」
?「了解した。ランだな。入れ」
ラン(思っていたよりすんなり入れてくれるな)
スゥとスムーズに扉が開いた。ここ最近このドアを使っていたんだろうと推測できる。
警戒しながら中に入ると予想どうり木箱やバルーンがたくさん置いてあった。しかし、中には誰もいない。薄暗い中目を凝らすと目の前には拘束されたアイドル達がいた!
ラン「みんな!!」
ランが駆け寄ろうとした瞬間。
アオリ「ダメっ!」
アオリが思いっきりランに体当たりをする。
その瞬間。ランがさっきまでいた場所に電流が走った。
ラン(罠だ!)
ホタル「3号!敵は罠を仕掛けてある。仕掛けスイッチを切って!」
イイダ「仕掛けスイッチはあそこです!」
ホタルとイイダがランの位置からそう遠くない所を指す。さすがはホタルとイイダ。ばっちりサポートしてくれる。
ひとまずみんなは拘束されている以外特に被害はなさそうだ。ほっとしたラン。次の瞬間、一気に表情を引き締め、
ラン「罠?さぁて仕掛けたヒトそこにいるでしょ?」
バシュッ
いつのまに取り出したのかランの手にはラクトが握られていてある方向に向かってランは弾を打った。
?「ほう。なかなか素質はあるようだな」
さっきランを応対した声が聞こえた。
?「金を渡さなければアイドルたちは渡せない。交換条件だ」
ラン「………人の命を弄んでなにが交換条件よ。私の仲間はあんたのオモチャじゃない!!!」
いつも優しいランが珍しく怒りの感情を表に出している。
バシュン!
当たらない。なんで!?と驚愕している暇もない。
ゆらり、と背中から殺気を感じる。
ガキン!相手のシューターをランがラクトで受け止めた。このラクト、ランは好き勝手に改造したりしているので、ちっとやそっとの打撃にも耐えられる。
ラン「殺気を隠すのはまだまだ半人前ねっ!」
しかし、明らかに分が悪い。いくらヒーローの訓練を受けているとはいえ、大人のイカと少女のイカだ。広い倉庫をスイッスイッと逃げ回る。この俊敏さがランの強みなのだが…
ラン(なっ!?ついてくる?!私もかなりのスピードで移動してるはずなのに)
相手はまるでランの動きを読んでいるかのように攻撃を仕掛けてくる。予測撃ちをしてもそこに撃たれると分っているのか全く弾は当たらない。
ラン(えぇい、こうなったら)
ランは近くの壁を塗り、登ると見せかけ…イカロール!
ラン(この距離ならチャージは間に合う…いけるッ)
その瞬間。
フウカ「3号はん、危ない!」
ウツホ「そこにリッターがいるのじゃ!」
マンタロー「エイッエイ!(避けて!)」
ようやくランは自分の身体にリッターの射線が向いていることに気づいた。
ラン「マズい、やられるっ」
パァン!パリーン!
アーマー(ヒーロースーツ)がわれた音を最後にランの意識は幕を閉じた。
はい!これ以上書くとめっちゃくちゃ長くなるので一旦止めます。ごめんなさい。
投稿が遅れて本当に申し訳ありません。
何も言わずに待っていてくれてありがとうございますT^T
(次回の4はいつ投稿できるか分かりません…)
あとテンションで書き切ったのでおかしい所あるかもしれません。もしあったらご指摘してもらえますと幸いです。(矛盾点など)
日記も始めたので上げていたら読んでみてくださいね。
それじゃあバイくま〜!
グランドフェス&newカラストンビ部隊4
この前の話はこちらからhttps://tanpen.net/novel/22656fb5-0fab-4826-a90d-2b6b06cf63ee/
一話から読みたい人はこちらから!https://tanpen.net/novel/44c20f74-c97c-4920-b4f5-13a917e8becf/
今回ちょっと登場人物が傷つくシーンがあります…それでもよければ見てください
フウカの京都弁おかしいかもしれません。もしおかしければご指摘いただければ幸いです!
前置き長くなりましたが、それではぁぁぁどうぞ!
前回のあらすじ
sharkのアジトに乗り込んだラン。しかし、敵のリッターによってアーマーが(ヒーロースーツ)割れてしまい気絶してしまった!!絶対絶命の大ピンチ。ランはどうするのか…
---
気絶していたランは意識の深層に潜り込んでいた。
ラン(あ、れ?私、ナニしているんだろう…?)
何か、ものすごく思い出さないといけない、使命のような。強い衝動が体を動かそうとしている。
ラン(でも、ダメだ…ね、むい)
段々と消えて行く霧のような取り止めのない意識。
…ラ……ン……起き…て
誰?この声、聞いたことがあるような?
ラ…ン…早…く
トンネルにいる時みたいにボゥッと響いていた声は段々とはっきり耳に届いてくる。
ラン「!」
そうだ!まだみんなを助けてないんだった!
バッと一気に身を起こすと目の前には薄いホワイトと先がピンク色のゲソが……。
危うくそのゲソの持ち主と激突しそうになった。誰でも目覚めたら正面衝突は勘弁してほしい。それと体がものすごく痛い。
ヒメ「だぁーっ!あっぶねぇなぁ!」
ニュースでも聞き覚えがある尖っていて、それでいて不快感の無い、透明と呼ぶのがふさわしい声。
ラン「ヒメさん?!」
よく見るとアイドル全員がランの周りを囲むような形をとっていた。
ラン「えーっと、みなさん怪我とかしてませんか?」
念の為確認したがしてないよーと元気そうにみんなが答える。
イイダ「3号さんは大丈夫ですか?」
改めて自分の服装を見るとヒーロースーツが軽く破れたくらいだった。武器のラクトも無事だ。若干体がジクジク痛む。おもわず顔をしかめた。
アオリ「三号、手当しないと!」
すかさずアオ…1号が叫んだ。
ホタル「メンゴ…。ここには手当てできるものが無さそう」
ラン「うん。大丈夫だから心配しないで」
少し、場の空気が緩んだ。
---
?「ふぅん。これで平気なのか」
ラン(敵だ!)
ランは反射的に飛び退こうとしたが、鎖のせいで無理だった。ジリジリと後退りをする。
現れたのはまだ若いイカのボーイ。リッターを担いでいることからおそらくランを打ち抜いたのは彼だろう。
ラン「アンタ誰よ」
?「そうだね、君も一つボクの質問に答えてくれたら教えてあげる。単刀直入に言うよ。ね、君。その格好だとヒーローなの?」
ラン「ッ」
図星っぽいね、とクスクス彼は笑った。
ラン「……」
?「あらら、黙っちゃって。じゃあオレから一つ質問ね。ヒーローなのになんでヒーローブキを使っていないの?」
ラン「…アイドル達を解放するのが私の目的。余計なお喋りはしないよ」
静かに、でも有無を言わさない強さで言い切る。
?「教えてくれないの?偽物ヒーローじゃん笑あんまり調子に乗らない方がいいんじゃないかな」
アイドル達の方へ一歩近づいてリッターを構える。キィィィィンと耳障りなチャージ音が鳴り響く。
ラン「何すんのよっ」
彼はフッと笑った。
?「人質だからそんなに傷つけないよ。でも…」
ドォン!!と衝撃波が襲う。
ラン(?!)
直後、ランの体が焼け付くように痛む。ジワジワと敵インクが体に染み込んでいく。
ラン「な、にこれ。体が…」
?「君の態度によってはこんな姿になってもらうから」
脅しじゃないと瞳の冷たさが物語る。
ラン「ガハッ…ゴホッ」
ホタル「3号!」
ラン(苦し…?なんでdeath(デス)しないわけ?このインクは他のインクとの攻撃力も違う気がする)
?「あぁ、言っておくの忘れてた。それ、拷問用のインクだよ」
その一言に、ウツホがキレた。
ウツホ「そんなの卑怯じゃろー!拳でかかってこんかい!ハイカラもんがぁ!」
フウカ「ハイカラのお人が考えることは変わりませんなぁ?」
フウカの怒りも限界を迎えたが、彼の一睨みで黙ってしまった。
しかし。
?「やりすぎだ。やめろ」
?「でも、、分かりました」
ラン「……」
最初にランを応対した声が彼を止める。
ラン「もしかして、アンタがここのボス?」
?「答える筋合いはない。さぁ、金を貰おうか」
ラン「アンタには死んだってビタ1ゲソもやんないわよ」
?「ここにお前を助けてくれる仲間はいないぞ。そろそろ抵抗をやめたらどうだ」
ラン「そっちこそいつまで粘れるかな?私は1人じゃない!」
ランが思いっきり敵を睨みつけた、その時。
ガッゴォォォン!!
音と共にブワッと辺りに弾けた鉄の破片とインクが舞う。
ラン「伏せて!」
ランも鎖が許す限りみんなを庇う。
そして、このイエローのインクの色は………!
ラン「司令!」
イエローのインクの主はゆっくりと振り向いた。
はい。どうだったでしょうか!
文字数が多くなってきたかなと思うので切ります。
そして投稿が遅れて申し訳ありません🙇♀️
日記でもお伝えしたとおりモチベが下がっているのと、細かい設定を今構成しているのでそれにあうように書くのが難しくて…
次のグランドフェス&newカラストンビ部隊5
(もうフェス関係しなくなってきてるけど)
はまた投稿します!投稿は遅くなるかもですが、完結させます!
暖かく見守ってくれれば嬉しいです。
それではぁぁぁバイくまー!
グランドフェス&newカラストンビ部隊5
シリーズに入れて他の話に飛びやすくしました!
今回は後日談のようなものも含めているので、少し長めです。
それでは、どうぞ!
あらすじ(読んでない人は1から読むことをお勧めします)
ランとアイドルたちが大ピンチ!そんな時に助けに駆けつけてくれたのは…?
---
イエローのインクの主はゆっくりと振り向いた。
ラン「司令!」
駆け寄ろうとしたが鎖がそれを許さず尻餅をついた。
司令「ラン!みんな!」
急いで司令がこっちに向かってくる。
ラン「ちょっと司令、ここでは3号って呼んでくださいよ…」
司令「ごめん、3号。みんな無事か?」
ウツホ「ワシは大丈夫じゃが…」
アオリ「3号が、敵の拷問インクくらっちゃった…」
司令「どこ?」
ランが怪我をした所を見せた。見事な手つきで司令が包帯を巻いていく。
司令「あくまで、応急処置だ。無理はしないように。…司令の命令だ」
ラン「…はい」
司令の命令は絶対だ。この命令は逆らえないというカラストンビ部隊の規則。
司令「鎖…どうしようかな」
フウカ「近くにペンチとかがあればええんやろけど」
イイダ「無さそうですねぇ」
ヒメ「あぁぁ!もぅかったりぃなぁ!この鎖壊せるんじゃね?」
イイダ「センパイ、流石に無理ですよ」
司令「いや、いけるかもしれない」
直後。パキッと軽い音がした。
司令「ほら」
ヒメ「…それができんのオマエだけだかんな?」
ラン「私も出来そうだね〜ホラ」
ウツホ「バケモノじゃのぅ…」
完全にみんなの鎖を壊した。
そこで。
?「勝手に鎖を壊してもらっちゃぁ困るんだけどなぁ…」
さっきのリッターのボーイだ。
?「どうやって入ってきた」
ラン&司令(復活、しちゃったか)
ラン「そのまま永遠に眠ってもらっといても良かったんだけどね?入ってこれたのは、ビーコンのおかげだよ」
そう。あの時司令が飛ばしたドローンから、ランはビーコンを受け取っていたのだ。
ラン「マップも見れないような半人前に、私達の相手はできるかしらね?」
ランの声を合図に、バトルが始まった。
司令「ラン!アイドル達を避難させろ!」
ラン「任せて!」
そこに向くリッターの斜線を司令が塞ぐ。
ラン「みんな、司令にヘイトが向いている間に!」
一斉に駆け出す。
入口は司令がウルトラチャクチで入った時に壊されてる!
ラン「いけー!!」
アイドル達が外に出た。そのことを確認して、司令の元へ舞い戻る。
ラン「私のことも忘れないでよねっ!」
その瞬間、リッターにランのラクトの直撃が。もう1人に司令のシューターの弾が。同時に当たってーーーwipeout!
戦いが、終わりを迎える。
警察「イカポリスだ!誘拐事件の犯人を、逮捕する!」
ラン「タイミング、ばっちり。さすが!」
司令「さぁ、任せて俺らは戻るか」
ラン「そーですね!さぁ、シオカラキャンプへ!」
力強いスーパージャンプで、ランと司令はオルタナへ戻っていった。
---
〜後日談〜
オルタナに積まれた不自然な箱、箱、箱。実はあの後、お礼にと色々貰っていたのだ。
ラン「ふぁ〜この箱どうしよ。ま、しばらく放置でいいかな」
司令「…早く片付けてほしいんだが」
ラン「あ、そうだ。今日の夜、遂にグランドフェスが開催されるんですよね!司令も行きますか?」
司令「アタリメ司令と、店番するから行くぞ」
ラン「バトルは行かないんですか?」
司令「オレはみんなが楽しんでいるの見れたら、自分も楽しいから」
ラン「いい楽しみ方ですけど、オミコシは一緒に乗りたいので、だめです」
司令「じゃあ、行くか」
ラン「はい!司令!」
司令(楽しい夜になりそうだな)
---
完 グランドフェス&newカラストンビ部隊シリーズ
はい、どうでしたかね、このシリーズ…長らくお待たせした時もあったけれど、ようやく終わりです。
個人的にはかなりよく書けたと思ってます!
イカポリスはなんか勝手に考えた名前です笑
次はビッグランの短編を出す予定なので、お楽しみに!
それじゃあ、バイくま〜!