俺の名前は｜研上　流星　《　　メテヲ》 俺は森の奥にあるクロースボンド学園に通ってる少し変わった高校生だ まぁ変わってるのは俺だけじゃないけどね 俺の何が変わってるかって言うと､少し家が金持ちで父子家庭なのと… 俺が《《能力者》》ってことだ --- ??｢おい流星少し話があるんだ」 流星｢なんだよ?」 この人は研上龍｡俺の親父で俺をここまで男手一つで育て上げてくれた凄い人だ だが…少し欠点もある 龍｢俺､桜さんと結婚する人にしたんだ」 流星｢は?」 そう｡これが俺が言った欠点の一つだ こうゆうとんでもない事を平然と言うのだ 少しは緊張感を持ってもらいたい ちなみに桜さんっつーのは親父の会社の後輩で約1年前に付き合い始めたそうだ 当然だが父さんと桜さんが付き合ってるのを聞いた時も驚いた 龍｢おいおい､どうしたんだよ｡そんな驚いて…お前母さん欲しがってただろ?」 流星｢だとしても､なんでこうなんだよ!付き合ってから結婚の期間が早すぎんだろ!」 流星｢もう少し…こう…年月かけろよ‼︎」 流星｢父さんはいつも急すぎるっつーの…」 流星｢はぁ…もう決まってるんなら良いけど」 龍｢はは、言うと思ってたぜ!我が息子よ!」 流星｢…はぁ」 ちなみに今日は日曜日｡明日は学校…あーめんどくせ そんな事思ってれるのは今だけだった…

｜霊守　芽名《れいもり　　めめ》(めめんともり) 性別:女 学年:3年生 •生徒会長 •青井玲茶と付き合っている •青井玲茶､柊流風と幼馴染 •白愛麗羅と遠い親戚らしい •帰宅部 •何か隠している…? ｜青井　玲茶《あおい　　　れっさ》(iemon) 性別:男 学年:3年生 •生徒副会長 •芽名と付き合っている •伊右衛門茶が好きらしい •陸上部に勧誘される程､足が早い •柊流風と霊守芽名と幼馴染 •帰宅部 •何か隠している…? ｜柊　流風《ひいらぎ　るか》(柊鳴ルカ) 性別:男 学年:2年生 •猫が好き •柊雛の兄 •力が凄い強い •青井玲茶と霊守芽名と幼馴染 •サッカー部所属 何か隠している…? ｜柊　愛雛《ひいらぎ　あひな》 性別:女 学年:1年生 •創作新聞部副部長 •柊流風の妹 •よくヒナ•ヒナちゃんと呼ばれている •好奇心旺盛で少しわががまかも…? 何か隠している…? ｜永宮　八生《えいぐう　やよい》(八幡宮) 性別:女 学年:2年生 •バスケ部に所属している •スポーツなどに関しては才能の塊と言われる程､実力が凄い •柊流風に興味があるらしい •何か隠している…? ｜研上 流星《けんじょう　りゅうせい》(メテヲ) 性別:男 学年:2年生 •流星が少し長い為｜星《せい》と呼ばれている •鬼空沙音と幼馴染だった •能力者 •凄く頭が良い •帰宅部 •能力者という事以外にも隠し事がある…? ｜鬼空　沙音《きぞら　さおん》(ぐさお) 性別:女 学年:2年生 •研上流星と幼馴染だった •演劇部所属 •諦めないことが自分の取り柄だとよく言っている •何か隠している…? ｜水野　海《みずの　　かい》(うぱぱろん) 性別:男 学年:3年生 •生徒会会計 •水泳部所属 •めっちゃ陽キャ •緑乃良々とよく競走している •何か隠している…? ｜緑乃　良々《りょくの　　らら》(latte) 性別:女 学年:3年生 •生徒会会計監査 •帰宅部 •水野海とよく競走している •ツンデレっぽいとよく言われる •何か隠している…? ｜白愛　麗羅《はくあい　　れいら》(レイラー) 性別:女 学年:2年生 •帰宅部 •雪山霙と出会ってから随分と性格とかが変わってきたそう •生徒会によく居座ってる •霊守芽名と遠い親戚らしい •何か隠している…? ｜雪山　霙《ゆきやま　みぞれ》(みぞれ) 性別:女 学年:2年生 •生徒会書記 •手芸部 •生徒会雄一のまとも兼癒し枠 •語尾に｢のだ」とよくつけている •何か隠している…? ｜熊山　善《くまやま　　ぜん》(ぜんこぱす) 性別:男 学年:1年生 •創作新聞部会計 •長男で弟が4人居て家族想い •めっちゃ元気 •何か隠している…? ｜茶鳥　真子《ちゃどり　　まこ》(茶子) 性別:女 学年:1年生 •菓奈という妹がいる •創作新聞部書記 •ギャル? •何か隠している…? ｜茶鳥　菓奈《ちゃどり　　かな》(菓子) 性別:女 学年:1年生 •真子という姉が居る •手芸部所属 •シスコン…? •猫のぬいぐるみが大好き •何か隠している…? ｜東雲　志歩《しののめ　　しほ》(Sれいまり) 性別:女 学年:1年生 •創作新聞部部長 •自称探偵 •静音響に興味を示している •ヤンデレ気質がある? •何か隠している…? ｜静音　響《せいおん　　ひびき》(ガンマス) 性別:男 学年:3年生 •有名な作曲家の息子 •吹奏楽部部長 •東雲志歩に興味を示されている •親が毒親で常に音楽と一緒の生活を強制された •何か隠している…?

どうも皆さん､お久しぶりのメテヲだよ …って､俺は誰に向かって話したんだ? まぁ､いいか… そんな事よりも､全学生が嫌と言っても良いぐらいに､憂鬱な月曜日がやってきましたよっと …文句ばっかでも学校は行かないとなぁ 流星｢さて､荷物の確認もう一回しますか…!｣ --- メテヲのルーティンは､まず荷物の確認でしょ? 顔洗って､歯磨きして､寝癖直して…あとはー… 龍｢おい流星〜朝ご飯出来たぞー｣ そうそう!朝ご飯だよ!朝ご飯‼︎ 流星｢ん、分かったー｣ まぁ､そんなこんなで学校に行った --- 流星｢はぁ…｣ ふと空を見あげる とっても綺麗で澄んでいる空 でも俺の心は綺麗でも澄んでもない 何故? 俺の学校はなぁ‼︎坂道が多いんだよ! そのせいで足が疲れるんじゃ! なんで山の中に学校作ったの?アホなの? 今日理科もないし…月曜日だし…テンションが上がらねぇ… ?｢きゃっ!｣ 流星｢あっ､すみません!怪我は…って」 この桃色の髪､まるで大自然を想像させるような緑色の目… 間違いない! 流星｢お前､沙音だよな!｣ ?｢えっ､ぁ、あの…｣ 流星｢ほら､覚えてる?小学生の頃､よくブランコで遊んでた流星だよ!｣ ?｢しっ、知らないです‼︎｣ 流星｢えっ…｣ ?｢ご、ごめんなさい!私急いでるので…‼︎｣ 流星｢あっ…｣ どうしよ…あれ､絶対嫌われたよな… てか､俺､なんで幼馴染に似てる奴見つけて､勝手に1人ではしゃいでんだ… あーかっこわり… --- はー…もうほんと今日最悪だわ… こんな日にカップルかなんか見かけたら､絶対キレ散らかすわ… まぁ､でも朝からカップルなんて早々見かけないよな… ?｢__んへへ〜れ__... __ささん!__｣ ?｢__ちょっ…離れてください!__｣ ?｢__え〜?これくらい良いじゃないですか__｣ ?｢__恥ずかしいんですよ…っ__｣ はいプッチーン プッチンプリン並にプッチンですわ(?) いやー…遠目から見てもラブラブそうなカップルがいやがりますわー てか､あの2人って生徒会長の霊守先輩と副会長の玲茶先輩じゃ… へぇ…あの2人って本当に付き合ってたんだ 話してる時とか仲良いなとは思ってたけど… あ､なんで先輩であり生徒会の人と仲良いかっていうとね? なんかさ｢君､面白そう!名前は⁈｣って感じで関わってきたのよ そっから仲良くなったんだよね さて､いつもは､カップルの間をわざと通って妨害をしようか迷う所だが…! 俺は､平和的かつ地味に嫌がらせを出来る方法を考えついたのだ --- ﾊﾟｼｬﾘ(写真を撮る音) --- そう!俺はあの2人のイチャイチャしてる所を写真に収めたのだ‼︎ 何故か?それはなぁ…‼︎ いざとなれば､これを｜交渉材料《脅し》に使えるのだよ! いやーやっぱ俺って天才だわー… --- ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ --- ん?走る音…って なんか玲茶先輩が凄い形相で迫ってきてるんですけどー! 完全に目線が俺をロックオンしているぜ…‼︎ もしかしてバレた?! 確か玲茶先輩って中学生の頃､陸上部エースだったっけ… え?待って､俺朝から走らなきゃいけないの? こんな絶対負ける相手に? でも何もしないで､捕まるのも嫌だ…‼︎ ダメ元で逃げるか…! --- ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ --- あと､もう少しで2年生の校舎に入れると思ったら… 玲茶｢はい､ターッチ｣ 流星｢やっぱ､お前には負けるわ…｣ 玲茶｢先輩って言えよ…｣ 流星｢…写真だけは消させないぞ‼︎｣ 玲茶｢え?写真?｣ あっ､これ気づいてないパターンか?これ… 適当に誤魔化そ 流星｢…さっきの花壇､あそこの花撮ってたの!｣ 芽名｢へー…珍しいですね｣ 流星｢いつからそこに⁈｣ 芽名｢まぁ私､3年の女子の中では一番早いので｣ 流星｢このカップルスペック高すぎんだろ」 玲茶・芽名｢付き合ってねぇよ‼︎／付き合ってません!｣ 流星｢__絶対嘘だろ…__｣ 玲茶｢てか､それより‼︎スマホスマホ!何学校にスマホ持ってきてんだ!｣ 流星｢俺､最近ストーカーがついてきてて…｣ 芽名｢嘘だろ流星‼︎｣ 流星｢ほんとじゃボケカス｣ 玲茶｢なんで､こんなに生徒会長と副会長にタメ口でいれるのか 不思議でならない」 流星｢いや､俺が敬語だったら違和感しかないでしょ?｣ 芽名｢確かにそうですね｣ 流星｢ひでぇな、おい」 玲茶｢一旦､話戻しましょ」 流星｢俺ね､なんかクラスの女子っていうか ほぼ同じ学年の女子全員が視線を送られて…｣ 玲茶｢うわぁ…｣ 芽名｢これは完全に無自覚モテ男(?)ですね…｣ 玲茶｢なんすか､それ…｣ 流星｢それで､最近は帰る時とかにも後をつけられてる気がして…｣ 流星｢夜中にコンビニとかでシャープペンの芯買いに行く時もさ…｣ 芽名｢シャープペンの芯を夜中に買いに行くのも問題ですが ストーカーの件は結構マズイですね…｣ 玲茶｢事情は理解しました｡《《特別に》》スマホの所有を許可します｣ 流星｢ありがとうございます｣ 芽名｢その代わり､出来る限り1人での行動を控えるように｣ 流星｢ん、OK〜｣ 玲茶｢本当に大丈夫か?｣ 流星｢俺よりも､生徒会の仕事の挨拶運動の方が大丈夫なの?｣｣ 芽名｢あっ!つい流星さんに意識しすぎて忘れてましたね…｣ 玲茶｢じゃあ､俺ら戻りますね〜｣ 玲茶｢ほら､芽名さん､行きますよ｣ 芽名｢はい!｣ 芽名｢もう一度言いますけど､本当に気をつけてくださいね｣ 流星｢へいへい」 そう言って､俺は校舎に入った 結局､俺は朝に幼馴染によく似た桃髪の女の子と めっちゃお似合いなカップルに会いましたっと…

さて…では､優雅に(?)ちょっとキツい階段を登り 教室のドアをOpen the door‼︎(?) --- ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯｯ --- おっと…開くの強すぎたか…？ ？？？「ｯ､うるさ…」 おっと…やべぇ えーっと､確か白愛麗羅だったっけ 確かに美人でモテるらしいんだけど 嫌われたら最後。必要最低限しか 会話してくれない まぁ元々そうらしいんだけど。 取り敢えず謝っておこう 流星「あ、麗羅さんすみません…ちょっと 勢い強すぎたみたいで…」 麗羅「…」 え、めーっちゃ見つめてくるんですけど？ 怖いって… 麗羅「ま､反省してそうだし今度から気をつけて ね。」 そう無表情で告げられたが 嫌われた場合は謝っても 「どうでも良い。早く失せろ」 って言われるらしいから 嫌われてはないだろうな はー…安心､安心 ま、そんなこんなで俺は席につきカバンから 必要な物を出した そしてようやく一息ついたが 逆に暇になってしまった どうやって､この暇な時間を埋めようか… とりま寝よ… ？？「そよ風ステップ！」 流星「俺の安眠を邪魔しやがって この野郎…」 流星(そよ風ステップについては触れないでおこ なんかめんどい事になりそうだし…) ？？「だって、いつも暇だから寝てるんだろ？」 流星「失礼だな…。いやまぁ、そうだけど…」 ？？「じゃあ、お願いなんだが、相談乗って くれないか？」 流星「うーん…まぁ、ちょっとだけな」 ？？「星、ありがと！」 こいつは柊流風。麗羅と同じ美人でモテてて さらに芽々先輩、玲茶先輩と幼馴染らしい そして俺の数少ない同学年の友達だ でも、こいつと居ると全女子からの 視線がバカ痛ぇ… ま、それは俺1人の時でもそうなんだけど… 多分それは俺が問題児だからなんだろうがな… 流星「はぁ…」 流夏「どうした？まだ居眠り邪魔したの 怒ってるのか？それとも相談が…」 流星「相談が嫌って訳じゃないし そもそも、あれは授業中ではないから 居眠りじゃねえっての！」 流風「はは、ごめんごめん… で、その事じゃなければ、なんでため息を こぼしたんだ？」 流星「いや…流風みたいなイケメンが 羨ましいなって」 流風「そうか？結構不便だぞ？」 流星「別に持ってて損はないだろ～」 流風「それはそう…って おい！廊下を走るな!」 流風「はぁ…」 流風(星も結構顔良いと思うけどな… 全く、強情な奴だな…)