「ヴィリーの宝物」でのキャラ設定や物語設定をまとめたシリーズ。
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目次
(1) 設定
「1 ヴィリーについて」
ヴィリーとは、人外達が暮らす街・シエルにある一つの大きなお家の名前です。家を追い出された人、住む場所がない人、誰かと過ごしてみたい人…などなど、様々な理由を持った者が住んでいます。一応管理人は主人公。
何もかもをタダで住ませる訳には行かない為、毎月ある程度の家賃を払ってもらいます。家賃がどうしても払えない人は家事を手伝ったり、買い出しに行ったりとシェアハウスの一員らしい行いをしてもらいます。ですが、どうしても無理な特別な事情がない限り払うのが規則です。お金が足りないなどの理由で先延ばしにするのは無理なのでお気をつけを。
キッチンやお風呂などの共有スペースはいつでも自由に使って大丈夫です。騒音トラブルにならないようにさえ気をつけてくれれば、リビングや庭で何かするのもOK。
料理や買い出し、掃除洗濯などのシェアハウス内での仕事分担は、家賃を払えない人も含めて決めています。何人かずつ四つのグループに分けて、一週間ごとに交代でやっています。グループ内で誰が何をやるのかは毎週相談して決めてもいいですし、固定でも⚪︎。
「2 人間について」
存在自体はしますが、ヴィリーに住んでいる人外達は人間が実際に存在していることを知りません。完全に誰かが作った架空の存在だと思っています。外から帰ってきた者がいないから何にもわからない状態なのです。
人間の声は人外達の理性を壊してしまう。人間の声を聞いた人外は、目の前の人間を喰おうと襲いかかってしまうので注意するべし‥ということをヴィリーに住む者達は覚えていますが、これも架空の設定だろうと思っています。人間の肉は他の肉と比べ物にならないくらいとても美味しい‥というのも皆が知っている噂の一つ。どれが真実なのかは誰もわからないです。
「3 シエルについて」
人外達が住んでいる街です。人外差別がなく、どの種族でも関係なく仲良くしています。ほんわかしていていい雰囲気の街。花屋やカフェ、雑貨屋など人間の世界とほとんど変わらないお店があります。ですが、遊園地などのテーマパーク、コンビニはありません。
飛行を邪魔するような高い建物、池や海などの水辺をなくす建設、種族差別のような入場制限のある建物は禁止されています。飛んで移動する種族や水がなければ生きれない種族、差別思想により誰かが傷付く事を防ぐ為です。
なので基本的に人が住む建物は二階か三階建て(ヴィリーは三階建て)。湖は街の真ん中にあり、建物は年齢制限はあれど種族問わずに入れるようになっています。
まだまだ付け加えるかもです…💦
キャラ設定(1)
名前:クロワ・ソリテール
年齢:550
性別:男
性格:雑な時と真面目な時の差が酷い、何だかんだ言いつつ仲間思い、人の世話をするのが好き
種族:吸血鬼
種族説明:背中に黒の羽が生えていて空を自由に飛べる(自由に出したりしまったりできる)。夜行性で朝に弱い。日中は吸血鬼としての力が半分以下になり、本気で戦うことができなくなるが、夜は吸血鬼本来の力を発揮して戦うことができる。再生が追いつかない程の怪我を負うか、血が不足しない限りほぼ不老不死。
血を飲まなきゃ生きていけない。日に当たったら消滅してしまう。そんなどうにかできそうな欠点を補う為にクロワは血の代わりに代用できる物を探したり、燃えないような日焼け止めを作った。
身長:178cm
容姿: 黒髪のセミロング。若干毛先が巻かれた感じで耳下の一つ結び。前髪はシースルーバングっぽい。真っ赤な瞳で切れ長の二重目。機嫌が表情に出やすい。八重歯。外でも中でも白のワイシャツに黒のスキニーパンツ。寒ければ上に紺色のベストやらコートを着る。
仕事:シェアハウスの管理人
仕事説明:家賃回収を徹底したり、住民の意見を聞いて住みやすいシェアハウスにしようとしている。
好きな○○:料理、読書、夜、アンジュ、苺系の食べ物、何かを作ること(服とか家具とか)
苦手な○○:日の出ている時間、大事なモノを奪われること、家族、好きを否定されること
一人称:俺
二人称:君、名前呼び捨て
三人称:あの子、名前呼び捨て
サンプルセリフ:
「ちょっとぉ〜、好き嫌いは駄目だって言ってるでしょ?…何が駄目だった?次は食べて貰えるように工夫してみるねぇ。」
「どぉしたのアンジュ。何が気に入らなかった?服?髪?メイク?…なんでもないならよかったけどぉ…嫌だったらちゃんと言ってね?」
「シレーヌ…もうすぐ雨やむ予報なんだけど知らなかったぁ?ほら、雨やみそうになってるでしょうが!もぉ〜、また湖まで送ってくから早くお風呂場に行って!!」
「お洋服汚れちゃったねぇ。汚れ結構こびりついてるから落としたら服が傷みそうだし…しょうがないから、新しい服作ろうか?」
「ほらぁ〜、家賃回収日だぞ〜!払わない奴は一週間毎日掃除担当だからねぇ!この広い家を掃除したくなければ早くしなさいよぉ〜!」
主人公の呼び方:×
主人公への好感度:×
主人公への印象:×
他キャラの呼び方:
アンジュ・エスポワール → アンジュ
シレーヌ・アヴニール → シレーヌ
アディル・ロッド → アディル
ルラァ・キルアスタ → ルラァ
ペラス・フェール → ペラス
ミラー・アスポート → ミラー
リリアン・リュボーフィ → リリアン
セレノ・シュピーゲル → セレノ
ルクア・ヴィスモス → ルクア
レニィ・ローサ → レニィ
他キャラへの印象:
アンジュ・エスポワール↓
「大切な人。拾ってしまった以上無責任に死なすわけにはいかない。何があっても最後までそばにいる。」
シレーヌ・アヴニール↓
「ちょっと抜けてる友達。話すの楽しいし、何かと助けられてるから死なれたら困る。」
アディル・ロッド↓
「頭がテレビとか凄いよな。それで普通の番組とか見れたら面白いかも。」
ルラァ・キルアスタ↓
「影周期で見えなくなるのはいつまで経っても慣れないし焦る。アンジュとの距離が近いから人間だってその内バレそうで危険な奴。」
ペラス・フェール↓
「共感も否定もされないからこそ話しやすいこともあるよな。部屋でも物でも任したらすぐ綺麗にしてくれるからちょっと尊敬してる。」
ミラー・アスポート↓
「小さいし子供っぽくてなんか面白い。野菜嫌いなの死ぬまでにどうにかして克服させたい。」
リリアン・リュボーフィ↓
「なんでも愛せて素晴らしいよねぇ。モデルでスタイル良くて凄い。髪アレンジさせると喜んでくれるからついたまに任せちゃう。」
セレノ・シュピーゲル↓
「苦手でも頑張ってて凄い奴。料理任したらとんでもないのができるけど、逆にどうしたらあぁなるのか知りたい。」
ルクア・ヴィスモス↓
「魔法使えるのは凄いよなぁ。作曲とか俺にはさっぱりだから曲作れるのも凄い。」
レニィ・ローサ↓
「種族とかシレーヌみたいだけど、中身は全然違くて助かる。涙流してるのがデフォ感ある。」
なぜシェアハウスに住んでいるのか:
使用人達がクロワが家出した後に暮らす場所がないと、急ながら自分達が暮らしていた家をクロワに譲った。その家がヴィリー。
使用人の思いを素直に受け取って、この街のこの家で、使用人達のように皆で暮らす楽しさを知ろうと思ってシェアハウスにした。
シェアハウスの希望担当:いつでも料理希望だけど担当決めジャンケンで負けて大体掃除担当。たまに勝った時は誰よりも喜んで料理担当になる。
過去:
実家はシエルから離れた場所にある吸血鬼の国。そこの王族の次男で、長男ではないからか王としての仕事を分けられる事はなかったが、父から「常に恥ずかしくない行動をしなさい。」と言われて過ごしてきた。何かする度に「それはやめなさい。」と言われる生活に嫌気がさした頃、実家を出る決意を固めるような事が起こった。
ある日、クロワが幼い頃から興味を持っていた料理をやって、上手く出来たものを家族に食べてもらおうと料理を作った事を家族に話した。するとそれを聞いた家族は口を揃えて「まるで使用人みたい。貴族なんだからそんなことやらないで。」と言った。クロワはこの家は自分のやりたい事も自由にやれない家なんだという事を理解し、衝動のままに家を逃げ出した。クロワは権力を持つ身分を捨てて自由を選んだ。
家から逃げ出した後、昔から自分の面倒を見てくれていた使用人達が数人集まってクロワを遠くの街まで連れて行ってくれた。その街こそがシエル。シエルにある使用人達が暮らしていた家をクロワに渡し、その時にクロワの貴族としての人生が終わった。
その他:
・ジャンケンが弱い。
日によって勝率が変わるのではなくいつでも弱い。たまに勝てた日は周りの人が何人か疑うくらいには弱い。
・空を飛ぶのは面倒だし体力使うから出来る限り避けたいらしい。知り合いの頼みだったら嫌々言いながら一緒に飛んでくれる。
・料理は材料さえあればなんでも作れる。シェアハウスを受け継いでから時間を持て余して暇だった為、いろんなレシピを作って習得した。
・シレーヌが雨の中ヴィリーに来た時は、水を汲んだビニールプールにシレーヌを入れて、そのシレーヌが浸かっているビニールプールごと荷台に乗せて湖まで運んでいく。
・朝起きるのは苦手。けれどアンジュを待たせるわけにはいかないと、夜行性ながら朝に早起きしている。何ヶ月経っても慣れる事なく、朝はやっぱり辛いそう。
希望:
吸血鬼っていうと黒髪赤目なイメージなんですよね…🧐イメージが変なのか古いのか心配になりますね…。
キャラ設定(2)
名前:アンジュ・エスポワール
年齢:?
性別:?
性格:人思い、心配性
種族:人間
種族説明:我々と同じ。人外にとっては食べ物としても商品としても最高なモノとして知られている為、クロワと協力して周りには隠している。今のところボロを出さずに誰にもバレていない。
身長:165cm
容姿:金髪のミディアムヘアー。少しふんわりしていて柔らかい感じ。カーマイン色の瞳。丸目でハイライトが小さい。黒と赤のクラシカルロリータ。黒と金のコルセット付き。黒の薄めタイツ。赤の厚底サンダルを履いている。たまに赤のヒール。
仕事:×
仕事説明:×
好きな○○:読書、外の景色を眺める事、モコモコの人形(ゆるい熊とか兎とかの人形)、花
苦手な○○:急に近づかれる事
一人称:私
二人称:貴方、名前さん
三人称:あの人、名前さん
サンプルセリフ:
『美味しいご飯をありがとう。食べてばっかりで何も手伝えなくてごめんなさい。私にも出来る事があったら言ってね。』
『クロワさん、私は大丈夫よ。本を読んでいるから気にしないで行ってきて頂戴。』
『シレーヌさん、おはよう。今日は風が強いから、シレーヌさんが外に出たらすぐに肌が乾燥してしまうわ。気をつけてね。』
『もしも貴方と話せたら、きっと楽しいでしょうね。私も話してみたいと思っているわ。いつかきっと、いろんな話をしましょう。』
『お花に水をあげたいのだけど、ジョウロがどこにあるか知らない?昨日まで窓辺にあったのだけど、さっき見たら無くなっていたの。』
主人公の呼び方:クロワさん
主人公への好感度:90%
(残りの10%は若干恐怖心)
主人公への印象:
『いつでも私を一番に考えてくれる優しい方。貰ってばかりで恩返しができないから少し申し訳ない。』
他キャラの呼び方:
シレーヌ・アヴニール → シレーヌさん
アディル・ロッド → アディルさん
ルラァ・キルアスタ → ルラァさん
ペラス・フェール → ペラスさん
ミラー・アスポート → ミラーさん
リリアン・リュボーフィ → リリアンさん
セレノ・シュピーゲル → セレノさん
ルクア・ヴィスモス → ルクアさん
レニィ・ローサ → レニィさん
他キャラへの印象:
シレーヌ・アヴニール↓
『相談事を聞いてくれる優しい方。大雨だからと外を歩いてここに来るのは、怖いから少しやめてほしい。』
アディル・ロッド↓
『ニュース番組編集者ってよくわからないけれど、きっと凄い大変な仕事よね。毎日嫌にもならずにやれていて凄いと思うわ。』
ルラァ・キルアスタ↓
『よく話しかけてくれるからか、明るい印象のある方。夜行性なのに朝頑張って起きてくれるのはクロワさんと少し似ているかも。』
ペラス・フィール↓
『種族それぞれなのだし感情がないことを可哀想とは思わないけれど、私に感情籠った声を期待してくれていて少し申し訳ない気持ちになる。』
ミラー・アスポート↓
『図書館の管理で本を沢山知っているのかしら。もしおすすめの本とかがあればいくつか聞いてみたい。』
リリアン・リュボーフィ↓
『オッドアイがとても綺麗。モデルとして働いているのはカッコいいと思うわ。何でも愛してあげられるところも素敵ね。』
セレノ・シュピーゲル↓
『初めの頃は裁縫とか料理が苦手なのが少し意外だったわ。とても食べられる物とは思えない物を作るけれど、努力していて凄いと思う。』
ルクア・ヴィスモス↓
『私と同じような生活を送れたりしてるから同じかと思っていたけど、戦闘用に作られた存在なんですってね。今でもたまに驚いちゃう。』
レニィ・ローサ↓
『お花屋さんをやっていて素敵ね。お花を買いに行くといろんな花を教えてくれるし、素敵なお花をくれるから嬉しいわ。』
なぜシェアハウスに住んでいるのか:この街に来て住む場所に困っていた時、クロワに会って一緒に住むことになった。
シェアハウスの希望担当:掃除
過去:?(物語で後々語る予定)
その他:
・声が出せなくて会話でのコミュニケーションが取れない為、毎日クロワの作ったミニホワイトボードのような物に言葉を書いて、筆談で他の人とコミュニケーションを取っている。
・人間であるが、クロワの作った架空種族「シャローニュ」として暮らしている。声が出せなく、信用できる人が側にいないと死んでしまうと言った種族(らしい)。適当に作った架空種族の為、質問される度に設定が増える。矛盾はないように気をつけて回答しているが、聞かれた時に思いついた事を答えているせいでどんな設定だったか曖昧。
希望:
いろいろ伏せなきゃいけないことが多いキャラですね…。年齢を伏せた理由は、まだアンジュにしっくりくる年齢が思いつかないからです(
キャラ設定(3)
名前:シレーヌ・アヴニール
年齢:358
性別:男
性格:のんびり、人の気持ちを察しやすい、思い立ったら即行動
種族:|海月人《くらげびと》
種族説明:人の形をしているが、心臓や内臓がない。水に浸かっていないと乾いて死んでしまい、産まれてから死ぬまでを水の中で過ごす。
傷ができても血が流れることがなく、痛みも感じない。だが他のモノと会話をしたり、自分で考えて行動することができる。
外から見ると体は透けておらず触れることができるように見えるが、実際に触れようとしてみれば幽霊に触るように体をすり抜けてしまう。海月人から何かに触れることはできるが、何かから海月人に触れることはできない。
身長:170
容姿:スカイブルー色の腰までストレートロング。ターコイズブルー色の若干垂れ目。左向きのふんわり流し前髪。白の丈長めワンピース。裸足。
仕事:×
仕事説明:×
好きな○○:人と話すこと、雨、ゼリー
苦手な○○:晴れ、枯渇、電子機器
一人称:ボク
二人称:アナタ、名前ちゃん
三人称:アノコ、名前ちゃん
サンプルセリフ:
「こんにちわ〜、会いに来てくれたんですか?ちょうど暇なのでお話なら聞きますよ〜。」
「こんな時間に珍しいですね〜クロワ。まだお昼なのに外出してるとは、まさか吸血鬼やめたんですか?…あれ、いつもそうでしたっけ?」
「アンジュちゃんもこんにちわ〜。今日もクロワと一緒ですね〜。ねぇねぇ、毎日一緒にいて飽きないんですか?」
「ボクはここから出ていけませんから、他の場所に行ける方からお話を聞くのが好きなんです。たまにお土産をくれる方も大好きですよ〜。」
「雨なので歩いてきてあげました〜。…?そうですね、今雨止んだら死にますね。でも暇だったので会いに来ちゃいました〜。」
主人公の呼び方:クロワ
主人公への好感度:120%(友好的な好感度)
主人公への印象:
「いろんなことを話してくれるから好きです。アンジュちゃんへの愛が凄まじいですね〜。」
他キャラの呼び方:
アンジュ・エスポワール→アンジュちゃん
アディル・ロッド → アディル
ルラァ・キルアスタ → ルラァ
ペラス・フェール → ペラスちゃん
ミラー・アスポート → ミラーちゃん
リリアン・リュボーフィ → リリアン
セレノ・シュピーゲル → セレノちゃん
ルクア・ヴィスモス → ルクアちゃん
レニィ・ローサ → レニィ
他キャラへの印象:
アンジュ・エスポワール↓
「クロワに大事にされてる綺麗な子。お喋りできたらもっと楽しいんですけどね〜。」
アディル・ロッド↓
「テレビが壊れてはいけないからと水の近くでお喋りはできないようです。少し悲しいですね〜。」
ルラァ・キルアスタ↓
「レストランの料理人さんとは凄いですね〜。クロワみたいにご飯美味しいんでしょうか?」
ペラス・フェール↓
「湖の水が綺麗なのかと、すれ違うたびに聞かれます〜。ちゃんと綺麗だと思いますよ〜。」
ミラー・アスポート↓
「ゼリー好き一緒ですね〜。本を濡らしてはいけないので近寄るのを遠慮しています〜。」
リリアン・リュボーフィ↓
「ボクを綺麗だと褒めてくれるので嬉しいですけど、リリアンの方が綺麗だと思っていますよ〜。」
セレノ・シュピーゲル↓
「雨好き一緒ですね〜。大雨の日にはお散歩に誘ってくれたりするので楽しいです〜。」
ルクア・ヴィスモス↓
「ボクがお散歩していると少し怒られてしまいます。心配してくれてるんでしょうね〜。」
レニィ・ローサ↓
「ボクと似ていますね〜。雨だと水を吸収して泣いてしまうようで、少し焦りますね〜。」
なぜシェアハウスに住んでいるのか:×
シェアハウスの希望担当:×
過去:シエル生まれのシエル育ち。両親はシレーヌが産まれてすぐに起こった湖の水がなくなる事件のせいで亡くなっている。両親がいない為一人で何十年と生きて続け、湖に浸かってぼーっと過ごしていたが、そんな一人きりのシレーヌを見かねた街の人々がシレーヌに話しかけた。シレーヌは親の愛情に似たものを街の人々から貰い、その日から毎日誰かしらが湖に行ってシレーヌと話すのが街での決まりのようなものになった。
クロワがシェアハウスを受け継いだ当日の夜中、街を散歩していると街の真ん中にある大きな湖を発見した。湖に近づいて興味本位で手を突っ込むと、シレーヌがそれに気づいてクロワの腕を掴んで湖の底から上がってきた。驚いて腰を抜かしかけたクロワと「こんばんわ〜」とのんびり挨拶をするシレーヌ。誰かが見ていたならば不気味な光景だったであろう夜中の出来事。お互いの記憶から嫌でも消えない出会いになった。
その他:
・水で体が乾かない限り死ぬことはないので、大雨が降っていれば湖から出て外を歩くことができる。向かっている途中か帰っている途中に雨がやめば間違いなく死ぬ。だがシレーヌは「暇だったから」と言う理由だけでいつ止むかわからない雨の中散歩を始める。クロワには毎度「心臓に悪い」と言われる。
・飲食しなくても死ぬことはないので基本何も食べない。けれど誰かがお土産に食べ物を持ってきてくれたなら食べる。一番お気に入りの食べ物お土産はレモンのゼリー。
・「ね〜」「よ〜」など語尾を伸ばす喋り方をする。語尾を伸ばさないときは機嫌が悪い時。「そうですか、それは良かったですね。」など語尾を伸ばさない日は真剣に話を聞いてくれない。ゼリーがあれば機嫌を直してくれる。
・シェアハウス住みではなく街の中心にある湖住み。シエル住民の悩み相談なども聞いている。人々が気軽に話せたり相談できる存在。
希望:
小説書く時に他二人との喋り方の違いを出そうと思って語尾を伸ばしました。とにかく可愛い男の子にしたかった(