鬼滅の刃の世界に飛ばされた主人公!飛ばされる前にうる覚えで覚えている記憶は神との会話の一部、「あなたが異世界でキャラクター達を生還させる…そうしたらきっといいことがあります。あなたは風の呼吸から発生した雪の呼吸使いです。覚えておいてくださいね…これが刀です。この紐と一緒に腰に巻いて…後ろにあるドアをくぐって異世界に行きなさい…さぁ早く」
この部分しかわからない主人公なぜ自分が選ばれたのかもわからないまま神の言う通りに鬼滅キャラ全員(中心的なキャラ)を生還させるために柱になる…
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目次
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!1
初めてのシリーズ!わぁい!
序章 ことの始まり
私の名前は野崎 紫音(のざき しおん)。高校二年生!今日お母さんがパートでいないからコンビニに行こうと思います!コンビニ弁当ってなぜかお袋の味がするんだよね。(あなたからしたらお袋は今パートに出ているお母さんだろ!バカが)
テレンテレン あったー!
「う〜どれにしようかなぁ…」
コンビニ弁当って種類たくさんあるよねー。お陰で迷っちゃうよ。
「豚丼てんてこ弁当でいっか」
お茶は家にあるし、今日は嘘で早退したんだよね。けど『お母さんは迎えに来れないから自分で行けますか?』って普通は行けないよ。体調が悪いから早退したいーなのに自分で帰れる?ってさー。ま、勉強はめんどくさいし一人の方が気楽でいいからいいけどね。
「次の人ー」
「あ」
仲のいいおばさんだ!話し相手がいないのが一人でいることの欠点だよね。この欠点はボッチにはキツいんだよこれまた…。
「あらっ?紫音ちゃんじゃないのー!どうしたのー、まだ高校やってる時間でしょう?早退したの?」
「うん。早退した!けど、体調悪いなんて嘘だよ。学校は嘘をみ抜けてないよね。嘘発券機でもおけばいいと思っちゃうー」
「ありゃりゃー。仕方ないね。お母さんにはこのこと言わないであげるよ」
「それは助かる!そうじゃないとお母さんになんて言われるか溜まったもんじゃないよー!」
「そう思うんだったら真面目に授業をしてればいいのよ。嘘で早退なんて親が怒ること当たり前でしょ。あらやだっ詰まっちゃってる。はいこれっまた来てねー!」
「うん、またねー!」
タッタッタッ…ブウン↑、ブウン↓
「あ、信号赤になりかけてるっ急がなきゃ…」
ダダダ。 ギイィぃぃぃ
「へ?」
バンっ!
「…」
私は即死で死にました。気がついたら真っ白な空間にいて目の前に神様がいました。
「初めましてっ!僕は…神様、突然だけど君は不幸死をした。だから、君が憧れていた鬼滅の刃の世界に行って主なキャラクターの全員生還をしてもらいたいんだ!」
「いやそれ不幸死した人に言うことじゃなくね?」
「あっはは、確かに!ともかく!君には風の呼吸から発生した雪の呼吸を使ってもらうよ。はいこれ」
スッ
「わっ刀と紐…?」
「その紐で刀を腰の横につけて」
「えっと…こう?」
「そうそう!それでさ、君は羽織とか欲しい?」
「もちろんっ!」
「どんなのが欲しいかな?」
「うーん…雪の呼吸だから真っ白な羽織横に薄い水色をサーってなっているのがいい!」
「うーんと…」
スッ
「こんなんでいい?」
「す、すごい…私が想像してたのとまったく一緒だ」
「それじゃあそれ着て。行く準備が整ったら後ろにある扉から異世界に行ってね」
「⁉︎ いつの間に…」
ここを通ったら鬼滅の世界に……不死川さんに会えたらいいな…///
ガチャキィィバタン
「わっ⁉︎」
ヒュュウ ドッ!
「っ〜いっててぇ」
もう少し優しく降ろしてほしかったぁえっとここが鬼滅の世界?
第一章 第一話/胡蝶さんのお怒りモード
キョロキョロ…ガサガサ
「⁉︎ だ、誰かいるんですか…?」
「…」
返答なしってことは鬼ってことでいいんだよね…?
ビュンッ
「っ⁉︎」
「テメェ誰だ…なんでここにいる…」
「っ…」
速すぎて何も身動きできなかった…てか、この声って不死川さんっ⁉︎
「誰だってきぃてんだよ。答えろ」
「わ、私は…」
これなんて言うのが正解ー?どうすればいいんだろ
「私は鬼殺隊。雪の呼吸使いの野崎 紫音です。あ、あなたは?」
「…鬼殺隊風柱不死川 実弥…」
カチャンスゥカチャ ガクブルガクブル…刀首元から下ろしてくれたぁぁ
さっきまで首に刀当ててたからね…?ジンジンする…。
「っ…」
マジで痛い…血ぃ出てるし、どうしよ
「ついて来い」
「え、あーはいっ」
タッタッタッタッタッ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ジャリ…ジャリジャリ…
ここ…蝶屋敷…?蝶々いっぱい飛んでる…
コンコン
「胡蝶いるかぁ」
ガラガラ…
「どうしたんですか、不死川さん?」
「あぁこいつの首…直してやってくれ」
「えっ⁉︎あ、初めまして!不死川さんありがとうございます!」
「今一瞬困惑してませんでした…?」
「…気のせぇだろ」
「…」
「そうですか。不死川さんも一緒に来てください」
「なっ⁉︎俺はもう関係ねぇだろ⁉︎」
「一応です。さ、どうぞ」
「? お、お邪魔します…?」
「不死川さん!」
ビクッ
「⁉︎」
「この前の予防注射やってませんでしたよねぇ?」
「…」
ドッドッドッ… 凄い心臓の音聞こえる…嫌いなのかな?注射。
「きょ、今日はいいんじゃねぇかぁー?患者もいるしヨォ?」
「いいえ“今日”やりますよ。すいません、アオイー!」
タタタ…
「しのぶ様どうされましたか?」
「この人を治療室に連れて行ってあげておいてください。私は、不死川さんを連れていかなきゃなのでっ…」
ググググ…
「今日は!いいだろぉ?」
「ダメです。行きますよ」
「⁉︎⁉︎い、いい…」
「いいじゃないですよ!ほらっ」
グギギギギギ
「こちらです。ついてきて下さい」
テクテクテクテクテク…
「分かりました…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ここで待っていて下さい」
「はい」
…暇になったなぁ…なんかやることないかなぁ?暇すぎて仕方ない
ズルズル…ズルズル…
「ーーーーーだってんだろ!」
「ーーーですから、早くして下さい!」
「…」
胡蝶さんと不死川さんの話し声が聞こえる…多分胡蝶さんが不死川さんのこと引きずって連れてきてるのかな?ま、いいや
ズルズルズルズルズルズル…ズルズル…ガラガラ
「すいませーん💢待てせてしまって…不死川さん早く座って下さい」
「…」
「しらばっくれるのやめてもらっていいですか?」
「…」
「不死川さんー!いい加減にしてくださーい患者さんが待ってるんですー。この後薬の調合もしなきゃなので早くして下さい」
「…」
「…」
「…」
不死川さんはそうとう注射が嫌いなんだろう。こんなになるんだから、けどここにきた時点で不死川さんが注射を受けるのは決まってるんだよ?素直に言われた通りにやった方がみのためだ不死川さん
「…」
ニコニコニコニコニコ…
「⁉︎」
不味いぞ…胡蝶さんのニコニコがやばい方のニコニコになってきてる…⁉︎は、早く座るんだ不死川さん⁉︎私まで巻き込まれてしまうっ⁉︎
ー数十分後ー
うぅ…言っただろう…最悪だよ。あの後、胡蝶さんがブチギレて私まで巻き込まれました。あのエピソードは話したくない…。
「すいませんねー。あなたの方が優先なのに時間が経ってしまってー」
「いえ、予防は大事なのでしないとダメです!なので、胡蝶さんは無理にでも不死川さんにやらなければならなかったのであれが正しい判断だったと思います」
「!…そうですか。えっと、まずお名前を教えていただけますかー?」
「あ、はい!私の名前は野崎 紫音です。よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いしますね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの後首に塗り薬を塗ってもらって予備の方ももらった。『1週間一日も忘れずに塗り続ければそのうち治ります』っていってたので言う通りにしよう。あ、不死川さんはというと注射をされた方の手を押さえて世界の終わりだって言う顔をして自分の屋敷に帰って行きました!(w)
終わり
今回のは序章と第一章(第一話)!第二話は次回!お楽しみに〜!せーのおつ桜🌸!
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!2
ーあらすじー
現代で事故に合い死んでしまった紫音、神様が哀れに思い私が憧れていた世界“鬼滅の刃”の世界に行かせてくれることにー!私は早速刀と羽織を着て鬼滅の世界へ!すると、不死川さんに会いました…けど鬼と勘違いされ首に怪我をしてしまいましたので不死川さんが謝礼にと胡蝶さんのいる蝶屋敷に連れて行ってくれ、不死川さんが嫌いな予防注射をしてから治してもらいました。
第一章 第二話/お館様へご挨拶
あれから…とりあえずお館様の敷地内をウロウロしてしまっている。出口がわからない…
「おや…お客さんかねー?」
「あ、…」
そこには、顔の半分が紫色になっている人がいたーーー
「こんな所でどうしたんだい?」
「あ、えっとー」
ふわふわする…この人の声のせい?
「わ、私…」
私はなんとなくこの人に嘘をついちゃいけない気がして全てを偽りなく話した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…君は、外の世界から来たんだね」
「はい、信じてもらえないかもしれませんが…別の世界で私は死に神からこの世界の人を助けろ、と命じられたのです。私を信じて…もらえますか?」
ニコ
「私は信じるよ。私たちを助けるために来てくれたんだ、信じない人がいると思うかい?」
「! あ、ありがとうございます!」
「君はまだ、正式な鬼殺隊じゃないんだね?」
「はい。なので、最終選別を受けたいんです」
「そうかい、本当なら教え手を付けて自分を強化して最終選別を受けるんだけど…君の場合は発生した呼吸だから、教え手がいないね」
「はい…私は風から発生した新たな呼吸…ですので、まだ教え手がおりません。どうすれば良いでしょうか?」
「…君の強さなら、もう平気だと思うよ」
「えっ⁉︎わ、私の強さ⁉︎そ、そんな…滅相もございませんっ⁉︎」
「ううん…君なら平気だよ。行ってきなさい」
「! …っ、分かりました…必ずやこの紫音、お館様のご期待にお応えしてみせます!」
「うん」
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第一章 第三話/最終選別(上)
「うーんと…ここって藤襲山だよね…?」
「? この匂い…」
「あれ?この音…」 ズビ
「あの子…他のみんなと何か違う…」
「?」
な、なんか色んな人に見られてる気がする…って⁉︎あれって炭治郎!カナヲに善逸、玄弥もっ⁉︎て、ことは…ここって最終選別受けるシーン…?ってや、ば、く、ね? な、なにも私知らないよっ⁉︎呼吸の使い方もなんとなくだったしど、どうしよぉ💦
「皆さま 今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり外に出ることはできません」
「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が一年中 狂い咲いているからでございます」
「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。この七日間生き抜く」
「それが、最終選別の合格条件でございます。では、いってらっしゃいませ」
ザッ!
「あっ⁉︎」
不味い出遅れた!タッタッタッ!
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「ヒャヒェ!久方ぶりの人肉ダァ!」
「っ⁉︎」
「最近の鬼狩り希望者は弱い弱い…」
「あぁ?」
「うっ…⁉︎」
な、なにこの音っ⁉︎この鬼っ尋常じゃない強さだってこれっ⁉︎
ドバゴン…ドバッ
「おいおい、テメェこいつぁ俺の獲物だぁ他当たれヤァ!」
バッ! バゴンッ
「え…」
あ、あの小さい方の鬼は…? その鬼が飛ばされたと思う方を見ると…そこには、顔や体がぐちゃぐちゃになった哀れな鬼の像があった。
ヒュン
「? ッ⁉︎」
バゴッ み、身構えるのが遅くなったづ…
「なんだなんだ今回の鬼狩りは少しは相手になると思ったのにまた弱い…」
「ぁづ⁉︎」
ま、まず、いっ…は、早く!早く立てバカ!は、やく!
「っあぁっ⁉︎」
ダメだ…この足、もう骨が何箇所も折れ、てるっ⁉︎使い物にならないっ…⁉︎
シィィィィ…
「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」
ビュン!
「ん?」
「え?」
この技って…
「フガッ」
バタンッ やっぱり!善逸ってぇぇ⁉︎
「えっ!えっ?ぜ、善逸!じゃなくて…我妻さん⁉︎大丈夫ですか⁉︎」
「スピィ…スピィ…フガッ…ズビぃ…」
「…」
寝てるだけかぁ…よかったぁ!
「おい…今のはその黄色い頭のがやったのか…?」
「え、っとた、ぶんそうです?」
ニャア
「そいつを起こせ」
「えっ⁉︎あ、はいっ⁉︎」
バシバシ!
「お、起きて下さい!我妻さん!」
ベシッバシバシ‼︎
「うへぇ///ウヘヘ…お姉さーん♡」
「「…」」
寝言でこれはキツイ…(その時鬼は思った…コイツキモ。やっぱ、こいつと戦うのやめようか…と)
「フガッ!あ、あれっ?こ、ここって…さっきの場所じゃない?…ってヴァァァァァァァァァァァァァ⁉︎(きったない声)お、お、お、お、、おお、、おおにぃぃぃぃ⁉︎」
「…あ、あの…善s我妻さん…?」
「ふぇ?…女の子…」
チラッ(善逸がしっかり上を見た効果音)
「…あ、我妻さん?我妻さーん💢?」
「ウヘヘ…おっss」
べゴシック(善逸の顔面を殴る音)
「…」
ニコ☆
「あばばばばばぱばばばばばばばばばばば…うわぁあぁぁぁぁぁぁあ⁉︎」
あ
「あっ⁉︎おい!黄色い髪!俺と勝負しろっ!クソが…」
ダダダダタダダダダダダ!
「…善逸を犠牲にして助かった…」
“おいっ!俺との約束忘れてんじゃねぇだろうな‼︎”
「…?」
“あーダメねーこれ。推しにあっちゃってダメになってるわ”
「…」
なんか聞こえる…
終わり
今回長くなりました!2208文字言ったね。これからもよろしくお願いします!
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!3
ーあらすじー
黄別の世界に行って怪我を治療してもらった私、その後出口がわからず庭らしきところをウロウロしていたらお館様に会いました!そして紫音はそのふわふわした声を初めて聞くので催眠術にかけられたがようになってしまいーなんやかんやあり最終選別を受けていたー
あらすじダメだねー。練習しようかな…
第一章 第四話/最終選別(中)
「なんか聞こえる…」
なにこれ…嫌…頭に直接話しかけてるみたい…。
“実際そうだけどさー。なんか、約束忘れてない?”
約束?
“そ、そこに来る前のや、く、そ、く!”
んー… あ、
“それを破ったら君は地獄送りにするからね。いい?”
「ひえっ」
そ、そんなのやだ…すぐに善逸助けに行くから待ってぇー⁉︎
“…少しだけだよ?”
「分かった!分かったぁ⁉︎」
ピョン…
「善逸が行った方向は…」
あっちか! ぴょんぴょん…
「体が軽いから木々を飛び越えていける〜楽だ〜♪」
「いぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁあああぁあぁぁあ⁉︎」
「あっ⁉︎」
この声…善逸だ!急がなきゃ⁉︎
ヒュン、ぴょんぴょん…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おい…いつまで逃げるつもりだ…」
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァああああ⁉︎」
ダダタタダダダダダダタ!
「チッ おい止まれ」
「あぁあぁああぁあ」(きったねぇ声)
「うるせぇ⁉︎」
ビクゥ
「びぇ…」
もも、、も、も、も、も、もうダメダァジニダグナイィィ⁉︎
ヒュー
「雪の呼吸、弍の型。粉雪風吹(こなゆきふぶき)」
ヒュュウ ザンッ
「…やっぱ、こんなんじゃ無理だよね…」
「ささっさっきのおんにゃの子⁉︎」
「…せっかく見逃してやったのになぜ来た…」
「? なぜって…人って誰か守るためにいるからでしょ?」
「か、かっきょいい…」(かっこいい)
「…人間というものはなぜ自分の命を惜しまないのか…わからん、なにもわからん…」
「でしょうね。あなたは鬼で“元”人間だものね」
「っ…⁉︎そ、 するな…」
「…なに?」
「そ、の…話をするなぁぁ⁉︎」
ビュンバゴンッ
「びぇっ…づでおわぁぁぁあ⁉︎とととととととと、飛んでるゥゥゥゥゥ⁉︎」
「ちょっとうるさい!黙って!」
「あはい…」
ショボーン… ん…仕方ないじゃん、ほんとにうるさいんだもん…
「それで巻いたつもりか?」
「っー⁉︎」
バッ ヒュン…
第一章 第五話/最終選別(中)新しい呼吸⁉︎
「外した…?確かに避けれんようにしたはずだが…?」
ヒュゥィィ… …なぜ雪の呼吸以外が使えるんですか?私この呼吸知らないです。
“あーそれ?僕達が神柱にしたくて何個も呼吸が使えるようにしたんだよ”
「…」
余計なことすんなや…
“いーじゃあーん!ちなみに今咄嗟に君が使ったのは回避の呼吸!”
そのまんまじゃん…
“ま、気にしない気にしない。ほら、次くるよ”
「え?っ⁉︎」
ヒューゥゥゥ…
「回避の呼吸 壱の型…瞬足回避!」
ビュン⁉︎ はっやっ⁉︎
「…」
「あれ?我妻さん?ふぇ⁉︎我妻さん!」
“失神してるだけ!多分だけど女の子に抱かれてるからじゃない?wwww”
「笑うなやクソ野郎」
“ほいほい、次くるよ”
「ん⁉︎」
バコンッッ⁉︎⁉︎⁉︎
「ガハッ⁉︎」
ビチャビチャ…血…?たった一撃で…?う、そでしょー?
「やはり他人がいると人間は自分の身を守るのを疎か(おろそ)になる…そいつを今捨てればまだ生きれるぞ…?」
「ゲボッ…っ…そ、なこと…するわないじゃん…♪」
「…そうか…お前は少しやりがいがあると思っていたが…やはりその程度か…残念だよ…人間」
「! …お前は…私が生きたいと言って欲しかったのか…?」
「…鬼の私がそんなこと思うわけなかろう」
「本当か?本当にそれがお前の気持ちか?」
「…黙れ」
「ゲボ…本当に、人間を殺し、食い、強くなり生きたいのか…?」
「っ…う、うるさい!黙れ!黙れっ⁉︎」
「…お前は、じ、ぶんの気持ちに素直になれてないんだ…素直になればいいのに…」
「はっ…!」
これ、はなんだ…?誰だこいつらはっ⁉︎止めろ…止めてくれっ⁉︎これ以上は頭がおかしくなりそうっだ…⁉︎
「走馬灯だよ…お前だってかつては人間だったんだ…その、時の記憶だ…頭がおかしくなる?もうとっくにおかしくなっているじゃないかっ!鬼になってしまった時点でダメなんだよ!それを許した自分も!全てがダメなんだ!」
「や、やめてくれっ…う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁああぁぁあ⁉︎」
ヒュウウウウウウウウ…
「っ…記憶の呼吸…壱の型、走馬灯…(そうまとう)」
「な、なぜ…」
ポロ、ポロポロ…
「なぜ…涙が出るのだ…?私は、鬼になったことで家族を殺したというのに…なぜ…今更…感情などという面倒なものが出てくるんだ…」
「お前が、人だからだ…よ。けど…お前は、償え切れないほど罪を犯した…だか、ら…お前は、地獄に行ってもらう…」
ビュュュュュュュウ…
「神の呼吸、十壱の型…夢残酷戦・夢魔眠(むざんこくせん・ゆめますい)…」
スッ…ストンっ
「あぁ…私は…ありが、とう…」
「っ⁉︎」
…前世は…どれだけの罪を犯したか分かったんだ…
ギュ(鬼の手を握る音)
「どうか…どうかこの人が次に生まれ変わるときは…鬼になんてなりませんように…」
私は心の底から願って…願って、目を閉じた…バタン…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん…」
こ、こは…どこ…?確か、強い鬼の首を切って…それから…覚えてない。
「あ、起きたんだ。よかったぁ…」
「ん…うぅん…」
「俺が起きた時に血だらけで倒れてたからびっくりしちゃったよ…けど、よかった!」
「…善逸…」
「え?」
「あ、っ⁉︎じゃ、じゃなくて我妻さん?」
「え、あ、えっとそうだよ?」
「…竈門さん…知りません?」
そろそろ行かないと…最悪なことになっても炭治郎は生きてる。だけど、なんか胸騒ぎがする…
「か、竈門?俺はそんな人知らないよ?」
「あ、そっか…分かった!ありがとう…わ、たし行かなきゃ」
「へっ⁉︎その怪我で⁉︎ダメだよ!傷口が開いちゃう!」
「ううん…他の人たちを助けなきゃ…」
「え…」
「それじゃ!」
タッタッタッタッタッ…
「…お、俺も行く!ちょっと待ってぇぇぇぇ!お、置いてかないでぇぇ!」
「はぁ…」
ま、いいやこっちの方が善逸って感じで…さっきのは炭治郎よりだったから気まずかったんだよね…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第一章 第六話/最終選別(中)炭治郎、死⁉︎
ーいっぽう…炭治郎はー
「その後すぐ動きがガタガタになったからなぁフフフフフフフッ…手足を引きちぎってそれからぁ…」
「っ⁉︎」
ゴォウ…
「落ち着け炭治郎、呼吸が乱れている。もういいんだ、俺たちのことは!!」
ドガッ!ゴッ
(アイツがやられているうちに早く逃げよう…!!) ダッ
バキッ ビュン!
“兄ちゃん!”
「!」
バッ!ドド
ザンザンザンザンザンザンザン!
(いくら切っても少ししたらまた増える…‼︎ ん⁉︎土から変な匂いがする‼︎)
ババっ
(た、高い‼︎地中の手に気づかれ、仕留め損なった‼︎ でもな、空中ではこの攻撃を‼︎)
ボッ!
(躱せない‼︎)
グワっ ガツン‼︎
(避けられた、手は出し尽くしている。すぐには戻せない、狐の餓鬼は間合いの内側…でも俺の頸の守りは硬いから斬れない!アイツでも斬れなかった!)
(全集中・水の呼吸)
(俺の頸を斬り損ねたところで、頭を握りつぶしてやる。アイツと同じように!)
クン、ピン!
“やっぱり、炭治郎も負けるのかな?アイツの頸、硬いんだよね…”
“負けるかもしれないし勝つかもしれない ただそこには一つの事実があるのみー炭治郎は誰よりも大きな岩を斬った男だということ”
「ああああああ‼︎‼︎」
(壱の型、水面斬り!!!)
ザンッ!
(⁉︎ 不味いっ!このままでは俺が殺されるっ⁉︎)バッ!
(⁉︎ま、不味い。俺の刀は今手元にあるがこっちの手を斬ることができない⁉︎どうすればっ⁉︎)
ボコボコ…ボコッ!
「っ⁉︎」
終わり
今回二話よりも長くなりましたwなんか色々大変なことになってるw原作と全く異なってるところがありますがこの物語に合わせるためにそうしました!この小説だけで
「3303文字」って書いてるw結構頑張った!うん!そんじゃおつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!4
ーあらすじー
とても強い鬼に遭遇してしまったところに善逸が来て助太刀(すけだち)。鬼は倒したものの紫音は意識を失ってしまったー。 紫音が目を覚ますと性格が炭治郎のようになった優しい善逸が⁉︎紫音は深い傷を負ってしまっているが炭治郎の元へとゆく。
善逸は、性格が元に戻り紫音と共に原作の主人公である炭治郎の元へー!
一方炭治郎は、手鬼と激戦中。炭治郎が手鬼の首を切ろうとするが硬くて中々斬れぬ中手鬼はチャンスを見逃さず自らの手で炭治郎を錆兎と同じように殺そうと迫る…⁉︎
うん…下手だわ(あらすじ)。まじで練習しよw
第一章 第七話/最終選別(中)炭治郎救出!
「っ⁉︎」
ビュン!
(避けられないっ⁉︎)
「ヒュゥゥゥゥ…償いの呼吸、伍の型!償う身(つぐなうみ)‼︎」
ゴォウ!!
(あばばばばばばば⁉︎ななななな。何あれぇぇぇぇぇぇ⁉︎百叩きの刑じゃん⁉︎のあぉぉぉぉぉぉ⁉︎)
(な、なんだあの呼吸⁉︎まるで百叩きの刑だっ⁉︎あの子の一体何者なんだ⁉︎)
「な…なんだごればぁぁあぁぁあああぁ⁉︎いいだぃぃぃいいぃいぃぃぃぃ⁉︎」
「…そのまんまだよ。百叩きの刑って、知らない?それの刀バージョン…ってところ!あなた…鱗滝 左近次の弟子を何人殺した…?」
「うぐぁぁぁぁぁあいぁいぃぁぁあぁぁぁぁぁい⁉︎」
「答えろってんだよ。さっさとしろや、そこまで強くしてねぇだろぉが…何人殺したっ聞いてんだよっ‼︎」
(う、鱗滝さんのことを知ってる⁉︎本当にこの人はなんなんだっ⁉︎)
「うぐぅぅ…じ…ゅうざん…だ…」
「十三…その中に花柄の着物の女の子の鬼狩りと…珍しい毛色の男の子…宍色の髪をしていて、口に傷がある。鬼狩りはいるか…?」
「っ…づ⁉︎う、ぐっ…い、いる…」
「っ!…なぁ?鬼…鱗滝 左近次の弟子…一人殺し損ねてるぞ…?」
ニィ…
(さ、錆兎と真菰のことまでっ⁉︎もしかして鱗滝さんの元弟子だったのか…?それに、一人鱗滝さんの弟子が残ってるー!なんで、この人はそのことを知っているんだー?)
(あ、あの子…鬼と戦ってんのに笑ってるヨォぉぉぉ⁉︎ご、ごわひぃぃいい⁉︎)
「な!なんでだ!た、確かに狐の面をつけた餓鬼共は全員殺しているはずっ⁉︎」
「“狐の面をつけた餓鬼”…だろ?なら…そこの人はもう狐の面をつけていないじゃ無いか…。それに、あの人は“餓鬼”なんかじゃないぞ?どういうことなんだろうなぁ?」
「っ!だがっ!俺と初めにあった時は確かにつけていたっ!だからっ!…うぐっ⁉︎」
「喋るんじゃねぇよ…ギャーギャーピーピーうっせぇんだよ。次は本当に首きんぞ…?」
「っ⁉︎」
(な、なんなんだこの娘からでてくる嫌悪感はっ⁉︎俺が一体こいつに何をしたって言うんだっ!)
「? したじゃないか…この人のことを傷物にしたじゃ無いか…?あ?もしかして“俺はやってないー”とか言うんじゃねぇだろうな?あ?」
「っ⁉︎お。おれ…っは!」
「“俺は”…なんだ?言ってみろ…」
「俺は…」
(俺は… ?一体なんなんだ?俺は…なんだったんだ?何を言おうとしていたんだ…?)
「なぁ?わからないだろ…?いえないだろ…?自分は一体なんなんだ…なにをいおうとしたんだ…ってね…」
「おれ…は、、なにを…いおうと…?」
(鬼の様子がおかしい⁉︎一体何をっ⁉︎)
(鬼の音がおがじぃよぉぉおぉぉぉお⁉︎なになにごれぇぇぇぇ⁉︎)
「じゃあな。手鬼…」
ヒュュウ…
「癒やしの呼吸壱の型、安らぎ永寝(いやしのこきゅういちのかた、やすらぎえんみ)」
ボソッ サァァ…
「…~~~~~。…」
「? なんだ…?」
テクテク…
「…~~つない…~くれ……~~~、ちゃん…」
「…そうか…」
ソッ
「「?」」
ギュッ…
「「⁉︎⁉︎」」
「安らかに眠れ。手鬼…。助けてやれなくてごめんな…」
ボソボソ…
「えっ?…え、あの…?な、助け…?へっ?」
「この匂い…」
(悲しみの匂いと…悔しさの匂いがする…)
鬼狩りって…精神がキツいなぁ…。
私達はたった一晩だけだけど一緒にご飯を食べたり色々した!そして、仲間になった!イェイ!次の朝からは別行動にしよう。と言う話になったんだけど善逸の嫌々が激しいからどうしようーって炭治郎困ってたなぁ💦ふふ…
終わり
今回だいぶ短い小説になりましたー!今日すごい疲れてるからあんまかけなかったー😭悲しいなー…今回は「1513文字」!やっぱり少ないねー…
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!5
ーあらすじー
危機一髪のところで手鬼の攻撃から炭治郎の救出する紫音!あとから追いつくが手鬼がキモくて仕方がないので炭治郎や紫音、手鬼から十数m離れたこの後ろから見守る善逸
! 炭治郎は錆兎や真菰、鱗滝さんのことを知っているの紫音を不思議に思いながらもただただじっとするしかなかったー紫音と手鬼はしばらく話、手鬼の様子がおかしくなり紫音はすかさず鬼の首を斬る。それから紫音達は一夜だけだが一緒にいて、三人は仲良く(?)なった!
あらすじって難しい(´・ω・)どうやったら上手くできるんだろ?(_^_)「うーん」
第一章 第八話/最終選別(下)ついに最終選別が終わる⁉︎
第一章 第八話/最終選別(下)ついに最終選別が終わる⁉︎
「なぁ?」
「どうしたの?炭治郎?」
「ずっと気になってたんだが、紫音はどうして鱗滝さんや錆兎達を知ってるんだ?」
「えっ⁉︎」
「だって、さっきの鬼の時も錆兎の名前や鱗滝さんの名前を出してただろ?」
「あ、あぁ〜…」
どうしよう…漫画で知ったなんて通用しないし…ついつい主人公になりたくていっちゃったからなぁ…。本当にどうしよう。
「え、えっーとね?わ、私ーの!ずっとずーっと昔のぉ…ご、ご先祖さまが鱗滝さんに助けられていてぇえっとぉ。そのぉ?」(棒の棒)
「…」
(紫音ちゃん…嘘ついてる音がする…。なんか事情があるんだろうね。助けてあげよ…俺も助けられたことあったしね)
「紫音ちゃんが言いたいことっていうのは簡単に言うとこういうことだよね?
紫音ちゃんのご先祖さまが昔うろこだきっていう人に助けられたから先祖代々伝わってきてるんだよね?だから、その人の弟子が食われたり殺されたか聞いたってことなんでしょ?」
「えっ⁉︎あ!うんうん!そうだよそう〜!いやぁ!本当に助かったんだってぇ…あははぁ…」
「そうなのか!なら、今度鱗滝さんにお礼を言いに言わなきゃだな!いつか鱗滝さんのところにいってお礼を言いに行こう!」
「「⁉︎」」
「い!いいいいいいいいいい⁉︎大丈夫!鱗滝さんも気持ちだけでうれしいと思うからっ!」
「? そうかな?紫音がそういうならそうなんだろうね!」
「うんうん!」
「ふぅ…」
(あっぶねぇな炭治郎なんてこといってくれるんだよ!バカなの⁉︎世界一のバカなの⁉︎)
昨日の話では別行動の話だったが善逸がうるさかったので結局のところは最終選別が終わる一時間前には別行動にしよう。という話になった。別に私はいつでもいんだけどね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最終選別が始まってもう七日目…というかもう七日目を終えようとしているところだ。
炭治郎と善逸とはすでに分かれている。あと三十分で七日間生き残れる…最終選別の 合格条件達成だ‼︎やったぁー!
「うわぁぁぁぁぁ⁉︎だっ誰か助けてくれぇぇぇ⁉︎」
「…」
善逸でも炭治郎でもない。カナヲや玄弥でもないから助ける意味はないんだけど…流石に声聞いちゃったら助けないと胸糞悪いからなぁ……行くか
ババっ!ビュンビュンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「こ、こんな異能を持つ鬼はここに入れてないはずだぞ⁉︎どういうことなんだよぉ⁉︎」
「どこまで逃げ続ける虫よ。私くしは(わくし)お主を地獄から解放してやろうと言っているのだ…解放されたくないのか…?」
「うわぁぁぁぁああぁあぁあぁぁぁ⁉︎」
「…」
あれは、沼鬼と似たような感じの能力ってところが…ここに異能を持つ鬼は入れてないはずなんだけど…?ここで人を食っていったら覚えたってところかなぁ…めんど。
ヒュッ
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁあぁあぁぁあ⁉︎」
「解放してやろう」
ドブんっシュシュシュシュッ ボコッ
「⁉︎ し、死にたくないぃぃぃぃ⁉︎だれ…誰か助けてくれぇぇぇええ⁉︎」
「いいよ。助けてあげる」
「⁉︎」
「…」
ドボっシュシュ… ! 速い…
「おい…」
「何?私、そろそろ七日目だから下山の準備したいんだけど?」
「あ、あぁ…ぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁあぁああ⁉︎」
ダダダダダダダダダ‼︎‼︎
「おい…お前。どうやってここにきた…」
「? どうやってって…普通にきたんだよ…“普通”に、ね」
「普通にだと?私くし(わくし)自身が視認をするまで気すら感じ取れなかったんだ…
“普通”にではなかろう…話せ、嘘偽りなく…」
「はぁ?鬼に話す筋合い私にはない。さっさと立ち去れ鬼」
「…分かった」
「話が早いね!助かる!んじゃあね〜」
ドプン… この鬼…話が早いね。助かるんだけど…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー早朝ー
「お帰りなさいませ」
「おめでとうございます。ご無事で何よりです」
炭(⁉︎ たった五人…⁉︎二十人くらいいたのに、あの人もいない…
あの時俺が気絶なんてしたから…いなくなってしまった…助けられなかった…)
「…」
「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。ここで生き残っても結局死ぬわ俺」
「で?俺はこれからどうすりゃいい 刀は?」
「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます」
「階級は十段階ございます。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。
今現在皆様は一番下の癸てーございます」
「刀は?」
「本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。
さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます」
パンパン バサァ!“カァァァァ!”となく鴉
「…この子が鎹鴉…」
その子は全身顔から羽根まで全てが真っ白の鴉だった…メスだ。とっても大人しそうで可愛い…んで…善逸はチュン太郎だね?
「え?…鴉?これ…雀じゃね?ねえ!」
“チュン!”
「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます」
(カスガイガラス…)
バシッ!
“ギャアッ!”
「「「⁉︎」」」(善逸、炭治郎、紫音)
「どうでもいいんだよ鴉なんて‼︎」
ガッ!
「っ」
あーあぁ…玄弥〜…炭治郎!やっちゃってくれ☆
「刀だよ刀‼︎今すぐ刀をよこせ‼︎…鬼殺隊の刀ぁ“色変わりの刀”ぁ‼︎」
ガッ! あ、炭治郎もう限界か
(た、炭治郎⁉︎ななななな!なにしてんのっ⁉︎)
「この子から手を離せ‼︎離さないなら…折る‼︎‼︎」
「ああ?なんだテメェは!やってみろよボケカスガァ!」
ヒュウウ…ミシッ! おぉー!炭治郎よくやったー!
ギョッ⁉︎ (おぇぇぇぇえぇえ⁉︎なにあれぇぇぇぇ⁉︎折った⁉︎おった落としたよね今!おえぇえぇぇぇぇ⁉︎)
「⁉︎ ぐっ…」
「…お話はすみましたか?…では、あちらから刀を創る鋼を選んで下さいませ。鬼を滅殺し己の身を守る刀の鋼は御自身で(ごじしんで)選ぶのです」
「「「…」」」(炭治郎、玄弥、カナヲ)
「多分すぐ死にますよ俺は」
“チュン!”
「…」
さぁて…どれにするか…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・
「そうか…六人も生き残ったのかい。優秀だね」
子供達 けんし
「また私の剣士が増えた………どんな剣士になるのかな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これにするか…」
スッ
「⁉︎」
私は炭治郎とカナヲの次に鋼を選んだ。少しだけ周りと比べると小さいのがあったのでそれにした。何色の刀になるのかなぁ?ワクワクするなぁ!
終わり
はー!つかれたよぉう…けど妄想したりして書くこと自体は楽しいなぁ。
あ!ごめんなさい!ついつい疲れてありのままで書いちゃったみたい!///
さぁ次回は紫音の刀が届くよ!どんな色になるんだろうね?(実は作者も考え中)
黒とかすっごくかっこいいんだけどそれだと炭治郎とぶっちゃうし…あぁ!刀の形とか柄も考えなきゃじゃあん!あうぅ…大変だヨォ!考えとかなきゃ⁉︎どうしよ〜💦
とりあえず!おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!6
ーあらすじー
一夜を共に過ごした炭治郎一同は七日目の最終選別終了一時間前に各自で別行動するという約束でうるさかった善逸を納得させ、ギリギリまで共に行動する。炭治郎になぜ錆兎や鱗滝さんのことを知っているのか質問され紫音は焦り咄嗟に嘘をついてしまった。善逸は音で嘘だということを知り、焦っている紫音をカバー、それを聞いた炭治郎は匂いで紫音が嘘をついていることを察知。何か事情があると思いそれ以上問い詰めなかった。
七日目の最終選別終了一時間前、炭治郎一同は別行動をし始め紫音は藤襲山の頂上へ向かう、その途中で隠れていて“異能”を待つ鬼に見つかった他の鬼殺隊志望の男の助けを求める声がする。紫音は無意識にその男の声がする方へゆくー 男がいる場所へつくと鬼は紫音の威圧に押されてささくさと退散。助けられた男は礼も言わず立ち去った
早朝、最終選別で生き残った炭治郎、善逸、玄弥、カナヲ、紫音、(伊之助)は合格し、玄弥が揉め事を起こすも炭治郎が阻止、刀の元となる鋼を選び隊服の支給をされ下山するー
今回のあらすじは「445文字」w前回よりも多い…どうやれば百文字くらいで収まるかなぁ? 第二章 第九話/私の担当の刀鍛冶さん!
第二章 第九話/私の担当の刀鍛冶さん!
「ふんふんん〜♪」
「随分と楽しそうですね」
「だって!今日で十日たつんだよ!もしかしたら今日刀が届くかもしれないんだもん!」
「…あなた、もう自分の刀を持っているじゃないですか」
「いやぁあの刀、最後の最後に実は折れちゃったんだよね」
「はぁ⁉︎」
そう、私は最終選別の最後の最後ってところで鬼に襲われたんだよね。びっくりして変に技を使っちゃったから“バキッ”って音をたててぽろっとねー…
ん?蝶屋敷に何でいるの?それは…お館様が私が最終選別を受けている間に説明してしばらくいさせてあげてって言ってくれたから!ま、ともかく刀楽しみ〜!
シャン… 鈴の音が聞こえた。誰だろう?
「紫音さ〜ん!刀鍛冶の方がおいでになりましたよ!」
「本当!」
タッタッタッタッ!
「初めまして!届けてくれてありがとうございます!どうぞあがs」
「初めまして」
スッ(顔を上げる音)
⁉︎ き、狐のお面⁉︎
「こちらが刀でございます。野崎 紫音殿の刀をうたせてもらったのが私でございます」
「え?あ…」
鋼鐵塚さんと同じタイプだ…めんどくさいタイプの。
サラ…(刀に巻いてあるふろしきを取る音)
「これが日輪刀です」
「あの…とりあえず中には入って下さい…」
「私がうった刀です」
「あの…」
「日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は、太陽に一番近い山でとれるんです」
「いやあの…」
「“猩々緋砂鉄”、“猩々緋鉱石”。光を吸収する鉄です」
「風呂敷が汚れますよ?」
「陽光山は一年中陽が射している山です」
リン…リン
「曇らないし雨も降らないのです」
人の話を聞かない人だな…
「あ、あの!ちょっと!」
「ん?」
ザッ(立ち上がる音)
「ごめんなさい。刀のことになると口が勝手に喋ってしまうんです」
「いえ、その件はいいんです。とりあえず中に入りましょう」
「ありがとうございます」
ガラ…
「胡蝶さーん!空いている部屋、使わせてもらいまーす!」
「分かりましたー!お話は早めに終わらせて下さいねー!」
「はーい!早く上がりましょう!」
「あ、はい…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「それで…これが?」
「はい。これが紫音殿の刀です」
「…その“殿”っていうのやめてくれない?」
「ですが…」
「いいからやめて!」
「ぁ…はい。あの…早速刀を持ってくれませんか?」
「分かった!」
ガチャ。……ズズ…ズッ
「わぁ!」
「これは…」
(初めて見る色…沢山の鬼狩り様方に会いましたがこんな色は見たことありません…)
私が持った刀は青竹色になった。
「すっごく綺麗…」
緑でも黄緑もない綺麗な緑…
「こんな色、私見たことありません…」
「そうなんですか?」
「はい…紫音様は霞の呼吸類の鬼狩りなのですか?」
「ううん。私は雪の呼吸を使うよ?」
「そうなんですか…?」
(では、なぜこのような色に…)
「ま、考えても仕方ないし…そういえば名前、なんていうの?」
「私の名前ですか?」
「そ、」
「殺到 百柄です」
「百柄…よろしくね!」
「! よ、よろしくお願いします…//」
恥ずかしがってるの?変なのー。 こうして無事、刀は届き色が変わったのだ!
終わり
ふー…最近はネタが思いつかなくて仕方ないなぁ。今回は「1371文字」いったよー。
二千文字は行きたいんだけど…ま、仕方ないか!おつ桜🌸!
青竹色を知らない人は検索してね☆
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!7
ーあらすじー
最終選別合格十日後。紫音は蝶屋敷で一時的に預かられ、新しい刀の到着を楽しみにしていた。実は最終選別の最後の最後で刀を折ってしまったのだ⁉︎ 紫音専属の刀鍛冶が来る…その人は狐の面をした女。鋼鐵塚 蛍と一緒のタイプの人だった様できた瞬間自己紹介もせずその場で刀の説明などをし出した。色々あり話を終えた紫音、胡蝶 しのぶに一部屋借りる許可をもらうと早速狐の面をした女の人とその部屋へ行く。部屋に着くと少しだけ話をし、色変わりの刀…日輪刀を持つ、紫音が持った刀は“青竹色”へ変化していき…綺麗な青竹色に。不思議に思ったが、紫音は話が長くなると思い中断させる。そういえば…と、相手の名前を聞いていない事に気づくと早速狐の面の女の人に名前を聞くーその女の人の名前は「殺到 百柄(さっとう ゆがら)」。百柄は恥ずかしがる。なぜかわかっていない紫音は不思議に思うー
みんなお久しぶり〜、久しぶりにあらすじ書いたらすっごい長くなった…。 本編どぞ! 第二章 第十話/初任務!
第二章 第十話/初任務!
「はあ…」
「どうかしたんですか?」 バキバキ(おかきを食べる音だよ)
「ん?実はね………任務が来ないの…」
「え?」
「だからね?任務が来ないんだよ…雪鬼に聞いても『今は無いわ!』って言ってくるんだよ…」
「そ、そんなことあり得るんですか…?それが本当なら、鬼の出没が低下しているって言うことですが…」
「そうだよ。いい事なんだけど…こんなんじゃ柱になれないのー!」
「柱になるのを目標にしているんですか?」
「そ、けど…こんな調子で任務が来なかったら柱になるのなんて無理だよ…それどころか丁になるのすらも夢のまた夢…どーすればいいのだよぉー!」
「う〜ん…?それってかなりおかしいと思うんですよ」
「そーだよ!おかしいの!」
「…あの、そう言う意味ではなくて、鬼殺隊員に任務が一つも届かないのっておかしいを超えて異常なんですよ。しのぶ様に相談されては?」
「したいのはやまやまなんだけどね、胡蝶さん最近任務で忙しいみたいで…なかなか話せる機会がないんだ」
「うーん…さらにおかしくなってますね。しのぶ様には沢山の任務が来ているのに紫音さんには全く任務が来ない…やっぱりおかしいですね…」
「う〜、どうすればいいのさぁー!」
「うーん…」
「う〜〜…」
「…どうかしましたか?」
ビクッ
「しのぶ様!」
「こ、胡蝶さん⁉︎任務はどうしたんですか?」
「終わらせてきました。大量に任務が来るかわり、鬼自体は雑魚ばかりだったので」
「…」
「やっぱりしのぶ様はすごいですね!」
「そうですかね?私はあまりそうは思わないんですけど…」
…おかしくない?なんで五十個くらい任務が今朝来てたのに昼には終わってんの。怖い…怖いんだけど…?…あ!今聞くチャンスじゃん!
「あの、胡蝶さs」
「しのぶ様もおかき、食べますか?」
「ありがとうございます。気持ちだけ受け取っておきますね」
「…」
「先程なにか言いたそうでしたが、どうかされましたか?」
「い、いえ。たいした事じゃないんですけど…」
私は胡蝶さんに任務が全く来ないという話をした。そしたら…
『それは紫音さんが弱いからですね、きっと。紫音さんは“全集中・常中”を出来ますか?』
『いえ…そもそもなんですかそれって。全集中・常中ってどんなやつなんですか?』
『全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより、基礎体力が飛躍的に上がるんですよ』
『し、四六時中…。寝ている間もですよね?そんな事出来るもんなんですか…?』
『出来るんですよ。実際、柱は全員出来ています。私の継子であるカナヲも出来ています』
『⁉︎ 栗花落さんも出来ているんですか⁉︎』
『そうですよ』
という会話になった。カナヲってめちゃくちゃ早く全集中・常中出来てるじゃん…。
「任務ー!任務ー!」
「あら…もうそんな時間ですか?早いですね。それでは、紫音さんに任務が来る事を願っていますよ」
「もうですか…。ありがとうございます!」
「…」 ニコ
「…」
行っちゃった…時間が経つのって早いなー。
「…」
「⁉︎ 雪鬼⁉︎どうしたのー?」
「…」
「…?ど、どうしたの?」
「…」
「?? どうし…ど…」
「任務。任務。無限列車に乗り、炎柱・煉獄 杏寿郎と鬼を滅せよ」
「! オーケー!!」
私は脱いでいた羽織を着て、刀を腰にさし雪鬼が示す方向に向かって走った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第二章 第十一話/無限列車で鬼出現。だがそれは夢
「なんで…」
私は雪鬼の指示に従いここ(駅)に来て、驚いている。それは…
「? あ!紫音だ!善逸、紫音がいるぞ!」
「えっ⁉︎紫音ちゃんいんの!マジで⁉︎どこどこ!」
「善逸は耳がいいんだからわかるだろう?ほら…」
「猪突猛進ー!」
ドガッ
「嗚呼⁉︎何やってんの伊之助!」
「おい何をやっている! ⁉︎ か、刀を持ってるぞ!警官だ!警官を呼べ!」
「あっ⁉︎やばい!逃げるぞ!」
「嗚呼もう!めんどくさい!」
タッタッタッタッ
「はぁ…はぁ…」
「どうして…」
「俺たち鬼殺隊は政府公認の組織じゃないからな…堂々と刀持って歩けないんだよ。鬼がどうこう言ったって信じてもらえないの」
「そんな…頑張っているのに…」
「仕方ない事だよ。こういう都会では鬼とか出ないから住んでる人たちは鬼とかわかんないんだから、そんな話をしたら『おかしい』って笑われるだけ」
「そうそう。てか、お前が騒ぎ起こしたからこうなったんだろ!謝れよ!謝れ!」
「あいつはこの土地を統べる者だからな!眠ってる間に殺しとかないと俺たちに襲いかかってくるかもしんねぇだろ!」
「おまっ…馬鹿野郎!列車だってんの!わかる?れっーしゃー!」
「うっせぇ!俺は俺の思うままにするんだよ!」
「なんだと!」
ごちゃごちゃ
「…とにかく、刀は背中に隠しながら歩こう。そうじゃないとまたああなるから」
「ほら!伊之助、善逸背中に刀を隠すぞ」
「ん?あぁそういう事ね。分かった」
「俺はもう出来たぞ!」
テテーン!(刀は丸見えです)
「…」
「伊之助…」
「お前な!丸見えなんだよ!なんかはおっとけ!」
「…歩きにくいな…」
「仕方ないよ。そうしないと今みたいになるからさ俺も同じ」
「我慢なら人一倍できるんだ!きっと大丈夫だよ!」
「そうだね」
急に自慢してこなかった?
「うまい!!!!!!!!」(列車のなかから聞こえています)
「「「⁉︎」」」
「うまい!!!!!!!!!!!!」
「…」
スンスン…
「煉獄さん、列車の中にいる」
ピピーーー!
「あ、ヤバイヤバイもう発車する!」
「急ぐぞ、善逸!伊之助!紫音!」
「もろん」
「ひいぃぃぃ」
「がはは!俺様は山の王だ!そんぐらいわかるっつーの!」
ダダダダダダダダダ
シュシュシュシュシュ…
「もう無理だよ!間に合わない!」
「大丈夫だ!」
「大丈夫!これくらいいけるでしょ!」
バッ!バッ! カタッ…
「は⁉︎ なんでその距離飛んで行けんの⁉︎」
「! ムッキィ💢俺だっていけるっつーの!!」
ダダンっ
「はぁぁああ⁉︎」
「善逸!!」
「さっさとしやがれ紋逸!!」
「我妻さん!急いで!」
「むり“ぃぃぃぃいぃ!」
ダダダダダダダダダ! シューーーシュシュシュシュシュ…
「あぁぁぁぁぁ!」
ダンッ! パシッ
「はっ…はぁ…」
「よく頑張ったぞ善逸!」
「金逸よくやった!さすが俺の子分だ!」
「うん」
よしよし…
「えっ⁉︎ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと⁉︎紫音ちゃん⁉︎」
「よぉーく頑張った!よしよーし」
「ふぇ⁉︎」
「オイ!音色何やってんだよ!」
「音色なんて名前の人はここにはいません。“紫音”はいますけどね。ちなみに、よしよししているだけです」
「紫音、善逸がヤバい事になってるから手を離してやってくれ、口から泡を吹き出している」
「ブクブク…」
「え?あっ⁉︎善s我妻さん!ちょっと⁉︎ねぇねぇ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「女の子に頭を撫でられるなんて初めてだよ…」
「そうなのか?」
「そうなの?」
「んなもん関係ねぇ‼︎がはは!」
「嘴平さん静かにね」
「うるせぇ!」
「…💢 しー、ね?」
「…」 ホワホワ…
「! ホワホワさせんじゃねぇぞコラ!」
「?」
「う、ま、い!!!!!!!!!!」
「あ、煉獄さんだ!」
「え…?ただの食いしん坊じゃなくて…?」
「煉獄さんだぞ?善逸は音でわかるだろう?」
「うん、この派手な髪色と声は煉獄さんだね」
「うまい!うまい!」
「あのー、煉獄さんですか?」
「うまい!バッ …うまい!」
「うまいのは重々承知です。合同任務の方の…」
「うむ!君が紫音と言うのか!よろしくな、紫音少女!」
「よろしくお願いします。ちなみに、もう少女ではないと思うんですが…」
「…うむ!」
「『うむ!』じゃなくてですね…。それよりも、竈門さん何か聞くことがあったんじゃないんですか?」
「そうなんです。煉獄さん…」
「なんだ!」
「ヒノカミ神楽って知っていますか?」
「知らないな!」
「え”っ⁉︎」
「この話はこれで終わりだな!!」
「えっ⁉︎あ、あの!もうちょっとなんかこう…」
「君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは素晴らしい事だがヒノカミ神楽という言葉を俺は聞いたことがない!」
「そ、そんな…もう少し…」
「俺の継子になるといい!面倒を見てやろう!」
「待って下さい!そして、どこを見ているんですか!」
「…」
うるさい…そういえばアニメも漫画もこんな感じだったもんね…
ガタンガタン…
「切符…拝見します…」
「⁇ 何をするんですか?」
「切符を拝見するの」
「あ、そういえば俺ら切符持ってない…どうすんのおぉぉぉお⁉︎けけけけけ警官に捕まるよこれ⁉︎あぁぁぁぁ終わったぁァァァ⁉︎」
「はい、これ竈門さん。これを車掌さんに渡して。嘴平さんも」
「わぁ!ありがとう!切符です!」
「拝見しました…」
「んだこれ!なんでこんな紙っきれをあいつに渡さないとなんだ!俺様はそんなことしなくてもいいんだよ!わはは!」
「…いいから、ね?わ、た、し、て」
「…はい」
「コワイ…あれ?俺の分は?ねぇ!紫音ちゃん俺の分は⁉︎」
「…」
「オイ!これ渡せばいんだろ!おらよ!」
「…拝見いたしました…」
「これです。どうぞ」
「ありがとうございます…拝見いたしました…」
「ねぇ!俺のぶぅぅぅぅぅぅんはぁああぁ⁉︎」
「ないけど?」
嘘だけどね〜
「あぁぁあああぁあぁぁぁあ⁉︎俺の人生終わっだァァァァァァ⁉︎」
「っ〜⁉︎…うるさいよ!嘘だから嘘!あるから大丈夫!」
「ぁぁぁあぁぁああぁ」(汚い声です。ヤバいです)
「嗚呼もう!車掌さん、すいません。これ、そこの人の分です」
パチン
「拝見いたしました…」
「!?」
この音!
「キャァァ⁉︎」
「なんだこいつ⁉︎」
「ママー!うわあぁぁぁん」
「うわぁぁぁ⁉︎」
「車掌さん危険だ。下がって」
「グルル…」
「罪なき人を傷つける者は誰であろうと許さない!」
炎の呼吸 壱の型、不知火!
ゴオォォォ! ザンッ
「グ…ァ」
「! すげぇや煉獄の兄貴!おいらを弟子にしてくだせぇ!」
「俺も俺も〜」
「おいどんも!」
「うむ!みんな弟子にしてやろう!わはは!」
「…」
「? どうした紫音少女!」
「…」
「む?どうしたんだ!」
「…」
終わり
大正コソコソ噂話!
夢の中で共通の善逸と紫音!
善逸=出っ歯
紫音=無口&ぼーっとしている
紫音を作った作者から
紫音は前世ではだいぶ陰キャだったんだよ。学校にいるのが辛すぎて嘘をついてまで学校を抜け出したんだ。けど、鬼滅キャラ達に変な人っていう印象をして欲しくなかったから頑張って陽キャっぽくしているんだー!今ではそれが普通になってきて無理とかはしてないんだよ。紫音ちゃんよかったね!
はい!こんな感じで久しぶりに続きを書いたね。夏休みに入ってゆっくりしたいから宿題に専念してたらこんな長い間放置状態になってしまいました…(今も宿題は終わっていないです!はい!)これからも時間があれば書いたり読んだりしていきます!
追記
今回初めて出た大正コソコソ噂話はとある方からファンレターで質問が来たので書きました!内容↓↓↓↓
『このシリーズって無限列車編やりますか?やるのであれば夢の中での共通の紫音を教えてほしいです!』
ってね。確かになーって思ったから今回つけました〜。他の方も質問、こんな事やりますかー?などなど色々聞いてください!おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!8
ーあらすじー
日輪刀を受け取ってから五日後…全くもって任務が来ない事を不満を持つ紫音。胡蝶 しのぶに相談し、しのぶはこう言った『それは紫音さんが弱いからですね、きっと。紫音さんは“全集中・常中”を出来ますか?』と。紫音は何それと言葉を返す。説明を受け、しのぶはまた任務へ。そして紫音にも任務が来る!早速任務を行う場所へ、(ちょい飛ばし〜)炭治郎、善逸、伊之助、煉獄さんと合流。炭治郎は煉獄さんと話、他三人はぼーっとする。車掌さんに紫音がかまぼこ隊と自分分の切符を渡し鬼が出現する。煉獄さんが鬼を倒すと炭治郎達の様子がおかしくなる…。
お久しぶりに鬼滅紫音(現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!)を書いたね。
うん。
今回紫音の夢の中に入った子は女の子です。
第二章 第十二話/夢の中
第二章 第十二話/夢の中
「…」
あれ?ここって…あ、そっか。数学の授業中か…
キーンコーンカーンコーン……
「おー!ーおー、ーーえてーーかー?」
「ん?」
「あんな、“ん?”じゃないで。お前ずっと授業中寝てたやろ」
「ん〜…。わかんなーい」
「はぁ…わかんないじゃないで…。ま、ええけど。起きたのなら現実に戻れ」
「は?」
ヒュ
「?」
あれ?さっきまで|結衣夢《ゆいむ》と話してたんだけど…あれぇ?
「はい、この英文を…紫音さん、答えて下さい」
「ふぇ⁉︎あ!はい」
“get back to reality quickly”
「えっーと…早く現実に戻り…なさい?」
「そうね〜。分かったのなら、早く起きないと、ね?」
「え?」
何言ってるの?起きてるじゃん。結衣夢も先生もおかしいよ?
ガダッ
「わ⁉︎」
な、に?床が…⁉︎
ビュッ
「ぁ、な…にっ」
ドボンっ
「⁉︎ ゴボッ…」
水っ、何で⁉︎
バシャバシャッ
「っ…ゴボゴボ…」
息が…続かな、
ジャバァッ…
「はぁ、はぁ…っーはぁ…」
な、何か…掴まれるもの…
「!」
ザッ…
「ふぅぅぅ…すぅぅぅぅ、はぁぁぁぁぁ…」
深く吸って…はく…
「すぅぅ…はぁぁぁ…」
落ち着いてきた…けど…目が開かない。。。
ググ… (目を開けようとする音)
「いっ…」
正確に言うと開けようとは出来るのだが開けようとすると目が唐突に痛くなるのだ。
サラサラ…
「? 砂?」
「そやで」
「⁉︎ 結衣夢?」
「…目、痛いんか?」
「うん、開けようとすると凄い痛くなるの。てかここってどこ?」
「ここは、せやなぁ。何でもない…場所…?」
「ちょっと!ふざけないでよ。本当にここどこ?」
「…ふざけてないねん。ほんとに…何でもない場所や。てか…」
「?」
「目、開いてるやん」
「! 本当だ!いつの間に…」
「それより…はよもどりーや。『鬼殺隊 壬。野崎 紫音』」
「…?鬼殺…隊?」
「…」
「!」
そうだ。そうだ!ここは…、汽車の中だ!
「思い出した?」
「うん、思い出したよ。早く行かなきゃ…でもどうやって」
「今までの事思い出してみ?」
「え?う、うん…」
「不死川さんー!いい加減にしてくださーい患者さんが待…」「ウヘヘ…おっss」「…そうか…お前は少しやりが…」
「…クスッ」(笑う声
サァァ…
「っ!隊服、日輪刀!」
「…ニコ それじゃあ俺は行くで」
「えっちょっとま!」
フッ
「…」
いなくなっちゃった…。…
「覚醒の、条件…」
それは自害。自身の首を斬り夢の中で死ぬ事、だが夢の中とはいえ自分で自分を殺す事はそれ相応の精神力がなければならない。
「うん。やろう」
ザッ (座る音
かちゃ。
「スゥゥゥゥ…」
ざんっ
「っ”ぁぁああぁああぁぁあぁあぁぁぁ⁉︎」
ググ
「っーーーーーーー⁉︎」
早く!早く!起きろ!
「あ、ああぁああぁぁああ⁉︎」
目を、さませ!
---
「ああああああ‼︎‼︎」
「ム⁉︎」
シュババッ
「! 戻った!」
「ああああ‼︎!」
「ムー…」(小声
「‼︎」
バッ
「竈門さん!起きたんですね…!」
「紫音!」
「…。ムー…」
「「はっ」」
「禰󠄀豆子‼︎大丈夫か…⁉︎」
「多分だけど禰󠄀豆子さんの燃える血で縄が燃えて切れたんだと思うよ。竈門さんのおでこに何かぶつけた後があるから…起こそうとして禰󠄀豆子さんのおでことぶつけさせたんだろうね」
「すっごく詳しく教えてくれるな!それより煉獄さんや善逸達を起こさないと…」
バッ ガッ
「うん、そうだね…」
「…なんだろう。この縄、日輪刀で切っちゃいけない気がする…」
「切らない方がいい。切ったら…ともかくダメ」
「禰󠄀豆子!頼む、縄を燃やしてくれ‼︎」
ボッ ボッ
「善逸‼︎起きろ!」
「嘴平さん!起きて!」
「ムーーッ」
「よしよし、ごめんな。ありがとう」
カタ (すごく小さな音
「ダメだ二人共起きない…‼︎煉獄さ…」
ブン
「‼︎」
「竈門さん!」
「⁉︎」
「邪魔しないでよ。あんたたちが来たせいで、夢を見せてもらえないじゃない‼︎」
「‼︎」
ゆら
あの人達…確か|魘夢《えんむ》の手下…配下だっけ?なんかそういう系の人達だった気がする…。
「何してんのよあんた達‼︎起きたのなら加勢しなさいよ!|結核《けっかく》だかなんだか知らないけどちゃんと働かないなら|あの人《・・・》に言って夢を見せてもらえないようにするからね‼︎」
「‼︎」
「結核!」
病気だ。可哀想に…許せない、人の心につけ込んで!
少女にはもう害意がない。自身の“生きる”という苦しみから逃れるためなら何をしても、何を傷つけてさえ良いと思っていた、紫音の夢の中に……心の中に入ったことにより元の優しい少女に戻っていた。紫音の心の中は暖かく空気が澄みきっており心地が良くさらに白く光る小人のような者が存在している。これは紫音の優しさと___の化身である。白く光る小人は少女が精神の核を探しているのは察すると優しく手を引いて案内をしてくれた。光と暖かさの発生元である“精神の核”を前にして少女は何もできずにただ泣いていた。
(暖かい……お母さん…お父さん…。ここにずっと居たい…)
しかし紫音は自力で目覚めたので間もなく現実世界に引き戻される
(やだっ!嫌だ!!」
その際に他の小人より一回り小さな小人が少女の手を掴んで離さなかった。紫音の心の一部、白く光る小人は少女の心に在り…暗く、沈んでいた心を明るく暖かく、照らしてくれていた。
「「ごめん。俺・私は戦いに行かなきゃならないから」」
ドッドッドッ
「…」
「幸せな夢の中にいたいよね。わかるよ」
ズル… ドサ
「俺も夢の中にいたかった」
私も…夢の中にいたかったなあ…。結衣夢と久しぶりに喋りたい……喋りたかった…
「……」
「…」
あの子…私と繋がってた人かな?
「大丈夫?」
「っ…ぁの……」
「?」
「ありがと…う、ございました…。あなたの、お…お陰で変われました…!」
「!…私は、『ありがとう』なんて言われる筋合いないよ。変われたのは自分が頑張ったからだと思うし…私、行かなきゃ」
「…が…っ」
「大丈夫ですか?」
「……ありがとう。気をつけて」
「! はい。禰󠄀豆子‼︎」
ダッ タッ
「あ…。っ!頑張って下さい‼︎」
「!」
ピタ…
「…」
ス…ニコッ
「!!」
「紫音、急ごう!」
「うん」
タッタッタッタッタッタッタッ…
---
ガラ
「⁉︎ ぐっ…」
「竈門さん!大丈夫?」
「あ、あぁ…平気、だ…」
「…」
匂い…相当きついだろうな…私でも少しキツイ。
ゴォオ… バッバッ
「!」
ガッバッ
「紫音…来なくてよかったんだぞ?」
「ううん、人数は多ければ多いほどいいと思うから、禰󠄀豆子さん。禰󠄀豆子さんは汽車に乗ってる人達の安全を確保して下さい。お願いします」
「ム〜…?」
「禰󠄀豆子、大丈夫だ。俺からも頼む」
「ム〜……ム!」
「ありがとう。行こう!」
「うん!」
ゴォオオォ
「竈門さん」
「!」
ピタッ
「あれぇ起きたの。おはよう、まだ寝ててよかったのに」
ゴオォオ
魘夢。。。
終わり
〔大正コソコソ噂話〕
紫音が『匂い…相当きついだろうな…私でも少しキツイ。』こう言った理由は紫音が元々普通の子より鼻がいいからだよ!(炭治郎までじゃねぇけどなぁ((殴
お母さんがこっそり作っていた誕生日用のケーキも誕生日直前に紫音一人で全部食べちゃってお母さんカッンカンに怒って殴られちゃった事もあるみたい…。
ふー、やっと無限列車編中の中までいった〜…。きっついよぉ…
これからもこんな調子ですがよろしくお願いします!おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!9
……今回からあらすじなしにします。というかいいでしょうか…。本文を書く前にいつもあらすじを書く際に倒れてしまいます(?)なので、あらすじを無しにします!これからもよろしくお願いします。
第二章 第十三話/魘夢との対決 上
それではどうぞほっぺっへ!(は?ちなみに「本編へ」と言ってます。すいません。
第二章 第十三話/魘夢との対決
「せっかく良い夢を|見せてやっていた《・・・・・・・・・・・・・・・・》でしょう。お前らの家族、友人みんな惨殺する夢を見てることもできたんだよ?」
「…?」
「ッ…」
あいつ…あいつ!魘夢‼︎クソ…クソッ野郎‼︎人の心にずかずかと!
「今度は父親が生き返った夢を見せてやろうか」
「…ビキッ」
ズア
「「人の心の中に土足で踏み入れるな。俺・私はお前を許さない」」
「?……。!」
水の呼吸 拾ノ型 |生生流転《せいせいるてん》
|償いの呼吸《つぐないのこきゅう》 仁ノ型 生き地獄・毒串
血鬼術 |強制昏倒催眠の囁き《きょうせいこんとうさいみんのささやき》
「お眠りィィ」
「‼︎」
「チッ」
グラァ
「!」
「…」
「眠れぇえ」
「眠れぇえぇ」
「眠れぇえぇえ」
「眠れぇ」
「眠れえぇえええ‼︎」
(効かない。どうしてだ。いや、違う)
(コイツらは何度も術にかかっている。かかった瞬間にかかったことを認識し覚醒のための自決をしているのだ。夢の中だったとしても自決するということは自分で自分を殺すということは相当な胆力が要る。このガキ共はまともじゃない)
|魘夢《えんむ》が炭治郎達に見せたのは悪夢。紫音は夢の中で家族や友人達から責められていた。
“|何《なん》で死んだの?”
“私達が必死で勉強してる時に”
“何勝手に死んでんの?”
“自分だけ大っ嫌いな勉強から|逃れて《のがれて》楽しんで”
“次に我が社を継ぐのはお前だ、と何度も言っただろう。なぜ死んだ‼︎”
“…一緒に…じぃさんばぁさんになるまで生きてよう、って…約束しただろ…。裏切り者が”
「|結衣夢《ゆいむ》…?」
“もうお前なんかとつるまない。裏切り者”
“裏切り者”“裏切り者”“裏切り者”“裏切り者”“裏切り者”
「…」
この悪夢により紫音と炭治郎の怒りは頂点を超えていた。
「「言うはずが無いだろうそんなことを、俺・私の家族・結衣夢達が‼︎」」
「私の大切な人達を」
「俺の家族を」
(コイツ…)
「「侮辱するなァアァアアア‼︎‼︎」」
ドシュ ドスっ
「⁉︎」
「⁈」
手応えが…
「無さすぎる」
ぐらり
「|あの方《・・・・・・》が“柱”に加えて“耳飾りの君”…“可笑しな服の女”を殺せって言った気持ち、凄くよくわかったよ。ドクン 存在自体が何かこう、ドクン とにかく癪に触って来る感じ。ドクン」
(死なない⁉︎)
「なっ⁈」
「素敵だねその顔…ドクン そういう顔を見たかったんだよ。うふふふドクン」
頸を斬っても死なない…?そんなっ
「頸を斬ったのにどうして死なないのか教えて欲しいよね。いいよ、俺は今気分が高揚しているから」
まさか…そうだとするとかなり不味い状況だぞっ⁉︎
「そこの女の子は分かったみたいだね。単純なこと…うふふっ」
「不味い…」(ボソッ
「紫音…何か分かったのか」
「竈門さん…早く、早く乗客を守」
ガッ
「んっ⁉︎」
「紫音っ⁉︎」
「静かにねぇ|人《・・》が話してる時にお喋りはダメだよ?」
「っ…」
「…」
(分からない…なんでこの鬼は死なないんだ?どうして…)
「まだ分からない?いいよ、俺が説明をしてあげる…簡単、単純なことさ。|それ《・・・・》がもう本体じゃなくなっているいたからだよ。ドクン 今喋っている|これ《・・・・》もそうさ。頭の形をしているだけで頭じゃない。ドクン 君達がすやすや眠っている間に」
ゴォオォ
「俺はこの汽車と“|融合《ゆうごう》”した!」
「!」
「チッ」
不味い不味い不味い不味いぞ。だとしたら!
「この汽車全てが俺の血であり肉であり骨となった。うふふっその顔!いいねいいね、わかってきたかな?“つまり、この汽車の乗客二百人余りが俺の体を強化するたれの餌、そして人質。”ねぇ守りきれる?君達二人だけで。この汽車の端から端までうじゃうじゃとしている人間たち全てを…俺に“おあずけ”させられるかな?」
ダッ
「ふふふっ」
ビュン
「っ⁉︎」
不味い不味い…二人だけで守るのは竈門さんが二両、私が四両が限界。それ以上となると必ず誰か犠牲になる。
「煉獄さん善逸伊之助ーーっ寝ている場合じゃない‼︎起きてくれ頼む‼︎禰󠄀豆子ーーーッ‼︎眠っている人たちを守るんだ‼︎」
『オオオオ ウォオオオ!』
「‼︎」
「この声っ」
「ついて来やがれ子分共‼︎」
ドッキャ
「ウンガァアアア‼︎」
|爆裂覚醒《ばくれつかくせい》
「猪突 猛進。伊之助様の、お通りじゃアアア‼︎」
「嘴平さんっ‼︎」
終わり
〔大正コソコソ噂話〕
紫音「今回、質問が何件かあったのでご紹介(?)していきまぁす!」
『あーはいはい。そういえばねー』
紫音「物語書いてる本人が忘れてどうすんのっ!」
ベシッ
『いで…。んーと、何だっけ?』
「もう忘れたんかいっ‼︎」
『うーん…思い出せん。…て事で今日は終わりねー』
「え?ちょ」
お・わ・り!
「いやまてぇーい!」
『…』
テクテク
「帰るな帰るな!」
『ん?なんか用ー?あれ、終わりにしたんじゃなかったっけ?』
「貴方が勝手に終わらせようとしたんでしょ⁉︎」
『んーそうだっけ?』
「そう!」
『へぇ。んじゃ』
テクテク
「いやだから行くなって言っただろいい加減にしろや」
カチャ (お刀お抜きになられました
『すいませんそれだけは勘弁を』
「…分かればいいの!」
カチャン (お刀おしまいになられました
『えっーと質問だっけー?』
「そう、私と貴方の」
『俺んのもぉ』
「俺じゃないでしょいつも」
『まぁいつもは僕だけどさ。別にいいじゃん』
「あ、はいはい。それじゃ早速いってみよーぉう!」
⚠︎質問した方のお名前は出て来ません。
『“紫音ちゃんへの質問です。紫音ちゃんの推しって誰ですか?お話の中にあったらすいません…。〇〇”。だそうだよ。はよ』
「〇〇様ありがとうございます!鬼滅限定なら断然不死川実弥ですね。荒く言うと不死川兄弟です!限定しないなら…ohlplobeplylgplhlg…」
『あーちょっと暴走しそうなのでとめますねー』
み・せ・ら・れ・な・い・よ・!
「ムン」
『あーもう。刀頭にブッ刺された…あ、そうだ。主な推しでいいんじゃない?』
「…。不死川兄弟、○犬、て○と&ま○と、ゾンビマ○…」
『ちょいちょい』
「何?」
(お前さ、俺の推し言ってんだろ)
(貴方が言えって言いましたよね?)
「あ!すいませんっ!」
『?』(そういえば言った気が…するようなしないような…)
(とにかく貴方が言ったんですよ)
『あー、そういえば』
「気にしないで下さい。次です!“△△です。主さんの推しって誰ですか?気になりますっ”だそうです」
『んーっとねぇ。不死川兄弟、義勇、累、○犬、てるまひ…かな?』
「へー、そうなんだー。へー」(棒)
『棒読みになってんだよやめろや』
「いや以外だなーってさ、貴方だったら全キャラですけど。とかいいそうなんだもん」
『そんなやつなのね僕は』
「…今回長引いてしまったので終わりにします!」
『……んー…じゃ!』
「『まったねー!・なぁ…』」
お・わ・り!
今回長くなりました(主な原因は大正コソコソ噂話??なんだけどな?)
てことで皆さんに負担をかけないためにもすーぐーに…おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!10
第二章 第十四話/魘夢との対決 下
第二章 第十四話/魘夢との対決 下
「伊之助ーーッ、この汽車はもう安全な所が無い。眠っている人たちを守るんだ‼︎」
ゴォォオ
「この汽車全体が鬼になってる‼︎聞こえるか‼︎この汽車全体が鬼なんだー‼︎」
「‼︎」
ゴォオオォ
「やはりな…俺の読み通りだったわけだ。ズモモ… 俺が親分として申し分なかったというわけだ‼︎」
ー汽車内ー
ズズ ズズ
獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き‼︎!
「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ。|須らく《すべか》ひれ伏し‼︎崇め讃えよこの俺を‼︎伊之助様が通るぞォオ!」「ウオォオリャアア」
「!」
ギャ
ズズ…
「!」
ギャギャ ギュル
「⁉︎」
バッ
ミシィッ
「!…‼︎」
ギュル
「⁉︎」
ビキ ギュル
「…‼︎」
ギギ…ギギギ ミシ…。
「シィィィ…」
ドン
「…」
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・六連‼︎‼︎
ドドドドドド
「禰󠄀豆子ちゃんは、俺が守る」
「…!」
「守るっフガフガ。ンガッ プピー」
「…」
「うーん!うたた寝している間にこんな事態になっていようとは‼︎よもやよもやだ。柱として不甲斐なし‼︎穴があったら、入りたい‼︎」
ドン ガゴン ドッ
「いったぁ…」
「⁉︎」 (炭治郎
「竈門少年!紫音少女!」
「煉獄さん!」
「どうしてここに⁉︎」
「ここに来るまでにかなり細かく斬撃を入れて来たので鬼側も再生に時間がかかると思うが余裕はない‼︎手短に話す」
「…」
無視ですか煉獄さん。?
「この汽車は八両編成だ。俺は後方五両を守る!残りの三両は黄色い少年と竈門妹が守る。君達と猪頭少年はその三両の状態に注意しつつ鬼の頸を探せ」
「頸⁉︎でも今その鬼は」
ズイ
「どのような形になろうとも鬼である限り|急所《くび》はある‼︎俺は|急所《くび》を探りながら戦う。君も気合を入れろ」
「どんな形になったとしても頸はある。私達は頸があるはずの所に行く。気合を入れて」
ドン タッ (煉獄さんと紫音が自分の向かうところへ行く
「⁉︎…。ハッ」
「あれっ紫音さん?」
「上」
「ビクッ」
「おい権八郎早くしろ!」
「あ、分かった!」
---
「オォリャアア」
ギャギャン スタッ
「オオッシャアア。怪しいぜ怪しいぜこの辺りが特に‼︎」
スタ…
「気持ち悪い…」
「鬼の頸、鬼の急所オオ‼︎」
ギュア
「!」
水の呼吸
「陸」
|全《すべ》の呼吸 壱ノ|全《ぜん》潜り・そり
陸ノ型 ねずれ渦
「…」
(紫音さんが凄い…俺の微かな動きで何の型を使うか把握してお互いが斬り合わないように技を使ってる)
「…」(-_-)(イメージ)
(どういう顔なんだこれ)
スゥ
「っ!伊之助‼︎紫音さん‼︎この真下が鬼の頸だ‼︎」
「命令すんじゃねえ親分は俺だ‼︎」
「わかった」
「それくらい分かってる…私だって良い所見せてみたいのに…」(ボソ
ボソボソボソボソボソボソ…。
「お前何言ってんだだ気持ちわりいぞ」
「伊之助ーッ⁈」
「あ?」
「んだよ」
「…」
あーどうしよ思わず『あ?』とか言っちゃったどうしよこれマジで
「あー、えーと。真下ぁが!鬼の頸?」
「…そうです」
「…」
きっまっず。
|強制昏倒睡眠・眼《きょうせいこんとうすいみん・まなこ》
「血鬼」
「伊之助夢の中で自分の頸を斬れ!覚醒する‼︎」
ぐら…
ダンッ
大丈夫、ちゃん覚醒する。
「っ」
ぐらり
目を、閉じたまま!覚醒!
「フゥ…」
出来る、大丈夫。そのまま…。
ガギィ
「夢じゃねぇ‼︎現実だ‼︎!」
「‼︎」
バッ
「罠にかかるんじゃねぇよ‼︎つまらねぇ死に方すんな‼︎」
ザザン
「グワハハハ‼︎俺は山の主の皮を被ってるからな。恐ろしくて目ェ合わせらんねぇんだろ‼︎雑魚目玉共‼︎」
「…」
なに起こったのかしらないけど嘴平さんが助けたのかな?
「ハッ 伊之助‼︎」
「⁉︎」
「夢の邪魔をするな‼︎」
ドッ
パチ… (目を開ける
「ー!」
「‼︎…」
ドン
「大丈夫だ‼︎早く鬼の頸を斬らないと善逸たちがもたない。早く!」
「…」
「竈門さん…」
獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き‼︎
ヒノカミ神楽
ゴォ
「…頑張って」
汽車が横転する所にいって猗窩座に会う。
ガラ バッ (汽車の上に登る🚂↖️
ゴォォォオ
「そろそろ、だね」
ダンッ (汽車から降りる
ゴガァ
「ギャアアアア‼︎!」
第二章 第十五話/紫音
「…」
「…」
「誰だ貴様は」
「鬼殺隊癸。野崎 紫音」
「何をしにきた」
「お前を殺しに」
「そうか、死んでもらおう」
フッ
「…」
ガギィィン
「!」
「素晴らしい…」(ボソ
「は?」
「素晴らしい闘気!柱でなくともこの実力…」
「お前に褒められても嬉しくもない」
「お前ではない。猗窩座だ」
「ああそうか猗窩座、私はお前が嫌いだ。本当なら喋りたくない」
「喋っているだろう?お前も鬼になれ紫音。ともに戦おう!永遠に!」
「……」
「う」
「…」
「なろう」
「…そうか、そうか!なら俺の血を飲め。あの方に認めてもらえれば鬼となる!」
ギャ。ボタ… (腕を自分で切り落とす(猗窩座
ス…。 (紫音が猗窩座の腕をもらう音
「…」
鬼、人を、喰らい、強くなる。
「…ガブ」
「…そうきたか」
「ゴクン」
ドクンドクンドクン
「うっ…ぁっ…」
「しばらくは動けん」
フッ (猗窩座が消える音
「…ガァッ、アアアアア‼︎」
---
「紫音さん…っ、の声…?っ」
「紫音少女はどこだ?」
「分かりま…せん。俺たちと、一緒に…先頭車両にき…たはずですが…っ」
ドォン
「⁉︎」
ジャリ ドン
炎の呼吸 弍ノ型 昇り炎天
ダダン
「…」ドッドッドッ
ビチ
「いい刀だ」
「なぜ手負いの者から狙うのか理解できない」
「話の邪魔になると思った。俺とお前の」
「君と俺が何の話をする?初対面だが俺はすでにキミが嫌いだ」
「そうか、俺も弱い人間が大嫌いだ。弱者を見ると虫酸が走る」
「俺と君とでは物ごとの価値基準が違うようだ」
「そうか、では素晴らしい提案をしよう。“お前も鬼にならないか?”」
「ならない」
「見れば解る。お前の強さ、柱だな?その闘気、練り上げられている。|至高の領域に近い《・・・・・・・・・・・・・・・・》」
「俺は炎柱煉獄杏寿郎だ」
「俺は猗窩座。杏寿郎、なぜお前が|至高の領域《・・・・・・・・・・》に踏み入れないのか教えてやろう。人間だからだ。老いるからだ、死ぬからだ。鬼になろう杏寿郎。そうすれば百年でも二百年でも鍛錬し続けれる。強くなれる」
「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく、愛おしく、尊いのだ。強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない。侮辱するな。何度でも言おう。君と俺では価値基準が違う。俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない」
「そうか…」
術式展開 破壊殺・羅針
「鬼にならないなら殺す」
壱ノ型 不知火
ドォン
「今まで殺してきた柱たちに炎はいなかったな。そして俺の誘いに頷く者は“一人”しか居なかった」
(一人…だけ?)
「なぜだろうな?同じく武の道を極める者として理解しかねる。選ばれたものしか鬼にはなれないというのに、素晴らしき才能を持つ者が醜く衰えてゆく、俺はつらい。耐えられない。死んでくれ杏寿郎、若く、強いまま」
破壊殺・空式 肆ノ型 盛炎のうねり
ガガガ
「…」
ドン
「この素晴らしい反応速度!」
ドガガガガ
「この素晴らしい剣技も失われていくのだ杏寿郎、悲しくはないのか‼︎」
「誰もがそうだ。人間なら‼︎当然のことだ」
ジャリ
「動くな‼︎傷が開いたら致命傷になるぞ‼︎待機命令‼︎」
ビクッ
ギャヤ
「弱者に構うな杏寿郎‼︎全力を出せ。俺に集中しろ‼︎」
炎の呼吸 伍ノ型
「…!」
炎虎‼︎! 破壊殺・乱式‼︎!
「ハァハァハァハァ…」
「杏寿郎死ぬな」
「ハァ、ハァ」
「…」
ビリビリ…ビリ
「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄だったんだよ杏寿郎。お前が俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった。だがお前はどうだ。潰れた左目、砕けた肋骨、傷ついた内臓。もう取り返しがつかない。鬼であれば瞬きする間に治る。そんなもの鬼であればかすり傷だ。どう足掻いても人間では鬼に勝てない」
ゴォ
「俺は俺の責務を全うつる‼︎ここにいる者は誰も死なせない‼︎」
炎の呼吸 奥義
ビリビリ
「素晴らしい闘気だ…それ程傷を負いながらその気迫その精神力、ビリビリ 一部の隙もない構え…やはりお前は鬼になれ杏寿郎!俺と永遠に戦い続けよう‼︎」
術式展開 破壊殺・滅式 玖ノ型・煉獄
ドドォン!!!!!!
「……‼︎」
ゴォ
「紫音…少女……?」
「何をしている紫音」
「…」
「く…」
「なんとなく、杏寿郎?…さんが死ぬのが嫌だったから…」
「何を言っているか分からない」
ババッ
「僕も…貴方が言ってる意味が分からなかった」
「しお…さん?」
「怪我…」
「!」
(鬼の匂い…!どうして紫音さんからっ⁉︎)
バッ (怪我をしたところを隠す
フッ
「⁉︎」
「鋭い何かで腹部を刺されてる…?少し押すよ?」
グ
「っー⁈」
「深い…けど出血はしてない?呼吸で止血した?」
「…」
「…無視しないでよ」
チョン (お腹を(紫音的には)軽く押す
「っ⁉︎かっ…」
「竈門少年‼︎」
炎の呼吸 参ノ型 |気炎万象《きえんばんじょう》‼︎
「…」
「⁉︎」
(刀を手の平でー)
「やめてよ。それに怪我してる…」
___の呼吸 ____ノ型 ____・広範囲
ブワッ
「草…?」
(さっきまでただの土だったのに…。それに…)
「傷…治った…?」
「え、ぁ…」
終わり。
今回ちょっと長くなったのでキリが悪いところで終わりにしました。
紫音鬼化してるねー。おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終章 壱
最終章 壱
今回の始まりわけわからないです(自分もわからない)
最終章 壱
あれから…何日経っただろうなぁ。
“上弦の零 紫音”はそう思ったのだ。
ベベンベン
「…」
ヒューーー (落ちてる
ベン
「…お久!鳴女ちゃん」
「お久しぶりでございます。紫音殿」
「…そういえば猗窩座達はー?」
「もういらっしゃいます」
「やぁやぁ、久しぶりだねー。会うの」
ニコニコ
「だね〜。“童磨”〜」
ベン
「久しいな紫音」
「猗窩座ー、そういえばあの時以来会えなかったもんねー。会議も鬼殺隊と遭遇しちゃって来れなかったしー。僕もだけど」
「あぁ、最近を運がないものだ」
「あっははー!」
「おいおい猗窩座殿〜俺には何かないのかい?」
「視界に入るな」
「酷いな〜」
「黒死牟もこっち来なよ!」
「!」
「居たんだ!」(ボソ
「紫音の…次に来た…」
「うんうん」
「そうだったんだ!」
ベン
「獪岳ー!」
「お久しぶりでございます。紫音殿」
「あのさぁその“殿”ってせめてやめてくれない?」
「やめません」
「ふぇぇ…」
「…半天狗も玉壺も…堕姫ちゃんも、妓夫太郎も…やっぱり居なくなっちゃったんだもんね」
「うん、俺は悲しいよ…友人がいなくなってしまって…」
「ちゃんと感情込めてないね」
「酷くない?」
「無惨様がおいでになります」
ベベンベンベン
「お久しぶり、無惨さま」
「久しいな、紫音」
「何の会議をするの?」
「「「「…」」」」
「今日から十日後、産屋敷へ行く」
「誰か護衛をおつけになられるのですか?」
「いや、私一人で行く」
「「「「⁉︎」」」」
「そうなんですか?」
「あぁ」
「誰か一人でも…護衛をつけた方がよろしいかと…」
「いい」
「お命に関わるかもしれません。一人だけでも…」
「いいといっている」
「ですが!」
「獪岳、ダメ」
「…ッ」
「お前らは普段通りにしていろ。待っていれば鬼殺隊共は来る」
「…」
煉獄…さん…。元気…かな?それと…宇髄さんも…堕姫兄妹のせいで目がダメになったもんね。けど…腕は無事だしまだ鬼殺隊やってるか。
「解散」
「…」
テクテク
「紫音はここにいろ」
「なんで?」
「お前、妓夫太郎達を邪魔したそうだな」
「…」
「柱がいたんだぞ」
「…」
「あそこで殺しておけば今が楽だった」
「…」
「黙っていないで何か言ったらどうだ」
「…」
「…」
「の?」
「…」
「ダメなの?人間を生かしてちゃ」
「ダメだ」
「なんで?人間はいい人がたくさんいるよ?」
「私を侮辱する」
「炭治郎、いい人だよ」
「私を殺そうとしている」
「それは炭治郎の家族を無惨さまが殺したから、妹を鬼にしたから。ほかのひとたちを傷つけたから」
「鬼を増やすためだ」
「増やして?それからどうするの?」
「太陽を克服する鬼を作る」
「そうだね。無惨さまは太陽だけがダメだもんね」
「! お前」
「けど、無惨よりは下の私は克服した」
「…」
「なんで喰わないの?私を喰えば克服できるかもだよ?」
「…気に入っているからな」
「お気に入り?」
「…」
「お気に入りなら好きにさせて」
「鳴女ちゃん飛ばして」
「分かりました」
ベンベン
「それじゃ」
ヒュン
ー十日後ー
「…」
そろそろだ…。お館様、お助けできず申し訳ございません。無惨がいる、仕方がございません。
ド ン
「始まった…まず、童磨の所…」
タッタッタッタッ…。
「できるものなら 竈門、炭治郎!」(遠いので小さい音
「無惨様の…声」
もう決戦は始まった…。私は鬼だから、鬼殺隊は殺そうとする。
---
「童磨〜」
「ん?紫音か!もう始まったのにここに来ていいの?」
「…また食べてるの?」
「鬼だからふぇ」(ヒトタベテル
「た、助けて…‼︎」
「…」
「しー」
「…」
カタ…
ボリボリ…
「ん?あれぇ来たの?グルリ わあ女の子だね!」
(上弦が…二人⁈)
「若くて美味しそうだなあ。後で鳴女ちゃんにありがとうって言わなくちゃ」
「…」
クルッ (紫音が胡蝶の方を向く
「ッ⁉︎紫音、さん⁈」
「…ありがとう、首の怪我を治してくれて…」 (第一話詳細
「…」
「知り合いかい?」
「うん」
「やあやあ初めまして。俺は紫音ちゃんの親友の、童磨。いい夜だねぇ」
「た…たす、助けて。助けて…‼︎」
「しーー!今話してるだろうに…」
シュヤ“ッ
トッ
「大丈夫ですか?」
「わあ!速いねぇ。柱なのかな?」
「はっ…はっ…」
ゴフッ ドシャ
「…」
「あ、大丈夫!そこにそのまま置いておいて。よいしょ、後でちゃんと食べるから」
「童磨…私の前では」
「ごめんよ。けど、今は仕方ないだろ?」
ジャッ
「俺は“万世極楽教”の教祖なんだ。信者の皆と幸せになるのが俺の務め。その子も残さず綺麗に食べるよ」
「………皆の幸せ?惚けたことを、この人は嫌がって助けを求めていた」
「だから救ってあげただろ?その子はもう苦しくないししらくもないし、怯えることもない。誰もが皆死ぬのを怖がるから、だから俺が|喰べてあげる《・・・・・・・・・・・・》。俺と共に生きていくんだ。永遠の時を、俺は信者たちの想いを血を、肉を、しっかり受け止めて救済し高みへと導いている」
「正気とは思えませんね。貴方頭大丈夫ですか?本当に吐き気がする」
「えーーっ、初対面なのに随分刺々しいなあ。あっそうか、可哀想に。何かつらいことがあったんだね…聞いてあげよう話してごらん」
「つらいも何もあるか。私の姉を殺したのはお前だな?この羽織に見覚えはないか」
「ん?…ああ!花の呼吸を使っていた女の子かな?優しくて可愛かったなあ。朝日が昇って喰べ損ねた子だよ。覚えてる。ちゃんと喰べてあげたかっ…」
「た“」
ズッ
蟲の呼吸 蜂牙ノ舞 “真靡き”
ブシッ
「凄い突きだね。手で止められなかった」
血鬼術 |蓮葉氷《はすはごおり》
パキパキ
「っ」
「うーんパキパキ 速いねぇ速いねぇ。だけど不憫だなあ。ペチペチ 突き技じゃあ鬼は殺せない。頸だよ。やっぱり頸を斬らなきゃ」
「突きでは殺せませんが毒ならどうです?」
バチン、キリキリ
「?」
ドクン
「ぐっ」
「…」
「諸刃の剣…」
ドッ
「ガハッ」
ビシャァ
「これは…累君の山で使った毒より強力だね」
「!」
「調合を…鬼ごとに変えていると、あの方も仰っていたなあ…」
「ゲホッ、グッ」
「…」
毒の分解が出来てる…童磨も強くなったなあ。
「あれぇ?毒、分解出来ちゃったみたいだなあ。ごめんねえ。せっかく使ってくれたのに。その刀、鞘にしまう時の音が独特だね。そこで毒の調合を変えてるのかな?」
「…」
私も、死ぬのかな?あの毒を喰らったら。
「うわーーーっ楽しい‼︎毒を喰らうのって面白いね。癖になりそう!次の調合なら効くと思う?やってみようよ!」
「?」
たのしんでる。今まで上弦が可笑しかったのって童磨のせいだったのかな?
「……そうですね。いいですよ。まあ、ヒュン このあたりまでは想定内ですから」
---
ズズ
「うーん五回目。これも駄目だね。効かないや。どんどん効かなくなってくるね。あと何回毒を調合できるのかな。ああ、息がもう続かない?汗が凄いな、大丈夫?」
「フゥ…フゥ…」
パキパキ
「肺胞が壊死してるからね。つらいよね。さっき俺の血鬼術吸っちゃったからな」
「!」
不味い‼︎
ダッ
チャッ
蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 複眼六角
ブシャッ
「いやあ君、本当に速いね!今まで会った柱の中で一番かも」
バッッ
「えっ?えっえっ?えーー…」
「っ…」
「何してるの、紫音ちゃん」
ドッ
「紫音さ」
ドクン
「…」
チャ (刀を鞘から出す音
「罪なき人を傷つけようものなら、僕が身を張って守ってみせよう」
「どうしたの?」
「僕の大切な人を殺そうものなら仲間でも、何であろうと…」
「…」
『この刃でお前の命を落としてみせよう』
「…鬼だからって調子に乗らないでね」
「紫音さん…」
(傷が…治っている…)
「胡蝶さん」
「…」
「無理だけは、しないで。栗花落さんや………カナエさんと、約束したんでしょう」
「なんで紫音さんが姉さんの事を…‼︎」
「仇を…打つんでしょう。立って、戦って。生きて、皆のところへ帰ってあげて」
「…」
(カナヲ…姉さん…!)
「最後は胡蝶さんが決めて」
「…はい」
「何い」
「で““」
ドグンドグン
「ごれはっ」
「胡蝶さんを守ると同時にお前に毒を入れた」
「毒はコイツにき」
「毒は人間に有効な毒と藤の花の毒を混ぜてる。そこに他にも何個か…」
「…紫音さん貴方は…」
「ガッッゲホッガハッ」
「効いて…⁈」
ド ロ
「カッ…」
(分解が…なかなかできな、い)
「分解には百時間はかかるよ」
「⁉︎」 (童磨
「ゲホ…ゲホッ」
「そろそろ最後に…」
「分かりました」
ギチッ
蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹
「っー」
ドッッ
(こんなに脆い頸…私の力でも)
ぐっ
「ッ、ゲホッ」
ズ…ズ… (刀が頸を切る音
(きら、れるっ)
ズッ ゴロ ン
「!」
「きれ、た…!」
「……」
(あー、やっぱり何にも感じないや。死ぬのが怖くないし、悲しくもない…)
「童磨」
「…何?」
「何も感じない?」
「…感じないよ。死ぬことが怖くないし、悲しくない」
「親友と…別れるのは?」
「…なぁーんにも感じないって」
「…もう時間みたいだね。僕、猗窩座と黒死牟の所行かなきゃ」
「…そう」
「最後までいてあげられなくてごめん。いつかきっと、同じところに行くから。それまで、少し長く待つかもだけど、必ず行くから。それまで、待ってて…」
「…来なくていいよ。紫音ちゃんはいい鬼だから、死んだら俺は悲しい」
「何も感じないんでしょ?」
「…嘘泣きくらいできるよ」
「そう。それじゃあ、ね」
「…」
「紫音さん…」
「来ないで、もうしばらく待ってたら栗花落さんが来るから」
「カナヲが⁉︎」
「うん、僕は行かなきゃだから」
「…」
ガタ タタタタタ
終わり。
鬼滅紫音最終章に入りました!ちょっと始まりとか設定が可笑しいんですけど気にしないで下さい(笑)次回は猗窩座の所に紫音が行きます!お楽しみに!
おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終章 弍
最終章 弍
今回とんでも無く短いです。(895文字
最終章 弍
ドガガガガガ
「…!」 目を大きく見開く
「ゴブッ」 (猗窩座
「ハァハァ…」 (炭治郎
ペタペタペタ ビチビチボコッメキメキ
「猗窩座…」
「! 紫お」
水の呼吸 壱ノ型 水面斬り
ザァァッ
「義勇さん⁉︎」
フッ
「きえ⁉︎」 (冨岡
ペタペタ…
「猗窩座!」
「…紫音か?」
「うん、そうだよ。紫音。行くの?」
「…あぁ、勝負はついた。俺は負けた、あの瞬間完敗した。だから…」
ギュッ
「「「⁉︎」」」 (猗窩座&炭治郎&冨岡
「何をしてっ」
「ごめんね。ごめんね…もっと早く気づかせてあげればよかった」
「…」 (猗窩座
「私がもっと早く鬼になって、あの時に気づかせてあげれば良かった。私のせいでこんなに辛い思いをさせちゃった。ごめん…ごめんなさい」
「…いいんだ。紫音のせいじゃない」
「っ…」
「…親父…」 (幻覚
「!」
バッ (猗窩座が見ている方を向く
「…」 (泣きそうな嬉しそうな顔をする
「よかった…ね」
「恋雪ちゃんと、会えたんだね…!」
ボコボコ…ハラ…
「あ…」
バサ…
「猗窩…座…。私もすぐに行くからね。少し長い時間だけど、恋雪ちゃんと地獄で待っててほしい。童磨も向こうにいるから、みんなと仲良く待ってて」
「終わっ…た…はやく、次は…珠世さんの、ところに…」
グラァ
「炭治郎!」
バッ (支える
「炭治郎…。お前は…一体…」
「私は…“元”鬼殺隊。竈門炭治郎と同居におよぶ者です。鬼ですが、人間が大好きです。私は自ら鬼となり、こうして鬼と仲良くなり。情報を得つつ、鬼殺隊やその他の人間を助けている鬼です。殺したければどうぞ、ですが。時透無一郎様、不死川玄弥様が亡くなられる可能性があります。出来ればそちらに行きたいのですがよろしいでしょうか」
「っ…」
ス
「こちらの薬をお飲みください。胡蝶様から頂いた(盗んだ)物ですのでご安心を。飲めばしばらくの間失神は避けられます」
「…分かった…」
「ニコ」
サササ (炭治郎を床に寝かせ薬を冨岡の近くに置く
「それでは」
ダッ
「…」
時間くっちゃった…急がないと。
終わり
短くてすいません…。
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終章 参
最終章 参
最終章 参
早く、早く!急がなきゃっ…
「ハァ…ハァ…ハァ…」
---
「ーというもの…」
月の呼吸 壱ノ型…
!! あの呼吸はっ…
「黒死牟っ!!」
「ビクッ」
「!!」 (時透
ダダンッ (後方に下がる(時透が
「フウウウウ…」 (呼吸音です。公式です。
(上弦が…二人…それも壱と零…)
霞の呼吸 肆ノ型 |移流斬り《いりゅうぎり》
「紫音か…なぜここに…」
「分かるでしょ」
フッ (二人が消え時透の技をかわす
「!」 (時透
「そうか…|あの方《・ ・ ・》の命令にそむくのか…。格上ともなると…殺すのは…たやすくないが…命令にそむくなら…殺すしか道はない…」
「僕に敵うとでも?それと…もう|二人《・ ・》居るのお忘れ?」
霞の呼吸 弐ノ型 |八重霞《やえがすみ》
ドンドンッ
「!」
ト トッ
「ち・ど・り・あ・しになってるよ?」 (耳元
「…」
神の呼吸 玖ノ型 百円満麓
「…」
トトトッ フッ
「不死川さ」
「!」 (玄弥
「命令をそむく…」
ド クン
「すなわち…」
ズッ
「死に至るという事…」
ゴトン
「玄弥ーーっ‼︎」
「不死川さんーーーっ」
「っ」 (玄弥が刀を抜く
「ぐぁっ…‼︎」
「? そうか…鬼喰いをしていたのはお前だったか…」
ドン (胴を斬られる
ドシャ
「玄弥っ!」
脚の呼吸 壱ノ型 瞬足
「…ほう。まだ絶命しない…胴を両断されても尚…」
間に合わないっ…‼︎
ヒュォ
風の呼吸 肆ノ型 |昇上砂塵嵐《しょうじょうさじんらん》
ズザザ
「風柱か…」
「その通りだぜ。テメェの頸をォ、捻じ斬る風だァ」
「兄貴…」
「不死川…実弥さん…?」
「……テメェは本当に、どうしようもねぇ|弟《・》だぜぇ。何の為に俺がァ、母親を殺してまでお前を、守ったと思ってやがる。テメェはどっかで所帯持って、家族増やして爺になるまで生きてりゃあ良かったんだよ。お袋にしてやれなかった分も、弟や妹してやれなかった分もギリギリ お前が、お前の女房や子供を幸せにすりゃあ良かっただろうが。そこには絶対に俺が、鬼なんて来させねぇから……」
「ごめん兄ちゃん…ごめん……」
「…」
「ほぅ…兄弟で…鬼狩りとは……|懐かしや《・ ・ ・ ・》…」
「よくも俺の弟を刻みやがったなァ糞目玉野郎ォオ。許さねェ、許さねェ。許さねェェ‼︎」
ヒュカッ
「!」
壱ノ型 |塵旋風《じんせんぷう》・削ぎ‼︎
ガギィ
「はァア、こりゃまた…気色の悪ィ刀だぜェ」
ギョロォ
「なァオイ‼︎」
キィィィィ
月の呼吸 伍ノ型 |月魄災渦《げっぱくさいか》
ドザザ
「はッはアッ。振り無しで斬撃を繰り出しやがる」
風の呼吸 参ノ型 |晴嵐風樹《せいらんふうじゅ》
「やりおる…肉体的にも技の…全盛と見た…」
「…」 (実弥
戦いに参戦できない…ほんの数日で技を上げてる…私と戦って同格って言ってもいい…。もう何年とあったら完全に私は零から壱に下げられていた…。
「ホオオオ」 ⚠︎呼吸、公式。
「おもしれぇ…‼︎おもしれぇぜ‼︎殺し甲斐のある鬼だ‼︎!」
風の呼吸 弐ノ型 |爪々・科戸風《そうそう しなとかぜ》
ギャゴ
ガキュ グッ ブワッ
「!」 (不死川
ギャリン ガギギギ
「…」 (黒死牟
ヒュガガガ
「ッ…」 (鼻から血が出てしまう🩸
「不死川さん…」
「古くは…戦国の…世だった…私は…このように…そうだ…風の柱とも…剣技を…高め合った…」
「ゾク」 (紫音
「不死川実弥さんっ!」
立ち位置が悪いっ…
ダンッ (地面を蹴って二人(実弥・黒死牟)の間に立つ
月の呼吸 陸ノ型 |常夜孤月・無間《とこよこげつ むけん》
「ッ…」
「おまっ」
数発は不死川実弥さんの所に行っちゃった…
「フゥ…フゥ…」
ギュルギュル
「ありがてぇ…まさか鬼に助けられようとはなァ…」
「ドクン」 (黒死牟
「猫に|木天蓼《またたび》、鬼には稀血…」
ガキュイン
「…」
トトッ
「オイオイどうしたァ?千鳥足になってるぜぇ。上弦にも効くみてェだなァこの血は‼︎俺の血の匂いで鬼は酩酊する。稀血の中でもさらに稀少な血だぜ!存分に味わえ‼︎」
「ん…僕も鬼だからね…」
酩酊するや…なんか変な感じ…。
風の呼吸 陸ノ型 |黒風烟嵐《こくふうえんらん》
「どちらにせよ人間にできて良い芸当ではない…初見なり…面白い…」
ぐらり トトッ…。ガガガガ
「微酔う感覚も何時振りか…愉快…さらには稀血…」
ヒュカッ
ぐん ドン。。。
「フゥ…フゥ…」
再生が遅い…いつもならもっともっと早いのに…
「ゲホッ…」
ガギィ クッ…ドンドン
「チッ」
月の呼吸 参ノ型 |厭忌月・銷り《えんきづき つがり》
ジャリリン…
「次々と…降って湧く…」
「我ら鬼殺隊は|百世不磨《ひゃくせいふま》。鬼をこの世から屠り去るまで…」
「不死川。そこに居るもう一人の鬼の傷の具合を少しの間見てやってくれ。その間は私が引き受ける」
「‼︎」
「はい、分かりました」
タタタッ (鬼になった紫音の元に実弥が来る
「ゲホッ…ダメ…悲鳴嶼さんと…た、たかって!」
「悲鳴嶼さんは今大きな傷を与えちゃダメ…!無惨さま、は…」
「もう喋るんじゃねェ“紫音”」
「! な、まえ…ゲホッ」
「気づくだろォ」
「けど…あの時しか会って、ない…のに」
「…別に、どうでもいいだろ…というかお前、傷が全然治ってねぇじゃねぇか」
「…無惨、さまに多分だけど。人間に戻る薬を飲まされたんだと思うの…ゲホッ…だから…一番無惨さまの…血が濃い鬼に影響が出てる…」
「てことはオメ」
「うん、“人間に戻りかけてる”」
「なら…」
「けど…無惨さまは…とても強いから…ゲホッ。薬の効果は薄いと思う。戻りかけてるとしても、無惨さまがあの繭から出てくれば…僕はまた鬼になる」
「…」
「だから、無惨が死んだら、僕は消滅する。しなかったとしても、僕は自ら死を選ぶ。自分の日輪刀で頸を斬る」
「なっ」
「これは、僕がこの世に産まれた時からの宿命だ」
「不死川さんは悲鳴嶼さんと戦って。僕は玄弥の所に行ってから一緒に戦うから」
「…分かったァ」
タッ (二人が駆け出す音
タタタタタ
「玄弥さん!」
「⁉︎」
「平気だから!体をくっつける」
「…」
「お前…誰なんだよ」
「…紫音。上弦の零。って言ったらいいかな?」
「なんで俺たちを助けるんだ…」
「誰にも死んでほしくないから…って言っても無惨さまとの戦いで沢山の人達が死んでしまう。だから…だから僕がみんなに放たれる攻撃をこの体で防いで守るんだ。この鬼の体で」
「…」
「驚くよね。鬼なのに人間の味方って、けど僕は、人間の味方になりたいんだ」
「人間が大好きだから、人間っていい人が沢山いる。だから大好き!けど、私達鬼のせいでたくさんの人たちが死んでしまう。それが悪人ならよしとしよう。けど、それが善人なら容赦しない。この戦いにいる全員がそうだ」
「…」
「あ、そろそろくっつくね」
「紫音さん、あそこに落ちてる上弦の髪とってきてくれねぇか」
「ダメだよ?」
「けどっ」
「食べるつもりでしょ」
「ッ…」
「あれ黒死牟の髪だよ?黒死牟が死んだら玄弥さんも消滅するよ?」
「…いいんだ。兄貴の役に立てたらそれで」
「何言ってるの?それが不死川さんが望んでる事?お兄さんが望んでる事?玄弥さんさ、そもそも不死川さんに鬼殺隊辞めろってずっーと言われてたでしょ?」
「ドキッ」
「はい当たった〜。それを無視してまでここにきたんだったら生きて、生きて、生きながらえて不死川さんと“家族”と幸せになるんだよ」
「!」
「ニコッ ね?けど…確かに呼吸が使えない玄弥さんじゃ力になれないね…」
「…」 (玄弥が顔を顰める
「あーあ、そう言う顔しないで!これ、飲んで」
「え…」
「あー、えっとね?これ胡蝶さんのところからもらった(本当は自分で作った)薬!鬼の血を飲んでも鬼にはならないけど身体能力とか全部上がるの!鬼みたいに」
「それ飲めって?」
「あったりー!ほいほい飲んで飲んで〜!」
「…」
「そんな全力拒否の顔しないでよ」
「力になりたいんでしょ?」
「…」
「ほい」 (玄弥の口元に薬の開け口(?)を当てる
「ゴクッ…」
ドクンドクンドクンドクン
「んで次僕の血ね」
チャプン (瓶に入った血の音
「う…」
「ま、そうなるわなあー(w)大丈夫無惨さまの細胞だけは取り除いてあるから」
「…ゴクン」
「スゲェ…一瞬で胴がしっかり繋がった…」
「けど鬼にはなってないっしょ?」
「コクコク」 (頷く
可愛いなオイ。僕の弟にしようかな?
「ニコニコ んじゃ行ってこい‼︎」
「…」
タッタッタッタッ…
「僕も行かなきゃね!」
ダンッ
風の呼吸 漆ノ型 岩の呼吸 壱ノ型
|勁風・天狗風《けいふう てんぐかぜ》 |蛇紋岩・双極《じゃもんがん そうきょく》
ビリビリビリビリ
「まだだっ‼︎畳み掛けろ‼︎頸を、頸を斬るまでは」
「頸を‼︎」
「そうだその通りだ」
!
ヒュオ
「着物を裂かれた程度では…赤子も死なぬ……貴様ら二人を討ち果たしてしまえば…残りは容易く済みそうだ…」
そんなっ!ま…
終わり。
如何でしたか?無惨復活まで後なん時間とありません!!果たして紫音は黒死牟を倒し玄弥・無一郎を生き残らせることはできるのでしょうか?次回お楽しみにー!おつ桜🌸
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終章 肆
紫音は黒死牟を倒し、玄弥・無一郎を生き残らせることはできるのか?ーー
最終章 肆
最終章 肆
「そんなことは僕が許しませんっ!今の攻撃は見事。だけど…罪なき人を傷付けるものは誰であろうと許しなしない。覚悟しろ」
ズ…
「!」
ボトトッ
「不死川‼︎」
「不死川さんっ‼︎」
フォオン
月の呼吸 漆ノ型…
「もっと外に逃げて!」
|厄鏡・月映え《やっきょう づきばえ》
月の呼吸 捌ノ型 |月龍輪尾《げつりゅうりんび》
ビッ
月の呼吸 玖ノ型 |降り月・連面《くだりづき れんめん》
バッ
「不死川ーーーーっ‼︎」
「悲鳴嶼さん俺に構うな‼︎」
ズダッ
月の呼吸 拾ノ型 |穿面斬・蘿月《せんめんざん らげつ》
ギャッ
「時透‼︎」
「死なせない。貴方はまだ両腕で刀を振れる…‼︎」
岩の呼吸 伍ノ…
月の呼吸 拾陸ノ型 |月虹・片割れ月《げっこう かたわれづき》
ドクンドクンドクン…ドクン
「!」 (悲鳴嶼
「フウウウ…」
「! 不死川‼︎」
「‼︎」
タン ドン ダンッ
「…」
月の呼吸
「さーせーまーせーんー!」
鬼の呼吸 弐ノ|鬼《き》 禁忌方鬼
ギャギャッ
「今!行ってーーーっ!」
|塵旋風・削ぎ‼︎《じんせんぷう そぎ》
ゴリ (悲鳴嶼さんの鉄球
ドッ (時透
月の呼吸 拾陸ノ型
ドン (玄弥
「⁉︎」
ガガガガガッ ギュイン ビチィ
「時透さん僕と変わって!」
「!」 (時透
パッ グッ (時透と紫音が交代する音
「…」
メギ…メキッ
「‼︎」
ババッ (紫音&玄弥-全員が黒死牟に飛びかかる
「ーーーーーーーーーーー」 (声にならない叫び
「!」
時透さんは?攻撃の範囲外、玄弥さんは…攻撃の範囲内…っ!!誰を…誰を守れば…
「…」
ダンッ ズザザ… (玄弥の目の前に立つ
「紫音さ」
バーー (黒死牟から何かが出て全員を斬りつける
「っーーー……」
「紫音、紫音さんっっ⁉︎」
「なんで、なんで俺なんかのためにっ」
「いっ、たでしょ?…僕がみんなに放たれる攻撃をこの体で防いで守るんだ。って、…あの一撃は玄弥さ…んの…命を奪うもの…だった、全員を庇い…きれなかったけど、命一つは助かった…」
「けどっけどそれじゃ紫」
「いいんだよ。どっちにしろ…あ、無惨さまが復活した。再生能力も…他の鬼と比べ物にならない…から、すぐに半分なんて治る…から」
「そんな…」
「早く…早く三人を…助けてあげて?というか、玄弥さんさ。黒死牟の髪、少しだけ食べたでしょ…?……」
「ギクリ」
「当たった〜!…最悪、どっちでもいいけど…とにかく助け、て…あげ、て………」
「……」
「紫音さん?紫音さん!」
僕は気を失った。鬼なのに馬鹿みたい。けど…きっと、時透さんも、玄弥さんも無事に、気がついた僕を笑ってみてくれてるよね?だから…僕は少し休むよ………
終わり
短くなってしまいすいませんでした!「1168文字」。クッソ短いですね。この物語が完結したら紫音の名言集を作ろうと思うんですけどどうですか?ファンレでご意見下さい!
【告知】
次回 最終章 伍
次回は紫音が目を覚ました頃から始まります!果たして紫音はどうなっているのでしょうか…?無惨はどうなっているのか。炭治郎の鬼化はーー?
次回お楽しみに!
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終章 伍
最終章 伍
最終章 伍
「…」
「あ“っこっちにまだ鬼がいるぞ⁉︎」
「マジかよっ⁉︎オイ村田ーーー!」
「…無惨…は」
「ひっ」
「無惨は…殺したの?…死んだの?」
「し、死んだ…」
「…よかった」
ザ…テク、テク (立って歩く
黒死牟にやられた半分は再生してる…炭治郎さん…
---
「ーーで?」
「離れろーーーっ‼︎」
「…え?」
カッ (日光がさす
「!」
ビッ
「ギャッ」
ジュウゥウ
「ギャアアッア“アアッヴア“アア“ア“」
どうして…炭治郎さんが?あいつ…あのクソ野郎が?鬼にしたのか?なんとも惨めなやつだ…最期の最期までもがいて…僕の大切な人を鬼とし、傷つけてたことを後悔させてやろう…。
「惚けるな離れろ‼︎」
「でも炭治郎が…」
「ア“ア“ア“ア“」
「動ける者ーーっ‼︎武器を取って集まれーーっ‼︎」
「⁉︎」 (愈史郎
「?」
「集まれ‼︎」
「何か騒いでる」
「どうしたんだ?」
「スゥスゥ」 (不死川実弥
「炭治郎が鬼にされた。太陽の|下《もと》に固定して焼き殺す。人を殺す前に炭治郎を殺せ‼︎」
ジュウウ… ダン‼︎ (炭治郎(鬼)が物陰へ行こうとする
「ダメだよ“炭治郎”」
「…」 (炭治郎
ドギャ (義勇、紫音が刀を横腹と腹部を刺す
「ギャアアッ」
「お前…」
ジュウゥ ガッ(炭治郎(鬼)が義勇の髪を掴む
ジュウウウ…ピタァ
「!!」
バギャ
「っ」
「冨岡さん!早くこれを飲んで下さい。出血が酷い…」
「何してんだーーーっ‼︎」
ガキン ダン
「っ…」
グラ
「半々羽織りだぞ。仲間だぞ‼︎ハァ…ハァ」
「炭治郎‼︎」
「グルグルグル…」
ビキビキ
「なにやってるの炭治郎。早く戻って?おい鬼舞辻、早く炭治郎の体から出ろクソ虫がいつまでもがいてる。いい加減にしろ、今すぐに出ろ。“私”はお前が炭治郎にそそいだ血を自身へと流す事もできるぞ?いいのか?」
「嘘だろ…炭治郎。もうみんな戦えないよ。ボロボロで、こんなのあんまりだ。禰󠄀豆子ちゃんどうするんだよ。炭治郎」
「ほんとうに…お前は…産まれて間もない赤子のようにもがいてもがき苦しむんだな」
ギャガガ
「炭治郎やめろーーっ」
「…」
(斬れねえ) (伊之助
「「「!!!!!!!」」」 (全員
「ガァァ‼︎」
「ねず」
ガッ (なにかを噛む
グッ
「お兄ちゃん」
ギギ…
「ごめんね。ずっと」
ぐらぁ…
「っ」
ガクン クラクラ…
「…」
力が入らない。聞こえない。見えない…感覚がない…ダメだ…鬼舞辻がまだ私の中で生きてる…だから怒ってるんだ…馬鹿にしたことを…。
「いいのか?鬼舞辻、私に手を回していて。力がなくなっているから二人同時に操れないだろ?」
スゥ…
「くっ…」
何かが抜け出た感覚があった…炭治郎の方に行ったんだ…。
「なにも聞こえない………」
私はまた気を失ってしまった。
…次に目が覚めたら…炭治郎が人間に戻ってますよう、に…
---
「ーましたよ!」
「ウオオオン」
「…紫音…は…?」
「紫音?あの鬼のことか?」
「うん…」
「多分平気だと思う…けど、分からない」
「…」
「…」
「紫音ちゃんなら平気ズビだよ。意識がズビビ…戻っでるから」
「炭治郎さん…」
ニコニコ
「紫音…」
「ニコニコ」
けど…すぐに居なくならなきゃ…まだ、“鬼”だから…。
終わり。
今回もまた短くなってすいませんっ!次回で完結します!絶対!
次回 最終話…
現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!最終話
今までありがとうこざいましたあああ。゚(゚´ω`゚)゚。
⚠︎今回紫音はしのぶ隠し持っていた人間に戻る薬で半鬼になってます。人間に戻る薬でもここまでしかできない、ということです。
最終話…
最終話…
「紫音は死ぬはずだった人達を全員生還させた。素晴らしいことだ!けど最後だけが残念だよ。面白くない。最後は派手に終わらせて欲しかったなあ。ざぁぁんねん」
炭治郎
みんな大きな怪我を、心の傷を負ってしまったけど、紫音のおかげで今も幸せに暮らせている。紫音、ありがとう。
禰󠄀豆子
紫音ちゃん、お兄ちゃんのことありがとう。お兄ちゃんが鬼になっちゃった時も沢山怪我をしてたはずなのに必死にお兄ちゃんが人間に戻れるように声もかけてくれた。またいつか遊ぼうね!
善逸
紫音ちゃんのお陰で今は炭治郎達と楽しくやってるよ。ありがとう!いつか俺と二人きりで美味しいもの食べに行こう!
伊之助
しおぬが一緒に戦ってくれたお陰でスゲェ強くなったぜ!いつか俺と勝負しろよな…!
カナヲ
私は貴方の事を良く知らないけど炭治郎やしは…姉さんを助けてくれてありがとう。幸せにね。いつかみんなでお茶をしよう。
玄弥
兄ちゃんの事守ってくれてありがとう。紫音さんは俺のことも身をもって守ってくれたよな。本当にありがとう。いつか兄ちゃんと俺と三人で甘味に行こうな!
---
(前回の終わり直後)
「ンッ…」 (立ち上がる
「ねえ」
「はい?」 (隠
「私の刀ってどこにあるの?」
「あちらに皆様のと一緒に置いてありますよ!」
「ありがとう」
ザッザッ…
「…?どうして刀の場所なんか…?」
「あった…」
カチャカチャ… (刀を腰にさす
「うん、しっくりくる!」
タッタッタッタッ
「炭治郎さん」
「どうしたんだ?」
「…渡したいものがあって!後言いたいことも」
「?」
「まず渡すものね。これ、不死川さん以外の人への手紙。渡しておいて」
「みんなの名前…」
「ちゃーんと!渡しておいてね!」
「で…言いたいことね〜」
「…」
「……禰󠄀豆子さんも元に戻れたし、私のことも人と同じ扱いをしてくれた」
「それは当然のことで…」
「ううん、当然じゃないよ。炭治郎さんじゃないと無理なこと」
「紫音…」
「じゃあね…《《バイバイ!》》」
「うん…?」
「え?紫音、から…幸せとさよならの匂いが……」
タッタッタッタッ
「我妻さん」
「おわっ⁉︎」
「大丈夫?」
「びっくりしたあ…どうしたの?」
「ありがとう」
「え?!」
「我妻さんはいざって時にいつも助けてくれる。煉獄さんのときも、宇髄さんのときも、無惨のときも…」
「えっ⁉︎いやっ⁉︎えっへへ///そ、そうかなあ?そうだよねえ!うっへへえ//」
「…じゃあね…《《バイバイ!》》」
「うえ?あ、うん!」
タッタッタッタッ
「あ、ねえ炭治郎!さっき紫音ちゃんにほめ」
「ーーー⁉︎ーーーーーーーーーーーーーーーーー! 紫音ちゃまっ」
「ニコニコ 早速言ってるよ。最後なんて言ってたんだろうなあ?」
「おーやーぶーん♪」
「なんだ!」 バッ
「言いたいことがあって!」
「?」
「ありがとう!」
ちゅ (⚠︎⚠︎ほっぺにちゅーです
「…」
ホワホワ…
「なっ、、ホワホワさせんじゃねえ!」
「《《バイバイ!》》」
「なんか嫌な予感するぞ…気のせいか?」
タッタッタッタッ
「カナヲさん」
「どうかしたの?」
「言いたいことがあってね」
「?」
「ありがとう。炭治郎と末永くお幸せに!」
「へっ///」
ボンッ
「ふふ、《《バイバイ!》》」
タッタッタッタッ
「あれ?炭治郎、どうし…」
「ーーー!ーーー」
「ーーーーーーー⁉︎」
「玄弥さん!」
「…」 (頭真っ白顔真っ赤
「あっれれ〜?どーしたのお?」 ←分かってる
「別に…」
「口数少ないなあ?」
「気のせいだろ…」
「ん〜?ま、これを渡したいだけだし。いいけどね」
「これって?」
「こーれ!」
スッ
「え?」
「不死川さんに渡して!」
「おう?」
「んじゃ!」
タッタッ…
「あ!」 (デカボイス
「んだよ…」 「耳痛え…」
「ありがとう。幸せに」
「はぁ?」
「《《バイバイ!》》」
「訳わかんねえ…」
タッタッタッタッ
…もう言いたいことないし今寝ちゃってる人達へは手紙があるし、いい、よね…。
ザッザッ… (しばらく歩いた
「…ここがいいか」
カチャ… (刀をぬく
「紫音!」
「炭治郎、みんな…。匂いとかで分かっちゃったか!」
--- 「みんなありがとう!今まで幸せだった!けど、鬼となった罪は決して消えない!だから、ここでさよなら!私が死んでも、みんな笑ってね?じゃあ…ねっ! ---
(その場にいる全員泣いてる)
「しおーーーーーんっ!」
「紫音ちゃーーん!」
「紫音っ!」(伊之助
「紫音‼︎」(カナヲ
「紫音さーーーーんっっ!」
グッ (首元に当てていた刀をそのまま押す
ザン…
「「「「「っーーーーーーーー」」」」」
「紫音っっっっ!」 (炭治郎
サラ…サラ
バッ (みんなが紫音のところへ着く→座る
「な、なんで灰になっての⁉︎紫音ちゃん戻ったんじゃっ」
「…半鬼に、なっだの…」
「そんなっ!」 (炭治郎
「そんなのあんまりだっ!」 (善逸
「紫音さんっ!どうしてっ!」 (玄弥
「ごめゴフッ ね…」
「も、う喋らないで!すぐに姉さんを呼ぶから…」
「まにあ、わないがら…いいん、だ……」
「けどっ!」 (カナヲ
「プルプル」 (伊之助
サラサラ… (もう顔しか残ってない
「ごめ“ん、本当は、みんなで一緒…にいだかっだげど…」
サラ… (鼻まで消えた
「鬼になったから、まだ…半鬼、だがら…」
「紫音‼︎」 (伊之助
「?」 (とても鬼とは思えない優しい微笑み
「死ぬんじゃねえッ‼︎」
「伊之助…」
「いのずげっ?」
「伊之助……っ」 (カナヲ
「っ……」 (玄弥
「もう無理だ、よ。ごめん。ご、め、ん」
サ、ラ… (もうほとんど残ってない
「楽しかった、幸せだった、生きててよかった!…みんな、今まで…ありが…とう…」
「紫、音…」
「紫音!しおーーーーーーーーんっ」
「うわああああああああ」
「うぞ、うぞじゃ…」 (うそ、うそだっ…)
「紫音………。プルプルプルプル…」 (震えてる
「紫音ッ…どうして…っ」
「紫音さん……どう、して…なんで…っ」
「うわあぁあっああああっ…紫音…っ、どうしてっ」
「だんじろ…」
「炭治、郎…」
「……」 (伊之助
「どうして、俺達に何も言わずに死のうとしたんだ…っ。うっ、うう…」
私はそこでとても幸せだと思う死をした。私は…私は、これでよかったんだろうか。それだけが心配で心配で仕方なかった。私はまた神と会った。
「やぁーっ!最高のショーだったよ!」
「ショー?」
「そう!俺さ、初めて会った時に神様、って言ったけど。あれ、嘘なんだよねw」
「…」
「僕の本当の名前は、“|Death Note《デスノーッ》”つまり…」
「死を楽しむ神…」
「名前とそんなにあってないんだけどねw?ま、その通りだよ。大正解♡君には上に頼まれてた仕事をしてもらってたんだよ」
「仕事…?」
「そそ、僕にとってはあいつらに死んでもらってた方が楽しかったからやだったんだけどさあ、上は頭が固いからやれやれうるさいんだよ!なんかさ、あいつら(死ぬはずだった鬼滅キャラ)が死ぬと現代になんか影響?があるらしくってさあ。《《仕方なく》》、君を殺して仕事をやってもらったんだ」
「…」
「どうしたの?まさか怒ってるとか?うけるw」
「…」
「ない」
「何?声ちっさすぎて聞こえないww」
「私は、お前の、道具じゃない」
「それが?w何?」
「神だからなんでもやっていいの?」
「神はこの世で最も強いやつだ。何してもいいんだよ」
「人の命を奪って、自分の仕事を押し付けて、善良な神だと嘘を平然とはき…それが神?」
「神はなんでもしていいんだ。嘘だってなんだってついていい」
「そんなわけがないだろ。オイ、何をしてるんだ。お前らは見てるだけか?それが本当に神なのか?」
「は?…ま、まさかっ」
「お前には失望した。優秀な神人材だと思っていたがまさかこんな奴だったとは」
「ほんと、紫音ちゃんがこいつの正体暴いてくれなかったら大変なことになってたわ」
「大神、さ…ま…大百神様…ち、違うんです⁉︎こ、こいつ…この人間にそう言えって言われて」
「そんなはずがないだろ。わしら達にまで嘘をはくんだな」
「もーあきあきよ。私も、一回だけ見逃してあげてたけどもうダメ」
「お前に神の資格はない。剥奪する‼︎」
「あんたは人間界で労働者になって死んでも働いてもらうわ」
「そ、そんな…っ」
「「この罪深き男に処罰を下す」」
「人間界に行き」
「労働者として死んでも働き続ける」
「「これを条件とし」」
「う、うわあああああああっ。おおお、お願いだ!僕を助けてくれっ」
ガクガク
「私にしがみついても、頭を垂れてつくばっても、私はお前なんてゴミクズ助けない」
「そ、そんな…お願いだ⁉︎ぼ、僕を助けてくれたらなんでもしてやるっだか」
「助けねえっつーてんだろボケカスが」
「ひっ…」
「「Death Noteを剥奪する‼︎」」
「や、やめっ」
ヒュン (Death Noteが穴に落ちる
「うわあああああ」
「…」 (紫音が穴に落ちてるDeath Noteを見下ろす
「無様だな。自分が悪いんだろ?」(笑)
「っ!クソゴミクズ野郎共があああああああああああああああああああ」
「…」
シーーン
「…あ、紫音ちゃん。ありがとうね?」
「お主がDeath Noteの裏を暴いとくれんかったらどうなってたことやら…」
「いいんですよ。私はあなた方に感謝しています」
「え?」
「ん?」
「あいつ、自分が仕事をするのがめんどくさいからって私のこと殺しましたからね。制裁ができただけで大満足です。ありがとうございました」
「いいのよぉ!当然のことしただけなんだからあ」
「そうじゃそうじゃ!」
「…」
「…何か願いを叶えてやろう」
「うんうん、紫音ちゃんのお願い事、一つだけ叶えてあげる」
「……炭治郎や、他のみんなが死んでしまっても。いつまでも幸せになるようにしてあげて下さい」
「え?…そんなことでいいの?」
「もっと自分のために使ったらどうじゃ」
フルフル (紫音が首を振る
「私は、大切な人達が幸せならそれだけで幸せなんです。だから」
「…分かった!そんな事らっくしょうよ!」
「…ありがとうございます」
「それじゃあこっちの扉に入っとくれ」
「…」
私はいかにも天国への扉!という感じの扉に入った。
私は、とっても幸せな二度目の死にいたった…。
サヨウナラ。
ここまで見てくださりありがとうございました。『現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!』はこれにて完結いたします。まちがっている漢字や誤文字など沢山あったと思いますが最後まで見守ってくださった方々に心から感謝いたしますっ。読者の皆様、ありがとうございました。ここまで頑張って来れたのは読者の皆様がファンレターで応援してくださったお陰です。本当にありがとうございました。この物語を読んでくれた方、応援してくれた方、この物語に関わる全ての人に幸せがになる事を願っています。
紫音や炭治郎達と一緒に最後まで戦ってくれてありがとう。
これから紫音の名言集や思いついたものを暇な時に描いていきます。なにか案があればファンレターで教えて下さい。