"どうやって世界の平和を取り戻すのか"
"本当の平和とは何なのか"
"闇に染まったこの世界を__"
"救え"
この世界には、炎、水(氷)、風、雷の4つのエレメントをそれぞれ操ることができる人物がいる。
それは、この世に選ばれた4名のみ。
彼らは『エレメンター』と呼ばれ、この世界に起こる異変を解決していく役目があるが..........
その世界の平和を脅かす強大な影が_______。
「エレクロ 色々データ・用語集!」こちら!
➔https://tanpen.net/novel/series/0feeca01-503a-4dcd-8e30-54f3fb8c6486/
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目次
エレクロ 本編 第1話「エレメント授与」
はい!記念すべき初投稿です!!
初めてなので分からないことやおかしな部分があると思いますが、
温かく見守ってくれると嬉しいです!!
これから伏線をたっっくさん入れてるので是非考察しながら読んでください!!
**本編 第1話「エレメント授与」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
??・??
??・??
??・??
_________________
"この世には、炎、水(氷)、風、雷のエレメントを司る**『神獣』**が存在する"
"その神獣は、**ある目的**を果たすため......"
"この世の4人に、各エレメントを授けた"
"そのエレメントを授けられた人間は、**『エレメンター』**と呼ばれる"
"そのエレメンターはこの世に起こる異変を解決していく役目がある........が........"
---
この世舞台は**『アルカディア』**今の現実でいうと、近未来都市のようなものだ。
エレメントを持つ人々がいるというが、全ての人間が持っているわけではない。
世界でも、数えるくらいしか存在しない。
また、エレメンターには、強さを表す**ランク**というものがあり、**S〜F**まである。
しかし、どのようにしたらエレメントを貰えるか?
それは、ざっくり言ってしまえば、神獣の気分によって決まる。
だから、エレメントを授けられた人間が全員いい人とは限らない。
だが、その場合には神獣たちが怒り、その人物のエレメントが剥奪され、他にも、天罰が下るという。
いわゆる、神獣はこの世の神のような存在だ。
そして、今、神獣により、4人の人間にそのエレメントが授けられることになる。
??「はぁ〜、今日も学校かぁ、行きたくない〜〜眠い〜〜」
朝、とある場所でそう呟いている少年がいた。
彼の名前は**『レッド・フレイア』**普段は明るく頼れるリーダーのような存在の高校生だが、どことなく朝に弱い。
レッド「じゃぁ、学校行ってくるよ」
レッドはそう言って玄関を出ると、そこには炎を纏った狐が宙に浮いていた。
そしてその狐は、突如レッドに向かって光を放った。
レッド「な、なんだよ!!」
しばらくして、光が収まると、レッドの左手の甲に不思議な刻印が出来た。
レッド「な、なんだ……これ…..?」
レッドはそれに不思議に思いながらも、学校に向かって歩き出した。
〜〜〜〜〜〜
そしてその頃、レッドの家の近隣で、同じようなことが起こっている。
??「母さん、学校行ってくるね」
とある少女が玄関を出ると、水と氷を纏った狐が宙に浮き、光を放つ。
??「きゃっ!!」
〜〜〜〜〜〜
またまた別の場所で、そのようなことが起こる。
??「今日もいい天気だな〜」
別の少女が道を歩いていると、風を纏った狐が光を放った。
??「な、なによ!!」
〜〜〜〜〜〜
またまたさらに別の場所で同じようなことが起こる。
??「それじゃ、行ってくるか」
今度は別の少年が外に出ると、雷を纏った狐が光を放った。
??「.......っ!!」
**本編 第1話「エレメント授与」 終わり**
エレクロ 本編・予告 第2話「2人のエレメンター」
エレクロ 本編 第2話の予告偏です!!
待たせ過ぎるのはさすがに申し訳ないので予告を書きたいと思いました!!
予告偏初めてなのでおかしい所があるかもしれません.......
第1話はこちら!!
➔https://tanpen.net/novel/4e9b7b23-53e1-4bec-9e93-0d177eccca73/
** 本編・予告 第2話「2人のエレメンター」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
??・??
_________________
昨日の出来事であった。レッドは謎の生き物と遭遇し、不思議な経験をした。
それはレッドだけではなく、この世の他の3人も似たような経験をしている。
これは果たして偶然に生まれたものだったのだろうか?
_____いや、これはあまりにも偶然じゃ起きない出来事だ。
察しがいい人ならもう気づくだろう。
そう、これは、誰かが仕組んだものでも、自然の現象でもない。
その正体は______
---
--- **『神獣』**だ。 ---
---
しかもその経験をしたうちの2人が、お互いに近い存在だったとは、
誰も思わなかった。
そして今日、お互い対面することになる。
〜〜〜〜〜〜
レッド「今日も1番乗りっか!........って、うん? なんでお前が.....?」
??「なぜんでって.....このクラスの生徒だからよ!」
〜〜〜〜〜〜
そう話していると、レッドたちの前で突如光が放たれる。
??「きゃっ!な、なに!?」
レッド「えっ、き、君たちは!?」
〜〜〜〜〜〜
*____To be continued...*
**本編・予告 第2話「2人のエレメンター」 終わり**
読んでくれてありがとうございます!!
追記として、文の途中にある「〜〜〜〜〜〜」は場面の切り替えのような
ものです!!
エレクロ 本編 第2話「2人のエレメンター」
本編の第2話です!!((おせぇよ
今回も次回も会話・説明の話になるかなぁ?
今回は前回より表現にこだわってみました!!
**本編 第2話「2人のエレメンター」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
??・??
_________________
昨日の出来事であった。レッドは謎の生き物と遭遇し、不思議な経験をした。
そしてこの世界のどこかでもう3人、似たような邂逅を果たしている。
これは一体何の仕業なのか?
もうすでに気づいてる人もいるだろう......
その正体は______。
---
--- **『神獣』**だ。 ---
---
ある朝の頃、レッドはいつものように学校に向かって歩いていた。
本当なら、このまま心地よい晴れ日和の中で、平和な日常を過ごすはずだった。
この世界の**〝裏〟**を知るそれまでは.........
レッド「.......はぁ、こんな日は外に出るだけでも眠くなるのに.....」
レッドはあくびをしながら眠たそうに歩き続けている。
今にも、眠ってしまいそうだ。
だが、そう言っている間に、登校時間が刻一刻と迫っている。
レッド「やっべ、このままだと遅刻する...!あっ、そういえば......」
レッドは何かを思い出したかのように左手の甲を見た。
レッド「この模様.....なんだ?」
レッドのいう模様とは、玄関を出たときに会った謎の生き物の経験からあるものだ。
その正体は本人でもまだ知らない。
レッド「タトゥー?校則に引っかかるのに.......それより急がないと!」
レッドはとっさに走り出した。すると瞬きをした瞬間、学校の正門前に着いていた。
周りには、まだ人がいない。いつもより少し早く着いたようだ。
レッド「え.....なんで.....まぁ、いっか!!」
そして自分の教室へと向かい、扉を開けて入った。
レッド「今日も1番のり!っか......て、うん.....?」
教室のドアを開けたその瞬間、何かが引っかかった。
目線の先には、窓辺に座る見慣れた少女の横顔がある。
レッド「うん〜?誰......あっ!レイラ!?なんでここに!?」
??「あっ、レッド〜来たんだ。忘れたの?ここのクラスの生徒だからよ!」
レッド「いや、そうじゃなくて.....なんでこんな早いんだって聞いてるんだ。
いつもはもっと遅いだろ?」
その少女の名は、**『レイラ・アクランド』**
このクラス(1年1組)のムードメーカーで、笑顔がチャームポイントだ。
そして、レッドとは小さい頃からの幼馴染でもある。
レイラ「あぁ〜早い理由?なんか家出たら狐さんみたいのがいてさ....
目の前がピカーッ!ってして歩いたらここに着いてたの」
レッド「は、はぁ?そんなことあるわけが......__あったわ.......__」
レイラ「も〜変なこと言わないでww 小さい頃のときみたいねw」
レッド「ど・つ・き・回・す・ぞ...?」
レイラ「ごめん☆」
しかし、レッドはその会話で、レイラが自分と同じ経験しているかもしれないと悟り、
しばらく考え黙り込んだ。
レッド「(でも、レイラも俺と同じなのか....?)」
レイラ「急に黙って、どうしたの?」
レッド「あぁ....少し考え事しててな。そういえば、左手は....」
レイラ「左手?」
レッドは思い出したかのようにレイラに問いかけ、レイラは自分の左手を見た。
その視線の先には、不思議な刻印が入っている。
レイラ「なに......これ........」
レッド「やっぱり.......まぁいい、調べたいことが見つかったんだ。
放課後、俺んち来れるか?」
レイラ「おぉ〜!レッドの家久しぶり〜いいよ〜」
こうして、2人は再びいつもと同じ学校生活を過ごした。
そして放課後、レッドの家へ集まることになった。
〜〜〜〜〜〜
レイラ「おじゃましま〜す!久しぶりに来たけど、やっぱりレッドの部屋汚いね〜」
レッド「....それ以上言ったらぶちのめす.........」
レイラ「ごめん☆__((2回目__」
レッド「全く....」
そんな会話を済ませ、レッドはそのままパソコンを開いた。
そして検索画面に、とあるキーワードを入れ、それを調べ始めた。
レイラ「**〝エレメンター〟?**」
レッド「そうだ。聞いたことはないか?」
レイラ「ぜ〜んぜん」
レッド「まぁそうだよな。俺は昔からそのエレメンターとやらに興味があってな」
レイラ「ふ〜ん」
レッド「で、その左手の刻印......なんか見覚えがあるんだ。もしかしたら.....」
レイラ「もしかしたら〜?」
レッドは様々なWebサイトなどをあさりながら調べていき、突如、動きを止めた。
レッド「まさかとは思ったが、本当にそのまさかだったとは........」
そして一瞬、辺りがなにもなかったかのように静まり返った。
まるで、想像もしなかった運命にささやかれるように____。
**本編 第2話「2人のエレメンター」 終わり**
スクロールお疲れ様でした!!
少し長すぎたかな...?
続きも楽しみにしてくれると嬉しいです......!!
エレクロ 本編 第3話「エレメンターとは」
前回に続き大変お待たせしました!!
多分ここから文字の量がキモいことになると思います......
書き方とかが前回とだいぶ違うんじゃないかな?
考察要素は少し入ってると思います!!
ですので、ぜひ考察して読んでみてください!!
あぁ〜もっといい表現ができるようになりたいっっ!!
**本編 第3話「エレメンターとは」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
レッドは、突如動きを止めた。そして、しばらく画面を眺めている。
レッド「まさかとは思ったが、本当にそのまさかだったとは........」
俺は驚きを隠すことができなかった。予想外のことだ。だって、あの___。
レイラ「ねぇ、本当にどうしたの?顔色悪いよ?」
レッド「あぁ....そうだな.....一旦落ち着こうか」
レイラはまだ何も知らないようだ。自分の興味本位で調べていたものが.......
だが、きっとこれは間違いじゃない。まるで、おとぎ話のようだが、そうだ。
きちんとレイラにも説明しなきゃいけない。
レッド「レイラ、お前本当にエレメンターって知らないのか?」
レイラ「そうだけど......?」
レッド「まぁそうだよな。じゃぁ、左手のマーク見てみろ」
レイラ「うん?」
レイラは純粋で天然すぎる。普通だったら、異常だというこの出来事に、
まぁいっか!のノリで過ごしている。まぁそれも、あいつのいいところなのかもな。
そして、俺は、レイラにパソコンの画面を見せる。
レッド「ほら、この写真、俺達のやつと似ていないか?」
レイラ「そうかなぁ?何かのアザじゃない?」
レッド「こんな形が整ったアザがあるか」
レイラ「ないとは限らない.....!」
レッド「まぁ、過去のエレメンターと呼ばれる人たちもこのマークがあったらしい」
レイラ「へぇ〜面白いじゃん。それより、おやつ食べたい〜」
レイラはあまり興味がないのか、おやつ食べたいとまで言い出した。
これじゃ、幼い子供に読み聞かせしてるみたいじゃないか。けど、しょうがない......
レッド「__で、そのエレメンターっていうのは、この世に起こる異変?
みたいなのを解決する人たちのことらしいんだが.......詳しいことは.....」
レイラ「あぁ〜秘密警察みたいな?その隠語なんじゃない?__((モグモグ__」
もはやレイラは持ってきた自作のクッキーを食べながらそう言った。
え?俺がおかしいのか?何か最近、おかしいことがあるなと感じていたんだが.....
急に建物が爆発したりとか、急にものが凍ったりとか、などなど。
普通じゃ絶対にありえないが起きている。今までは、そんなの.......なかったのに.....
正直、ただの偶然だと思いたいのが山々だ。でも、やっぱりおかしいって...........
レッド「......レイラはいつも通りだな......悪い、俺がおかしかったのかも.....」
レイラ「えっ、そーなの?そういえば、調べたいことは見つかった?」
レッド「いや、思ってたのと違うものだった......じゃ、また明日.....」
---
--- **「本当に、そう感じているのか? そこの少年よ__ 」** ---
---
レッド「えっ、誰........?」
なんだ......これは。聞いたことのない、不思議な声だった。
そして、レッドはその謎の声が聞こえた方向へと振り向く。
そこに視線を向けると、目の前は突然、何か見覚えのある光に包まれていた。
レッド「.....なっ!ま、眩しい!!」
レイラ「えっ!?えっ!?急に驚かせないでよ、レッド......!!」
レッド「お、俺なわけないだろ!!」
__しばらくして、やっと光が収まり、視界が開けると、
そこには、`〝あの狐〟`が2匹、宙に浮いていた。そして、こちらをじっと見ている。
よく見ると、片方は炎を纏っており、もう片方は水と氷を纏っている。
どちらもそれで間違いないだろうが、とても普通の炎と水、氷だとは思えない。
何か.......不思議な何かを感じさせるものだった。
??「.......っふ、どちらも不思議そうな顔をしているな。まぁ、無理もない」
??「私たちが授けたうちの2人は、この子たちで間違いないようね」
??「そうだな。それでは、ごきげんよう。レッド、レイラ」
口を開いたかと思えば、不思議な狐のうちの1匹が、レッドとレイラの名を口にした。
やっぱり、普通じゃない。まるで夢のようだ。一体、この生き物たちは.......
レッド「いや待て待て待て。なぜ、俺たちの名前を知ってる?」
レイラ「喋る狐さんって........あっ!!あのときピカピカ野郎!?」
??「ピカピカ野郎とは失礼ね....私たちは__ 」
??「まぁまぁ、そう焦るな。まずは自己紹介だろ?」
??「そうね.....自己紹介ね。じゃぁ、先よろしく」
フレイ「全く.....俺は**『フレイ』**単刀直入にいおう、**炎の神獣**だ」
ミズリー「私は**『ミズリー』**フレイと同じく、**水と氷の神獣**よ」
フレイ「__ってことで、これからよろしくな」
レッド「......」
レイラ「......」
ミズリー「うん?どうしたの?急に黙り込んで.....」
あっさりその神獣とやらにそう言われるが、
レッドとレイラにとってはあっさりじゃすまない出来事だ。
故に、2人ともしばらく黙り込んでしまった。
レッド「し、神獣!?は?え?そんなわけ......」
レイラ「神獣......?何か聞いたことあるよね?」
レッド「なんでお前はそんなあっさり受け止めてんだよ((」
レイラ「だってフレ.....なんとかと、ミズ....なんとかがそう言ってるじゃん」
レッド「全く覚えてないのか........」
フレイ「突然の出来事で申し訳ないな。だが、俺たちはあの神獣だ」
ミズリー「知ってくれてるなんて、**`さすがエレメンター`**ね」
フレイ「選んだかいがあったかな?ふっ....やっぱり、あのときの子と少し似てるな」
ミズリー「今後が楽しみになるわね」
レッド「いや、勝手に話が進んでるんだが.....
俺たちはそのエレメンターってのが、どんなのかは詳しく知らないぞ?」
ミズリー「まぁ、知らなくて当然よね。それを今から説明する」
フレイ「分からないことは俺たちに聞けばいい、それじゃ、いくぞ?」
レッド&レイラ「えーー!?!?!」
---
**◇神獣たちによる説明の要約◇**
まず、炎、水(氷)、風、雷をそれぞれ司った4匹の神獣が、
この世の4人にそれぞれ1つのエレメントを授けた。
今回の場合は、レッドが炎、レイラが水(氷)のエレメントを授けられた。
この2人がこの世の4人に授けられた人たちのうちの2人にあたる。
そして、神獣にエレメントを授けられた人たちを『エレメンター』と呼ぶ。
そのエレメンターたちは、この世に起こる〝異変〟を解決していく役目がある。
簡単にいうと、エレメンターでの任務だと思ってくれればいい。
異変を解決しているというこの現状は、あまり世間には知られていないが、
今までそうしてこれたのは、過去のエレメンターが抑えてくれたおかげだという。
その異変というのは、自然現象でも、人がただ起こした事件でもない、
**〝ある組織〟**が主に起こしている異常事態のことを指す。
最近までは、神獣たちだけでその〝異変〟をなんとか抑えることができたが、
そのある組織の活動や勢力が最近になって急に活発になり、
神獣たちだけでは様々なリスクがあることからも完全には抑えられず、
エレメンターの力が必要となった今、4人のうちのレッドとレイラが選ばれた。
だが、残念ながらその組織についての情報などは全て把握しきれていないため、
組織の完全な撲滅や特定とまでは今まで1度も達成できていない。
つまり、まとめると、2人には我々の任務をこなしてもらう、ということだ。
---
フレイ「.......長くなったが、まぁこんな感じだ。
色々難しいことを言ったが、そこはあまり気にするな」
ミズリー「簡単にいう、任務をこなしてもらえれば大丈夫だから」
フレイ「始めはそんなもんだな。いきなり難しいことをしたって、しょうがない」
レッド「......は、はぁ.........そう........なのか.......」
レイラ「えっ....えっ.....私、そんなこと.....」
レッドとレイラはやはり驚きを隠せない。それは神獣たちもよく分かっている。
なぜなら、どんな人だって、生きている限り不安という感情は感じるものだから。
フレイ「確かに最初は不安だよな......あの頃の子も、こんな感じだった」
ミズリー「安心して、裏方ながらに私たちもついてるんだから」
フレイ「そう。最初からじゃんじゃんこなせる|者《やつ》はいないからな」
神獣たちは2人を落ち着かせるために優しく声をかけた。
そして段々と、2人も落ち着きを取り戻し、レッドが先に口を開く。
レッド「........改めて、まさかとは思ったが、そのまさかだったとはな」
レイラ「......ふぅ、私たち、エレメンターなんだ......」
レッド「よし。まずは受け止めない限り話は始まらない」
フレイ「さすがだな。もう落ち着いたか?」
レッド「俺たち....これから、どうすれば.......」
フレイ「そう焦るな。いつも通り学校へ行ったりして、日常を過ごしてくれ。
その中で、所々任務をこなしてもらう」
レッド「そうなのか。でも、どうやって任務を伝える?」
フレイ「君たちの左手に、刻印があるだろう。それが使える」
レッド「これ、ただの刻印じゃないんだ.......」
レイラ「ほぉ〜.......!しゅごい.....」
フレイ「エレメンターである証だ。それに、君たちは念話ができるはずだ」
レッド「念話.......?」
フレイ「我々が直接君たちの脳に話しかけることだ」
レッド「それじゃ、俺たちからはどうやって.....」
フレイ「簡単だ。考え事のように話しかけると、繋がる」
レッド「ほ、ほう......」
フレイ「まぁ、その他のことはそのときになってからだ」
ミズリー「早速、近頃で嫌な予感がするの。もしかしたら出番かもね」
レイラ「.......ごくり.........」
フレイ「まぁ、今日はもう遅いし、続きは明日だな」
レッド「分かった。また会おう」
......こうして、突如現れた神獣たちとの会話は終わった。
それと同時に、自分たちがエレメンターとしての日が始まる。
2人は、エレメンターの任務をこなすことができるのか。
いや......エレメンターとして、この世界の______。
**『レッド・フレイア』**
**『レイラ・アクランド』**
今、2人のエレメンターの幕が開く。
**本編 第3話「エレメンターとは」 終わり**
展開急すぎるかな.......?
もし説明とかがよく分からなかったらどんどん質問してください!!
(リクエスト箱へゴー!!)
エレクロ 本編 第4話「異変の予感」
更新頻度が遅い【輝光 幻咲・゜】です.....
戦闘回は近いうちに出てくると思います!!
さぁ、2人はどう生活するのでしょうか!!
**本編 第4話「異変の予感」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
神獣たちとの会話を済ませた翌日__。
2人は言われた通り普段の日常を過ごすことにした。
いつもの日常を.......と思っていたのだが、
神獣の勘は正しかったようだ。早速、不穏な空気が漂っている。
まさか、この日、この場所で__。
〜〜〜〜〜〜
あの出来事の翌日、レッドはいつものように身支度をしている。
今日はレッドにしては珍しく、しっかりと目が覚めているようだ。
やはり、昨日の出来事によるものだろう。
だが、まだ分からないことばかり考えていたってしょうがない。
とりあえず、今日はいつもの日常を過ごすのが合理的だ。
レッド「 "近頃で嫌な予感" か......」
レッドはいつも通り、平和な通学路を歩いている。
気になることは山々だが、なんだか俺らしくないな。
せっかく早起きできたんだ。
今日は俺がレイラを驚かしてやるか。
よし、少し急ごう。
〜〜〜〜〜〜
レイラ「昨日のレッド、何かおかしかったなぁ。」
レッドに続いて、レイラもその頃、学校へ向かっていた。
きっと早起きでもして、私を驚かそうとでもしてるんでしょ?
と思いながら、何気ない周りの景色を見て歩いている。
この辺りでは朝、小鳥がよく鳴いている。
それに、朝早いので、人通りも少なくとても静かだ。
レイラは、そんな街が大好きだ。
.................何か引っかかるものを感じるが、
レイラはそんなことはあまり信じたくない人だ。
こんな所で、異変が起こるなんて、絶対に嫌だ。
でも、神獣が言っていたことがどうしても..........
レイラ「いやいや、そんなこと.......ないよね..........?
ふぅ......レッドも待ってるだろうし、早く行こ」
〜〜〜〜〜〜
とある路地裏、誰の目にもつかず、手入れも行き届いていない.......
家を持たない人や、何でもない不良たちが集まる場所__。
そんな怪しい場所は、例えどんな平和な街でもあるものだ。
2人がいつも通り、平和な日常を過ごそうとしている中で、
その路地裏のどこかで、謎の人物が不敵な笑みを浮かべていた。
??「ここ最近、神獣たちによるエレメント授与があったそうだが、
新しくエレメンターになったと思われる人物は.......」
---
--- **「あの2人だな?」** ---
---
??「へへ.......これで俺も.......昇格かな.......?ふふふ......」
その1人の人物が、そんな独り言を呟いていると、
同じ場所にいた一部の不良たちが反応した。
こんなときは、放って置くのが1番だというのに。
不良「なぁ、そこのお前、なにブツブツ言ってんだ?」
??「うん?そういうお前こそ、関係ないことだろ?」
不良「ああん?何だテメェやんのか?さっさと言えや」
??「.....っち、ったく....俺もこんなことはしたくないのにな?」
不良「またブツブツ言いやがって.....この野郎っ......」
__ポタッ、ポタッ。
不良が再び口を開こうとしたとき、突如腹部から血が垂れる。
.......一体、何があった?刺されたのか?でも......
全く思考が追いつかず、焦っていると、その謎の人物から
黒い斬撃のようなものが飛びかかってきた。
.....だが、不良にとって、避けることなんてことは、とてもできはしなかった。
瞬きする間もないほどの一瞬だったから__。
不良「.......っぐ.....がっ.....」
??「へっ.......大人しくしていればよかったのになぁ?」
不良「い、いやだ.......誰か........た、助..........けて」
??「残念だが、それはとても聞けない望みだな」
不良「お願い.......すみません......で.....」
その謎の人物は、先程の不良をあっという間に始末した。
誰にもわからない、ほんの一瞬で、不良は殺されてしまった。
そして、再び謎の人物が口を開くと........
??「はぁ......ちょっとやりすぎたな。早く急がないと。待っていろよ......」
**「レッド、レイラ」**
??「それじゃぁ、`召喚準備....開始__` 」
〜〜〜〜〜〜
その頃、レッドは学校に到着していた。
それに加えて、レイラも同じタイミングで学校に着いていた。
2人共、あまりの偶然に黙ってお互いを見つめている。
レッド「.......え.......?」
レイラ「うそぉ.......」
レッド「なんで.....またこんな早く?」
レイラ「レッドこそ、いつも起きれないくせに」
レッド「うう.......それは......とにかく!早く教室行こうぜ」
レイラ「ふぅん......?そうね」
やっぱり、朝早いことから誰もいない。朝練がある部活でさえだ。
いるとしたら、そこそこの年齢の職員ぐらいだ。
その職員が何してるかといったら、答えは何もしていない。
生徒たちが来るまでコーヒーを飲んでいる。
だが、そのおかげで教室の鍵が開いていた。
レッド「よかった。鍵が開いてる」
レイラ「ね、ね?何でこんな早起きしたの〜?」
レッド「ただ眠れなかっただけだ。誤解すんな」
レイラ「私を驚かそうしたとかだなんて?」
レッド「ば、ば、ば、バカな.....そんなわけない......だろ?」
レイラ「あっ、図星みたいだね〜。わっかりやす〜い」
レイラに自分の思惑がバレたレッドはあたふたしてたが、
なんとか誤魔化したようだ。
そして何分か時が過ぎ、他の生徒たちがやって来る。
その後、いつも通り授業が始まった。
そんな日常が、今始まったばかりだというのに、
学校の屋上でまたあの謎の人物が笑みを浮かべながら立っている。
そいつが来た途端、感じる人は感じる、不吉な予感を漂わせていた。
??「さぁさぁ、一体どんなものを見せてくれるのか.......」
---
--- **「新しいエレメンターたちよ」** ---
---
**本編 第4話「異変の予感」**
〜おまけ〜
レッド
「そういえば、お前本当に更新頻度遅いよな」
作者
「いやぁ、こっちもこっちで忙しいんですよ......?」
レッド
「忙しくても投稿してる人たちいるだろ」
作者
「う〜ん.....最近は早くできるよう頑張ってるつもりなんだけどな.......」
レッド
「なら行動に移せ」
作者
「なんでそんなに辛口なの........?」
レイラ
「はいはい、よしよし☆」
作者
「(≧∇≦)」
エレクロ 本編 第5話「最初の異変」
結構長いかもしれません.......
さぁ、どんな展開が待っているのでしょうか!!
今回は前回より今後の物語につながる要素が多いかも!?((ボソッ
**本編 第5話「最初の異変」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
今にも眠くなりそうな、温かいぽかぽか日和。
レッドは窓側に腰掛けて、校庭をじっと見ている。
朝起きたときにはぱっちり目が覚めてたのに、
こんな天気じゃ、無意識のうちに睡魔に襲われてしまう。
ふわぁ〜....とあくびを一息ついて、
レッドはなんとか眠気を覚まそうとしていた。
レッド「あぁ、もう少しで授業が始まる......」
レッドがそう独り言を言っていると、
授業の準備をして戻ってきたレイラが話しかける。
いつものような、変わりない声で。
レイラ「もう、やっぱり眠いんじゃん。次、歴史だよ?」
レッド「うわっ、眠くなる教科 第2位じゃん」
レイラ「でしょ?数学じゃなくてよかったね〜」
レッド「ほんとだよ.....寝ちゃったらどうしよ....」
レイラ「私が先生にチクってあげよっか!」
レッド「俺のこと嫌いなの.....?」
レイラ「てへっ☆嫌いじゃないよっ!」
レッド「いつも笑顔でいられてすごいな......」
レイラはいつもの天性の笑顔で話した。
その笑顔は、みんなに力をくれる、不純物1つ無い、
まっすぐ透き通った、輝くダイヤモンドのようだった。
レッドは、その笑顔に何度力をもらったことか。
彼女は、他の誰1人持っていない、特別な何かがある。
いや、そう感じる。さすがはあの子のチャームポイントだ。
__と思ってる間に、早速歴史の授業が始まった。
今回の内容は、いつしかこの世とって興味深いものだったようだ。
それでは、少しばかりその様子を見てみよう。
先生「よーし、それじゃ授業を始めるぞ。お願いします」
生徒たち「お願いしま〜す!」
先生「え〜というわけで、しっかり勉強してきたか?」
生徒「してま〜す」
先生「そうか。なら関心関心。それでは、今日の内容なんだが.....」
生徒「”人類の古代文明“についてですよね!」
先生「本当はそうなんだが、今日は違うんだ。
試しに、今日は何の日かわかるか?」
生徒「うーん.....なんだろー」
先生「まぁ、初めて聞くかもな。今日は、あの厄災の日だ」
生徒「あの厄災......?」
先生「そうだ。まぁ、とりあえず聞いてくれ」
---
**◇先生の話をそのまま写したもの**
今日は、1000年以上も前に起きた大厄災とちょうど同じ日だ。
すごく有名な話なんだが、君たちは知らない人が多いみたいだな。
それでは、特別講習といこう。
1000年以上も前のある日、実に不思議な出来事が起きたんだ。
昔すぎることだが、今まで言い伝えられ続け、今に至っている。
その不思議な出来事というのは、みんなが寝ている、夜中に起きた。
突如、大地が水分を失い、完全に枯れたんだ。植物とともに。
それだけならまだよかったかもしれない。だが、それはまだ終わらなかった。
次は辺り一面、謎の炎に包まれた。その炎は、ごく普通の一般人でもわかる、
普通ではない炎だったという。いくら消火しても、絶対に消えなかったらしい。
そのまま大地は炎の海と化した。そして、不思議な出来事は大地だけでなく、
川や海にも起きてしまった。それは、最初は普通の洪水かと思われた。
だが、雨も降っておらず、大地は枯れたというのになぜ洪水が?
答えはすぐに分かった。川や海にも、異常が起きているからだ。
ただの洪水などではなく、まるで生きたかのように人間をすくい上げ、
そのまま水の中へ飲み込んでいったんだ。数え切れない程。
それを助けに行こうとする人もいたが、結局同じ運命だった。
他と同じく水へ引きずり込まれ、中には体を凍らせられた者もいた。
そうして、火災や水害などで多くの命が亡くなったというのに、
世界はまだ我々に牙を剥いた。今度は、突然の突風や落雷だ。
ただの悪天候か?とも思うが、やはり違っていた。
1つ言えるのは、あまりにも異常な量だったそうだ。
そのおかげで建物は崩壊し、もちろん人間自体にも悪影響を及ぼした。
このような出来事が........ではなく、`**“厄災”**`が、だな。
これらの厄災が、我々人類を襲ったんだ。もう少しすれば人類が.......
いや、この星ごとが滅びかけた大厄災だったという。
その名も__
--- **《|Code 0.0 ZERO《コード ゼロ》》** ---
これが、今まで言い伝えられ続けてきた話だ。
絶対に忘れてはいけない.......そんな出来事だったそうで、
先生たちが子どもの頃は、それが知ってて当たり前でった。
.....っふ、実に悲しい話だよな。これを知ったところで......
まぁ、ぜひ君たちにも知ってもらいたいなというわけで話した。
頭の隅にでも置いといてくれればいい。聞いてくれてありがとな。
---
生徒「こーど.....ぜろ.....?」
先生「そうだ。興味があったら、調べてみると良い」
先生の話が終わった。少し教室内がざわめく。
もしその話が本当だとすると、実に不思議なことだな.....
そう、レッドは思っていた。あまりにもおかしいよな、と。
でもここまで言い伝えられてるということは、まぁそういうことなんだな。
それより、妙な空気が漂っている。
なんだろう、すごく嫌な予感がする。他のみんなは気づいていないのか?
........何も起こらないといいが........
昼下がり、心地のよい温かい日差しが差し込む屋上で、
レッドが感じたような空気を漂わせている人物が、何かを準備している。
相変わらず、不敵な笑みを浮かべたまま、こつこつと。
??「へへへ......一体、どんなショーが始まるのか.....
`静寂を破りて今ここに、闇より暗き闇に在り、我が声に応え顕現せよ__。`」
--- ***“|獄闇の狂戦士《クロウ・バーサーカー》”*** ---
??「さぁ、どう対処する?......我が軍勢の脅威.....受けきってみるがいい.....」
しばらくして、なんやかんやでちょうど4時間目の授業が終わった。
今はもう昼休みで、お弁当を食べる人や食堂で食事をしている人でいっぱい。
今日はどうしようか.....とレッドは思いながら目の前にある自販機で、
缶コーヒーを買った。別にそこまで腹は減ってないようで、とりあえず買った。
今日は1人でいたい日らしい。上手く存在を消している。
レッド「ふぅ、暇だなぁ。それより、砂糖欲しい.......」
レイラ「あっ、いたいた〜!やっほーレッド〜」
レッドは1人でコーヒーをすすっていると、いつの間にかレイラがやって来た。
しかも探していた様子だ。.......次はなんですか?とレッド思って振り返る。
レッド「.....どうした?他のみんなと昼ご飯は.......」
レイラ「だってレッドぼっちじゃん」
レッド「(#^ω^)ハッ」
レイラ「あれ?笑ほんとだった?笑」
レッド「.................................................ぶち◯す!!!」
レイラ「(つд⊂)ウッ...」
レッド「ごめんなさい嘘です。言い過ぎました.....」
レイラ「(〃ω〃)イイヨ」
レッド「.......で、どうした?」
レイラ「ごはん!!」
レッド「..........は?」
レイラ「ご・は・ん!!食べる!!ペコペコ!!」
レッド「わかった、わかった。そう急ぐなって。行こうか」
レイラ「ごはん、ごはん♬」
........そうして、レッドとレイラは食事を済ました。
食事の後、余った昼休みの時間を過ごして、またすぐに授業が始まる。
生徒みんな席につき、先生の話を聞いて勉強する。
いつものように過ごす......はずだった.........
授業中、先生が話が段々と薄くなっていく。眠くなっていくように。
周りの生徒たちは気づいていない。先生の喉の調子が悪いのかな。
........そう思っていたが、違うようだ。
意識を失ったように突如先生が倒れた。
さすがにそれで周りも騒然とする。だが、それを気に........
次々と生徒たちも共鳴するように倒れ始める。
ついに残ったのは、レッドとレイラの2人だけ。
この2人だけは、いつものように元気に動ける。
そしてレッドは倒れた生徒たちや先生1人1人を確認する。
誰も死なせたくはない........の一心で。
レッド「大丈夫か?頼む......目を覚ましてくれ......」
そう声をかけながら、みんなを起こそうとするが、
周りは一向に、目を覚ましたりはしなかった。
レイラ「レッド......みんな......大丈夫?」
レッド「......................何とか.......息はしている、が......」
倒れた人たちは息はしているようだったが、
このままじゃ絶対に危ない、とレッドは感じた。
そのまま他のクラス・学年や職員室へと助けを求めたり、
状況を確認しに行ったりしたが、結果は全部自分のクラスと同じ。
レッド「......っ、クソ....!!一体、どうしたら..........」
レイラ「レ、レッド.......でも、あれ見て......」
レイラはレッドがしていたこととは別に、周りの景色なども確認していた。
そして、何か気づいたのか、指を窓の方へ向けて、レッドへ伝える。
その声には、恐怖という感情が混ざったものだったが、レイラは頑張って声を出す。
レイラ「レッド.........そ、外が.....!!」
レッド「...........ん?」
2人が振り向いた窓の向こうには、明らかに違う景色が写っていた。
本当は昼のはずだというのに、外が夜のように暗くなっていた。
いや、夜以上に暗かった。学校全体が、黒い闇に染まったように。
だとしたら、これは一体何だ?自然現象か?............と思いたいが、
どれも違う。確実に、これは普通の出来事ではないとすぐに分かった。
レッドは色々と必死に考えて、1つ結びついたことがある。
明らかに普通ではない景色と生徒や先生たちも倒れる現象......
信じたくはないが、どうしても`“あれ”`と事柄が一致する気がする。
これは..........まさか.........俺たちにとって、最初の____
---
--- **〝異変〟** ---
---
**本編 第5話「最初の異変」 終わり**
〜おまけ〜
レッド
「ようやく更新できたな」
作者
「いやぁ、現実でテストというのも相まって大変でした......」
レッド
「テストは、大丈夫だったのか?ちゃんとできたか?」
作者
「うぅ....まだ結果は返ってないからわからないけど、
できはしたんだけどね.......やっぱり怖い.......」
レッド
「はぁ....とりあえず、できはしたんだろ?それでいいじゃないか」
作者
「そう.......かな......?」
レッド
「ほら、俺よりかはお前頭いいじゃないか。心配すんなって」
作者
「なんか今日のレッドは優しい........」
レッド
「 (`・ω・ ´ ) オヤツ イル カイ?」
レイラ
「(๑•̀ㅁ•́๑) イル!!」
レッド
「.....いつのまに......みんなで食べようぜ!」
作者&レイラ
「わーい!!!٩(๑>▽<๑)۶」
エレクロ 本編 第6話「閉ざされた学校」
前回文字数やばかったかな..........?
読みにくくてすみませんでした........
どれくらいの文字数がいいのか........
あと展開がおかしい気が...........
**本編 第6話「閉ざされた学校」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
2人が向いた窓の向こうには、いつもと違う景色が写っていた。
夜以上に暗く、一目見ただけで、すぐに異常事態だと分かる。
だが、何故こうなったのかは現時点ではまだわからない。
レッドたちも、戸惑いが隠せないようだ。
レッド「俺たちにとって........最初の..........`〝異変〟`......なのか......?」
レイラ「......え?......異変?........何の、こと.......?」
レッド「昨日の話を覚えていないのか.....?神獣たちが言っていただろ.....?」
レイラ「しん.......じゅう..........あっ!エレメンターとか......?」
レッド「そう、エレメンターとなったら、異変を解決するという........」
レイラ「.....つまり?」
レッド「今起きていることは、きっと神獣たちが言っていた異変だ」
レイラ「........さすがに.......そんなことは......」
目の前の現実.....といいたいところだが、普通に考えたら非現実的なこの現状、
素直には受け入れられない。しかし、エレメンターという限り受け入れるしかない。
フレイ「.......早速、異変の始まりか」
ミズリー「嫌な予感がすると思ってたけど......こういうこととはね」
レッド「........し、神獣......!?」
フレイ「全く、フレイと呼んでくれて構わないぞ?」
レッド「じゃぁ、フレイ.........これはまさか.......」
フレイ「ご明察の通り、これは異変だ」
レイラ「......むぅ.......」
フレイ「君たちにとって最初の任務だしな。俺たちも同行させてもらうよ。
まず、今の状況を整理しよう。他の生徒、教員たちの様子は?」
レッド「みんな、息はしている。ただ、返事とかはなくて」
フレイ「ほう......意識を失うというより、眠らされているような感じだろう」
レイラ「そう、なの?」
ミズリー「さっき学校全体を見てきたけど、そんな感じね」
レッド「じゃぁ、俺たちのすべきことは......?」
フレイ「分かっているだろう?エレメンターとしての責務を果たすんだ」
レッド「これを.......終わらせるには......」
ミズリー「もちろん、元凶を何とかするしかないわね」
フレイ「その元凶によって、ここはもう “閉ざされた学校” と化してしまった。
外側にも強い結界が張られている。完全に外と内を遮断しているようだ」
レッド「その元凶をなどうにかしろ、ってことか」
ミズリー「そうよ。それじゃ、レイラは私と、レッドはフレイとね」
レイラ「.......え?」
フレイ「それぞれ別々に行動していくってことだ。やることを覚えるためにな」
レッド「.......分かった、いこう」
__そして、レッドたちはそれぞれ別になって行動することになった。
いよいよ、自分たちの番なんだ、という思いを胸に。
今、2人エレメンターの力を見せるときだ。
◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇
それぞれ別になって行動し、レイラたちは校舎内、レッドたちは校庭に来ていた。
レイラたちは改めて学校を調査しながら、レッドは結界をメインに状況を調査する。
レッド「ほんとだ.....これがあるから外が暗く見えたのか......」
フレイ「うん、結界で間違いないだろう。だが、よくここまでできたな......」
レッド「......人の、仕業.....?」
フレイ「そうだ。このようなことができるのは`〝あの組織〟`だけだからな」
レッド「.....組織.....?あぁ、なんか言っていたような......」
フレイ「よく覚えているな。これはきっとその人員だろう」
レッド「よし、外の状況は分かった。校舎へ戻って元凶を探そう」
フレイ「そうだな」
レッドたちと同じように、レイラたちも状況を調査し終わって、元凶を探し出す。
だが、こんなときに限って、学校の構造が仇となる。
レッドたちが通っている高校は、他校と比べると、比較的広い造りとなっている。
入学したての頃は、すぐに迷子になる、迷宮のようだった。
しかし、これがこの学校の魅力だ。様々な分野において、手の幅が多い。
__そして、その異変は向こう側からやって来る。
最初に現れたのは、レッドたちのいる場所のようだ。
その場に、光を飲み込むような暗い煙のようなものが立つ__。
|竜牙兵《スケルトンゴーレム》「.....Luuuurrrrrrr......Guuuaaaaaaaaa..........!」
骨だけでできた人形の.......顔の部分だけ動物の牙でできたような見た目をした、
謎の生物が、突如煙の中から姿を現す。
誰でも分かる、自然と寒気を感じさせるようなオーラを出していた。
そして、床を唸らす程の鳴き声とともに。
レッド「.....何だこの声....耳の奥に響く......」
フレイ「ほう.......**|竜牙兵《スケルトンゴーレム》**だな。あいつを見たのは久しぶりだ」
レッド「こっちへ来るぞ!?」
フレイ「うん?君はエレメンターだぞ。あんなやつに怯える必要はない」
レッド「........でも、あまりにも気味が悪い!!」
フレイ「やつのランクは**〈F〉**だ。1番弱い位だぞ?」
レッド「らんく........?なんだそれ.........」
フレイ「.......ふぅ、また随時説明する必要があるな」
レッド「ど、どうする......?」
フレイ「そうだなぁ........まずは、準備といこうか」
レッド「...........え?」
レッドの服が、闇の静寂に溶け込むように、淡い光をまとい始める。
やがて、最後に眩く光ったあと、その光はおさまった。
その後、目を自分の服へと向けると、そこには不思議なものがあった。
何か特殊なものを感じさせる、何とも言葉では表せない服装だった。
炎を連想させる色と、模様が入っているということだけが目で確認できる。
それに、肉眼では確認できずとも、体が感じるものがある。
体全身に、何かが流れている......... 体の底から、何かが湧いてくる。
__と、そう体が言っている。
レッド「........これは.........」
フレイ「着心地はどうだ?それは**『スキルスーツ』**だ」
レッド「スキル.....スーツ........」
フレイ「君の体には、多少であれど、炎のエレメントが流れている。
イメージとしては.....魔力という表現の方がいいか?
これはその流れを良くし、任務の効率化を促すものだ」
レッド「.....そう、か..........」
フレイ「まぁ、要はエレメンター専用の戦闘服ってことだ。あまり気にするな」
レッド「おぉ......!」
フレイ「それと、あと1つだな.........」
フレイは再び慣れたような手つきで、また光の中から何かを取り出し始めた。
__それは、剣だった。いや、確かに剣だが、普通とは違う。
正真正銘の、神が創った武器.......**`〝神創兵器〟`**と呼ばれる__。
フレイ「四大神器が一柱、炎の神剣......**『|神託す冠華の灼焔《フレアノヴァ》』**だ」
レッド「ふれあ........のば.........?」
なんだ.........あれは.........剣だよな..........?
レッドの頭の中には、もうその感情しかなかった。
その神剣は、天より遣わされたかの如く眩き光を放ち、
刃に宿るは万象を貫く真理の力。見る者すべてが膝を折り、
言葉を失う神威がそこにあった。
剣とは思えぬ静けさの中に、何千年もの時を超えてなお色褪せぬ威厳がある。
それはまるで神の息吹が形を成したような、触れることすら憚られる神聖さだった。
フレイ「では、神直々に命じようか。
レッド、この神剣を以て、俺に君の力を見せてみるがいい__ 」
---
--- **「今まで紡がれてきた、あの`“|想い《人》”`のように__ 」** ---
---
**本編 第6話「閉ざされた学校」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「待って、今気づいたんだけどこの更新ペースだいたい月イチじゃ....?」
レッド
「あぁ〜確かに。ちょうど約5ヶ月前から始めてたもんな」
作者
「1ヶ月に1話....?オワッテルッテ(^ω^)」
レッド
「たまに『もっと早くこのサイト見つけられたらぁぁ!!』って言ってたよな」
作者
「マジでそう思ってる.....」
レッド
「まぁまぁ、続けてるだけいい方だよ。すぐ失踪するよりかは......ね」
作者
「ほんと......ここまでこれてるのは見てくれてる皆さんのおかげです........!!」
レッド
「作者に付け足して.......これからも俺たちをよろしくな!」
レイラ
「よ〜ろ〜し〜く〜!!(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾」
エレクロ 本編 第7話「灯火の光」
ぴすぴすいぇい(???)
おぉぉーー!!今回は少し戦闘なのかな?(ほんとにちょっとだけ....)
戦闘描写って私、めちゃくちゃ苦手なんだよね.....
なので次回は文章表現が壊滅以上に終わっていることでしょう!!
**本編 第7話「灯火の光」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
フレイ
_________________
剣とは思えぬ静けさと感じる威厳に、レッドは圧倒されていた。
こんなものが、この世に存在するとは。
---
--- **『|神託す冠華の灼焔《フレアノヴァ》』** ---
---
レッド「フレア......ノヴァ......?」
フレイ「その通り。我々が創った武器だ。全部でいつt......4つある。
『四大神器』のうちの一柱だが、まぁこれは覚えなくてもいいさ」
レッド「うん....わかった....」
フレイ「それでは神直々に命じようか。
レッド、この神剣を以て、俺に君の力を見せてみるがいい__ 」
---
--- **「今まで紡がれてきた、あの`|“想い人”《人》`のように__」** ---
---
その瞬間、場の空気が張りつめ、まるで時間が止まったかのように静まり返った。
全てを見据えているのかのような目で、語りかける。
レッド「......これ、で?」
フレイ「そう、まずはやってみろ。
エレメンターとしての血が騒ぐかもだぞ?」
レッド「 (深く深呼吸する) 」
フレイ「今の君は、まだランクがやつと同じ〈F〉だが、大丈夫さ。
君たちなら、きっとあの|とき《子》のようなところまで行ける」
レッド「......よし」
フレイ「準備はできたな?ならば、思うままにやってみろ」
レッドは覚悟を決める。俺なら大丈夫だ。いける。
竜牙兵は目の前で確認できる限り全部で3体。
自我を持っているのかないのか、わからない動きだが、
その前に、一瞬で全てを焼き払えばいい。
神獣がくれた神剣、そしてスキルスーツと呼吸を合わせるんだ。
自分も、この威厳さに負けないように__。
もう一度、深呼吸をする。感じる、体に流れているものを。
レッドは静かに目を閉じ、神剣を構える。
相手が見せる、少しの隙が見えるまで__。
そのときのレッドは、本当のエレメンターの姿に見えた。
レッド「いくぞ」
その瞬間、レッドは床を強く踏み込む。
周りの風を裂き、時間すらを置き去りにする速さで、竜牙兵に近づく。
レッド「.....スキル発動.......」
そして、神剣に炎を宿し、目にも止まらぬ速さで敵たちを狙う。
風を切る鋭い音とともに、刃が閃光のように走った。
レッドは斬撃の直前、左足をわずかに引き、身をひねって重心を低く構えた。
レッド「.......逃れられぬ|運命《さだめ》を、この一撃を以て焼き尽くす__ 」
相手が気づいた時には、すでに斬撃の軌道の中にいた。
彼の刀身が、紅蓮の炎をまとい、まばゆい閃光となって閃く__。
---
--- **【日昇閃華】** ---
---
灼熱の刃が、この暗闇を裂いた。剣を振り抜いたその先、敵はまだ立っていた....が、
それはほんの僅かな“遅れ”にすぎなかった。
そして、静かに神剣を下に突き立てると、敵の足元から意志を持った獣のように
咆哮を上げる炎が、まるで天と地を繋ぐかのように一直線に伸びていく。
その灯火の中でレッドは、なお揺るがぬまま、静かに剣を握っている。
フレイ「......実に見事だ。やっぱり君を選んだかいがあった」
レッド「......終わった、のか?」
フレイ「今の敵は、だけどな。根本的な問題を解決しない限り永遠に湧き続けるぞ」
レッド「.......うん」
フレイ「そして、今ので君はランク〈E〉ぐらいまで上がっただろう」
レッド「......あっ、そのランクって?」
フレイ「まだ随時説明する。よし、次の準備はいいか?また来るぞ」
レッドはエレメンターの決意を胸に、真っ直ぐな目で静かに頷いた。
レッド「.......任せて」
フレイ「いい返事だ。では、また君の灯火の光を見せてもらおう。レッド__ 」
**本編 第7話「灯火の光」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「待って今回内容少な過ぎるかも……ねっ、フレイさん?」
フレイ
「うっ.....なぜ俺なんだ......」
作者
「最近のおまけコーナーではレッドとレイラだけだから、たまには、ね?」
フレイ
「っ.........どうもみなさん、フレイです」
作者
「そんなかしこまらなくても.......まっ、いつもレッドたちをありがとうね」
フレイ
「思っていたよりも飲み込みが早くて助かってるよ。お前と違ってな」
作者
「最後のやつ余計でしょっ!てか(この物語の)元々は私だし!?」
フレイ
「.....まずい、怒らせたら消される.......」
作者
「悪いイメージしかないんですか......?私.........」
フレイ
「....っ、話は変わるが、前より早く更新できたの、頑張ったな」
作者
「......うん、短いけど表現に頑張った….はず....(泣)」
フレイ
「よしよし、次はレイラたちの回ってことで、みんな楽しみにしていてくれ!」