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目次
永遠の命を持つ世界で、呪いをかけられた少年の話。
わいわいと賑わうこの町。
この世界の果てには永遠の命を持つと言われる
人が住んでいる町があるんだ。
俺たちはそこに暮らしていてね、
その昔の話を聞かせてあげようか。
俺を救ってくれた彼の話も含めてね。
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「悠佑〜?そろそろ起きなさい?」
「もう起きてるよ〜!」
「あら、ならいいわ。」
俺は悠佑。母さんから教えてもらった料理の腕を活かして母さんたちが作っている林檎を
使ってアップルパイを作ったりしてよく
売りに行くんや
「きっと今日は少し寒いからあったかいパイが
売れるはずよな、、!!」
「悠佑はいつもやるきね」
「うん!食べてもらいたいんよ、俺が作ったパイを。だから、行ってくるね!」
そう言って俺は家を出る。いつもより少し誇らしげに、
「絶対今回は美味しくできたんやから!」
と。
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「今日はなんだか珍しく賑やかやな、、」
「まあ好都合やわ!」
「赤い実のパイはいかがですか〜?」
『そんな物、売ってもどうせ売れやしないさ』
『そうよ、誰も買おうとしないわ。』
なんで、、??自信作やのにッ、
みんなと何も、変わらんやん、、また、またか
今日も、声は届かなかった。
きっと俺は儚く消えてしまう泡なのだろう
色をつけようとしても透明になってしまう
だから皆俺のことを、知らないふりをしたんだろうか。それとも、ただ
俺が呪われているのかな。
「まってて、次こそ、買わせてみせるんやからね」
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「悠佑?寝なさいよ、、?体調を崩しちゃうわ」
「これが終わったら寝るよ。明日も売りに行くからね」
「わかったわ、気をつけてね」
「うん」
少しだけ、味見味見〜、、
うん今回も結構いい出来だと思う、、!!
これで明日こそ、、、!
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「パイはいかがですか〜!寒いから温かいパイ
は、いかがですか!」
『昨日の意味がわからなかったのか、?ボソ』
そう呟かれ、背中を勢いよく押されてしまい、
甘い香りの詰まった籠が落ちてしまう。
「あ、パイが、、っ?!」
「なんで、、平気な顔をして、パイを踏んでいくん、、?」
「、、酷いよ、」
俺は落ちてしまったパイを拾う。
目頭が熱くなってくる。
「っ、皆、俺が嫌いなの、?パイが嫌いなの、、?教えてよ」
そこにふと、黒いネイルをした少年の手が出てくる。少年は落ちて踏まれ、ぐしゃぐしゃになったパイを口に入れた。
「俺はすごいこのパイ好きだけどなぁ」
好き、、?このパイを好きと言ってくれたの?
俺はその一言で、心が満たされた。
「ありがッとぉ、」
「うわぁぁ?!泣かないでえぇ、、?
大丈夫、?」
ああ、俺は泣いてしまっていたんだ情けないなぁ、、でもねしょうがないんだ。
好きって言われたのが嬉しかったから、
褒められたから。俺は心から本当に嬉しかったんだ。ありがとう俺に色をくれた彼、ないこ
続きは書きます!
私はこのお借りした曲が大好きでしてね、、
それではまた次の投稿で。
ぐっぱいまる!