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目次
ヤンキーに恋は難しい #1
新シリーズ!
はっじまっるよ~
ねぇ~
学校とかだるいって……
さぼろーかなぁ……
だってさぁ、学校行っても怖がられるんだもん。あたしだってちゃんとした乙女なのにさ。
ほら、曲がり角とかで、どぉーんってぶつかったらキュンってしちゃうもん。
ヤンキーだって恋くらいするもん。
どんッ
「いってぇ…」
まって…膝すりむいちゃった…
痛い……
「大丈夫?」
待ってぇ…イケメン…漫画の世界じゃん!こういう時はあれっすね~
「ちょっと膝すりむいちゃっただけ…」
これで、心配されるはず…漫画で見たもん!
「よっと…保健室まで行こっか」
ひっ…お姫様抱っこ…⁉ここまで考えてなかった…
だって、漫画だったら手ぇ差し伸べてくれるだけだったのにぃ…
心臓の音聞こえてないかな…
「ん?どした?」
「ひっ…何でもないし!」
「あ、そう」
やだやだやだやだ。完全に嫌われたじゃん!あたしのバカ!
「せんせ~手当してやって~」
「あらあら…あんたが怪我させたの?」
もう、保健室まで来ちゃった~
校門に人いなくてよっかったぁ…
「いや、ぶつかっただけ~」
「ほんと?」
こくこく
「じゃあ、北上君は教室行ってていいよ~」
北上君っていうんだ…
「さてと、大丈夫?」
「ちょっと擦りむいただけ~」
「絆創膏はる?」
「いい!」
なめられるのだけはあたしのプライドが許さないんだよ~
「そう?じゃあお大事にね?あっ…夕奈ちゃん、北上君のこと好きでしょ?」
「ふぁっ⁉ち、違うし!あたしは立派なヤンキーなの!!」
「そっかぁ…w頑張れよ!」
「は、はぁ?だるいって」
ちがう、ちがう、これは好きとかじゃないの~
マンガ読んだばっかりだったからつい、ドキドキしちゃっただけなの!
もう!小倉(先生)のバカ!
うん!
恥ずい!
ヤンキーに恋は難しい #2
春休みだ~
出来るだけ毎日投稿で行くからよろしくね~!!!!!!!
でも、春期講習があるからできない日もあります。ご了承ください!(中学受験生)
「…………」
あれ、あたしの教室どこだ?
今年初めて|学校《ここ》来たからわかんねー
一個ずつ教室行ってもいいけど…北上君いたらハズイよね⁉
こういう時は…保健室に戻るしかない…か…
しゃーない…
だって職員室とかだるいし~
1階に戻るか…
「小倉~」
「はーい。え…また怪我したの?」
「教室わかんない…」
「あ~今年初めて来たもんね~ちょっと待ってて…」
さっすが小倉!行動が早い!まぁ…先生だもんね…
「えっとね…Aだって!A組!」
「あざす」
A~どこ…
マジで広すぎて迷子になる… ヤンキーが迷子とかダサすぎ…
「あ…った」
あったぁ…安心
<「ついた~」
「よかったね~でも、学校でスマホ使うなよ」>
<「はーい」
ドンッ
「あっ……」
あ……やべ…ドアぶっ壊した…まぁ…直せばいける…
力強いし…うん
「んっぅ…………………………」
は?重すぎんだろ…クソが
「っwww」
いや誰だよ。笑ったの
「……手伝えよ…」
今ねキレたらあたしのキラキラな高3ライフが終わるから…ね?
キレんなよ~あたし
「wはーい」
「ア・・・__北上……く……ん__」
終わった~……
まぁ好きとかじゃないし⁉
大丈夫!友達が一人減っただけ!
「何?これ運べばいいの?」
「ん……お願いします…」
ちゃんとお願いしますって言えたあたし、えらい!
「うわぁ…重っ…よくこんなの倒したな」
そりゃあ…ね?元ヤン…いや、ヤンキーですから…
「ね。重いからちょっと手伝ってよ」
え……?
A組にした理由は、僕ガ騎士Aガスキダカラ…ゥン:-)