気が向いたときに、1話だけ書きたいときに書く小説を集めました。日に日に増えていく可能性があります!お楽しみに。
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目次
気まぐれ小説 ~学校の先生~
私は、水平小学校の先生の|美菜《みな》。よろしくね!私は5年生を担当しているんだけど、5年生は4クラスあって1組が私、2組がりりあ先生、3組がルイ先生、4組がなな先生よ。みんなの特徴をざっと紹介すると、りりあ先生が大人しい先生で、ルイ先生がイケメン先生、なな先生が私とりりあ先生の前では態度が悪いのに、イケメンなルイ先生がいるとぶりっ子になるからちょっといらいらするの。
(「〇〇先生」ではなく「〇〇」と呼ぶ)
---
「先生、、、。ま、真美ちゃんを、、、。な、なな先生がああああ!!」
「どうしたの?秋野さん」
「せ、先生。実はね――」
まただ。ななは遅刻を一回でもしたりしたら生徒に暴力をふるう最低な教師。だから、多くて毎日同じクラスの子が報告しに来てくれる。今回はちょっとしたあざができただけだったが、たまに血を流しているときもある。今日こそは、ななに叱ってやる!!
「ふんふふんふふ~♪」
あっ、ななだ!!子供を傷つけておいて。あんな上機嫌だなんて信じられない!!
「なな!!何てことしてくれてるの?児童に暴力をするだなんて教師失格よ!」
「ん?あ~、そのこと~。あれは、し・つ・けだから大丈夫よ~」
なんてのんきな先生だ。児童を殴っておいて。反省の色もない。
「は?暴力を振るわされた児童の気持ちも考えないってわけ!?信じられないわ。そんなんでよく教師になれたわね!」
「は?何言ってんのよ!だからしつけだって言ってんでしょうがよ」
**バタッ**
なぜか急に力が抜けて倒れてしまった。意識が朦朧としている中、、、。
「美菜先生!大丈夫ですか?すぐに保健室に運びますね!」
ルイが駆け寄ってくれた。あ~、やっと助けられる、、、。と思ったら
「ルイ先生~。こんな先生を助ける前に私を助けてください。つまづいてコケてしまったんです~」
「え?あっあ~。そのぐらいなら自分で保健室行けるでしょ。いってらっしゃ~い」
「え~?歩けないんですよ~」
何邪魔してんのよなな!こっちは倒れてるっているのに。
「ル、ルイ。な、ななは擦り傷しか、、してないわよ、、、」
「何変なこと言ってるの~?」
「本当かね?なな先生」
あれ?ルイの顔がだんだんぼやけてきた、、、
---
う、う~ん、、、。あれ?保健室にいるのかな?ルイがいる。
「あっ、美菜先生が起きた!|里琴《りこ》先生!美菜先生が起きました!!」
里琴とは保健室の先生のこと。優しくて、結構頼りにしてる先生。
「本当に?良かったわ。もう1時間も記憶がなかったんだから」
「里琴先生。美菜先生を頼みましたよ。ちょっと妹からの**SOS**が来た気がするんで」
そういい、ルイは保健室を出て行った。
40分ぐらいかな?経ったころにルイとなな、りりあが保健室に入ってきた。
「ど、どうしたの?大丈夫?どうなったか聞かせてほしいんだけど、、、」
そうしたら、ルイが口を開いて説明してくれた。
---
りりあが廊下を歩いていると、なながぶつかってきたんだそう。詳しく話を聞くと、、、。
「りりあさん!私にぶつかって謝らないとかどういうことですか!?」
「あの、ぶつかってきたのはそっちじゃないですか?まず謝るのはなな先生なんじゃないですか?」
「は、は~?謝れって言ったら謝ればいいじゃないの!ホント、りりあさんって馬鹿よね」
「そ、そんなに言わなくたっていいじゃないですか。う、うえ~ん!」
こんな感じで二人が口げんかになったのち、りりあが泣いてしまったのだ。そこへ
「ちょっと、何してんだ!」
とルイが割り込んだらしい。そしたらななが
「ルイ先生~。りりあ先生がぶつかってきたのに謝らないんです~。痛かった~、、、」
とぶりっ子発動したがそれにはもう引っかからないのがルイ先生。なので
「おい!」
「ヒェッ、な、なんですか~?」
「俺の妹に手を出すとどうなるかわかってるよな!?」
「い、妹ってどなたのことなの~?」
「あっ!?そんなことも知らねぇのか?りりあのことだよ!」
そう。ルイの妹はりりあなのだ。一応、私はりりあの双子の姉だ。
「え、え~~!!」
もちろん、ななが知るはずがない。そこへ更にルイは追い打ちをかける。ちなみに、ルイは怒ると態度が急変し、口が悪くなる。
「ななさ、ぶりっ子やめてくれない?気持ち悪いんだよ!お前は俺にぶりっ子で「好き好き♡」アピールしてるのか知らないけどさ、俺はお前のことが目障りなんだよ!何ならお前のことくっついてきて邪魔で邪魔で仕方ないんだよ!わかるか?」
「・・・」
「あと、俺はお前のこと嫌いだからな。勘違いすんなよ。いや、大っ嫌いだ。それと、俺の妹達には手を出すな!りりあと美菜のことな。忘れんじゃねーよ!」
「・・・」
それでななは人生の終わりのような表情をして保健室に来た。
---
**ガラガラガラガラ**
「新しく5年4組の担任になりました。しゅんと申します。お願いします!皆さんのために精一杯努力するのでどうぞ、よろしくお願いします!」
ななは教師を辞めて、代わりにしゅんという教師がやってきました。
**END**
気まぐれ小説 ~母を母と呼ぶまで~
私は孤児院で暮らしていた|心海《ここみ》。一応、6年生。5歳ぐらいまではお母さんに育てられてたんだけど、急にこの孤児院に預けられた。そこからお母さんは見てない。だから顔もあまり覚えてない。
---
ある時、私を引き取りたいという人が現れた。その人は、30代前半って感じの女性で優しい雰囲気の人だった。その人は元々夫とおなかの中に赤ちゃんががいたがその夫は夜逃げをし、赤ちゃんは流産してしまったそう。なんてかわいそうな、、、。その人の名前は|碧衣《あおい》というから「碧衣さん」と呼んだ。その人も、私のことを「心海ちゃん」と呼んでくれた。その人との暮らしはとても楽しかった。だって、家族が出来たみたいだったからね。でも、私はその人のことを「お母さん」と呼ぶ気はなかった。きっと呼んでほしかっただろう。でも、その人は本当のお母さんではない。本当のお母さんにしか「お母さん」と呼びたくなかったんだ。ある日、「お母さんと呼んでほしい」という話し合いをした。
「どうして心海ちゃんは私のことを「お母さん」と呼びたくないの?」
「だ、だって本当のお母さんじゃないから。本当のお母さんを待ってるか、ら、、、」
「心海ちゃん。本当のことを言うね。心海ちゃんのお母さんとお父さんと心海ちゃんでドライブに行ってたんだって。でもその帰り道で、、事故にあったの。その時、心海ちゃんは後ろの席にいたから助かったんだけどね、そのお母さんとお父さんは緊急搬送された病院で死亡が確認されたの。だから、心海ちゃんのお母さんとお父さんは天国にいるのよ、、、」
「っ、、、!」
「だからね、もしよかったらね、、、。本当のお母さんだと思わなくていい。代わりのお母さんだと思ってくれたらいいんだけどね、1回でいいの。「お母さん」と呼んでくれないかな?」
う、うそだ。やっぱり家族以外の人間は嘘つきだ!!
「碧衣さんって、そんなひどい人だったんですね。まだいるって信じてるのに!!今日はもう、顔を見たくありません。じゃあ、寝ますんで。おやすみなさい!!」
**ドン**
---
う、う~ん。もう朝か。早いな。そういえば今日は碧衣さ、さんの誕生日だ。昨日、言いすぎちゃったかもな、、、。謝ろう。あれ?なんか手紙が置いてある。
---
心海ちゃんへ。
昨日はごめんね。ダメだってわかってたんだけど言った方がいいと思っちゃったんだ。本当にごめんなさい。今日も仕事に行ってきます。ちょっと早めに帰ってくるね。しっかりと謝りたいから。朝ごはん、昼ご飯は冷蔵庫においてるから食べてね。
碧衣より
---
碧衣さん。悪いのは私なのに、、、。ごめんね。碧衣さん、、、。
**ガチャ**
「ただいま~。今日は仕事なかった。ごめんn」
**「ごめんなさいは私です。昨日は言いすぎました。ごめんなさい!!」**
「いいよ。お母さんとお父さんの生存を信じてたんだもんね。急に言われたらびっくりするよ」
よし、準備は整った。息を整えて、、、。
「あ、あの。誕生日おめでとうございます!今日は誕生日だったね。お、お母さん?」
「っ!!言ってくれたの?ありがとう!今までで一番うれしいプレゼントよ!!!!!」
そんなに思ってくれたなんて。やっぱり、お母さんって呼ぼう。
おしまい。
気まぐれ小説~普通じゃないカップル~
俺は|樹《いつき》。高校3年生。青春時代だね。そして俺は絶賛青春中。つまり俺には大好きな人がいる。|江美《えみ》だ。高校で知って、それからは一緒に登下校する仲だ。付き合ってないのかって?付き合ってないね。だって江美が俺のことが好きじゃないかもしれないからね。
---
「ねぇねぇ樹。恋のことって興味ある?」
「恋?ないね(めちゃくちゃあります)。まず好きな人いないし(目の前に好きな人います!)、彼女も欲しいと思わないし(彼女(江美)めっちゃほしいです!)、どうしたらあの子に振り向いてくれるかな?とか考えないし(江美にどうしたら振り向いてくれるかめっちゃ考えてます!)、恋に興味はまったくないね(恋に興味あります!)」
「あっ、、、そうだったんだ」
「そうだ、江美。江美って好きな人いるの?」
「わ、私?まぁいるかな?」
「・・・そうだよね。うん、そうだよね、、、」
「どうしたの?」
江美!そんなのぞき込まないで!!恥ずかしい~、、、。
「樹、何か顔が赤いよ?保健室連れてこうか?」
「ただ、頭が痛いだけだからね。大丈夫だよ、、、」
江美がぐるぐる回ってる!江美!江美!大丈夫か!?
---
ん?なんか柔らかい。う~ん、、、体が痛い、熱い。絶対風邪ひいたな。あれ?江美の声がする。
「先生!樹は大丈夫なんですか?無事なんですか?本当ですか?」
「大丈夫だから。ちょっと倒れちゃっただけだから大丈夫だよ。それより江美さんのほうが興奮して大丈夫ですか?」
あれ?先生ってことは、ここは保健室か。俺、倒れたんだ。
「え、江美。俺、どうなったんだ?」
「、、、!い、い、樹が大丈夫って言ったそばで倒れたんだよ?全然大丈夫じゃないじゃん!本当にもう!世話を焼かないでよね」
「それより、塾はどうしたんだ?」
江美は受験のためにほとんどの日が塾なのだ。
「もう!樹が倒れたから塾をわざわざ休んだのよ!?心配してさ」
「ごめんって。でも、もう帰らないと怒られるぞ!俺は今から病院に入院しに行くらしいがな!」
一応、検査をしておいた方がいいと保健室の先生に言われたから近くの大きな病院で1週間入院するんだ。
「じゃあ、毎日お花を持って行くね。帰らないと怒られるから帰るね。じゃあね。安静にしとけよ!」
そういって学校から出て行った。
---
やっとだ!入院生活が終わった!ちゃんと江美は毎日お花を持ってきてくれた。赤いきれいなバラを毎日4本持ってきてくれたんだけど、数に意味はあったのかな?まぁいっか!
---
入院生活が終わって1週間がたってやっと江美とゆっくり話せるときが来た。入院生活の話をしたんだけど、ヤバい。胸がドキドキしてる。
「樹。また顔が赤いよ。大丈夫?じゃないよね」
「大丈夫さ。頭が痛いだけだから」
そういうと江美は悲しそうな顔をしながらこちらを見て
「樹。私と樹は一緒にいない方がいいと思うの。だって、私がいるといつも顔が赤くなって体調が悪くなるんだもん。樹は昔から病弱だから健康のためにも一緒にいない方がいいと思うの。だから今日で二人で話して近づくのはやめよう。じゃあね。樹」
そういって立ち去ろうとした。その時、何かが弾けて、、、
「**江美!!行かないでくれ!**俺は好きな人はいないって言ったけどいるし、彼女だってほしい。後、いつもどうしたら江美にどうしたら振り向いてくれるかめっちゃ考えてたから、恋に興味はめっちゃあったんだよ!江美。言わせてくれ。**お、俺は江美のことが好きだ。付き合ってくれ!!**」
といった。すると江美は悲しそうな表情をして
「ごめんなさい。私、普通のカップルにはなりたくないの」
と答えた。だから
「普通のカップル?」
そう聞くと、今度は明るいいつもの笑顔で
「うん。普通のただただ愛し合ってるカップルじゃなくてもっともっと一生愛し合えるとっても仲のいいカップルになりたいの。私からも言わせて。私、樹のことがずっと好きだったの。**付き合ってください!**」
「うん。仲良しカップルを目指して行こう!!」
なんだ。そういうことだったのか。もうドキドキしすぎてめっちゃ汗かいてるよ。
「やば!帰んなきゃ。じゃあまた明日。彼氏のい・つ・き!」
「うん。じゃあまた明日な。彼女のえ・み!」
そういって新たな仲良しカップルが増えたのであった。
--- END ---
赤いバラの花言葉は、「あなたを愛してます」「愛情」「情熱」で、
バラの4本の意味は、「愛する気持ちは死ぬまで変わらない」という意味です。
気まぐれ小説~捨てられた魔法使い~
私は、|咲良《さら》。魔法王国の女王様。私たち魔法王国は人間王国に恨まれているの。「魔法使いは悪魔だ!」と。でも、私たちは平和に暮らしたい。だから私たち魔法王国は人間王国を支配することにしたの。今は、家にマドちゃん、ピンマちゃん、ひっちゃん、キノちゃんの4人がいてみんな捨てられたり、今でいうDVを受けた子たちを私がお世話しているの。特にマドちゃんとピンマちゃんは不思議な捨てられ方をしていたの。
---
マドちゃんとピンマちゃんは姉妹で、マドちゃんが4歳・ピンマちゃんが2歳の時に両親が離婚しちゃったの。マドちゃんはお父さんに、ピンマちゃんはお母さんについていったの。実は、両親は人間王国の王家の人だったのよ。でも、世には公表しなかったのよ。離婚したことについて。そしてある日、二人ともそれぞれお母さん・お父さんからDVを受けていたのがもう耐えきれなくて「もう、出ていく!」と言ってマドちゃんが10歳・ピンマちゃんが8歳の時に二人とも同時に家出をしたらしいの。その歩いていた道でぶつかったらそれが別れちゃってた姉妹だったって。でもそのことを歩いていたお母さんたちに伝えたら、「今更、お姉ちゃんが!とか妹が!とか騒がないでくれる?私たちにはもうあなたたちは大きなお荷物なのよ。じゃあね」と言って銃で体を撃たれたの。幸い肩と足だったから命に別状はなかったんだけど意識がなくなったところを私が助けたの。
---
他の二人も同じような感じで、現在ひっちゃんが7歳・キノちゃんが9歳なんだって。ある日、みんなは魔法を持っているのか検査したら、みんな人間だと思っていたんだけどみんな魔法使いだったの!4人とも人間への信頼は無くなったから本格的に私の養子として育てていくことにしている。
---
**ゴンゴンゴン**
「失礼いたします。伝言でございます」
何か紙を渡された。そこには、
---
咲良へ
私は人間王国の女王の|杏実《あみ》です。私たちは魔法王国の魔法使いが信じられません。魔法使いは悪魔なのですよ。あと、私たちの子供を返してもらえますか?そういうところが魔法使いの悪魔要素なのですよ。まあ、自覚はないと思いますがね。とにかく、魔法王国の魔法使いを処分するんだね。さもないとあなたを襲撃する。
---
と書かれていた。明日は大変な日になりs**バンッ**
__キャッ!!__
「魔法王国の女王、咲良確保。直ちに逃走開始いたします」
「ん!ん!んん!!」
喋れない!見えない!みんな、どこ?助けて!きっと足を撃たれたんだわ。すごく痛い。
「咲良よ、私は杏実だ。あなたを捕まえに来た。これからあなたが自由に活動できぬよう監禁いたす」
マドちゃん、ピンマちゃん、ひっちゃん、キノちゃん!どうか無事でいてください!
---
今日は監禁生活1週間目。杏実と話せるときが来た。その夫の|三樹《みき》も一緒だ。
「咲良。調子はいかが?まぁ、調子が良くても外の世界には一生出さないけどね」
「そうだぞ。杏実ちゃんがそう言ったら一生出れないね~」
あっ、そうだ!子供たちは?子供たちはどうなったの?
「えっと、子供たちはどうなったの?」
そう聞くと思い出したかのように
「あ~!置いてきたよ。だってでっかい粗大ゴミだからね!」
「そんなことないよ!子供たち、子供たちは大切な大切な宝物なんd」
**「咲良さん!!ママ、パパ、、、。いや。ばばあ、じじい!私たちの仲間に何てことしてくれるの!?だ、だから馬鹿なのよ!私たちの気持ちも考えないで自分のこと優先で。被害者を増やさないでよ!私は、、、。こんなばばあとじじいの国づくりには反対なのよ!」**
急に子供たちが入ってきてみんな口を開けて「ポカーン」としていたが、杏実が口を開けた。
「は?あんたたちのほうがよっぽどの馬鹿よ!こんな魔法王国の女王なんかを仲間とか思って。魔法使いは悪魔なのよ!!わかってるの!?」
悲しそうな表情をしながらピンマちゃんが
「じゃあ、私たちは悪魔ってことで勝負しようよ」
そう言い、悪魔の笑顔を見せた。これには杏実たちもびくびくしている。でも子供たちは辞めない。ちなみに、杏実たちは子供たちが魔法使いだったことにも驚いている
「負けたら謝ってね~。でも、そんだけじゃないからね!」
そしてざっとルールを説明して始まった。(戦争にルールなどないけどね)
「クリスタルストーン!(石の魔法)」
石の魔法が杏実にヒット!
「グハッ、、、。砲台だ。いけ!」
でも、砲台の球をみんなよける。そして締めの、、、
**「5人で一つ。カラフルサンダー!!(雷の魔法)」**
2ヒット。杏実たちは、気絶した。そんなに威力すごかったかな?
---
人間王国は、
「魔法王国を尊重すること・被害を犯した2人(杏実・三樹)を処分すること・魔法王国も、人間王国と仲良くすること・「魔法使いは悪魔だ!」と言わないこと
が決まった。これにて一件落着。あっ、そうそう。マドちゃんたちは私の養子と正式に発表された。
--- END ---
気まぐれ小説~居なかったのに、、、なぜ?~
私は|結乃香《ゆのか》。今から会社に向かうの。会社には歩いていける距離にあるけどそのルートはかなり車が多いから危険なのよね。今日は早く出れたから嬉しいわ。ちなみに年齢は25歳よ。まだまだピッチピチ!
---
ここは一番車が多い道路。気を付けながら信号を待たなきゃ。あ~朝の陽ざしは気持ちいな~。
**ドン!!**
「キャッ!!」
**キキー、ドン**
(車にぶつかったのかな?何者かに押されたわ。でも、今の時間帯は人がいないから証言をしてくれる人はいないし車に乗っていた人はひき逃げしたわ。きっとここで〇ぬのね。〇ぬってこんな感じなんだ。初体験だわ。だんだん三途の川が見えてきそう。周りは私の血だらけだわ。そりゃそうよね。なんだか、意識が遠く、な、なってきt、、、)
---
、、こ、ここはどこなんだろう?
「、、、!結乃香さんが目を覚ましました!!」
あ~。病院か!それにしても不運だな~。明日誕生日だっていうのに。
瑠菜からメールだ。
「お誕生日おめでとう!急に手紙を書いてごめんね。まあ、今頃飛び跳ねてるだろうけどね。だって、友達から手紙が来るんだもの。えっと、、、。結乃香。事故ったんでしょ?大丈夫?なんか持って行った方がいい?親友のお願い事だったらぜったいに行くからさ!!いつかさ、二人でお出かけしたいよね~。きっと楽しいと思うよ。だって大親友の二人だもん。てがみが長くてごめんね。関係ないけどさ、るーびっくきゅーぶ、全面揃えられるようになったの!また見せてあげるよ。」>
<「ありがとう!」
「どういたしまして!まあ、親友として当たり前のことよ~」>
え?メールをくれたのは嬉しいんだけど、事故ったこと、誰にも言ってないはずだよ。どうして知ってるの?聞いてみようかな、、、。あっ、そうだ!!
<「瑠菜。私事故った時の記憶があいまいなの。教えてくれない?」
「うん、いいよ。歩いていたら、「ドンッ!!」と押されてそれにびっくりして結乃香が「キャッ」て言ったんだよね。そしてその女の人に押されて車にぶつかったのよ。怖かったって言ってたけど、わざとではなかったんじゃない?」>
<「私、そんなこと言ってたんだ。知らなかったよ。教えてくれてありがとう」
「いえいえ、また困ったことがあったら言ってね」>
<「うん!」
絶対犯人は瑠菜だ。だって何も言っていない。それを知っている。しかも自分が悪くないよと遠回しに「わざとではなかったんじゃない?」と言っている。犯人だね。
---
―—―—―—―—―—―—―—―—―—―—―—―絶対〇してやる(瑠菜のセリフ)
**お**誕生日おめでとう!急に手紙を書いてごめんね。
**ま**あ、今頃飛び跳ねてるだろうけどね。だって、友達から手紙が来るんだもの。
**え**っと、、、。結乃香。事故ったんでしょ?大丈夫?
**な**んか持って行った方がいい?親友のお願い事だったら
**ぜ**ったいに行くからさ!!
**い**つかさ、二人でお出かけしたいよね~。
**き**っと楽しいと思うよ。だって大親友の二人だもん。
**て**がみが長くてごめんね。関係ないけどさ、瑠菜より
**る**ーびっくきゅーぶ、全面揃えられるようになったの!また見せてあげるよ。
気まぐれ小説~知ってくれない真実~
私はメスのトイ・プードルのおもち。私はある男の人に飼われていた犬なの。「いいなぁ」と思うかもしれないけど、実際はそんなんじゃない。吠えたら「こら!吠えるな!!」と殴られて、いうことを聞かなくても殴られる。そんなの嫌だけど、餌をくれるから離れられないしまず窓とか空いてないからでられないよね。
---
そしてある日、飼い主の男性は出て行った。「どこに行ったの?」と何回も鳴いた。でも帰ってきてくれなかった。でもたまにご飯を置くためだけに訪れた。だから嬉しくて「キャンキャン!」と吠えたら「うるせぇ!」とまた殴られた。だからね、私は吠えちゃダメだって思ったからそこからは、大人しくなっちゃったの。
---
いつの日か、「ボランティア」っていうのかな、そんな人が私の家に来て私をどこかへ連れて行ったの。「嫌だ!」って抵抗したかったけど吠えたらまた殴られるからおとなしくしてた。
今からトリミングをするらしいんだけど、、、。なぜかテレビに撮られてる
「はい。今回はこの女の子のトイ・プードルをトリミングしていきます。この子は夜逃げされたと思われる家から保護されました。可哀そうに、、、。毛玉もいっぱいあるので早速綺麗にしていきます」
トリミングは嫌いなんだけど、、、。我慢しないと怒られるぅ、、、。
「このワンちゃんは大人しいですね。全然嫌がらない。やっぱり家庭で一度愛情を受けているからなのでしょうか?」
(どこが大人しいっていうの?そんな発言許さないわよ。でも、吠えたら怒られるから我慢我慢)
「次にシャンプーをしていきたいと思います。水も全然嫌がらないですね。尻尾を振っているので好きなのでしょうか?」
(シャ、シャンプー!?嫌だ嫌だ!!もう怒られたっていい。逃げてやる!)
「ヴーッワンワンワンワン!!!!」
よっしゃ。目が点になっているうちに逃げろ!
「ちょっと!逃げてるから捕まえなきゃ!」
建物の外に出たぞ。はぁはぁ、、、。疲れた。久しぶりに走ったよ。
「あっ!あそこにワンちゃんがいる。触ってもいいかな?いいや、触っちゃおう!」
(っ!ヤバい、子供がこっちに来る。逃げなきゃ。)
---
もう、最近はごみしか食べてないや。おなかすいた。ちゃんと食べたのは捕まえられた5日前か。もう〇んでしまおうかな、、、。うん、そうしよう。
車来た!!いけっ!
「キキーッ」
**ドン**
(これが〇ぬってことなのか。楽しみだな~。天国ってどんな感じなんだろう)
そうしてメスのトイ・プードルのおもちちゃんは車にはねられたのであった。
そして二度と目を開けることはなかった。
--- **END** ---
気まぐれ小説~娘がくれた思い出のプレゼント~
私は|健太《けんた》。妻、私、そして娘の3人家族だ。今でも忘れない出来事がある。
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娘が5歳時のバレンタインのことだ。
「お父さん。今日は何月何日でしょうか?」
「ん?今日は、2月14日だよ」
「今日はバレンタインデーなんでしょ?だから、チョコあげる!」
「え?チョコレートはもっと好きな人にあげたら?」
「いや、お友達に教えてもらったの。確か、、、__友チョコじゃなくて義理チョコじゃなくて、、、__**本命チョコ!!**__多分、、、__」
「そんなの貰っていいのか?じゃあありがたくもらうな」
娘が初めて私にバレンタインで本命チョコをくれた。しかも自作らしい。
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その10年後の娘が15歳の時、娘は絶賛反抗期中だった。でも
「お、お父さん、、、。き、今日は何月何日?」
「今日は、2月14日だ。それがどうしたんだ?」
「ちょ、チョコレート。あげる。だって今日バレンタインだから、、、。でも、勘違いしないでね?ほ、本命チョコじゃないからね!」
__「可愛すぎだろ、、、。こんなかわいい子からプレゼントをもらっていいのか?」__
「ん?なんか文句でも?文句があるんだったら返してもらうけど」
「いや、大丈夫。ありがたくいただきます」
「何回も言うけど勘違いしないでね!」
「はいはい。__なにこれかわいいすぎんだろ。こんなのが身近にいていいのか?__」
---
その時に食べたチョコの箱はいつまでも置いてる。なんせ思い出のものだからね。
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そんな可愛いツンデレの娘は、、、そのチョコを渡してくれた1年後の2月14日に、に、、、亡くなってしまった。交通事故による死亡だった。私と妻の唯一の娘だった。その娘が16歳という若さで亡くなったしまったのだ。そんなツンデレで家族思いの娘の最後のプレゼント。ただのプレゼントが私も娘のところに行くまでの大切な大切な宝物になった。
気まぐれ小説~深い友情~
〈登場人物〉
りら:大人っぽい性格の女の子。友達を傷つける奴には容赦ない。
まな:弱気な女の子。りらが姉のような存在。
二人とも5年生です。
登校時
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ピンポーン
まなママ「は~い」
りら「まなちゃん誘いに来ました」
まなママ「いつもありがとうね。まな~。りらちゃんが来たわよ!」
まな「は~い。おはよう!りらちゃん!」
まなママ「いってらっしゃーい」
りら&まな「は~い。行ってきま~す」
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りら「そういえばさ、学校でいじめが起きてるみたいよ。しかも男子から女子にだそうよ?最低よね。私は、そのいじめられているのがまなだったら絶対守ってあげるわ!」
まな「・・・」
りら「どうしたの?泣いてるけど大丈夫?」
まな「じ、実はね。そのいじめられているのは私なの」
りら「!?じゃあ、今日怒鳴りに行くわ!」
まな「いや、大丈夫だよ」
りら「いや、行くわ。親友なんてほっておけないもの!」
まな「ありがとう」
---
学校でいじめっ子を連れて空き室に
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りら「ねぇあんたらさ~。いじめられた人のことって考えられないわけ?」
いじめっ子「そんなの知るかよ。やった側が楽しかったらそれでいいんだよ!」
りら「それさ、録音するからもう一度言って?」
いじめっ子「えっ?あー。やった側が楽しかったらそれでいいんだよ!」
りら「サンキュー。それじゃ、明日から覚悟しといてね~。ばいば~い」
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次の日の朝
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いじめっ子「なぁ、俺の上靴汚れてるんだけど。絶対あいつだろ」
いじめっ子「おい!」
りらが水稲のお茶をこぼした
いじめっ子「おいおい!わざとこぼしただろ!?」
りら「え?ごめ~んわざとじゃないの。ごめんね」
いじめっ子「は?」
周りの子たち「わざとじゃないって言ってんだから許せよ。ってかさ、そんなことしてるから嫌われるんだよ」
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その日の休み時間
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りらがいじめっ子に強くぶつかった
いじめっ子「ちょい!わざとぶつかるなよ!」
りら「え?何のこと?ちょっと当たっちゃっただけじゃん。ごめんね~」
いじめっ子「なぁ、何で関係のない俺がいじめられなきゃいけねぇんだよ?」
りら「逆に聞くけどさ。何で関係のないまなをいじめるわけ?」
りら「後さ、やってる側が楽しかったらそれでいいんだよね?」
いじめっ子「いいわけねぇよ!」
りら「これを聞いてもそう言える?」
**「やった側が楽しかったらそれでいいんだよ!」**
いじめっ子「・・・」
りら「これでもまだ言えるのかな?馬鹿野郎ども」
いじめっ子「・・・」
りら「やっぱおまえらって、次のことを考えることが出来なくて今やりたいこととかしかできないよね。だからそんな馬鹿になるのよ」
いじめっ子「そ、そんなこと言うなよ」
りら「え?事実なんだから別にいいじゃん。まぁ、以後改めることね。それじゃ」
いじめっ子「・・・」
---
その日の下校時
---
まな「ありがとうね」
りら「ん?これは私の好きでやったことだから気にしないで。でも一人で抱え込んだらだめだからね!」
まな「うん。ありがと!」
--- END ---
気まぐれ小説~家族の仕事~
これは、妹(|樹奈《きな》)と姉の私(|結美《ゆみ》)の物語
私の国では戦争が起きている
私たちには関係ないのに、無差別に攻撃される
今日も敵の軍人が家に来た
こんな生活、早く終わってほしい
家族と一緒に安心して暮らしたい
私の妹は5歳。私は8歳。とても怖い生活をしている。
毎日、いつ敵の軍人が「おい!人いるんだったら出てこい!」とドアを蹴るかわからない。
お母さんとお父さんは仕事で、いつも朝早くから、夜遅くまで働いている。
そして学校は戦争がマシになるまでない。
つまり、家にはほとんどの日中が妹と私の2人ということ。
「ねぇね!おとこのひとがきた!!」
いつもはこれで静かにしていれば収まる。だが今日は、
「どうせ、いるんだろ?いないんだったら入ってもいいよな!!」
と叫びながらドアを壊そうとしている。
妹は恐怖で鳥肌が立っている。
「何としてでも妹を守らなければ」と思い、私は妹の前に立った。
つまりはドアの正面に立った。
「ねぇね!?あぶないよ!だめだよっ」
妹が一生懸命に叫んでいる。
けれど、姉の使命は妹を一生懸命に守ること。
私は〇んでもいい。
でも、妹は〇んだらダメ。
「樹奈、よーく聞くんだよ。お姉ちゃんっていうのはね、〇んででも妹を守るのが仕事なの。でも妹はね、みんなを笑顔にすることが仕事なんだ」
「だから、もしねぇねが〇んでも、ママとパパを笑顔にしてね?もし樹奈が〇んじゃったらねぇねのお仕事がなくなっちゃうんだ。だから絶対に樹奈は生きてね。ねぇねのことはどうでもいいから」
これでいいんだ。妹さえ守れれば、、、。
「ねぇね!だめっ、ねぇねがいないとダメなんだよっ!」
__「樹奈、逃げて、、、」__
「なんていったの?」
**「樹奈、早く逃げて!逃げなさい!」**
早く逃げて欲しい、、、。樹奈だけでも生きて欲しい!そうだ!
「樹奈、早く逃げて。そうじゃないと私もう、、、男の人に付いていく」
「ねぇね?それだけはだめだってママにいわれてるよ、、、?」
こんな時でも心配してくれるなんて天使だ。
「いいの。私、男の人に付いていくね」
「わ、わかった。わたしにげる。ねぇね。げんきでね」
やっと逃げてくれた。あとは私が逃げるだけなんだけど、、、。
**ドンッ**
ヤバい!ドアが壊された。
「やっぱり居たか。早くこっちにこい!」
男の人に見つかってしまった。
「いやよ!」
何とか逃げてきた。
やっと人混みが見えた。
あそこに行けばもう安心だ!
思うように足が動かな、い、、、
---
ここはどこ?
「先生っ、姉ちゃんが目を覚ましました!」
「本当かね?」
そんな会話が聞こえてきた。
そして妹の樹奈だと言い張る女の子がいた。
でも、樹奈にしては大きすぎる。
「私が樹奈だよ、お姉ちゃん!」
「嘘よ。だって樹奈は5歳なんだから、もっと小さいよ!」
でも、本当だったらしい。
樹奈がここまで大きくなっている
「結美、ごめんね。お母さんよ。結美は5年間もの間昏睡状態だったの。守ってあげられなくてごめんなさい」
「お母さん、大丈夫だよ!生きているだけマシじゃん!」
「結美ッ!!」
お母さんもお父さんも無事だったみたい。
でも、、、5年間もたってたんだ。
時代遅れになっちゃうんだろうな、、、。
「お姉ちゃん。私ね、気づいたの。妹ってね、みんなを笑顔にするのが仕事じゃん。でもその仕事をするには家族が一人でもいなかったらできないんだ。でも、今なら仕事ができる。だって、お姉ちゃんが生きているんだもん!!」
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