バイトに虐待、虐めで疲れた夢主は一つの歌い手に出会う。名前はすたぽら。
そして夢主はなんとチャンネル登録100万人の歌い手!?それに憧れたすたぽらは
夢主を探すが…。
お互いを一等星だと思うお話!
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
Prologue
私は虐めにあっている。学校で殴られたり蹴られたり。もうこんな生活は嫌だ。
虐待も酷い。私だけご飯がないのは普通になったけど。バイトでもいつも
仕事を押し付けられる。裏では暴行。
でも私が一つだけ笑顔でいられる場所がある。それはネットだ。
---
「やっほー!#活動時の名前#だよ!」
私は画面の前では本当の笑顔で居れるんだ。
「今日はね歌枠するよ!」
🌸るるるる
〈やったー!
🖕#活動時の名前#◯ね
〈◯ねよお前の声キモすぎ
やっぱり此処にも居場所は無いんだね。
---
「みてや!」
れるは声を上げる。
「どしたの?れるち」
ゆう君も顔をスマホに覗かせる。
「あ!#活動時の名前#ちゃんだ!」
「ちむうっさいねん!」
「ん?」
こったんもスマホを覗き込む。
「アンチいる…。」
くにおはそう声を漏らす。たしかに中指アイコンがある。
「なぁ!」
れるは声を上げる。
「この人探そうや!」
---
「ん?」
私はスマホを見る。すたぽらという歌い手だ。歌が上手く、尊敬してしまう。
今の私からすると、この人達は一等星みたいだ。
---
れる達は、私は
--- この人を探すんだ ---
1章1話 一等星
捨てられ表現、虐め、虐待あり。
地雷さん🔙!
今日も学校。私は学校に行くのが憂鬱だ。私は殴られたり蹴られたり。これを
世間は虐めと呼ぶのだろう。世間は「助ける」っていうけど何にも行動を
起こさない。でも仕方がないよね。私が簡単な四文字を言えないんだから。私は
弱虫なんだろうな。だから私は画面の前で笑う。でも現実逃避しても変わんない
よね。私は重い気持ちで正門に入る。
「おはようございます」
私は先生に挨拶をする。私は陰キャを演じてるから。
「あぁ、おはよう」
先生も挨拶を返す。この返答がしんどい。
「#名前#、今日の放課後職員室来れるか?話がある」
「ごめんなさい。用事が…。」
今日はプレミア公開の歌みたを出す予定なんだ。ごめんなさい。
「いける日があれば教えてくれ。」
「はい。」
必要最低限の会話をする。本当は関わるのが辛いんだ。だから、笑顔を造るんだ。
バッシャーン!ポタポタ。
私は毎朝同じ繰り返しだ。お母様たちのために生きて馬鹿らしいな。でも生き
甲斐が見つけられたんだ。すたぽら。私からすると一等星のような人達に
惹かれたんだろうね。自分では届かない。分かっているの。だからさ、私にも他の
人と変わらない笑顔を向けてよ。もっと笑っていてほしいから。
「朝のHR始めるぞ。」
先生はいつも変わらない挨拶をする。こんな地獄の日常は変わんないんだろうな。
「次は移動教室だ。早く準備しろ」
私は筆箱と教科書、ノートその他色々持ち教室を出る。グループで実験結果を発表
する時私は憂鬱だ。実験をするのは私。でも発表はいじめっ子。世の中って不平等
だね。頑張っている人が報われるはずなのに。それもそうか。毎日同じ日々を繰り
返すほうが駄目か。神様ってよく見てるね。
「〇〇です」
あの人達は人の実験結果を発表する。昔はこんなのじゃなかったんだけどな。誰が
この幸せを壊したのかなぁ。私は空き教室へ向かう。この日常が終わるなら。私は
もう望まないよ。愛されなくてもいいから。
ドゴッボコッボカッボゴッドゴッボコッボカッ!
私は空き教室で殴られる。でももう終わってくれる。そう信じてるから。
「あ~きた!」
虐めっ子達は帰っていく。一人血まみれの中乾いた声が喉から出る。
「なんで私ばっかり。」
私はこのままバイトへ向かう。怪我とか血は隠したから大丈夫だよね。私は
どこでも笑顔を造るんだ。怪しまれないように、明るく。それでいいんだ。誰の
ことも傷つけぬように。
「#名前#さーん!これやって!」
「こっちも!」
「はい」
これは仕事の押しつけなのかなぁ。もうなにも分かんないや。
ドゴッボコッボカッボゴッドゴッボコッボカッ!
はぁ、ここにも居場所なんて無いんだね。分かってるよ。でもさ、少し期待
しちゃうんだよね。もし幸せになれるなら。
「帰りましょ!」
あぁ、私は傷だらけ。醜いな。笑ってしまうほど自分が嫌だ。私は家までの
道のりを重い足取りで歩く。私はふとXのポストを見る。
🍰#活動時の名前#!
〈今日19:00から歌みた!見てね!
よし、ポストはしたね。だから、あとは公開準備のみ。終わったね。でもさこの
日常も終わるなら。少しだけ足取りが軽くなった気がする。
ドゴッボコッボカッボゴッドゴッボコッボカッ!!
私は声を出すことも許されない。そして歌みたの公開時間だ。
曲は「天ノ弱」。弱い私にピッタリだな。
---
「僕がずっと前から思ってることを話そうか
友達に戻れたらそれ以上はもう望まないさ
君がそれでいいなら僕だってそれで構わないさ
嘘つきの僕が吐いた反対言葉の愛のうた
今日はこっちの地方はどしゃぶりの晴天でした
昨日もずっと暇で一日満喫してました
別に君のことなんて考えてなんかいないさ
いやでも本当はちょっと考えてたかもなんて
メリーゴーランドみたいに回る僕の頭ん中はもうグルグルさ
この両手から零れそうなほど君に貰った愛はどこに捨てよう?
限りのある消耗品なんて僕は要らないよ
僕がずっと前から思ってることを話そうか
姿は見えないのに言葉だけ見えちゃってるんだ
僕が知らないことがあるだけで気が狂いそうだ
ぶら下がった感情が綺麗なのか汚いのか
僕にはまだわからず捨てる宛もないんだ
言葉の裏が見えるまで待つからさ
待つくらいならいいじゃないか
進む君と止まった僕の縮まらない隙を何で埋めよう?
まだ素直に言葉にできない僕は天性の弱虫さ
この両手から零れそうなほど
君に渡す愛を誰に譲ろう?
そんなんどこにも宛てがあるわけないだろ」
私は公開する。コメントはリスナーさんも居るがアンチも居る。居場所なんて
ないんだね。
「出ていきなさいよ!」
私はそう言われた。仕方ないよね(笑)
無能がいても意味ないから。私は出ていく。やっぱり、今日は晴れてて月が綺麗
だな。でも私の心はどしゃぶりの様だ。もう誰にも会わないように。
---
れるは一人の配信者さんの歌ってみたを聞く。声が綺麗で澄んでいる。れるの
憧れの人や。「天ノ弱」。それは自分の気持ちだろうか。れるの瞳で馬鹿にされてる
時この声を聞いたんよ。とても安らぐ声やと思った。気持ちが落ち着く。れるは
一人公園へ向かう。少し散歩をしようと思ってな。でも一人少女が居た。
痩せ細っているが暖かい笑みを浮かべた。
「家に帰ったほうが良いですよ。」
彼女はそう言う。少し寂しいような笑みを浮かべ、でも少し同時に怖い。そう
思っとる気がしとんよ。だって、この笑みはれるが笑顔の仮面を付けていた時の
表情と似とるから。
「名前は?」
れるは聞く。少し屈み、少女の身長に合わせる。少し驚いた表情を見せたが
「#名前#ですニコッ」
笑顔の仮面を造り答えた。全身傷だらけで、血が出ている。なんだかこの子を
放っとけへん気がする。まるでその少女が一等星の様な#活動時の名前#さんに
似とる気がするから。
「名前はれるや!」
れるも自己紹介をする。ニコッっと笑ってから立ち去ろうとその場から立つ。
まるで人から逃げるように。でもふらっとよろめいてしまう。れるはとっさに
支える。
「ありがとうございますニコッ」
また笑顔で自分を隠す。その表情は昔の幼馴染と同じやなぁ。
「なぁ、家は?」
れるは思いきって聞く。少女がこんな夜中に一人出歩いているのがおかしいん
よな。
「長い昔話ですよ。」
#名前#は話し始める。虐め、虐待、そしてバイト先での虐め。全員狂っとる
気がしてきた。終始造り笑顔で笑う少女は桜と共に散っていくように思えた。
「れるの家おいでや!」
迷わず提案した。少女は
「良いんですか!?」
目を輝かせる。彼女の持つスマホには天ノ弱の歌ってみたが流れてる。
「その曲好きなん?」
れるは気になる。
「はい。昔から姉が好きだったんです。ニコッ」
曖昧な笑みで交わす会話。彼女は口ずさむ。
「僕がずっと前から思ってることを話そうか」
れるも声を出す。
「友達に戻れたらそれ以上はもう望まないさ」
少し驚いた表情で夜道二人笑いあった。
「ただいまー!」
「おかえ…、れるち!その子は!?」
ゆうくんは驚く。それもそのはず。知らない子が後ろに居るんやから。
「かくかくしかじか〜」
れるは説明をする。#名前#が公園に居て捨てられていたことも。
「ならさ!シェアハウスしよ!」
こえ君にしては良い提案やな。れるは内心そう思う。そして#活動時の名前#を
絶対見つけるんや。
親友がすたぽらのパシフィコ横浜ライブに行った時の話を聞いてる時の言葉が
「いっけな〜い、殺意殺意!」
で図書室で笑顔で言ってビビられた雨月莉音です。
ちなみに私は音楽の時ぼっちでリコーダーテスト受けました!
↑
陰キャ伝
今日の文字数3045文字!?