いろんなシリーズの主人公が、いろいろやります。
完全なる自己満。需要は多分ない。強いて言えば、むらさきざくらの作品を全部読破&むらさきざくらの熱狂的なファンに需要があります。
たぶんいない。
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目次
登場人物
通称:
年齢:
性格:
|sv《サンプルボイス》:
備考:
・|村作紫桜《むらさくしおう》
通称:紫桜
年齢:義務教育中
性格:一言多い。いつもボコられる。
|sv《サンプルボイス》:「紫桜だよー」「やめてボコらないでぇええ!!」
備考:どっかぶっ飛んでる
・|雪枝雪菜《ゆきえだゆきな》
通称:雪菜
年齢:不明
性格:しっかりしてる。ツンデレの極み(?)
|sv《サンプルボイス》:「わたしは雪菜、雪女よ」「凍らせてもいいのかしら?」
備考:凍らせ担当
・|桜井岬《さくらいみさき》
通称:岬
年齢:小6
性格:当たり障りのない性格。
|sv《サンプルボイス》:「わたし、桜井岬」「いや、なんかすみません」
備考:とくになし
・|小柴結月《こしばゆづき》
通称:結月
年齢:中1
性格:控えめで静か。このシリーズを極度におそれている。
|sv《サンプルボイス》:「わたし…小柴結月っていいます」「またですか?もう嫌です…」
備考:今はリア充
・|遊佐零花《あそされいか》
通称:レイ
年齢:不詳
性格:ミステリアスで不思議系。なんでも遊びに捉えるやべぇやつ
|sv《サンプルボイス》:「わたしはレイよ、よろしく」「遊びに誘ってあげるわ」
備考:高確率で紫桜を遊びに誘う(善意ではない)
・フーク
通称:フーク
年齢:不詳
性格:大人っぽい。本が好きで、読めぬ本などあんまりない。
|sv《サンプルボイス》:「わたしはフークっていうわ」「この本、もう読んでるのよ」
備考:本ばっか読んできてピー年
・|大橋結花《おおはしゆいか》
通称:結花
年齢:小6
性格:しっかりものだが恋愛に鈍感。
|sv《サンプルボイス》:「わたしは大橋結花、よろしく〜!」「ひぇ、恐ろし」
備考:たまに彼氏持ちなのを妬まれる。
・|歴暦《れきこよみ》
通称:暦
年齢:中1
性格:控えめでわりかし常識人。時々爆弾発言。
|sv《サンプルボイス》:「わ、わたしは歴暦です!」「歴女で何が悪いんですか!?」
備考:超歴女。歴史だけが生きがい。
---
皆「ちょっと待て」
雪菜「なんなのよ凍らせ担当って」
岬「特になしでよかった…あと性格になってないでしょ」
結月「なんかリア充で申し訳ない」
レイ「なんでわたしが やべぇやつなのよ!?」
フーク「年を伏せてるのは好印象ね」
結花「えっ妬まれてたの!?」
暦「もうちょい生きがいあるから!なんで爆弾発言!?」
紫桜「非難轟々〜…」
このシリーズのタイトル、誰か考えて(泣)
デスゲーム1 ゲームは突然に
「は?」
そう声を漏らしたのは、雪菜だった。
それに応じるように、次々と人が起きていく。灰色の真四角に、黒いモニターテレビ。
「雪菜…?」
見慣れたメンツ。
雪菜、岬、フーク、暦、結花、結月、レイ。
唯一違うのは、紫桜がいないことのみ。
『皆さん揃ってますね〜。雪菜さん、岬さん、フークさん、暦さん、結花さん、レイ、結月さん』
キレのある、凛とした声。その声は、どこか幼い。
「ここは?」
黒いモニターテレビから、声がする。
『今から皆さんには、デスゲームを開催しま〜す』
そう言われた時、空気が凍ったようにしんとした。
「デスゲーム?」
『はい、デスゲームで〜す』
「小6とか、中1にやらせるには酷じゃない?」
『いいえ?大丈夫で〜す。あ、呼び名がないと不便なので、あたしたちのことは〜マスター、とでもお呼びくださ〜い』
そういうことが問題じゃない、というツッコミをぐっと堪える。
『未成年もいるから、頑張れば全員生存できま〜す!だから、勿論全員生存を目指しますよね?能力がない人も、安心できるわけで〜す』
「全員生存」
そう結花が呟くと、「頑張ろう?」という暦の声がした。
『これは、特定のゲームをやるわけではございませ〜ん。〝投票式〟のゲームです』
「それは、誰かが死ぬってことじゃないの?」
『いいえ。まず、投票者は2つの権利が与えられま〜す。〝投票権〟と〝破棄権〟です。〝投票権〟を使用する場合、誰を殺すかを決めてくださ〜い。〝破棄権〟を使用する場合、投票せずに終了しま〜す。全員一致で〝破棄権〟の場合、誰も死にませ〜ん。ですが、一人でも〝投票権〟を使った場合、その〝投票権〟が優先され、誰かが死にま〜す。上限はありませんが、必ず1回は〝投票権〟を使用しなければなりませ〜ん。自分には使用禁止で〜す。全員が〝投票権〟を使い、一人も被らなかった場合、誰も死ぬことはありま〜ん。でも、投票に関わることは何も話せませ〜ん。もし話してしまった場合、その人が死にま〜す。計7回投票がありま〜す。10分おきに投票しなくちゃなので、頑張ってくださいね〜』
そんな軽い口調で、デスゲームはスタートした。
だいぶ酷
デスゲーム2 ゲームスタート
「…誰か、殺すってこと?」
『あ、言い忘れました〜。雪菜さんとレイは、すでに死んでますよね?その場合成仏して、この世に存在しなくなりま〜す』
「…」
不要すぎる付け加えに、会場は呆然とした。
「実力行使…しても無駄よね」
雪菜は手に氷を出現させ、それを砕いた。
「レイさんは、こういう遊びに参加したことはあります?」
「ないわ」
「なら、コツとかはわからないのね」
黙りこくったまま、何も進まず、10分後。
『そろそろ、投票で〜す。頭の中で、イメージしてくださ〜い』
---
数分後。
『結果が出ました〜』
『今回殺されるのは〜、結花さんで〜す』
「…そんな…?」
『では結花さん、遺言をどうぞ〜』
結花は絶望した顔で、言い放った。
「わたしが死ぬってことは、誰かが〝投票権〟を使った、ってことですよね?…死ぬなんて嫌です。絶対にやめてください。全員がわたしに投票して、もうずっと〝破棄権〟を使うことを願うばかりです。…こんな死に方、嫌だった」
そう言って、結花は消し屑のようになって消えていった。
「…本当に、死ぬのね」
「そうね、レイ」
自分の死に方とは、あまりにも違う。違いすぎる。そう雪菜とレイは考えながら、またどうするか考え始めた。
楽しみにしてポねユシ
デスゲーム3 次は誰?
「…死ぬって、どんな感じなんだろう」
ふと、暦が呟く。
「わたしのときは、すごく寒かったわ」
「ああ…覚えてないわね、わたし」
「結花、どんな気持ちだったんだろう」
1番の後輩を亡くした気持ちは、大きかった。妹みたいに可愛がっていたから、尚更だった。
「次は、ちゃんとやりましょう…?」
「うん。やろう。絶対。結花のぶんまで生きる」
結月と、岬が言った。
『2回目の投票で〜す』
---
『集計結果で〜す。今回殺されるのは、岬さんで〜す』
「…は?」
岬の頭に、先程の会話がフラッシュバックする。
〝次は、ちゃんとやりましょう…?〟
〝うん。やろう。絶対。結花のぶんまで生きる〟
あれにみんな、賛同していなかったんだろうか。
『岬さん、遺言をどうぞ〜』
「許さないから。…みんな、ごめんね。人狼ゲーム、楽しかった」
そう言って、また消し屑のようにポロポロと消えた。
「岬…悲しいわ」
「そうね…」
そう雪菜とレイが言った時。
『ふ〜ん、本当、変わってるね〜』
『忘れたの〜?』
声のトーンが、フィルター越しに変わる。声色が変わる。さっきの明るい口調でも、軽い口調でもない。
「何?」
『___《《零花》》?』
デスゲーム4 その名前は
『__《《零花》》?』
声はあまりにも違っていた。今まで明るくてやわらかい、軽い口調だったフィルターを外したように。
「れい、か?」
そう結月が呟くと、レイは納得したように言った。
「__貴方は、わたしを殺す、いや、この世から消滅させるために、わざわざこんなのをしたってこと?」
『何か問題でも?』
何ら機械的な声が混じっていない、素の、人間の生声。幼い声なんかじゃない。明らかに、大人のものだった。
「貴方が、わたしを抹殺したくなる気持ちはわかるわ。でも、それは、結花や岬を殺して良い理由になんてならないでしょう?」
「レイ…?」
黒いモニターテレビに目が釘付けになっていたレイが、暦の一言で、振り返った。
雪菜を見て、暦を見て、結月を見て、フークを見る。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「わたしが死んだ理由って、言ってなかったかしら?」
返事を待たずに、レイは続ける。
「いじめよ。飛び降りで死んだわ」
「わざわざ説明させるなんて、変わらないわね、《《佐奈》》?」
『…………チッ』
そんな舌打ち音が聞こえた。
「佐奈って?」
「わたしを殺したグループのリーダー。最近、わたしを殺した奴らの子供を行方不明にさせたの。それで精神を病んで、あの子達と同じ場所へ行くんだって死んだとか」
「だから、その復讐に?」
「多分」
そう言って、レイはさっと身構えた。
「下がってて。あのモニターテレビ、破壊させる。雪菜、お願い」
「なんで破壊をするのよっ?それじゃ、どうやって脱出させるのよっ」
そんなの問答無用で、
「氷攻『氷の札技』」
と雪菜がモニターテレビめがけて、氷の札を飛ばした。モニターテレビは呆気なく割れてしまった。
「雪菜っ」
「わかってるわよ。ちょっとじっとしててもらえる?遊符『あやとりの罠』」
レイの手から伸びた赤い糸は、結月たちを守るドームとなった。
「氷攻『アイス・ブリザード』」
「遊符『花火の吹雪』」
そう雪菜とレイが唱えると、あっという間に壁は破壊された。外はただの原っぱになっていた。
「結花と岬、返してもらえる?ほら、あなたには殺すことなんてできないでしょ?あの散り散りなんて、神様にうわべばっか言えばできるんだから」
割れたモニターテレビは、ずっと黙りこくっていた。その後、不利なのを感じたのか、結花と岬は現れた。
「うわっ!?」
「うおぉ。どっかに閉じ込められてたけど、戻れたーー!!」
そう言った後、パッとどこかから光が漏れ___
---
「あ」
気づけば、いつものところにいた。
竜頭蛇尾になっちゃった!許してね!!これで終わりだよ!次はいろはなのとこでやるよ!!