閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
夏の舞台
【1A】
太陽が昇る炎天下
自由を知った飼い犬は
主人への喉笛を掻き切った
いつものように、白い線を渡る
君の笑顔だけは私が守りたい
ねぇ、どうして君はよそ見するの
地面には危険がたくさん落ちてるのに
【1B】
わかっていない
わかっていない
どれだけ苦労をしようとも
わかるわけもない
わかるわけもない
世界が視界を揺らした
この苦しみから飛び降りて
【1S】
痛い思いをした夏
私の思いも弾けた
ふらりふらり揺れる気持ち
愛に愛に溺れてみて
蝉の声が響く空
いつも通りの通学路
私は君の目を見てる
あの言葉を待ち続けてる
【2A】
いつもの教室のドア
落ちてくるのは白煙粉
こんなことも日常なのだろう
席に着くは孤独感
君と私の白黒差
教室の影から聞こえるは
私と君への憧れか?
【2B】
進んでいく
進んでいく
これが時代劇だったらな
理想とは
何者なのか
夢であって欲しい
飛び出したのは君だった
【2S】
階段を駆けぬける君
その瞳は|揺れていた《涙してた》
駆け上がるその先には
何が何が待ってるのか
扉を開けた先は
青空が広がっていた
ねぇ待って待ってよ
あの言葉を聞かせてよ
【2C】
高舞台へと登る君
それを横から見ている私
舞台のフェンスを超えた時
私はもう一度言葉を叫んだ
「| 《好きだよ》」
【LS】
舞台に立つその瞬間
咄嗟に叫んだその言葉
君はゆっくり振り返り
ふらりふらり立ち上がった
「ごめんね」と謝る君
舞台によじ登ってみて
手を繋いでこう言った
「僕と一緒に出かけよう」
「僕も君のことが好きだ」
あぁその言葉を
待っていた
君と私は
舞台にたって
沈んで落ちていった
この物語の幕引きだ____
初めて歌詞を作りました
おかしいところあったらすいません!