地味でダサく、クラスで集団イジメを受けている主人公の栗原りんと、りんのいるクラスに転校してきた二人の双子の秋山茜と秋山颯太。だがその後の授業で態度が一変し、りんの事をお嬢様扱いして屋上に呼び出された。その理由とは…!!
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目次
キャラ説明No.1
名前:栗原りん
性別:両性でもない
年齢:14歳(受験真っ只中)
生まれた年:2010年
誕生日:3/11
住んでる県:広島県
クラス:3-2
得意な科目:理系
苦手な科目:文系
性格:臆病で怖がり
家庭構成:父、母、妹
アレルギー:なし
好きな〇〇:歌う・ゲーム・ラムネ(ブドウ糖入)
嫌いな〇〇:親・妹・虐待・暴言
一人称:僕・うち
二人称:あなた
三人称:彼・彼女・君・君達
口調:タメ語・初めてあった人には敬語
家の環境:虐待されてる、バイトで追われている、家事全般やっている
見た目(転校生が来る前)
https://firealpaca.com/get/LlaUakH2
見た目(転校生が来たあと)
https://firealpaca.com/get/xCCqiQx9
キャラ紹介No.2
名前:秋山茜
性別:女
年齢:15歳(受験真っ只中)
生まれた年:2009年
誕生日:7/14
住んでる県:広島県に引っ越してきた
クラス:3-2
得意な科目:文系
苦手な科目:理系
性格:自信満々
家庭構成:父、母、双子の兄、執事
アレルギー:ほこり・エビ
好きな〇〇:お兄ちゃん、父、母、執事
嫌いな〇〇:いじめ・トマト
一人称:私
二人称:あなた・君
三人称:彼・彼女・君・君達
口調:タメ語・初めてあった人には敬語
家の環境:大富豪
見た目
https://firealpaca.com/get/IHXY6UVE
キャラ紹介No.3
名前:秋山颯太
性別:男
年齢:15歳(受験真っ只中)
生まれた年:2009年
誕生日:7/13
住んでる県:広島県に引っ越してきた
クラス:3-2
得意な科目:全部
苦手な科目:なし
性格:強がり
家庭構成:父、母、双子の妹、執事
アレルギー:ダニ・ホコリ・猫
好きな〇〇:執事・妹・父・母
嫌いな〇〇:虐待・暴言・りんの親
一人称:俺
二人称:お前
三人称:お前等・お前たち
口調:タメ語・初めてあった人には敬語
家の環境:大富豪
見た目(女に見えるが無視してくれ★)
https://firealpaca.com/get/vFDWzw2j
第一話
僕は栗原りん
いっつも辛いこと多めの僕
??「おいっ!ガンッ」
りん「ビクッ」
颯「おい、りん!!まだ女なのに男ぶってんの?w」
こいつが颯。いじめっ子のリーダー
颯「おいっ!ガンッ!聞こえてんのか?!」
りん「ガンッ痛っ…」
??「ガラガラガラ‥またやってるのか。颯」
こいつは山那。ヤマセンって呼ばれてる
颯「別に〜?ヤマセンには関係ないですよね〜?」
山那「…まだりんは男ぶってるのか。いい加減女になればどうだ」
颯「そうですよね!?ヤマセンもそう思いますよね!?」
山那「とにかく颯、まだ3年生になって半年だが、受験も控えてるんだ。早く帰って勉強しろ」
颯「チッは~い。じゃあな、男ぶってるぶりっ子のりん」
りん「‥ッ!」
颯「じゃあな!!!ヅカヅカヅカ」
りん「…ッ!」
ピリリリリリリ
りん「ん…?」
ピコンッ
りん「やっばぁ!!」
バイト…ヤバい!今から急いで帰らなきゃ!
りん「た、ただいま…」
母「ガンッ(りんに向けて物を投げる)どこ行ってたのよ!!妹がお腹空かしてるって言うのに貴方はどうでもいいの?!」
妹「(わざとらしく)ゲホゲホッゴホゴホッ」
父「おぉ、よしよし…最低なお姉ちゃんだな。(睨みつける)」
りん「…すぐ夜ご飯用意するねパパッ」
母「おかゆよおかゆ!!!あとまた出掛けるから、よろしく」
りん「…」
りん「あっバイトの時間…」
まだできてないけど…しょうがない。置いておこう
父「おいっ!!お前マダできてないのか?!」
妹「(わざとらしく)ゴホゴホッしんどいよぉ…」
りん「…ごめんなさい」
父「バイトを優先するのか?!可愛い妹より!!お前は最低だな!(りんの頬にビンタする)」
りん「…すみません、でも‥.!」
父「でもじゃあない!!早く作れ!!」
りん「…わ、わかりました…」
…できた
りん「妹、ほら。姉ちゃんはバイト行ってくるね」
妹「いらないっ!ガッシャーン」
りん「え…?」
妹「遅いしいらない!!!消えて!ウワァァァァーン」
父「どうした?!…またおまえかりん!!」
りん「違います、妹が…!」
父「パンッ妹のせいにするのか?!」
りん「…」
母「ねぇりん!!!あんたまた風呂が汚いじゃない!それに給食費、どうするつもり?!」
りん「バイト行ってきます…」
父「おい、おい!!ガシッ」
りん「痛っ…」
父「妹に言わなきゃならねぇことあるんじゃねぇのか?!そんなんもわかんねぇクズかお前は!!」
りん「…妹、ごめんね…」
妹「許さない!もう一生お姉ちゃんの顔見たくない!出てって!」
母「そうね、荷物まとめて出てってもらいましょう!」
父「おい!早く出ていく準備しろ!」
りん「…はい…」
荷物をまとめてこよ…
父「おい!スマホは置いていけよ!」
りん「えっ、なんで…」
父「そんなことしか言えねぇのか?!」
りん「…わかりました」
あぁーあ、遠くにいけなくなった…
りん「さようなら…」
母「あっ待って!貴方、産まれてきた価値ないんだから、毎月100万送ってきてよね!!」
りん「えっ、そんなお金は…」
母「学校に行けるだけありがたいでしょう!?それくらいしなさい!親孝行もできないの!?」
母「ハァ…パチンコ行ってくるわバタンッ」
りん「…さようなら」
妹「お姉ちゃん、もう一生顔も見たくないからバイバイ!◯んで来てね!」
りん「…」
この世界は、残酷だ
第二話
りん「…」
寝泊まりできると言えば…バイト先…
りん「お、遅れました…」
??「おい!お前スマホは?!」
あ、店長だ
りん「取り上げられました」
店長「マジか、それで…その大荷物は‥?」
りん「あぁ、家出しろって言われたので家出しました」
店長「そうか…取り敢えず、事務所で寝泊まりしな」
りん「ありがとうございます。ではすぐバイトに取り掛かりますね…」
我慢だ。ここにいさせて欲しいなんて、言えない…
りん「もう夜…寝よっと…」
事務所は寒いけど、しょうがない
りん「あぁ、朝…」
店長「どうだ、よく眠れたか?」
そうでもないけど…
りん「はい、よく眠れました」
店長「そうか、朝食はテーブルに置いたから食べてくれて構わん」
りん「はい!」
店長「お前の食事量じゃ、余るかも知れんが、余ったら食べておく。そこは心配するな」
りん「はーい」
モグモグ…あぁ、こんなにゆっくり食べれるご飯は久し振りだぁ…
りん「じゃあ店長、行ってきます」
さて、もう行くしかない…
りん「皆、おはy‥キャァッ」
颯「おいりん!お前いえ追い出されたんだってなぁ!ちょーウケるwなぁみんな!!」
皆「マジでウケるw」
りん「やめてっ!離してっ!!」
颯「そうだ、そういや今日双子が転校してくるんだってなぁ!逆らったらどうなるかわからせてやろう!」
皆「そうだね!颯君が正しいよね!」
みんな、頭がおかしい
山那「みんな席につけ〜!転校生紹介するぞ!!」
‥別に興味ないや
颯太「秋山颯太です!」
茜「秋山茜です!よろしくね★」
山那「じゃあ…りんの後ろに座ってくれ!」
りん「え?!私?!」
茜「わかりました!よろしくね、りんちゃん」
颯太「こんなやつだけど、よろしくな」
りん「よ、よろしく。茜ちゃんと颯太君」
茜「茜でいいよ!お嬢様!」
颯太「おい…!!」
りん「…え?」
なにかの聞き間違い…だよね?だよね?あってるよね?
颯太「ハァ‥今日の放課後、屋上集合な、話ある」
りん「えっ、う、うん…」
聞き間違いだと良いんだけど…
山那「はいじゃあ国語の授業始めるよ〜。教科書P?開いて。じゃあここを、、、りん」
りん「は、はい!」
りん「えーっと…(大きめな声で)〜〜〜…」
颯「聞こえねぇよ!!」
りん(もっと大きな声で)〜〜〜…」
颯「ガンッだから!!聞こえねぇっていってんだろ!!!!」
りん「ご、ごめん…今度練習しとくね、アハハ…」
茜たちに見られちゃった…いや、見せつけてるような…
茜「ガンッりん!来て!!」
りん「え?!え?!」
颯太「良いから来い!!!」
りん「えっちょっと?!」
…流れに乗せられるまま、来ちゃった…!
りん「ね、ねぇ!!授業は…?」
颯太「そんな物いらない」
茜「そうだよお嬢様!!」
りん「…え?」
茜「あ、ホントはね、りんはお嬢様で、私達のお姉ちゃん!!」
颯太「実は1歳の時、りん姉ちゃんが迷子になったのよ」
茜「そ!それで探してたけど誰かが誘拐してった…んだっけ?」
颯太「お前はいっつも記憶が曖昧だな…あってるけど…」
茜「もう!!颯太兄ちゃん!パパに言いつけるよ?!」
颯太「其れだけはマジでやめてって!!!今までそれで何回誤解されて怒られたか知らねぇだろ!!」
茜「何ぃ〜〜〜??!!」
颯太「やんのか??」
…眼の前での出来事が、本当なのであろうか
りん「あ、あの…」
茜「ブンッ何?りんお姉ちゃん!」
や、やっぱり茜は私に優しい…??
颯太「とにかく、帰るぞ」
りん「え?!荷物とかは?!」
私の鞄の中…あ‥推しのグッズ…!!!
りん「戻らなきゃ…!!」
颯太「おい待てよ!!茜」
茜「颯太兄ちゃんに指示されたくない!りんお姉ちゃん、待ってて!」
りん「えぇ…?」
待っててって言われても…
颯太「さて、帰るかヒョイッ」
りん「えぇ?!」
りん「そ、颯太君!!??」
颯太「は?こえーの??」
りん「そ、そりゃそうでしょ!!!」
颯太「ハァ…」
颯太「ほんとはここから飛び降りて、茜にキャッチしてもらったほうが安全なんだがな…」
りん「…あ、そう」
飛び降りるのが常識になってない?!
茜「あれ?やっぱり屋上に居た!!」
颯太「お前、時計の方に通知行ってるだろ…」
茜「あ!時計で思い出した!!はい、りんお姉ちゃん!!」
りん「えっと…なに、これ???」
茜「通信できるやつ!取り敢えずパパに電話かけよっかなぁ…」
茜はそう言って空中に指をポンポンとし始めた
りん「え、茜ちゃん…?空中に何してるの‥?」
颯太「あぁ、これ画面が浮かび上がってくるんだ。ほら、浮かび上がってくるだろ?」
りん「確かに」
茜「じゃあ帰ろっか!ヘリで!!」
りん「………え?」
茜「え?だからヘ・リ・で!」
りん「ちょ、ちょっと待ったぁ!!」
颯太「文句言わずに。ほらヒョイッ」
りん「えぇぇぇ〜〜〜?!」
茜「しゅっぱーつ!!!」
私、高所恐怖症なんですけど〜〜〜?!