名前の通り高校生がわちゃわちゃしながらも青春を謳歌する話 アカリちゃんのプロフ↓ https://prfmaker.com/p/e22166c8c4428cd813e628060a18b965 ヤナギちゃんのプロフ↓ https://prfmaker.com/p/9c0c3469b5fd60f6bda92800f2a6f99d
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目次
春、高校生同士の出会い
春は出会いと別れの季節。
そういえば聞こえはいいが、
嫌いな奴が増える季節でもある。
高校三年生の福田アカリは困惑していた。
なぜなら、学校で知らない人はいない問題児、柳瀬ヤナギが、横の席に座っていたからだ。
「はい、今日から3-3の担任の藤田将人です、これから皆にも自己紹介してもらうから、何いうか考えておいてなー」
担任は春より夏の似合う、爽やかな好青年だった。クラスの女子が騒いでいるが、アカリは異性に興味がないので、何とも思わなかった。
席順に自己紹介していく。席は担任が考えた適当な席なので、アカリとヤナギは最後の2人になった。
「福田アカリです。好きなことはスマホを見る事です」
「スマホ?」
ヤナギが反応した。
「うん・・・」
「なにするの」
「Twitterとか・・・」
「フーン」
「???」
今の時間は何だったんだ、とアカリは思った。
「あ、次は僕か!」
ヤナギは勢いよく立ち上がった。勢いが良すぎて椅子が倒れかけた。
「柳瀬ヤナギでーーーーーーーーす!!!!好きな事は自分の好きな事!知らない人はいないだろうけどよろしくねーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
うるさかった。しかも自分が問題児なのを誇っている。いや、有名なのは問題児だから、というのを分かっていないのか?
なんにせよ、(これから一年間、こんな奴と一緒なのかよ・・・)とアカリは落胆した。
あああああああああああああああああああ!!!!
誤タップで一回本文全部消えたーーーーーーーーーー!!!!!!
なので、もっかい書き直したけど、精神ダメージ酷くてちょっと文が適当なのね。ごめんなさい。<(_ _)>
まぁ、次回からは本気出すので見逃して~?ね?
てなわけでまたにぇ~^^ byby
汗が輝く高校生
高校の運動場。
砂ぼこりが舞っている。
「アーカリちゃん!」
「うわっ」
後ろからヤナギがのしかかってきた。
「うわってなんだようわって~」
ヤナギは足をぶらぶらさせて、全体重をかけてきた。
進級から数日が経ったが、なぜかアカリはヤナギに好かれていた。
弁当を食べれば横に来て、一緒に売店一番人気の生クリームパンを食べ始める。
トイレに行けばトイレの入り口で待ち伏せされる。
しかもヤナギは有名なので、一緒にいるととても目立つ。
人の目を気にするタイプのアカリにとっては、心底迷惑だった。
「なんなの?やめて・・・」
アカリはヤナギを押しのけた。
「なんでぇーーケチ~」
ヤナギは口を尖らせた。そして次はアカリの手首を持って引っ張る。
「まぁいいや!ほら、体育始まるから行こ!」
「え、ちょ、ああああああ!」
そのままアカリはヤナギに連行された。
「えー、今日は男女別にグラウンドを走るぞー、そろそろマラソン大会あるからな」
「マラソン」の言葉にクラスの生徒たちは落胆した。
・・・ヤナギを除いて。
「おーーーー!!!久しぶりに走れるなーー!」
ヤナギは心底楽しそうに両手を上げてバンザイをする。
「ねーせんせー」
ヤナギは手をあげ質問した。
「なんだー?」
「男子が走る時は走っちゃダメなん?」
「別にいいぞ」
「やったぁぁぁ!!!」
周りがざわついた。なんで無駄に走りたがるんだ、と。
今年の体育の教師は元、ヤナギの担任なので、ヤナギの扱い方も生態もわかっている。なので驚くことなく、軽くOKした。
「最初は男子な、柳瀬、走りたいなら並べー」
「はぁーい」
男子+ヤナギがクラウチングスタートの体形になる。
「よーい・・・」
辺りが静まり返る。
「ドン!」
一陣の風が吹く。
ヤナギが砂を蹴る。他の男子達も一斉に走り出した。しかし、
ダダダダダダダ・・・・
ヤナギの速さは尋常じゃなかった。
「え、何あれ・・・」
アカリは困惑した。周りも不思議な顔をしている。
「FOOOOOOO!!たーのしいーー!!!」
ヤナギは走りながらはしゃいでいた。雲一つない空と白いグラウンドをバックに満面の笑みで猛ダッシュしている。
「・・・・はぁ・・・・」
一度親の顔を見てみたい、アカリはそう思った。
そんなことを考えているうちに、ヤナギはあっという間にグラウンドを一周していた。
「あーーーーーーー!!!!楽しかった!!!!」
満面の笑みだった。
「次はアカリちゃんだね、頑張れー!」
ニッコリと笑い、アカリを応援しているヤナギは、純粋無垢だった。
「・・・はぁ、まぁ・・・」
アカリもこれには、悪い気分はしなかった。
がしかし、アカリはほぼ最下位だった。
ネタが浮かんでこなくて、途中だけどあとがき書いてます・・・。
どうしよう・・・テストの点もやばかった・・・。
あぁヤバい・・・これただの愚痴だわ・・・。
ちょっとこのままだとほんとに自分の愚痴なんでやめときます。
えーと、この小説は最後までゆっくり頑張りたいので、読んでくれると幸いです。んじゃね!
高校生紹介
福田アカリ
身長166㎝
18歳(高校3年生)
3年3組
髪型
・白髪の太いツインテール(膝まで)。
目の色
・黒、目が死んでる。
性格
・静かに青春を謳歌したい陰キャ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
柳瀬ヤナギ
身長157㎝
18歳(高校3年生)
3年3組
髪型
・茶髪の胸までポニーテール
目の色
・こげ茶、ハイライトは普通
性格
・とにかく青春を楽しみたい陽キャ(でも根はいい子)
んわーー・・・
今回のは脳死でも書けるから楽だーー・・・
身長とか即興で決めたもん・・・
でも次からまた頑張らなきゃ・・・
あ、話が変わるんだけど、最近ファンレターがよく届くんですよ!!!
ありがたすぎてですね!!!見るとキモオタみたく顔がにやけるのです。
・・・前言撤回。今のはキモオタに失礼だわ。
まぁそんな感じで今回は皆のプロフィールだったんだけど、外見とかが分かるともっと親近感とか?が湧いて、もっと楽しめるかな?と思いました!
そして今気づいたヨ・・・あとがきの文字数が本文抜いたヨ・・・マジカ。
てなわけで今回はここまで!またにぇ~byby!
高校生と歪んだ愛
放課後、ヤナギはアカリに縋り付いていた。
「お願い~~~~~~!!!!」
「やだ~~~~!!!」
アカリはヤナギを引きずる。
「木陰!木陰で見てるだけでいいの~~!!!!」
「何で~~~~~」
「僕が殺されないように!!!!!」
ヤナギは自分の身に危険を感じていた。
「あぁもう、セーラー服伸びる~~!!!!」
ヤナギは必死だった。
「あぁもう、分かったよ!行くから!」
「やったぁ~~!!!!」
アカリは大きなため息をついた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中庭に着くと、そこには小柄な少女がいた。アカリは少し遠くから見ていた。
少女はこちらに気づくと駆け寄ってきた。
「ヤナギ先輩!来てくれたんですね!」
「あぁ・・・うん・・・あの、用件は・・・」
ヤナギは珍しくしどろもどろになる。
「あ、そうですね、あの・・・えっと・・・」
少女、サザンカは頬を赤らめた。
「私・・・ヤナギ先輩が・・・」
「好きなんです!!」
例の言葉を言い放った。
「おぉう・・・」
サザンカはそわそわしながら返事を待っている。
「その・・・付き合ってくれますか?」
アカリは木陰から、「何を見せられてるんだ」と呟いた。
「その・・・」
ヤナギが口を開いた。
「ごめんね」
「え・・・」
ヤナギは、告白を断った。
「何で・・・?」
サザンカはポカン、としていた。
「だって、まだお互い知らないことだらけでしょ?付き合うのは早いかなって・・・」
ヤナギは申し訳なさそうに話した。しかしサザンカの反応は予想外のものだった。
「なぁんだ、私の見た目とかじゃないんだね」
「ん?」
「じゃぁ・・・」
サザンカはグッと体を寄せてヤナギの顔を下から覗き込んだ。
「お友達、から始めて、お互いの事を知ればいいんじゃん!」
「え」
(wwwwwwww)
アカリは笑いをこらえた。ヤナギの顔がおかしかった事、そして、サザンカがあまり悪い奴ではなさそうに見えたからだ。
「それならいいでしょ?先輩♡」
「えええええええええええええええええええ!!!!!????????」
そうして、アカリだけでなく、ヤナギも付きまとわれる、を体験することとなった。
皆さんこんにちはーー!!
今回は書いてて楽しかったです!
ノンストップで30分位で書き終えました!
これは早いほうです。
いつもは休み休みで書くので書き始めから2日経つこともしばしばですから・・・
こないだキャラの外見紹介したのに、また新キャラが・・・
どうしようかな・・・まぁまたちょいちょい増えてきたら書くかな?
どうしても今すぐ知りたい!って人がいたらすぐ書くので、教えてください。
それでは!またにぇ~byby
高校生の桜舞う休日
今日は休日、アカリは一人で近くの桜が沢山ある橋に花見に来ていた。
「あーーー・・・綺麗だー・・・」
最近心が疲れていたので、桜の美しさが心に沁みる。
「きれーー・・・」
「だねぇ~」
横で声がした。
「え」
「ん?」
「はあああああああああああああ!?!?!?!?!?!」
「wwwww」
そこには、ヤナギがいた。しかし、いつものセーラー服ではなく、可愛らしい私服だった。
「何でいんの!!!!!!!」
「花見しに来たんだよ~毎年ここに来てるよ?」
「えええ・・・」
「私もいますよ?」
「「え」」
声の主はサザンカだった。
「んあああああああああ!!!!!!サザンカちゃん!?!?!?」
「はい!サザンカです!」
ヤナギはその場から飛びのき、アカリに抱きついた。
「んわぁあああああ何でいるのぉぉぉおお!?!?」
サザンカはキョトンとしていたが、ヤナギは警戒を緩めなかった。
「何でって・・・ヤナギ先輩の家に行こうとしたら、近くを歩いていったのを見たから、つけて来たんです」
「家に行っ・・・」
さらっと怖い事を言われ、ヤナギは言葉を失った。
「まぁまぁ、とりあえず桜が綺麗なんで、花見しましょうよ!」
「君がそれ言うか・・・」
「?君がって?」
「なんでもない・・・」
何だかんだありながら、最後は皆で花見をした。
「皆で見るともっと綺麗だねぇ」
ヤナギが呟いた。
「・・・ふうん・・・」
アカリはぶっきらぼうに答えた。
「はい、この桜は今までで一番綺麗です!」
サザンカも楽しそうに答えた。
青い空に、桃色の桜が舞う。春の暖かい風がアカリ達の頬を撫でる。
その美しい桜は、ヤナギ達の出会いを祝福しているようだった。
書けたーーーーー!!!!!
いや最近ずっと書き置きしてるんですよね。
なんか書きたい時と書きたくないときがあって、書きたいときとか暇なときに沢山書かないと書きたくないときに失踪しちゃうから・・・。
まぁそんなこんなで頑張って書いてるので、見て頂けるとありがたいです。
それではまたにぇ~byby
高校生の梅雨の朝
ザァァァァァァァ・・・
今日は朝から雨だった。
重々しい空気がまとわりつく。
「アカリちゃん、おはよ!」
「あ、おはよう」
アカリは大分ヤナギの付きまといに慣れていた。今では挨拶も当たり前のようにできる。
「って、傘は!?」
まさかのヤナギは、雨が降っているにもかかわらず、傘を差していなかった。
「あぁ、雨好きだから、ずっとこのままだった・・・」
アカリは呆れた。すると、
「先輩は雨が好き・・・と」
横にはいつものようにサザンカがいた。
「またいる・・・いつからいるの・・・」
いまだヤナギはサザンカに恐怖を抱いている。しかし拒絶もしないので、一応仲間として認識しているようだった。
「いつからですか?えーっと・・・確か先輩の家の前ではって・・・」
「え」
「え?」
ヤナギの顔が青ざめた。冷や汗もかいているようだった。
「張り込まれてる・・・こわ」
「そりゃあ張り込みますよ~、先輩の事大好きですから。それに、沢山先輩の事知らないといけませんから」
サザンカは「ちゃんと覚えてますよ」と言わんばかりにドヤ顔をした。
「いやドヤらないでよ」
ヤナギが抵抗したが、サザンカは聞いていなかった。
「はぁ・・・ほら、そろそろ学校着くから・・・」
「「はーい!」」
こういう時は息がぴったりな2人であった。
なんか今回ふにゃっとした終わり方な気がする・・・
ごめんなさいね、ネタがあまり浮かんでこなかったんです!!!!
でもこういう日常も青春かなって・・・(言い訳)
というわけで、今回はここでおしまい!!
それではまたにぇ~byby!!!!!!!
高校生のサプライズ
今日はアカリの誕生日~^^
6月5日。今日はアカリの誕生日であった。今日は日曜日なので学校は休みだ。
誕生日というのに、アカリはいつもの休日と同じように家でまったりとしていた。そんな時、家のチャイムが鳴った。家族は仕事や買い出し中なので、アカリが出た。
「はーい」
インターホンの画面を覗く。
「・・・は?」
そこには、ヤナギの姿があった。
「アカリちゃーん!やほー!」
「何で来てるの!?」
「何でって・・・僕んちに呼ぶため?」
「え」
アカリは嫌な予感がした。しかし、
「いいからあーけーてー!!!!!!」
と、大声でドアをドンドンと叩く。
「あーもう分かったよ・・・」
あまりにもうるさいので、アカリはとうとう折れた。
玄関を開けると突然、
「アカリちゃん、その服外に出れる!?」
「は?え・・・っと・・・部屋着だけど出れるけど・・・?」
そう言うとヤナギはアカリの手首を掴んだ。
「よし!今から僕んち来て!!」
「は、え・・・!?」
アカリが抵抗する間もなく、ヤナギはアカリを自分の家まで連行した。
「はい!ここが僕の家ー!」
ヤナギの家は、アカリの家から数軒移動した所にあり、今まで気づかなかったのが奇跡なほど近かった。
「で・・・?私を連行して一体なにを・・・」
「まあまあ!皆待ってるから入ろ!!!」
「え、皆って何・・・うわっ!?」
アカリが話し終える前にヤナギがアカリを家に入れた。
そこには、
「あ、福田先輩!遅いですよ!」
サザンカがいた。他にも、見慣れない人物が2人。
「あら、あなたがヤナギのお友達?初めまして」
「お、ねーちゃんのダチ?」
どうやらヤナギの家族のようだった。
「あ、え、は、初めまして・・・」
アカリは動揺した。なぜなら、ヤナギの家は、誰がどう見ても、
誕生日パーティーの会場だったからだ。
「なにこれ!?」
「え?だって、今日って確か、アカリちゃんの誕生日でしょ?びっくりさせようと思って・・・」
「はあああああああああああああ!?!?!?!?!??!?!」
「ダメだった・・・?」
ヤナギが目を潤ませて聞いてくる。周りもオロオロしだした。
「いや・・・ダメじゃ・・・ないけど・・・いいの?」
ヤナギの顔が明るくなる。
「もっちろん!友達の誕生日だもん!」
ヤナギははしゃいだ。その顔は、純粋無垢だった。
「アカリちゃん、よね?ヤナギから話をよく聞いてたの。意外かもしれないけど、ヤナギが友達の事話すのは珍しいのよ?最近とても楽しそうなの」
ヤナギの母は、そうアカリに話した。ヤナギは少し気恥ずかしそうにしており、ヤナギがそんな顔をするのは大変珍しかった。
「そう、なんですか・・・」
「ええ。だから、うちの子は少し・・・いや、結構変な子かもしれないけど、根はいい子だから、これからもよろしくね」
ヤナギの母はそう言うと、アカリの手をそっと握った。その母性溢れる仕草は、本当にヤナギの母か?と疑うほど、落ち着いていた。
「まっまぁまぁ!ケーキ!ケーキ焼いたから、食べよ?ね?」
ヤナギは少し恥ずかしいらしく、アカリ達に話をやめるよう催促した。
「えっ、ケーキ焼いたの!?」
「うん!」
ヤナギの計画していた誕生日会は、アカリが思っている以上に大がかりだった。親がいるならまだしも、ヤナギの弟までいたのだ。
「あ、ヤナギの弟の桜です。姉がお世話になってます」
「あ、福田アカリです。桜くん・・・、名前で女子と間違われそうだね・・・」
「あぁ、よくありますね」
そう言うと、桜はふにゃっと笑った。後から聞いたところ、中学3年生らしい。しかし、姉よりしっかりしていた。
(ほんとに血繋がってるのか・・・?)
アカリは疑った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからしばらくして、昼だった今日は、もう日が沈みだしていた。
「今日はありがとうございました!」
アカリは玄関で礼をした。
「いえいえ。ヤナギがやりたいって言ったからやっただけなのよ?」
「そっか・・・じゃぁ」
アカリはヤナギと顔を合わせて、
「ありがとう・・・・・ヤナギちゃん」
「・・・!!」
アカリは初めてヤナギの名を呼んだ。
「・・・ヤナギでいいよ!」
「そう?」
そんなやり取りをした後、アカリは家に帰った。
家に帰ったアカリは、さっきまでの明るさから打って変わって、とても静かな自分の部屋で、「楽しかったなぁ・・・」と呟いた。
アカリちゃんの誕生日だーーー!!!!!!!!!
というわけで、投稿日はアカリちゃんの誕生日ではないんですが、今回はアカリちゃんの誕生日の話です!
なんか最近思うんだけど、これもう青春というか友情物語だよね。
でも主、実は本のジャンルで一番嫌いなの友情物語なのよね。
なんか読んでるとイライラする。(好きな人いたらすみません。あくまで個人の感想です)
というわけで今回はここまで!
では!またにぇ~byby^^
高校生の準備騒動
主の一番嫌いな行事。
何なら学校行事ほとんど好きじゃない。
衣替えの季節から夏服に変わるころ。アカリの高校では運動会が近づいてきた。
「アカリちゃーん!このテントどこー?」
「あ、ちょ、ちょ!一人でそれやるなって先生に言われたじゃん!」
この頃、帰宅部は急に忙しくなる。なぜなら、帰宅部は放課後強制的に運動会の手伝いをさせられるからだ。
アカリとヤナギは部活動に入っていなかったので、今日も絶賛、労働中だった。
「はい、それ持ってー」
「はーい!!!!!!!!!!!!」
「うるさい」
そんなやり取りをしながらも、2人は仲良く作業をしていた。しかしそんな2人にも、夏の近づく太陽は容赦しなかった。
ヤナギは毎日走り回っているので、暑さには慣れていた。しかしアカリは運動嫌いで、体育をサボることも多く、暑さにめっぽう弱かった。
そのせいで
(あれ、なんかクラクラする・・・)
(視界が黒い・・・)
(・・・・・・・)
バタッ・・・
「アカリちゃん!?」
ヤナギは急いでアカリの様子を見た。
呼吸が早く、体も熱い・・・汗もかいている。
ヤナギはすぐに分かった。
熱中症だ、と
急いで休憩所に運ぶ。アカリは華奢な体つきであり、ヤナギも毎日運動していたので、アカリを抱えて運ぶのは容易だった。
自分の水筒の横にあった小さな包みを開ける。そこには塩が少し入っていた。
塩をそっとアカリの口に入れる。すると、心なしかアカリの顔が少し和らいだ。
そのままそっと寝かすと、ヤナギは近くの教師を呼びに行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「う・・・」
(あれ、どこだ、ここ・・・)
目を覚ますと、視界に真っ白な天井が映った。
「保健室・・・?」
「アカリちゃん!?・・・良かった・・・」
次に映ったのは、安堵の表情を浮かべているヤナギの姿だった。
「えーっと・・・私倒れた???」
「うん。熱中症でね。まぁ僕がさっさと処置して先生呼んだけど」
「そっか・・・ありがと・・・」
アカリはゆっくり起き上がり、礼を言った。
「え、あぁ、うん・・・」
ヤナギは少し照れていた。
「にしても、よく応急処置できたね。私ならすぐ先生呼ぶけど」
「あぁ、それはね・・・」
ヤナギの顔が、少し寂しそうになった。
「僕、小さいころは体が弱かったの。生まれつきね」
ヤナギがゆっくり話し始めた。
「え・・・」
今までの言動や行動からは想像ができなかった。
「だから、こういう時どうしたらいいかっていうのが、ちゃんと分かってるんだ」
「へぇ・・・」
だから、大丈夫!と言わんばかりにヤナギは笑った。
「今日はもう帰ろう?一緒に!」
ヤナギの顔はもう、いつも通りだった。
「うん、いいよ」
アカリも大分ヤナギに慣れていた。
今日は、いつもより沢山、雑談をしながら帰った。
今回は友情が深まる回にしました!
あー・・・今回ほぼ脳死で書いたから言うことがねぇ・・・
まぁ、書くことがないので、
またにぇ~!byby!!!
高校生の運動会!その1
まえがきなのにまだどんな事書こうか決まってない・・・やばぁ。
唯一決まっていること。運動会ってこと。
青い空、照り付ける日差し。
カメラを構える父親たち。日傘を差して応援する母親たち。
運動会が始まった。
「アカリちゃん!全力出そうね!」
ヤナギは運動が好きなので、いつも以上にやる気でみなぎっていた。
「えー・・・私は普通にやりたい」
「なんでよ!!!!」
ヤナギは不服そうだったが、アカリが折れそうにないので諦めた。
【只今より、令和✖✖年、運動会を始めます】
アナウンスが流れた。その後も何工程か挟んで、一年の行事になった。
「わ・・・あの一年速い!今度勝負しよう・・・」
(一年惨敗だろ・・・)
確かに速かったが、ヤナギと比べると、とても遅かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次に二年の行事となった。まずは二年全員が走るリレーだった。
「あ、二年ってことはサザンカちゃんいるんじゃない?」
アカリがそう言い、サザンカを探した。すると、
「あ、いた・・・・!?」
サザンカはとっくにこちらに気づいていた。アカリと目が合うと、ニコリ、と笑ってくれた。
「あ、いたいた・・・おぅ・・・見てる・・・」
今度はヤナギと目が合う。するとさっきとは比べようがないほどの輝いた笑顔を見せた。
「・・・ッチ」
「え!?舌打ちした!?ねぇ、アカリちゃん!?!?」
アカリは何となくムカついた。そうしていると、リレーが始まった。
「おっ!頑張れー!」
「がんばー」
サザンカの順番が来た。
サザンカがゼッケンを受け取る。
すると
ダダダダダッ・・・・・
「!?」
「はっや!!!!????」
サザンカの速さは尋常じゃなかった。それこそ、ヤナギに匹敵するほどだ。
最下位だったのが、どんどん抜かしていく。
ヤナギより少し遅いものの、とんでもない速さだった。
最下位から一位に返り咲く。そのまま二位とえげつない差をつけてサザンカは走り終えた。
休憩時間、サザンカはヤナギ達のもとに行った。
「サザンカ!凄いね!!!」
「サザンカちゃん!速かったね!」
2人の先輩に褒められ、サザンカは顔をほころばせた。
「えへへ~でもヤナギ先輩には及びませんよ~」
「そりゃあそうよ!僕は学校一足が速いんだぞ~?」
ヤナギはドヤ顔をした。そしてサザンカを見て、
「今度競争しよう!」
と言った。
「・・・・・・」
サザンカは少し固まってから、
「・・・はい!!」
と、返事をした。
その顔は、少し赤かった。
今回も脳死で書いた~~~。もう最近ばーーーって書いてる。
そのほうが楽だし、なんか結構良かったりするんだよね。
あ、突然なんですが、主は中2なんですね。で、いろいろあって今別室登校しているんです。で!そこで趣味の合う先輩と知り合ってですね!
ちょいちょい会話しているんですが、話しかける前の、心の準備に5分くらいかかるんです!主陰キャだから・・・
先輩優しいんですが、主が一方的にオロオロしてるんです。
まぁ、何とか話せてるからいいんですけどね。
それでは!またにぇ~byby!
高校生の運動会!その2
まだ運動会編どんくらいになるか分かんない・・・主、計画性皆無・・・
最後、三年の番が周ってきた。
ヤナギの顔は真剣だ。
「よし、最初は玉入れ・・・なんだけど・・・」
「ん?どした?」
ヤナギがしゅんとする。
「僕さ・・・物を投げる才能0なんだ・・・」
アカリは聞いたことがあった。剣などの、「振る」スポーツをしている人は、投げる能力が壊滅的な事が多い、と。
「剣道とかしてるっけ?」
「習ってはないけど、前にお試し体験したときは、そのクラブのコーチに、うちのスポーツクラブに入ってくれって懇願されたことはあるよ」
これが才能というものなのだろう、そうアカリは思った。
「というわけなので、今回僕は戦力外です。よろしく」
ヤナギはしょんぼりしながらそう言った。
「はいはい、どうせ私はどうでもいいので」
「酷くない!?」
そんなやり取りをしていると、時間になった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結果はボロ負けだった。相手が謎に上手かったのだ。しかし、アカリとヤナギは勝ちを確信していた。
アカリ、ヤナギ、サザンカは同じ紅組だったのだ。
そして紅組の1、2年が優秀だったため、現在紅組が優勢だった。
そして残る行事は三年のリレーだけだった。つまり、
ヤナギがいれば勝てる。
そして今日ヤナギは絶好調だった。
「勝てるね」
「アカリちゃんも頑張ってよ?」
「はいはい・・・」
リレーが始まった。
ヤナギは最後だった。今のところ、紅組は3位、ギリギリ最下位を免れている状態だった。
ヤナギの前はアカリ。そろそろアカリの番だ。
「アカリちゃん、ガンバ!!」
「うん、なるべく頑張るよ」
アカリがゼッケンを受け取る。そして全力で走った。現在最下位の4位、なかなか3位を抜かせない。そうしていると、遠くで声援が聞こえた。
「福田先輩!!頑張ってー!!!」
サザンカが応援している。アカリは最後の力を振り絞り、ヤナギにゼッケンを渡した。
「よっしゃー!!!!!!行くぜーーーー!!!!!!!!」
ヤナギはそう叫んで地面を蹴った。
ダダダダダ・・・・・
恐ろしいスピードで駆け抜ける。3位、2位と、どんどん順位が上がっていく。
半分走った所で、ヤナギはだいぶ差があったはずの1位を抜かした。
「やったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
叫びながらヤナギは残り半分を走り切った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
運動会の結果は、紅組の圧勝だった。
帰りヤナギたちは、3人で歩いた。
「いやー楽しかった!」
「お疲れ。私も疲れた・・・」
「お疲れ様です、先輩!かっこよかったですよ♡」
「いやいや!アカリちゃんもサザンカも凄かったよ。お疲れ様」
三人は、夕焼けでオレンジ色になった帰り道を楽しそうに歩いた。
運動会編今回中に終わったーーー!!!
あのー、実をいうと、今回も合わせて一日に3本くらい書いてるんですよ。疲れた。流石に。まぁ、勉強サボってこれ書いてるんだけど・・・
まぁそんな感じです。(どんな感じ?)
てなわけで!またにぇ~byby!
高校生の2回目のサプライズ
今度はアカリちゃんがサプライズ!
8月20日。アカリはとあることを企画していた。
それは、
「飾り付けよし!」
ヤナギの誕生日会であった。
今日は家に誰もいないので、アカリの家でやることを、サザンカと企画した。サザンカもやりたがっていたのだが、あいにく、サザンカの家は兄弟姉妹が大量にいた。アカリは一人っ子な上、親も共働きで夕方までいない。そのため、誕生日会の会場はアカリの家に決まった。
「サザンカちゃ~ん、そっちの飾り終わった?」
「はい!完璧です!」
「よし、それじゃ・・・」
アカリは玄関に向かった。
「本人呼ぶか!!」
「はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤナギはリビングで飼い猫とじゃれていた。そこに、
ピンポーン
「およ?誰かな~?」
ヤナギは玄関に行った。
「ヤナギ!取り合えず来て!」
「え、ちょ、ちょ~!?!?」
アカリはヤナギを連行した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん?ここ、アカリちゃんのお家だよね?」
「うん。まぁ上がって~」
「へ!?」
アカリはヤナギを家へ引きずり込んだ。
「・・・?真っ暗・・・」
アカリの家は電気が消してあり、周りがよく見えなかった。そこに、
パァン!!!!!!
「ひゃっ!?!?」
「先輩、お誕生日おめでとうございます!!」
「おめでとう!」
サザンカとアカリが、クラッカーを鳴らし、ヤナギを祝福した。
「誕生日会・・・?」
「そ!私の時のお返し」
「今日は・・・というより、いつもですが、先輩が主役ですよ!」
ヤナギの顔が輝いた。
「僕・・・家族以外に祝われたの初めて!」
ヤナギは今にも泣きだしそうだった。
「ほら、取り合えずケーキ食べよ?市販のだけど・・・」
「ケーキあるの!?やったぁぁ!!!」
「私が切るから、サザンカちゃん、お皿に盛りつけてくれる?」
「はい!」
そんなこんなで、3人でケーキを食べながら雑談をした。
「おいしかったぁ~!」
「おいしかったね」
「おいしかったです!」
3人は満足そうだった。アカリの家は、明るく、幸せな雰囲気で包まれた。
「あ・・・もう夕方・・・」
「アカリ先輩の親御さん、帰ってきちゃいますね・・・」
「それじゃ、そろそろお開きだね!僕も片づけ手伝うよ」
「だめ」
「だめです」
ヤナギは2人から睨まれた。
「えっ」
「主役が手伝ってどうすんの!ほら、帰った帰った!」
「え。え!?」
ヤナギは追い出された。そして最後に
「ありがとう!」
そう2人に言った。
「うん」
「はい!」
そして夕暮れの中、ヤナギは帰っていった。
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後片付けをしていた最中、サザンカが口を開いた。
「先輩、笑顔でしたね」
「・・・うん」
「楽しめたでしょうか?」
「楽しめたよ。きっと。2人で頑張って用意したもん」
「・・・ですね!」
そんなやり取りの後、サザンカも帰った。
アカリだけの家は、少しだけ寂しく感じた。
1時間かかった・・・疲れた・・・。
でも、いい話になったと思います!そして、8月20日は主の誕生日なの!祝ってくれ!!!(傲慢)まぁ、見てくれたら祝わなくていいです。
それでは!またにぇ~byby!!!!!