閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
【超短編】お題:花火
毎年冬に行われる、この花火大会が好きだった。
いや、僕はこの花火大会が好きという訳ではないかもしれない。
どちらかというと、この花火大会が好きなのは
『君』
だ。
君はこの花火大会に、こんな僕を毎年誘ってくれた。
正直、好きだった。
いや、今も好きだ。
君が遠くへ行ってしまった今でも。
『綺麗だねっ!』
『…うん!』
そんな会話を交わしてから
何回日付が変わっただろう
そんな事を思いながら僕は一人で、この花火を見上げています
君も見ていますか?この咲いてすぐ散った、この花火を。
『もしかしてその顔!』
『 今でもこの花火大会見てくれてるんだ!…嬉しいなぁ… 』
あれ、何で君が居るの!
僕、会えて嬉しいよ!!!!
と思ったのも束ノ間、君は気づいたいなくなっていた。というか今思えば今見たのは幻か。
本物にそっくり。
君も花火みたいにすぐ消えちゃうもんね。
完全見切り発車
花火要素どこやねん!ってとこはあまり気にしないで欲しいです…w
変な人間 【超短編】
僕は『変』そう気づいたのは、いつだったっけ。
僕は、姿勢が悪いと言われたから、常に姿勢を意識するようになって、
字が汚いと言われたから、一文字一文字丁寧に書くようになった。
でも、そうするとおかしいって皆言った。姿勢がわざとらしいとか、字を書くのが遅いと言われた。
僕は、眉毛が太くて気持ち悪いと言われたから、毎日少しづつ毛を抜いた。でも結局、変な所まで抜いてしまって、おかしな眉毛になった
うるさいと言われたから、静かにしていたら、陰キャと言われた。
今まで色々やって来ても、意味が無かった。
多分そもそもに、僕はそこに立ってるだけで、居るだけで、存在するだけで気持ち悪い、変な人間なんだと思う。
そんな事に気づいたのは多分あの時の
『 さんさ、多分みんなきっと嫌いだし、みんな変な人だと思ってると思うよ?もうちょっとなんとかしなよ?!』
そんな事を言われた時だと思う。
まあ納得だ。そうじゃなければ、僕にも友達の一人や二人くらい居ても良かったはずだ。
だから普通ってなんだろうって研究しようとしたよ。
でも普通なんてわかんないよ。あの人、この人、あそこの人、あっちの人、見てもみんな声も違うし見た目も考え方も違う。僕も声はみんなと一緒じゃないし見た目も考え方も違う。じゃあ普通ってなんだよ。
きっと、皆は生まれた時から、『普通』を持ってるんだろうね。でも僕は『普通』になれなかった。自分が『普通』にしても、それは皆の『普通』じゃなかった。
僕も、『普通』に生まれたかったな。
最近ここ『短編』カフェだからシリーズにこだわる必要はないという当たり前の発見を何故か最近しました()
なので短編作った訳です
『馬鹿』
僕は『馬鹿』
という言葉が昔から本当に嫌だった。
だって人間の存在価値は賢さだ。
賢さが全てだ。
つまり僕が本当に『馬鹿』なら、僕の存在価値など、ない。
だから嫌なのだ。馬鹿という言葉は。
自分で言うのもなんとも言えないが、以外と僕は周りの人から賢いと言われる方の人だった。
そんな事を言ってくれて、僕が認められたような気がして、嬉しかった。
だけど両親は、
違った。
『なんてお前は馬鹿なんだ!』
『毎日15時間勉強しないと認めねぇからな』
『貴方は自分が思っているより馬鹿なのよ。』
うるさい!!!!
僕は馬鹿なんかじゃない!!!!
僕だって頑張ってるよ!なのに!!
どうして僕の努力を認めてくれないんだ!!!
毎日なんか勉強ばっかだ!本当につまんない!!!僕もみんなと遊びたいんだよ!!!
僕の両親は僕を見てくれない。認めてくれない。
ならば、家出しよう。
こんな所抜け出してやるんだよ!!!!!
そう決心して、僕は前々から準備していた家出に必要な物をリュックに入れ、
勢いよくこの家を出た。
家という名の監獄から抜け出した彼の目は、希望で満ち溢れていた。
end
久しぶりに書きました