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目次
最高のゲーム
僕のパパは、世界一優しくて最高のパパだ。
昨日も僕が大好きな「かくれんぼ」をしようって言ってくれた。
「いいか、今回は特別ルールだ。1週間、絶対に声を出さずに隠れきるんだ。もし見つからなかったら、欲しがっていたゲーム機を何でも買ってあげる」
パパは僕をベッドの下の一番奥、壁の隙間にある狭い隠しスペースに案内してくれた。
水とクッキーもたくさん置いてくれた。
「ここにいれば絶対にママにも見つからない。いいかい、何があっても絶対に物音を立てちゃダメだよ」
それからずっと、僕はここに隠れている。
時々、外からママの激しい泣き声や、怒鳴り声が聞こえる。
知らない大人の足音もたくさんする。
パパは僕を勝たせるために、必死でママたちの気を引いてくれているんだ。
もうすぐ5日が経つ。
お腹が空いたし喉もカラカラだけど、絶対に声は出さないぞ。
大好きなパパを、僕のせいで負けさせるわけにはいかないからね。
完
解説は、日記に投稿するので、そちらを見てください。
最後のビデオ通話
真夜中、1人暮らしをしている私のスマホに、親友の美香からビデオ通話がかかってきた。
画面に映った美香は、なぜか顔が真っ青で、ガタガタと震えている。
「ねえ、お願い、切らないで。今、私の部屋のベランダに男が立ってるの……。包丁を持って、じっと部屋の中を睨みつけてる。警察には通報したけど、怖くて死にそう」
画面の向こうの美香は、恐怖で涙を流していた。
「本当に怖い。ねえ、早く警察来てよ……!」
私は必死に彼女を励ました。
「大丈夫、美香! 鍵はちゃんとかけてるんでしょ? 部屋のカーテンを閉めて、男を見ないようにして! 警察がもうすぐ来るから!」
そのとき、画面の向こうで遠くからサイレンの音が聞こえた。
「あ、警察が来たみたい……! よかった、助かった……」
美香はホッとした表情を見せ、そのまま通話が切れた。私は安心して、自分の部屋のカーテンを閉め、ベッドに入った。
解説は日記に書きます。