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目次
日替わりお題1 製造
僕はある製造会社に勤めている。
でも、自分が何を作っているかわからない。
いつも同じ物を作ってコンベアに置く。
いつも同じ景色。
作っては置く。作っては置く。の繰り返し。
疲れたな。外に出てみる。
「は?」
集中しすぎて気づかなかったけど、戦争?
それより、これは?
これは、僕の製造会社で作ったネジ!
兵器に使われたのか。
僕は初めてこの世の物とは思えない悲しみを知った。
日替わりお題2 魔術
僕は魔術を教わっている。
ほうきで飛んだり、護身用で人を拘束する物など。
《《最初は。》》
日に日に、先生は黒い魔術を教えるようになった。
火を出したり、雷を落としたり。
《《それまではよかった。》》
人を落とし、呪い殺す物なども。
だから僕は逃げようとした。
透明化の魔法で。
でも先生は発光させ、僕の居場所を特定してきた。
僕は死んだ。
先生に殺された。
先生は泣いていた。
日替わりお題2 天才
僕は小さい頃から「天才」と、言われてきた。
いつもテストでは100点、英語も喋れる。絵も描ける。
いつも、「⚪︎⚪︎くん天才!」「⚪︎⚪︎さんはいつも天才ね。」などと言われる。
それに疲れたんだ。
僕は気づいた。
僕は、「天才」じゃなくて、「秀才」なのだと。
天才は、決められたところからはみ出して、自分の能力を引き出す。
僕は決められた範囲内で自分の能力を引き出す。
だから、僕は秀才って言える。
天才は、違う観点から見る。
秀才はまっすぐただそこを見る。
全く違う。
疲れた。
僕も、はみ出して斜め上から考えてみようかな。
日替わりお題 分裂
僕はスライム。
倒されると分裂する。
分裂して小さくなった僕をもう一回倒さなければならない。
めんどくさいでしょ。
でもね、そんなんだから体力もない、力もない。
一回人間界にこっそり|偵察《ていさつ》してみたらびっくり!
「スライム寿司」という看板が立っていた。
それを外から見てみると、生きている一回倒したスライムを、シャリという物に乗せて、食べるの!
なにこれ!
仲間たちが可哀想だ。
だから!僕は人間に立ち向かった。
そして、倒されて、今シャリの上って訳。
おかしいだろw