#4までの短編小説ですので焼きたてでサクッと食べるのがおすすめです。
メレンゲの黄身がなくなった人が描いた作品です。
通訳:
4までの短編小説ですのでさくっと読めます。
純白とうどとの共同編集です。管理は僕がやってます。
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目次
副部長からラブレター!?#0.5序章
原作はこちら:#0.1 副部長からラブレター!?
柏城れみりが許可を取らずに(リア友だから許してくれるよナ)アレンジしました。とうどが少し文字数が少なかったので、文字数をどっさりをプラスも兼ねて詳しくしました。見比べもいいですね〜。ここでキャラクター紹介(とうどのコピペ)
霧坂(きりざか)桜 中学1年 れんの彼女で主人公
大橋れん 中学2年 桜の〇〇
東空菊 中学1年 桜の友達
私はいつものように引き出しを開けた。
「え?」
手紙があった。これって、少女漫画とかによくある、《《あれ》》か…?
宛先を見ると…|部活《陸上部》の副部長だった。手紙の内容は…
『今日の放課後、屋上でもどこでもいいので、目立たない場所に来てください。…僕は屋上に行きます。大切な話があります。二年大橋より』
まさか、あの副部長から…。
みんなの憧れで、女子なんかは話しかけられたらキャーキャー言ってるし、みんな部員じゃなくても憧れちゃってるし、男の子だってきっと、副部長みたいになりたい、と思ってるはず。学校のそこら中にキラキラオーラを撒き散らしてる。そんな副部長からメッセージが来るなんて…。いや、待てよ。ぶちょ、副部長からなんだし、部活クビとか、そう言うことを考えた方が絶対にいい。き、期待しちゃ、だめ…。
---
放課後。でも、どこに行けばいいんだろう。昼休み。5分休みよりは長い。副部長が屋上に来るなら、もちろん私も屋上に来る。でも、副部長には実は遊び心があったりして…。そんなわけないと言うことを信じるけど…。もしも部室とかだったら、探す時間はある。
コトン、コトン、コトン…
明かりが鈍い中階段。光っている自販機。その中に、足音だけがやけに響く。
そこには、遠くに外階段から屋上に登る影が見えた。
あれは…副部長だ。思わず息をのむ。
2人とも開放感のある屋上にひとつ大きい地図の裏に隠れた。
これなら、誰かが来てもバレない…
なんだか、少しだけドキッとした…。
---
「来てくれたんだ。」
(もちろん。)
「あの、大切な話って…?』
キラキラオーラどころか、ハートオーラが剥き出しになっている。こ、これは…?てか、私、告白される前提では?
「あ。それがさぁ…」
副部長が、後を向いて口を抑えた気がした。
また、思わず息をのんでしまった。
照れた副部長を見て、胸がキュッとなった。
私も、|顎《あご》あたりに手を寄せた。
「ーっ」
副部長が、かすかに深呼吸した。
「つ、付き合ってください!」
「え!」
あまりにも唐突すぎて、その言葉しか出なかった。
「は、は、はいっ!」元気よく答えた。
また副部長から、未知のガッツオーラとキラキラオーラが出てきた。
「副部長は、彼氏なんだ…」
あの副部長を独り占めできたような気がして、スッキリ、というか、爽快感のような感じが、心を埋めた。
---
次の日。友達の菊ちゃんに聞かれた。
「陸上部副部長の大橋先輩に告白されて、付き合ったって本当?」「うん。」
もうみんな知っているのか…誰から聞いたんだろ。
「嘘でしょっ!?」
そうすると、クラスのみんなが私の方を向いた。
「バッ」
みんなが振り向いた時の、大きな音が響いた。菊ちゃんの声が大きすぎて。
「え、え〜っ!?」「マジで!?あの大橋さんと!?」「私の大橋サマが〜っ」
副部長はあなたのものじゃない!てかみんな驚きすぎでは?
ギギ…ドアが|軋《きし》む音がして、副部長が現れた。
教室がざわめく。代表して、菊が言った。
「あの、桜と付き合い始めたって本当ですか!?」教室のみんながうなずく。どさくさに紛れて、誰かのシャーペンのカサカサする音が聞こえる。
「本当だよ」副部長が笑って言う。副部長が本来の目的を諦めた感じで教室を出ていく。
「あ、あのー」
何か用があるのか。副部長のことが気になる。肘を掴みかけた。
「何か、用があったんですか?」
「あ、いや…、なんとなく。桜さんと話したくなっただけ。」
「そ…うですか。」
教室に戻ろうとすると、みんながおめでとうと言ってくれた。
菊の独り言
「そう簡単に行くと思うな。私は桜を…ユルサンゾ…。」
どうして菊は許さないんでしょうか?
それは次回に明かされます。そして、桜が付き合い始めたのは誰が伝えたのでしょう?まぁ、それは#4くらいで明かされそうですね〜。
んじゃぁ!
副部長からラブレター!?#1
原作は#2ですが、とうどが間違えていたので創作は#1にしました。(前回は0.1で序章だったので。)創作といっても、元はとうどとれみり(私)のリレー漫画的なコラボ作品をリアルでやってて、それをとうどが公開して、そのあとコラボアカウントを作って、これを詳しくして公開しました。あ、前回に#0.1があるので、それを見ないと、意味がわからないと思います。「じゃあね。さっさと別れて。」以降は原作とは違い、りあるなリレー漫画通りに書いています。新キャラも出てきます。お楽しみに!
学校が終わり、家に着いた。スマホを開くと、LINEを開いて、菊ちゃんへとメールを送った。
そのLINEを見て、つい舌打ちした。メールにはこう書いてあった。
『私、副部長と付き合うことになったんだ…☺︎』
菊はそれを見て、「知ってるよ、そんなこと。自慢のつもり?」と呟いて、LINEブロックと書いてある画面を開いて、“桜”の文字が画面に出てきた。
そうすると、スマホが鳴った。
「菊ちゃんから、返信来たかな」
スマホの斜め上に文字が出てきた。タッチしてみる。「えっ…」
『東空菊/Kiku Higashizora』があなたのアカウントをブロックしました』
「何でだろ」と呟いた。
---
次の日。「菊ちゃん、私、なんか悪いことした?」
そういうと、菊ちゃんはぶっきらぼうにこう返した。
「先輩と別れたら、わかるわよ…。」
「えっ?」
「じゃあね。さっさと別れて。」
菊ちゃんの机の前で呆然していると、ドアがきしむ音がして、昨日のように副部長が現れた。「呆然している場合じゃない」と自我が言っているような気がしたから、汗を流しながら、菊ちゃんの机から離れて、副部長のところに行った。その間に、後ろから菊ちゃんからの視線を感じた。かすかにシャーペンの音が聞こえて、髪を折る音が聞こえた。そんな音は特に気にせず、副部長と部活のことを話した。ドアのところで話してたから、教室に戻って、読書を始めようとすると、菊ちゃんが折った紙を持って廊下に走っていった。廊下を歩く副部長の方に行った。私はドアのところに隠れて、見ていた。副部長のことだと、気にしないことができない。廊下の突き当たりで、2人が話している。菊ちゃんが、「センパイ、見てください。」と行った気がして、副部長がそれを見て「あ…僕はもう桜さんと付き合っているので」と言った。その後副部長がごめんね、と言って階段を登っていった。悲しそうな顔で菊ちゃんが教室に戻っていった。教室は私と菊ちゃんだけでとても気まずい。チャイムの音が聞こえてほっとした。
---
その夜。私は「何でよ、菊ちゃん…」と思いながら、菊ちゃんは「何でよ、センパイ、桜…」と思いながら、悲しい夜を過ごした。
次の日。いつものように学校に着いたら、見慣れない、白髪のショートカットの子がいた。前髪がぱっつんで、かわ…いい?
先生が来て、ホームルームが始まった。そうすると、白髪のショートカットの子が無言で黒板の前に出てきて、小さくおじぎ?いや、礼…をして、先生が黒板にカッカッと文字を書いた。「鳥城 ふじ」と名前を書いた。そして先生が
「新しく転入してきた。鳥城ふじさんだ。席は…あのスペースが空いてるから、霧坂さんの隣な。」
ふじ《《さん》》がそう言われると、先生の方をゆっくり向いて、「あの、机ないんですけど」
と言った。そうすると先生が
「あ、ああ、ごめんな…。席、用意しとくな。」
と言って、教室を出ていってしまった。ふじ《《さん》》がしばらく呆然していたら、その空間で立っていた。先生が机と椅子を運んでいると、私の席の近くの空間に机と椅子を置いて、
「ここな。」
と言って、ふじ《《さん》》がそこに座った。座った瞬間、教室はざわついた。
---
「あの子、この前テレビ出てたよね…。」
「なんかすっごいお金持ちなんだっけ…?」
「この学校乗っ取ったりして…。」
「乗っ取ったりされかねないよねぇ…」
根も葉もない噂が、いやでもふじ《《さん》》の耳に入ってきたみたいで、ふじ《《さん》》はしばらく下を向いていた。
そんなところで、何かの血が騒いだ私は、ふじ《《さん》》に話しかけてみた。
「あ…あの、よろしくね。」
「よろしくなのだ。」
え?まさかのなのだっ子?可愛すぎない?こんな可愛いことある?え?でもさぁ、この子もしかしてさぁ、学校じゃなくて私の彼氏乗っ取ろうとしてる?あ、やべっ、私も根も葉もない妄想をしてしまった。ふじ《《ちゃん》》、かわええわぁ…
って!現実逃避してた。でも、可愛いってのは認められるかも。
---
放課後。私はみてしまいました。ふじちゃんが、副部長を陰で追い詰めていました。
「私が、桜サマを守るのだ…。だから、別れてほしいのだ…。」
「そ、それは…。無理だよ。」
「そう言うとは思わなかったのだ。なら、勝負なのだ。」
「…する価値はある」
「じゃあ、明日勝負なのだ。」
「わかった」
これは、まずいな。いくら陰に隠れてみているとはいえ、恥ずかしさは抑えられない。
その夜。ふじちゃんは、家で、何の勝負をするのかを悩んでいた。
「それにしても、何の勝負にするのか迷うのだ。ググるのだ。」
「…これはいいのだ。」
さて、ふじちゃんはどんな勝負にするんでしょう!あ、あけおめ〜
副部長からラブレター!?#2
ここからリレー漫画が途切れてしまっているので、私の妄想で書きました。とうどにもこれと同じように書くように言っておきますね。新キャラ登場疑惑…。てか僕の作品って展開早くない…?
次の日の放課後。また2人がいると思って、
「きてしまった…。」
ふじちゃんが何か言っている。
「さくら様の好きなところを言って、その数を競うのだ。会ったばかりでも、勝てるのだ!」
「そんなこと、ないよ?」
「私が先攻なのだ。先攻だといろいろと言おうとすることがかぶるから、かぶりは2回までなのだ!後攻でいいのか?」
「何言ってるの?僕の方が桜さん歴長いんだから、本当に勝てると思ってるの?」
「ふん、思ってる!」
(恥ずかしい)
何でこんなことするんだろう、まあ、いいけどさ。
いや、いいのかなぁ、
「私からスタートなのだ!」
「歳上みたいなところ!賢いところ!勉強ができるところ!可愛いところ!可愛いところ!可愛いところ!」
「ネタ切れしてる?足も速いし、成績がいいから勉強もすごくできるし、気が合うし、表情が豊かで、話しかけやすいし、何かを頼みやすいし…。」
「か、かわいいし…。」
私はその言葉を聞いて、影で崩れ落ちていた。
「僕が7個で、君が4個なんだけど。」
「何を言っているんだ!6個なのだ!『可愛いところ!』を全部数として数えろぉ!」
「分かった、数えるよ。君が6個で、僕が7個。僅差だけど、僕の勝ち。よくやるじゃん」
「か、可愛いところ!可愛いところ!二つ追加で、私が8個で僅差で勝ちだ!よくやるのだ!」
「今から追加はせこいからなし。もう僕の勝ちでいいでしょ。」
「………分かったのだ。」
その後、副部長は胸を撫で下ろして、ほっとしていた。
---
そんなことよりも、後ろから何だか足音が聞こえるような…。
そして、自販機の「ピッ」と言う音と、飲み物を取り出す「ガッ」と言う音が聞こえて、再び足音が聞こえる。
そのあと、後ろから大きな声が聞こえた。
「おお!桜!フ|●《ァ》ンタあげる!仲直り、な!」
それは菊の声だった。
「あ“」
声にならない悲鳴をあげたら、ふじちゃんと副部長がこちらを向いた。
どこかで、小さな足音とカメラの音が聞こえて、4人で音のする方を向いた。
桜「き、気のせいですよね」
菊「それか、幻聴じゃない?」
ふじ 「幻聴…それはかなり無理があるのだ。」
副部長「もしかして、部長?」
桜・菊・ふじ「えっ」
---
「………だな。大橋。」
前半は何を言っているかわからなかったけど、副部長を呼んでいることはわかった。
たくましい声で、陸上部部長にふさわしい声。
「久しぶりだな大橋。他の運動部が助っ人助っ人うるさいもんで。陸上部なんて久しぶりだな」
その人の姿が、あらわになった。薄い茶色のロングヘアーの女性だった。
「あ、その白髪のやつは?桜だろ、菊だろ、れんだろ。全員部員だからわかるんだが、白髪のやつは、部員か?」
そう聞くと、ふじちゃんがこう答えた。
「新しい部員なのだ。」
私が言った。
「えっと、部長。お名前は?」
《《部長》》が答える。
「|狩川睡蓮《かりかわすいれん》だ。」
「へぇ、かっこいい名前ですね」
そう言うと、《《狩川部長》》がふじちゃんにまた何か言った。
「名前は?」
「鳥城ふじ、なのだ」
「…へー」
副部長が何か言う。
「部長は、スパイみたいで、本当に何でも知ってるんだよ」
次回は、睡蓮さんのヤバめな事実が判明!
副部長からラブレター!?#3
ひきつづき、僕の妄想。
前回から見た方が断然わかりやすいですよ〜
副部長がそういうと、狩川部長が私を指差した。
「お前。私は前からお前のことを知っている。1年A組の出席番号5番。土日はよく菊と出かけてるよな」
「えっ…。」
すると、次は菊を指差した。
「お前。私は前からお前のことを知っている。1年A組の出席番号11番。昨日は桜と出かけたんだな。」
「何で知ってるんですかっ」
そうすると、みんなが呆然した。
部長はそれを断ち切るように、
「今日から部長はは完全復活だ。」
と言った後に、部活開始のチャイムが鳴った。
「よし、部活行くぞ!」
全員で部室まで駆けていった。
---
「そういえば、私は部活初めてなのだ…この部活では、何をするのだ」
ふじちゃんが菊ちゃんに聞いた。菊ちゃんが
「とりま、グラウンドを走り回って、疲れたら炭酸買って休憩するくらい。」
ちょっと大雑把すぎるけど、的確な内容だった。
その後、部長が大声で言った。
「部活開始ー!」
そしてみんなが一斉にグラウンドに我先にと駆け込んでいった。
今日の一番乗りは、ふじちゃんだった。
みんながグラウンドを走った。
「つっ、疲れたのだ…。みんな、よく疲れないのだ…。」
ふじちゃんがそう言った。
「まだ1週なんだから、こんなの序の口!本当に辛いのはここからだよ」
そう返してあげた。
「ひえぇ…死にそうなのだ」
その後、みんなで炭酸飲料を買いに行って、部室で飲んだ。
「こんなに最高なコーラは初めてなのだ〜」
そうふじちゃんが言って、
「いつもこんな感じだよ。」
そう返した。
---
放課後。みんなで一緒に帰って、ゆっくりして、お風呂から上がったら、LINEをひらいた。
菊にLINEを送ろうとおもったから。
ーあ。そういえば、ブロックされてるんだった。
こういう時に限っては、ブロック解除されたりして。そんなわけないか。
でも解除されてるような気がしたから、懲りずにLINEを開いた。
「あっ、ブロック解除されてる」
ブロックが解除されているので、LINEを送った。
「あのさ、ブロック、解除してくれて、あ、ありがと…」
緊張しいていると、読点(、)が多くなってしまう。
そのすぐ後、返信が来た。
「また読点多すぎ!(笑)てかー、フ|●《ァ》ンタあげて仲直りしたし!もうとっくのとうに許してるさ!」
少し安心した。
---
次の日。なんか勝手にグループトークが出てきた。
メンバーは、私、菊ちゃん、ふじちゃん、副部長、部長。トーク名が「陸上部」。
陸上部はこれだけしかいませんみたいで少し恥ずかしいけど、さっそくトークを送ってみた。送る前にみんなが何かを送っていた。
菊ちゃん『このグループトーク、誰が開設したんですか?』
部長『私だ。なんか、面白そうだと思ってさ。』
ふじちゃん『なんか聯絡とかコレデや類乃、歌?』
菊ちゃん『ふじちゃんの言葉直訳すると、なんか連絡とかこれでやるのか?です。』
副部長『打ち方とか教えよっか?』
思わずくすっと笑ってしまった。トークを送る。
桜『よろしくお願いします。えと、何話します…?』
すぐに、4人から既読がついた。
ふじちゃん『男デモ飯野だ・其れ捻、撃ち型ヲ推しエティ⭐︎イノ打。』
菊ちゃん『はい直訳タイム。なんでもいいのだ。それより、打ち方を教えてほしいのだ。だそうです』
副部長『ごめん、説明下手だからググって…』
部長『ったく、打ち方くらい覚えてお系。』
菊ちゃん『部長も誤字してますよ』
桜『あ、えと…その、皆さん、好きな炭酸飲料ってなんですか?」
ふじちゃん『眼Ronソーだ名の打。』
菊ちゃん『直訳タイム。メロンソーダなのだらしいです』
副部長『サイダーが一番好きかなー(ふじちゃんがんばれ)』
菊ちゃん『コーラでしょ』
部長『ジンジャーエールしか好きじゃない。桜は、なんなんだ?』
桜『フ|●《ァ》ンタです。この前菊ちゃんがくれて…』
ふじちゃん『ナンで渡志野入ってる琴わかる野田』
桜『確かに、菊、なんでわかるの?なんで私の言ってることわかるのだ、らしいけど。
あ、なんか勘で解読できるね!』
---
副部長『ていうか、グループトーク楽しいね!』
部長『そういう前提なんじゃないか』
菊ちゃん『じゃあみんな、無理やり誤字して会話しよー!』
ふじちゃん『|わ刈った乃だ!《わかったのだ!》』
桜『|此れ、奔騰似ワ軽?《これ、本当にわかる?》』
菊ちゃん『|古味に蹴ーション濃緑芽櫃窯ダヨ《コミニケーション能力が必要だよ》』
副部長『|此れ気遣ナクnay?《これ気づかなくない?》
部長『|門司bake三田井ダナ《文字化けみたいだな》』
桜『|是鼐聶廡?《これ大丈夫?》』
副部長『|鷃、儺ン爹?《え、なんて?》』
ふじちゃん『|卷貳邯鄲尼肢輝《漢字簡単にして》』
部長『解読できない!もっと簡単にしてくれ!もはやどういう意味か教えてくれ!』
桜『これ大丈夫?』
---
しばらくグループトークを楽しんでいると、気づけば寝落ちしてしまったようだ。
寝落ちした後どうなるのやら…。2085文字。かなり長い!
副部長からラブレター!?#4
寝落ちしてからの続きです!序章からぜひ全部見てください!
気づいたら、寝落ちしていた。
通知音で、目が覚めた。
グループトークだった。
ふじちゃん『おはようなのだ!文字打てるようになったのだ!』
吹き出しの横は「6:49」と書いてある。
いつもよりも少し早く起きた。
桜『おー。早いねー!8時半登校なのに!』
ふじちゃん『宿題が難しくて理解できなくて…。朝にやろうと思ったのだ。』
桜『確か、化学だったよね。化学なら得意だから、教えてあげる!』
ふじちゃん『ありがとうなのだ。えっとー、水素の電子配置ってのがわからなくて…あと酸素も』
桜『水素は、二重の丸にちっちゃい丸1個だから、Aだね。酸素は、色々とごちゃごちゃしてるけど、C。』
ふじちゃん『教えてもらっていいのか?』
桜『数学と違って、理屈とかが特にないから、覚えればいいんだよ。いい?化学は暗記!』
2人の何気ない会話だったけど、普通なら既読は1つなのに、変に既読が3つついている。
---
ふじちゃん『2人!見てるだろ!』
部長『バレたか。やっぱり観覧は…』
副部長『無理そう、ですね。既読はつきものです…』
部長『てか、菊は、?』
桜『まだそうですね。菊は起きるの遅いので。』
菊ちゃん『おは』
副部長『今日は(?)早いね!』
ふじちゃん『そういえば、みんな絵文字使わないのだ😅』
桜『急に使い始めたでしょ><』
菊ちゃん『まぶしっ』
部長『空が明るいな』
副部長『冬は日の出が遅いもんねー。』
桜『遅すぎないかなぁ?』
ふじちゃん『やばいのだ!準備しなきゃいけないのだ!』
部長『大袈裟すぎ』
菊ちゃん『やっと意味がわかった〜!今日、7時登校だった〜!終わった〜!』
桜・部長・副部長『終わった〜』
部長『よし!みんな陸上部だから迅速で、いや光速で、音速で!急ぐ💨』
---
こうして、今も、陸上部は平和です。平和なのか?
終わりです!リアルではもっと続けようと思っているので、先が気になる方はお伝えくださいっ!
では!
副部長からラブレター!?【遅れお正月スペシャル 前編】
こんにちは!アインスタイニウム〜!(あけおめ)コペルニシウム〜!(ことよろ)
お正月スペシャルなのですな!
共同編集?というか備考はとうどがやってます。
れみりが描いてます!
少し長編になります。
では!
2022年12月27日の朝。
桜は、通知が鳴っていたので、グループトークを開くと、みんなで話をしていた。
ふじちゃん「みんな、提案なんだが」
副部長「?」
ふじちゃん「みんなで初詣に行きたいのだ」
部長「ええ、やん」
菊ちゃん「おはよう、初詣って元旦になって朝どっかで待ち合わせすんの?で電車で神社まで行って、初詣行くの?」
副部長「それか、大晦日の10時50分くらいにマンションの前で待ち合わせして、そのまま駅行って、神社で年越すとか?」
ふじちゃん「副部長、まさにそれだ」
部長「みんな住んでるマンションは同じだもんな」
菊ちゃん「じゃあこれで決定。桜がグループトーク来たら、そのこと話そっか。」
菊ちゃんの最後の吹き出しは、「7時46分」、今の時間。
だから、今すぐ返事をした。
桜「はーい、みんな、読ませてもらったよー。」
桜「あ、読ませてもらいました。」
桜「それ以前に、それ親に言った?私はこれから許可もらうけど…。
大晦日ってなんか、予定ありそうだし。」
部長「いや、鰤しゃぶ食べる以外なんも予定ない。」
副部長「部長、僕も鰤しゃぶです。」
桜「みんな紅白とかみませんよね!?」
部長「紅白は毎年夜更かしリアタイ派だけど、今年は神社が最優先だから、録画する。」
副部長「僕もそうします」
桜「菊ちゃんとふじちゃんは返事ないけど大丈夫?」
ふじちゃん「あっ、ごめんな。特に予定はないのだ。晩御飯はすき焼きなのだ。あと紅白は毎年録画だ。」
菊ちゃん「ごめんごめん、母に予定聞いて、行っていいか聞いたんだけど、『予定もないし、行くならちゃんと時間守りなよ』らしい。やった!」
ふじちゃん「私も『ふじ、大晦日暇って言ってたでしょ。いい機会じゃん、行ってきな』許可もらったのだ。」
桜「『行くのはいいけどお雑煮食べられなくなるから屋台は程々にしてよ』許可もらった」
部長「言わずとも勝手に行っててよかったけど、いくなら仲良くしなって許可もらったのだ。」
副部長「『れんは絶対《《寝過ごす》》から、起きてなよ』やったー!」
ふじちゃん「じゃあみんな許可もらったし、忘れずにな!」
特に予定がなかった大晦日に予定ができてすごく嬉しい。
陸上部のみんなと年越しなんて、夢っ!?
---
次の日。楽しみすぎて、変な夢をみてしまった。
「マンションの前に集合」という約束を守り、マンションの前に行ったら、誰もいないと思ったら、空が青くて、マンションの時計を見ると既に「午後3時」を示していた。
「もうとっくに時間過ぎてんじゃんー!!!」と叫ぶ夢。まだ年も明けていないのに、おかしな夢。
夢は記憶と経験、ほかその人が考えていることなどを写す。
桜は実際、マンションの前に集合という約束で、《《元旦の初日の出の時間の20分前くらい》》に集合するという約束があったのに、思いっきり《《寝過ごし》》て、午後3時に起きてしまった経験があるから。
ふいに、昨日のグループトークのあの文章が頭に浮かんだ。
「『れんは絶対寝過ごすから、起きてなよ』やったー!」
これじゃ、先輩みたいじゃないか。
まだ28日なのに…。現実逃避していた。
---
大晦日の午後10時49分。家ではまだ起きていた。1秒経つたび、ドキドキと楽しさと、「本当に時間間違ってないか」という不安も頭をよぎる。
iPhoneの某通知音が鳴り、反射的に部屋を出て、まだ起きていた母親に「いってきますっ!」と
速いスピードで言い、
6階の家からエレベーターで1階に行こうとすると、10階建てのマンションの9階にとまっていた。
9階は…、菊ちゃんの階。そして、7階で止まった。7階は…、部長の階。
次は6階でとまり、やっとエレベーターに乗れた。
案の定、菊ちゃんと部長が乗っていた。
夜中だからか「明けましておめでとうございます…。」と意味がわからないことを言ってしまった。
夜中だと、頭脳がよく回らない時がよくある。
だからやっぱり、菊ちゃんは
「何言ってんの?ある意味夜中のテンションだよ」と笑った。部長はその後、
「次は|れん《副部長》が4階だから、止まるだろうな」と言った。
部長の言う通り、やっぱり4階で止まって副部長が来た。
次は1階に行くかと思ったら、何かを忘れていた。
「ふじちゃんって…、10階、です。」
そう言ったら、みんなが私の方を見た。
見た瞬間、10階にエレベーターが引き上がった。
ふじちゃんが入って、「遅れたのだ…」と言って、
部長が「大丈夫だから早く行くぞ」と言い、1階のボタンを指の関節で押した。
副部長が「部長って指の関節でボタン押しますよね」と言った。
部長はそれに「誰かの菌がついてたら嫌だからな。」と言った。言っているうちに、1階について、
菊ちゃんが「じゃ、行きますか!」と言い、どこに行くかまだ言われていないのに、
みんなは違和感を持たずに駅の方向に行った。
---
駅。家の近くの「白桜駅」は、お土産が大量にあるから、夜中でも人が60人以上出入りしていた。
「凄い人の数だな」とふじちゃんが珍しく瞳を小さくして言った。
私は「こんくらい、下町だけどこの駅じゃ普通だよ」と教えてあげた。
菊ちゃんは「そういえば、ふじちゃんはどこからここにきたの?」と聞くと、
ふじちゃんは「田舎だったのだ。田舎は村がとても小さかったから、駅は一駅しかなくて…。人がいたとしても、一日10人くらいで…。あまりこう言う光景は慣れないのだ。」と言いながらも、
「パスモ貸してくれ」と言わんばかりに手を出していた。
「私、1個しかないんだけど。」と少し冷ために言ったら、菊ちゃんが名前を書いていない方の
“予備パスモ”を渡した。そしてその後私たちは「よもぎ神社」に向かう電車に乗り込んだ。
ちなみに筆者は一軒家です!
マンション住みはよくわからず…。
副部長からラブレター!?【遅れお正月スペシャル 後編】
前回の続きです!
電車に乗り込むと、急に誰も喋らなくなった。
それもそのはず、急に夜中なのに、急にペチャクチャ喋ったら引かれる。
しかも、終電。終電にペチャクチャ喋ってたらなんか…。っていう。
電車のアナウンスが聞こえた。
〔次は〜京成よもぎ〜京成よもぎ〜お出口は左側です〜〕
そのアナウンスを聞いた瞬間、みんなが立ち上がった。
パスモは、ふじちゃんがさっき白桜駅で菊ちゃんからもらっていたもの。
みんなで何気なく会話がはじまった。
部長が「まだ11時半くらいだし、電車も3駅だったし…。あ!あそこにお団子屋さんがある!」
と言って、このセリフから、会話が始まった。
---
よもぎ神社到着。
--- ここからしばらく会話なので、LINE形式(人物「セリフ」)でお届けします ---
桜「お団子屋さんと言っても…。もうとっくに閉店してますよ?」
菊ちゃん「ええ〜、みたらし団子食べたかったぁ」
副部長「出店はあるんじゃないの?」
ふじちゃん「あ、ありそうだから見てみるのだ。」
ここの神社は、奥の方に本堂があり、そこにおみくじ屋さんやお守り屋さんがあり、本堂の左の
列には出店が並んでいて、右の列には団子屋さんなど、普段もあるようなお店が並んでいる。
私たちは左の列の出店のほうへ行った。
部長「わー…。人めっちゃいる。」
副部長「まじか…、焼きそばかたこ焼き食べるつもりだったのに、どっちも並んでるなぁ…。」
桜「あそこ!あそこ空いてますよ!私あっち行ってきますね!」
そこは一昔前に流行った「チーズハットグ」の出店だった。定番とかではないから、3人しか並んでいなかった。だけど私はチーズハットグに一目惚れした。
みんなのところに行ったら、みんなはそれぞれの出店の食べ物を持ってきていた。
ふじちゃん「あっちで唐揚げが売っていたのだ。意外と混んでいなかったからチャンスなのだ!」
菊ちゃん「私はー、じゃがバター!意外と混んでなかったよ!」
副部長「見てみて、ホットクが売ってたの!チーズが入ってて美味そう…。」
部長「今川焼があった…。みんなお昼ご飯みたいだが、朝、いや夜?だからこんくらいいだろ!」
みんなで各々の「朝ごはん」を食べて、食べ終わった頃にはもう、11時50分くらいになっていた。
--- LINE形式 終了 ---
みんなで本堂の前にきて、お賽銭の準備をした。
私は毎年「15円」にしている。「十分ご縁がありますように」という意味らしい。
部長は、「金くれ」と言わんばかりに手を出してきた。
「…もう。何円ですか?」
部長は「500円。」とぶっきらぼうに返されたら、私はそれに反論。
「500円って、小銭一枚で500円が最高額だから、『これ以上のご縁はない』っていう意味になるんですよ。5円か15円がいいんですよ。」
というと、「じゃあ5円」と返された。
副部長、菊ちゃん、ふじちゃんが、カウントダウンをしている。
と言っても…まだ「121!120!」だった。私も途中から参加した。部長もつられるようにあっさり参加した。
---
カウントダウン残り10秒。
「「「「「10!9!8!7!6!5!4!3!2!1!」」」」」
みんなで掛け声をした後…
桜「ハッピーニューイヤーっ!!!」
菊ちゃん「あけおめーっ!!!」
ふじちゃん「謹賀新年ーっ!!!」
副部長「うさぎーっ!!!」
部長「陸上の時代でーすっ!!!」
みんなそれぞれの掛け声が重なった。
桜「ちょ、みんななんて言いました?私はハッピーニューイヤーなんですけど…」
菊ちゃん「あけおめーって言った!」
ふじちゃん「謹賀新年が普通だろ」
副部長「いや、|卯《うさぎ》年だし…。とっさに出ちゃってさ」
部長「陸上の時代でーすって言った。いや、それはそうだろ!てかふじ!渋い!」
ふじちゃん「渋い家系でごめんな!」
桜「とりあえず、お賽銭入れよ!」
みんなでお賽銭を入れた。
二礼して、みんなで鐘を鳴らして、に拍手して、みんなで手を合わせた。
桜(足がもっと早くなりますように!)
菊ちゃん(幸せな年でありますように…。こんくらいしか思いつかんな)
ふじちゃん(副部長がいいかげん桜サマのこと諦めますように)
副部長(…なんだろう…。みんなの願いが叶いますように…。)
部長(事故とかなく安全に暮らせますように!)
みんなで顔を上げて、一礼して、左から帰った。
菊ちゃん「桜!なんてお願いしたの?」
桜「ええ…言ったら叶わなくなっちゃうし…。」
ふじちゃん「言わない!絶っっっっっっっ対言わない!」
副部長(言っちゃうとみんなの願いが叶わなくなっちゃう)
部長(言うと事故起きる)
副部長「おみくじ引こー」
みんな「いいですよぉ」
桜「やった!大吉だ!」
桜が目をつけたのは、恋愛運だった。副部長が私のこと諦めたら困るし。
恋愛運は、「相手は一途なり」。よかった。
菊ちゃん「いえー、中吉!」
ふじちゃん「え…平吉。なんか怖っ。」
ふじちゃんが目をつけたのは、やっぱり恋愛運。
「素直なればよし」…素直になってるのに。
副部長「お、末小吉?こんな運勢あったんだ…。」
副部長が目をつけたのは、やはり恋愛運。
「相手は一途なり」私と同じだ。え?まさか…。
部長「やってあああああ!大吉っ!!」
目をつけたのは、訴訟。「叶う」。嬉しい。みんなで帰って、それぞれ、冬休みの課題を終わらせて、かえったらグループトークで神社のことについて色々と語った。
平吉って意外とあるらしいっすよ!